JP7253657B1 - トランジションピース - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1では、杭式構造物の据え付けを高い設置精度で行うために、支持層に杭を打設し、杭を支点にして、地盤に配置された本体部の傾きを調整した後に、本体部と杭とを一体化する施工方法が開示されている。
また、タワー部とジャケット構造体との接続部であるトランジションピースの上面には、メンテナンス用の外部作業床が取り付けられる。このため、トランジションピース上面は水平であることが望ましい。
ジションピースへの面外曲げモーメントが、第1ウェブ又は第2ウェブの一方に偏ることを防ぐことができる。よって、入力に対する荷重伝達をスムーズにすることができる。したがって、よりトランジションピースの面外曲げモーメントへの耐力を高くすることができる。
トランジションピース100は、図1及び図2に示すように、ジャケット構造体200の上部に設けられる。ジャケット構造体200は、レグ210と、レグ210を補強するX字状のブレース220と、からなる構造を、スカートスリーブ230を介して海底等の地盤に打設された杭240に接続することで、洋上に配置される。ジャケット構造体200の上部に設けられたトランジションピース100には、洋上風車300のタワー部310の根元であるタワー基部311が接続される。これにより、ジャケット構造体200及びトランジションピース100によって、洋上風車300を洋上に配置する。
あるいは、図5に示すように、屈曲点Bは、トランジションピース100の下フランジ40の下面と同じ位置に備えられてもよい。レグ210の1つがタワー設置部10に対して傾斜している場合も同様である。
タワー設置部10は、洋上風車300のタワー部310が設置される円筒状の部材である。タワー基部311とタワー設置部10とは、例えば、タワー基部311をタワー設置部10の上部に据え付けた後、不図示のフランジ継手を引張ボルトによってボルト接合することにより固定される。タワー設置部10は、前記円筒状の軸方向が鉛直方向と平行となるように配置される。
図3に示すように、上フランジ30において、レグ設置部20は、上先端部32bに設けられる。
図3に示すように、下フランジ40において、レグ設置部20は、下先端部42bに設けられる。これにより、ジャケット構造体200を有するレグ210の上端部は、上フランジ30のレグ設置部20と下フランジ40のレグ設置部20とによって2箇所固定される。
すなわち、図3に示すように、上フランジ30の十字形状の4つの突部のうち、後述する第1ウェブ50及び第2ウェブ60に接続される上突部は、鉛直方向に沿って見て、第1ウェブ50及び第2ウェブ60からはみ出しているものとする。
また、下フランジ40の十字形状の4つの突部のうち、第1ウェブ50及び第2ウェブ60に接続される下突部は、鉛直方向に沿って見て、第1ウェブ50及び第2ウェブ60からはみ出しているものとする。
図2に示すように、ジャケット構造体200のレグ210がタワー設置部10に対して傾斜している場合は、第1ウェブ50は、台形状となる。図4又は図5に示すように、ジャケット構造体200のレグ210がタワー設置部10と平行である場合は、第1ウェブ50は、長方形状となる。
リブ70は、レグ210からタワー設置部10が設けられた方向に向かって1枚ずつ配置してもよい。この時、1枚のリブ70は、上述の「3枚目のリブ70」と同じ位置に設けられることが好ましい。すなわち、1枚のリブ70は、平面視において、第1ウェブ50及び第2ウェブ60の間に位置するように設けられることがより好ましい。
リブ70は、レグ設置部20の円周方向に間隔を空けて任意の個数だけ配置してもよい。
上述の各構成により、本実施形態に係るトランジションピース100が形成される。
例えば、ジャケット構造体200はレグ210を4つ設けられるとして説明したが、これに限らない。例えば、レグ210は、3つ設けられてもよいし、5つ以上設けられてもよい。これに伴い、上フランジ30及び下フランジ40は、十字形状以外の形状を有していてもよい。具体的には、上突部32及び下突部42の数をジャケット構造体200のレグ210の数に合わせ、3つとしてもよいし、5つ以上としてもよい。
また、タワー設置部10は円筒状であるとして説明したが、これに限らない。例えば、タワー設置部10は、角筒状であってもよい。
また、下フランジ40の下中央部41とタワー設置部10とは、下中央部41の上にタワー設置部10が配置された状態で、溶接により固定されると説明したが、これに限らない。すなわち、下フランジ40にも、タワー設置部10が貫通する貫通孔が設けられていてもよい。これにより、下フランジ40に設けられた貫通孔の内側にタワー設置部10が配置された状態で、溶接により固定されてもよい。
20 レグ設置部
30 上フランジ
40 下フランジ
50 第1ウェブ
60 第2ウェブ
100 トランジションピース
210 レグ
300 洋上風車
M マンホール
WL レグ側間隔
WT タワー側間隔
Claims (10)
- 洋上風車のタワーが設置される円筒状のタワー設置部と、
