JP6565242B2 - 節電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、節電制御装置、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、LAN(Local Area Network)から装置の起動を指示する起動信号を受信すると、自装置を起動する制御を行うLAN部を備えた情報処理装置において、LANに接続するための設定が行われていない場合には、LAN部を停止させておくことが記載されている。
特開2010−108366号公報
本発明の目的は、情報処理装置を節電したモードとする期間において、受信すべきデータがあると見込まれる期間にはその受信を可能にしつつ、効率的な節電を実現することである。
本発明の請求項1に係る節電制御装置は、第1モードよりも節電したモードの情報処理装置に通信回線からのデータを受信する動作を行わせる期間を設定する設定部と、前記節電したモードとする場合において、設定された前記期間内のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が行われる第2モードとし、前記期間外のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が停止する第3モードとし、前記第2モードのときに前記情報処理装置によって前記情報処理装置の物理アドレスを宛先アドレスとしたデータである特定のデータが受信された場合、前記第2モードから前記第1モードに移行させるモード制御部とを備え、前記モード制御部は、前記情報処理装置に代わって前記物理アドレスを応答する応答装置が存在する場合において、前記情報処理装置を前記節電したモードとするときは、前記第2モードよりも前記データの受信が制限され、且つ前記第2モードよりも節電される第4モードとする。
本発明の請求項2に係る節電制御装置は、第1モードよりも節電したモードの情報処理装置に通信回線からのデータを受信する動作を行わせる期間を設定する設定部と、前記節電したモードとする場合において、設定された前記期間内のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が行われる第2モードとし、前記期間外のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が停止する第3モードとするモード制御部と、ユーザの指定に応じた識別子を記憶する記憶部とを備え、前記モード制御部は、前記第3モードのときに前記期間が到来した場合において、前記記憶部に第1の識別子が記憶されているときは、前記第3モードから前記第2モードに移行させ、第2の識別子が記憶されているときは、前記第3モードのままとする。
本発明の請求項3に係る節電制御装置は、請求項1に係る構成において、ユーザの指定に応じた識別子を記憶する記憶部を備え、前記モード制御部は、前記第3モードのときに前記期間が到来した場合において、前記記憶部に第1の識別子が記憶されているときは、前記第3モードから前記第2モードに移行させ、第2の識別子が記憶されているときは、前記第3モードのままとすることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る節電制御装置は、請求項2に係る構成において、前記モード制御部は、前記第2モードのときに前記情報処理装置によって特定のデータが受信された場合、前記第2モードから前記第1モードに移行させることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る節電制御装置は、請求項4に係る構成において、前記特定のデータは、前記情報処理装置の物理アドレスを宛先アドレスとしたデータであり、前記モード制御部は、前記情報処理装置に代わって前記物理アドレスを応答する応答装置が存在する場合において、前記情報処理装置を前記節電したモードとするときは、前記第2モードよりも前記データの受信が制限され、且つ前記第2モードよりも節電される第4モードとすることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る節電制御装置は、請求項1から5のいずれか1項に係る構成において、前記第1モードから前記第2モードに移行する場合は、前記情報処理装置を制御するためのプログラムが展開されたメモリを初期化せず、前記第1モードから前記第3モードに移行する場合は、当該メモリを初期化する制御を行う初期化部を備えることを特徴とする。
請求項1又は2に係る発明によれば、情報処理装置を節電したモードとする期間において、受信すべきデータがあると見込まれる期間にはその受信を可能にしつつ、効率的な節電を実現することができる。
請求項に係る発明によれば、第1モードから第2モードへの移行に伴って、プログラムが展開されたメモリを初期化する場合に比べて、第2モードのときにデータが受信された後、当該プログラムに基づく処理を迅速に再開させることができる。
請求項に係る発明によれば、第1モードから第2モードへの移行に伴って、プログラムが展開されたメモリを初期化する場合に比べて、再び第1モードに移行させた後の当該プログラムに基づく処理を迅速に再開させることができる。
請求項1又は5に係る発明によれば、情報処理装置を節電したモードとする期間において、より節電したモードに移行でき、データを受信する動作を停止させた場合でも、当該情報処理装置の物理アドレスを宛先アドレスとしたデータの受信後の制御を進ませることができる。
請求項2又は3に係る発明によれば、ユーザの指定に応じて、設定された期間内での第2モードへの移行の有無を制御することができる
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る情報処理装置の状態の説明図。 同実施形態に係る情報処理装置の状態遷移図。 同実施形態に係る節電制御部の詳細な構成を示すブロック図。 同実施形態に係る節電制御部が行う事前設定に関する処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る節電制御部が行うモードの制御を示すフローチャート。 同実施形態に係る節電制御部が行うモードの制御を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の状態の説明図。 同実施形態に係る節電制御部が行うモードの制御を示すフローチャート。
本発明の情報処理装置は、複数段階の節電状態を実現する機能を有する。以下では、本発明の情報処理装置を、用紙等の媒体に画像を形成する画像形成装置に適用した場合を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、メインCPU11(Central Processing Unit)と、メモリ12と、操作部13と、表示部14と、画像処理部15と、画像読取部16と、画像形成部17と、HDD(Hard Disk Drive)18と、ネットワークコントローラ19と、待機応答部20と、PHY21と、節電制御部22とを備える。
なお、図1に示す「代理応答装置30」は、後述する第2実施形態に関する装置であり、本実施形態には関係ないものとする。
メインCPU11は、情報処理装置1の各部を制御するための演算処理を行う演算処理装置である。メインCPU11は、HDD18に記憶されたプログラムをメモリ12に展開して実行し、メモリ12に対してデータを読み書きすることにより、情報処理装置1を制御する。メモリ12は、ここでは揮発性の半導体メモリで、メインCPU11のワークエリアとして使用される。
操作部13は、例えば表示部14の表示面に重ねて設けられたタッチスクリーン、及び物理キーを有し、ユーザにより操作される操作装置である。操作部13は、例えば、情報処理装置1の電源をオンオフするためのメインスイッチや、情報処理装置1の動作のモードを切り替えるための切替スイッチを備える。情報処理装置1は、通常状態の動作を実現する通常モードと、通常モードよりも節電したモードである複数の節電モードとに対応しているが、詳細については後で説明する。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイであり、画像を表示する表示面に各種の画像(画面)を表示して、ユーザに情報を報知する。画像処理部15は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)であり、画像データに基づいて各種の画像処理を行う。画像読取部16は、例えばスキャナであり、原稿の画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成する。画像形成部17は、例えば電子写真プロセスにより、画像データに基づいて媒体に画像を形成するプリンタである。HDD18は、メインCPU11により実行されるシステムソフトウェアを含むプログラムや、その他のデータを記憶する、不揮発性の記憶装置である。
ネットワークコントローラ19は、PHY21を介して行われる通信回線100との通信を制御する通信制御装置である。PHY21は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの物理層の処理を司る。ネットワークコントローラ19は、MAC(Media Access Controller)191を備える。MAC191は、OSI参照モデルのデータリンク層の下位副層に関する処理を司るメディアアクセスコントローラである。MAC191は、本発明の第2の受信部の一例である。
通信回線100は、ここでは、イーサネット(登録商標)の規格に従って通信を行うLANである。通信回線100は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)や、UDP(User Datagram Protocol)/IP等の各種のプロトコルに基づいて通信を行う。
待機応答部20は、例えばLSI(Large Scale Integration)であり、情報処理装置1が節電モードのときに、通信回線100からのデータ(即ちパケット)を待ち受ける通信回路である。待機応答部20は、本発明の受信部の一例である。待機応答部20は、ここでは、MAC191よりも少ない消費電力で動作する。待機応答部20は、特定のパケットを受信すると、当該パケットに応じた応答処理を行う。例えば、待機応答部20は、情報処理装置1宛てのARP(Address Resolution Protocol)要求パケットを受信した場合、情報処理装置1の物理アドレス(MACアドレス)を応答するためのARP応答パケットを、通信回線100に送信する。
節電制御部22は、例えばCPLD(Complex Programmable Logic Device)であり、情報処理装置1が節電モードのときに、情報処理装置1の各部を制御する制御装置である。また、節電制御部22は、タイマーの機能を有する。節電制御部22は、本発明の節電制御装置の一例である。節電制御部22は、情報処理装置1の各部の動作の有無や、各部への電源(電力)の供給を制御する。節電制御部22は、パワー・マネージメントの機能を有し、情報処理装置1のモードに応じた制御を行う。
なお、節電制御部22の制御により電源が供給されるハードウェアには、図示せぬクロック供給回路によって、動作用のクロックも供給される。
図2は、情報処理装置1のモードを説明する図である。図2には、情報処理装置1の状態毎に、ネットワークコントローラ19、待機応答部20、PHY21、節電制御部22、及び画像処理部15の各ハードウェアの状態が示されている。「オン」は、ハードウェアに電源が供給され、当該ハードウェアが動作することを意味する。「オフ」は、ハードウェアへの電源の供給が停止又は減じられ、当該ハードウェアの動作の全て又は一部が動作を停止することを意味する。図2において、表の左端の欄に示した数字は、各モードを情報処理装置1の消費電力の量が少ない順に並べたときの順位を意味する。
図2に示すように、情報処理装置1の状態として、電源が切られた状態の「電源オフ」、「通常モード」、通常モードよりも節電した節電モードとして「パワーオフモードA」、「パワーオフモードB」、「CPUオフモード」、及び「スリープモード」がある。このうち、「パワーオフモードA」、及び「パワーオフモードB」の各々を区別しないときは、「パワーオフモード」と総称する。
「電源オフ」は、図1で説明した情報処理装置1の全てのハードウェアがオフとなる状態である。
「通常モード」は、本発明の第1モードの一例であり、図1で説明した情報処理装置1の全てのハードウェアがオンとなるモードである。通常モードの場合、MAC191が、通信回線100からのパケットを受信する動作を行う。このため、待機応答部20は、通常モードの場合において、通信回線100から到来したパケットを受信しない。
「パワーオフモードA」は、本発明の第3モードの一例であり、節電制御部22がオンとなり、その他のハードウェアがオフとなるモードである。パワーオフモードAの場合、PHY21がオフとなり、MAC191、及び待機応答部20がパケットを受信する動作をしない。このため、情報処理装置1宛てのパケットが到来しても、情報処理装置1はこれを受信しない。
「パワーオフモードB」は、本発明の第2モードの一例であり、待機応答部20、PHY21、及び節電制御部22がオンとなり、その他のハードウェアがオフとなるモードである。パワーオフモードBの場合、待機応答部20がパケットを受信する動作をする。パワーオフモードBの場合、待機応答部20は、ARP要求パケット、起動要求パケット(例えばマジック・パケット)、及び、その他の予め決められたプロトコル(例えばTCPやUDP)に対応した特定のパケットだけを受信し、それ以外のパケットを破棄するためのフィルタ処理を行う。起動要求パケットは、Wake On LANの機能に基づいて、装置の起動(即ちリモートオン)を要求するためのパケットである。マジック・パケットは、起動させる装置の物理アドレスを16回繰り返したデータを含む。パワーオフモードBの場合、待機応答部20、及びPHY21が動作する分だけ、パワーオフモードAの場合よりも、情報処理装置1の消費電力は多い。しかし、待機応答部20に代わってMAC191が動作する場合よりも、情報処理装置1の消費電力は少ない。
「CPUオフモード」は、待機応答部20、PHY21、節電制御部22がオンとなり、メモリ12はセルフリフレッシュ状態となり、その他のハードウェアがオフとなるモードである。CPUオフモードの場合、待機応答部20は、パワーオフモードBの場合よりも多くの種類のパケットを受信する。このパケットとして、情報処理装置1に対して処理の実行を指示すパケットがある。
「スリープモード」は、ネットワークコントローラ19、待機応答部20、PHY21、節電制御部22がオンとなり、その他のハードウェアがオフとなるモードである。スリープモードの場合、MAC191が通信回線100からのパケットを受信する動作を行う。
以上の6つの状態における情報処理装置1の消費電力の大小関係を比較すると、電源オフ<パワーオフモードA<パワーオフモードB<CPUオフモード<スリープモード<通常モードとなる。
図3は、情報処理装置1の状態遷移図である。
図3に示すように、「電源オフ」と「パワーオフモードA」との間の遷移は、操作部13のメインスイッチのオンオフが契機となる。「通常モード」と「スリープモード」との間の遷移は、操作部13の切替スイッチのオンオフ、又は情報処理装置1が決められた時間継続して不使用となったことが契機となる。「スリープモード」から「CPUオフモード」への遷移は、情報処理装置1が決められた時間継続して不使用となったことが契機となる。この不使用の条件として、例えば、通信回線100からのパケットの受信に応じた特定の処理を行っていないことがある。「CPUオフモード」から「スリープモード」への遷移は、待機応答部20による特定のパケット(例えば、処理の実行を指示すパケット)の受信が契機となる。
「パワーオフモードA」又は「パワーオフモードB」が関わるモードの遷移に関する制御は、節電制御部22によって行われる。なお、図3に示す「S○」(○は数字)という符号は、後で説明する図6又は図7のフローチャートの処理ステップの符号に対応している。
図4は、節電制御部22の詳細な構成を示すブロック図である。図4に示すように、節電制御部22は、設定部221と、期間情報記憶部222と、モード制御部223と、初期化部224とを備える。
設定部221は、節電モードの情報処理装置1にパケットを受信する動作を行わせる期間を設定する。この期間は、本実施形態では、パワーオフモードのときにパケットを受信する動作を行う時間帯の条件であり、以下では「待機応答時間帯」という。換言すると、待機応答時間帯は、起動要求パケットによる起動の要求を受け付ける時間帯を示す。期間情報記憶部222は、設定部221により設定された待機応答時間帯の情報を記憶する。
モード制御部223は、情報処理装置1を節電モードとする場合において、期間情報記憶部222に基づいて、情報処理装置1のモードを制御する。具体的には、モード制御部223は、設定された待機応答時間帯内のときは、情報処理装置1をパワーオフモードBとし、待機応答時間帯外のときは、情報処理装置1をパワーオフモードAとする。また、モード制御部223は、パワーオフモードBのときに待機応答部20により起動要求パケットが受信されると、情報処理装置1をパワーオフモードBから通常モードに移行させる。
また、モード制御部223は、通常モード、スリープモード又はCPUオフモードから、パワーオフモードに移行させる場合において、待機応答時間帯内のときは、パワーオフモードBに移行させ、待機応答時間帯外のときは、パワーオフモードAに移行させる。この移行の際に、初期化部224は、パワーオフモードBに移行させる場合は、メモリ12を初期化せず、パワーオフモードAに移行させる場合は、メモリ12を初期化する制御を行う。
モード制御部223は、ユーザの指定に応じた識別子として、待機応答フラグFを記憶するレジスタ(本発明の記憶部の一例。)を備える。モード制御部223は、パワーオフモードAのときに待機応答時間帯が到来した場合において、待機応答フラグFとして「1」(第1の識別子)が記憶されているときは、パワーオフモードAからパワーオフモードBに移行させ、待機応答フラグFとして「0」(第2の識別子)が記憶されているときは、パワーオフモードAのままとする。
図5は、情報処理装置1が行う事前設定に関する処理を示すフローチャートである。
まず、節電制御部22は、待機応答時間帯を設定する(ステップS1)。節電制御部22は、ここでは、操作部13の操作に応じた待機応答時間帯を設定する。ユーザは、例えば、待機応答時間帯の開始時刻及び終了時刻を設定するための操作を行う。待機応答時間帯は、例えば、ユーザが情報処理装置1を使用する時間帯ではないが、外部からのデータの受信があると見込まれる時間帯に設定される。この時間帯は、例えば、時差がある外国からのデータの受信が想定される時間帯である。
次に、節電制御部22は、待機応答フラグFを設定する(ステップS2)。節電制御部22は、例えば、操作部13の操作に応じた待機応答フラグFを設定する。
図6及び図7は、節電制御部22が行うモードの制御を示すフローチャートである。
まず、節電制御部22は、待機応答フラグFが「1」であるか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、情報処理装置1のモードが、通常モード、スリープモード又はCPUオフモードのいずれかであるかどうかを判定する(ステップS12)。ステップS12で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、パワーオフモードに移行させるかどうかを判定する(ステップS13)。ステップS12又はS13で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、ステップS11の処理に戻す。通常モード、スリープモード又はCPUオフモードの場合、メインCPU11によってメモリ12に展開されたプログラムは、そのまま展開された状態である。節電制御部22は、例えば、操作部13の切替スイッチがオフされた場合に、ステップS13で「YES」と判定する。ただし、パワーオフモードへ移行させるための条件は、これに限られない。
