JP6565538B2 - ヒートポンプ熱源機 - Google Patents
ヒートポンプ熱源機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6565538B2 JP6565538B2 JP2015187627A JP2015187627A JP6565538B2 JP 6565538 B2 JP6565538 B2 JP 6565538B2 JP 2015187627 A JP2015187627 A JP 2015187627A JP 2015187627 A JP2015187627 A JP 2015187627A JP 6565538 B2 JP6565538 B2 JP 6565538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- pipe
- heating
- heat
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
前記三流体熱交換器においては、冷媒配管の内部の中心部に暖房用配管を組み込んだ二重管に構成し、その冷媒配管の外側に給湯用配管を外接状に配置し、暖房用配管に暖房用水を流し、冷媒配管と暖房用配管の間に冷媒を流し、給湯用配管に給湯用湯水を流すように構成している。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯暖房装置1は、ヒートポンプ熱源機2、貯湯給湯装置4と、この貯湯給湯装置4とヒートポンプ熱源機2との間に湯水を循環させる給湯循環回路5、この給湯循環回路5の循環ポンプ5cと、暖房装置6と、この暖房装置6とヒートポンプ熱源機2との間に暖房用水を循環させる暖房循環回路7と、この暖房循環回路7に設けた循環ポンプ7cと、貯湯給湯装置4へ入水する入水配管8と、貯湯給湯装置4から出湯する出湯配管9と、入水配管8から分岐した分岐配管10と、出湯配管9と分岐配管10との接続部に設けられた混合弁11等から構成されている。
図1に示すように、ヒートポンプ熱源機2は、圧縮機13と、凝縮熱交換器14と、膨張弁15と、蒸発熱交換器16とを冷媒配管17で接続して構成されたヒートポンプ回路を備え、凝縮熱交換器14は、冷媒によって給湯用水と暖房用水とを加熱可能な三流体熱交換器で構成されている。
この蒸発熱交換器16を流れる冷媒と外気との間で熱交換され、冷媒は外気から吸熱して気化状態となる。
図2,図3に示すように、凝縮熱交換器14は、給湯用水が流れる熱交換通路部14aと、暖房用水が流れる熱交換通路部14cが並行状に配置されていると共に、熱交換通路部14aと熱交換通路部14cの周囲に冷媒配管17の一部である熱交換通路部14bがコイル状に巻き回されている。
ここで、熱交換通路部14aと熱交換通路部14cとを並行状に配置すると、熱交換通路部14aの波形管20の複数の谷部20aに、熱交換通路部14cの波形管21の複数の山部21bが夫々接触した状態となる。同様に、熱交換通路部14cの波形管21の複数の谷部21aに、熱交換通路部14aの波形管20の複数の山部20bが夫々接触した状態となる。
ヒートポンプ熱源機2の凝縮熱交換器14は、給湯用水が流れる熱交換通路部14a(給湯配管)と、暖房用水が流れる熱交換通路部14c(暖房配管)を並行状に配置し、熱交換通路部14aと熱交換通路部14cの周囲に冷媒配管17の一部である熱交換通路部14bをコイル状に巻き回した構造としたため、熱交換通路部14aと冷媒配管17(14b)との接触面積及び熱交換通路部14cと冷媒配管17(14b)との接触面積が大きくなり、ヒートポンプ熱源機2の凝縮熱交換器14の熱交換効率を高めることができる。熱交換通路部14aと熱交換通路部14cの周囲に冷媒配管17(14b)をコイル状に巻き回した構造であるため、構造が簡単かつ小型で安価に製作可能な凝縮熱交換器14となる。
高温側の給湯用水及び暖房用水を高温側の冷媒で加熱し、低温側の給湯用水及び暖房用水を低温側の冷媒で加熱するため、冷媒と被加熱流体間の温度差を確保して熱交換効率を高めることができる。
前記実施例の変更形態として、冷媒配管17を2本又は3本並べて1組とした銅製の小径管で構成し、その複数本1組の冷媒配管17を熱交換通路部14aと熱交換通路部14cの周囲に巻き回してもよい。
図4に示すように、上記実施例の波形管20,21の代わりに、直管30,31を適用して凝縮熱交換器24を構成することも可能である。凝縮熱交換器24は、給湯用水が流れる熱交換通路部24a(給湯配管)と、暖房用水が流れる熱交換通路部24c(暖房配管)が並行状に配置されており、熱交換通路部24aと熱交換通路部24cの周囲に冷媒配管17の一部である熱交換通路部24bがコイル状に巻き回されている。熱交換通路部24bは、熱交換通路部24aと熱交換通路部24cにロウ付けされている。
この凝縮熱交換器24においても、前記実施例1の凝縮熱交換器14と同様の作用及び効果を得ることができる。
図5に示すように、上記実施例の波形管20,21の代わりに、直管40,41を適用して凝縮熱交換器34を構成することも可能である。凝縮熱交換器34は、給湯用水が流れる熱交換通路部34a(給湯配管)と、暖房用水が流れる熱交換通路部34c(暖房配管)が並行状に配置されており、熱交換通路部34aと熱交換通路部34cの周囲に冷媒配管17の一部である熱交換通路部34bがコイル状に巻き回されている。尚、熱交換通路部34bは、熱交換通路部34aと熱交換通路部34cの周囲にロウ付けされる。
この凝縮熱交換器34においても、前記実施例1の凝縮熱交換器14と同様の作用及び効果を得ることができる。
[1]前記実施例1において、前記波形管20,21の山部と谷部が螺旋状に形成されていたが、山部と谷部を環状に形成した波形管も採用可能である。
[2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
5a,5b 給湯配管
7a,7b 暖房配管
17 冷媒配管
13 圧縮機