それぞれレグが設置される4つのレグ設置部と、
前記タワー設置部の上方と前記4つのレグ設置部とを接続する上フランジと、
前記タワー設置部の下方と前記4つのレグ設置部とを接続する下フランジと、
を有するトランジションピースであって、
前記上フランジと前記下フランジとを接続する第1ウェブであって、前記タワー設置部と4つの前記レグのうちの1つとを接続する第1ウェブと、
前記上フランジと前記下フランジとを接続する第2ウェブであって、前記タワー設置部と前記レグのうちの1つとを接続する第2ウェブと、
を備える、
ことを特徴とするトランジションピース。 - 前記第1ウェブと前記レグのうちの1つとが接続される位置と、前記第2ウェブと前記レグのうちの1つとが接続される位置と、の間隔をレグ側間隔とし、
前記第1ウェブと前記タワー設置部とが接続される位置と、前記第2ウェブと前記タワー設置部とが接続される位置と、の間隔をタワー側間隔とし、
前記タワー側間隔は、前記レグ側間隔よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載のトランジションピース。 - 前記第1ウェブ及び前記第2ウェブのそれぞれは、前記タワー設置部及び前記レグのうちの1つのそれぞれと両側溶接により接続される、
ことを特徴とする請求項2記載のトランジションピース。 - 前記上フランジ及び前記下フランジのそれぞれは、鉛直方向に沿って見たときに十字形状であり、
前記上フランジの十字形状の4つの突部のうち、前記第1ウェブ及び前記第2ウェブに接続される突部は、鉛直方向に沿って見て、前記第1ウェブ及び前記第2ウェブからはみ出しており、
前記下フランジの十字形状の4つの突部のうち、前記第1ウェブ及び前記第2ウェブに接続される突部は、鉛直方向に沿って見て、前記第1ウェブ及び前記第2ウェブからはみ出している、
ことを特徴とする請求項3に記載のトランジションピース。 - 前記第1ウェブ及び前記第2ウェブのそれぞれの部分であって、前記タワー設置部に接続される部分又は前記レグのうちの1つに接続される部分は、螺旋形状である、
ことを特徴とする請求項4に記載のトランジションピース。 - 前記第1ウェブの輪郭は、前記第2ウェブの輪郭の鏡像である、
ことを特徴とする請求項5に記載のトランジションピース。 - 前記第1ウェブ及び前記第2ウェブの少なくともいずれか一方には、マンホールが設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載のトランジションピース。 - 前記上フランジ及び前記下フランジの少なくともいずれか一方には、マンホールが設けられており、
前記マンホールは、鉛直方向に沿って見て、前記第1ウェブと前記第2ウェブとの間に位置する、
ことを特徴とする請求項7に記載のトランジションピース。 - 前記レグのうちの1つは、前記タワー設置部に対して傾斜している、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のトランジションピース。 - 前記レグのうちの1つは、前記タワー設置部と平行である、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のトランジションピース。
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JP7253657B1 true JP7253657B1 (ja) | 2023-04-06 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7451813B1 (ja) | 2023-07-21 | 2024-03-18 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 洋上風力基礎 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3239406A1 (en) | 2016-04-26 | 2017-11-01 | Navantia S.A. | Offshore wind turbine support structure |
JP2018100578A (ja) | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Jfeエンジニアリング株式会社 | ジャケット位置調整機構および着床式基礎の構築方法 |
JP2018141326A (ja) | 2017-02-28 | 2018-09-13 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 杭式構造物の施工方法 |
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2022
- 2022-06-24 JP JP2022101692A patent/JP7253657B1/ja active Active
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