JP6564792B2 - 粉体分級装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気体で形成される旋回流により粉体に与えられる遠心力と抗力とのバランスを利用して、粒度分布を持つ原料粉体を所望の粒径(分級点)において微粉と粗粉に分級する粉体分級装置に関する。
現在、酸化物微粒子、窒化物微粒子、炭化物微粒子等の微粒子は、半導体基板、プリント基板、各種電気絶縁部品等の電気絶縁材料、切削工具、ダイス、軸受等の高硬度高精度の機械工作材料、湿度センサ等の機能性材料、精密焼結成形材料等の焼結体の製造、エンジンバルブ等の高温耐摩耗性が要求される材料等の溶射部品製造、更には燃料電池の電極、電解質材料および各種触媒等の分野で用いられている。このような微粒子を用いることにより、焼結体および溶射部品等における異種セラミックス同士または異種金属同士の接合強度および緻密性、更には機能性を向上させている。
上述の微粒子は、各種のガス等を高温で化学反応させる化学的方法、または電子ビームもしくはレーザ等のビームを照射して物質を分解・蒸発させ、微粒子を生成する物理的方法等により製造される。上述の製造方法で、製造された微粒子は、粒度分布を有しており、粗粉と微粉とが混在している。上述の用途に利用した場合に微粒子においては、粗粉が含まれる割合が小さい方が良好な特性が得られるため好ましい。そこで、例えば、旋回流を用いて、粉体に旋回運動を与えて粗粉と微粉とに遠心分離する粉体分級装置が利用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、粒度分布を有する粉体が気流搬送されて供給される粉体分級装置が記載されている。特許文献1の粉体分級装置は、供給された粒度分布を有する粉体を分級する空間である円盤状のくり抜かれた空洞(円盤状空洞部)と、粒度分布を有する粉体を円盤状空洞部に供給する粉体供給口と、円盤状空洞部の外周から所定の角度で内部方向に延びるように配置された複数のガイドベーンと、円盤状空洞部から排出される微粉を含む空気流の排出部と、並びに円盤状空洞部から排出される粗粉の回収部とを有するとともに、複数のガイドベーンの下方にあって、円盤状空洞部の外周壁にその接線方向に沿って配置され、円盤状空洞部の内部の粗粉の回収部側に圧縮空気を吹き込み、粗粉の回収部側にある微粉を円盤状空洞部に戻す複数のエアノズルとを有する。
特許第4785802号公報
特許文献1の粉体分級装置では、粒度分布を持つ原料粉体を所望の粒径(分級点)において微粉と粗粉とに分級することができるが、最近では、求められる微粉の粒子径は小さくなってきており、粉体分級装置において分級点の更なる微小化が望まれている。
本発明の目的は、前述の従来技術に基づく問題点を解消し、原料粉体を微粉と粗粉とに分級した際、分級精度を維持したまま、分級点が小さい粉体分級装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、粒度分布を有する原料粉体を微粉と粗粉に分級する粉体分級装置であって、対向する2つの部材に挟まれた空間として構成される円盤状の遠心分離室と、遠心分離室内に気体を供給して旋回流を発生させる複数のエアノズルと、遠心分離室内に発生された旋回流に原料粉体を供給する原料噴出ノズルと、遠心分離室の一方の部材の中央部に、遠心分離室内に連通して設けられ、遠心分離室内で分級された微粉を含む気体を遠心分離室外に排出する微粉回収管と、遠心分離室の外縁部に、遠心分離室内に連通して設けられ、遠心分離室内で分級された粗粉を遠心分離室外に排出する粗粉回収部と、微粉回収管により形成された遠心分離室の開口部に遠心分離室内に向かって突出して設けられた円筒状の第1の壁部と、第1の壁部に対向し、かつ所定の隙間をあけて遠心分離室の他方の部材に設けられた円筒状の第2の壁部とを有し、遠心分離室の空間を構成する一方の部材の遠心分離室に面する表面部の第1の壁部の周縁、および遠心分離室の空間を構成する他方の部材の遠心分離室に面する表面部の第2の壁部の周縁のうち、少なくとも一方に斜面が形成されていることを特徴とする粉体分級装置を提供するものである。
遠心分離室の空間を構成する一方の部材は、遠心分離室に面する表面部の第1の壁部の周縁に斜面が形成され、遠心分離室の空間を構成する他方の部材の遠心分離室に面する表面部の第2の壁部の周縁に斜面が形成されていることが好ましい。
また、遠心分離室の空間を構成する一方の部材の遠心分離室に面する表面部の第1の壁部の周縁、または遠心分離室の空間を構成する他方の部材の遠心分離室に面する表面部の第2の壁部の周縁に斜面が形成されていてもよい。
遠心分離室の空間を構成する一方の部材の遠心分離室に面する表面部は第1の壁部の周縁から外縁に至る斜面で構成され、遠心分離室の空間を構成する他方の部材の遠心分離室に面する表面部は第2の壁部の周縁から外縁に至る斜面で構成されていてもよい。遠心分離室の空間を構成する一方の部材の遠心分離室に面する表面部が第1の壁部の周縁から外縁に至る斜面で構成されるか、または遠心分離室の空間を構成する他方の部材の遠心分離室に面する表面部が第2の壁部の周縁から外縁に至る斜面で構成されていてもよい。
遠心分離室の外縁に沿って設けられたガイドベーンを複数有し、各ガイドベーンは、遠心分離室の外縁の接線方向に対して所定の角度を有し、遠心分離室の周方向に互いに均等な間隔で配置されている構成でもよい。
また、斜面は、遠心分離室の外側から中心に向って、遠心分離室の高さが高くなるように傾斜してもよい。このような粉体分級装置に供給される気体は、目的に応じて適宜選択すればよいが、例えば、空気である。
なお、本発明において、斜面は断面形状が直線である必要はなく、遠心分離室の外側から中心に向って、すなわち、遠心分離室の高さが高くなるように断面形状が曲線であってもよい。更には、断面形状は直線と曲線の組合せであってもよい。
本発明によれば、粒度分布を持つ原料粉体を微粉と粗粉とに分級した際、高精度を維持したまま、分級点を従来よりも微小化することができる。
本発明の実施形態に係る粉体分級装置を示す模式的断面図である。 図1に示す分級装置の要部拡大図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第1の変形例を示す模式的断面図であり、(b)は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第2の変形例を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第3の変形例を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第4の変形例を示す模式的断面図である。 比較のための粉体分級装置を示す模式的断面図である。 本発明の分級効果を示すグラフである。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の粉体分級装置を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る粉体分級装置を示す模式的断面図である。図2は図1に示す分級装置の要部拡大図である。
図1に示す粉体分級装置10は、円筒状のケーシング12を有する。ケーシング12の内部に、円形状の上部円盤状部14が形成されている。上部円盤状部14に対向して所定の間隔を隔てて、外形が略円状の下部円盤状部16が配置されている。
略円盤形状の遠心分離室18が上部円盤状部14と下部円盤状部16の間に区画形成され、遠心分離室18は周方向外周がケーシング12の環状部19によって閉鎖されている。このように遠心分離室18は対向する上部円盤状部14と下部円盤状部16に挟まれた空間である。上部円盤状部14と下部円盤状部16は、いずれも遠心分離室18の空間を構成する部材である。
上部円盤状部14の中央部に円筒状の開口部14aが形成されており、開口部14aは遠心分離室18と連通している。上部円盤状部14は開口部14aの縁に沿って、遠心分離室18内に突出する円筒状の第1の壁部20が設けられている。第1の壁部20に対向し、かつ所定の間隔をあけて隙間23が生じるように下部円盤状部16に円筒状の第2の壁部22が設けられている。第1の壁部20と第2の壁部22とは遠心分離室18の方向Wにおける中央部に配置されている。この方向Wは方向Hと直交する方向である。
開口部14aに微粉回収管30がケーシング12の表面12aに対して垂直な方向Hに延出して設けられている。微粉回収管30は、遠心分離室18内で分級された微粉Pfを含む気体を、隙間23を経て遠心分離室18外に排出するためのものであり、微粉回収装置、例えば、バグフィルター(図示せず)等を介して吸引ブロワ(図示せず)に接続されている。
また、下部円盤状部16は端部が折曲しており折曲部16aとケーシング12との間には隙間39がある。隙間39は遠心分離室18の外縁部に位置する。ケーシング12の下方に中空円錐台状の粗粉回収室28が設けられている。遠心分離室18と粗粉回収室28とは隙間39により連通している。