14 凝縮熱交換器
14a,14b,14c 熱交換通路部
15 膨張弁
16 蒸発熱交換器
Claims (4)
- 圧縮機と凝縮熱交換器と膨張弁と蒸発熱交換器とを冷媒配管で接続して構成され、前記凝縮熱交換器は冷媒によって給湯用水と暖房用水とを加熱可能な三流体熱交換器であるヒートポンプ熱源機であって、
前記凝縮熱交換器は、給湯用水が流れる給湯配管と、暖房用水が流れる暖房配管が並行状に配置されていると共に、前記給湯配管と前記暖房配管の周囲に冷媒配管がコイル状に巻き回されていることを特徴とするヒートポンプ熱源機。 - 前記給湯配管における給湯用水の流れと、前記暖房配管における暖房用水の流れは同一方向に流れ、冷媒配管における冷媒の流れ方向は、給湯用水及び暖房用水の流れと逆方向に流れることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ熱源機。
- 前記給湯配管の配管径よりも前記暖房配管の配管径の方が大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプ熱源機。
- 前記給湯配管と前記暖房配管は波形管で構成されており、前記冷媒配管はこの波形管の谷部に接触するように巻き回されていることを特徴とする請求項1〜3の何れが1項に記載のヒートポンプ熱源機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187627A JP6565538B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | ヒートポンプ熱源機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187627A JP6565538B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | ヒートポンプ熱源機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017062075A JP2017062075A (ja) | 2017-03-30 |
JP6565538B2 true JP6565538B2 (ja) | 2019-08-28 |
Family
ID=58430006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015187627A Active JP6565538B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | ヒートポンプ熱源機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6565538B2 (ja) |
-
2015
- 2015-09-25 JP JP2015187627A patent/JP6565538B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017062075A (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5509311B2 (ja) | 三流体熱交換器およびそれを用いた空調給湯システム | |
JP5474483B2 (ja) | 中間熱交換器及びそれを用いた空調給湯システム | |
JP2016217669A (ja) | 二重管式熱交換器及びヒートポンプ式給湯装置 | |
JP6573210B2 (ja) | 二重管式熱交換器及びこれを備えたヒートポンプ式熱源機 | |
JP2005133999A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
CN103822319B (zh) | 热泵空调系统及其控制方法 | |
JP5951475B2 (ja) | 空気調和装置及びそれに用いられる室外熱交換器 | |
JP6168973B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP5919036B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
CN203533875U (zh) | 热水供给用热交换器 | |
JP6302761B2 (ja) | 熱交換器およびヒートポンプ加熱装置 | |
JP5404541B2 (ja) | 熱交換器、およびそれを備えた給湯装置 | |
JP6565538B2 (ja) | ヒートポンプ熱源機 | |
JP2008117035A (ja) | 自動販売機 | |
JP2009133530A (ja) | 熱交換器及びそれを用いてなるヒートポンプ給湯機 | |
JP2007285531A (ja) | 熱交換チューブ、蒸発器、及びヒートポンプ | |
JP5171280B2 (ja) | 熱交換器及びそれを用いたヒートポンプ式給湯機 | |
JP2010078171A (ja) | 内部熱交換器 | |
JP5997057B2 (ja) | ヒートポンプ式加熱装置 | |
KR101286699B1 (ko) | 히트펌프를 이용한 냉,난방장치 | |
JP5858877B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6601380B2 (ja) | 熱交換器および空気調和装置 | |
WO2021130957A1 (ja) | 熱交換器およびヒートポンプ式給湯機 | |
KR20060096840A (ko) | 공기조화기의 튜브형 열교환기구조 | |
JP2019056536A (ja) | 冷凍サイクル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6565538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |