JP6563290B2 - スプリングアセンブリ - Google Patents
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Description
まず、本実施形態のスプリングアセンブリの構成について説明する。本実施形態のスプリングアセンブリは、車両の跳ね上げ式のパワーバックドアに用いられる。図1(a)に、本実施形態のスプリングアセンブリの軸方向断面図を示す。図1(b)に、同スプリングアセンブリの軸方向断面図を示す。なお、図1(a)に示す圧縮コイルばねは、最長状態である。また、図1(b)に示す圧縮コイルばねは、最短状態である。また、図1(b)に点線で示すのは、図1(a)に示す最長状態の外筒30である。図1(a)、図1(b)に示すように、本実施形態のスプリングアセンブリ1は、圧縮コイルばね2と、筒部材3と、を備えている。
筒部材3は、外筒30と、内筒31と、収容筒32と、ナット33と、シャフト34と、モータ35と、を備えている。外筒30は、下向きに開口する有底円筒状を呈している。外筒30の上底壁の下面には、ばね座300が配置されている。外筒30の上端は、車両のバックドア(図略)に揺動可能に取り付けられている。
圧縮コイルばね2は、内筒31のばね座310と、外筒30のばね座300と、の間に介装されている。バックドア開閉時(スプリングアセンブリ1使用時)における圧縮コイルばね2の使用範囲は、図1(a)に示す最長状態と、図1(b)に示す最短状態と、の間である。
A=n×(L/B) ・・・式(1)
ただし、n=Bの場合はA=Lとなる。この場合、圧縮コイルばね2の上端(軸方向他端)に密巻部21を設定することになる。したがって、n<Bの場合に限定する。また、内筒31、外筒30のうち、うねり部Wが当接するのは、より小径の内筒31である。このため、密巻部21は、最長状態における圧縮コイルばね2の内筒31に収容される部分だけに設定される。なお、うねり部Wの数Bは、後述する図3(a)、図3(b)、図4(a)〜図4(c)に示すように、等ピッチの圧縮コイルばね9における測定結果を基に設定される。なお、圧縮コイルばね9と圧縮コイルばね2とは、ピッチ以外は同一である。
次に、等ピッチの圧縮コイルばねをスプリングアセンブリ1に組み込んだ場合の、スプリングアセンブリの動きについて説明する。図3(a)に自由長状態の等ピッチの圧縮コイルばねの外観図を示す。図3(b)に最長状態の等ピッチの圧縮コイルばねの外観図を示す。図3(a)、図3(b)に示すように、圧縮コイルばね9は、二つの座巻部92を備えている。二つの座巻部92は、圧縮コイルばね9の軸方向(圧縮コイルばね9の軸であるコイル軸γの軸方向)両端に配置されている。上側の座巻部92は、図1(a)、図1(b)に示す外筒30のばね座300に環装されている。下側の座巻部92は、図1(a)、図1(b)に示す内筒31のばね座310に環装されている。図3(a)に示す自由長状態における圧縮コイルばね9のピッチP3と、図2(a)に示す自由長状態における疎巻部20のピッチP1と、同自由長状態における密巻部21のピッチP2と、の間には、P2<P3<P1の関係が成立している。
次に、本実施形態のスプリングアセンブリの動きについて説明する。図5(a)に、本実施形態のスプリングアセンブリの圧縮状態(第一段階)における軸方向断面図を示す。図5(b)に、同スプリングアセンブリの圧縮状態(第二段階)における軸方向断面図を示す。図5(c)に、同スプリングアセンブリの圧縮状態(第三段階)における軸方向断面図を示す。なお、図5(a)〜図5(c)に点線で示すのは、圧縮コイルばね2が最長状態の場合の外筒30(図1(a)参照)である。圧縮コイルばね2が最長状態の場合、ガイド軸βとコイル軸αとは一致している。
次に、本実施形態のスプリングアセンブリの作用効果について説明する。密巻部21は、疎巻部20よりも、径方向(ガイド軸βに対して直交する方向)の剛性が高い。この点、本実施形態のスプリングアセンブリ1によると、図2(a)、図2(b)に示すように、うねり部Wが発生する部分に、密巻部21が設定されている。このため、うねり部Wの発生自体を抑制することができる。また、うねり部Wが発生する場合であっても、うねり部Wの径方向変位量を小さくすることができる。したがって、うねり部Wが筒部材3に当接しにくくなる。よって、うねり部Wと筒部材3との間に打音が発生しにくくなる。また、打音が小さくなる。
以上、本発明のスプリングアセンブリの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
Claims (3)
- 最短状態から最長状態までの使用範囲において伸縮する際、座屈により径方向のうねり部が発生する圧縮コイルばねと、
前記圧縮コイルばねを径方向からガイドするガイド部材と、
を備えるスプリングアセンブリであって、
前記スプリングアセンブリに組み込む前の前記圧縮コイルばねの状態である自由長状態において、前記圧縮コイルばねは、疎巻部と、前記疎巻部よりもピッチが小さい密巻部と、を有し、
前記密巻部は、前記うねり部が発生する部分に設定され、
前記最長状態における前記圧縮コイルばねの軸方向長さをL、前記うねり部の数をB、nをB未満の自然数として、
前記圧縮コイルばねの軸方向一端を始点とする場合の前記密巻部の位置Aは、以下の式(1)により設定されることを特徴とするスプリングアセンブリ。
A=n×(L/B) ・・・式(1) - 前記ガイド部材は、前記圧縮コイルばねを径方向外側からガイドする筒部材であり、
前記筒部材は、外筒と、前記外筒の径方向内側を相対的に軸方向に移動可能な内筒と、を有し、
前記始点は、前記内筒に収容され、
前記密巻部は、前記最長状態における前記圧縮コイルばねの前記内筒に収容される部分だけに設定される請求項1に記載のスプリングアセンブリ。 - 前記使用範囲において、前記密巻部は伸縮可能である請求項1または請求項2に記載のスプリングアセンブリ。
Priority Applications (1)
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JP2015186680A JP6563290B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | スプリングアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015186680A JP6563290B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | スプリングアセンブリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017061958A JP2017061958A (ja) | 2017-03-30 |
JP6563290B2 true JP6563290B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=58430027
Family Applications (1)
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JP2015186680A Active JP6563290B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | スプリングアセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6563290B2 (ja) |
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2015
- 2015-09-24 JP JP2015186680A patent/JP6563290B2/ja active Active
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