JP6562540B2 - ドア錠の台座構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉ドアの片面又は両面に設置されるドア錠の台座構造体に関する。
従来、ドアの施錠に使用されるラッチ錠は、ドアの端面からラッチボルトを出没させるレバーハンドルと、レバーハンドルをドア面に固定するための台座とからなるものが知られている。通常、ドア両面に台座を固定する際、左右一対の台座をドアを横断する長さのネジでネジ止めする方法が採られている(特開2002−38772号公報)。この場合、台座にネジ頭が露出するため、意匠性に劣る。このため、台座を覆い隠すカバー部材を使用することが知られている(特開2000-145214号公報)。
特開2000-145214号公報に記載の台座は、取付座本体の外面を化粧カバーで被覆するので外観の見栄えがよい。そして、この台座は、化粧カバーを取り外し、ねじを弛めて取付座本体をドアから取り外す。この化粧カバーを取付座本体から取り外すには、例えば、化粧カバーとドア面との間にドライバーなどの工具を押し込み、その工具を斜め方向に押し上げて取り外す。このような化粧カバーの取り外しは、工具でドアの表面を損傷する恐れがある。また、レバーハンドルの長期間に亘る繰り返し操作により、取付座本体と化粧カバーの嵌合が緩み、取付座本体から化粧カバーが外れる恐れがある。
また、特開2008-208617号公報には、化粧カバーである嵌合丸座の裏面に形成された係止溝と該係止溝に係止する固定裏板の係止片との係止により、嵌合丸座と固定裏板との嵌合方法が開示されている。このハンドルレバー用座においても、レバーハンドルの長期間に亘る繰り返し操作により、固定裏板と嵌合丸座の嵌合が緩み、固定裏板から嵌合丸座が外れる恐れがある。
特開2002−38772号公報 特開2000-145214号公報 特開2008-208617号公報
従って、本発明の目的は、レバーハンドルの繰り返し操作によっても化粧カバーが台座
から容易に脱落せず、且つ台座から化粧カバーを簡単に取り外すことができるドア錠の台座構造体を提供することにある。
すなわち、本発明は、ドアの表面に取り付ける台座と、該台座に嵌合して該台座を被覆する化粧カバーを有し、該台座は、その外周面に、該化粧カバーの係止突起が係止する係止溝と、該化粧カバーの切欠部と係止する複数個のロック用弾性体とを有し、該化粧カバーは、その先端部に、該係止溝と係止する係止突起と、該ロック用弾性体と係止する切欠部を有することを特徴とするドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該係止溝は、軸方向と平行に延びる第1係止溝と該第1係止溝に連続するドア面側で周方向に切り欠かれた第2係止溝とで形成されるL字形状の溝であることを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該ロック用弾性体は、該切欠部と係止する突起を有し、径方向への作用力により弾性変形し、該作用力を取り除くことで、元の形状に復元するものであることを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該ロック用弾性体は2個以上であることを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該ロック用弾性体は、バネ鋼製又は樹脂製であって、アーチ状の板状本体部と、該板状本体部の両端の脚部と、該板状本体部の中央凸面に形成される突起とを有し、該突起が該切欠部と係止することを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該突起は、四角形断面で且つ先細りであり、且つ該化粧カバーの取り付け回動方向とは逆の面が該板状本体部から直角に起立する面であることを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該係止突起は、化粧カバーの先端から中心方向に突出する短い爪であることを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
また、本発明は、該爪は、爪の厚みが該第2係止溝の溝幅と同じか又は若干小さく、爪の幅が該第1係止溝の溝幅と同じ又は若干小さいことを特徴とする前記ドア錠の台座構造体を提供するものである。
本発明によれば、台座の係止溝と化粧カバーの係止突起が係止し、化粧カバーの切欠部とロック用弾性体とが係止するため、強い嵌合状態となる。また、化粧カバーの切欠部から突出するロック用弾性体を、ドライバーの先端などで押し込めば、弾性体は撓んで化粧カバーの内面より内側に没入し、この状態において、化粧カバーを取り付け方向とは反対方向に回動させれば、化粧カバーの切欠部とロック用弾性体の係止が解除され、また、台座の係止溝と化粧カバーの係止突起の係止が解除される。これにより、台座から化粧カバーが容易に外すことができる。
本発明の実施の形態における台座構造体の分解斜視図である。 図1の台座構造体で使用する台座の分解図である。 図1の台座構造体で使用するロック用弾性体の斜視図である。 図3のロック用弾性体の平面図である。 ロック用弾性体装着前の台座のボス側から見た平面図である。 台座のボス側から見た平面図である。 図2の台座の側面図である。 図1の台座構造体で使用する化粧カバーとレバーハンドルの分解斜視図である。 図6の化粧カバーの断面図である。 台座に化粧カバーを取り付ける前の図であり、切欠部側から見た図である。 化粧カバーの取り付けの第1工程を説明する図である。 第1工程における台座と化粧カバーの取り付け方法を説明する図であり、切欠部側から見た図である。 第1工程における台座と化粧カバーの取り付け方法を説明する図である。 化粧カバー取り付け後の台座構造体の斜視図である。 取り付け後の台座構造体を切欠部側から見た図である。 取り付け後の台座と化粧カバーの関係図である。 化粧カバーを取り外す方法を説明する図である。 化粧カバーを取り外す方法を説明する他の図である。 第1工程における台座と化粧カバーの取り付け方法の変形例である(取り付け前)。 第1工程における台座と化粧カバーの取り付け方法の変形例である(取り付け後)。
次に、本発明の実施の形態におけるドア錠の台座構造体(以下、単に「台座構造体」と言う。)を図1〜図20を参照して説明する。図5及び図6中、ロック用弾性体(以下、単に「弾性体」とも言う。)4(4a、4b)は判り易いようにハッチングを付した。また、図16及び図18〜図20中、弾性体4(4a、4b)と化粧カバー2は判り易いようにハッチングを付した。ドア錠としては、例えばラッチ錠であり、ドア9には円形の錠孔が形成され、ドア9の端面からラッチボルト81が出入りするラッチ本体8がドア内に埋設され、ラッチ本体8のハブは錠孔の中心に配置され、ドア9の内外面に錠孔を塞ぐ台座1、1を設け、この台座1、1を錠孔内でネジで互いに連結し、台座1、1に保持されたレバーハンドル7はハブに貫通した角芯82に嵌合される。これにより、レバーハンドル7を回動させることで、ドア端面から突出するラッチボルトの出し入れを行うものである。符号86はサムターン孔であり、符号86は角芯孔であり、90度毎の取り付けが可能となっている。なお、化粧カバー2は、レバーハンドル7に回動自在に付設されている。
台座構造体10は、ドア9の表面に取り付ける台座1と、台座1に嵌合して台座1を被覆する化粧カバー2を有する。台座1は、一般には丸座と呼ばれるものであり、薄い略円形断面の柱状体である。台座1の外周面11には、化粧カバー2の係止突起5が係止する係止溝3と、化粧カバー2の切欠部6と係止する2個の弾性体が形成されている(図2)。
台座1に形成される係止溝3は、本例では、台座の軸(角芯)方向と平行に延びる第1係止溝31と第1係止溝31に連続するドア面側(ボス形成側)で周方向に切り欠かれた第2係止溝32とで形成されるL字形状の溝である。係止溝3をL字形状としたのは、台座1に化粧カバー2を取り付けた後、それ以上の化粧カバー2の回転を規制すると共に、台座1から化粧カバー2が手前方向(取り付けの際の押し込みとは反対方向)に抜けないようにするためである。このため、第1係止溝31の溝幅は、化粧カバー2の係止突起5である板状の爪の幅と同じまたは若干大きく、第2係止溝32の溝幅は、係止突起5である板状の爪の厚みと同じか又は若干大きく、第2係止溝32の溝長さは、係止突起5である板状の爪の幅と同じである。また、第1係止溝31及び第2係止溝32の溝深さは、化粧カバー2の係止突起5の突起長さと略同じである。係止溝3の設置数は、台座1の外周面に、複数個、本例では4つが周方向に90度間隔で形成されている。台座1に化粧カバー2を取り付ける際、係止突起5と第1係止溝31を位置合わせし、次いで化粧カバー2をドア面に対して直角方向から押し込む。これにより、係止突起5は第1係止溝31内を移動する。次いで、台座1に対して化粧カバー2を回動させることで、係止突起5は、第2係止溝32に入り込む。図2中、符号371がネジが螺合するボスである。
