JP6565692B2 - クランプ及びクランプ締結構造 - Google Patents

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本発明は、第1部材に対して揺動可能に支持されるとともに、自身の弾性変形を利用して第2部材の被係止部に係止されることにより第1部材と第2部材とを締結するクランプ及び同クランプを備えるクランプ締結構造に関する。
従来、この種のクランプ締結構造は、車載内燃機関のエアクリーナのケース同士を締結する構造として用いられている(例えば特許文献1参照)。
図6(a)及び図6(b)に示すように、特許文献1に記載のエアクリーナは、フィルタエレメントを収容する第1ケース10及び第2ケース20を備えている。第1ケース10の支持軸部11には、クランプ90が揺動可能に支持されている。
クランプ90は、支持軸部11により揺動可能に支持される基端部91、第2ケース20の突部21に係止される係止部93、及び基端部91と係止部93との間に設けられ、湾曲しつつ延在する湾曲部92を備えている。
また、係止部93には、U字状に屈曲されて延在する連結部94を介して操作部95が連結されている。操作部95は、連結部94の先端において屈曲するとともに突部21及び基端部91の双方から離間する方向に延在している。
第1ケース10と第2ケース20とをクランプ30により締結する際、作業者は手指で操作部95を操作してクランプ90を揺動させることにより、第2ケース20の突部21に連結部94の屈曲部分を当接させる。続いて、操作部95を更に押圧して操作することによりクランプ90を弾性変形させて基端部91と係止部93との距離を拡げて突部21に係止部93を係止させる。このようにして突部21に係止部93が係止される(図6(a)参照)。
特開2011−247354号公報
ところが、特許文献1に記載のものを含む従来のクランプ締結構造においては、クランプによる締結操作の際に要する力が大きく、締結操作が煩雑となるという問題がある。
本発明の目的は、クランプによる締結操作の際に要する力を低減することのできるクランプ及びクランプ締結構造を提供することにある。
上記目的を達成するためのクランプは、第1部材に対して揺動可能に支持されるとともに、自身の弾性変形を利用して第2部材の被係止部に係止されることにより前記第1部材と前記第2部材とを締結するものであり、前記第1部材により揺動可能に支持される基端部と、前記第2部材の前記被係止部に係止される係止部と、前記基端部と前記係止部との間に設けられ、湾曲して延在する湾曲部と、前記係止部を前記被係止部に係止させる操作を行なう操作部と、前記係止部と前記操作部とを連結する連結部と、を備え、前記操作部は、前記基端部の揺動の中心軸線に直交するとともに前記中心軸線と前記係止部とを通る仮想直線に沿った方向において、前記係止部を基準として前記中心軸線に近接する側に延在する延在部を有する。
また、上記目的を達成するためのクランプ締結構造は、前記クランプと、前記基端部を揺動可能に支持する支持部を有する前記第1部材と、前記係止部が係止される前記被係止部を有する前記第2部材と、を備える。
同構成によれば、クランプの係止部を第2部材の被係止部に係止させる際に、作業者は手指により、操作部の延在部に対して上記仮想直線に沿った方向であって中心軸線に近接する方向の力を作用させることができる。或いは、上記構成によれば、操作部の延在部に対して上記仮想直線に沿った方向であって中心軸線から離間する方向の力を作用させることができる。これにより、係止部に対しては連結部を介して基端部から離間する方向の力を作用させることができる。このため、係止部を被係止部に係止させる際に要する力が小さくなる。したがって、クランプによる締結操作の際に要する力を低減することができる。
なお、クランプの締結状態において、操作部が引っ張られた際には、係止部に対して基端部に近接する方向の力が作用するため、クランプが外れにくい。したがって、クランプが外れることを抑制できる。
本発明によれば、クランプによる締結操作の際に要する力を低減することができる。
クランプ締結構造の一実施形態について、(a)は、クランプにより第1ケースと第2ケースとが締結されている状態を示す断面図、(b)は、クランプによる締結が解除されている状態を示す断面図。 同実施形態における締結状態のクランプを示す側面図。 変形例における締結状態のクランプを示す側面図。 他の変形例における締結状態のクランプを示す側面図。 他の変形例における締結状態のクランプを示す側面図。 従来のクランプ締結構造について、(a)は、クランプにより第1ケースと第2ケースとが締結されている状態を示す断面図、(b)は、クランプによる締結が解除されている状態を示す断面図。
以下、図1及び図2を参照して、一実施形態について説明する。なお、本実施形態のクランプ及びクランプ締結構造は、車載内燃機関のエアクリーナを構成する第1ケース10及び第2ケース20を互いに締結するためのものである。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態のエアクリーナは、フィルタエレメントを収容する第1ケース10及び第2ケース20を備えている。
第1ケース10及び第2ケース20の各々の開口周縁部には、互いに対向するシール面13,23がそれぞれ設けられており、これらシール面13,23によってフィルタエレメントのシール部40が挟持される。
第1ケース10の外周面には支持台12が突設されており、支持台12には支持軸部11が一体にて形成されている。支持軸部11には、クランプ30が揺動可能に支持されている。なお、本実施形態のクランプ30は、ステンレス鋼などの金属板材を曲げ加工することにより形成されているが、クランプ30を他の金属材料によって形成することもできる。
クランプ30は、支持軸部11に外嵌されるとともに同支持軸部11により揺動可能に支持される基端部31、第2ケース20の突部21に係止される係止部33、基端部31と係止部33との間に設けられ、湾曲しつつ延在する湾曲部32を備えている。係止部33の内面(図1(a)における下面)は突部21の先端に係止されるように凹んでいる。
また、係止部33には、U字状に屈曲されて延在する連結部34を介して操作部35が連結されている。
操作部35は、作業者が係止部33を突部21に係止させる操作を行なう際に手指により操作力を作用させる部位であり、連結部34の先端において屈曲するとともに湾曲部32のうち係止部33に連なる部分に対向して延在している。本実施形態の操作部35は全体として平板状をなしている。
図2に示すように、操作部35は、基端部31の揺動の中心軸線Cに直交するとともに中心軸線Cと係止部33とを通る仮想直線Vに沿った方向において、係止部33を基準として中心軸線Cに近接する側に延在する延在部36を有している。延在部36は、上記仮想直線Vに沿った方向において中心軸線Cに近接するほど仮想直線Vから離間するように傾斜している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第1ケース10と第2ケース20とをクランプ30により締結する際、作業者は手指で操作部35を操作してクランプ30を揺動させることにより、第2ケース20の突部21に連結部34の屈曲部分を当接させる。続いて、操作部35を更に押圧して操作することによりクランプ30を弾性変形させて基端部31と係止部33との距離を拡げて突部21に係止部33を係止させる。このようにして突部21に係止部33が係止される。
ここで、図2に示すように、係止部33を突部21に係止させる際に、延在部36が押圧されることにより、その押圧力Fの分力として、クランプ30を突部21に近接させる力Fxと、上記仮想直線Vに沿った方向であって中心軸線Cに近接する方向の力Fyとがそれぞれ作用する。これにより、係止部33に対しては連結部34を介して基端部31から離間する方向の力Fy’が作用する。このため、係止部33を突部21に係止させる際に要する力が小さくなる。
なお、クランプ30による締結状態において、操作部35が引っ張られた際には、係止部33に対して基端部31に近接する方向の力(図2に示す力Fy’の逆方向の力)が作用するため、クランプ30の締結状態が解除されにくい。したがって、クランプ30が外れてしまうことを抑制できる。
以上説明した本実施形態に係るクランプ及びクランプ締結構造によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)操作部35は、基端部31の揺動の中心軸線Cに直交するとともに中心軸線Cと係止部33とを通る仮想直線Vに沿った方向において、係止部33を基準として中心軸線Cに近接する側に延在する延在部36を有している。
こうした構成によれば、上記作用を奏することから、係止部33を突部21に係止させる際に要する力が小さくなる。したがって、クランプ30による締結操作の際に要する力を低減することができる。
(2)延在部36は、上記仮想直線Vに沿った方向において中心軸線Cに近接するほど仮想直線Vから離間するように傾斜している。
こうした構成によれば、クランプ30を第2ケース20の突部21に係止させる際に、延在部36が押圧されることにより、その押圧力Fの分力として、クランプ30を突部21に近接させる力Fxと、上記仮想直線Vに沿った方向であって中心軸線Cに近接する方向の力Fyとがそれぞれ作用する。したがって、クランプ30による締結操作を円滑に行なうことができる。
また、上記構成によれば、延在部36と湾曲部32との間の空間が確保されるため、クランプ30の係止部33と突部21との係止状態を解除する際に、作業者は延在部36(操作部35)に手指を掛けやすくなる。したがって、クランプ30を手指で摘みやすくなり、作業性を向上させることができる。
(3)クランプ締結構造は、クランプ30と、基端部31を揺動可能に支持する支持軸部11を有する第1ケース10と、係止部33が係止される突部21を有する第2ケース20とを備えている。
こうした構成によれば、上記効果(1)を奏することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・図3及び図4に示すように、クランプ30の延在部36が途中で屈曲されていてもよい。図3に示すクランプ30では、延在部36の先端側の部分362の仮想直線Vに対する傾斜角度が基端側の部分361よりも大きくされている。また、図4に示すクランプ30では、延在部36の先端側の部分362が仮想直線Vに対して直交して外周側に向けて延在している。これらのクランプ30によれば、作業者が延在部36に対して手指を押し付けやすくなることから、作業性を向上させることができる。
・図5に示すように、クランプ30の延在部36が、仮想直線Vに沿った方向において中心軸線Cに近接するほど仮想直線Vに近接するように傾斜していてもよい。この場合、クランプ30を第2ケース20の突部21に係止させる際に、延在部36が押圧されると、その押圧力Fの分力として、クランプ30を突部21に近接させる力Fxと、上記仮想直線Vに沿った方向であって中心軸線Cから離間する方向の力Fyとがそれぞれ作用する。これにより、係止部33に対しては連結部34を介して基端部31から離間する方向の力Fy’を作用させることができる。このため、係止部33を突部21に係止させる際に要する力が小さくなる。
またこの場合、延在部36が第1ケース10及び第2ケース20の外周側に突出することが抑制されるため、クランプ30の体格の増大、ひいてはエアクリーナの体格の増大を抑制することができる。
・クランプ30の基端部31は第1ケース10により揺動可能に支持されていればよい。したがって、基端部31を揺動の中心軸線Cに沿って延在する軸部とし、第1ケース10に上記軸部を揺動可能に支持する凹部や孔を設けるようにしてもよい。
・クランプ締結構造は、少なくとも2つの部材同士を締結するものであればよく、ケース以外の部材同士を締結するために用いることもできる。
10…第1ケース(第1部材)、11…支持軸部(支持部)、12…支持台、13…シール面、20…第2ケース(第2部材)、21…突部(被係止部)、23…シール面、30…クランプ、31…基端部、32…湾曲部、33…係止部、34…連結部、35…操作部、36…延在部、361…基端側の部分、362…先端側の部分、40…シール部。

Claims (4)

  1. 第1部材に対して揺動可能に支持されるとともに、自身の弾性変形を利用して第2部材の被係止部に係止されることにより前記第1部材と前記第2部材とを締結するクランプにおいて、
    前記第1部材により揺動可能に支持される基端部と、
    前記第2部材の前記被係止部に係止される係止部と、
    前記基端部と前記係止部との間に設けられ、湾曲して延在する湾曲部と、
    前記係止部を前記被係止部に係止させる操作を行なう操作部と、
    前記係止部と前記操作部とを連結する連結部と、を備え、
    前記操作部は、前記基端部の揺動の中心軸線に直交するとともに前記中心軸線と前記係止部とを通る仮想直線に沿った方向において、前記係止部を基準として前記中心軸線に近接する側に延在する延在部を有する、
    クランプ。
  2. 前記延在部は、前記仮想直線に沿った方向において前記中心軸線に近接するほど前記仮想直線から離間するように傾斜している、
    請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記延在部は、前記仮想直線に沿った方向において前記中心軸線に近接するほど前記仮想直線に近接するように傾斜している、
    請求項1に記載のクランプ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクランプと、
    前記基端部を揺動可能に支持する支持部を有する前記第1部材と、
    前記係止部が係止される前記被係止部を有する前記第2部材と、を備える、
    クランプ締結構造。
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