JP2011145270A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスセンサの軸線方向の高さを低くして、ガスセンサを対象物に取り付けた際の突き出し長さを短くしたガスセンサを提供する。
【解決手段】軸線方向Oに延び、自身の先端側に被測定ガス中の特定ガス成分を検出するための検出部を有すると共に、自身の後端側に電極パッドを有するガスセンサ素子と、電極パッドに電気的に接続される接続端子31、32と、軸線方向に沿って延びると共に、接続端子を挿通させる挿通孔41を有する絶縁性のセパレータ40と、を備え、接続端子は、挿通孔内に配置され、電極パッドに接続される素子側接続端子部31a、32aと、該素子側接続端子部から少なくとも1つ以上の第1屈曲部31e、32eを介して、セパレータの外側面よりも径方向外側に向かって延びる外部回路側接続端子部31b、32bとを備えたガスセンサである。
【選択図】図4

Description

本発明は、被検出ガスの濃度を検出するガスセンサ素子を備えたガスセンサに関する。
ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の内燃機関の吸気系統(例えば、吸気管や吸気マニホールド等)にガスセンサを取り付け、特定ガスの濃度をモニタして燃焼状態等を制御することが行われている。そして、このようなガスセンサの構造としては、特許文献1に記載の構造が知られている。ところで、ガスセンサを内燃機関の吸気系統に取り付けるにあたっては、吸気管周辺の構造やレイアウトに制約を受けるため、ガスセンサ自身の軸を吸気管の軸に対し傾斜して取り付けることがある。ここで、ガスセンサは、ガス検出素子を内部に収容するケース(主体金具)の外側に設けられた雄ねじ部を、吸気管の壁面に孔開けされた雌ねじ部にねじ止めして固定されている。
又、内燃機関を搭載した車両が衝突した際、安全性向上を目的にボンネットとエンジン部品の間隔を確保する必要があり、そのため吸気管の外側へのガスセンサの突き出し長さを短くすることが必要になっている。
特開2008-268152号公報
上記したように従来のガスセンサは、ケースの雄ねじ部を用いて吸気管に取付けられるため、ケースの雄ねじ部の軸線及び吸気管の雌ねじ部の軸線を斜めに形成すれば、ガスセンサの吸気管に対する取付け角度を変えることはできるが、ガスセンサの取付け深さを変えることは困難であり、吸気管外側へのガスセンサの突き出し長さを短くする点で限界がある。
そこで、本発明は、ガスセンサの軸線方向の高さを低くして、ガスセンサを対象物に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができるガスセンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、自身の先端側に被測定ガス中の特定ガス成分を検出するための検出部を有すると共に、自身の後端側に電極パッドを有するガスセンサ素子と、前記電極パッドに電気的に接続される接続端子と、前記軸線方向に沿って延びると共に、前記接続端子を挿通させる挿通孔を有する絶縁性のセパレータと、を備え、前記接続端子は、前記挿通孔内に配置され、前記電極パッドに接続される素子側接続端子部と、該素子側接続端子部から少なくとも1つ以上の第1屈曲部を介して、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に向かって延びる外部回路側接続端子部とを備えている。
このようなガスセンサによれば、外部回路側接続端子部がセパレータの外側面よりも径方向外側に延びるため、外部回路側接続端子部自身の高さが低くなると共に、それに接続されるリード線等の導電部材がセパレータの後方側に配置されることが無く、その分だけガスセンサの軸線方向の高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
なお、セパレータは、挿通孔を全周にわたって囲む筒状部材であっても良いし、挿通孔の一部が外部まで露出するように筒状部材の一部を切欠いた形状であっても良い。
また、素子側接続端子部は、セパレータの挿通孔内に配置されていれば良く、例えば、軸線方向に直線状に延びる棒状部材であっても良いし、セパレータの挿通孔内で折り返されて延びる略U字状の部材であっても良い。
また、「外部回路側接続端子部が、セパレータの外側面よりも径方向外側に向かって延びる」とは、セパレータの後方側(又は前方側)からセパレータを軸線方向に見たときに、セパレータの外側面より径方向外側に外部回路側接続端子部が突出していればよい。
また、外部回路接続端子部の素子側接続端子部とは反対側の端部は、直接外部回路に接続していても良いし、他の端子や、リード線を介して外部回路に接続していても良い。
さらに、外部回路側接続端子部は、ガスセンサを対象物に取り付けた際に、車両のボンネットとの間隔が十分に確保できるのであれば、素子側接続端子部とは反対側の端部は、さらにガスセンサの軸線方向後端側に向かって伸びていても良いし、先端側に向かって伸びていても良い。
さらに、本発明のガスセンサは、前記セパレータを覆うカバーを備えており、前記カバーが、前記径方向に挿抜可能な開口を有するコネクタ部を一体に有していてもよい。
このようなガスセンサによれば、外部回路とを電気的に接続するコネクタ部と、ガスセンサ素子とをガスセンサ内に一体に有するので、ガスセンサをコンパクトにすると共に、コネクタ部をガスセンサとは別体に設け、かつガスセンサとコネクタ部とを外部回路接続端子部、他の端子、又はリード線にて接続するのに比べて電気的接続の信頼性が向上する。
そして、コネクタ部をガスセンサに一体に形成する場合には、コネクタ部の開口を径方向に挿抜可能にしておけば、ガスセンサの軸線方向の高さが高くなることが抑制でき、ガスセンサを対象物に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
さらに、本発明のガスセンサにおいては、前記外部回路側接続端子部は、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に配置される第2屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部と、前記第1端子部から第3屈曲部を介して、前記径方向外側に向かって延びる第2端子部と、を一体に形成してなり、前記第2端子部が前記コネクタ部の前記開口を挿通していてもよい。
このようなガスセンサによれば、第2端子部を、セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部を介して、径方向外側に向かって延ばすことで、第2端子部の位置をセパレータの軸線方向中央付近に配置することができる。コネクタ部は、通常、開口を形成するためのコネクタ壁がコネクタ部を挿通する第2端子部の周囲に形成される。この際、第2端子部の位置を上述の位置にすることで、コネクタ壁の後端壁の高さが低くなり、その分だけガスセンサの軸線方向の高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。又、第2端子部の位置を上述の位置にすることで、コネクタ部の先端壁がガスセンサの取付け対象体に干渉し、結果として取付け深さが浅くなることをも防止し、同様にガスセンサの突き出し長さを短くすることができる。
また、外部回路側接続端子部を、直接コネクタ部の開口に挿通させているので、電気的接続の信頼性が向上する。
さらに、本発明のガスセンサにおいては、前記外部回路側接続端子部は、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に配置される第2屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部と、前記第1端子部から第3屈曲部を介して、前記径方向外側に向かって延びる第2端子部と、を一体に形成してなり、前記第2端子部は、前記コネクタ部の前記開口を前記径方向に挿通するコネクタ端子に電気的に接続されていてもよい。
このようなガスセンサによれば、第2端子部を、セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部を介して、径方向外側に向かって延ばすことで、第2端子部に接続されるコネクタ端子の位置をセパレータの軸線方向中央付近に配置することができる。コネクタ部は、通常、開口を形成するためのコネクタ壁がコネクタ部を挿通するコネクタ端子の周囲に形成される。この際、コネクタ端子の位置を上述の位置にすることで、コネクタ壁の後端壁の高さも低くなり、その分だけガスセンサの軸線方向の高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。又、第2端子部の位置を上述の位置にすることで、コネクタ部の先端壁がガスセンサの取付け対象体に干渉し、結果として取付け深さが浅くなることをも防止し、同様にガスセンサの突き出し長さを短くすることができる。
さらに、本発明のガスセンサにおいては、前記コネクタ部の前記開口には、コネクタ端子が挿通されており、前記コネクタ端子は、前記コネクタ部の開口を前記径方向に挿通する第1コネクタ端子部と、前記第1コネクタ端子部から第4屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向先端側及び/又は後端側に向かって延びる第2コネクタ端子部とを備え、前記第2コネクタ端子部は、前記外部回路側接続端子部に電気的に接続されていてもよい。
このようなガスセンサによれば、コネクタ端子に、セパレータの軸線方向先端側及び/又は後端側に向かって延びる第2コネクタ端子部を備え、この第2コネクタ端子部を外部回路側接続端子部に電気的に接続することで、コネクタ部の開口を挿通する第1コネクタ端子部の位置がセパレータの軸線方向中央付近に配置することができる。コネクタ部は、通常、開口を形成するためのコネクタ壁がコネクタ部を挿通する第1コネクタ端子部の周囲に形成される。この際、第1コネクタ端子部の位置を上述の位置にすることで、コネクタ壁の後端壁の高さが低くなり、その分だけガスセンサの軸線方向の高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。又、第1コネクタ端子部の位置を上述の位置にすることで、コネクタ部の先端壁がガスセンサの取付け対象体に干渉し、結果として取付け深さが浅くなることをも防止し、同様にガスセンサの突き出し長さを短くすることができる。
さらに、比較的厚みが厚く剛性の高いコネクタ端子に第2コネクタ端子部を設けているため、第2コネクタ端子部が外部回路側接続端子部と接した際、第2コネクタ端子部の弾性力も大きくなり、当該弾性力によって両者の接圧も高くなって電気的接続の信頼性が向上する。
前記セパレータは、前記挿通孔内に前記ガスセンサ素子の前記後端側を挿通し、該挿通孔に収容された前記ガスセンサ素子の前記電極パッドに、前記接続端子の素子側接続端子部が摺動可能に接続されていてもよい。
このようなガスセンサによれば、予めガスセンサ素子(又はセパレータ)をカバーに収容しておき、これに後からセパレータ(又はガスセンサ素子)を嵌め込むことができ、ガスセンサの製造が容易になる。
さらに、本発明のガスセンサにおいては、前記ガスセンサ素子は矩形形状を有し、前記電極パッドは前記コネクタ部を向く前記ガスセンサ素子の第1面上、及び、該第1面とは反対側を向くガスセンサ素子の第2面上に配置されており、前記第2面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部は、前第1面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部よりも前記コネクタ部の幅方向外側に配置されていることが好ましい。これにより、接続端子を複数用いた場合においても、外部回路側接続端子部同士の断線を防止しつつ適切な接続形態を採ることができると共に、ガスセンサの軸線方向の高さを低くすることができる。
さらに、本発明のガスセンサにおいては、前記ガスセンサ素子は矩形形状を有し、前記電極パッドは、前記コネクタ部を向く前記ガスセンサ素子の第1面上、及び、該第1面とは反対側を向くガスセンサ素子の第2面上に配置されており、前記第2面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部と、前記第1面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部とのいずれか一方は、前記セパレータよりも後方側に配置され、他方は前記セパレータの先方側に配置されることが好ましい。これにより、外部回路側接続端子部同士の断線を防止しつつ適切な接続形態を採ることができると共に、ガスセンサの軸線方向の高さを低くすることができる。
この発明によれば、ガスセンサの軸線方向の高さを低くして、ガスセンサを対象物に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
第1の実施形態に係るガスセンサの構成を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 ガスセンサ内部に保持されるガスセンサ素子の断面図である。 第1の実施形態に係るガスセンサの接続端子の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るガスセンサの製造方法の一例を示す工程図である。 第2の実施形態に係るガスセンサの構成を示す断面図である。 第2の実施形態に係るガスセンサの接続端子の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態に係るガスセンサの構成を示す斜視図である。 第4の実施形態に係るガスセンサの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るガスセンサ200の斜視図、図2は、図1のIII−III線に沿う断面図である。
ガスセンサ200は、素子アセンブリ150(ガスセンサ素子10を含む)と、素子アセンブリ150に固定された樹脂製のカバー60と、カバー60内部に収容されたセラミック製のセパレータ40と、セパレータ40に装着された接続端子31、32とを備えている。なお、この実施形態では、カバー60は、素子アセンブリ150にインサート成型されて固定されるカバー本体61と、カバー本体61に後から被せられてカバー本体61の内部空間を閉塞する蓋部62からなっている。又、素子アセンブリ150の主体金具50とカバー本体61との間に、後述するシール部材(Oリング)90が外嵌めされている。
このうち、素子アセンブリ150について図2、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るガスセンサ内部に保持される素子アセンブリ150の斜視図である。なお、図3において、ガスセンサ素子10の軸線方向O(1点鎖線で示す。)を上下方向として図示し、後端部12側をガスセンサ素子10(及びガスセンサ)の後端側、その反対側にあるガスセンサ素子10の検出部11(図2参照)側をガスセンサ素子10(及びガスセンサ)の先端側、として説明する。又、軸線方向Oに垂直な方向を適宜「径方向」と称する。
又、後述する接続端子及びコネクタ端子の「端子先端」と表記した場合、単にこれら端子の端部を表し、上記したガスセンサ素子10の軸線方向Oから見た「先端」とは異なり、軸線方向Oの向きとは無関係なものとする。
ガスセンサ素子10は公知であるような軸線O方向に延びる略角柱状をなし、酸素濃度の検出を行う検出素子と、その検出素子を早期活性化させるために加熱を行うヒータとが互いに貼り合わされた積層体である。検出素子はジルコニアを主体とする固体電解質体と白金を主体とする一対の電極とを中空の測定室が一部に形成された絶縁層を介して積層した構成をなしている。この検出素子は、より具体的には、固体電解質体の両面に形成された一対の電極の一方を外部に晒すと共に、他方の電極を測定室に配置した酸素ポンプセルと、固体電解質体の両面に形成された一対の電極の一方を測定室に配置すると共に、他方の電極を基準ガス室に配置した酸素濃度測定セルとを有してなり、酸素濃度測定セルの出力電圧が所定の値になるように、酸素ポンプセルの一対の電極間に流す電流を制御することで、測定室内の酸素を汲み出したり、測定室内に外部から酸素を汲み入れたりする構成をなしている。
なお、酸素ポンプセルのうち、一対の電極、及び、固体電解質体のうちでこれら電極に挟まれる部位は、酸素濃度に応じた電流が流れる検出部11をなす。又、ガスセンサ素子10の後端部12には、検出素子からの出力を取り出すためや、ヒータに電力を供給するための5つの電極パッド12a(図1ではそのうちの2つをガスセンサ素子10の第2面10b側に図示し、第1面10aに残りの3つを有する。)が形成されている。
そして、図2に示すように、ガスセンサ素子10の軸方向中央よりやや先端側には、有底筒状をなす金属製の金属カップ20が、自身の内部にガスセンサ素子10を挿通させ、検出部11を筒底の開口25から突出させた状態で配置されている。金属カップ20は主体金具50内にガスセンサ素子10を保持するための部材であり、筒底の先端側周縁部23は外周面にかけてテーパ状に形成されている。金属カップ20内には、アルミナ製のセラミックリング21と滑石粉末を圧縮して固めた滑石リング22とが、自身をガスセンサ素子10に挿通させた状態で収容されている。滑石リング22は金属カップ20内で押し潰されて細部に充填されており、これにより、ガスセンサ素子10が金属カップ20内で位置決めされて保持されている。
金属カップ20と一体となったガスセンサ素子10は、その周囲を筒状の主体金具50に取り囲まれて保持されている。この主体金具50はSUS430等のステンレス鋼からなる。具体的には、主体金具50の内周には段部54が形成されており、この段部54に、ガスセンサ素子10を保持する金属カップ20の先端側周縁部23が係止されている。更に、主体金具50の内周には滑石リング26が、自身をガスセンサ素子10に挿通させた状態で、金属カップ20の後端側から装填されている。そして、滑石リング26を後端側から押さえるように、筒状のスリーブ27が主体金具50内に嵌め込まれている。スリーブ27の後端側外周には段状をなす肩部28が形成されており、その肩部28には、円環状の加締めパッキン29が配置されている。
一方、主体金具50の外周後端側には、くさび効果により樹脂製のカバー(後述)との密着性を高めるため、軸線方向Oに突没する凹凸部51が形成されている。さらに、主体金具50の凹凸部51よりも先端側には、径大の径大部52、及び後述するプロテクタ100が係合される先端係合部56が形成されている。他方、凹凸部51の後端側には、主体金具50内にガスセンサ素子10を加締め保持するための加締め部53とが形成されている。
主体金具50の加締め部53が、加締めパッキン29を介してスリーブ27の肩部28を先端側に向けて押圧するように加締められている。加締め部53の形成によって、スリーブ27を介して押圧された滑石リング26は、主体金具50内で押し潰されて細部にわたって充填され、この滑石リング26と、金属カップ20内にあらかじめ装填された滑石リング22とによって、金属カップ20およびガスセンサ素子10が主体金具50内で位置決めされ、気密に保持される。
一方、ガスセンサ素子10の検出部11の外周面は、多孔質状の保護層15により被覆され、検出部11のうち外部に晒される電極を吸気等による被毒や被水から保護している。そして、主体金具の先端係合部56に外側プロテクタ100が嵌められ、レーザ溶接によって固定され、外側プロテクタ100内部に収容された検出部11を保護している。外側プロテクタ100の内側のうち、検出部11とガス導入孔115との間には内側プロテクタ112が配置され、ガス導入孔115から外側プロテクタ100内部に導入されたガスが検出部11に直接晒されることを抑制している。よって、ガス中に含まれる水分や油分がガスセンサ素子10に付着することを抑制でき、ガスセンサ素子10にクラックや割れが生じることを抑制できる。また、ガス中に含まれる煤においてもガスセンサ素子10に付着することを抑制でき、ガスセンサ200の検出精度が低下する事を抑制できる。
なお、内燃機関の吸気系統にガスセンサ200を取り付ける場合、ガス導入孔115の向きを吸気系統の下流側に合わせると、ガスセンサ素子10にクラックや割れが生じることを抑制でき、さらに、ガスセンサ200の検出精度が低下する事を抑制できる。
次に、カバー本体61について図1、図2を用いて説明する。カバー本体61は、図2に示すように、主体金具50の凹凸部51から加締め部53に至る部分にインサート成型されている。特に、表面積を大きくした凹凸部51でカバー本体61と主体金具50とを接合させることにより、カバー本体61と主体金具50との密着性及び密閉性が向上する。
第1の実施形態においては、カバー本体61のうち主体金具50との接合部の外径は、主体金具50の径大部52の外径と同一寸法である。又、カバー本体61の先端は径大部52まで形成されず、軸線方向Oに径大部52との間に隙間を有している。さらに、カバー本体61の先端面が先端に向く段部61sを形成している。
そして、径大部52の後端面52e1と、カバー本体61の段部(先端面)61sとの間に形成された凹溝D1にシール部材(Oリング)90が外嵌され、この凹溝D1にシール部材90が係止されている。なお、径大部52の後端面52e1は後端を向く段部をなしている。
又、シール部材90の外径は径大部52より大きく、ガスセンサの取付け対象体300には径大部52よりわずかに径大の開口が設けられている。従って、この開口にガスセンサ200を先端側から挿入して取り付けた際、シール部材90が取付け対象体300の壁面で潰され、取付け対象体300と主体金具50との間をシールするようになっている。
そして、図1に示すように、カバー本体61の主体金具50との接合部より後端側には、プロテクタ100のガス導入孔115側に主体金具50の径大部52より径大の半円筒部61aを有すると共に、半円筒部61aの端からガス導入孔115の反対側に向かって平行に2つの壁部61bが延びている。そして、両壁部61bの端が壁部61bの面に垂直な仕切り壁61cで閉じられている。このようにして、半円筒部61a、2つの壁部61b、及び仕切り壁61cにより、ガスセンサ素子10の後端部12の周囲を囲んでいる。又、半円筒部61a、2つの壁部61b、及び仕切り壁61cの後端側の高さはガスセンサ素子10の後端部12よりやや高く、後端部12(及び後述するセパレータ40、コネクタ端子70)がカバー本体61の内部空間に収容されるようになっている。
又、2つの壁部61bから、それぞれ壁部61bの面から遠ざかるように半円状のフランジ部64が延びている。各フランジ部64は金属円筒状のカラー80にインサート成型されている。そして、カラー80にネジを挿通し、このネジをガスセンサ200の取付け対象体300(例えば、内燃機関の吸気系統)に設けたネジ孔にネジ止めすることで、ガスセンサ200を取付け対象に取り付けることができる。なお、カバー本体61及び各フランジ部64の先端向き面は面一になっていて、これら面が取付け対象の外面に密着するようになっている。
このように、各フランジ部64を用いてガスセンサ200を取付け対象体300に取り付けるようにすると、取付け対象体300の取付け開口を比較的小径とすることができ、主体金具50を直接取付け対象体300にネジ止めする場合に比べ、取付け対象体300の材質等に関わらず取付けが容易で確実となる。
さらに、図2に示すように、半円筒部61aには、主体金具50との接合部よりも径方向外側に延びた段部66を形成し、この段部66と各フランジ部64の下面とが取付け対象体300の表面に接する取付け面Aになっている。
さらにカバー本体61は、ガス導入孔115の反対側に開口63bを有しつつ、ガスセンサ200の径方向(軸線方向Oに垂直な方向)に延びる矩形で雄型のコネクタ部63を一体に有している。コネクタ部63は、開口63bを形成するコネクタ壁63aがコネクタ部63を挿通するコネクタ端子70の周囲に設けられており、更に仕切り壁61cに一体に接続している。そして、コネクタ部63のコネクタ端子70の他端が、仕切り壁61cから内部空間内に露出している。
このコネクタ部63は、相手コネクタ(この例では、雌コネクタ)を径方向に挿抜可能である。内部空間内に露出したコネクタ端子70の他端は、カバー本体61の内部空間にあって先端側から後端側へ隆起する棚部61d上にアウトサート成型され、棚部61dに付着固定されている。なお、本発明においては、アウトサート成型とインサート成型とを特に区別せずに表記する。
他方、ガスセンサ素子10は、その後端部12が主体金具50の後端(加締め部53)よりも後方に突出されており、その後端部12には、絶縁性セラミックスからなる筒状のセパレータ40が被せられている。そして、セパレータ40の挿通孔41に、ガスセンサ素子10の後端側12に設けられた電極パッド12aが収容され、挿通孔41に配置された接続端子31、32が電極パッド12aに電気的に接続される。又、セパレータ40外に表出する接続端子31、32の一端(後述する外部回路側接続端子部31b、32b)は径方向に延び、コネクタ端子70に電気的に接続されるようになっている。
次に、図4を参照し、接続端子31、32の詳細な構成について説明する。この図4は、セパレータ40及び接続端子31、32について説明した斜視図である。ここで、接続端子31は矩形の挿通孔41の壁面のうち、図4の奥側の面に3つ並んで配置され、ガスセンサ素子10の出力を示す3つの電極パッド12aに接続されている。一方、接続端子32は挿通孔41の壁面のうち、接続端子31に対向する面に2つ並んで配置され、ガスセンサ素子10の内蔵ヒータを通電する2つの電極パッド12aに接続されている。
接続端子31、32は、長片状の導電部材(金属片等)をプレス等で打ち抜き、所定形状に折り曲げて形成されている。この接続端子31、32は、セパレータ40の挿通孔41内に配置され、電極パッド12aにそれぞれ接続される素子側接続端子部31a、32aと、それぞれ素子側接続端子部31a、32aとコネクタ端子70とを接続する外部回路側接続端子部31b、32bとを一体に有している。
このうち、素子側接続端子部31a、32aは、挿通孔41の壁面に沿う引き出し部31t、32tと、引き出し部31t、32tの先端側で屈曲し、弾性力によってセパレータ40の軸方向中心に向かって膨らんでいる接触部31r、32rを備えている。そして、ガスセンサ素子10の後端部12をセパレータ40の挿通孔41に挿通した際、素子側接続端子部31a、32a(接触部31r、32r)が電極パッド12aと摺動し、素子側接続端子部31a、32aの弾性力によって電極パッド12aとの接圧を増すことで、確実な電気的接続が図られる。
次に、外部回路側接続端子部31b、32bについて詳細に説明する。
外部回路側接続端子部31bは、引き出し部31tから第1屈曲部31eを介してセパレータ40の上面40a(後端向き面40a)に沿って径方向に延びる水平部31sと、水平部31sから第2屈曲部31fを介してセパレータ40の上面40aから軸方向中央に向かって径方向外側に拡がりつつ斜めに延びる第1端子部31b1と、第1端子部31b1から第3屈曲部31gを介して径方向外側に水平に延びる第2端子部31b2とを一体に形成してなる。
他方、外部回路接続端子32bは、引き出し部32tから第1屈曲部32eを介してセパレータ40の上面40aに沿って径方向に延びる水平部32sと、水平部32sから第2屈曲部32fを介してセパレータ40の上面40aから軸方向中央に向かって径方向外側に拡がりつつ斜めに延びる第1端子部32b1と、第1端子部32b1から第3屈曲部32gを介して径方向外側に水平に延びる第2端子部32b2とを一体に形成してなる。
なお、第1端子部32b1の角度は第1端子部31b1の角度と同一であり、第2端子部32b2は第2端子部31b2と一列に並んでいる。
また、接続端子31の水平部31sは、セパレータ40の挿通孔41から図4の奥側に向かってまっすぐに延びている。これに対し、接続端子32の水平部32sは、これら水平部31sに接触しないよう、挿通孔41の外周を通って3つの水平部31sの両外側から同様に図4の奥側に向かってまっすぐに延びている。
そして、図1、図2に示すように、ガスセンサ素子10の電極パッド12aとコネクタ端子70とが接続端子31、32を介して電気的に接続された状態で蓋部62をカバー本体61に被せて両者を接合(例えば溶着)することで、セパレータ40がカバー60で覆われてガスセンサ200が構成される。
次に、図5を参照し、本発明の第1の実施形態に係るガスセンサ200の製造方法の一例について説明する。
まず、素子アセンブリ150を公知の手法により作成する。
その後、インサート成形される素子アセンブリ150、カラー80、及びコネクタ端子70を適宜金型の内部に設置する(図5(a))。次に、金型内に樹脂を射出成形し、カバー本体61をインサート成形する(図5(b))。次に、予め接続端子31、32を装着したセパレータ40を、カバー本体61内部に配置されたガスセンサ素子20の後端部12に嵌め込み(図5(c))、接続端子31、32を電極パッド12a及びコネクタ端子70に接続する(図5(d))。又、接続端子31、32とコネクタ端子70とを適宜、スポット溶接等で電気的に接続する。
そして、カバー本体61の開口に蓋部62を被せ(図5(e))、カバー本体61と蓋部62との合わせ目J1を一体化(例えば、溶着)して封止し、カバー60を形成させる。そして、上記した径大部52とカバー本体61との間の凹溝D1(いずれも図示せず)にOリング90を外嵌し、ガスセンサ200を得る(図5(f))。
このように、接続端子31、32の外部回路側接続端子部31b、32bがセパレータ40の外側面よりも径方向外側に向かってに延びているため、外部回路側接続端子部31b、32b自身の高さが低くなると共に、コネクタ端子70がセパレータ40の後端向き面40aより後方側に配置されることが無く、その分だけガスセンサ200の軸線方向Oの高さが低くなり、ガスセンサ200を取付け対象体300に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
また、カバー60が、径方向に挿抜可能な開口63bを有するコネクタ部63一体に有しているので、ガスセンサ200をコンパクトにすると共に、ガスセンサとコネクタ部とを別体にて設け、リード線を介してコネクタ端子と接続端子とを電気的に接続する場合に比べ、電気的接続の信頼性が向上する。
又、外部回路側接続端子部31b、32bは、セパレータ40の外側面よりも径方向外側に配置される第2屈曲部31f、32fを介して、セパレータ40の軸方向中央に向かって延びる第1端子部31b1、32b1と、第1端子部31b1、32b1から第3屈曲部31g、32gを介して、径方向外側に向かって延びる第2端子部31b2、32b2を有することで、第2端子部31b2、32b2に接続されるコネクタ端子70の位置をセパレータ40の軸線方向中央付近に配置することができる。これにより、コネクタ壁63aの高さも低くなり、その分だけガスセンサ200の軸線方向Oの高さが低くなり、ガスセンサ200を取付け対象対象体300に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
また、第2端子部31b2、32b2に接続されるコネクタ端子70の位置をセパレータ40の軸線方向中央付近に配置することができることで、コネクタ壁63aが取付け面Aより先端側に突出して取付け対象体300の表面と干渉し、結果としてガスセンサ200の取付け深さが浅くなることをも防止し、ガスセンサ200の突き出し長さを短くすることができる。具体的には、この実施形態では、コネクタ壁63aは取付け面Aよりやや後端側に位置している。
さらに、コネクタ部63とは反対側を向く第2面10bに形成された電極パッド12aに接続する接続端子32の外部回路側接続端子部32bは、コネクタ部63を向く第1面10aに形成された電極パッド12aに接続する接続端子31の外部回路側接続端子部31bよりもコネクタ部63の幅方向外側に配置されているので、接続端子31、32のように複数用いた場合においても、外部回路側接続端子部31b、32b同士の断線を防止しつつ適切な接続形態を採ることができると共に、ガスセンサの軸線方向の高さを低くすることができる。
なお、ガスセンサ200の取付け対象体300としては、種々の内燃機関が挙げられ、特に自動車等の車両の内燃機関の吸気系統が挙げられる。ここで、吸気系統とは、吸気取り入れ口から内燃機関の吸気ポートまでの間の吸気通路であり、例えば、吸気管、及び吸気管から分岐して内燃機関の吸気ポートに接続される吸気マニホールドが挙げられる。又、吸気は、新気(排気を含まない新鮮な空気)の他、排気の一部が吸気系統へ還流(再循環)されて新気と混合された混合ガスを含む。
又、上記実施形態のガスセンサ素子10は、いわゆる全領域空燃比センサであるが、空燃比センサの他、酸素センサ(λセンサ)、NOxセンサを用いることができる。
なお、吸気側の特定ガス濃度を検出して内燃機関を制御した場合、排気側にガスセンサを設けて排気中の特定ガス濃度を検出する場合に比べ、内燃機関を精度よく制御できる。これは、排気中の特定ガス濃度に応じた制御がフィードバック制御であるのに対し、吸気側の特定ガス濃度に応じた制御は、燃焼前に対応ができるからである。
次に、図6、図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係るガスセンサ210の構成について説明する。ガスセンサ210は、第1の実施形態における接続端子32を、接続端子33に変えたこと以外は、第1の実施形態と同一であるので、第1の実施形態と同一の構成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、ガスセンサ210の構成を示す断面図であり、第1の実施形態の図3に対応した図である。この図において、第1の実施形態と同様、接続端子33は、素子側接続端子部33aと外部回路側接続端子部33bとを有している。但し、外部回路側接続端子部33bはセパレータ40の下面(先端向き)40bから、セパレータ40の外側面より径方向外側に延びる点が第1の実施形態と異なっている。又、外部回路側接続端子部33bがセパレータ40の下面40bから延びるのに伴い、外部回路側接続端子部33bと干渉しないよう、棚部61dの壁面が斜めにカットされている。
図7は、接続端子33の詳細な構成を示し、第1の実施形態の図4に対応した図である。ここで、接続端子31の構成は図4と同一である。
素子側接続端子部33aは、接触部33rと、引き出し部33tを有している。但し、外部回路側接続端子部33bをセパレータ40の下面40b側に位置させるため、引き出し部33tは先端側で自由端となると共に後端側で屈曲して接触部33rへ繋がり、接触部33rの下面40b側で外部回路側接続端子部33bの水平部33sへ接続している。水平部33sは、引き出し部33tからセパレータ40の下面40bに沿って径方向に延びている。また、水平部32sと同様に、水平部33sは挿通孔41の外周を通って図4の奥側に向かってまっすぐに延び、セパレータ40の上面40a又は下面40bから見たとき、3つの水平部31sの両外側に位置している。
さらに、外部回路側接続端子部33bは、水平部33sから第2屈曲部33fを介してセパレータ40の下面40aから軸方向中央に向かって径方向外側に拡がりつつ斜めに延びる第1端子部33b1と、第1端子部33b1から第3屈曲部33gを介して径方向外側に水平に延びる第2端子部33b2とを一体に形成してなる。なお、第2端子部33b2は、第2端子部31b2と同じ高さで延びており、第2の実施形態においても、第2端子部33b2は第2端子部31b2と一列に並んでいる。このため、第1の実施形態と同様、セパレータ40をガスセンサ素子10に嵌め込んだ際、第2端子部33b2、第2端子部31b2がコネクタ端子70上に接するようになる。そして、この状態で、第2端子部33b2及び第2端子部31b2と、コネクタ端子70とをそれぞれ溶接等によって電気的に接続する。
第2の実施形態においても、接続端子31、33がセパレータ40の外側面よりも径方向外側に向かって延びているため、外部回路側接続端子部31b、33b自身の高さが低くなると共に、コネクタ端子70がセパレータ40の上面40aより後方側に突出することが無く、その分だけガスセンサの軸線方向Oの高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体300に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
また、コネクタ部63とは反対側を向く第2面10bに形成された電極パッド12aに接続する接続端子33の外部回路側接続端子部33bが、セパレータ40よりも先方側(下面40b)に配置され、コネクタ部63を向く第1面10aに形成された電極パッド12aに接続する接続端子31の外部回路側接続端子部31bが、セパレータ40の後方側(上面40a)に配置されているので、接続端子31、33のように複数用いた場合においても、外部回路側接続端子部31b、33b同士の断線を防止しつつ適切な接続形態を採ることができると共に、ガスセンサの軸線方向の高さを低くすることができる。
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施形態に係るガスセンサ220の構成について説明する。ガスセンサ220は、第1の実施形態におけるカバー60の代わりに、カバー60を軸線方向Oに2分割した構成を有する上カバー62x及び下カバー61xを設けたことが第1の実施形態と異なる。又、ガスセンサ220は、コネクタ端子70を用いる代わりに、接続端子31、32の第2端子部31b2、32b2がコネクタ部63の開口63bに挿通していることが第1の実施形態と異なる。但し、これらの変更点以外は、第1の実施形態と同一であるので、第1の実施形態と同一の構成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図8は、ガスセンサ220の構成を示す分解斜視図であり、第1の実施形態の図2又は図5に対応した図である。この図において、それぞれ接続端子31、32の素子側接続端子部31a、32a、水平部31s、32s、及び第1端子部31b1、32b1の構成は第1の実施形態と同一である。一方、第1端子部31b1、32b1から、それぞれ第3屈曲部31g、32gを介して第2端子部31b2、32b2がコネクタ部63内に到達するまで径方向に延びている。
そして、このように接続端子31、32をセパレータ40に装着し、第1の実施形態と同様に下カバー61xをインサート成型する。但し、下カバー61x及びこれと一体の下側コネクタ部63xの軸線方向Oの厚みはカバー本体61及びコネクタ部63の約1/2である。又、第2端子部31b2、32b2を下カバー61xに固定するため、第2端子部31b2、32b2の長手方向中央部付近は、第2端子部31b2、32b2に直交する仕切り壁65xに埋設されている。
このようにして形成された下カバー61xに、下カバー61xと同一外形を有する上カバー62xを後端側から被せ(図8(a))、下カバー61xと上カバー62xとの合わせ目J2を一体化(例えば、溶着)して封止し、カバー69を形成させてガスセンサ220を得る(図8(b))。
第3の実施形態においても、接続端子31、32の外部回路側接続端子部31b、32bがセパレータ40の外側面よりも径方向外側に向かって延びているため、外部回路側接続端子部31b、32b自身の高さが高くなることが無く、その分だけガスセンサの軸線方向Oの高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体300に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
さらに、第3の実施形態の場合、第2端子部31b2、32b2を直接、コネクタ部63の開口63bを挿通しているので、第1の実施形態のように接続端子31、32とコネクタ端子70とを溶接等で後から電気的に接続する必要がなく、生産性が向上すると共に、ガスセンサ素子10からコネクタ部63に至る電気的接続を確実にすることができる。
次に、図9を参照して、本発明の第4の実施形態に係るガスセンサ230の構成について説明する。ガスセンサ230は、第1の実施形態における接続端子31、32を、接続端子34、35に変えたと共に、コネクタ端子70をコネクタ端子73に変えたこと以外は、第1の実施形態と同一であるので、第1の実施形態と同一の構成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、ガスセンサ230の構成を示す断面図であり、第1の実施形態の図3に対応した図である。この図において、第1の実施形態と同様、接続端子34、35は、素子側接続端子部34a、35a、並びに外部回路側接続端子部34b、35bを有している。この外部回路側接続端子部34b、35bは、第1の実施形態とは異なり、水平部のみ(共に図示せず)を有している。そして、外部回路側接続端子部34b、35bは、セパレータ40の軸方向中央に向かって延びず、セパレータ40の上面40aと同一高さで径方向外側に延びている。
又、コネクタ端子73は、コネクタ部63に収容され径方向に延びる第1コネクタ端子部73aと、第1コネクタ端子部73aから第4屈曲部73fを介してセパレータ40の後端側(上面40a)に向かって斜めに延びる第2コネクタ端子部73bとを備える。
従って、第1の実施形態と同様、接続端子34、35を装着したセパレータ40をガスセンサ素子10に嵌め込んだ際、外部回路側接続端子部34b、35bが第2コネクタ端子部73bの端子先端上に接するようになる。そして、この状態で、外部回路側接続端子部34b、35bと、第2コネクタ端子部73bの端子先端とをそれぞれ溶接等によって電気的に接続する。
第4の実施形態においても、接続端子34、35の外部回路端子部34b、35bがセパレータ40の外側面よりも径方向外側に向かって延びているため、外部回路側接続端子部34b、35b自身の高さが低くなると共に、それに接続されるコネクタ端子73がセパレータ40の上面40aより後端側に突出することが無く、その分だけガスセンサの軸線方向Oの高さが低くなり、ガスセンサを取付け対象体300に取り付けた際の突き出し長さを短くすることができる。
さらに、第4の実施形態においては、比較的厚みが厚く剛性の高いコネクタ端子73に第2コネクタ端子部73bを設けているため、第2コネクタ端子部73bが外部回路側接続端子部34b、35bと接した際、第2コネクタ端子部73bの弾性力も大きくなり、当該弾性力によって両者の接圧も高くなって電気的接続の信頼性が向上する。
なお、第4の実施形態に代え、接続端子がセパレータ40の下面40bから径方向に延びている場合、これと接続する第2コネクタ端子部はセパレータ40の下面40bに向かって立ち下がるよう、斜めに延びることが好ましい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
例えば、ガスセンサにコネクタ部を一体で設けず、外部コネクタをリード線や端子等の導電部材でガスセンサに接続してもよい。又、この導電部材の一部をカバー内に収容するように構成してもよい。又、カバーは樹脂製に限られず、カバー内に収容した導電部材の絶縁が図られる限り、カバーの一部が金属製であってもよい。
200〜230 ガスセンサ
10 ガスセンサ素子
10a ガスセンサ素子の第1面
10b ガスセンサ素子の第2面
11 検出部
12 ガスセンサ素子の後端部
12a 電極パッド
31〜35 接続端子
31a〜35a 素子側接続端子部
31b〜35b 外部回路側接続端子部
31b1〜33b1 第1端子部
31b2〜33b2 第2端子部
31e、32e 第1屈曲部
31f〜33f 第2屈曲部
31g〜33g 第3屈曲部
40 セパレータ
40a セパレータの後端向き面
40b セパレータの先端向き面
41 セパレータの挿通孔
60、69 カバー
63 コネクタ部
63b コネクタ部の開口
70、73 コネクタ端子
71、72 コネクタ端子部
73a 第1コネクタ端子部
73b 第2コネクタ端子部
73f 第4屈曲部
300 ガスセンサの取付け対象体
O 軸線方向

Claims (8)

  1. 軸線方向に延び、自身の先端側に被測定ガス中の特定ガス成分を検出するための検出部を有すると共に、自身の後端側に電極パッドを有するガスセンサ素子と、
    前記電極パッドに電気的に接続される接続端子と、
    前記軸線方向に沿って延びると共に、前記接続端子を挿通させる挿通孔を有する絶縁性のセパレータと、
    を備えたガスセンサであって、
    前記接続端子は、前記挿通孔内に配置され、前記電極パッドに接続される素子側接続端子部と、該素子側接続端子部から少なくとも1つ以上の第1屈曲部を介して、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に向かって延びる外部回路側接続端子部とを備えるガスセンサ。
  2. 前記ガスセンサは、前記セパレータを覆うカバーを備えており、
    前記カバーは、前記径方向に挿抜可能な開口を有するコネクタ部を一体に有する請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記外部回路側接続端子部は、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に配置される第2屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部と、前記第1端子部から第3屈曲部を介して、前記径方向外側に向かって延びる第2端子部と、を一体に形成してなり、
    前記第2端子部が、前記コネクタ部の前記開口を挿通している請求項2記載のガスセンサ。
  4. 前記外部回路側接続端子部は、前記セパレータの外側面よりも径方向外側に配置される第2屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向中央側に向かって延びる第1端子部と、前記第1端子部から第3屈曲部を介して、前記径方向外側に向かって延びる第2端子部と、を一体に形成してなり、
    前記第2端子部は、前記コネクタ部の前記開口を前記径方向に挿通するコネクタ端子に電気的に接続されている請求項2記載のガスセンサ。
  5. 前記コネクタ部の前記開口には、コネクタ端子が挿通されており、
    前記コネクタ端子は、前記コネクタ部の前記開口を前記径方向に挿通する第1コネクタ端子部と、前記第1コネクタ端子部から第4屈曲部を介して、前記セパレータの軸線方向先端側及び/又は後端側に向かって延びる第2コネクタ端子部とを備え、
    前記第2コネクタ端子部は、前記外部回路側接続端子部に電気的に接続されている請求項2記載のガスセンサ。
  6. 前記セパレータは、前記挿通孔内に前記ガスセンサ素子の前記後端側を挿通し、該挿通孔に収容された前記ガスセンサ素子の前記電極パッドに、前記接続端子の素子側接続端子部が摺動可能に接続されている請求項1〜5のいずれかに記載のガスセンサ。
  7. 前記ガスセンサ素子は矩形形状を有し、
    前記電極パッドは、前記コネクタ部を向く前記ガスセンサ素子の第1面上、及び、該第1面とは反対側を向くガスセンサ素子の第2面上に配置されており、
    前記第2面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部は、前第1面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部よりも前記コネクタ部の幅方向外側に配置されている請求項2〜6のいずれかに記載のガスセンサ。
  8. 前記ガスセンサ素子は矩形形状を有し、
    前記電極パッドは、前記コネクタ部を向く前記ガスセンサ素子の第1面上、及び、該第1面とは反対側を向くガスセンサ素子の第2面上に配置されており、
    前記第2面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部と、前記第1面上に形成された電極パッドに接続する前記接続端子の前記外部回路側接続端子部とのいずれか一方は、前記セパレータよりも後方側に配置され、他方は前記セパレータの先方側に配置される請求項2〜7のいずれかに記載のガスセンサ。
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