台座1に形成される弾性体4a、4bは、台座1に化粧カバー2が取り付けられた際、一方の弾性体4bは、内側から化粧カバー2の内周面をバネ付勢により押圧して嵌合強度を高め、他方の弾性体4aは、化粧カバー2の切欠部6と係止して、化粧カバー2が逆回動(取り付けの際の回動方向とは反対の方向)することを防止する。すなわち、他方の弾性体4aは、化粧カバー2の取り付け方向とは逆の方向に回動することをロックする。
弾性体4は、図3及び図4に示すように、本例では、板状体を屈曲させた形状であり、アーチ状の板状本体部42と、板状本体部42の両端の脚部43、43と、板状本体部42の中央凸面に形成される突起41とを有し、突起41が切欠部6と係止するものである。すなわち、弾性体4は、径方向(図6中、符号X方向)への例えば、ドライバー90の押し込みなどの作用力により弾性変形し、作用力を取り除くことで、元の形状に復元する。脚部43は、板状本体部42から直角に屈曲して延びており、次いで、反対方向へ約60〜70度屈曲している。脚部43は2〜5mm程度の長さを有している。これにより、脚部43が固定されれば、板状本体部42は符号X方向への作用力に対してバネ効果を奏する。弾性体4は、バネ鋼製又は樹脂製が好ましく、上記2個に限定されず、3個又は4個であってもよい。本例では、2個の弾性体4a、4bは、周方向に90度離れている。
弾性体4の突起41は、四角形断面で且つ先細りであり、且つ化粧カバー2の取り付け回動方向とは逆方向の面411が板状本体部42から直角に起立する面である。すなわち、突起41の後面411以外の3面412、413、413は上方に向けて傾斜している。特に、前面412は、その傾斜角度が他の側面413、413より大となっている。これにより、台座1に化粧カバー2を取り付ける際、弾性体4との摩擦抵抗は小さくでき、取り付け後は、化粧カバーの切欠部6に突起41の起立面411が直角に当たるため、化粧カバー2が取り付け方向とは反対方向に回動することがない。
台座1には、図5に示すように、弾性体4を装着する収容スペース34を有している。収容スペース34は2つの係止溝3の間であって、且つボス形成側の端面(底面)に近い台座内に形成されている。すなわち、収容スペース34の形成位置は、収容スペース34に弾性体4を装着し、台座1に化粧カバー2を嵌め込んだ際、化粧カバー2の切欠部6が弾性体4の突起4と係止する位置である。収容スペース34は、弾性体4の形状に対応する凹状の形状であって、脚部形状のスペース341、341と、脚部形状のスペース341、341横の突起状の支持部342、342と、板状本体部42収容スペース343を有している。支持部342、342間の凹状の面344は、弾性体4が外力により撓んだ際、この面344に板状本体部42が当接して弾性体4の撓み過ぎを規制している。収容スペース34への弾性体4の装着は、突起41の起立面411が、化粧カバー2を嵌め込む際、化粧カバー2が回動する方向側となるようにする。これにより、化粧カバー2装着後、化粧カバー2の切欠部6の側壁に突起41の起立面411が直角に当たる。
化粧カバー2は、図8及び図9に示すように、レバーハンドル7に回動自在に付設されている。すなわち、化粧カバー2はレバーハンドル7の基部73周りを基部73の軸中心として自在に回転する。従来、レバーハンドル7の繰り返し使用により、化粧カバー2と台座1の嵌合が緩み、台座1から化粧カバー2が外れることがあったが、本発明の台座構造体10によれば、レバーハンドル7を繰り返し作動させても、台座1から化粧カバー2が外れることがない。なお、図8及び図9中、簡略記載のため、パッキン、バネ座などの記載は省略した。
化粧カバー2は、環状の側板21の先端に、台座1の係止溝3と係止する係止突起5と、弾性体4と係止する切欠部6を有する。化粧カバー2の係止突起5は、環状の側板の先端から中心方向に突出する短い爪であり、爪は、爪の厚みが第2係止溝32の溝幅と同じか又は若干小さく、爪の幅が第1係止溝31の溝幅と同じ又は若干小さい。係止突起5は、複数個であり、本例では、4つが90間隔で形成されている。切欠部6は、環状の側板の端から四角形状に切り欠かれたものであり、本例では2つの係止突起5の間に1個形成したものである。切欠部6を1個とし、弾性体4を2個としたため、1個の弾性体4aは切欠部6と係止し、他の1個の弾性体4bは切欠部6と係止せず、化粧カバー2を内側から外側へ押圧している。このため、弾性体4aは化粧カバー2をロックする機能を奏し、弾性体4bは台座1と化粧カバー2の嵌合強度を高める機能を奏する。また、台座1は、本例では図1に示すように、ネジ止め位置(ボスの位置)が上下2箇所であるが、ネジ止め位置が左右2箇所となるものであってもよい。この場合、切欠部6と係止していた弾性体4aが切欠部6と係止せず、切欠部6と係止していない弾性体4bが切欠部6と係止することになり、都合がよい。すなわち、本発明の台座構造体10は、上下2箇所のネジ止め台座及び左右2箇所のネジ止め台座の両方に対して、同様の作用効果を奏する。
次に、台座構造体10の組付方法について説明する。先ず、台座1を準備する。図5及び図6に示すように、弾性体4a、4bを台座1の収容スペース34a、34bに装着する。この際、弾性体4a、4bの突起41a、41bは、装着前の台座1の外周面より外側に僅かに突出している(図6参照)。これにより、化粧カバー2を嵌め込んだ際、ロック機能と嵌合強度付与機能の両機能が得られる。次いで、図1のようにドア面に台座1、1を取り付ける。本例では、ネジ止め用のボス371の位置は上下方向の2箇所である。次いで、化粧カバー2を装着したレバーハンドル7、7をハブに貫通した角芯82に嵌合する。次に、化粧カバー2を台座1に取り付ける工程に入る。この時点で、レバーハンドル7、7は、例えばハンドル本体が水平状態となるように位置が決定されている。そして、化粧カバー2はレバーハンドル7に対して回動自在である。
化粧カバー2を台座1に取り付ける工程は、台座1に化粧カバー2をドア面に垂直方向に押し込む第1工程と、次いで、台座1に対して化粧カバー2を回動させる第2工程とからなる。第1工程において、図10〜図13に示すように、化粧カバー2の係止突起5を台座1の第1係止溝31に合わせる。この状態で、台座1に対して化粧カバー2をドア面に垂直方向に押し込む(図10参照)。これにより、化粧カバー2の係止突起5は、台座1の第1係止溝31と係止しつつ移動し、第1係止溝31のドア面側の端にくる。この際、化粧カバー2の切欠部6は、弾性体4aの突起41aに対して、回転方向とは逆方向で15度の位置にある(図13の符号α)。なお、レバーハンドル7は角芯を介してラッチ本体に固定されており、化粧カバー2の回転や押し込み操作に影響を受けない。
次いで、第2工程に入る。第2工程は、第1工程に続く工程であり、係止突起5が、第1係止溝31の最下位置にある状態(図12及び図13の位置)から化粧カバー2を、時計周り方向(符号Z方向)に回動する。この際、2つの弾性体4a、4bは弾性変形して撓んでおり、化粧カバー2の回動を妨げることはない。そして、係止突起5は、第2係止溝32内に入り込む。化粧カバー2は、係止突起5が第2係止溝32を形成する回動方向側の内壁33に当たることで回動は終了する(図14〜図16)。また、係止突起5は、第2係止溝32に嵌っており、第1工程の押し込みとは反対方向へ抜けることはない。また、化粧カバー2の切欠部6は弾性体41aと係止しており、第2工程の回動方向とは反対の方向に回動することはない。図16に示すように、台座1と化粧カバー2の嵌合により、一方の弾性体4aの突起41aは化粧カバー2の切欠部6から突出して係止しており、他方の弾性体4bは、切欠部6に係止せず、弾性変形して化粧カバー2を内側から押圧している。このため、化粧カバー2は台座1から容易には外れず、また、台座1と化粧カバー2は強く嵌合している。
次に、台座1から化粧カバー2を外す方法を図17及び図18を参照して説明する。台座1から化粧カバー2を外すには、例えばドライバー90を準備する。先ず、ドライバー90により切欠部6から突出している弾性体4aの突起41aを押し込む。これにより、弾性体4aは弾性変形して板状本体部42が凹形状に撓み、突起41が化粧カバー2の内周面より内側に没入する。この状態から化粧カバー2を取り付け方向とは反対方向に回転させる(本例では15度回転させる)。この際、化粧カバー2の係止突起5は、台座1の第2係止溝32から外れ、第1係止溝31の最下位置にくる。係止突起5は、第1係止溝31の回転方向の溝側壁に当たるため、それ以上、回転はできない。次いで、化粧カバー2を台座1から引き抜く。これにより、レバーハンドル7を台座1から外すことができる。本発明の台座構造体10によれば、レバーハンドルを交換したい場合、ドライバー1本で台座1からレバーハンドル7を簡単に外すことができる。
次に、台座1の取り付け位置が、図16の取り付け位置とは90度異なる場合について図19及び図20を参照して説明する。すなわち、図16の台座1の場合、ネジ止めをするボス371の位置が上下方向の2箇所であるが、本例では、図19のように、ボス371の位置が左右方向の2箇所であり、一方の弾性体4aは右横に、他方の弾性体4bは真下に位置している。図19のような台座位置であっても、化粧カバー2の取り付け位置及び取り付け方法は図16の場合と同様である。図19の台座構造体10において、台座1と化粧カバー2の嵌合により、一方の弾性体4bの突起41は化粧カバー2の切欠部6から突出して係止しており、他方の弾性体4aは、切欠部6に係止せず、弾性変形して化粧カバー2を内側から押圧している。このため、化粧カバー2は台座1から容易には外れず、また、台座1と化粧カバー2は強く嵌合している。
本発明において、台座1は、外周面に形成される係止溝3及び弾性体4以外に、他の機能形状や部材を有していてもよい。例えば、台座内部にレバーハンドルの開操作から自動的に元の位置に戻すバネ部材を内蔵していてもよい。
本発明の台座構造体は上記実施の形態例に限定されず、種々の変形を採ることができる。弾性体4は上記2つに限定されず、3つ又は4つであってもよい。また、弾性体4の形状は図3及び図4の形状に限定されず、例えば、内部にバネを装着した棒状体であってもよい。また、台座構造体は、角座であってもよい。この場合、台座は本例と同じ円形断面であり、化粧カバーは外観が角形状であり、内部が円形断面の嵌合スペースである。
本発明の台座構造体は、台座と化粧カバーが強く嵌合している。このため、レバーハンドルの繰り返し使用によっても、化粧カバーが容易に外れることはない。ドライバーなどの簡単な工具を使用することで、台座から化粧カバーを簡単に外すことができる。
1 台座
2 化粧カバー
3 係止溝
4、4a、4b 弾性体
5 係止突起
6 切欠部
7 レバーハンドル
8 ラッチ本体
9 ドア
10 台座構造体
31 第1係止溝
32 第2係止溝
81 ラッチボルト
82 角芯
371 ボス

Claims (8)

  1. ドアの表面に取り付ける台座と、
    該台座に嵌合して該台座を被覆する、側板を備える化粧カバーを有し、
    該台座は、その外周面に、該化粧カバーの係止突起が係止する係止溝と、該化粧カバーの切欠部と係止する第1ロック用弾性体と、該切欠部と係止せず該化粧カバーの側板の内側を押圧する第2ロック用弾性体を有し
    該化粧カバーは、該側板の先端部に、該係止溝と係止する係止突起と、該第1ロック用弾性体と係止する切欠部を有することを特徴とするドア錠の台座構造体。
  2. 該係止溝は、軸方向と平行に延びる第1係止溝と該第1係止溝に連続するドア面側で周方向に切り欠かれた第2係止溝とで形成されるL字形状の溝であることを特徴とする請求項1記載のドア錠の台座構造体。
  3. 第1ロック用弾性体は、該切欠部と係止する突起を有し、径方向への作用力により弾性変形し、該作用力を取り除くことで、元の形状に復元するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のドア錠の台座構造体。
  4. 該第1ロック用弾性体と該第2ロック用弾性体は、同一の別部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア錠の台座構造体。
  5. 該ロック用弾性体は、バネ鋼製又は樹脂製であって、アーチ状の板状本体部と、該板状本体部の両端の脚部と、該板状本体部の中央凸面に形成される突起とを有し、該突起が該切欠部と係止することを特徴とする請求項3に記載のドア錠の台座構造体。
  6. 該突起は、四角形断面で且つ先細りであり、且つ該化粧カバーの取り付け回動方向とは逆の面が該板状本体部から直角に起立する面であることを特徴とする請求項5に記載のドア錠の台座構造体。
  7. 該係止突起は、化粧カバーの先端から中心方向に突出する爪であることを特徴とする請求項2記載のドア錠の台座構造体。
  8. 該爪は、爪の厚みが該第2係止溝の溝幅と同じか又はさく、爪の幅が該第1係止溝の溝幅と同じ又はさいことを特徴とする請求項記載のドア錠の台座構造体。
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