JP6567365B2 - タービン排気装置およびタービン - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、タービン排気装置およびタービンに関する。
発電プラントでは、例えば、蒸気発生器(ボイラなど)で発生した蒸気が作動流体としてタービンに供給されることによって、発電を行う。発電プラントは、一般的に、高圧タービン、中圧タービン、低圧タービンなどの複数のタービンを備える。発電プラントにおいて、蒸気は、複数のタービンのそれぞれにおいて順次仕事を行った後に、復水器に導かれて凝縮される。そして、復水器で凝縮された復水は、再度、蒸気発生器に戻される。
各タービンにおいては、ロータを収容するケーシングの内部に排気室が設けられており、最終段のタービン段落から蒸気が排気室に流れる。そして、その蒸気は、排気室から排気管を介して後段の設備に導かれる。
一般に、排気室において、蒸気は、ロータの回転軸に沿った軸方向に流れた後に、回転軸に対して直交するラジアル方向に向きを変えて流れる。蒸気が軸方向からラジアル方向に向きを変える距離は、非常に短い。このため、蒸気の流れが乱れるので、圧力損失が生じる場合がある。
圧力損失を低減するために、種々の技術が提案されている。
特開2007−40228号公報 特許3776580号公報
図8,図9は、関連技術に係る蒸気タービンを模式的に示す断面図である。図8は、水平面(xy面)において回転軸AXに沿った方向xと、鉛直方向zとによって規定される垂直面(xz面)の断面を示している。図8では、排気室110Sが設けられた部分を拡大して示している。図9は、水平面(xy面)のうち回転軸AXに沿った方向xに対して直交する方向yと、鉛直方向zとによって規定される垂直面(yz面)の断面であって、排気室110Sが設けられた部分を拡大して示している。図8,図9においては、作動流体として供給された蒸気の流れを実線の矢印で併記している。ここでは、蒸気タービンシステムを構成する高圧タービンと中圧タービンと低圧タービンとのうち、たとえば、高圧タービンについて示している。
図8,図9に示すように、排気室110Sは、最終段のタービン段落400よりも下流側に位置しており、ロータ300の周りを囲うように環状に形成されている。ここでは、排気室110Sは、外部ケーシング202の内部に設けられており、最終段のタービン段落400から流入した蒸気が内部を流れた後に、排気管112を介して排出される。
排気室110Sにおいては、環状フローガイド510Jがロータ300の周りを囲うように、内部ケーシング201に設置されている。ここでは、環状フローガイド510Jは、ラッパ形状であって、内部ケーシング201の一端から、外周側へ向かって曲がるように形成されている。
作動流体として供給された蒸気は、最終段のタービン段落400を通過した後に、排気室110Sに流入する。排気室110Sでは、その蒸気は、環状フローガイド510Jの内部流路を通過した後に、環状フローガイド510Jと外部ケーシング202との間に位置する排気流路に流入する。このとき、環状フローガイド510Jの内部流路が入口から出口に向かって急に拡大しているので、蒸気の流速が急に低下する。このため、排気室110Sにおいては、循環流が発生する。その結果、圧力損失が生じ、タービンプラント効率が低下する場合がある。
この他に、環状フローガイド510Jと外部ケーシング202との間に位置する排気流路においては、排気管112に近づくに伴って、環状フローガイド510Jの出口から蒸気が流れこんで合流する。このため、排気管112に近い部分が遠い部分よりも蒸気の流量が大きくなるので、上記の関連技術の場合には、圧力損失が大きくなる。
特に、高圧タービンおよび中圧タービンにおいては、低圧タービンよりも、排気室における流路の寸法が小さいと共に材厚が厚いので、空間的な制約が多く、圧力損失が生じやすい。たとえば、高圧タービンおよび中圧タービンの排気室は、低圧タービンの排気室よりも、回転軸方向における距離が短いので、ディフューザ機能が十分でなく、圧力損失が生じやすい。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、圧力損失を低減し、タービンプラント効率を向上させることができる、タービン排気装置およびタービンを提供することである。
実施形態のタービン排気装置は、ロータを収容するケーシングの内部において最終段のタービン段落から作動流体が排気される排気室に設けられる。排気室は、ロータの周りを囲うように環状に形成され、作動流体が当該排気室から排気管を介してケーシングの外部へ排出されるように構成されている。タービン排気装置は、内周フローガイドと外周フローガイドとを有する。内周フローガイドは、排気室においてロータの周りを囲っており、タービン段落において作動流体が流れる流れ方向に沿って内径および外径が大きくなるように構成されている。外周フローガイドは、排気室において内周フローガイドの外周を囲うように設けられている。排気室のうちロータの径方向において外周フローガイドの外周面とケーシングの内周面との間に介在する排気流路は、流れ方向の一端から他端までの全体に渡って、径方向における幅が、流れ方向に対して反対の方向に向かうに伴って狭くなるように構成されている。
