JP6571454B2 - 化粧材 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の内装の装飾に用いられる壁材、天井材又は床材などの化粧材に関する。
化粧材は、建物内の壁や天井、床などを装飾するために用いられる。壁紙を用いて壁を装飾することにより平面的な視覚効果が得られる。また、エンボス加工が施された樹脂シートを化粧材を構成する部材として用いることにより、立体的な視覚効果を得ることができる。
特許文献1には、立体感のある絵柄を表現することができる化粧シートが開示されている。この化粧シートは、以下の手順に従って製造される。パール顔料を含むインクが基材シートの上面全体に塗布されることにより、基材シートの上面全体に光沢着色層が形成される。透明なプラスチックのシートの下面(基材シートと貼り合わされる面)に、透明または半透明のインクにより絵柄が印刷される。絵柄が印刷されたプラスチックのシートの下面にエンボス加工が施される。エンボス加工が施されたプラスチックのシートの下面が、光沢着色層が形成された基材シートの上面と貼り合わされることにより、化粧シートが製造される。
特許2535993号公報
上述のように、特許文献1に係る化粧シートにおいて、光沢着色層が基材シートの上面全体に形成され、透明なプラスチックのシートの下面に絵柄が印刷される。絵柄の印刷に用いられるインクが透明又は半透明であるため、化粧シート全体に光沢が現れる。化粧シートの全面にわたって光沢が得られるが、表面の変化が少なく単調な印象を与える場合がある。また、化粧シート全体に光沢が現れることにより、奥行きを感じにくいという問題がある。
従って、本発明の課題は、装飾性を高めるとともに、奥行きを感じることのできる化粧材を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の化粧材は、基材シートと、前記基材シートの上方に配置されたデザインシートと、前記デザインシートの上方に配置され、下面に複数の凹と凸が連続した凹凸面が形成されるとともに、光を透過する透明シートと、を有し、前記デザインシートが、印刷フィルムと、光輝性顔料を含むインクによって前記印刷フィルムに形成された印刷層と、光輝性顔料を含まないインクによって前記印刷フィルムに形成された印刷層と、を有し、前記デザインシートが、その上面側から、前記光輝性顔料を含む印刷層を視認できる領域と、前記光輝性顔料を含まない印刷層を視認できる領域と、を有し、前記光輝性顔料を含む印刷層を視認できる領域が、前記透明シートの下面の凹凸面の隣接する複数の凹と凸に連続して配置され、前記光輝性顔料を含まない印刷層を視認できる領域が、前記透明シートの下面の凹凸面の隣接する複数の凹と凸に連続して配置されている
本発明の好ましい化粧材は、前記デザインシートの上面に、前記透明シートの下面の凹凸面に対応した凹凸形状の凹凸面が形成されており、前記デザインシートの下面に、凹凸面が形成されている
本発明の好ましい化粧材は、前記デザインシートの下面の凹凸面が、前記透明シートの下面の凹凸面に対応した凹凸形状の凹凸面である。
本発明の好ましい化粧材は、前記印刷フィルムが、着色フィルムである。
本発明に係る化粧材において、光輝性顔料を含む印刷層を視認できる領域が、光輝性顔料を含まない印刷層を視認できる領域よりも明るく見えるため、前記光輝性顔料を含む領域が上に浮き出ているような視覚効果を得ることができる。従って、装飾性を高めるとともに、奥行きを感じることのできる化粧材を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る化粧材の側面部分断面図である。 図1に示す化粧材を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。 図1に示す化粧材の上面図である。 変形例に係る化粧材を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る化粧材の側面部分断面図である。 図5に示す化粧材を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。 図5に示す化粧材の上面図である。 変形例に係る化粧材を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
{全体構成}
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る化粧材100の側面部分断面図である。図1に示す化粧材100は、例えば、建物の内装(壁材、天井材、床材など)として用いられる。化粧材100は、基材シート10と、デザインシート20と、透明シート30とを備える。
