JP6568766B2 - 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム - Google Patents

設定支援装置、設定支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6568766B2
JP6568766B2 JP2015207364A JP2015207364A JP6568766B2 JP 6568766 B2 JP6568766 B2 JP 6568766B2 JP 2015207364 A JP2015207364 A JP 2015207364A JP 2015207364 A JP2015207364 A JP 2015207364A JP 6568766 B2 JP6568766 B2 JP 6568766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
condition
reliability
new
welding condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015207364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017077579A (ja
Inventor
利彦 西村
利彦 西村
正俊 飛田
正俊 飛田
雄幹 山崎
雄幹 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2015207364A priority Critical patent/JP6568766B2/ja
Priority to US15/266,607 priority patent/US10434593B2/en
Priority to CN201610906585.2A priority patent/CN106994545B/zh
Publication of JP2017077579A publication Critical patent/JP2017077579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6568766B2 publication Critical patent/JP6568766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0953Monitoring or automatic control of welding parameters using computing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/124Circuits or methods for feeding welding wire
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S901/00Robots
    • Y10S901/30End effector
    • Y10S901/41Tool
    • Y10S901/42Welding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Description

本発明は、溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置、設定支援方法及びプログラムに関する。
溶接工程の自動化に伴い、溶接に関する条件(以下、「溶接条件」という)のデータベース化が進んでいる。このような溶接条件のデータベース化に関する技術としては、従来から種々のものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、溶接施工情報を設定し、溶接対象情報を設定し、溶接施工情報と溶接対象情報を一連の検索情報として、溶接情報記録部より検索情報と一致する溶接情報を検索し、検索の結果、該当情報がなければ溶接情報導出処理部より溶接情報を算出し、溶接情報検索または溶接情報算出によって設定した溶接条件により溶接を行う自動溶接条件設定装置が記載されている。
WO97/10919号公報
しかしながら、特許文献1の条件設定装置は新たな溶接条件を推定するが、溶接品質を保証するものでなく、最終的には熟練溶接技能者が溶接条件の設定及び調整を行い、溶接欠陥のない満足な溶接品質が得られることを確認している。
一方で、経験の乏しい初心者にとっては、溶接条件の設定及び調整を行う際、つまり、新規の溶接条件を指定する際に、溶接条件の適切さを見極めることも困難である。従って、溶接条件の適切さがチェックされず、適切でない溶接条件が実溶接ラインに適用され、その結果、思わぬ溶接欠陥が発生して生産を阻害することになる可能性がある。
本発明の目的は、新規の溶接条件を指定する際にその溶接条件の適切さを知らせることにある。
かかる目的のもと、本発明は、溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置であって、新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、受付部による新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する新規溶接条件の適切さの度合いを表示部に出力する出力部とを備えた設定支援装置を提供する。
ここで、出力部は、複数の実績溶接条件の代表値と新規溶接条件との離れ度合いに応じた適切さの度合いを出力する、ものであってよい。その場合、離れ度合いは、複数の実績溶接条件の代表値と新規溶接条件とのマハラノビス距離であってよい。
また、出力部は、複数の実績溶接条件に基づき溶接条件を複数の範囲に分けて各範囲に適切さの度合いを設定し、複数の範囲のうち新規溶接条件を含む範囲に設定された適切さの度合いを出力する、ものであってよい。その場合、複数の範囲は、複数の実績溶接条件の各実績溶接条件に含まれる複数の項目の値の加重合計に応じて決定される、ものであってよい。
更に、受付部は、溶接材料、溶接機器及び溶接対象の少なくとも1つに関する属性情報を更に受け付け、出力部は、属性情報に応じた適切さの度合いを出力する、ものであってよい。
また、本発明は、溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援方法であって、新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付けるステップと、新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する新規溶接条件の適切さの度合いを出力するステップとを含む設定支援方法も提供する。
更に、本発明は、溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、受付部による新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する新規溶接条件の適切さの度合いを表示部に出力する出力部として機能させるためのプログラムも提供する。
本発明によれば、新規の溶接条件を指定する際にその溶接条件の適切さが分かる。
本実施の形態における溶接ロボットシステムの概略構成例を示した図である。 本実施の形態における設定支援装置の機能構成例を示した図である。 設定支援装置で用いられる溶接条件のうち、ウィービングの振幅、狙い位置オフセット、狙い角度を示した図である。 設定支援装置で用いられる溶接条件のうち、溶接速度を示した図である。 本実施の形態における設定支援装置の動作例を示したフローチャートである。 第1の信頼度決定処理における信頼度の決定方法について模式的に示した図である。 第1の信頼度決定処理の一実施例を採用した場合の処理の流れを例示したフローチャートである。 第1の信頼度決定処理における信頼度の決定方法について模式的に示した図である。 第2の信頼度決定処理の一実施例を採用した場合の処理の流れを例示したフローチャートである。 第2の信頼度決定処理の変形例における信頼度の決定方法について模式的に示した図である。 本実施の形態における設定支援装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[溶接ロボットシステムの構成]
図1は、本実施の形態における溶接ロボットシステム1の概略構成例を示した図である。
図示するように、溶接ロボットシステム1は、電極により溶接対象(ワーク)に対して溶接を行う溶接ロボット(マニピュレータ)10と、溶接ロボットシステム1を制御するロボット制御盤20と、溶接ロボットシステム1を制御するための教示データを各種キーや液晶画面で入出力する教示ペンダント30とを備える。
溶接ロボット10は、複数の関節を有する腕(アーム)を備え、教示データに基づく各種の作業を行う。溶接ロボットシステム1の場合、腕の先端には、ワークの溶接作業を行うための溶接トーチ11が設けられる。溶接トーチ11は、開先(ワークの母材間に設けられた溝)に対して溶接ワイヤを供給するものである。
ロボット制御盤20は、溶接ロボット10とは離れて設けられており、溶接ロボットシステム1を構成する各溶接機器の動作を制御する。例えば、ロボット制御盤20は、溶接ロボット10による溶接動作、図示しない送給装置による溶接ワイヤの送給動作、図示しない溶接電源による電極やワークへの電力の供給動作等を制御する。その際、ロボット制御盤20は、教示ペンダント30から送信された溶接条件等に基づいて各動作を制御する。また、ロボット制御盤20は、溶接ロボット10が出力した各種情報を教示ペンダント30に送信する。
教示ペンダント30は、溶接ロボット10による溶接作業を行うために、操作者が教示データとして溶接条件等を入力すると、この溶接条件等をロボット制御盤20に送信する。また、教示ペンダント30は、ロボット制御盤20から送信された各種情報を液晶画面に表示する。本実施の形態では、表示部の一例として、教示ペンダント30を設けている。
[本実施の形態の概要]
本実施の形態は、操作者が溶接条件を指定した際にその溶接条件の適切さの度合いの一例である「信頼度」を操作者に提示することにより、溶接条件の設定を支援するものである。以下、このような設定の支援を設定支援装置で行うものとして、その機能構成及び動作を説明する。この設定支援装置は、溶接ロボット10内、ロボット制御盤20内、教示ペンダント30内、及び、これらとは別の装置内の何れで実現されるものでもよいが、ここでは、溶接ロボット10内で実現されるものとする。
尚、本実施の形態では、溶接ロボットシステム1が消耗電極型アーク溶接、特にMAG(Metal Active Gas)溶接を行う場合を例にとり説明する。また、本実施の形態において、溶接ロボットシステム1で使用される溶接機器(溶接電源、送給装置等)、シールドガス成分、溶接ワイヤの種類及び突出し長さは予め定められているものとする。そして、溶接の対象とする継手形状は「水平隅肉」であるものとする。
[設定支援装置の機能構成]
図2は、本実施の形態における設定支援装置40の機能構成例を示した図である。図示するように、設定支援装置40は、実績溶接条件記憶部41と、入力受付部42と、信頼度決定部43と、信頼度出力部44とを備える。
実績溶接条件記憶部41は、過去に用いられた複数の溶接条件を記憶する。これらの溶接条件は、熟練溶接技能者が施工実験や実施工にて溶接品質に問題のないことを確認した実績のある溶接条件であるので、以下では、実績溶接条件Wn(n=1〜N)と称する。
尚、実績溶接条件記憶部41は、この実績溶接条件Wnを、溶接材料、溶接機器及び溶接対象の少なくとも1つに関する属性情報ごとに記憶してもよい。ここで、溶接材料に関する属性情報(溶接材料情報)は、例えば、溶接ワイヤの種類、径、突出し長さを含む。溶接機器に関する属性情報(溶接機器情報)は、例えば、溶接電源特性、シールドガス種を含む。溶接対象に関する属性情報(溶接対象情報)は、例えば、溶接対象の材質、板厚、開先形状、継手形状、溶接姿勢を含む。
入力受付部42は、操作者が教示ペンダント30を用いて情報の入力を行った後に設定キーを押下することにより入力を確定させると、教示ペンダント30からその情報を受け付ける。特に、入力受付部42は、このような情報として、溶接ロボット10による溶接を行うための溶接条件を受け付ける。この溶接条件は、実績溶接条件Wnとは別の新規な溶接条件であるので、以下では、新規溶接条件Winと称する。
尚、入力受付部42は、この新規溶接条件Winを、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報の少なくとも1つの属性情報に関連付けて受け付けてもよい。
本実施の形態では、新規溶接条件の指定を受け付ける受付部の一例として、入力受付部42を設けている。
信頼度決定部43は、入力受付部42が新規溶接条件Winを受け付けた際に、実績溶接条件記憶部41に記憶された実績溶接条件Wnを用いて、新規溶接条件Winの信頼度Rinを決定する。この信頼度Rinは、例えば、新規溶接条件Winの信頼性、安定性、再現性を単一の数値で表したものとすればよい。ここで、信頼性とは、その溶接条件を用いることで欠陥の少ない、高い溶接品質を得られる性質を意味する。安定性とは、溶接対象物の形状(板圧や寸法ギャップ幅)や溶接機器特性(電流、電圧等)が多少変化しても溶接品質が確保できる性質を意味する。再現性とは、その溶接条件が繰り返し用いられても同様の溶接結果となる性質を意味する。
尚、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winの信頼度Rinを、この新規溶接条件Winが関連付けられた溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報の少なくとも1つの属性情報に対して実績溶接条件記憶部41に記憶された実績溶接条件Wnを用いて決定してもよい。また、信頼度決定部43は、信頼度Rinを決定する方法として、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報ごとに異なる方法を用いてもよい。
信頼度出力部44は、信頼度決定部43が決定した信頼度Rinを教示ペンダント30に出力することにより、操作者に提示する。本実施の形態では、適切さの度合いを出力する出力部の一例として、信頼度出力部44を設けている。
[設定支援装置で用いられる溶接条件]
設定支援装置40で用いられる溶接条件の項目としては、溶接機器の出力に関し、溶接電流I[A]、溶接電圧V[V]、溶接ワイヤ送給速度Vw[mm/sec]等がある。また、溶接トーチ11の運棒に関し、溶接速度S[mm/sec]、ウィービングの動作パターンPw(t)[mm]、振幅Aw[mm]、周波数Fw[Hz]等がある。更に、溶接トーチ11の先端の狙いに関し、狙い位置オフセットX[mm]、狙い角度θ[RAD]等がある。尚、ここでは、狙い位置オフセットX及び狙い角度θは、1つの平面上でのオフセット及び角度とするが、三次元空間におけるオフセット及び角度としてもよい。また、層数及びパス数がこれらの溶接条件に関連付けられていてもよく、これらの溶接条件はパスごとに異なってもよい。
図3A及び図3Bは、これらの溶接条件の一部を説明するための図である。尚、ここでは、母材51の板面に垂直な方向をX軸とし、母材52の板面に垂直な方向をY軸とし、X軸及びY軸に垂直な方向をZ軸とする。
図3Aには、上記溶接条件のうち、ウィービングの振幅Aw、狙い位置オフセットX、狙い角度θを示す。尚、この図は、母材51,52及び溶接トーチ11の位置関係をZ軸方向から見た場合の図である。つまり、狙い位置オフセットX及び狙い角度θとしては、XY平面上でのオフセット及び角度を示している。
図3Bには、上記溶接条件のうち、溶接速度Sを示す。図示するように、溶接速度Sは、Z軸方向への速度である。
[設定支援装置の動作]
図4は、本実施の形態における設定支援装置40の動作例を示したフローチャートである。
まず、操作者が教示ペンダント30を用いて溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報を選択すると、設定支援装置40では、入力受付部42が、教示ペンダント30からその選択を受け付ける(ステップ401)。例えば、操作者が継手形状として「水平隅肉」を選択すると、入力受付部42は、「水平隅肉」の選択を受け付ける。一方、溶接機器、シールドガス成分、溶接ワイヤの種類及び突出し長さのように予め固定的に定められたものは、操作者が教示ペンダント30を用いて選択することなく入力受付部42が特定できるようにしてもよい。
次に、操作者が溶接継手部にロボットを移動させて新規溶接条件Winを入力すると、設定支援装置40では、入力受付部42が、この新規溶接条件Winを受け付ける(ステップ402)。ここで、新規溶接条件Winは、溶接電流、溶接電圧、溶接ワイヤ送給速度を含んでよい。また、溶接速度、ウィービングの動作パターン、振幅、周波数を含んでよい。更に、溶接トーチ11の先端の狙い位置オフセット、狙い角度を含んでよい。
これにより、信頼度決定部43が、ステップ401で受け付けた溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報をキーとして実績溶接条件記憶部41を検索することにより、実績溶接条件Wnを取得する(ステップ403)。
また、信頼度決定部43は、信頼度Rinを決定する信頼度決定処理を実行する(ステップ404)。この信頼度決定処理は、ステップ402で受け付けた新規溶接条件Winと、ステップ403で取得した実績溶接条件Wnとに基づいて、信頼度Rinを決定する処理であるが、詳細は後述する。
その後、信頼度出力部44が、ステップ404で決定された信頼度Rinを教示ペンダント30に出力する(ステップ405)。これにより、教示ペンダント30は、信頼度Rinを液晶画面に表示し、操作者は信頼度Rinを知ることになる。尚、信頼度Rinが閾値以下である場合、教示ペンダント30は、信頼度Rinの表示に加えて又は信頼度Rinの表示に代えて、警告を発したり溶接条件の入力を禁止したりしてもよい。ここで、信頼度Rinが閾値以下であることの例としては、後述する第2の信頼度決定処理で新規溶接条件Winが溶接可能限界Wlimの外部の領域3に存在することが挙げられる。
以下、信頼度決定処理について詳細に述べる。
(第1の信頼度決定処理)
この第1の信頼度決定処理は、新規溶接条件Winと実績溶接条件Wnの代表値との離れ度合いの一例である偏差量に基づいて信頼度を計算する処理である。この処理において、信頼度決定部43は、実績溶接条件記憶部41に記憶された実績溶接条件Wnの分布に基づいて、実績溶接条件Wnの代表値Wx(例えば、平均値、中央値、最頻値)を算出する。そして、この代表値Wxと新規溶接条件Winとの偏差量ΔWを算出する。その後、偏差量ΔWに応じて、信頼度Rinを決定する。具体的には、偏差量ΔWが小さいほど、つまり、新規溶接条件Winが代表値に近いほど信頼度Rinが大きくなるように、信頼度Rinを決定する。
尚、上記で偏差量ΔWを算出する際に、溶接を可能とする溶接条件の限界線である溶接可能限界Wlimを用いてもよい。また、この溶接可能限界Wlimは、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報ごとに設定されてもよい。更に、溶接可能限界Wlimは、手動で設定されてもよい。
また、信頼度Rinを算出する際に、溶接条件の各項目に対して重み係数を設けてもよい。そして、この重み係数は、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報ごとに設定されてもよい。
図5は、第1の信頼度決定処理における信頼度Rinの決定方法について模式的に示した図である。図示するように、溶接可能限界Wlimの中には多数の実績溶接条件Wnが存在し、実績溶接条件Wnの代表値Wxが算出されている。そして、1つ目の新規溶接条件であるWin(1)は代表値Wxから遠いので、Win(1)の信頼度Rin(1)は小さくなっており、2つ目の新規溶接条件であるWin(2)は代表値Wxに近いので、Win(2)の信頼度Rin(2)は大きくなっている。
ここで、第1の信頼度決定処理の一実施例として、新規溶接条件Winと実績溶接条件Wnの代表値との偏差量ΔWを、統計学で用いられる公知のマハラノビス距離により定量化する方法を説明する。マハラノビス距離は、多変数の新たな標本(入力データ)と既知の標本(既存データ)との類似度を表す距離である点では、通常用いられるユークリッド距離と同じであるが、データの相関(ばらつき)も考慮している点で、ユークリッド距離とは異なる。
図6は、この場合の第1の信頼度決定処理の流れを例示したフローチャートである。
図示するように、信頼度決定部43は、まず、実績溶接条件Wn(n=1〜N)の平均値「(ΣWn)/N」を算出する(ステップ411)。実績溶接条件Wnの各項目間の共分散を算出する(ステップ412)。これにより、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winと、ステップ411で算出した平均値と、ステップ412で算出した共分散とを用いて、マハラノビス距離Dinを算出する(ステップ413)。
その後、ステップ413で算出したマハラノビス距離Dinに応じて、信頼度Rinを算出する(ステップ414)。具体的には、マハラノビス距離Dinが小さいほど、つまり、新規溶接条件Winが実績溶接条件Wnに近いほど信頼度Rinが大きくなるような式を用いて、信頼度Rinを算出すればよい。このような式としては、例えば、「Rin=100−α×Din」が考えられる。これは、マハラノビス距離Dinが正の値であるので、αを正の変換定数(例えば、α=100)とすれば、信頼度Rinを百分率で表現可能な式である。
尚、ここでは、マハラノビス距離Dinを用いて信頼度Rinを算出する方法を説明したが、この限りではない。マハラノビス距離を用いる手法以外にも、主成分分析等、他の公知の統計的手法を用いても同様に信頼度Rinは算出することができる。
(第2の信頼度決定処理)
この第2の信頼度決定処理は、溶接条件を複数の領域(範囲)に分けて各領域に信頼度を設定し、新規溶接条件Winの信頼度Rinを決定する処理である。この処理において、信頼度決定部43は、溶接可能な溶接条件の限界線である溶接可能限界Wlimを設定する。また、実績溶接条件記憶部41に記憶された実績溶接条件Wnの分布に基づいて、適切な溶接条件の限界線である適切条件限界Waも設定する。そして、新規溶接条件Winと溶接可能限界Wlimと適切条件限界Waとの位置関係により、信頼度Rinを決定する。
尚、この場合、溶接可能限界Wlimは、以下のようなパラメータにより決定するとよい。即ち、第一に、溶接ロボットシステム1で使用する溶接機器の定格値である。これには、溶接電源の電流又は電圧の上限値、送給装置におけるワイヤ送給速度の上限値等がある。第二に、溶接ロボット10の機械的限界値である。これには、溶接トーチ11の移動速度の上限値、ウィービングの周期又は周波数の上限値等がある。第三に、溶接が維持できないような条件である。これには、アークを発生できる溶接電源の電流又は電圧の下限値等がある。第四に、明らかな溶接不良となるような条件である。これには、溶着量又は入熱量が過多となる溶接電源の電流又は電圧の上限値等がある。この溶接可能限界Wlimは、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報ごとに設定されてもよい。また、溶接可能限界Wlimは、手動で設定されてもよい。
また、適切条件限界Waは、熟練溶接技能者の施工ノウハウを数値化して決定してもよいし、後述するように主成分分析等で決定してもよい。この適切条件限界Waは、溶接材料情報、溶接機器情報及び溶接対象情報ごとに設定されてもよい。また、適切条件限界Waは、手動で設定されてもよい。
図7は、第2の信頼度決定処理における信頼度Rinの決定方法について模式的に示した図である。図示するように、溶接条件の各項目を変数とする多変数空間は、溶接可能限界Wlim及び適切条件限界Waにより、3つの領域に分けられている。具体的には、適切条件限界Waの内部が領域1となり、適切条件限界Waの外部でかつ溶接可能限界Wlimの内部が領域2となり、溶接可能限界Wlimの外部が領域3となっている。そして、新規溶接条件Winが領域1内にあれば、信頼度Rinは最も大きな値となり、新規溶接条件Winが領域2内にあれば、信頼度Rinは次に大きな値となり、新規溶接条件Winが領域3内にあれば、信頼度Rinは最も小さな値となる。
ここで、第2の信頼度決定処理の一実施例として、適切条件限界Waを、蓄積済みの実績溶接条件Wnから主成分分析(PCA:Principal Component Analysis)を用いて求める方法を説明する。主成分分析は、多変数で記述されたデータ間の相関を排除し、少数個の無相関な合成変数に縮約する手法で、より少ない変数でデータを特徴付けることができる手法である。
以下では、ウィービングを行わない場合における実績溶接条件Wnの分析方法について述べる。この場合、実績溶接条件Wnの項目は、溶接電流In[A]、溶接電圧Vn[V]、溶接トーチ11の溶接速度Sn[mm/sec]、溶接トーチ11の狙い位置オフセットXn[mm]、溶接トーチ11の狙い角度θn[RAD]の5つであるとする。また、主成分分析において、合成変数Uを「U=A1×I+A2×V+A3×S+A4×X+A5×θ」と定義する。但し、A1〜A5は、重み定数であり、「A1+A2+A3+A4+A5=1」を満たすものとする。
図8は、この場合の第2の信頼度決定処理の流れを例示したフローチャートである。但し、ここでは、新規溶接条件Winが溶接可能限界Wlimの外部の領域3に存在しないことを前提とする。即ち、このフローチャートは、この前提の下、新規溶接条件Winが適切条件限界Waの内部の領域1に存在するか適切条件限界Waの外部の領域2に存在するかを判別して、新規溶接条件Winの信頼度Rinを決定する場合の動作を示したものである。
図示するように、信頼度決定部43は、まず、実績溶接条件Wn(n=1〜N)から主成分分析により重み定数A1〜A5を決定する(ステップ421)。そして、決定した重み定数A1〜A5を用いて、実績溶接条件Wn(n=1〜N)に対する合成変数Un(n=1〜N)を算出する(ステップ422)。具体的には、式「Un=A1×In+A2×Vn+A3×Sn+A4×Xn+A5×θn」により、合成変数Unを算出する(n=1〜N)。また、信頼度決定部43は、合成変数Un(n=1〜N)の分散を求める(ステップ423)。そして、この分散に応じて、適切条件限界Waの判定に用いる閾値Uaを決定する(ステップ424)。
その後、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winに対する合成変数Uinを算出する(ステップ425)。そして、信頼度決定部43は、この合成変数Uinと閾値Uaとの大小関係によって、適切条件限界Waを判別する。即ち、信頼度決定部43は、この合成変数Uinの絶対値が、ステップ424で決定された閾値Ua(>0)よりも小さいかどうかを判定する(ステップ426)。つまり、不等式「−Ua<Uin<Ua」が成り立つかどうかを判定する。
その結果、合成変数Uinの絶対値が閾値Uaよりも小さいと判定されれば、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winが適切条件限界Waの内部の領域1にあると判定し、領域1に設定された信頼度を、新規溶接条件Winの信頼度Rinに決定する(ステップ427)。
一方、合成変数Uinの絶対値が閾値Uaよりも小さくないと判定されれば、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winが適切条件限界Waの外部の領域2にあると判定し、領域2に設定された信頼度を、新規溶接条件Winの信頼度Rinに決定する(ステップ428)。
尚、このフローチャートでは、設定支援装置40がステップ421〜424を実行するようにしたが、これには限らない。重み定数A1〜A5及び閾値Uaを事前に計算し、設定支援装置40に定数として設定しておけば、設定支援装置40はステップ421〜424を実行する必要がなくなる。また、このようにすれば、実績溶接条件記憶部41に実績溶接条件Wnを記憶しておく必要もなくなる。従って、メモリ容量が小さく計算能力の低い安価な溶接ロボットや溶接装置にも本実施の形態は適用可能となる。
また、この第2の信頼度決定処理には、変形例が考えられる。
図9は、この変形例における信頼度Rinの決定方法について模式的に示した図である。この図では、図7に示した領域をより細分化し、領域1、領域2、…、領域nに分けている。そして、領域1、領域2、…、領域nに対してそれぞれ信頼度1、信頼度2、…、信頼度nを、「信頼度1>信頼度2>…>信頼度n」となるように設定している。
尚、必ずしもこれには限られないが、図9は、溶接条件の項目の中で、溶接品質への影響が大きいとされる溶接電流I[A]、溶接速度S[mm/sec]の2項目のみに着目し、I−Sの2次元平面上で信頼度Rinを求める例を示している。
この変形例において、信頼度決定部43は、実績溶接条件Wn(n=1〜N)における溶接電流In及び溶接速度Snの代表値を最大の信頼度Rmax(=100%)とし、溶接可能限界Wlimを最小の信頼度Rmin(=0%)とした信頼度マップを作成する。ここで、信頼度マップとは、信頼度が同じ値である点を結んだ線を表した等値線図(コンター図)である。そして、信頼度決定部43は、新規溶接条件Winにおける溶接電流Iin及び溶接速度Sinがこの信頼度マップのどの領域に位置するかをI−S平面から求め、信頼度Rinを求める。
次に、設定支援装置40のハードウェア構成について説明する。図10は、設定支援装置40のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、設定支援装置40は、例えば汎用のPC(Personal Computer)等により実現され、演算手段であるCPU101と、記憶手段であるメインメモリ102及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)103とを備える。ここで、CPU101は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行し、設定支援装置40の各機能を実現する。また、メインメモリ102は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD103は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
また、設定支援装置40は、外部との通信を行うための通信I/F104と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構105と、キーボードやマウス等の入力デバイス106と、記憶媒体に対してデータの読み書きを行うためのドライバ107とを備える。但し、図10はハードウェアの構成例に過ぎず、設定支援装置40は図示の構成に限定されない。
尚、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
以上述べたように、本実施の形態では、溶接条件の設定又は変更時において、操作者が新規溶接条件Winを入力した際に、過去に設定したことがある実績溶接条件Wnに対する新規溶接条件Winの信頼度Rinを、単一数値で表すようにした。これにより、初心者でも、過去の実績に基づく、より信頼性、安定性、再現性の高い溶接条件の設定を行うことが可能となり、条件出しと呼ばれる溶接実験工数も大幅に低減できるようになった。
また、本実施の形態では、溶接条件の設定又は変更時において、操作者が新規溶接条件Winを入力した際に、新規溶接条件Winが溶接可能限界Wlimの範囲内にあるかチェックし、溶接可能限界Wlimの範囲外にあれば、操作者に警告するようにした。これにより、溶接そのものが不可能である又は溶接品質が確保できないといった問題のある溶接条件の設定を未然に防止できるようになった。
例えば、タクトタイム短縮のため、溶接速度を可能な限り速くしたいような場合に、本実施の形態を用いると有効である。溶接速度の上限値を超えているかをチェックできるだけでなく、信頼度Rinを見ながら溶接速度及び溶接ワイヤ送給速度(溶接電流)を溶接前に調整し、要求に応えられる溶接条件を簡単に求めることができるからである。
1…溶接ロボットシステム、10…溶接ロボット、11…溶接トーチ、20…ロボット制御盤、30…教示ペンダント、40…設定支援装置、41…実績溶接条件記憶部、42…入力受付部、43…信頼度決定部、44…信頼度出力部

Claims (7)

  1. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置であって、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を表示部に出力する出力部と
    を備え、
    前記出力部は、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件との離れ度合いに応じた前記信頼度を出力し、
    前記離れ度合いは、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件とのマハラノビス距離であることを特徴とする設定支援装置。
  2. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置であって、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を表示部に出力する出力部と
    を備え、
    前記出力部は、前記複数の実績溶接条件に基づき溶接条件を複数の範囲に分けて各範囲に前記信頼度を設定し、前記複数の範囲のうち前記新規溶接条件を含む範囲に設定された前記信頼度を出力することを特徴とする設定支援装置。
  3. 前記複数の範囲は、前記複数の実績溶接条件の各実績溶接条件に含まれる複数の項目の値の加重合計に応じて決定されることを特徴とする請求項2に記載の設定支援装置。
  4. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援方法であって、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付けるステップと、
    前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を出力するステップと
    を含み、
    前記出力するステップは、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件との離れ度合いに応じた前記信頼度を出力し、
    前記離れ度合いは、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件とのマハラノビス距離であることを特徴とする設定支援方法。
  5. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援方法であって、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付けるステップと、
    前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を出力するステップと
    を含み、
    前記出力するステップは、前記複数の実績溶接条件に基づき溶接条件を複数の範囲に分けて各範囲に前記信頼度を設定し、前記複数の範囲のうち前記新規溶接条件を含む範囲に設定された前記信頼度を出力することを特徴とする設定支援方法。
  6. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を表示部に出力する出力部と
    して機能させ
    前記出力部は、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件との離れ度合いに応じた前記信頼度を出力し、
    前記離れ度合いは、前記複数の実績溶接条件の代表値と前記新規溶接条件とのマハラノビス距離であることを特徴とするプログラム。
  7. 溶接を行う際の条件である溶接条件の設定支援装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    新規の溶接条件である新規溶接条件の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記新規溶接条件の指定の受け付けに応じて、過去に用いられた実績のある溶接条件である複数の実績溶接条件に対する当該新規溶接条件の信頼度を表示部に出力する出力部と
    して機能させ、
    前記出力部は、前記複数の実績溶接条件に基づき溶接条件を複数の範囲に分けて各範囲に前記信頼度を設定し、前記複数の範囲のうち前記新規溶接条件を含む範囲に設定された前記信頼度を出力することを特徴とするプログラム。
JP2015207364A 2015-10-21 2015-10-21 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム Active JP6568766B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207364A JP6568766B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム
US15/266,607 US10434593B2 (en) 2015-10-21 2016-09-15 Setting assistance device and setting assistance method
CN201610906585.2A CN106994545B (zh) 2015-10-21 2016-10-18 设定辅助装置以及设定辅助方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207364A JP6568766B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017077579A JP2017077579A (ja) 2017-04-27
JP6568766B2 true JP6568766B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=58562182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207364A Active JP6568766B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10434593B2 (ja)
JP (1) JP6568766B2 (ja)
CN (1) CN106994545B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5859065B2 (ja) * 2014-06-04 2016-02-10 株式会社神戸製鋼所 溶接条件導出装置
JP6619288B2 (ja) * 2016-04-18 2019-12-11 株式会社神戸製鋼所 溶接および施工条件設定システム、溶接ロボットシステム、溶接および施工条件設定方法ならびに溶接および施工条件設定プログラム
CN113950386B (zh) * 2019-06-06 2023-06-16 松下知识产权经营株式会社 焊接条件设定辅助装置
KR102192743B1 (ko) * 2019-08-20 2020-12-17 신일전기 주식회사 원자력 배전함 자동 용접기
US20210101220A1 (en) * 2019-10-02 2021-04-08 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for automatic control of welding parameter output ranges
WO2023140008A1 (ja) * 2022-01-24 2023-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 溶接機用電源装置、溶接条件生成方法および溶接条件生成支援システム
WO2023219048A1 (ja) * 2022-05-11 2023-11-16 三菱電機株式会社 溶接条件決定システム、学習システム、溶接条件決定方法、およびプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434206B1 (ko) 1995-09-19 2004-09-13 가부시키가이샤 야스카와덴키 자동용접조건설정장치
JP3769787B2 (ja) * 1995-10-11 2006-04-26 株式会社豊田自動織機 自動溶接機の制御装置
JP3675304B2 (ja) * 2000-06-07 2005-07-27 トヨタ自動車株式会社 アーク溶接条件設定方法およびアーク溶接条件設定装置
US8592722B2 (en) * 2008-11-03 2013-11-26 Illinois Tool Works Inc. Weld parameter interface
US8702882B2 (en) * 2009-11-09 2014-04-22 GM Global Technology Operations LLC Method and system for online quality monitoring and control of a vibration welding process
US9676050B2 (en) * 2009-11-17 2017-06-13 Illinois Tool Works Inc. Welding system with lockout mechanism
CN102834212B (zh) * 2010-09-17 2015-04-22 松下电器产业株式会社 焊接条件决定方法及焊接装置
JP5875238B2 (ja) * 2011-03-16 2016-03-02 株式会社ダイヘン 溶接装置
US10888947B2 (en) * 2011-06-27 2021-01-12 Illinois Tool Works Inc. Workpiece-based setting of weld parameters
CN102581437B (zh) 2011-08-24 2015-01-07 唐山松下产业机器有限公司 一种可进行焊接作业管理的焊机及系统
AT514655B1 (de) * 2013-08-05 2020-04-15 Fronius Int Gmbh Schweißvorrichtung mit Assistenzsystem

Also Published As

Publication number Publication date
US20170113292A1 (en) 2017-04-27
JP2017077579A (ja) 2017-04-27
US10434593B2 (en) 2019-10-08
CN106994545B (zh) 2020-01-21
CN106994545A (zh) 2017-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6568766B2 (ja) 設定支援装置、設定支援方法及びプログラム
US10996650B2 (en) Numerical control system
US10994370B2 (en) Lamination control device, and lamination control method and program
US20190101891A1 (en) Numerical control system
JP5980867B2 (ja) ロボットをオフラインで教示するロボット教示装置
JP7068950B2 (ja) 溶接設計支援方法、及びプログラム
JP6776493B2 (ja) アーク倣い溶接でのズレ量検出方法
KR101959653B1 (ko) 설정 지원 장치, 설정 지원 방법 및 프로그램
WO2018168448A1 (ja) 溶接状態判定システム及び溶接状態判定方法
US10488853B2 (en) Offline teaching device
US20220134464A1 (en) Weld line data generation device, welding system, weld line data generation method, and computer readable medium
US10850343B2 (en) Spatter analysis method and device
Fabry et al. Design of neural network arc sensor for gap width detection in automated narrow gap GMAW
Steele et al. Development of closed‐loop control of robotic welding processes
JP2019136841A (ja) 加工結果に基づいた学習制御を行うロボットシステム及びその制御方法
JP2016083701A (ja) 溶接システム、溶接方法およびプログラム
JP2022018467A (ja) 機械学習装置、積層造形システム、溶接条件の機械学習方法、溶接条件の調整方法、およびプログラム
Wu et al. Automated bead layout methodology for robotic multi-pass welding
US20180001411A1 (en) Welding condition generating method in flat position welding
US20230211499A1 (en) Robot system, robot control device, control method, and computer program
JP2005334987A (ja) 平面加工工具選択装置及び平面加工工具選択方法
JP7496273B2 (ja) 積層計画修正支援装置、積層計画修正支援方法、及びプログラム
Barot et al. Machine learning algorithm comparison for IoT enabled Submerged Arc Welding Process monitoring
Ye et al. Feature extraction from arc signal for height tracking system of P-MAG welding
JP2021074759A (ja) 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6568766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150