ステップS13で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、現時点が待機応答時間帯内かどうかを判定する(ステップS14)。待機応答時間が「午前6時00分から午前9時00分まで」に設定されていたとする。この場合、節電制御部22は、現在時刻が午前6時00分から午前9時00分までに含まれるかどうかを判定する。ステップS14で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、現在のモードからパワーオフモードBに移行させる(ステップS15)。この移行においても、メモリ12は初期化されず、プログラムは展開された状態(即ち非初期化状態)となる。
次に、節電制御部22は、タイマーにより、待機応答時間帯の終了時刻までの残り時間を計測する(ステップS16)。現在時刻が午前7時30分である場合、節電制御部22は、残り時間として1時間30分と計測する。
次に、節電制御部22は、計測した残り時間がゼロとなったかどうかを判定する(ステップS17)。現在時刻が待機応答時間帯内の場合、節電制御部22は、ステップS17で「NO」と判定する。次に、節電制御部22は、待機応答部20により起動要求パケットが受信されたかどうかを判定する(ステップS18)。ステップS18で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、ステップS16に戻って残り時間の計測を続ける。
節電制御部22は、パワーオフモードBの期間において、起動要求パケットが受信されたと判定した場合(ステップS18;YES)、情報処理装置1を、パワーオフモードBから通常モードに移行させる(ステップS19)。待機応答部20が、情報処理装置1宛てのARP要求パケットを受信した場合、情報処理装置1の物理アドレスを含むARP応答パケットを通信回線100に送信する。その後、PHY21がこの物理アドレスを用いて生成された起動要求パケットを受信した場合、節電制御部22は、ステップS19で通常モードに移行させる。ここにおいて、メモリ12にはプログラムが展開されているから、通常のコールドブートが不要である。その分だけ、情報処理装置1が再び通常モードに移行させた後の当該プログラムに基づく処理が迅速に再開される。
ステップS17で、節電制御部22が、パワーオフモードBのまま残り時間がゼロとなったと判定したとする(ステップS17;YES)。この場合、節電制御部22は、メモリ12を初期化する(ステップS20)。次に、節電制御部22は、情報処理装置1を、パワーオフモードBからパワーオフモードAに移行させる(ステップS21)。このように待機応答時間帯外のときは、待機応答部20のパケットを受信する動作が停止するため、待機応答時間帯内のときよりも情報処理装置1の節電効果が向上する。
節電制御部22は、パワーオフモードAの期間において、通常モードへの移行が指示されたかどうかを判定する(ステップS22)。前述したように、パワーオフモードAの期間において、情報処理装置1はパケットを受信する動作を行わない。このため、節電制御部22は、ステップS22では、操作部13の切替スイッチの操作に応じて通常モードへの移行が指示されたかどうかを判定する。ステップS22で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、情報処理装置1をパワーオフモードAから通常モードに移行させる(ステップS25)。そして、節電制御部22は、ステップS11の処理に戻す。
ステップS22で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、現時点が待機応答時間帯内かどうかを判定する(ステップS23)。この判定は、ステップS14と同じ判定でよい。ステップS23で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、ステップS21の処理に戻し、情報処理装置1をパワーオフモードAのままとする。
ステップS23で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、情報処理装置1を、パワーオフモードAからパワーオフモードBに移行させる(ステップS24)。このとき、メモリ12は既に初期化された状態(つまり初期化状態)にある。パワーオフモードBに移行させると、節電制御部22は、ステップS16の処理に進み、待機応答時間帯の終了時刻までの残り時間を計測する。以降の動作は、既に説明したとおりである。
なお、情報処理装置1がパワーオフモードAを経て通常モードに移行した場合は、メモリ12が初期化された状態にあるので、コールドブートが行われる。
ステップS14において、節電制御部22は、現時点が待機応答時間帯外と判定した場合には(ステップS14;NO)、メモリ12を初期化してから(ステップS20)、情報処理装置1を現在のモードからパワーオフモードAに移行させる(ステップS21)。
節電制御部22は、ステップS11で待機応答フラグFが「0」と判定した場合には(ステップS11;NO)、図7のステップS26の処理に進める。次に、節電制御部22は、節電制御部22は、情報処理装置1のモードが、通常モード、スリープモード又はCPUオフモードのいずれかであるかどうかを判定する(ステップS26)。ステップS26で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、パワーオフモードに移行させるかどうかを判定する(ステップS27)。ステップS26又はS27で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、ステップS11の処理に戻す。
ステップS27で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、メモリ12を初期化し(ステップS28)、情報処理装置1を現在のモードからパワーオフモードAに移行させる(ステップS29)。このように、節電制御部22は、待機応答フラグFが「0」の場合は、現時点が待機応答時間帯内か否かに関係なく、情報処理装置1をパワーオフモードAに移行させる。
次に、節電制御部22は、パワーオフモードAの期間において、通常モードへの移行が指示されたかどうかを判定する(ステップS30)。この判定は、ステップS22の判定と同じでよい。ステップS30で「NO」と判定した場合、節電制御部22は、情報処理装置1をパワーオフモードAのままとする。ステップS30で「YES」と判定した場合、節電制御部22は、パワーオフモードAから通常モードに移行させる(ステップS31)。そして、節電制御部22は、ステップS11の処理に戻す。
以上説明した第1実施形態の情報処理装置1は、パワーオフモードとなる期間において、現時点が待機応答時間帯内の場合は、パワーオフモードBで動作し、待機応答時間帯外の場合は、パワーオフモードAで動作する。よって、情報処理装置1によれば、受信すべきデータがあると見込まれる期間(待機応答時間帯内)においてはその受信が可能となる。それ以外の期間においては、情報処理装置1は、パワーオフモードBよりも節電効果の高いパワーオフモードAで動作する。よって、情報処理装置1が節電モードとなる期間において、常に通信回線100からのデータを待ち受ける場合に比べて、節電効果が高くなる。
[第2実施形態]
本実施形態においては、図1に示す代理応答装置30が、通信回線100に接続されている。代理応答装置30は、情報処理装置1に代わって、情報処理装置1宛てのARP要求パケットを受信し、情報処理装置1の物理アドレスを応答するためのARP応答パケットを通信回線100に送信する。この応答のために、代理応答装置30は、情報処理装置1の通信回線100における論理アドレス(IPアドレス)と、情報処理装置1の物理アドレスとを予め記憶している。このように、ARPに関する処理が代理応答装置30によって行われるので、この期間において、本実施形態の情報処理装置1は待機応答部20を停止させる。
本実施形態の情報処理装置1のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じであり、説明を省略する。本実施形態において、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同じである。
図8は、情報処理装置1のモードを説明する図である。図8に示すように、本実施形態の情報処理装置1は、上述した第1実施形態で説明した各モードに加え、パワーオフモードCに対応している。本実施形態では、「パワーオフモードA」、「パワーオフモードC」、及び「パワーオフモードB」を、「パワーオフモード」と総称する。
「パワーオフモードC」は、本発明の第4モードの一例であり、PHY21、及び節電制御部22がオンとなり、待機応答部20を含むその他のハードウェアがオフとなるモードである。パワーオフモードCは、MAC191及び待機応答部20が動作を停止しているため、情報処理装置1はパワーオフモードBの場合よりも節電される。また、パワーオフモードCの場合、例えばPHY21によりマジック・パケットが受信されるが、MAC191及び待機応答部20が動作を停止しているため、パワーオフモードBの場合よりも、情報処理装置1におけるデータの受信が制限される。データの受信が制限されるということは、ここでは、受信可能なパケットの種類が少なくなることを示す。本実施形態の7つの状態における情報処理装置1の消費電力の大小関係を比較すると、電源オフ<パワーオフモードA<パワーオフモードC<パワーオフモードB<CPUオフモード<スリープモード<通常モードとなる。
図9は、節電制御部22が行うモードの制御を示すフローチャートである。図9に示すように、代理応答装置30が存在する場合には、節電制御部22は、情報処理装置1のモードをパワーオフモードBとするのではなく、パワーオフモードCとする。