図1は、第1実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図2は、第1実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図3は、第1実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図4は、第2実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図5は、第3実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図6は、第3実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。 図7は、第3実施形態の排気室において、外周フローガイドの外周面とケーシングの内周面とによって形成される排気流路の流路面積を示す図である。 図8は、関連技術に係る蒸気タービンを模式的に示す断面図である。 図9は、関連技術に係る蒸気タービンを模式的に示す断面図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[A]構成
図1,図2,図3は、第1実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。図1,図2は、図8と同様な垂直面(xz面)の断面を示している。図3は、図9と同様な垂直面(yz面)の断面を示している。図2,図3においては、排気室110Sが設けられた部分を拡大して示している。
蒸気タービン11は、図1,図2,図3に示すように、ケーシング110とロータ300とタービン排気装置500とを有する。蒸気タービン11は、多段式の軸流タービンであって、ケーシング110の内部において、静翼翼列401と動翼翼列402とを含むタービン段落400が回転軸AXに沿って複数並んでいる。ここでは、蒸気タービン11は、たとえば、高圧タービンである。各部は、たとえば、金属材料を用いて形成されている。
蒸気タービン11は、ロータ300の一端側に設けられた蒸気導入部111a,111bを介して、蒸気が作動流体として流入する。そして、ケーシング110の内部において、蒸気が複数のタービン段落400のそれぞれにおいて膨張し仕事を行う。これにより、蒸気タービン11では、ロータ300が回転軸AXを中心にして回転する。最終段のタービン段落400を通過した蒸気は、排気室110Sに流れる。そして、その排気室110Sに流れた蒸気は、ロータ300の他端側に設けられた排気管112を介して排気される。
蒸気タービン11を構成する各部の詳細について順次説明する。
[A−1]ケーシング110
蒸気タービン11のうち、ケーシング110は、たとえば、二重構造であって、内部ケーシング201と外部ケーシング202とを有する。
ケーシング110において、内部ケーシング201は、ロータ300を内部に収容している。これと共に、内部ケーシング201は、静翼翼列401を内周面で支持している。静翼翼列401においては、複数の静翼がロータ300の周方向において間を隔てて配置されている。内部ケーシング201は、内部ケーシング上半部211と内部ケーシング下半部212とを含み、両者を組み合わせることによって構成されている。
ケーシング110において、外部ケーシング202は、内部ケーシング201を内部に収容している。外部ケーシング202は、外部ケーシング上半部221と外部ケーシング下半部222とを含み、両者を組み合わせることによって構成されている。
ケーシング110において、蒸気導入部111a,111bは、第1蒸気入口部201a,201bと第2蒸気入口部202a,202bとを含む。
第1蒸気入口部201a,201bは、内部ケーシング201の内部と外部との間を貫通する開口であって、内部ケーシング上半部211と内部ケーシング下半部212とのそれぞれに形成されている。
第2蒸気入口部202a,202bは、外部ケーシング202の内部と外部との間を貫通する開口であって、外部ケーシング上半部221と外部ケーシング下半部222とのそれぞれに形成されている。
第1蒸気入口部201a,201bと第2蒸気入口部202a,202bとのそれぞれは、ロータ300のラジアル方向において同軸に並ぶように設けられており、両者の間には隙間が介在している。第1蒸気入口部201a,201bと第2蒸気入口部202a,202bとのそれぞれは、断面が円形な流路であって、互いがスリーブ500a,500bを介して接続されている。
ケーシング110において、排気室110Sは、最終段のタービン段落400よりも下流側に位置しており、ロータ300の周りを囲うように環状に形成されている。本実施形態では、排気室110Sは、ケーシング110のうち外部ケーシング202の内部に設けられている。排気室110Sは、排気管112が連結されている。ここでは、2つの排気管112が外部ケーシング202の下部に設けられている。2つの排気管112は、水平面(xy面)のうち回転軸AXに沿った方向xに対して直交する方向yにおいて、間を隔てて並ぶように配置されている。排気室110Sでは、最終段のタービン段落400から流入した蒸気が、内部を流れた後に、2つの排気管112のそれぞれを介して排出される。
排気室110Sにおいては、タービン排気装置500が設けられている。タービン排気装置500の詳細については後述する。
[A−2]ロータ300
蒸気タービン11のうち、ロータ300は、円柱状の棒状体(シャフト)であって、一端部と他端部とのそれぞれが回転可能に軸受(図示省略)に支持されている。ここでは、ロータ300は、回転軸AXが水平方向xに延在しており、ケーシング110を貫通している。
そして、ロータ300は、外周面において、動翼翼列402を支持している。動翼翼列402においては、複数の動翼がロータ300の周方向に間を隔てて配置されている。
[A−3]タービン排気装置500
蒸気タービン11のうち、タービン排気装置500は、内周フローガイド510と外周フローガイド520とを有する。
内周フローガイド510は、排気室110Sにおいてロータ300の周りを囲うように、内部ケーシング201に設置されている。ここでは、内周フローガイド510は、ラッパ形状であって、内部ケーシング201の一端から、外周側へ向かって曲がるように形成されている。つまり、内周フローガイド510は、回転軸AXに沿った方向xにおいて、蒸気が流れる流れ方向に沿って内径および外径が大きくなるように構成されている。
外周フローガイド520は、排気室110Sにおいて内周フローガイド510の外周を囲うように設けられており、外周フローガイド520の外周面と外部ケーシング202の内周面との間に排気流路が形成されている。ここでは、外周フローガイド520は、内周フローガイド510の外周面で構成される凹部を埋め込むように形成されている。本実施形態では、外周フローガイド520は、ロータ300の周囲において、外周面が円形状になるように構成されている。具体的には、外周フローガイド520の外周面は、内周フローガイド510において下流側から上流側に向かうに伴って、外径が同じ部分を含むように形成されている。
[B]まとめ(作用・効果等)
以上のように、本実施形態では、排気室110Sにおいて、外周フローガイド520が内周フローガイド510の外周を囲うように設けられている。本実施形態では、排気室110Sにおいて外周フローガイド520の外周面と外部ケーシング202の内周面との間に位置する排気流路の面積が、上述した関連技術の場合よりも小さい。このため、環状フローガイド510Jの内部流路の出口から流路が急激に拡大していない。その結果、排気室110Sにおいては循環流が発生することを抑制可能である。
したがって、本実施形態は、圧力損失を効果的に低減可能であって、タービンプラント効率を向上することができる。
なお、本実施形態では、上記の蒸気タービン11が高圧タービンであるときに、上記のタービン排気装置500を適用する場合について説明したが、これに限らない。上記の蒸気タービン11が中圧タービンおよび低圧タービンであってもよい。
また、本実施形態では、複数の排気管112が設置される場合について説明したが、これに限らない。排気管112が単数であってもよい。
また、本実施形態では、ケーシング110が二重構造であるときに上記のタービン排気装置500を適用する場合ついて説明したが、これに限らない。ケーシング110が二重構造以外の構造であってもよい。
その他、蒸気以外の流体を作動流体とするタービンにおいて、上記のタービン排気装置500を適用してもよい。
<第2実施形態>
[A]構成
図4は、第2実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。図4は、図8と同様な垂直面(xz面)の断面を示している。
図4に示すように、本実施形態は、第1実施形態の場合(図2参照)と異なり、締結部材520Tを有する。この点を除き、本実施形態は、第1実施形態の場合と同様である。
本実施形態において、外周フローガイド520は、内周フローガイド510に対して着脱自在であって、締結部材520Tを用いて内周フローガイド510に固定されている。締結部材520Tは、たとえば、ボルトである。外周フローガイド520は、締結部材520Tを取り付けることによって内周フローガイド510に固定される。そして、外周フローガイド520は、締結部材520Tを取り外すことによって内周フローガイド510から除くことができる。
[B]まとめ(作用・効果等)
以上のように、本実施形態では、外周フローガイド520は、内周フローガイド510に対して着脱自在である。このため、既設のタービンにおいても、外周フローガイド520を容易に取り付けることができる。つまり、外周フローガイド520の設置は、安価であって、大規模な改造を必要としない。
したがって、本実施形態は、容易に圧力損失を低減可能であって、タービンプラント効率を向上することができる。
なお、上記の他に、たとえば、キー溝による着脱手段によって外周フローガイド520を内周フローガイド510に対して着脱自在に構成してもよい。
<第3実施形態>
[A]構成
図5,図6は、第3実施形態に係る蒸気タービンの要部を模式的に示す断面図である。図5は、図8と同様な垂直面(xz面)の断面を示している。図6は、図9と同様な垂直面(yz面)の断面を示している。
図5,図6に示すように、本実施形態は、外周フローガイド520が、第1実施形態の場合(図2参照)と異なっている。この点を除き、本実施形態は、第1実施形態の場合と同様である。
本実施形態において、外周フローガイド520は、外形がオーバル形状であって、外周フローガイド520の長軸方向が、排気管112において蒸気が排気される排気方向に沿うように形成されている。ここでは、排気管112の排気方向は、鉛直方向zである。このため、外周フローガイド520の長軸方向は、鉛直方向zに沿っている。