化粧材100において、デザインシート20は、基材シート10の上に積層される。透明シート30は、デザインシート20の上に積層される。化粧材100は、壁、天井、床など様々な場所に設置されるため、その設置状態によって上下方向が異なるが、以下の説明においては、図1に示すように基材シート10が配置される側を下側、透明シート30が配置される側を上側として説明する。
図2は、図1に示す化粧材100を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。以下、図2を参照しながら、基材シート10、デザインシート20および透明シート30の構成について説明する。
{基材シート10}
基材シート10は、化粧材100の強度や寸法安定性を高めるためのバッキング材である。基材シート10は、化粧材100が取り付けられる内装の下地に対する化粧材100の密着性を向上させる。
基材シート10は、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂により形成される。複数種類の熱可塑性樹脂を積層することにより、基材シート10を形成してもよい。また、熱可塑性樹脂の層の上に補強層を積層し、熱可塑性樹脂層と補強層とから基材シート10を構成してもよい。補強層は、例えば、不織布、織布などにより形成される。不織布、織布の素材として、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ガラスなどが、好適に用いられる。
化粧材100が床材である場合、基材シート10の厚さは、好ましくは、0.1mm以上10.0mm以下である。さらに好ましくは、基材シート10の厚さは、1.0mm以上5.0mm以下である。基材シート10は、薄すぎると強度が低下して、取り扱いが難しくなる場合がある。一方、基材シート10が厚すぎると、加工性が低下して、生産性が低下する場合がある。つまり、基材シート10の厚さは、強度と加工性とのバランスを考慮して決定される。
化粧材100が天井材又は壁材である場合、化粧材100の強度は、化粧材100が床材で用いられる場合よりも低くてもよい。従って、化粧材100が壁材又は天井材である場合、基材シート10の厚さは、好ましくは、0.1mm以上2.0mm以下である。さらに好ましくは、基材シート10の厚さは、0.1mm以上1.0mm以下である。
{デザインシート20}
次に図2を参照してデザインシート20の構成について説明する。デザインシート20は、基材シート10の上方に配置される。デザインシート20は、化粧材100に模様又は図柄を付与する。デザインシート20は、印刷フィルム21と、高光輝層22と、低光輝層23とを備える。高光輝層22及び低光輝層23の詳細については後述する。
印刷フィルム21は、高光輝層22及び低光輝層23の土台となるシートであり、基材シート10の上面全体を覆うように基材シート10の上に配置される。印刷フィルム21は、基材シート10と同様に、熱可塑性樹脂により形成される。印刷フィルム21は、化粧材100の図柄に応じて着色される。
好ましくは、印刷フィルム21の厚さは、0.03mm以上2.0mm以下である。さらに好ましくは、印刷フィルム21の厚さは、0.05mm以上0.2mm以下である。印刷フィルム21は、薄すぎると強度が低下して、取り扱いが難しくなる場合がある。また、基材シート10の隠蔽性が低下して意匠性を低下させる場合がある。一方、印刷フィルム21が厚すぎると、印刷フィルム21に対する印刷作業が難しくなるなど、加工性が低下する場合がある。印刷フィルム21の厚さは、強度、加工性、及び基材シート10の隠蔽性のバランスを考慮して決定される。
高光輝層22及び低光輝層23は、化粧材100の模様又は図柄を描くために形成され、後述するインクの印刷によって印刷フィルム21上に形成される。高光輝層22は、低光輝層23よりも高い光輝性を有する。
高光輝層22は、光輝性を有する層であり、入射する光を反射させる層である。高光輝層22に用いられる材料は特に限定されないが、光を鏡面反射するような光輝性材料や、パール調の光輝性材料、玉虫色のような光輝性材料などを用いることができる。高光輝層22は、例えば、光輝性顔料を有するインクを印刷フィルム21上に印刷することにより形成される。
高光輝層22の光輝性は、例えば、日本工業規格(JIS)Z841:1997で規定された鏡面光沢度の測定方法に従って評価することができる。鏡面光沢度は、測定対象の平面に対して20°、45°、60°、75°及び85°のいずれかの入射角で測定対象の平面に光を入射させ、光の反射方向に設置した光検出器により検出される反射光の強度に基づいて算出される。上記方法による鏡面光沢度の計測が可能な装置としては、例えば、MultiGloss268(コニカミノルタ株式会社製)や、VGP5000(日本電色工業株式会社製)などがある。
高光輝層22の鏡面光沢度の測定は、デザインシート20が基材シート10や透明シート30等の他のシートと積層されていない状態で行われる。つまり、高光輝層22の鏡面光沢度の測定は、デザインシート20単体で行われる。これにより、高光輝層22の光輝性と低光輝層23の光輝性とを容易に比較することができる。
具体的には、光源からの入射光を、印刷フィルム21上の高光輝層22に直接入射させる。高光輝層22からの反射光を、光検出器に直接入射させる。このように、入射光及び反射光が基材シート10や透明シート30等を透過しない条件下で、高光輝層22の鏡面光沢度の測定が行われる。低光輝層23の鏡面光沢度も、入射光及び反射光が透明シート30等の他のシートを透過しない条件下で測定される。光の入射角は、高光輝層22及び低光輝層23の各々の測定時において一致させることが望ましい。
高光輝層22又は低光輝層23の鏡面光沢度を計測する際に、入射光を高光輝層22又は低光輝層23に直接入射させ、反射光を光検出器に直接入射させる理由を、印刷フィルム21及び高光輝層22が光を透過する場合を例にして説明する。図1に示すように、基材シート10、デザインシート20及び透明シート30を積層した状態で、高光輝層22の鏡面光沢度を測定する場合、光源からの入射光は、高光輝層22だけでなく、透明シート30の上面、透明シート30の下面、基材シート10の上面、基材シート10の下面で反射する。反射光は、高光輝層22からの反射光以外の光をノイズとして含む。この結果、高光輝層22が低光輝層23よりも高い光輝性を有しているか否かを評価することが困難となる。一方、入射光を高光輝層22に直接入射させ、反射光を光検出器に直接入射させた場合、受光器は、高光輝層22からの反射光をノイズの少ない状態で測定することができる。この結果、高光輝層22の鏡面光沢度を精度良く測定することが可能となり、高光輝層22が低光輝層23よりも高い光輝性を有しているか否かを容易に判断することができる。
高光輝層22の光輝性は、デザインシート20の上に透明シート30が積層されていない場合において、60°の入射角における鏡面光沢度が100以上であることが望ましい。より好ましくは、60°の入射角における鏡面光沢度が200以上であり、一層好ましくは、300以上であることが望ましい。
光輝性顔料を含有するインクの印刷により高光輝層22を形成する場合、光輝性顔料として、パール顔料や金属粒子、金属が蒸着されたプラスチックフィルムの破片等を用いることができる。以下、これらの顔料について具体的に説明する。
・パール顔料
具体的には、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマスが、パール顔料として用いられる。あるいは、貝殻の内側の光沢部分や、真珠を粉砕することより生成される粉末をパール顔料として用いてもよい。特に、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマスは、意匠効果が優れているため、これらの顔料を用いることが望ましい。
・金属粒子
具体的には、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、クロム、錫、亜鉛、インジウム、チタン、銅等の粒子を光輝性顔料として用いることができる。上記に列挙した金属の合金(真鍮など)の粒子を用いてもよい。光輝性顔料は、上記に列挙した金属又は合金のうち、少なくとも1種類の金属の粒子を含んでいればよい。金属粒子の平均粒径は、特に限定されないが、5〜500nmであることが好ましく、10〜200nmであることがより好ましい。より一層好ましくは、平均粒径は、10〜80nmであることが望ましい。平均粒径が10〜80nmの範囲にある金属粒子を使用することにより、個々の金属粒子の粒状感が目立たず、滑らかな光輝性を有する高光輝層22を形成することができる。
・蒸着されたプラスチックフィルムの破片
具体的には、ポリエチレンテレフタレートのフィルムに金属を蒸着させ、金属が蒸着したフィルムを粉砕することにより生成された破片を、光輝性顔料として用いることができる。蒸着に用いられる金属は、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、クロム、錫、銅等の金属である。なお、蒸着された金属を着色した上でフィルムを粉砕することにより生成される破片を、光輝性顔料として用いてもよい。