粗粉回収室28は、遠心分離室18内で分級された粗粉Pcを遠心分離室18外に排出するためのものである。粗粉回収室28には分級された粗粉を収集する粗粉回収管32が設けられている。粗粉回収管32の下端にはロータリーバルブ(図示せず)を介してホッパー(図示せず)が設けられている。遠心分離室18内で分級された粗粉Pcは隙間39を通り粗粉回収室28、粗粉回収管32を経てホッパーに回収される。
ケーシング12の環状部19には、方向Hにおいて微粉回収管30側に、複数の第1のエアノズル34と、原料噴出ノズル36が設けられている。また、環状部19には、方向Hにおいて第1のエアノズル34の下方に第2のエアノズル38が設けられている。
第1のエアノズル34は、遠心分離室18の外縁に沿って複数設けられており、それぞれ遠心分離室18の外縁の接線方向に対して所定の角度を有しながら、遠心分離室18の周方向に互いに均等な間隔で、例えば、6個配置されている。1つの第1のエアノズル34の近傍に原料噴出ノズル36が設けられている。
詳細な図示はしないが、第2のエアノズル38も第1のエアノズル34と同様に、遠心分離室18の外縁に沿って複数設けられており、それぞれ遠心分離室18の外縁の接線方向に対して所定の角度を有しながら、遠心分離室18の周方向に互いに均等な間隔で、例えば、6個配置されている。
第1のエアノズル34と第2のエアノズル38は、それぞれ加圧気体供給部(図示せず)に接続されている。加圧気体供給部から所定の圧力の気体が第1のエアノズル34および第2のエアノズル38に供給されて、それぞれから加圧気体を噴出することにより、遠心分離室18に互いに同一方向に旋回する旋回流が形成される。なお、気体は、分級する原料粉体、または目的等に応じて適宜決定されるものであるが、例えば、空気が用いられる。原料粉体が空気と反応する場合には、反応しない他の気体が適宜利用される。
原料噴出ノズル36は、配管(図示せず)を介して原料供給部(図示せず)に接続されている。所定の量の原料粉体Psが空気流とともに原料噴出ノズル36に供給されて遠心分離室18供給される。
第1のエアノズル34、第2のエアノズル38および原料噴出ノズル36を設ける個数は、上述の個数に限定されるものではなく、1つでも複数でもよく、装置構成等に応じて適宜決定される。
また、第2のエアノズル38はノズルに限定されるものではなく、従来のガイドベーン等でもよく装置構成に応じて適宜決定される。
次に、遠心分離室18について図1、図2を用いて説明する。
上述のように、遠心分離室18の上面は上部円盤状部14で構成され、下面は下部円盤状部16で構成される。遠心分離室18は、外縁から中心に向う方向Wにおいて、方向Hに平行に測定した高さhが一定ではない。第1のエアノズル34、原料噴出ノズル36、第2のエアノズル38側の高さが高く、中心に向うにつれて高さが減少し、あるところで高さが一定な領域があり、中心に向かうにつれて高さが順次高くなっている。
この場合、図2に示すように、上部円盤状部14の遠心分離室18に面している表面部24では、平面部24aに連続して、円筒状の第1の壁部20に近い側に傾斜部24bが形成されている。下部円盤状部16の遠心分離室18に面している表面部26では、平面部26aに連続して、円筒状の第2の壁部22に近い側に傾斜部26bが形成されている。傾斜部24b、26bは平面で構成された斜面であり、断面形状が直線で、遠心分離室18の高さが高くなるように傾斜している。なお、上部円盤状部14の平面部24aおよび下部円盤状部16の平面部26aは、いずれも、その表面は方向Wと平行な平面である。
上部円盤状部14の平面部24aに対する傾斜部24bの角度、下部円盤状部16の平面部26aに対する傾斜部26bの角度はいずれもθで表す。角度θは5°〜30°であることが好ましく、より好ましくは10°〜20°である。角度θが5°〜30°程度であれば、原料粉体Psを微粉Pfと粗粉Pcとに分級した場合、分級点を微小化することができる。
上部円盤状部14の平面部24aに対する傾斜部24bの角度θと、下部円盤状部16の平面部26aに対する傾斜部26bの角度θとは、同じであっても違っていてもよい。
なお、従来では粉体分級装置10の傾斜部24b、26bが設けられておらず、第1のエアノズル34、原料噴出ノズル36、第2のエアノズル38側の高さが高く、中心に向うにつれて高さが減少し、あるところで高さが一定になり遠心分離室18の中心迄ある一定の高さである。
上部円盤状部14の傾斜部24bの角度θと、下部円盤状部16の傾斜部26bの角度θを規定したが、傾斜部24b、26bの規定はこれに限定されるものではない。例えば、傾斜部24b、26bを、方向Hにおける長さNと方向Wにおける長さNとで規定してもよい。
傾斜部24b、26bは上述のように断面形状が直線であるが、断面形状が直線である必要はなく、遠心分離室18の外側から中心に向って、すなわち、傾斜部24b、26bは遠心分離室18の高さが高くなるように曲面で構成され、断面形状が曲線であってもよい。更には、傾斜部24b、26bは平面と曲面の組合せの構成であってもよく、この場合、断面形状は直線と曲線の組合せたものとなる。
粉体分級装置10では、上部円盤状部14の表面部24に平面部24aに連続して傾斜部24bを形成し、下部円盤状部16の遠心分離室18に面している表面部26に平面部26aに連続して傾斜部26bを形成することで、第1の壁部20と第2の壁部22の間の隙間23の方向Hにおける幅を狭めることなく、第1の壁部20の長さL(図2参照)および第2の壁部22の長さL(図2参照)を長くすることができる。更には、傾斜部24bおよび傾斜部26bを設けることで、隙間23を通り微粉回収管30から吸引されて排出される微粉Pfの粒径を小さくすることができる。
次に、粉体分級装置10の動作について説明する。
まず、吸引ブロワ(図示せず)により微粉回収管30を介して遠心分離室18内から所定の風量で吸気を行うとともに、加圧気体供給部(図示せず)から6つの第1のエアノズル34および6つの第2のエアノズル38にそれぞれ加圧気体を供給して遠心分離室18に旋回流を発生させる。
この状態で、粒度分布を有する原料粉体Psを所定の量、空気流とともに原料噴出ノズル36に供給する。これにより、原料噴出ノズル36から原料粉体Psが、所定の流量で遠心分離室18内に供給される。
第1のエアノズル34および第2のエアノズル38からの加圧気体の噴出に起因して遠心分離室18内にも旋回流が形成されているため、原料噴出ノズル36から遠心分離室18に供給された原料粉体Psは遠心分離室18内において旋回し、遠心分離室18内で原料粉体Psは遠心分離作用を受ける。その結果、遠心分離室18の中央部に形成されている円筒状の第1の壁部20および第2の壁部22により粒径の大きな粗粉Pcが微粉回収管30内に流入することなく遠心分離室18内に残り、一方、分級点以下のサイズを有する微粉Pfが空気流とともに隙間23を通り微粉回収管30から吸引されて排出される。
このようにして、粒度分布を有する原料粉体Psから微粉Pfを分級して回収することができる。しかも、上述のように、傾斜部24bおよび傾斜部26bを設けることで、第1の壁部20の長さL(図2参照)および第2の壁部22の長さL(図2参照)を長くすることができ、回収される微粉Pfの粒径を小さくすることができる。
なお、微粉回収管30から排出されなかった原料粉体の残部、すなわち、粗粉Pcは、下部円盤状部16と環状部19との間の隙間39を通って遠心分離室18から粗粉回収室28へと落下していく。その後、粗粉回収管32を介して、原料粉体の残部、すなわち、粗粉Pcが回収される。
エアノズル方式よりも空気流等条件によって、ガイドベーン方式の方が高精度に分級できる場合もある。そのため、分級目的に応じて、従来のガイドベーン方式を選択することができる。
粉体分級装置10では、ほぼ円盤形状の遠心分離室18の周方向外周部が環状の環状部19によって閉鎖されているので、第1のエアノズル34および第2のエアノズル38から大流量の加圧気体を強制的に流入させても遠心分離室18の周方向外方へ空気が漏出することがなく渦が乱れることがない。このため、特に粗粉回収室28内に旋回流を形成するための第1のエアノズル34からの加圧気体の流入量を大きくすることにより、サブミクロン粒子を安定して分級することが可能となる。
サブミクロン粒子のように微細な粒子は互いに凝集しやすい性質を有するが、粉体分級装置10によれば、第1のエアノズル34および第2のエアノズル38から大流量の加圧気体を噴出することにより、効率よく分級することができる。また、原料粉体としては、シリカ、トナー等の低比重のものから、金属、アルミナ等の高比重のものまで各種の粉体を分級対象として用いることができる。
ただし、分級目的に応じて第2のエアノズル38は風量の設定範囲の広いガイドベーン方式にしてもよい。
なお、粉体分級装置10では、円筒状の第1の壁部20および第2の壁部22が隙間23を挟んで互いに対向配置されていたが、これら第1の壁部20および第2の壁部22のうち一方のみを設けるようにしてもよい。
粉体分級装置10の構成は、上述のように構成に限定されるものではなく、例えば、図3(a)に示す粉体分級装置10a、図3(b)に示す粉体分級装置10b、図4に示す粉体分級装置10cおよび図5に示す粉体分級装置10dの構成であってもよい。
ここで、図3(a)は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第1の変形例を示す模式的断面図であり、(b)は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第2の変形例を示す模式的断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第3の変形例を示す模式的断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る粉体分級装置の第4の変形例を示す模式的断面図である。図3(a)、(b)、図4、および図5では、原料供給部、配管、粗粉回収室28および粗粉回収管32等の図示を省略している。
なお、図3(a)に示す粉体分級装置10a、図3(b)に示す粉体分級装置10bおよび図4に示す粉体分級装置10cにおいて、図1に示す粉体分級装置10と同一構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図3(a)に示す粉体分級装置10aは、図1に示す粉体分級装置10に比して、上部円盤状部14の表面部24に傾斜部24bが形成されておらず、遠心分離室18において第1の壁部20の近傍も平面である点が異なり、それ以外の構成は、図1に示す粉体分級装置10と同一の構成である。
図3(a)に示す粉体分級装置10aは、図1に示す粉体分級装置10と同様にして原料粉体を分級することができる。このため、分級方法について、その詳細な説明は省略する。粉体分級装置10aも、原料粉体を分級した場合、図1に示す粉体分級装置10と同様にして分級点が従来よりも小さく、高精度に且つ安定して分級することができる。
図3(b)に示す粉体分級装置10bは、図1に示す粉体分級装置10に比して、下部円盤状部16の表面部26に傾斜部26bが形成されておらず、遠心分離室18において第2の壁部22の近傍も平面である点が異なり、それ以外の構成は、図1に示す粉体分級装置10と同一の構成である。
図3(b)に示す粉体分級装置10bは、図1に示す粉体分級装置10と同様にして原料粉体を分級することができる。このため、分級方法について、その詳細な説明は省略する。粉体分級装置10bも、原料粉体を分級した場合、図1に示す粉体分級装置10と同様にして分級点が従来よりも小さく、しかも、高精度に且つ安定して分級することができる。
図4に示す粉体分級装置10cは、図1に示す粉体分級装置10に比して、上部円盤状部14の表面部24が第1の壁部20の周縁から外縁に至る斜面25で構成され、下部円盤状部16の表面部26が第2の壁部22の周縁から外縁に至る斜面27で構成されている点が異なり、それ以外の構成は、図1に示す粉体分級装置10と同一の構成である。
図4に示す粉体分級装置10cでは、斜面25、27は断面形状が直線であり、斜面25、27は、遠心分離室18の外側から中心に向って、すなわち、環状部19から隙間23に向かって遠心分離室18の高さが高くなるように傾斜している。
斜面25、27の角度γの規定は、それぞれ方向Wに平行な線Lpと、斜面25、27とのなす角度のことである。角度γは図2に示す粉体分級装置10の角度θと同じであり、角度γは5°〜30°が好ましく、より好ましくは10°〜20°である。
斜面25、27は断面形状が直線であるが、断面形状が直線である必要はなく、遠心分離室18の外側から中心に向って、すなわち、遠心分離室18の高さが高くなるように、斜面25、27の断面形状が曲線であってもよい。更には、斜面25、27は断面形状が直線と曲線の組合せたものでもよい。
図4に示す粉体分級装置10cは、図1に示す粉体分級装置10と同様にして原料粉体を分級することができる。このため、分級方法について、その詳細な説明は省略する。粉体分級装置10cも、原料粉体を分級した場合、図1に示す粉体分級装置10と同様にして分級点が従来よりも小さく、しかも、高精度に且つ安定して分級することができる。
図4に示す粉体分級装置10cは、上部円盤状部14の表面部24と下部円盤状部16の表面部26を斜面25、27で構成されているが、これに限定されるものではなく、上部円盤状部14の表面部24と下部円盤状部16の表面部26のうち、少なくとも一方に斜面を形成してもよい。
図5に示す粉体分級装置10dは、図4に示す粉体分級装置10cに比して、第2のエアノズル38に代えてガイドベーン40が設けられている点が異なり、それ以外の構成は図4に示す粉体分級装置10cと同じである。
粉体分級装置10dでは、第2のエアノズル38と同じく、遠心分離室18の外縁に沿って複数のガイドベーン40が設けられている。また、ガイドベーン40は、環状部19に、方向Hにおいて第1のエアノズル34の下方に設けられている。ガイドベーン40は第1のエアノズル34と同様に、それぞれ遠心分離室18の外縁の接線方向に対して所定の角度を有しながら、遠心分離室18の周方向に互いに均等な間隔で配置されている。
複数のガイドベーン40の外周部に、空気を溜め、かつ遠心分離室18内に気体を供給するための押し込み室42がある。押し込み室42に加圧気体供給部(図示せず)に接続されている。加圧気体供給部から所定の圧力の気体を、押し込み室42を介して複数のガイドベーン40の間から加圧気体を供給する。第1のエアノズル34およびガイドベーン40にそれぞれ加圧気体を供給することで、遠心分離室18に旋回流が発生する。
粉体分級装置10dでは、原料粉体Psが遠心分離室18内部を旋回しながら下方に移動する間に遠心分離されるが、ガイドベーン40は、遠心分離の際の原料粉体Psの旋回速度を調整する機能を有する。各ガイドベーン40は、例えば、回動軸(図示せず)により環状部19に回動可能に軸支され、かつピン(図示せず)により回動板(図示せず)に係止されている。例えば、回動板を回動させることにより全てのガイドベーン40が同時に、所定角度回動するように構成されている。回動板を回動させて、全てのガイドベーン40を所定角度回動させることで各ガイドベーン40の間隔を調整して、ガイドベーン40の間隔を通過する気体、例えば、空気の流速を変えることができる。これにより、分級点等の分級性能を変更することができる。また、ガイドベーン40を設けることで、分級点の選択幅を広くできる。
ガイドベーン40を図4に示す粉体分級装置10cの第2のエアノズル38に代えて設ける構成としたが、これに限定されるものではない。図1に示す粉体分級装置10、図3(a)に示す粉体分級装置10a、図3(b)に示す粉体分級装置10bにおいて、第2のエアノズル38に代えてガイドベーン40を設ける構成とすることもできる。
ここで、本出願人は、本発明の粉体分級装置による分級について確認した。具体的には、上述の図1に示す粉体分級装置10と、図6に示す比較のための粉体分級装置100を用いて、原料粉体に対して分級を試みた。
図6は、比較のための粉体分級装置を示す模式的断面図である。図6に示す粉体分級装置100において、図1に示す粉体分級装置10と同一構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6に示す粉体分級装置100は、図1に示す粉体分級装置10に比して、上部円盤状部14の表面部24に傾斜部24bが形成されておらず、下部円盤状部16の表面部26に傾斜部26bが形成されていない点以外は、図1に示す粉体分級装置10と同様の構成である。
本発明の粉体分級装置10と比較のための粉体分級装置100とは風量等を同じ条件で分級した。
原料粉体には、平均粒径1.0μmのシリカ粒子(SiO粒子)を用いた。なお、平均粒径は、レーザ回折・散乱法により測定した値である。
第1のエアノズル34および第2のエアノズル38の数は6であり、原料噴出ノズル36の数は1である。
粉体分級装置10では、上部円盤状部14の表面部24の傾斜部24bの角度θが10°であり、下部円盤状部16の表面部26の傾斜部26bの角度θが10°である。
部分分級効率を粒径毎に測定した結果を図7に示す。なお、図7において、本発明は、本発明の粉体分級装置10(図1参照)を用いた分級結果を示し、従来は、従来の粉体分級装置100(図6参照)を用いた分級結果を示す。図7に示すように部分分級効率50%の粒径(D50)は、従来の粉体分級装置100よりも本発明の粉体分級装置10の方が小さい。
また、分級精度(D25/D75)は、従来の粉体分級装置100では0.82であったのに対し、本発明の粉体分級装置10では0.83であった。このように本発明の粉体分級装置10では高精度を維持したまま分級点を小さくできる。
なお、D25は部分分級効率25%の粒径であり、D75は部分分級効率75%の粒径である。
本発明は、基本的に以上のように構成されるものである。以上、本発明の粉体分級装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
10、10a、10b、10c、10d、100 粉体分級装置
12 ケーシング
14 上部円盤状部
16 下部円盤状部
18 遠心分離室
19 環状部
20 第1の壁部
22 第2の壁部
24、26 表面部
24a、26a 平面部
24b、26b 斜面部
28 粗粉回収室
30 微粉回収管
32 粗粉回収管
34 第1のエアノズル
36 原料噴出ノズル
38 第2のエアノズル
39 隙間
40 ガイドベーン

Claims (8)

  1. 粒度分布を有する原料粉体を微粉と粗粉に分級する粉体分級装置であって、
    対向する2つの部材に挟まれた空間として構成される円盤状の遠心分離室と、
    前記遠心分離室内に気体を供給して旋回流を発生させる複数のエアノズルと、
    前記遠心分離室内に発生された前記旋回流に前記原料粉体を供給する原料噴出ノズルと、
    前記遠心分離室の上部円盤状部の中央部に、前記遠心分離室内に連通して設けられ、前記遠心分離室内で分級された前記微粉を含む気体を前記遠心分離室外に排出する微粉回収管と、
    前記遠心分離室の外縁部に、前記遠心分離室内に連通して設けられ、前記遠心分離室内で分級された前記粗粉を前記遠心分離室外に排出する粗粉回収部と、
    前記微粉回収管により形成された前記遠心分離室の開口部に前記遠心分離室内に向かって突出して設けられた円筒状の第1の壁部と、
    前記第1の壁部に対向し、かつ所定の隙間をあけて前記遠心分離室の下部円盤状部に設けられた円筒状の第2の壁部とを有し、
    前記遠心分離室の空間を構成する前記上部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部の前記第1の壁部の外縁、および前記遠心分離室の空間を構成する前記下部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部の前記第2の壁部の外縁のうち、少なくとも一方に斜面が形成されていることを特徴とする粉体分級装置。
  2. 前記遠心分離室の空間を構成する前記上部円盤状部は、前記遠心分離室に面する表面部の前記第1の壁部の外縁に斜面が形成され、前記遠心分離室の空間を構成する前記下部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部の前記第2の壁部の外縁に斜面が形成されている請求項1に記載の粉体分級装置。
  3. 前記遠心分離室の空間を構成する前記上部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部の前記第1の壁部の外縁、または前記遠心分離室の空間を構成する前記下部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部の前記第2の壁部の外縁に斜面が形成されている請求項1に記載の粉体分級装置。
  4. 前記遠心分離室の空間を構成する前記上部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部は前記第1の壁部の外縁から前記遠心分離室の外縁に至る斜面で構成され、前記遠心分離室の空間を構成する前記下部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部は前記第2の壁部の外縁から前記遠心分離室の前記外縁に至る斜面で構成されている請求項1に記載の粉体分級装置。
  5. 前記遠心分離室の空間を構成する前記上部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部が前記第1の壁部の外縁から前記遠心分離室の外縁に至る斜面で構成されるか、または前記遠心分離室の空間を構成する前記下部円盤状部の前記遠心分離室に面する表面部が前記第2の壁部の外縁から前記遠心分離室の前記外縁に至る斜面で構成されている請求項1に記載の粉体分級装置。
  6. 前記遠心分離室の前記外縁に沿って設けられたガイドベーンを複数有し、前記各ガイドベーンは、前記遠心分離室の前記外縁の接線方向に対して傾いており、前記遠心分離室の周方向に互いに均等な間隔で配置されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の粉体分級装置。
  7. 前記斜面は、前記遠心分離室の外側から中心に向って、前記遠心分離室の高さが高くなるように傾斜している請求項1〜6のいずれか1項に記載の粉体分級装置。
  8. 前記遠心分離室内に供給される前記気体は、空気である請求項1〜7のいずれか1項に記載の粉体分級装置。
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