また、外周フローガイド520は、長軸方向において、排気管112に近い側の曲率が、排気管112に遠い側の曲率よりも小さくなるように形成されている。ここでは、排気管112は、外周フローガイド520の下方に設置されている。このため、外周フローガイド520は、下方の曲率が、上方の曲率よりも小さくなるように形成されている。すなわち、外周フローガイド520は、卵形状に形成されている。
さらに、外周フローガイド520は、内周フローガイド510において下流側から上流側に向かうに伴って、長軸方向における外径が大きくなるように形成されている。つまり、外周フローガイド520の外周面は、内周フローガイド510において下流側に位置する一端では円形である。外周フローガイド520の外形は、内周フローガイド510において下流側に位置する一端から上流側に向かうに伴って、外形がオーバル形状になるように形成されている。
[B]まとめ(作用・効果等)
図7は、第3実施形態の排気室110Sにおいて、外周フローガイド520の外周面とケーシング110の内周面とによって形成される排気流路の流路面積を示す図である。図7において、縦軸は、排気流路の流路面積Sである。横軸は、排気流路の位置である。ここでは、横軸において、左側は、鉛直方向zにおける上方Uprであって、排気管112から遠い位置である。これに対して、右側は、鉛直方向zにおける下方Lwrであって、排気管112に近い位置である。
図7に示すように、本実施形態では、上記の排気流路の流路面積Sは、上方Uprから下方Lwrへ向かうに伴って、大きくなっている。つまり、排気管112から最も遠い位置において、流路面積Sが最も小さい。そして、排気管112から最も近い位置において、流路面積Sが最も大きい。排気流路は、排気管112に近づくに伴って、流路面積Sが比例して大きくなるように形成されている。
上述したように、上記の排気流路においては、排気管112に近づくに伴って、内周フローガイド510の出口から、蒸気が流れ込んで合流する。このため、関連技術の場合には、排気管112に近い部分が遠い部分よりも蒸気の流量が大きくなり、圧力損失が生ずる。
しかし、本実施形態では、上記の排気流路の流路面積Sが、排気管112に近づくに伴って大きくなっているので、排気管112に近い部分において蒸気の流量が大きくなることを抑制可能である。
したがって、本実施形態は、更に、圧力損失を効果的に低減可能であって、タービンプラント効率を向上することができる。
なお、本実施形態では、外周フローガイド520の外形が、オーバル形状のうち、卵形状である場合について説明したが、これに限らない。外周フローガイド520の外形が、楕円形状であってもよい。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…蒸気タービン、110…ケーシング、110S…排気室、111a,111b…蒸気導入部、112…排気管、201…内部ケーシング、201a,201b…蒸気入口部、202…外部ケーシング、211…内部ケーシング上半部、212…内部ケーシング下半部、221…外部ケーシング上半部、222…外部ケーシング下半部、300…ロータ、400…タービン段落、401…静翼翼列、402…動翼翼列、500…タービン排気装置、500a,500b…スリーブ、510…内周フローガイド、510J…環状フローガイド、520…外周フローガイド、520T…締結部材

Claims (5)

  1. ロータを収容するケーシングの内部において最終段のタービン段落から作動流体が排気される排気室に設けられるタービン排気装置であって、
    前記排気室は、前記ロータの周りを囲うように環状に形成され、前記作動流体が当該排気室から排気管を介して前記ケーシングの外部へ排出されるように構成されており、
    当該タービン排気装置は、
    前記排気室において前記ロータの周りを囲っており、前記タービン段落において前記作動流体が流れる流れ方向に沿って内径および外径が大きくなるように構成されている内周フローガイドと、
    前記排気室において前記内周フローガイドの外周を囲うように設けられている外周フローガイドと
    を有し、
    前記排気室のうち前記ロータの径方向において前記外周フローガイドの外周面と前記ケーシングの内周面との間に介在する排気流路は、前記流れ方向の一端から他端までの全体に渡って、前記径方向における幅が、前記流れ方向に対して反対の方向に向かうに伴って狭くなるように構成されている
    タービン排気装置。
  2. 前記外周フローガイドは、前記内周フローガイドに対して着脱自在である、
    請求項1に記載のタービン排気装置。
  3. 前記外周フローガイドは、外形がオーバル形状であって、当該外周フローガイドの長軸方向が、前記排気管において前記作動流体が排気される排気方向に沿うように形成されている、
    請求項1または2に記載のタービン排気装置。
  4. 記排気流路は、前記排気管に近づくに伴って、流路面積が大きくなるように形成されている、
    請求項に記載のタービン排気装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載のタービン排気装置を備える、
    タービン。
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