JP6569317B2 - 杭構造物の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、杭構造物の施工方法、特に、地盤に立設された杭と上部構造物とを接続した継手構造を形成する継手によって接続される杭構造物の施工方法に関する。
近年、クリーンエネルギ源として風力発電が注目され、設置場所の制約から洋上風力発電施設が建設されている。このとき、洋上風力発電施設は多数の基礎杭を精度良く打設すると共に、工期の短縮化や施工費の低減化を図る必要あることから、これに応えようとするモノパイル式基礎施工方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2011−38247号公報(第5−6頁、第10図)
特許文献1に開示されたモノパイル式基礎施工方法は、海底に立設されたモノパイル基礎と風車タワー(以下「ボトムタワー」と称す)とを接続管(以下「ジョイントスリーブ」と称す)を用いて接続するものである。すなわち、ジョイントスリーブをモノパイル基礎に被せ、レベル調整部を介してジョイントスリーブの上端を水平にする。そして、ジョイントスリーブとモノパイル基礎との隙間にグラウト(例えば、水中不分解性高流動無収縮モルタル)を充填する「グラウト接合」である。このグラウト接合には、以下のような問題があった。
(1)グラウトの強度発現等の養生時間を含めると日数を必要とし、工事の全体工程に影響する。
(2)また、ボトムタワーに風や波が繰り返し作用することで、グラウトとボトムタワーとの付着やグラウトとモノパイル基礎との付着が切れるリスクがある。このため、グラウトが崩壊し、グラウト接合箇所が構造上の「弱点」になり易く、長期間に渡るグラウトの品質管理が難しい。
本発明は、前記のようなグラウト接合に伴う問題を解消するものであって、施工時間を短縮すると共に、長期間に渡って所要の継手性能を有する杭構造物の施工方法を提供することにある。
本発明に係る杭構造物の施工方法は、地盤に立設された杭の頭部に設置された杭頭部フランジ部と、上部構造物に設けられた上部構造物フランジ部とを継手によって接続する杭構造物の施工方法であって、
前記継手は、第1継手部材および第2継手部材を具備し、前記第1継手部材および前記第2継手部材はそれぞれ、円筒部と、前記円筒部の一方の端部に設けられた円環状の下フランジ部と、前記下フランジ部に形成された複数の下貫通孔と、前記円筒部の他方の端部に設けられた円環状の上フランジ部と、前記上フランジ部に形成された複数の上貫通孔と、を具備し、前記第1継手部材の前記上フランジ部は前記第1継手部材の前記下フランジ部に対して傾斜し、前記第2継手部材の前記上フランジ部は前記第2継手部材の前記下フランジ部に対して傾斜し、それぞれの傾斜角度が同じであり、
前記杭が鉛直に対して傾斜した杭傾斜方向および杭傾斜角度を計測する工程(S1)と、
前記第1継手部材および前記第2継手部材について、前記円筒部の中心軸を含む仮想面と前記下フランジ部との交線である回転下位相線に対して、前記仮想面と前記上フランジ部との交線である回転上位相線がなす角度である回転位相傾斜角度が、前記計測された杭傾斜角度の1/2になる仮想面を特定する工程(S2)と、
前記杭頭部フランジ部に形成された複数の杭頭貫通孔のうち前記杭傾斜方向の杭傾斜方向仮想線に最も近い位置になっている杭頭貫通孔に、前記第1継手部材の複数の下貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転下位相線に最も近い位置に配置された下貫通孔を重ねて、前記杭頭部フランジ部に前記第1継手部材の下フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S3)と、
前記第1継手部材の複数の上貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転上位相線に最も近い位置に配置された上貫通孔に、前記第2継手部材の複数の下貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転下位相線に最も近い位置に配置された下貫通孔を、前記杭の傾斜が打ち消されるように重ねて、前記第1継手部材の上フランジ部に前記第2継手部材の下フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S4)と、
前記第2継手部材の前記上フランジ部に前記上部構造物フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S5)とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る杭構造物は、上記の杭構造物の施工方法により施工されたものである。
本発明によれば、杭の傾斜を吸収可能であって、施工時間が短くなると共に、繰り返し作用する外力に対して長期間に渡って継手としての所要の性能を有する。
本発明の実施の形態1に係る継手を説明する、一部(第1継手部材)を示す縦断面図。 本発明の実施の形態1に係る継手を説明する、構成する部材のそれぞれについて一部を断面にして示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る継手を説明する、構成する部材のそれぞれについて別方向に見た断面を示す横断面図である。 本発明の実施の形態2に係る継手構造を説明する、一部を断面にした側面図である。 図4に説明する継手構造の実施例2を説明する一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図である。 図4に説明する継手構造の実施例3を説明する一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図である。 図4に説明する継手構造の実施例4を説明する一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る杭構造物の施工方法を説明するフローチャートである。
[実施の形態1:継手]
本発明を実施するための形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれたものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。
図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係る継手を説明するものであって、図1は一部(第1継手部材)を示す縦断面図、図2は構成する部材のそれぞれについて一部を断面にして示す斜視図、図3は構成する部材のそれぞれについて別方向に見た断面を示す横断面図である。なお、図2において、一部の部位(第1下外貫通孔等)についてはその一部を図示し、全数を図示していない。また、図3において、紙面下側に示す一方の部材(第1継手部材)については横断面を上方向に見たものであり、紙面上側に示す他方の部材(第2継手部材)については横断面を下方向に見たものである。
(継手部材)
図1〜図3において、継手100は、地盤(海底や湖底、川床等を含む)に立設された円筒状の杭の頭部と上部構造物(図4参照)とを接続するための第1継手部材110aおよび第2継手部材110bを有している。なお、第1継手部材110aと第2継手部材110bとは形状寸法が同一(共通部品)である。
したがって、以下、主に第1継手部材110aについて説明し、第2継手部材110bについては、第1継手部材110aの各部位の名称を修飾する「第1」を「第2」に、符号に付した「a」を「b」に、それぞれ読み替えるものとする。また、共通の内容の説明において、各部位の名称を修飾する「第1」または「第2」、および符号に付した「a」または「b」の記載を省略する場合がある。
(円筒部)
第1継手部材110aは、第1円筒部20aと、第1円筒部20aの中心軸(以下「第1円筒部中心軸」と称す)29aに垂直で、第1円筒部20aの一方の端部(以下「第1円筒部下端」と称す)21aに設けられた円環状の第1下フランジ部10aと、第1円筒部20aの他方の端部(以下「第1円筒部上端」と称す)23aに設けられ、第1下フランジ部10aに対して「継手部材傾斜角度α(例えば、α=0.75°)」傾斜した円環状の第1上フランジ部30aとを具備している。
そして、第1継手部材110aにおいて、第1円筒部20aの第1下フランジ部10aの下面と第1上フランジ部30aの上面との距離(以下「厚さ」と称す)が最も厚くなる位置に対応した円周方向の位相を「第1最厚位相22a」と称し、「位相A」にて示す。また、第1円筒部中心軸29aの位置を「中心O(オー)」として、位相Aと中心Oとを通過する仮想線を「第1仮想線28a」とする。また、第1円筒部20aの厚さが最も薄くなる位置に対応した円周方向の位相を「第1最薄位相24a」と称し、「位相P」にて示すと、位相Pは、第1仮想線28a上で、中心Oに対する位相Aの対称位置になる。
なお、説明の便宜上、位相Aおよび位相Pを第1上フランジ部30aに図示しているが、第1下フランジ部10aにおいて、第1最厚位相22aも位相Aであり、第1最薄位相24aも位相Pである。
また、以下の説明の便宜上、第1円筒部中心軸29aを含む第1最厚位相22a方向の仮想面を、第1円筒部中心軸29aを回転中心にして所定の角度(以下「回転角度θと称す」)回転したときの当該仮想面の位相を「第1回転位相25a」とする。そして、当該仮想面と第1下フランジ部10aの下面との交線を「第1回転下位相線26a」、当該仮想面と第1上フランジ部30aの上面との交線を「第1回転上位相線27a」とし、第1回転下位相線26aに対して第1回転上位相線27aがなす角度を「回転位相傾斜角度δ」とする。
なお、第2継手部材110bにおいては、第2下フランジ部10bの第2最厚位相22bを「位相B」にて示し、第2下フランジ部10bの第2最薄位相24bを「位相Q」にて図示しているが、第2上フランジ部30bにおいて、第2最厚位相22bも位相Bであり、第2最薄位相24bも「位相Q」である。
(下フランジ部、上フランジ部)
第1下フランジ部10aは円環であって、第1円筒部20aの外側に突出した第1下外フランジ部11aと、第1円筒部20aの内側に突出した第1下内フランジ部15aとを具備している。そして、第1下外フランジ部11aにおける第1下外周円12a上に、複数の第1下外貫通孔13aが等間隔に形成されている。同様に、第1下内フランジ部15aにおける第1下内周円16a上に、複数の第1下内貫通孔17aが等間隔に形成されている。
同様に、第1上フランジ部30aは円環であって、第1円筒部20aの外側に突出した第1上外フランジ部31aと、第1円筒部20aの内側に突出した第1上内フランジ部35aとを具備している。そして、第1上外フランジ部31aにおける第1上外周円32a上に、複数の第1上外貫通孔33aが等間隔に形成されている。また、第1上内フランジ部35aにおける第1上内周円36a上に、複数の第1上内貫通孔37aが等間隔に形成されている。
(貫通孔)
第1下外貫通孔13a、第1下内貫通孔17a、第1上外貫通孔33aおよび第1上内貫通孔37a(以下、それぞれを個別にまたはそれぞれをまとめて「貫通孔」と称す場合がある)はそれぞれ同数(例えば、32箇所、図3参照)であって、それぞれのうちの一つが、第1最厚位相22aに配置されている。このとき、第1最厚位相22aに配置された第1下外貫通孔13a(以下「第1最厚位相下外貫通孔14a」と称す)の中心と、第1最厚位相22aに配置された第1上外貫通孔33a(以下「第1最厚位相上外貫通孔34a」と称す)の中心とを結ぶ第1外仮想線114aは、第1円筒部中心軸29aに平行である。
同様に、第1最厚位相22aに配置された第1下内貫通孔17a(以下「第1最厚位相下内貫通孔18a」と称す)の中心と、第1最厚位相22aに配置された第1上内貫通孔37a(以下「第1最厚位相上内貫通孔38a」と称す)の中心とを結ぶ第1内仮想線118aは、第1円筒部中心軸29aに平行である。
なお、以上は、全ての貫通孔が等間隔に形成されているが、本発明はこれに限定するものではない。すなわち、全ての貫通孔が第1仮想線28aに対して対称に配置される限り、少なくとも幾つかの貫通孔を互いに等間隔に配置し、かかる等間隔に配置された貫通孔同士の間に、さらに貫通孔を追加してもよい。また、第1下外貫通孔13aと第1下内貫通孔17aとが同数であるが、両者の数が相違してもよい。このことは、第1上外貫通孔33aと第1上内貫通孔37aとにおいても同じである。
なお、以上は、第1上フランジ部30aが円環であるが、第1上フランジ部30aを楕円状にしてもよい。
また、以上は、第1下フランジ部10aが第1円筒部20aの第1円筒部中心軸29aに対して垂直であるが、本発明はこれに限定するものではなく、第1下フランジ部10aおよび第1上フランジ部30aの両方が第1円筒部中心軸29aに対して傾斜してもよい。
さらに、第1下フランジ部10aは第1下外フランジ部11aまたは第1下内フランジ部15aの一方のみを具備し、第1上フランジ部30aは第1上外フランジ部31aまたは第1上内フランジ部35aの一方のみを具備してもよい。
(実施例1)
継手100の形状は限定されるものではなく、特に、継手100が設置される杭あるいは上部構造物の形状寸法によって、継手100の形状寸法は変動する。
例えば、外径6000mmで厚さ75mmの円形鋼管(図4に示す「杭400」参照)の上端に、400mm幅(外径6000mm、内径5200mm)で厚さ75mmのフランジ部(図4に示す「杭頭部フランジ部40」参照)が設置された杭の場合、継手100の形状は例えば以下になる。
円筒部20は、外径5400mm、内径5280mmの円形鋼管であって、最厚位相22における厚さが922mmで、最薄位相24における厚さが852mmである。
下フランジ部10および上フランジ部30は、外径5636mm、内径5048mm、厚さ75mmの円環である。そして、下外周円12および上外周円32は直径5517mmで、その上に下外貫通孔13および上外貫通孔33が170箇所等間隔に形成されている。また、下内周円16および上内周円36は直径5163mmで、その上に下内貫通孔17および上内貫通孔37が32箇所等間隔に形成されている。
そして、上フランジ部30は下フランジ部10に対して「0.75°(α=0.75°)」傾斜している。そのため、上フランジ部30の上面と下フランジ部10の下面との距離(厚さ)は、最厚位相22(位相A)において1074mm、最薄位相24(位相P)において1000mmである。
なお、以上は、第1継手部材110aと第2継手部材110bとの形状寸法が同一(共通部品)の場合であるが、本発明はこれに限定するものではない。それぞれ、円筒部(20a、20b)、下フランジ部(10a、10b)、上フランジ部(30a、30b)および貫通孔(13a、33b、17a、37b)を具備し、それぞれの継手部材傾斜角度αが同じである限り、それぞれの形状寸法が相違してもよい。
[実施の形態2:継手構造]
本発明を実施するための形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれ、一部の部位の記載を省略したものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。また、実施の形態1における部材と同じ部材については同じ符号を付し、説明を一部省略する。また、上部構造物として、風力発電機のボトムタワーを説明しているが、本発明はこれに限定するものではない。
図4〜図7は、本発明の実施の形態2に係る継手構造を説明するものであって、図4は一部を断面にした側面図、図5はその実施例2を一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図 、図6はその実施例3を一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図、図7はその実施例4を一部(ボトムタワー)を省略して各部材を透視して示す斜視図である。なお、図5〜7に貫通孔(図4等参照)を記載しない。
図4において、継手構造200は、継手100によって、地盤(図示しない)に立設された杭400の頭部に設置された杭頭部フランジ部40と、ボトムタワー(上部構造物に相当する)500に設置されたタワーフランジ部(上部構造物フランジ部に相当する)50とを接続するものである。
杭頭部フランジ部40は、第1継手部材110aの第1下フランジ部10aが当接するものであって、第1下外貫通孔13aおよび第1下内貫通孔17aと同位置に杭頭外貫通孔43および杭頭内貫通孔47がそれぞれ形成されている。そして、第1下外貫通孔13aおよび杭頭外貫通孔43を貫通したボルト90にナット91が螺合し、第1下内貫通孔17aおよび杭頭内貫通孔47を貫通したボルト90にナット91が螺合している(機械式接続手段に相当する)。
また、第1継手部材110aと第2継手部材110bとの当接部において、第1上外貫通孔33aおよび第2下外貫通孔13bを貫通したボルト90にナット91が螺合し、第1上内貫通孔37aおよび第2下内貫通孔17bを貫通したボルト90にナット91が螺合している(機械式接続手段に相当する)。
さらに、タワーフランジ部50は、第2継手部材110bの第2上フランジ部30bに当接するものであって、杭頭外貫通孔43および杭頭内貫通孔47と同様に、タワー外貫通孔53およびタワー内貫通孔57がそれぞれ形成されている。そして、第2上外貫通孔33bおよびタワー外貫通孔53を貫通したボルト90にナット91が螺合し、第2上内貫通孔37bおよびタワー内貫通孔57を貫通したボルト90にナット91が螺合している(機械式接続手段に相当する)。
以上は、全ての貫通孔にボルト90が挿入されているが、本発明はこれに限定するものではなく、幾つかの貫通孔にボルト90が挿入され、これを除く貫通孔にボルト90が挿入されなくてもよい。
(実施例2)
図5において、杭400が鉛直方向490に立設されている場合について説明する。すなわち、杭傾斜角度φが「0.00°(φ=0.00°)」である。
このとき、第1継手部材110aの位相A(第1最厚位相22a)と第2継手部材110bの位相Q(第2最薄位相24b)とは一致している(このとき、位相P(第1最薄位相24a)と位相B(第2最厚位相22b)とは一致している)。
したがって、第1仮想線28aと第2仮想線28bとは同一線上にあって、第1継手部材110aの位相A(第1最厚位相22a)と第2継手部材110bの位相B(第2最厚位相22b)とは、中心Oに対する対角位置に配置されている(∠AOB=180°)。
このとき、第1継手部材110aの継手部材傾斜角度αと第2継手部材110bの継手部材傾斜角度αとは互いに打ち消しあっているから、第1下フランジ部10aと第2上フランジ部30bとは平行になっている(β=0.00°)。
したがって、杭頭部フランジ部40が水平の場合に継手100を用いても、タワーフランジ部50を水平にする(ボトムタワー500を鉛直に立設する)ことができる。
なお、以上は、第1上フランジ部30aと第2下フランジ部10bとが当接しているが、第2継手部材110bを裏返して、第1上フランジ部30aに第2上フランジ部30bを当接してもよい。
(実施例3)
図6において、杭400が杭傾斜方向410(太矢印にて示す)に杭傾斜角度「1.50°(φ=1.50°)」傾斜している場合について説明する。なお、継手部材傾斜角度αは「0.75°(α=0.75°)」で、杭傾斜角度φは継手部材傾斜角度αの2倍になっている(φ=2・α)。
このとき、第1継手部材110aの位相A(第1最厚位相22a)と第2継手部材110bの位相B(第2最厚位相22b)とは、杭中心軸409を通過する杭傾斜方向410の仮想線(以下「杭傾斜方向仮想線408」と称す)上で一致している。したがって、杭傾斜方向仮想線408と第1仮想線28aと第2仮想線28bとは互いに重なっている(∠AOB=0°)。このとき、位相P(第1最薄位相24a)と位相Q(第2最薄位相24b)とは、杭傾斜方向仮想線408上で一致している。
すなわち、杭傾斜方向410において、第1継手部材110aの継手部材傾斜角度αと第2継手部材110bの継手部材傾斜角度αとは単純に重ね合わされているから、継手傾斜角度βは、両者の継手部材傾斜角度αを合計した角度である「1.50°」になり、杭傾斜角度φに一致している(β=φ=1.50°)。また、杭傾斜方向410に対して垂直な方向については、第1下フランジ部10aに対する第1上フランジ部30aの傾斜と、第2下フランジ部10bに対する第2上フランジ部30bの傾斜とが、互いに打ち消し合うため水平になっている。
したがって、杭400の傾斜(φ=1.50°)が継手100によって吸収され、タワーフランジ部50は水平になっている。よって、杭400が斜めに立設された場合、継手100を用いることによって、ボトムタワー500を鉛直方向490に設置可能になる。
すなわち、例えば継手部材傾斜角度αを「0.75°(α=0.75°)」にした場合、継手100は、杭400が杭傾斜方向410に最大「1.50°」傾くまで、ボトムタワー500を略鉛直方向490に設置可能である。
なお、以上は、第1上フランジ部30aと第2下フランジ部10bとが当接しているが、第2継手部材110bを裏返して、第1上フランジ部30aに第2上フランジ部30bを当接してもよい。
(実施例4)
図7において、杭400が杭傾斜方向410(太矢印にて示す)に杭傾斜角度φ(例えば、φ=0.75°)傾斜している場合について説明する。
このとき、回転位相傾斜角度δが杭傾斜角度φの1/2(δ=φ/2=0.375°)になる第1回転下位相線26aおよび第1回転上位相線27a(第1回転位相25a、図2参照)と、第2回転下位相線26b(第2回転位相25b、図2参照)とが、それぞれ杭傾斜方向仮想線408に一致し、杭400の傾斜を打ち消すように、第1継手部材110aと第2継手部材110bとは接続されている。
このとき、継手部材傾斜角度αを「0.75°」とすると、第1継手部材110aの時計周り方向の回転角度θは「45°(θ=45°)」で、第2継手部材110bの反時計周り方向の回転角度θは「45°(θ=45°)」である(∠AOB=90°)。
また、杭傾斜方向410に対して垂直な方向については、第1下フランジ部10aに対する第1上フランジ部30aの傾斜と、第2下フランジ部10bに対する第2上フランジ部30bの傾斜とが、互いに打ち消し合うため水平になっている。
したがって、杭400の傾斜が継手100によって吸収され、タワーフランジ部50は略水平になっている。よって、杭400が斜めに立設された場合、継手100を用いることによって、杭傾斜角度φは近似的に吸収され、ボトムタワー500は略鉛直になる。
以上のように、第1継手部材110aと第2継手部材110bとを、回転位相傾斜角度δが杭傾斜角度φの1/2になる回転角度θを特定し(図2参照)、特定された回転角度θにある第1回転上位相線27aの上に配置された貫通孔および特定された回転角度θにある第2回転下位相線26bの上に配置された貫通孔(または、かかる第1回転上位相線27aの最も近くに配置された貫通孔およびかかる第2回転下位相線26bの最も近くに配置された貫通孔)が、杭400の杭傾斜方向仮想線408上にある杭頭貫通孔(または、杭傾斜方向仮想線408に最も近い位置にある杭貫通孔)、すなわち、最も低い位置にある杭頭貫通孔の直上になるようにして、杭400の傾斜を打ち消すように接続するから、継手構造200は杭400の傾斜を略吸収することが可能になる。
このとき、第1継手部材110aと第2継手部材110bとは、杭傾斜方向仮想線408に対して互いに反対方向に回転され、対称に配置されたことに同じである。
なお、最も低い位置になっている杭頭貫通孔に代えて、最も高い位置になっている杭頭貫通孔基準にしてもよい。
以上のように、継手構造200は、第1継手部材110aの第1上フランジ部30aと第2継手部材110bの第2下フランジ部10bとの当接面において、第1仮想線28aと第2仮想線28bとのなす角度(∠AOB)を変更することによって、すなわち、回転角度θを変更することによって、回転位相傾斜角度δ(図2参照)を変更可能であるから、第1継手部材110aの第1下フランジ部10aの下面と第2継手部材110bの第2上フランジ部30bの上面とがなす継手傾斜角度β(β=2・δ)を変更可能である。さらに、グラウト接合でなく、機械式接続手段(ボルト90/ナット91)を用いる。したがって、以下の作用効果が得られる。
(1)杭400が傾斜する場合、杭傾斜角度φを吸収してボトムタワー500を鉛直または略鉛直にすることができる。
(2)グラウトのような強度発現等の養生時間が不要であるから工期が短くなる。
(3)また、ボトムタワー500に風や波が繰り返し作用しても、長期間に渡って継手としての所要の性能を有する。
[実施の形態3:杭構造物の施工方法]
本発明を実施するための形態を、フローチャートを参照して具体的に説明する。なお、各工程を実施する順番は示された順番に限定するものではなく、適宜変更可能である。また、実施の形態1または実施の形態2における部材と同じ部材については同じ符号を付し、説明を一部省略する。
図8は、本発明の実施の形態3に係る杭構造物の施工方法を説明するフローチャートである。なお、各部位の名称および符号については図2を参照する。
(フローチャート)
図8において、杭構造物の施工方法は、以下の工程を有する。
杭400の杭傾斜角度φを計測する工程(S1)と、
第1継手部材110aについて、回転位相傾斜角度δが計測された杭傾斜角度φの1/2になる第1回転下位相線26aおよび第1回転上位相線27aを特定すると共に、第2継手部材110bについて、回転位相傾斜角度δが計測された杭傾斜角度φの1/2になる第2回転下位相線26bおよび第2回転上位相線27bを特定する工程(S2)と、
最も低い位置になっている杭頭外貫通孔43および杭頭内貫通孔47に、特定された第1回転下位相線26aに最も近い位置に配置された第1下外貫通孔13aおよび第1下内貫通孔17aを重ねて、杭頭部フランジ部40に第1継手部材110aの第1下フランジ部10aをボルト90/ナット91によって接続する工程(S3)と、
特定された第1回転上位相線27aに最も近い位置に配置された第1上外貫通孔33aおよび第1上内貫通孔37aに、特定された第2回転下位相線26bに最も近い位置に配置された第2下外貫通孔13bおよび第2下内貫通孔17bを、杭400の傾斜を打ち消すように重ねて、第1継手部材110aの第1上フランジ部30aに第2継手部材110bの第2下フランジ部10bをボルト90/ナット91によって接続する工程(S4)と、
第2継手部材110bの第2上フランジ部30bにタワーフランジ部50をボルト90/ナット91によって接続する工程(S5)。
すなわち、第2継手部材110bが杭傾斜方向仮想線408に対して第1継手部材110aの対称位置(位相B(第2仮想線28b)が杭傾斜方向仮想線408に対して位相A(第1仮想線28a)の対称位置)になっている(図7参照)。
したがって、かかる杭構造物の施工方法は、継手構造200を有し、継手構造200が前記のように杭400の傾斜を吸収可能であると共に、ボルト90/ナット91(機械式接続手段)を用いるから、前記作用効果が得られる。
なお、以上は、杭頭部フランジ部40に接続された第1継手部材110aに、第2継手部材110bを接続するものであるが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、第1仮想線28aと第2仮想線28bとのなす角度が回転角度θの2倍になった状態で、予め、第1継手部材110aと第2継手部材110bとを一体にしておき、かかる一体になったものを杭頭部フランジ部40に接続してもよい。
なお、最も低い位置になっている杭頭外貫通孔43および杭頭内貫通孔47に代えて、最も高い位置になっている杭頭外貫通孔43および杭頭内貫通孔47を基準にして、前記工程に準じた工程を実施してもよい。
本発明を、実施の形態をもとに説明したが、この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
以上のように、本発明の継手構造および継手並びに杭構造物の施工方法は、杭の傾斜を吸収可能であると共に、グラウトの使用に伴う問題を解消するから、杭と風力発電機のボトムタワーとの接続に限定されることなく、各種下部構造物と各種上部構造物とを接続する継手構造および継手並びに構造物の施工方法として広く利用可能である。
10a:第1下フランジ部
10b:第2下フランジ部
11a:第1下外フランジ部
11b:第2下外フランジ部
12a:第1下外周円
12b:第2下外周円
13a:第1下外貫通孔
13b:第2下外貫通孔
14a:第1最厚位相下外貫通孔
14b:第2最厚位相下外貫通孔
15a:第1下内フランジ部
15b:第2下内フランジ部
16a:第1下内周円
16b:第2下内周円
17a:第1下内貫通孔
17b:第2下内貫通孔
18a:第1最厚位相下内貫通孔
18b:第2最厚位相下内貫通孔
20a:第1円筒部
20b:第2円筒部
21a:第1円筒部下端
21b:第2円筒部下端
22a:第1最厚位相
22b:第2最厚位相
23a:第1円筒部上端
23b:第2円筒部上端
24a:第1最薄位相
24b:第2最薄位相
25a:第1回転位相
25b:第2回転位相
26a:第1回転下位相線
26b:第2回転下位相線
27a:第1回転上位相線
27b:第2回転上位相線
28a:第1仮想線
28b:第2仮想線
29a:第1円筒部中心軸
29b:第2円筒部中心軸
30a:第1上フランジ部
30b:第2上フランジ部
31a:第1上外フランジ部
31b:第2上外フランジ部
32a:第1上外周円
33a:第1上外貫通孔
33b:第2上外貫通孔
34a:第1最厚位相上外貫通孔
35a:第1上内フランジ部
35b:第2上内フランジ部
36a:第1上内周円
37a:第1上内貫通孔
37b:第2上内貫通孔
38a:第1最厚位相上内貫通孔
40 :杭頭部フランジ部
43 :杭頭外貫通孔
47 :杭頭内貫通孔
50 :タワーフランジ部
53 :タワー外貫通孔
57 :タワー内貫通孔
90 :ボルト
91 :ナット
100 :継手
110a:第1継手部材
110b:第2継手部材
114a:第1外仮想線
118a:第1内仮想線
200 :継手構造
400 :杭
408 :杭傾斜方向仮想線
409 :杭中心軸
410 :杭傾斜方向
490 :鉛直方向
500 :ボトムタワー
α :継手部材傾斜角度
β :継手傾斜角度
δ :回転位相傾斜角度
θ :回転角度
φ :杭傾斜角度
A :第1最厚位相
B :第2最厚位相
P :第1最薄位相
Q :第2最薄位相
O :中心

Claims (2)

  1. 地盤に立設された杭の頭部に設置された杭頭部フランジ部と、上部構造物に設けられた上部構造物フランジ部とを継手によって接続する杭構造物の施工方法であって、
    前記継手は、第1継手部材および第2継手部材を具備し、前記第1継手部材および前記第2継手部材はそれぞれ、円筒部と、前記円筒部の一方の端部に設けられた円環状の下フランジ部と、前記下フランジ部に形成された複数の下貫通孔と、前記円筒部の他方の端部に設けられた円環状の上フランジ部と、前記上フランジ部に形成された複数の上貫通孔と、を具備し、前記第1継手部材の前記上フランジ部は前記第1継手部材の前記下フランジ部に対して傾斜し、前記第2継手部材の前記上フランジ部は前記第2継手部材の前記下フランジ部に対して傾斜し、それぞれの傾斜角度が同じであり、
    前記杭が鉛直に対して傾斜した杭傾斜方向および杭傾斜角度を計測する工程(S1)と、
    前記第1継手部材および前記第2継手部材について、前記円筒部の中心軸を含む仮想面と前記下フランジ部との交線である回転下位相線に対して、前記仮想面と前記上フランジ部との交線である回転上位相線がなす角度である回転位相傾斜角度が、前記計測された杭傾斜角度の1/2になる仮想面を特定する工程(S2)と、
    前記杭頭部フランジ部に形成された複数の杭頭貫通孔のうち前記杭傾斜方向の杭傾斜方向仮想線に最も近い位置になっている杭頭貫通孔に、前記第1継手部材の複数の下貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転下位相線に最も近い位置に配置された下貫通孔を重ねて、前記杭頭部フランジ部に前記第1継手部材の下フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S3)と、
    前記第1継手部材の複数の上貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転上位相線に最も近い位置に配置された上貫通孔に、前記第2継手部材の複数の下貫通孔のうち前記特定された仮想面における前記回転下位相線に最も近い位置に配置された下貫通孔を、前記杭の傾斜が打ち消されるように重ねて、前記第1継手部材の上フランジ部に前記第2継手部材の下フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S4)と、
    前記第2継手部材の前記上フランジ部に前記上部構造物フランジ部を機械式接続手段によって接続する工程(S5)とを有することを特徴とする杭構造物の施工方法。
  2. 請求項1に記載の杭構造物の施工方法により施工された杭構造物。
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