JP2011085136A5

JP2011085136A5 -

Info

Publication number: JP2011085136A5
Application number: JP2010228035A
Authority: JP
Filing date: 2010-10-08
Publication date: 2013-11-21

Claims

ターボ機械のロータ（１２）であって、
中心軸線（１４）に配置されたロータドラム（６４）と、
前記ロータドラム（６４）に固定された複数のバケット（１６）と、
前記複数のバケット（１６）の軸方向に隣接するバケット（１６）間で延び、該複数のバケット（１６）に固定されかつ該複数のバケット（１６）によって支持されて、前記ロータドラム（６４）との間に冷却通路（５０）を形成したロータシェル（３８）と、
主流路（２６）から前記複数のバケット（１６）のうちの１つのバケット（１６）のプラットフォーム（３６）を貫通して延びる少なくとも１つの冷却媒体開口部（６２）であって、冷却媒体流を前記冷却通路（５０）に流入させることができる少なくとも１つの冷却媒体開口部（６２）と、
該ロータ（１２）の上流端部に配置されて、前記冷却通路（５０）を通して冷却媒体流を受ける低圧シンク（５２）と
を含むロータ（１２）。
前記ロータ（１２）が蒸気タービン（１０）のロータ（１２）である、請求項１記載のロータ（１２）。
前記冷却媒体流が、前記蒸気タービン（１０）の下流部分から前記冷却通路（５０）へと送られる蒸気（２８）を含む、請求項２記載のロータ（１２）。
前記冷却通路（５０）から低圧シンク（５２）に向かって延びる少なくとも１つのロータ貫通孔（５４）を含む、請求項１乃至請求項３のいずれか１項記載のロータ（１２）。
前記バケット（１６）のシャンク部（３２）を貫通する少なくとも１つのバケット貫通孔（３０）であって、前記ロータドラム（６４）の半径方向外側に位置しかつ前記ロータシェル（３８）の半径方向内側に位置する少なくとも１つのバケット貫通孔（３０）を含む、請求項１乃至請求項４のいずれか１項記載のロータ（１２）。
蒸気タービン（１０）であって、
中心軸線（１４）に配置されたステータ（２４）と、
前記ステータ（２４）の半径方向内側に配置された請求項２乃至請求項５のいずれか１項記載のロータ（１２）と
を含む、蒸気タービン（１０）。
蒸気タービン（１０）のロータ（１２）を冷却する方法であって、
ロータドラム（６４）の半径方向外側にロータシェル（３８）を配置し、該ロータシェル（３８）が、複数のバケット（１６）の軸方向に隣接するバケット（１６）間で延び、該複数のバケット（１６）に固定されかつ該複数のバケット（１６）によって支持されて、前記ロータドラム（６４）との間に冷却通路（５０）を形成するステップと、
主流路（２６）から前記複数のバケット（１６）のうちの１つのバケット（１６）のプラットフォーム（３６）を貫通して延びる少なくとも１つの冷却媒体開口部（６２）を通して、冷却媒体流を前記冷却通路（５０）に送るステップと、
前記蒸気タービン（１０）の下流部分から前記冷却通路（５０）を通して該蒸気タービン（１０）の上流端部に配置された低圧シンク（５２）に向けて蒸気流（６０）を送って前記ロータ（１２）を冷却するステップと
を含む方法。
前記下流部分及び低圧シンク（５２）間の圧力差により前記冷却通路（５０）を通して前記蒸気流（６０）を送るステップを含む、請求項７記載の方法。
前記冷却通路（５０）から低圧シンク（５２）に向かって延びる少なくとも１つのロータ貫通孔（５４）を通して前記低圧シンク（５２）に前記蒸気流（６０）を流すステップを含む、請求項７又は請求項８記載の方法。