JP6563295B2 - ガスセンサ - Google Patents
ガスセンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6563295B2 JP6563295B2 JP2015192841A JP2015192841A JP6563295B2 JP 6563295 B2 JP6563295 B2 JP 6563295B2 JP 2015192841 A JP2015192841 A JP 2015192841A JP 2015192841 A JP2015192841 A JP 2015192841A JP 6563295 B2 JP6563295 B2 JP 6563295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral surface
- diameter portion
- ceramic member
- cylindrical
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
被測定ガス中の特定ガス濃度を検出可能な長尺なセンサ素子と、
前記センサ素子が内部を軸方向に貫通している円柱状のセラミックス部材と、
前記セラミックス部材が内部に軸方向に挿入されている貫通孔を有し、該貫通孔の内周面と前記セラミックス部材との間に隙間を有し、該隙間の径方向の距離W1が20μm以上である筒状のハウジングと、
を備えたものである。
距離W2を0μmとし、距離W1を表1に示すように0μm〜600μmの間で種々変更した点以外は、図2,3に示したガスセンサ10と同様の構成のガスセンサを作製し、実験例1〜10とした。なお、実験例1〜10において、ハウジング41の第2筒状部43の内径dm2及びセラミックス部材45の大径部47の外径Dc2はいずれも14.5mmとした。また、距離W1の調整は、ハウジング41の第1筒状部42の内径dm1を10.5mmで一定とし、セラミックス部材45の小径部46の外径Dc1を変更することで行った。なお、封止部材48の外径Dpは14mmとし、内径dpは10mmとした。封止部材48は、第1段差面42bと第2段差面47bとに押圧されていない状態で、外径側と内径側の厚さが同じとした。第1段差面42bと第2段差面47bとのなす角θgは、3°とした。
距離W1を50μmで一定とし、距離W2を表1に示すように5μm〜150μmの間で種々変更した点以外は、実験例1〜10と同様の構成のガスセンサを作製し、実験例11〜18とした。なお、内径dm1及び外径Dc1は、実験例5と同じとした。また、距離W2の調整は、ハウジング41の第2筒状部43の内径dm2を14.5mmで一定とし、セラミックス部材45の大径部47の外径Dc2を変更することで行った。
距離W1を100μmで一定とし、距離W2を表1に示すように10μm〜300μmの間で種々変更した点以外は、実験例11〜18と同様の構成のガスセンサを作製し、実験例19〜26とした。なお、内径dm1及び外径Dc1は、実験例6と同じとした。距離W2の調整は、実験例11〜18と同様にハウジング41の第2筒状部43の内径dm2を14.5mmで一定とし、セラミックス部材45の大径部47の外径Dc2を変更することで行った。
実験例1〜26のガスセンサについて、熱耐久試験を行ってセラミックス部材45のクラックの有無及び位置ずれの有無を調べた。具体的には以下のように試験を行った。ハウジング41を600℃まで加熱した後にガスセンサを水没させる冷熱ストレスを与え、これを1回の昇降温サイクルとした。そして、昇降温サイクルを3000回繰り返した後、及び6000回繰り返した後に、セラミックス部材45のクラックの有無及びセラミックス部材45の径方向の位置ずれの有無を調べた。クラックの有無については、昇降温サイクルを6000回繰り返した後にクラックが見られなかった場合を「A(優)」とし、3000回繰り返した後にクラックが見られなかった場合を「B(良)」とし、3000回繰り返した後にクラックが見られた場合を「C(不可)」として評価した。位置ずれについては、昇降温サイクルを6000回繰り返した後に、目視でハウジング41に対するセラミックス部材45の位置が径方向にずれていた場合(ハウジング41とセラミックス部材45とが同軸ではなくなっていた場合)に「有り」とした。セラミックス部材45の位置が径方向にずれていなかった場合には「無し」として評価した。実験例1〜26の距離W1,距離W2,比W1/W2,及び熱耐久試験の結果を表1にまとめて示す。
Claims (8)
- 被測定ガス中の特定ガス濃度を検出可能な長尺なセンサ素子と、
前記センサ素子が内部を軸方向に貫通している円柱状のセラミックス部材と、
前記セラミックス部材が内部に軸方向に挿入されている貫通孔を有し、該貫通孔の内周面と前記セラミックス部材との間に隙間を有し、該隙間の径方向の距離W1が20μm以上である筒状のハウジングと、
前記センサ素子の先端側を覆い、内部への前記被測定ガスの流通を許容する保護カバーと、
を備え、
前記セラミックス部材は、円柱状の大径部と、該大径部よりも前記保護カバー側に位置し且つ該大径部よりも外径が小さい円柱状の小径部と、を有しており、
前記距離W1は、前記小径部の外周面と前記貫通孔の内周面との隙間の径方向の距離であり、
前記距離W1が300μm以下である、
ガスセンサ。 - 前記セラミックス部材は、前記大径部が前記貫通孔の内周面との間に隙間を有し、該隙間の径方向の距離W2が5μm以上である、
請求項1に記載のガスセンサ。 - 前記距離W2が500μm以下である、
請求項2に記載のガスセンサ。 - 前記距離W1と前記距離W2との比である比W1/W2が値1以上である、
請求項2又は3に記載のガスセンサ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスセンサであって、
前記ハウジングは、内周面が前記貫通孔の一部を構成し前記小径部が内部に挿入されている第1筒状部と、内周面が前記貫通孔の一部を構成し前記大径部が内部に挿入されており前記第1筒状部よりも内径が大きい第2筒状部と、前記第1筒状部の一部であり該第1筒状部の内周面と前記第2筒状部の内周面とを接続する第1段差面と、を有しており、
前記セラミックス部材は、前記大径部の一部であり該大径部の外周面と前記小径部の外周面とを接続し前記第1段差面と対向する第2段差面を有しており、
前記第1段差面と前記第2段差面との間に配設され、該第1段差面と該第2段差面とに押圧されているリング状の封止部材、
を備えたガスセンサ。 - 前記封止部材は、外径Dp[mm]が前記大径部の外径Dc2[mm]以下である、
請求項5に記載のガスセンサ。 - 被測定ガス中の特定ガス濃度を検出可能な長尺なセンサ素子と、
前記センサ素子が内部を軸方向に貫通している円柱状のセラミックス部材と、
前記セラミックス部材が内部に軸方向に挿入されている貫通孔を有し、該貫通孔の内周面と前記セラミックス部材との間に隙間を有し、該隙間の径方向の距離W1が20μm以上である筒状のハウジングと、
前記センサ素子の先端側を覆い、内部への前記被測定ガスの流通を許容する保護カバーと、
を備え、
前記セラミックス部材は、円柱状の大径部と、該大径部よりも前記保護カバー側に位置し且つ該大径部よりも外径が小さい円柱状の小径部と、を有しており、
前記距離W1は、前記小径部の外周面と前記貫通孔の内周面との隙間の径方向の距離であり、
