JP6565125B2 - 電子部品回収装置 - Google Patents

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Description

この発明はプリント基板に装着された電子部品の回収装置に関する。
近年、テレビ、コンピューターなどの家電製品や電子機器の技術的発展は急速なもので、短期間のうちに更新しなければならないようになっている。
一方、電子部品内には貴金属や希少金属が随所に用いられ、その枯渇が心配されており、こうした状況の下で更新によって廃棄された電子機器のプリント基板から電子部品を回収する動きが急速に高まってきている。
こうした状況のもと、本発明はプリント基板から電子部品を回収する技術を提案するものである。
特許第2908440号
上記状況のもとでこの発明は、更新によって廃棄された電子機器内のプリント基板から電子部品を確実に残留物少なく回収する装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために本発明は、プリント基板10を受枠11に固定し、そのプリント基板10の表面に添ってカッターCを移動させ、プリント基板10上の電子部品Eを削ぎ取る電子部品の回収装置において、
上記受枠(11)には、プリント基板(10)の裏面を支持する突起(12)を沈むことなく、かつ、求心的復元力をもってスライド可能に配置したもので、
上記多数の突起(12)を沈むことなく、かつ、求心的復元力をもってスライド可能にする構造は、受枠(11)の底面に、プリント基板(10)の裏面に接する上部を球面状にした突起(12)と基部(12b)を設けた支持ピン(12p)を配置し、支持ピン(12p)に貫通孔(14h)を穿設した弾性板(14)を挿入したものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、電子部品を装着したプリント基板の裏面に存在する半田付けの突起を、求心的復元力をもった球面状突起が沈むことなくスライドして半田付けの突起を回避し、プリント基板の電子部品取り付け面の平面状態を保持しながら強固に支持した状態で(プリント基板の固定方法については詳しく後述する)、プリント基板表面に添ってカッターが移動することにより、確実に残留物が少なく電子部品を削ぎ取り回収することができる。
次に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1(a)は本発明の要部断面図、図1(b)はプリント基板を固定する部分を拡大した断面図である。
プリント基板10を固定する受枠11は、その両側を揺動ベース13上のガイド13aの間をガイドされながらスライドすることができ、両端部の定位置で固定可能に装着されている。
受枠11は、枠内側に縁11aが設けられ、底面11b上には縦・横方向に多数の上端が球面状(球面状に変えて円錐状にすることもできる)になった支持ピン12pが配置されている。支持ピン12pの下部は基部12bとし、その直径又は長さは基部12bの下面から球面状突起12の先端までの総高さの少なくとも2倍以上が望ましい。
弾性板14は、上記底面11b上に配置された支持ピン12pと同じ間隔で貫通孔14hが設けられ、この孔は支持ピン12pの直径と同一か僅かに小さい内径とし、素材は弾性を有するゴム又はプラスチックなどを採用して支持ピン12pに挿入されている。
従って、プリント基板10を受枠11に載せて縁11aに嵌め込んで下に押し付けると、プリント基板10の裏側に存在する半田付けによる突起と球面状突起12との間で滑りを起こして(突起を回避して)、支持ピン12pの位置を移動させて、半田付けの突起の有無にかかわらずプリント基板10の平らな下面を支持ピン12pの突起12が沈むことなく支持することになり、また、電子部品Eを削り取られたプリント基板10を受枠11から取り外すと、ピン12pはゴム又はプラスチックなどの弾性板14の復元力(求心力)により元の位置に戻ることになる。
ここで、上記の説明をまとめると、プリント基板10が受枠11に固定されるとき、その裏側に存在する半田付けの突起が球面状突起12を移動させることにより、プリント基板10の裏面(下面)を平らな状態で強固に支持することになり、表面の電子部品をカッターCが根こそぎ削り取ることが可能になる。
次に図2、図3および図4を参照しながら説明する。揺動ベース13はその上面に枠受11の移動ガイドとなるガイド13aを設け、支点軸15を支点として揺動可能に取り付けられており、エアシリンダ16が作動すると支点ピン16aを介して図面上の右側が上昇、下降する。
ここで揺動ベース13に装着された受枠11を左側(図面上)のストッパ18aに当る位置に寄せておき、この状態でプリント基板10を受枠11に載せ、次いでこの受枠11を右側のストッパ18bまで移動させ、エアシリンダ19を作動させると揺動ベース13と受枠11に設けた貫通穴を、エアシリンダ19と一体のノックピン20が貫通して両者が一体化される(図2の状態)。
この状態でエアシリンダ16を作動させると揺動ベース13の右側が上昇し、プリント基板10の両縁(耳部分)がその上方に設置された基板縁部押え17に押し当てられ、次いでプリント基板10の左側先端縁部を押えるエアシリンダ21が作動して基板先端がカッターCからの圧力で受枠11の縁11aから浮き上がらないように押し付け固定する(図3の状態)。
このように揺動ベース13上の受枠11にプリント基板10がカッターC側を除く三方の周囲を閉じ込め固定されると、図示しないモーターが作動して、その回転力を例えばタイミングベルト22を介して軸受23に回転自在にマウントされたナット24を回転させることによりボールネジ25に推力を与え、走行レール26に跨った走行台27のカッターCが、同じく走行台27に設置された基板縁部押え17でプリント基板10の両サイドを浮き上がらないように保持しなからプリント基板上面をを滑り前進して、プリント基板10の表面に装着された電子部品Eが削ぎ取られる。
この間にカッターCが左側プリント基板10の端部に近づくと、基板先端縁部押えのエアシリンダ21を引っ込めて押えを開放し、カッターCとの干渉を避ける。
カッターCが基板先端部C’まで前進して電子部品を全て削り取ったら、モーターが逆転してカッターCが後退を始める。同時にエアシリンダ16が作動して揺動ベース13の右側を下降させる。また同時にエアシリンダ19を作動させてノックピン20を受枠11の貫通穴から抜き出して揺動ベース13と受枠11の一体化を解放する。
この状態で受枠11をストッパ18bの位置からストッパ18aの位置に戻して、電子部品が削り取られたプリント基板10を受枠11から取出し、新しい基板を受枠11に載せて、再びストッパ18bの位置に受枠11を移動させて次の仕事を繰り返す。
更に上記の説明を作業効率の面から補足すると、カッターCが前進して前進端の位置C’で削り終わり停止した時は、カッターCと同じ走行台27に取付けられた基板縁部押え17が17’の位置にあり、図面上これより左の位置に揺動ベース13の支点軸15を設けているため、エアシリンダ16が作動して揺動ベース13の右側が下降すると、電子部品Eを削り取られたプリント基板10の表面は直ちにカッターCの下面から離れるので、カッターCが後退するときはプリント基板10との接触はなく無負荷であり、かつ、その後退移動時間内に受枠11を図面上左端部のストッパ18aの位置に戻してプリント基板の取り換えを行い、再びストッパ18bの位置に押込んで(図2の状態)、次の仕事への準備を終える。つまりカッターCの後退時間をプリント基板10の取り換え時間として有効に利用し作業サイクルタイムを短縮することが出来る。
図5はカッターCの形状例を表すもので、(a)は、カッターCの刃先が逆V字状にして電子部品に対して切削角度をもたせ切削抵抗を小さくするものであり、(b)では、同じ目的で片傾斜にしたもので、(c)においては電子部品の配置状況次第では直角に配置したものである。
図6(a)は、機械全体を傾斜設置したものであり、傾斜台35の上に上記説明機器のベースとなる本体34を取り付ける。この場合はカッターCが前進して削ぎ取られた電子部品が順次傾斜に添って自然落下排出されることとなる。
図6(b)は、受枠11の内部に配置する支持ピン12pの配置をユニット化した例である。支持ピン12pを図に示すような形にして、底板28と押え板29で弾性体14をスペーサー30で一定間隔の中にネジ止め(図示しない)で閉じ込めたものであり、図6(a)のような傾斜をさせた場合にも支持ピン12の配置が変形しにくくしたものである。
なお、上記図面上、カッターCの加圧力を、プリント基板10を載せた受枠11、ノックピン20、揺動ベース13及び支点軸15を通じて受け止めるのがストッパ台31であり、各シリンダの作動時の制御のために走行台27の走行位置の検出をするのが、センサードッグ32とセンサーをマウントしたセンサーレール33である。
上記エアシリンダは、油圧シリンダに変えてもよく、またカッターCの駆動方法も油圧を使ってもよい。
以上説明したとおり、この発明によればプリント基板の裏面に存在する半田付けの突起の有無に関係なく、プリント基板の表面が強固に水平に維持され、カッターの切削抵抗で基板が押し下げられることなくプリント基板上の電子部品は確実に残り少なく削ぎ取られるから、希少金属などのリサイクル率の向上に寄与するものである。
(a)この発明に係る要部断面図 (b)(a)図の基板受枠の拡大断面図 同装置全体の正面図(基板受枠の固定前の状態) 同装置全体の正面図(基板受枠を固定し電子部品削ぎ取り直前の状態) 同装置全体の平面図 カッターの形状例図 (a)同装置の傾斜取付図 (b)基板支持ピンの配置ユニット例の要部断面図
C:カッター
C’:前進端でのカッター位置
E:電子部品
10:プリント基板
11:受枠
11a:受枠の縁
11b:受枠の底面
12:突起
12b:基部
12p:支持ピン
13:揺動ベース
13a:ガイド
14:弾性体
14h:孔
15:支点軸
16:エアシリンダ(揺動ベース上下動用)
16a:支点ピン
17:基板縁部押え
17’:前進端での基板淵部押え位置
18a:ストッパ(左側)
18b:ストッパ(右側)
19:エアシリンダ(受枠固定用)
20:ノックピン
21:エアシリンダ(基板先端縁部固定用)
22:タイミングベルト
23:軸受
24:ナット
25:ボールネジ
26:走行レール
27:走行台
28:底板
29:押え板
30:スペーサー
31:ストッパ台
32:センサードッグ
33:センサーレール
34:本体
35:傾斜台

Claims (1)

  1. プリント基板(10)を受枠(11)に固定し、そのプリント基板(10)の表面に添ってカッター(C)を移動させ、プリント基板(10)上の電子部品(E)を削ぎ取る電子部品回収装置において、
    前記受枠(11)に配置され、プリント基板(10)の裏面を沈むことなく支持する複数の支持ピン(12p)と、
    前記支持ピン(12p)に対応した位置に貫通孔(14h)が穿設された弾性板(14)と、
    を備え、
    前記各支持ピン(12p)は、プリント基板(10)の裏面に接する上部を球面状または円錐状にした突起(12)を有するとともに、前記各貫通孔(14h)に挿入されており、前記弾性板(14)の復元力に抗して前記受枠(11)の底面に対してスライド可能であることを特徴とする電子部品回収装置。
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