JP6565418B2 - 車両の電池冷却機構 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)などの車両において、電動モータに電力供給する電池装置を冷却水で冷却する電池冷却機構に関する。
電気自動車などの車両には、電動モータの電源として、複数の電池(セル)を直列配置して構成される電池装置(電池パック)が搭載されている。電池装置の各電池は、使用により発熱する。電池は、発熱すると性能が低下するため、冷却して適正な温度範囲に保った状態で使用する必要がある。電池の冷却方法は、おもに空冷式と水冷式に大別される。空冷式は、冷却機構を簡素化できるが、各電池は使用時の温度にバラつきがあり、すべての電池が均一に冷却されないおそれがある。これに対し、冷却水を循環させて電池を冷却する水冷式では、すべての電池をほぼ均一に冷却することができる。その一方で、冷却水が電池装置内に漏れ出すおそれがあり、冷却水が漏れ出すことで漏電や短絡が生じるおそれがある。
このため、従来から冷却水の漏れを防止する各種の方策が講じられている。さらに、冷却水の漏水防止の他にも、導電率が低く、万が一漏れ出したとしても、電池を漏電や短絡させることがない冷却水を用いた電池の冷却機構が考えられている(特許文献1参照)。
特開2004−311347号公報
しかしながら、このような導電率の低い冷却水を用いた場合であっても、使用時間の経過に応じて、例えば配管やラジエータなどから電解質(ろう付け剤が溶け出したものなど)が冷却水に溶出してイオン化し、冷却水の導電率が上昇するおそれがある。このため、冷却水の循環路中にフィルタ部材(例えば、イオン交換樹脂フィルタ)を配して冷却水中の電解質を除去し、導電率を所定値以下の低位に保つ必要がある。電解質の除去性能を維持するためには、フィルタ部材の交換などを定期的に行わなければならない。
特許文献1に記載の電池冷却機構の場合、フィルタ部材を交換する際には、フィルタ部材が配置されたタンクから蓋部を外し、タンクの底部に沈んだフィルタ部材を冷却水の中から取り出した上で、新たなフィルタ部材を冷却水の中へ入れてタンクの底部に設置しなければならない。すなわち、冷却水中での作業を伴うので煩雑であるだけでなく、冷却水がタンクから溢れるなどの問題が生じやすい。
そこで、本発明は、冷却水中での作業を廃し、フィルタ部材の交換を容易に実施可能な車両の電池冷却機構を提供する。
本発明の車両の電池冷却機構は、車両を駆動する電動モータに電力を供給する複数の電池を備えた電池装置を、循環路に冷却水を循環させて冷却する電池冷却機構であり、タンクとフィルタ部材とを備える。タンクは、循環路に配置されて冷却水を貯留する貯留部を有するとともに開口を有する。フィルタ部材は、タンクの内部で冷却水に含まれる電解質を除去する。かかる電池冷却機構において、タンクは、開口に取り付けられる蓋部を有する。フィルタ部材は、タンクに対し、蓋部と一体となって着脱自在となるように配置されている。貯留部の上壁には、開口の周縁を取り囲んで上下方向にそれぞれ伸びる筒状の突起が設けられている。突起の下端には、その内径を縮小させる縮径部が形成されている。縮径部は、冷却水の水面よりも上方に位置する。
また、フィルタ部材は、その上端に形成された環状枠と縮径部との間でシール材を介してシールされている。
この場合、フィルタ部材は、蓋部に対して着脱自在に取り付けてもよい。
かかる電池冷却機構において、フィルタ部材は、冷却水に含まれる電解質を除去する部材が詰め込まれたカートリッジと、カートリッジを保持して蓋部に固定されている筒状のホルダとを備える。このとき、カートリッジは、ホルダに対して着脱自在に設けられる。
また、別の形態として、フィルタ部材は、冷却水に含まれる電解質を除去する部材が詰め込まれたカートリッジと、カートリッジが固定されていて蓋部に取り付けられる筒状のホルダとを備える。このとき、カートリッジを含むホルダは、蓋部に対して着脱自在に設けられる。
さらに、かかる電池冷却機構において、タンクは、冷却水の流入口を循環路の上流側に、冷却水の流出口を循環路の下流側にそれぞれ有する。そして、流出口には、内径を狭くすることにより段差部が設けられている。このとき、フィルタ部材は、その下部を段差部に密接させた状態で配置されている。
本発明の電池冷却機構によれば、蓋部をタンクから取り外すことで、蓋部とともにフィルタ部材もタンクから取り外すことができる。したがって、フィルタ部材を交換する際、タンクに貯留された冷却水の中で作業を行う必要がないから、フィルタ部材の交換を容易に行うことができる。これにより、冷却水から電解質を取り除き続けることができ、冷却水の導電率を長期に亘って低位に保つことが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る電池冷却機構の概略構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係るタンクおよびフィルタ部材の構成を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係るタンクの蓋部およびフィルタ部材の構成を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係るフィルタ部材の下部近傍を示す図であって、(a)は断面斜視図、(b)は(a)の矢印A4部分におけるフィルタ部材の下部近傍の断面を矢印方向から示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカートリッジの構成を示す図であって、(a)は取水部および放水部を円形の孔状とした形態、(b)は取水部および放水部を網目状とした形態をそれぞれ示す斜視図。 本発明の第1の実施形態に係るカートリッジの着脱の態様を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るタンクの蓋部およびフィルタ部材の構成を示す断面図。 本発明の第1および第2の実施形態に係るフィルタ部材のカートリッジの変形例を示す断面図。 本発明の第1および第2の実施形態に係るフィルタ部材のカートリッジの変形例を示す斜視図。
以下、本発明の第1の実施形態の電池冷却機構について、図1から図6を参照して説明する。本実施形態の電池冷却機構は、車両を駆動する電動モータに電力を供給する電池装置を、循環路に冷却水を循環させて冷却する。車両としては、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)のように、電池装置から電力供給される電動モータで走行可能な車両を適用する。
図1は、本実施形態の電池冷却機構10の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、電池冷却機構10は、電池装置1と、タンク2と、ポンプ3と、熱交換器4が循環路5で繋がれて構成されている。これにより、電池冷却機構10は、循環路5に冷却水6を循環させて電池装置1を冷却する。
電池装置1は、車両を駆動する電動機である電動モータ(図示しない)に電力を供給する電源であって、1つもしくは複数の電池パックを備えている。電池パックは、複数の電池(セル)を直列に並べて構成されている。
タンク2は、循環路5において冷却水6を一時的に貯留して気液分離させるコンデンスタンクである。本実施形態では、電池装置1とポンプ3との間にタンク2が配置されている。流入口2aからタンク2に流入した冷却水6は、タンク2の内部で水中の気泡が上昇して気液分離され、流出口2bから循環路5に流出する。
ポンプ3は、冷却水6を所定の圧力で吐出して循環路5に循環させる。本実施形態では、循環路5のタンク2と熱交換器4との間にポンプ3が配置され、タンク2から流出した冷却水6を熱交換器4へ向けて吐出している。
熱交換器4は、電池装置1の電池の熱を吸収した冷却水6を冷却する。本実施形態では、循環路5のポンプ3と電池装置1との間に熱交換器4が配置され、ポンプ3から循環路5へ吐出された冷却水6を外気との熱交換(放熱)により冷却している。熱交換器4により冷却された冷却水6は、循環路5を循環して再び電池装置1を冷却する。
循環路5は、チューブやパイプなどの配管により構成されている。本実施形態では、電池装置1、タンク2、ポンプ3、熱交換器4をこの順で冷却水6が循環して流れるように、循環路5が形成されている(図1に示す矢印参照)。
冷却水6は、導電率の低い不凍液であり、電池装置1の電池から熱を吸収して、電池の温度上昇を抑制する。冷却水6の量は、タンク2の内部全体が冷却水5で満たされることなく、上方にガス層21aが生じるように調整されている。これにより、冷却水6は、水中から上昇した気泡がガス層に拡散されて気液分離される。なお、本実施形態においては、重力方向を基準に上下を定義する。
タンク2の内部には、冷却水6に含まれる電解質を除去するフィルタ部材7が配置されている。これにより、循環路5を循環する冷却水6は、タンク2の内部でフィルタ部材7と接触することで電解質が除去され、その導電率が低位に保たれるようになっている。
フィルタ部材7は、タンク2に対し、蓋部22と一体となって着脱自在となるように配置されている。これにより、フィルタ部材7の交換作業を容易に行うことを可能としている。本発明は、タンク2に対するこのようなフィルタ部材7の配置に特徴を有するものであり、以下、本実施形態における電池冷却機構10のタンク2およびフィルタ部材7について詳述する。
図2は、本実施形態のタンク2およびフィルタ部材7の構成を示す図である。図2に示すように、タンク2は、冷却水6を貯留する貯留部21と、貯留部21に形成されて冷却水6の補充などの際に使用される開口2cに取り付けられる蓋部(以下、キャップという)22を備えて構成されている。
貯留部21は、隔壁23により複数に仕切られており、隔壁23で隔てられた複数の貯留室24で冷却水6を貯留している。本実施形態では、貯留部21には、2つの隔壁23a,23bが設けられ、第1から第3の貯留室24a〜24cが形成されている。これらの貯留室24a〜24cは、2つの隔壁23a,23bに形成された貫通孔25を介して連通されている。流入口2aに最も近接する(最上流の)隔壁23aには、下部に貫通孔25が形成され、流出口2bに最も近接する(最下流の)隔壁23bには、上部に貫通孔25が形成されている。
これにより、貯留部21は、流入口2aから流入した冷却水6を上下に蛇行させて3つの貯留室24a〜24cを経由させながら、流出口2bから循環路5に流出させている((図2に示す矢印参照)。すなわち、貯留部21における冷却水6の速度を流入時よりも低下させて貯留時間を延ばすことができ、より効率的に冷却水6を気液分離させることができるようになっている。このため、流入口2aは最上流の第1の貯留室24a、流出口2bは最下流の第3の貯留室24cをそれぞれ臨むように形成されている。なお、冷却水6の量は、水面6aが隔壁23a,23bの高さ(貯留部21の底部26からの起立寸法)を越えないように調整されている。このように冷却水6の量を調整することで、冷却水6の速度低下および貯留時間の延長を確実に図ることができる。
貯留部21は、隔壁23の上端よりも上方に位置付けて上壁27が設けられている。これにより、貯留部21の内部には、上壁27と冷却水6の水面6aとの間にガス層21aが生じるようになっている。開口2cは、貯留部21の上壁27、具体的には上壁27が第3の貯留室24cを覆う部分に形成されており、貯留部21に貯留される冷却水6の水面6aよりも上方に位置付けられる。
貯留部21の底部26は、開口2cの下方、具体的には第3の貯留室24cの底面よりも下方へ突出する凹部28を有している。凹部28は、フィルタ部材7の下部が入り込むように、断面形状がフィルタ部材7の下部よりも一回り大きな円柱状の空間となっている。凹部28の下端面28aには、流出口2bが形成されている。開口2c、流出口2b、および凹部28は、同心状に位置付けて形成されている。
キャップ22は、開口2cに着脱自在に取り付けられている。したがって、キャップ22は、貯留部21に貯留される冷却水6の水面6aよりも上方に位置付けられるので、開口2cからキャップ22を取り外した場合でも、冷却水6が溢れることはない。キャップ22の開口2cへの取付形態は、例えば工具などを特段要することなく、開口2cから着脱自在であれば特に限定されない。図2には、キャップ22を開口2cに螺合させて取り付ける場合の形態を一例として示している。
この場合、貯留部21の上壁27には、開口2cの周縁を取り囲むように開口2cを挟んで上下方向にそれぞれ伸びる円筒状の突起27aが設けられている。キャップ22には、突起27aの内側に挿入可能な円柱状の内栓部22aが設けられている。突起27aの上部内周および内栓部22aの上部外周には、互いに螺合可能なネジ溝27b,22bがそれぞれ形成されている。突起27aの下端には、その内径を内栓部22aの下部外周へ向けて縮小させる縮径部27cが形成されている。
また、内栓部22aの内部には、内栓部22aと同心で上下に二段の円柱状のバネ収容部22cが形成され、バネ収容部22cにバネ22dが収容されている。バネ収容部22cは、上端が閉塞されている一方で、下端が貯留部21のガス層21aに開放されている。また、バネ収容部22cおよび突起27aには、横方向(水平方向)に貫通するガス抜き孔22e,27dが、貯留部21の上壁27よりも上方に形成されている。これにより、バネ収容部22cがガス抜き孔22e,27dを介して外部(外気)に開放可能となっている。
バネ22dは、上端が内栓部22aのバネ収容部22cに固定され、下端に弁体22fを有している。弁体22fは、貯留部21のガス層21aが外気圧(大気圧)以下の場合、バネ22dの付勢力(伸長方向への力)でバネ収容部22cの段差部位に押圧され、バネ収容部22cをガス層21aに対して、つまり貯留部21を外部(外気)に対して封止している。これに対し、貯留部21のガス層21aが外気圧(大気圧)よりも高い場合、弁体22fは、バネ22dの付勢力(伸長方向への力)に抗してバネ収容部22cの段差部位から離れ、バネ収容部22cをガス層21aに対して、つまり貯留部21を外部(外気)に対して開放し、貯留部21の内圧上昇を防ぐようになっている。
図3および図4は、本実施形態のフィルタ部材7の構成を示す図である。図3および図4に示すように、フィルタ部材7は、冷却水6に含まれる電解質を除去するイオン交換樹脂70が詰め込まれたカートリッジ71と、カートリッジ71を保持するホルダ72を備えて構成されている。
イオン交換樹脂70は、粒状、繊維状、膜状など各種の形態を適用することができるが、本実施形態では、粒状のものを適用している。
図5は、本実施形態のカートリッジ71の構成を示す図である。図5に示すように、カートリッジ71は、外観形状が円柱状に形成された容器であり、冷却水6を通過させる程度の空隙をあけて粒状のイオン交換樹脂70が容器内に詰め込まれている。
カートリッジ71の上面には冷却水6の取水部71a、下面には冷却水6の放水部71bがそれぞれ多数形成されている。取水部71aから取水された冷却水6は、カートリッジ71のイオン交換樹脂70と接触し、イオン交換により電解質が除去されて放水部71bから放水される。
したがって、これらの取水部71aおよび放水部71bは、粒状のイオン交換樹脂70がカートリッジ71から流出しない大きさで形成されている。このような大きさで取水部71aおよび放水部71bが形成されている限り、これらの形態は特に限定されない。図5(a)には、取水部71aおよび放水部71bを円形の孔状とした形態、同図(b)には、取水部71aおよび放水部71bを網目状とした形態をそれぞれ示す。これらの形態のほか、取水部71aおよび放水部71bをスリット状などとしても構わない。また、取水部71aと放水部71bの形態は一致させなくともよく、例えば取水部71aを円形の孔状、放水部71bを網目状、あるいはこの逆などとしてもよい。
なお、カートリッジ71の上面の内側(上側)、および下面の外側(下側)には、冷却水6に含まれる固形の異物を除去するシート状などのフィルタ(図示省略)を設けてもよい。これにより、例えばイオン交換樹脂70の粒間の目詰まりなどを防止することが可能となる。
図3および図4に示すように、ホルダ72は、断面形状がカートリッジ71よりも一回り大きな円形の筒状に形成されている。ホルダ72の側面(円周面)には、筒体内へ冷却水6を流入させるための取水部72aが形成されている。取水部72aは、少なくともカートリッジ71の取水部71aよりも上方に位置付けられている。図3には、上下方向を長手とするスリット状の取水部72aを、周方向へ等間隔で並べた形態を一例として示す。ただし、取水部72aの形態はこのようなスリット状に限定されず、例えば、円形や矩形の孔状、網目状などとしても構わない。
ホルダ72は、上部でキャップ22に取り付けられ、キャップ22と一体化されている。本実施形態では、互いに螺合可能なネジ溝72b,22gがホルダ72の上部内周および内栓部22aの下部外周にそれぞれ形成されており、これらのネジ溝72b,22gを螺合させることで、ホルダ72が内栓部22aと一体化される。これにより、ホルダ72(端的には、フィルタ部材7)は、キャップ22と一体的に取り扱うことができ、タンク2に対して着脱自在に配置可能となっている。
一方、ホルダ72の下部には、カートリッジ71が着脱自在に取り付けられている。例えば、ホルダ72の下部にカートリッジ収容部を設け、カートリッジ収容部に水平方向からカートリッジ71を出し入れする構成とすることができる。
図6には、このようなカートリッジ収容部の構成の一例を示す。この場合、ホルダ72の下部には、略半円筒状のカートリッジ収容部72cと、カートリッジ収容部72cの収容口72dを塞ぐ略半円筒状の蓋部72eが設けられている。蓋部72eは、例えば係合爪を収容口72dの係合穴に係合させることなどにより、カートリッジ収容部72cに対して着脱自在に収容口72dを塞げばよい。
このような構成とすることで、カートリッジ収容部72cへの収容口72dは、水平方向(ホルダ72の径方向の外側)へ向けてホルダ72に開口するため、カートリッジ71を流れる上方から下方への冷却水6の水流(水圧)を受けても、カートリッジ71がカートリッジ収容部72cから外れるような事態を有効に防止できる。また、図2から図4、および図6に示すように、カートリッジ71には、上下にOリング71cが装着されており、これらのOリング71cによってカートリッジ収容部72cに対するカートリッジ71の位置ずれ防止が図られている。
また、図2に示すように、貯留部21の流出口2b(凹部28)には、内径を狭くすることで段差部Dが設けられている。そして、ホルダ72は、貯留部21の凹部28に下部(カートリッジ収容部72cの一部)を入り込ませて、且つ、その下部を段差部Dに密接させた状態でタンク2内に配置されている。これにより、貯留部21に貯留される冷却水6の水面6aよりも確実に下方へカートリッジ71を位置付ける(つまりカートリッジ71を確実に冷却水6に水没させる)ことができる。図2から図4に示すように、ホルダ72の下端には、その内径を縮小させる縮径部72fが形成されており、縮径部72fの下側にOリング72gが装着されている。Oリング72gは、ホルダ72の外周縁およびそれよりも内側で、縮径部72fから下方へ突出する2重の環状枠72hの間(溝)に挟まれている。同様の枠体にOリング72gが入れられてホルダ72とは別体のシール部材を、ホルダ72の下端に取り付けてもよい。
キャップ22を開口2cに螺合させて取り付けると、ホルダ72の下端でOリング72gが押し潰されて凹部28の下端面28aに密着する。これにより、冷却水6の水流によってホルダ72が凹部28の下端面28aから浮き上がることを防ぐことができる。このような浮き上がりが防止された状態で、ホルダ72(端的には、フィルタ部材7)は、カートリッジ71の放水部71bがタンク2の流出口2bと正対するように、タンク2に対して配置される。
また、図3に示すように、ホルダ72には、その内径を縮小させる縮径部72iが上端にも形成されている。ホルダ72の縮径部72iと、貯留部21の突起27aの縮径部27cとの間には、Oリング72jが介在している。Oリング72jは、縮径部72iの外周縁から下方へ突出する環状枠72kとホルダ72の外側面の間に挟まれている。同様の枠体にOリング72jが入れられてホルダ72とは別体のシール部材を、ホルダ72の上に取り付けてもよい。
キャップ22を開口2cに螺合させて取り付けると、縮径部72i,27cの間でOリング72jが押し潰されてこれらの縮径部72i,27cに密着する。これにより、開口2cとキャップ22の内栓部22aとの間を気密に保ちつつ、ホルダ72(端的には、フィルタ部材7)がタンク2に対して配置される。
このように、本実施形態の車両の電池冷却機構10では、フィルタ部材7がタンク2のキャップ22と一体化され、キャップ22とともにタンク2に対して着脱自在となっている。したがって、キャップ22をタンク22から取り外すことで、キャップ22とともにフィルタ部材7もタンク2から取り外すことができる。このため、フィルタ部材7を交換する際、タンク2の貯留部21に貯留された冷却水6の中で作業を行う必要がないから、フィルタ部材7の交換を容易に行うことができる。これにより、例えば冷却水6がタンク2から溢れるといった問題が生じることを回避できる。
フィルタ部材7を交換する際、具体的には次の作業を行えばよい。まず、キャップ22とともに取り外したフィルタ部材7のホルダ72から使用済のカートリッジ71を取り出し、新しいカートリッジ71をホルダ72に取り付ける。そして、新しいカートリッジ71を取り付けたホルダ72を、キャップ22とともにタンク2に取り付ければよい。すなわち、キャップ22の着脱とカートリッジ71の着脱を行うだけでフィルタ部材7の交換が完了するから、作業の効率化を図ることができる。
また、本実施形態では、フィルタ部材7のホルダ72をキャップ22の内栓部22aに対して着脱自在としている。したがって、フィルタ部材7を交換する際、キャップ22とともにフィルタ部材7(カートリッジ71およびホルダ72)をタンク22から取り外し、取り外したキャップ22から使用済のカートリッジ71をホルダ72ごとキャップ22から取り外す。そして、新しいカートリッジ71を保持するホルダ72をキャップ22に取り付け、かかるキャップ22をタンク2に取り付けてもよい。この場合、キャップ22の着脱とカートリッジ71を保持するホルダ72の着脱を行うだけで、フィルタ部材7の交換が済む。
以上、本発明について図1から図6に示す第1の実施形態に基づいて説明したが、上述した第1の実施形態は本発明の一例に過ぎないものであり、本発明はこれに限定されない。上述した第1の実施形態においては、フィルタ部材7のホルダ72をキャップ22に着脱可能とするとともに、フィルタ部材7のカートリッジ71をホルダ72に着脱可能としているが、フィルタ部材7がキャップ22と一体にタンク2に対して着脱自在であれば、ホルダ72とキャップ22、およびカートリッジ71とホルダ72がそれぞれ着脱自在であるかどうかは問わない。
例えば、図7に示す第2の実施形態のように、フィルタ部材7のホルダ72をキャップ22に対して着脱不能に取り付けるとともに、フィルタ部材7のカートリッジ71をホルダ72に着脱自在としてもよい。なお、第2の実施形態は、基本的な構成を第1の実施形態と同様としており、第1の実施形態と同じ機能を有する構成については同一の符号を付し、詳細な説明は第1の実施形態の対応する記載を参酌することとする。
図7に示すように、ホルダ72は、上部でキャップ22に固定され、キャップ22と一体化されている。この場合、ホルダ72の固定部72lが内栓部22aの被固定部22hに対し、例えば接着や嵌入などの任意の方法により、着脱不能に取り付けられている。
本実施形態では、フィルタ部材7を交換する際には、キャップ22とともにフィルタ部材7(カートリッジ71およびホルダ72)をタンク22から取り外す。そして、新しいカートリッジ71を保持するホルダ72が固定された新たなキャップ22をタンク2に取り付ければよい。この場合、新旧のキャップ22の着脱を行うだけでフィルタ部材7の交換が完了するから、作業のより一層の効率化を図ることができる。
なお、キャップ22とともに取り外したホルダ72の使用済のカートリッジ71を新しいカートリッジ71と入れ替えた後、取り外したキャップ22を再びタンク2に取り付けてもよい。この場合、キャップ22の着脱とカートリッジ71の着脱を行うだけで、フィルタ部材7の交換が済む。
また、上述した第1の実施形態および第2の実施形態において、フィルタ部材7のカートリッジ71は、上面の取水部71aのみから冷却水6が取水されている。これに加えて、図8および図9に示すように、カートリッジ71の側面(円周面)に取水部71dを形成してもよい。図8および図9には、取水部71dを円形の孔状とした形態を示すが、例えば網目状やスリット状などの形態としても構わない。また、取水部71dは、取水部71aや放水部71bの形態と一致させなくともよい。さらに、カートリッジ71の側面の内側には、冷却水6に含まれる固形の異物を除去するシート状などのフィルタ(図示省略)を設けてもよい。
この場合、ホルダ72の取水部72aは、少なくともカートリッジ71の取水部71aよりも上方に位置付けられるとともに、取水部71dと対向するように、ホルダ72aの側面(円周面)に形成されている。
これにより、カートリッジ71は、上面の取水部71aに加えて側面の取水部71dからも冷却水6が取水可能となり、よりスムーズにカートリッジ71の内部に冷却水6を取水することができる。
なお、このようにカートリッジ71の側面に取水部71dを形成する場合であっても、フィルタ部材7がキャップ22と一体にタンク2に着脱自在であれば、ホルダ72とキャップ22、およびカートリッジ71とホルダ72がそれぞれ着脱自在であるかどうかは問わない。
さらに、上述した第1の実施形態および第2の実施形態においては、冷却水6の全量がカートリッジ71を通過して接触するようにしているが、必ずしも冷却水6の全量がカートリッジ71を通過しなくともよい。例えば、タンク2の上流側(電池装置1とタンク2との間)で循環路5から分岐してタンク2を迂回し、タンク2の下流側(タンク2とポンプ3との間)で循環路5に合流する迂回路を配管してもよい。
1…電池装置、2…タンク、2a…流入口、2b…流出口、2c…開口、3…ポンプ、4…熱交換器、5…循環路、6…冷却水、6a…水面、7…フィルタ部材、10…電池冷却機構、21…貯留部、21a…ガス層、22…蓋部(キャップ)、22g…ネジ溝、23…隔壁、24…貯留室、25…貫通孔、26…底部、27…上壁、27a…突起、28…凹部、70…イオン交換樹脂、71…カートリッジ、71a…取水部、71b…放水部、72…ホルダ、72a…取水部、72b…ネジ溝。

Claims (6)

  1. 車両を駆動する電動モータに電力を供給する複数の電池を備えた電池装置を、循環路に冷却水を循環させて冷却する電池冷却機構であって、
    前記循環路に配置されて前記冷却水を貯留する貯留部と、前記貯留部の上壁に形成された開口を有するタンクと、
    前記タンクの内部で前記冷却水に含まれる電解質を除去するフィルタ部材と、を備え、
    前記タンクは、前記開口に取り付けられる蓋部を有し、
    前記フィルタ部材は、前記タンクに対し、前記蓋部と一体となって着脱自在となるように配置されており、
    前記貯留部の上壁には、前記開口の周縁を取り囲んで上下方向にそれぞれ伸びる筒状の突起が設けられ、
    前記突起の上端には、前記蓋部が取り付けられ、前記突起の下端には、前記突起の内径を縮小させて、前記タンクに対して前記フィルタ部材を配置する縮径部が形成され、
    前記縮径部は、前記冷却水の水面よりも上方に位置する
    ことを特徴とする車両の電池冷却機構。
  2. 前記フィルタ部材は、その上端に形成された環状枠と前記縮径部との間でシール材を介してシールされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の電池冷却機構。
  3. 前記フィルタ部材は、前記蓋部に対して着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の電池冷却機構。
  4. 前記フィルタ部材は、前記冷却水に含まれる電解質を除去する部材が詰め込まれたカートリッジと、前記カートリッジを保持して前記蓋部に固定されている筒状のホルダと、を備え、
    前記カートリッジは、前記ホルダに対して着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両の電池冷却機構。
  5. 前記フィルタ部材は、前記冷却水に含まれる電解質を除去する部材が詰め込まれたカートリッジと、前記カートリッジが固定されていて前記蓋部に取り付けられる筒状のホルダと、を備え、
    前記ホルダは、前記蓋部に対して着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両の電池冷却機構。
  6. 前記タンクは、前記冷却水の流入口を前記循環路の上流側に、前記冷却水の流出口を前記循環路の下流側にそれぞれ有し、
    前記流出口には、内径を狭くすることにより段差部が設けられており、
    前記フィルタ部材は、その下部を前記段差部に密接させた状態で配置されている
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の車両の電池冷却機構。
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