具体的には、節電制御部22は、通常モード、スリープモード又はCPUオフモードから、パワーオフモードに移行させると判定した場合に(ステップS12;YES→ステップS13;YES)、待機応答時間帯内と判定したときは(ステップS14;YES)、情報処理装置1のモードを、現在のモードからパワーオフモードCに移行させる(ステップS31)。
次に、節電制御部22は、タイマーにより、待機応答時間帯の終了時刻までの残り時間を計測し(ステップS16)、計測した残り時間がゼロでないと判定した場合は(ステップS17;NO)、待機応答部20により起動要求パケットが受信されたかどうかを判定する(ステップS18)。代理応答装置30が情報処理装置1の代理でARP応答パケットを送信した後は、情報処理装置1の物理アドレスを用いて生成された起動要求パケットが、通信回線100から到来する。節電制御部22は、PHY21によりこの起動要求パケットが受信されると、情報処理装置1を、パワーオフモードCから通常モードに移行させる(ステップS19)。このようにして、情報処理装置1は、待機応答部20が動作を停止しているパワーオフモードCから、通常モードに移行させる。ここにおいても、メモリ12にはプログラムが展開されたままであるから、情報処理装置1が再び通常モードに移行させた後の当該プログラムに基づく処理が迅速に再開される。
また、節電制御部22は、上述した第1実施形態と同じく、ステップS20でメモリ12を初期化し、ステップS21で情報処理装置1のモードをパワーオフモードAとした後は、ステップS22で通常モードへの移行が指示されたかどうかを判定する。節電制御部22は、ステップS22で「YES」と判定し、更に現時点が待機応答時間帯内と判定した場合は(ステップS23;YES)、情報処理装置1のモードを、パワーオフモードAからパワーオフモードCに移行させる(ステップS32)。そして、節電制御部22は、ステップS16の処理に進める。
なお、本実施形態で説明を省略した処理ステップは、上述した第1実施形態と同じでよい。
本実施形態の情報処理装置1は、代理応答装置30が存在すると判定した場合は、図9で説明した動作をし、代理応答装置30が存在しないと判定した場合は、図6及び図7で説明した動作をする。代理応答装置30の存在の有無の判定の方法は特に問わない。節電制御部22は、例えば、操作部13の操作に基づいて判定してもよいし、通信回線100に接続された代理応答装置30を探索する機能に基づいて判定してもよい。
以上説明した第2実施形態の情報処理装置1は、パワーオフモードとなる期間において、待機応答時間帯内の場合は、パワーオフモードCで動作し、待機応答時間帯外の場合は、パワーオフモードAで動作する。この情報処理装置1によれば、パワーオフモードBではなくパワーオフモードCで動作する分だけ、更に節電効果が高まる。また、代理応答装置30が、情報処理装置1の代理でARPに関する処理を行うので、情報処理装置1によれば、起動要求パケットの受信後の制御も進む。これら以外にも、本実施形態の情報処理装置1によれば、上述した第1実施形態で説明した効果を奏する。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施してもよい。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
情報処理装置1は、少なくとも、通常モード、パワーオフモードA、及びパワーオフモードBの3つのモードに対応していればよく、CPUオフモード、及びスリープモードの一方又は両方に対応していなくてもよい。
上述した各実施形態で説明した構成及び動作の一部が省略されてもよい。例えば、節電制御部22は、パワーオフモードBに移行させる場合には、常にメモリ12を初期化してもよい。また、節電制御部22は、待機応答フラグFに応じた制御を行う機能を有さなくてもよい。この場合、節電制御部22は、待機応答フラグFが「0」の場合の制御を行わず、待機応答フラグFが「1」の場合の制御を行えばよい。
情報処理装置1は、待機応答部20を備えなくてもよい。この場合、MAC191が、パワーオフモードにおいてARPに関する処理を行えばよい。このため、パワーオフモードBにおいては、MAC191がオンして、上述した実施形態で説明した待機応答部20の機能を実現させる。この場合においても、節電制御部22の制御により、情報処理装置1が節電モードとなる場合において、受信すべきデータがあると見込まれる期間にはその受信を可能にしつつ、効率的な節電が実現される。このように本発明の受信部は、MACとして観念されてもよく、具体的なハードウェアについては特に問わない。
節電制御部22は、パワーオフモードBとする期間を、時間帯以外の条件に基づいて設定してもよい。節電制御部22は、例えば、時間帯、曜日、日付、及び特定の日時までの残り時間を含む時間的な要素の1つ以上に基づいて、パワーオフモードBに移行する期間を設定してもよい。
本発明の節電制御装置は、情報処理装置に一体化された装置に限られず、情報処理装置に対して着脱可能な装置(例えば専用のプロセッサ)であってもよい。
本発明の通信回線は、イーサネットの規格に従って通信を行うLANに限られない。また、本発明の通信回線は、有線、無線又はこれらを組み合わせた通信回線のいずれであってもよい。
本発明の情報処理装置は、画像を形成する画像形成装置でなくてもよく、パーソナルコンピュータ等の、通信回線からデータを受信する機能を有するいかなる装置でもよい。
上述した実施形態の節電制御部22が実現する各機能は、1又は複数のハードウェア回路により実現されてもよいし、コンピュータに同機能を実現させるための1又は複数のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、これらの組み合わせにより実現されてもよい。節電制御部22の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介して配信されてもよい。
1…情報処理装置、11…メインCPU、12…メモリ、13…操作部、14…表示部、15…画像処理部、16…画像読取部、17…画像形成部、18…HDD、19…ネットワークコントローラ、191…MAC、20…待機応答部、21…PHY、22…節電制御部、221…設定部、222…期間情報記憶部、223…モード制御部、224…初期化部、30…代理応答装置、100…通信回線。

Claims (6)

  1. 第1モードよりも節電したモードの情報処理装置に通信回線からのデータを受信する動作を行わせる期間を設定する設定部と、
    前記節電したモードとする場合において、設定された前記期間内のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が行われる第2モードとし、前記期間外のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が停止する第3モードとし、前記第2モードのときに前記情報処理装置によって前記情報処理装置の物理アドレスを宛先アドレスとしたデータである特定のデータが受信された場合、前記第2モードから前記第1モードに移行させるモード制御部とを備え、
    前記モード制御部は、前記情報処理装置に代わって前記物理アドレスを応答する応答装置が存在する場合において、前記情報処理装置を前記節電したモードとするときは、前記第2モードよりも前記データの受信が制限され、且つ前記第2モードよりも節電される第4モードとする
    節電制御装置。
  2. 第1モードよりも節電したモードの情報処理装置に通信回線からのデータを受信する動作を行わせる期間を設定する設定部と、
    前記節電したモードとする場合において、設定された前記期間内のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が行われる第2モードとし、前記期間外のときは、前記情報処理装置を前記受信する動作が停止する第3モードとするモード制御部と、
    ユーザの指定に応じた識別子を記憶する記憶部とを備え、
    前記モード制御部は、前記第3モードのときに前記期間が到来した場合において、前記記憶部に第1の識別子が記憶されているときは、前記第3モードから前記第2モードに移行させ、第2の識別子が記憶されているときは、前記第3モードのままとする
    節電制御装置。
  3. ユーザの指定に応じた識別子を記憶する記憶部を備え、
    前記モード制御部は、
    前記第3モードのときに前記期間が到来した場合において、前記記憶部に第1の識別子が記憶されているときは、前記第3モードから前記第2モードに移行させ、第2の識別子が記憶されているときは、前記第3モードのままとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の節電制御装置。
  4. 前記モード制御部は、
    前記第2モードのときに前記情報処理装置によって特定のデータが受信された場合、前記第2モードから前記第1モードに移行させる
    ことを特徴とする請求項に記載の節電制御装置。
  5. 前記特定のデータは、前記情報処理装置の物理アドレスを宛先アドレスとしたデータであり、
    前記モード制御部は、
    前記情報処理装置に代わって前記物理アドレスを応答する応答装置が存在する場合において、前記情報処理装置を前記節電したモードとするときは、前記第2モードよりも前記データの受信が制限され、且つ前記第2モードよりも節電される第4モードとする
    ことを特徴とする請求項に記載の節電制御装置。
  6. 前記第1モードから前記第2モードに移行する場合は、前記情報処理装置を制御するためのプログラムが展開されたメモリを初期化せず、前記第1モードから前記第3モードに移行する場合は、当該メモリを初期化する制御を行う初期化部を備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の節電制御装置。
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