高光輝層22は、以下のようにして形成される。上述した光輝性顔料を、溶剤にバインダー樹脂を溶かしたビヒクル中に分散させることにより、インクを生成する。生成したインクをグラビア印刷法、シルクスクリーン印刷法、インクジェット印刷法等の通常の印刷方法により塗工することにより、高光輝層22が形成される。なお、バインダー樹脂は、例えば、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ビニル系樹脂、硝化綿系樹脂、塩化ゴム系などの樹脂である。これらの樹脂の中で、印刷対象となる印刷フィルム21と接着性のよい樹脂がバインダー樹脂として用いられる。
低光輝層23は、高光輝層22における光輝性よりも低い光輝性を有する。高光輝層22が光輝性顔料を含有するインクの印刷により形成される場合、低光輝層23は、高光輝層22で用いられるインクよりも低い光輝性を有するインクを印刷フィルム21上に印刷することにより形成される。例えば、艶消し顔料を含有するインクが、低光輝層23の形成に用いられる。あるいは、高光輝層22の形成に用いられるインクと、低光輝層23の形成に用いられるインクとが、同一の光輝性顔料を含有してもよい。この場合、低光輝層23の形成に用いられるインクにおける光輝性顔料の含有率が、高光輝層22の形成に用いられる光輝性顔料の含有量よりも低ければよい。
なお、印刷フィルム21の上面は、高光輝層22よりも低い光輝性を用いていることが望ましい。この理由については後述する。
{透明シート30}
次に図2を参照して透明シート30の構成について説明する。透明シート30は、デザインシート20の上に配置される透明なシートである。透明シート30は、基材シート10と同様に、熱可塑性樹脂により形成される。例えば、透明シート30は、デザインシート20との密着性が良好で、強度、コストなどに優れる塩化ビニル樹脂が好適に用いられる。
化粧材100が床材である場合、好ましくは、透明シート30の厚さは、0.05mm以上2.0mm以下である。さらに好ましくは、透明シート30の厚さは、0.1mm以上0.5mm以下である。透明シート30が薄すぎると、耐摩耗性が低下する。一方、透明シート30が厚すぎると透過度が低くなる。透過度が低くなりすぎると意匠性を低下させることとなる。従って、透明シート30の厚さは、化粧材100の意匠性と耐摩耗性とのバランスを考慮して決定される。
化粧材100が壁材又は天井材である場合、化粧材100の耐摩耗性は、化粧材100が床材である場合よりも低くてもよい。従って、化粧材100が壁材又は天井材である場合、好ましくは、透明シート30の厚さは、0.05mm以上1.0mm以下である。さらに好ましくは、透明シート30の厚さは、0.1mm以上0.25mm以下である。
また、透明シート30の上に保護層を設けてもよい。保護層は、透明シート30を保護し、傷付きなどを防止したり、耐摩耗性を向上させたりする。例えば、保護層は、紫外線硬化樹脂、ワックスなどによって形成される。
透明シート30の下面(基材シート10側の面)の少なくとも一部には、エンボス加工が施されている。エンボス加工により施されるエンボスのパターンは、化粧材100に意匠性を付与する。エンボスのパターンとしては様々なパターンを使用することが可能であり、特に限定されるものではない。エンボスの深さは、透明シート30の厚さに応じて決定されるが、0.05mm以上、1.0mm以下であれば、人の目で意匠を視認しやすいので好ましい。さらに好ましくは、エンボスの深さは、0.1mm以上、0.3mm以下である。例えば、透明シート30の厚さが0.3mmである場合、エンボスの深さは、好ましくは、0.15mmである。エンボスの深さは、透明シート30の厚さに対して、30%以上70%以下の大きさであることが望ましく、40%以上60%以下の大きさであることがさらに望ましい。本実施の形態においては透明シート30の下面にエンボス加工が施されているが、透明シート30の下面は凹凸形状を有していればよく、エンボス加工はその一例である。
{各シートの積層}
図2を用いて説明した基材シート10、デザインシート20および透明シート30が積層されることにより図1で示した化粧材100が製造される。化粧材100は、例えば、以下のようにして製造される。基材シート10と、デザインシート20と、透明シート30とを積層し、積層されたこれらのシートを加熱、加圧する。加熱、加圧により、これらのシートが一体化されることにより化粧材100が製造される。化粧材100の製造には、プレス機、連続ラミネート機などが用いられる。また、基材シート10と、デザインシート20と、透明シート30とを一体化する際に、接着剤を用いてもよい。
上述したように、透明シート30の下面にはエンボス加工が施されることにより、凹凸面が形成されている。この透明シート30の下面とデザインシート20の上面とが合わせられ、加熱、加圧加工により一体化される。このため、図1に示すように、デザインシート20の上面には透明シート30の下面の凹凸面に対応した凹凸面が形成される。つまり、デザインシート20と透明シート30の境界面は凹凸面となっている。
デザインシート20は、凹凸面が形成された透明シート30と加熱、加圧加工されることにより、その上面に凹凸面が形成されるだけでなく、その下面にも凹凸面が形成されている。このデザインシート20の下面と基材シート10の上面とが合わせられることにより、図1に示すように、基材シート10の上面にも凹凸面が形成される。つまり、基材シート10とデザインシート20との境界面も凹凸面となっている。
{化粧材100における立体感}
図3は、化粧材100の上面図である。図3において、化粧材100の模様の一例として、花柄が描写されている。描写される模様は、化粧材100に意匠性を付与するものである。化粧材100が使用される環境、目的に応じて様々な模様、図柄が描かれる。砂地模様により示される高光輝性領域22Aは、高光輝層22が形成された領域に対応する。格子模様により示される低光輝性領域23Aは、低光輝層23が形成された領域に対応する。図3において白色(無地)の領域は、背景領域21Aであり、印刷フィルム21の上面を直接視認できる領域に相当する。また、図3において、高光輝性領域22A及び低光輝性領域23Aの一部の符号の表示を省略している。
図3に示す化粧材100は、正方形のタイルである。化粧材100において、花の図柄は、高光輝性領域22A及び低光輝性領域23Aのいずれかに対応する。高光輝層22が低光輝層23よりも高い光輝性を有しているため、高光輝性領域22Aが、低光輝性領域23Aよりも明るく見える。この結果、高光輝性領域22Aが、低光輝性領域23Aよりも手前に浮き出ているように見える。この理由は、人間の視覚特性上、同一平面に描かれる明るい部分は手前に位置するように見え、暗い部分は奥に位置するように見えるためである。
印刷フィルム21の上面に高光輝層22と低光輝層23とを形成することにより、低光輝性領域23Aの花柄が高光輝性領域22Aの花柄よりも奥に位置するように見える視覚効果を発揮することができる。従って、化粧材100は、奥行きのある印象(立体感)を与えることができる。また、高光輝性領域22Aの図柄と、低光輝性領域23Aの図柄との差を際立たせることができるため、化粧材100の装飾性を高めることができる。
また、高光輝性領域22Aと、低光輝性領域23Aとで、デザインシート20と透明シート30の境界に形成された凹凸面の見え方が異なる。具体的には、低光輝性領域23Aにおいて、凹凸面は明瞭に視認することができない。なお、低光輝性領域23Aの格子模様は、透明シート30の下面に形成された凹凸面を示すものではない。一方、高光輝性領域22Aにおいて、凹凸面を明瞭に視認することができる。この理由は、以下の通りである。化粧材100の上から高光輝性領域22Aに入射する光は、低光輝性領域23Aに入射する光に比べて、高反射及び高分散される。従って、低光輝性領域23Aよりも高光輝性領域22Aにおいて、凹凸面を視認し易くなる。一方、低光輝性領域23Aの上に位置する凹凸面は明瞭に視認することができない。
このように、高光輝性領域22Aと低光輝性領域23Aとにおいて、デザインシート20と透明シート30の境界に形成された凹凸面の見え方が異なるため、高光輝性領域22Aが低光輝性領域23Aよりも手前に浮き出ているように見える効果をさらに高めることができる。
化粧材100において、光輝性顔料を含有するインクを用いて高光輝層22を形成した場合、高光輝性領域22Aは、暗いメタリック調の光沢を有するように見えたり、弱い虹彩色が表現されたパール光沢を有しているように見えたりする。つまり、パール顔料を含有する光輝性顔料を用いて高光輝層22を形成した場合、高光輝性領域22Aの視覚効果は、化粧材100を見る方向によって変化するため、さらに装飾性を高めることができる。
印刷フィルム21の上面が高光輝層22よりも低い光輝性を有していることが望ましい理由を説明する。印刷フィルム21の上面が高光輝層22よりも低い光輝性を有している場合、高光輝性領域22Aが、背景領域21A及び低光輝性領域23Aよりも明るく見える。この結果、高光輝性領域22Aが、低光輝性領域23Aだけでなく、背景領域21Aより上に浮き出ているような視覚効果を得ることができる。つまり、化粧材100は、さらに奥行きのある立体感を得ることができる。また、低光輝性領域23Aだけでなく、背景領域21Aにおいても、凹凸面を明瞭に視認することができない、高光輝性領域22Aと、背景領域21A及び低光輝性領域23Aとの視覚効果の差をさらに際立たせることができる。
印刷フィルム21の上面を高光輝性領域22Aの光輝性よりも低くするためには、例えば、印刷フィルム21の上面全体に艶消しインクを塗布すればよい。この場合、印刷フィルム21に塗布される艶消しインクの色は、低光輝層23に用いられるインクの色と同じであってもよいし、異なっていてもよい。あるいは、印刷フィルム21自体が、光沢を有しないようにしてもよい。
本実施の形態では、高光輝層22の上面が高光輝性領域22Aに対応し、低光輝層23の上面が低光輝性領域23Aに対応する例を説明したが、印刷フィルム21の上面に高光輝層22及び低光輝層23の両者を形成しなくてもよい。上述のように、印刷フィルム21の上面に艶消しインクを塗布することにより、背景領域21Aを、低光輝性領域23Aに対応させてもよい。この場合、印刷フィルム21の上面に低光輝層23を形成しなくてもよい。あるいは、印刷フィルム21の上面に光輝性顔料を含むインクを塗布することにより、背景領域21Aを高光輝性領域22Aに対応させてもよい。この場合、印刷フィルム21の上面に高光輝層22を形成しなくてもよい。つまり、デザインシート20の上面に、高光輝性領域22Aと、高光輝性領域22Aよりも低い光輝性を有する低光輝性領域23Aとが形成されていればよい。
なお、上記実施の形態において、高光輝層22と低光輝層23とが重ならない例を説明したが、これに限られない。低光輝層23の一部が、高光輝層22の一部の上に積層されていてもよい。逆に、高光輝層22の一部が、低光輝層23の一部の上に積層されていてもよい。いずれの場合であっても、高光輝性領域22Aが、低光輝性領域23Aよりも上に浮き出ているような視覚効果を得ることができる。
また、上記実施の形態において、光輝性顔料を含有するインクを用いて印刷フィルム21上に図柄を印刷することにより高光輝層22を形成する例を説明したが、これに限られない。図4は、変形例に係る化粧材100を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。図4に示すように、化粧材100は、高光輝層22に代えて、高光輝層32を備えていてもよい。高光輝層32は、金属層であり、金属蒸着膜を印刷フィルム21上に形成したり、金属箔を印刷フィルム21上に貼り付けたりすることにより形成される。高光輝層32に用いられる金属は、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、クロム、錫、銅などの通常の金属でよい。金属蒸着膜及び金属箔は、描かれる図柄や模様などの必要に応じて着色されてもよい。なお、印刷フィルム21の上面に艶消しインクを塗布して低光輝層23を印刷フィルム21の上面全体に形成した後に、高光輝層32を形成してもよい。
また、上記実施の形態において、高光輝性領域22Aを高光輝層22に対応させる場合、高光輝性領域22Aごとに高光輝層22の色を変えてもよい。具体的には、高光輝層22の形成に用いられるインクの色を、高光輝性領域22Aごとに変更すればよい。同様に、低光輝性領域23Aごとに色を変えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、デザインシート20が、基材シート10の上に積層される例を説明したが、これに限られない。印刷フィルム21が透明である場合、基材シート10とデザインシート20との間に、図柄に応じて着色された不透明のシートを積層してもよい。すなわち、デザインシート20は、基材シート10の上方に配置されていればよい。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る化粧材200の側面部分断面図である。図5に示すように、化粧材200は、基材シート10と、透明シート30と、着色中間シート40と、デザインシート50とを備える。
図6は、化粧材200を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。図6を参照しながら、着色中間シート40及びデザインシート50について説明する。
着色中間シート40は、基材シート10の上に積層され、基材シート10と同様に、熱可塑性樹脂により形成される。着色中間シート40は、光を透過せず、化粧材200の図柄に応じて着色される。
着色中間シート40の厚さは、好ましくは、0.03mm以上1.0mm以下である。さらに好ましくは、着色中間シート40の厚さは、0.05mm以上0.3mm以下である。着色中間シート40は、薄すぎると強度が低下して、取り扱いも難しくなる場合がある。また、基材シート10の隠蔽性が低下して意匠性を低下させる場合がある。一方、着色中間シート40が厚すぎると、加工性を低下させる場合がある。つまり、着色中間シート40の厚さは、強度、意匠性及び加工性のバランスを考慮して決定される。
デザインシート50は、樹脂製のシートであり、着色中間シート40の上に積層される。デザインシート50は、化粧材100に模様又は図柄を付与する。デザインシート50は、第1の実施の形態に係る化粧材100で用いられるデザインシート20と構造が異なる。デザインシート50は、高光輝部52と、低光輝部53、54とを備える。
デザインシート50の厚さは、好ましくは、0.03mm以上1.0mm以下である。さらに好ましくは、デザインシート50の厚さは、0.05mm以上0.3mm以下である。デザインシート50は、薄すぎると強度が低下して、取り扱いも難しくなる場合がある。また、基材シート10の隠蔽性が低下して意匠性を低下させる場合がある。一方、デザインシート50が厚すぎると、加工性を低下させる場合がある。つまり、デザインシート50の厚さは、着色中間シート40と同様に、強度、意匠性及び加工性のバランスを考慮して決定される。
高光輝部52は、低光輝部53及び54よりも高い光輝性を有し、デザインシート50の上面から下面に達する。つまり、第1の実施の形態における高光輝層はデザインシートの上面部分に積層されていたが、第2の実施の形態における高光輝部52は、デザインシート50の上面だけでなく、上面と下面との間の断面全体を含む領域に広がっている。高光輝部52は、例えば、上記実施の形態で説明した光輝性顔料が添加された熱可塑性樹脂により形成される。高光輝部52は、光を透過してもよいし、光を透過しなくてもよい。高光輝部52が光を透過する場合、デザインシート50の下に位置する着色中間シート40の意匠を視認することができる。高光輝部52が光を透過させない場合、高光輝部52そのものの色が視認される。
低光輝部53及び54は、高光輝部52よりも低い光輝性を有し、デザインシート50の上面から下面に達する。つまり、第1の実施の形態における低光輝層はデザインシートの上面部分に積層されていたが、第2の実施の形態における低光輝部53及び54は、デザインシート50の上面だけなく、上面と下面との間の断面全体を含む領域に広がっている。低光輝部53及び54は、それぞれ、光輝性を有しない顔料又は高光輝部52を形成する樹脂に添加される光輝性顔料よりも低い光輝性を有する光輝性顔料が添加された樹脂により形成される。低光輝部53及び54は、互いに異なる色を有する。低光輝部53及び54は、光を透過してもよいし、透過しなくてもよい。低光輝部53及び54は、同程度の光輝性を有していてもよいし、低光輝部53及び54のいずれか一方が他方よりも低い光輝性を有していてもよい。
図6を用いて説明した基材シート10、着色中間シート40、デザインシート50および透明シート30が積層されることにより図5で示した化粧材200が製造される。化粧材200は、例えば、以下のようにして製造される。基材シート10と、着色中間シート40と、デザインシート50と、透明シート30とを積層し、積層されたこれらのシートを加熱、加圧する。加熱、加圧により、これらのシートが一体化されることにより化粧材200が製造される。化粧材200の製造には、プレス機、連続ラミネート機などが用いられる。また、基材シート10と、着色中間シート40と、デザインシート50と、透明シート30とを一体化する際に、接着剤を用いてもよい。
第1の実施の形態と同様、透明シート30の下面にはエンボス加工が施されることにより、凹凸面が形成されている。この透明シート30とデザインシート50、着色中間シート40および基材シート10が積層された状態で、加熱、加圧加工により一体化される。このため、図5に示すように、デザインシート50と透明シート30の境界面は凹凸面となっている。同様に、着色中間シート40とデザインシート50との境界面は凹凸面となっている。さらに、基材シート10と着色中間シート40との境界面も凹凸面となっている。
図7は、正方形のタイル形状の化粧材200の上面図である。図7において、高光輝部52に対応する高光輝性領域52Aを砂地模様で示す。低光輝部53に対応する低光輝性領域53Aと、低光輝部54に対応する低光輝性領域54Aとを、それぞれ格子模様により示している。
高光輝性領域52A及び低光輝性領域53Aは、花柄に対応し、低光輝性領域54Aは、背景に相当する。なお、高光輝性領域52A及び低光輝性領域53Aの一部に対する符号の表示を省略している。
上記第1の実施の形態と同様に、高光輝性領域52Aにおいて、デザインシート50と透明シート30との境界に形成された凹凸面が明瞭に現れている。一方、低光輝性領域53A及び54Aにおいて、凹凸面は明瞭に視認することができない。なお、低光輝性領域53A及び54Aにおける格子模様は、透明シート30の下面に形成された凹凸面を示すものではない。
上述のように、高光輝部52が光を透過するため、高光輝性領域52Aにより現れる図柄は、着色中間シート40の色により着色される。低光輝部53が不透明である場合、低光輝性領域53Aの色は、低光輝部53を形成する樹脂に添加される顔料の色となる。低光輝部53が透明である場合、低光輝性領域53Aは、着色中間シート40の色により着色される。低光輝性領域54Aの色も、低光輝性領域53Aと同様に、低光輝部54が透明であるか不透明であるかで変化する。
高光輝性領域52Aが低光輝性領域53A及び54Aよりも高い光輝性を有するため、高光輝性領域52Aは、低光輝性領域53A及び54Aよりも明るい。従って、高光輝性領域52Aは、低光輝性領域53A及び54Aよりも上に浮き出ているように見える。つまり、化粧材200は、化粧材100と同様に、低光輝性領域53A及び54Aが高光輝性領域52Aよりも奥に位置するように見える奥行きのある視覚効果を発揮することができる。
また、化粧材100と同様に、高光輝性領域52Aと低光輝性領域53A及び54Aとにおいて、デザインシート50と透明シート30との境界に形成された凹凸面の見え方が異なるため、高光輝性領域52Aが高光輝性領域52A以外の領域よりも手前に浮き出ているように見える効果をさらに高めることができる。
なお、上記実施の形態において、デザインシート50の上に高光輝層32を形成してもよい。図8は、変形例に係る化粧材200を構成する各シートが積層される前の状態を示す側面部分断面図である。図8に示すように、デザインシート50の上面に、金属層である高光輝層32を形成してもよい。図8では、高光輝層32が、低光輝部53及び54の上に位置するように形成されているが、高光輝部52の上に位置してもよい。また、図8において、高光輝層32に代えて、高光輝層22をデザインシート50の上に形成してもよい。すなわち、デザインシート50の上に光輝性顔料を有するインクを印刷することにより、高光輝層22をデザインシート50の上に配置してもよい。
なお、上記実施の形態において、化粧材200が着色中間シート40を備える例を説明したが、これに限られない。デザインシート50において、高光輝部52及び低光輝部53、54の両者が光を透過しない場合、化粧材200は、着色中間シート40を備えなくてもよい。
また、上記実施の形態において、高光輝性領域52Aごとに色を変えてもよい。具体的には、高光輝部52に添加される顔料の色を、高光輝性領域52Aごとに変更することにより、高光輝性領域52Aの色を変更することができる。
また、上記実施の形態において、透明シート30がデザインシート20又は50の上に積層される例を説明したが、これに限られない。例えば、デザインシート20又は50と透明シート30との間に、着色された透明なシートを配置してもよい。すなわち、透明シート30は、デザインシート20又は50の上方に配置されていればよい。
また、上記実施の形態において、化粧材100及び200が正方形のタイル状である例を説明したが、これに限られない。化粧材100及び200の形状は、長方形であってもよい。あるいは、化粧材100及び200は、正方形及び長方形などの四角形ではなく、他の形状(六角形、八角形、円形など)であってもよい。
100,200 化粧材
10 基材シート
20,50 デザインシート
30 透明シート
40 着色中間シート
21 印刷フィルム
21A 背景領域
22,32 高光輝層
23 低光輝層
22A,52A 高光輝性領域
23A,53A,54A 低光輝性領域
52 高光輝部
53,54 低光輝部

Claims (4)

  1. 基材シートと、
    前記基材シートの上方に配置されたデザインシートと、
    前記デザインシートの上方に配置され、下面に複数の凹と凸が連続した凹凸面が形成されるとともに、光を透過する透明シートと、を有し、
    前記デザインシートが、印刷フィルムと、光輝性顔料を含むインクによって前記印刷フィルムに形成された印刷層と、光輝性顔料を含まないインクによって前記印刷フィルムに形成された印刷層と、を有し、
    前記デザインシートが、その上面側から、前記光輝性顔料を含む印刷層を視認できる領域と、前記光輝性顔料を含まない印刷層を視認できる領域と、を有し、
    前記光輝性顔料を含む印刷層を視認できる領域が、前記透明シートの下面の凹凸面の隣接する複数の凹と凸に連続して配置され、
    前記光輝性顔料を含まない印刷層を視認できる領域が、前記透明シートの下面の凹凸面の隣接する複数の凹と凸に連続して配置されている、化粧材。
  2. 前記デザインシートの上面に、前記透明シートの下面の凹凸面に対応した凹凸形状の凹凸面が形成されており、
    前記デザインシートの下面に、凹凸面が形成されている、請求項1に記載の化粧材
  3. 前記デザインシートの下面の凹凸面が、前記透明シートの下面の凹凸面に対応した凹凸形状の凹凸面である、請求項2に記載の化粧材。
  4. 前記印刷フィルムが、着色フィルムである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化粧材。
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