前記ハウジングは、内周面が前記貫通孔の一部を構成し前記小径部が内部に挿入されている第1筒状部と、内周面が前記貫通孔の一部を構成し前記大径部が内部に挿入されており前記第1筒状部よりも内径が大きい第2筒状部と、前記第1筒状部の一部であり該第1筒状部の内周面と前記第2筒状部の内周面とを接続する第1段差面と、を有しており、
前記セラミックス部材は、前記大径部の一部であり該大径部の外周面と前記小径部の外周面とを接続し前記第1段差面と対向する第2段差面を有しており、
前記第1段差面と前記第2段差面との間に配設され、該第1段差面と該第2段差面とに押圧されているリング状の封止部材を備え、
前記封止部材は、前記第1段差面と前記第2段差面とに押圧されていない状態で、内径側が外径側に比べて厚い部材である、
ガスセンサ。 - 前記第1段差面と前記第2段差面との軸方向の距離が、前記セラミックス部材の中心軸に近づくほど大きくなっている、
請求項5〜7のいずれか1項に記載のガスセンサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015192841A JP6563295B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | ガスセンサ |
JP2019135851A JP6966512B2 (ja) | 2015-09-30 | 2019-07-24 | ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015192841A JP6563295B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | ガスセンサ |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019135852A Division JP6839236B2 (ja) | 2019-07-24 | 2019-07-24 | ガスセンサ |
JP2019135851A Division JP6966512B2 (ja) | 2015-09-30 | 2019-07-24 | ガスセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017067588A JP2017067588A (ja) | 2017-04-06 |
JP6563295B2 true JP6563295B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=58494582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015192841A Active JP6563295B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | ガスセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6563295B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3449806B2 (ja) * | 1994-12-08 | 2003-09-22 | 日本特殊陶業株式会社 | 酸素センサ構造 |
JP3800978B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2006-07-26 | 株式会社デンソー | ガスセンサ及びその製造方法 |
JP3861786B2 (ja) * | 2001-11-20 | 2006-12-20 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP2004093303A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Denso Corp | ガスセンサ |
JP2007285915A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Denso Corp | ガスセンサ |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015192841A patent/JP6563295B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017067588A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4680662B2 (ja) | ガスセンサ | |
US20140298931A1 (en) | Sensor and terminal member | |
US9739748B2 (en) | Gas sensor and gas detection element | |
US10900920B2 (en) | Gas sensor | |
CN107003197A (zh) | 压力测量传感器 | |
JP2011145270A (ja) | ガスセンサ | |
JP6563295B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5139373B2 (ja) | ガスセンサの取り付け構造及び保護カバー付きガスセンサ | |
JP2019191197A (ja) | ガスセンサ | |
JP2019191198A (ja) | ガスセンサ | |
US20180045663A1 (en) | Micro sensor | |
US20170322175A1 (en) | Hydrogen Detector for Gas Media | |
JP6890061B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4241919B2 (ja) | 内燃機関用センサ | |
JP5057584B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6706474B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2008096247A (ja) | ガスセンサ | |
JP6406786B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6873220B2 (ja) | ガスセンサ | |
US10041903B2 (en) | Gas sensor element and gas sensor | |
JP4762539B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2009150325A (ja) | 燃焼圧センサ | |
US20230228701A1 (en) | Gas sensor and casing for containing sensor element | |
JP7008533B2 (ja) | ガスセンサ | |
US20230314365A1 (en) | Gas sensor and casing for containing sensor element |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6563295 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |