JP6561472B2 - 半導体集積回路の遅延見積プログラム、方法及び装置 - Google Patents

半導体集積回路の遅延見積プログラム、方法及び装置 Download PDF

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本発明は、半導体集積回路の設計技術に関する。
従来より、シミュレーションを用いて半導体集積回路を設計することが行われている。半導体集積回路の設計に係るシミュレーションでは、遅延見積もりの精度を改善するために、種々の提案がなされている。
例えば、ルックアップ・テーブルを用いて、DC(Direct Current)成分と複数の寄生キャパシタンスとを含む、少なくとも1つの電流源モデルを解析的に合成し、電流源モデルを用いて論理ステージをシミュレートしてドライバをモデル化する技術が知られている。
また、シミュレーションによる電極間容量が測定データと同等であると判定されたデバイスモデルに対して、その電流源モデルを測定データに基づいて作成した電流源モデルで入れ替えて特性のシミュレーションを行う技術等が提案されている。
特表2009-520254号公報 特開2007-328688 国際公開第2010/058507号 特許003636643号
半導体集積回路の遅延は、主に、配線遅延及びセル遅延によると考えられる。従来の半導体集積回路では、セル間の配線遅延が回路精度に影響する主要な要因であったため、セル内の遅延(セル遅延)を無視することができた。
しかしながら、近年の半導体集積回路は大規模化してセル間が緻密に配置されて配線長が短くなっている。そのため、配線遅延による回路精度への影響は小さくなっている。その一方で、従来無視してきたセル遅延が回路精度を左右すると考えるようになり、セル遅延を無視することができなくなっている。また、セル遅延は、セル毎に異なっている。
SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)によるシミュレーションは、任意の入力波形に対する見積もりの精度が高いが、処理負荷が非常に重いため、大量のセルが含まれる場合、見積もり時間が非常に長時間に及び、大規模なデジタル回路の遅延見積もりには適していない。
また、上述した従来技術による電流源モデルでは、セル毎に異なる遅延が考慮されないため、大規模化した半導体集積回路の遅延を精度良く見積もることが困難である。
したがって、1つの側面では、本発明は、半導体集積回路の遅延をセル遅延を含めて見積ることができることを目的とする。
一態様によれば、論理セルの第1の電流源モデルを用いて前記論理セルのシミュレーションを行って、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量、出力側静電容量及び電流源の電流値を同定し、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量と電流源との間に抵抗素子が追加されて構成される前記論理セルの第2の電流源モデルに、さらに入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続してなる回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流値を電流源の電流の初期値に設定し、前記各ランプ電圧源の電圧を所定の変化量で変化させながらシミュレーションを行うことにより前記抵抗素子の値を同定し、前記回路モデルに対して、前記同定した抵抗素子の値を適用して、前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値を取得し、前記電流源の電流値を更新しながら、前記抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値が収束するまで、前記回路モデルによる前記抵抗素子の値の同定処理及び前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値の取得処理を繰り返し、前記収束した抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値を用いて前記論理セルの遅延を求める見積を行う、処理をコンピュータに行わせる半導体集積回路の遅延見積プログラムが提供される。
また、他の一態様によれば、論理セルの第1の電流源モデルを用いて前記論理セルのシミュレーションを行って、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量、出力側静電容量及び電流源の電流値を同定し、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量と電流源との間に抵抗素子が追加されて構成される前記論理セルの第2の電流源モデルに、さらに入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続してなる回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流値を電流源の電流の初期値に設定し、前記各ランプ電圧源の電圧を所定の変化量で変化させながらシミュレーションを行うことにより前記抵抗素子の値を同定し、前記回路モデルに対して、前記同定した抵抗素子の値を適用して、前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値を取得し、前記電流源の電流値を更新しながら、前記抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値が収束するまで、前記回路モデルによる前記抵抗素子の値の同定処理及び前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値の取得処理を繰り返し、前記収束した抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値を用いて前記論理セルの遅延を求める見積を行う、処理をコンピュータが行う半導体集積回路の遅延見積方法が提供される。
上記課題を解決するための手段として、上記方法を行う装置、コンピュータに上記処理を実行させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記憶した記憶媒体とすることもできる。
半導体集積回路の遅延をセル遅延を含めて見積ることができる。
電流源トポロジーの例を示す図である。 図1の電流源トポロジーの素子同定方法の概要を説明するための図である。 本実施例に係る電流源トポロジーの例を示す図である。 本実施例に係る電流源トポロジーの例を示す図である。 図4に示す電流源トポロジーの素子同定方法の概要を説明するための図である。 回路設計装置のハードウェア構成を示す図である。 回路設計装置の機能構成例を示す図である。 本実施例における回路設計装置によって行われる遅延見積に関する全体処理を説明するための図である。 パラメータ同定処理を説明するためのフローチャート図である。 ネットリスト53の記述例を示す図である。 本実施例の効果を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先ず、既知の電流源トポロジーについて説明する。図1は、電流源トポロジーの例を示す図である。図1に例示する電流源トポロジーT1では、容量Cm、電流Idc、及び容量Coを素子として含む。容量CmはVin側の容量を示し、電流Idcは直流電流を示し、及び容量CoはVout側の容量を示す。
Figure 0006561472
(M1)
1次の回路でモデリングされる(非特許文献1、2、及び3を参照のこと)。これを以下第1の電流源モデルと言う。
非特許文献3によれば、図1に示す電流源トポロジーT1の容量Cm、電流Idc、及び容量Coの各素子の値を同定する方法が示されている。即ち、第1の電流源モデルを用いて各値を取得する。図1の電流源トポロジーT1の素子を同定する方法について図2で説明する。
図2は、図1の電流源トポロジーの素子同定方法の概要を説明するための図である。図2(A)は、電流Idcの値(電流値)を同定するIdc取得回路モデル3aを例示している。Idc取得回路モデル3aでは、セル2cの入力側及び出力側に電流源となるDC(Direct Current)2dが接続される。2つのDC2dは、時間に依存せず、一定の電流量を示す。
セルの入力側の電圧Vin及び出力側の電圧Voutで表される空間を状態空間4という。この状態空間4において、異なる電圧Vin及び電圧Voutの組み合せ(格子点)毎に、電流Idcの値を得る。電圧Vin及び電圧Voutの組み合せを、以下、空間という。
図2(B)は、容量Cmの値(容量値)を得るためのCm取得回路モデル3bを例示している。Cm取得回路モデル3bでは、セル2cの入力側に一定の電流量のDC2dが接続され、出力側には与えられた時間内で電圧最小値から電圧最大値まで上昇するランプ電圧源2eが接続される。
このCm取得回路モデル3bにより、電圧Vinを固定で、電圧Voutが上昇することにより状態遷移させて、空間毎の容量Cmの値を同定する。状態空間4において、容量Cmの値を同定した空間に対して、丸印が示されている。
図2(C)は、容量Cm及びCoの合算値(容量値)を得るためのCm+Co取得回路モデル3cを例示している。Cm+Co取得回路モデル3cでは、セル2cの入力側に与えられた時間内で電圧最小値から電圧最大値まで上昇するランプ電圧源2eが接続され、出力側には一定の電流量のDC2dが接続される。
このCm+Co取得回路モデル3cにより、電圧Voutを固定で、電圧Vinが上昇することにより状態遷移させて、容量Cm及びCoの合算値(容量値)を同定する。状態空間4において、容量Cmの値を同定した空間に対して、丸印が示されている。
Cm取得回路モデル3bにより得られた容量Cmの値を、容量Cm及びCoの合算値(容量値)から減算することで、空間毎の容量Coの値(容量値)を同定できる。よって、第1の電流源モデルの容量Cm、電流Idc、及び容量Coの値が特定される。
発明者は、セル2cの遅延見積の誤差をSPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)を用いて検証した。SPICEを用いたセル2cの遅延見積結果(実験結果)と、第1の電流源モデルを用いて行ったセル2cの遅延見積結果との間を誤差とし、以下の結果を得た。
(実験1)
セル2cが2並列インバーターの場合、遅延見積誤差は1.3%であった。
(実験2)
セル2cが26並列インバーターの場合、遅延見積誤差は8.6%であった。
このような実験1及び2より、セル2cが複雑な構成になると、遅延見積誤差が大きくなると考えられる。発明者は、試行錯誤の結果、第1の電流源モデルに抵抗を付加することで遅延見積誤差を小さくできることを発見した。発明者によって提案される改善された第2の電流源モデルは、
Figure 0006561472
のように2次モデルで表される。この第2の電流源モデルは、図3に示すような電流源トポロジーT10に相当する。
図3は、本実施例に係る電流源トポロジーの例を示す図である。図3に示す発明者が見出した電流源トポロジーT10は、図1の電流源トポロジーT1において、容量Cmと電流Idcとの間に抵抗Rmが直列に追加された構成である。抵抗Rmを追加することで、図11で後述されるように、誤差を小さくすることが可能となる。
次に、電流源トポロジーT10の抵抗Rmを同定する方法について図4で説明する。図4は、本実施例に係る電流源トポロジーの例を示す図である。図4において、本実施例に係る電流源トポロジーT10は、セル2cの入出力両側に特徴があるランプ電圧源21及び22を夫々印加することで、抵抗Rmの値を同定する。即ち、第2の電流源モデルの抵抗Rmの値を得ることができる。
図5は、図4に示す電流源トポロジーの素子同定方法の概要を説明するための図である。図5では、容量Cm、電流Idc、及び容量Coの同定は、図2に示した通りであるので、抵抗Rmについてのみ説明する。
ランプ電圧源21及び22の特徴は、例えば、以下の通りである。
(特徴1)
図5の左側のグラフ7aで、ランプ電圧源21の特徴が表される。グラフ7aは、縦軸に電圧を示し、横軸に時間を示した、電圧Vin及び電圧Voutの時間経過により変化させる例を直線で表したグラフである。
グラフ7aでは、電圧Vinの変化を固定して、電圧Voutの変化は異なる傾きの4つの直線で例示している。単位時間当たりの電圧の変化量を表す傾きを固定した電圧Vinに対して、傾きの異なる電圧Voutの直線毎に、シミュレーションが行われる。
従って、セル2cの入力側のランプ電圧源21の電圧変化を示す直線の傾きを固定して、出力側のランプ電圧源22の電圧変化を示す直線の傾きを変化させ、電圧Vinと電圧Voutとによる状態空間4の略全体をカバーしながら抵抗Rmの値を同定する。
(特徴2)
図5の右側のグラフ7bで、ランプ電圧源22の特徴が表される。グラフ7bは、縦軸に電圧を示し、横軸に時間を示した、電圧Vin及び電圧Voutの時間経過により変化させる例を直線で表したグラフである。
グラフ7bでは、電圧Vinの変化を固定して、電圧Voutの変化は異なる傾きの4つの直線で例示している。単位時間当たりの電圧の変化量を表す傾きを固定した電圧Vinに対して、傾きの異なる電圧Voutの直線毎に、シミュレーションが行われる。
従って、セル2cの出力側のランプ電圧源22の電圧変化を示す直線の傾きを固定して、入力側のランプ電圧源21の電圧変化を示す直線の傾きを変化させ、電圧Vinと電圧Voutとによる状態空間4の略全体をカバーしながら抵抗Rmの値を同定する。
上記(特徴1)及び(特徴2)により、精度良く抵抗Rmを同定できる。即ち、第2の電流源モデルの抵抗Rmの値を得る。
次に、上述したような素子値を同定する処理を行う回路設計装置100について説明する。本実施例に係る回路設計装置100は、例えば、図6に示すようなハードウェア構成を有する。
図6は、回路設計装置のハードウェア構成を示す図である。図6において、回路設計装置100は、コンピュータによって制御される情報処理装置であって、CPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、入力装置14と、表示装置15と、通信I/F(インターフェース)17と、ドライブ装置18とを有し、バスBに接続される。
CPU11は、主記憶装置12に格納されたプログラムに従って回路設計装置100を制御する。主記憶装置12には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置13には、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13に格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11に実行されることによって、各種処理が実現される。主記憶装置12及び補助記憶装置13が、記憶部130に相当する。
入力装置14は、マウス、キーボード等を有し、ユーザが回路設計装置100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。入力装置14と表示装置15とは、一体化したタッチパネル等によるユーザインタフェースであってもよい。通信I/F17は、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F17による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
回路設計装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によって回路設計装置100に提供される。
ドライブ装置18は、ドライブ装置18にセットされた記憶媒体19(例えば、CD−ROM等)と回路設計装置100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体19に、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体19に格納されたプログラムは、ドライブ装置18を介して回路設計装置100にインストールされる。インストールされたプログラムは、回路設計装置100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する記憶媒体19はCD−ROMに限定されず、コンピュータが読み取り可能な、構造(structure)を有する1つ以上の非一時的(non-transitory)な、有形(tangible)な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図7は、回路設計装置の機能構成例を示す図である。図7において、回路設計装置100は、シミュレーション部41と、パラメータ同定部42と、遅延見積部43とを有する。シミュレーション部41と、パラメータ同定部42と、遅延見積部43とは、対応するプログラムをCPU11が実行することで行われる処理によって実現される。
また、記憶部130には、PDK(Process Design Kit)51、セルライブラリ52、ネットリスト53、シミュレーション結果61、パラメータデータ62、遅延見積結果63等が記憶される。
シミュレーション部41は、PDK51、セルライブラリ52、ネットリスト53等を読み込んで、上述したセル2cの入出力側に電圧源を印加した4つの回路モデル3a、3b、及び3cでシミュレーションを行って、シミュレーション結果61を得る。
シミュレーション結果61は、第1の電流源モデル(図1の電流源トポロジーT1)を用いた結果を示す。即ち、本実施例に係る第2の電流源モデルにおいて抵抗Rmがゼロのときの容量Cm、電流Idc、及び容量Coの各値が、シミュレーション結果61によって示される。
パラメータ同定部42は、シミュレーション結果61の電流Idcの値を電流Iの初期値として、抵抗Rm、容量Cm、及び容量Coの値が収束するまで、本実施例に係る第2の電流源モデルを用いた演算を繰り返し実行する。パラメータ同定部42によるパラメータデータ62が記憶部130に記憶される。パラメータデータ62は、収束した抵抗Rm、容量Cm、及び容量Coの値を含む。
SPICE等を用いて、電流Idc、抵抗Rm、容量Cm、及び容量Co等の素子の値を精度良く取得することが望ましい。各素子の値の同定後には、第2の電流源モデルを使用することで、SPICEによる処理負荷分を低減させることができる。遅延見積に係るシミュレーションの時間を短縮できる。
遅延見積部43は、抵抗Rm、容量Cm、及び容量Coの値を含むパラメータデータ62を用いて、所定の微分方程式を解いて遅延を求める。遅延見積部43による遅延見積結果63が記憶部130に記憶される。
回路設計装置100によって行われる遅延見積に関する全体処理について図8で説明する。図8は、本実施例における回路設計装置によって行われる遅延見積に関する全体処理を説明するための図である。
図8において、シミュレーション部41は、PDK51、セルライブラリ52、及びネットリスト53を読み込んで、第1の電流源モデルを用いて、容量Cm、電流Idc、及び容量Coの値を同定するシミュレーション処理を行って、シミュレーション結果61を記憶部130に記憶する(ステップS11)。
次に、パラメータ同定部42は、シミュレーション結果61で示される電流Idcの値を電流Iの初期値に設定し、本実施例に係る電流源トポロジーT10(即ち、第2の電流源モデル)を用いて、抵抗Rm、容量Cm、及び容量Coの値を同定するパラメータ同定処理を行う(ステップS12)。同定された抵抗Rm、容量Cm、及び容量Coの値を含むパラメータデータ62が記憶部130に記憶される。
そして、遅延見積部43は、パラメータデータ62を用いて、所定の微分方程式を解いて遅延を求める遅延見積処理を行う(ステップS13)。
次に、図8のステップS12における、パラメータ同定部42によるパラメータ同定処理について図9で説明する。図9は、パラメータ同定処理を説明するためのフローチャート図である。
図9において、パラメータ同定部42は、シミュレーション部51が第1の電流源モデルで取得した電流Idcの値を電流Iの初期値に設定する(ステップS70)。第2の電流源モデルにおいて抵抗Rmがゼロのときに相当する。電流Iは、パラメータ同定処理において、セル2cのトータル電流値に相当する。
パラメータ同定部42は、電流Iを用いて、Rm取得回路モデル5により抵抗Rmを計算する(ステップS71)。パラメータ同定部42は、シミュレーション部41に、Rm取得回路モデル5によって全ての空間をスキャンさせることで、抵抗Rmの値を取得する。シミュレーション部41は、Rm取得回路モデル5での動作を、ネットリスト53内の記述に従ってシミュレーションする。ネットリスト53内の記述例は、後述される。
そして、パラメータ同定部42は、第2の電流源モデルに電流I及び抵抗Rmを適用して、抵抗Rmが0でない時、容量Cmを計算し(ステップS72)、また、抵抗Rmが0でない時、容量Coを計算する(ステップS73)。
パラメータ同定部42は、抵抗Rm、容量Cm及び容量Coの値が収束したか否かを判断する(ステップS74)。抵抗Rm、容量Cm及び容量Coの各々について、前回の値と今回の値との差が定めた値以下に収束したか否かを判断する。
収束していない場合(ステップS74のNo)、パラメータ同定部42は、電流Iを更新してステップS71へと戻り、上述同様の処理を繰り返す。ステップS71では、更新された電流Iで抵抗Rmが計算されることにより、ステップS72及びS73にて、容量Cm及び容量Coの値が更新する。
一方、収束した場合(ステップS74のYes)、パラメータ同定部42は、このパラメータ同定処理を終了する。抵抗Rm、容量Cm及び容量Coの値を含むパラメータデータ62が記憶部130に記憶される。
ステップS71において、シミュレーション部41が、抵抗Rmを求めるために参照するネットリスト53内の記述例を図10で説明する。図10は、ネットリスト53の記述例を示す図である。
図10に示すネットリスト53では、図9のステップS71にて、シミュレーション部41が参照する箇所の記述例を示している。
電圧最小値及び電圧最大値が、
「.param vMin=-0.1
.param vMax='ve+0.1'」
の記述により指定される。
入力側の電圧上昇を表す直線の傾きk1、及び、出力側の電圧上昇を表す直線の傾きk2が、
「.param k1=-1.15e11
.param k2=1.15e11」
の記述によりパラメータとして指定される。
入力側の電圧上昇の傾きk1を固定した場合の電圧最小値から電圧最大値になるまでの時間t1、及び、出力側の電圧上昇の傾きk2を固定した場合の電圧最小値から電圧最大値になるまでの時間t2とが、
「.param t1='(vMin-vMax)/k1'
.param t2='(vMax-vMin)/k2'」
の記述によりパラメータとして指定される。
シミュレーションの時間stoptimeが、
「.param stoptime='min(t1, t2)'」
の記述により時間t1と時間t2のうち短い方の時間であることがパラメータとして指定される。
Vinのランプ電圧源21及びVoutのランプ電圧源22が、
「vvin cIn 0 dc=0 pulse(vMax 'k1*stoptime+vMax' 0 stoptime stoptime '2*stoptime' '20*stoptime')
vvout cOut 0 dc=0 pulse(vMin 'stoptime*k2+vMin' 0 stoptime stoptime '2*stoptime' '20*stoptime')」
の記述により指定される。
傾きk2を変更して繰り返す処理が、
「.alter
.param k2=1.15000e+09」
の記述により指定される。
更に、傾きk2を変更して繰り返す処理が、
「.alter
.param k2=4.71270e+10」
の記述により指定される。
このようなネットリスト53を参照することで、Rm取得回路モデル5において、入力側のランプ電圧源21の電圧変化、及び、出力側のVoutのランプ電圧源22の電圧変化を、図5に例示したようにシミュレートできる。また、このようなランプ電圧源21及び22の振る舞いが、予めプログラムされていてもよい。その場合には、ネットリスト53内の図10の記載部分を省略できる。
次に、本実施例におけるパラメータ同定部42の適用の有無による比較について図11で説明する。図11は、本実施例の効果を説明するための図である。図11に示すグラフは、SPICEで得た遅延見積との誤差を示す図である。
実験条件は、
・実験セル
26並列インバーターセル
・Post−layoutセル
Node#:2822, Cap#:2484, Res#:5071, MOSFET#:52
・実験条件
Sloptime:10ps, 20ps, 30ps
Cap Load:0, 1f, 2f, 5f, 10f, 20f
である。
グラフの、本実施例におけるパラメータ同定部42の適用の無い関連技術とSPICEとの誤差9aと、本実施例とSPICEとの誤差9bとから、
最大誤差:8.6% −> 4.4%
平均誤差:4.9% −> 0.4%
の結果を得た。
即ち、最大誤差に関して、関連技術では8.9%であったのが、本実施例では4.4%であることが分かった。本実施例では、最大誤差を、関連技術の1/2まで小さくすることができた。
また、平均誤差に関して、関連技術では4.9%であったのが、本実施例では0.4%であることが分かった。本実施例では、平均誤差を、関連技術の1/10まで小さくすることができた。
このように、電流源モデルに抵抗素子を追加して、入力側と出力側にランプ電圧源を接続した回路モデルでシミュレーションすることで、セル遅延を考慮した遅延見積を精度よく行える。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、主々の変形や変更が可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
セルの電流源モデルに抵抗素子を追加して、
前記セルの入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続した、
前記セルのシミュレーション用の回路モデル。
(付記2)
前記第1のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加し、
前記第2のランプ電圧源は、前記第1のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加する
ことを特徴とする付記1記載の回路モデル。
(付記3)
前記第2のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加し、 前記第1のランプ電圧源は、前記第2のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加する
ことを特徴とする付記1又は2記載の回路モデル。
(付記4)
第1の電流源モデルを用いてセルのシミュレーションを行って、該第1の電流源モデルの各素子の値を同定し、
前記セルの入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続した回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流の値を初期値として用いることで、抵抗の値を取得し、前記第1の電流源モデルに前記抵抗を追加した第2の電流源モデルに、取得した前記抵抗の値を適用することで、該第2の電流源モデルの容量を取得する処理を、収束条件を満たすまで繰り返して該抵抗の値を同定する
処理をコンピュータが行う半導体集積回路の遅延見積方法。
(付記5)
前記第1のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加し、
前記第2のランプ電圧源は、前記第1のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加する
ことを特徴とする付記4記載の遅延見積方法。
(付記6)
前記第2のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加し、 前記第1のランプ電圧源は、前記第2のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加する
ことを特徴とする付記4又は5記載の遅延見積方法。
(付記7)
第1の電流源モデルを用いてセルのシミュレーションを行って、該第1の電流源モデルの各素子の値を同定するシミュレーション部と、
前記セルの入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続した回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流の値を初期値として用いることで、抵抗の値を取得し、前記第1の電流源モデルに前記抵抗を追加した第2の電流源モデルに、取得した前記抵抗の値を適用することで、該第2の電流源モデルの容量を取得する処理を、収束条件を満たすまで繰り返して該抵抗の値を同定するパラメータ同定部と
を有する半導体集積回路の遅延見積装置。
(付記8)
前記第1のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加し、
前記第2のランプ電圧源は、前記第1のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加する
ことを特徴とする付記7記載の遅延見積装置。
(付記9)
前記第2のランプ電圧源は、固定の電圧変化量で前記セルの前記出力側を印加し、 前記第1のランプ電圧源は、前記第2のランプ電圧源による電圧印加の開始毎に、異なる電圧変化量で前記セルの前記入力側を印加する
ことを特徴とする付記7又は8記載の遅延見積装置。
2c セル
3a Idc取得回路モデル、 3b Cm取得回路モデル
3c Cm+Co取得回路モデル
11 CPU、 12 主記憶装置
13 補助記憶装置、 14 入力装置
15 表示装置、 17 通信I/F
18 ドライブ装置、 19 記憶媒体
41 シミュレーション部、 42 パラメータ同定部
43 遅延見積部
51 PDK、 52 セルライブラリ
53 ネットリスト
61 シミュレーション結果、 62 パラメータデータ
63 遅延見積結果
100 回路設計装置
B バス
T1、T10 電流源トポロジー

Claims (3)

  1. 論理セルの第1の電流源モデルを用いて前記論理セルのシミュレーションを行って、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量、出力側静電容量及び電流源の電流値を同定し、
    前記第1の電流源モデルの入力側静電容量と電流源との間に抵抗素子が追加されて構成される前記論理セルの第2の電流源モデルに、さらに入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続してなる回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流値を電流源の電流の初期値に設定し、前記各ランプ電圧源の電圧を所定の変化量で変化させながらシミュレーションを行うことにより前記抵抗素子の値を同定し、
    前記回路モデルに対して、前記同定した抵抗素子の値を適用して、前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値を取得し、
    前記電流源の電流値を更新しながら、前記抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値が収束するまで、前記回路モデルによる前記抵抗素子の値の同定処理及び前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値の取得処理を繰り返し、
    前記収束した抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値を用いて前記論理セルの遅延を求める見積を行う、
    処理をコンピュータに行わせる半導体集積回路の遅延見積プログラム
  2. 論理セルの第1の電流源モデルを用いて前記論理セルのシミュレーションを行って、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量、出力側静電容量及び電流源の電流値を同定し、
    前記第1の電流源モデルの入力側静電容量と電流源との間に抵抗素子が追加されて構成される前記論理セルの第2の電流源モデルに、さらに入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続してなる回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流値を電流源の電流の初期値に設定し、前記各ランプ電圧源の電圧を所定の変化量で変化させながらシミュレーションを行うことにより前記抵抗素子の値を同定し、
    前記回路モデルに対して、前記同定した抵抗素子の値を適用して、前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値を取得し、
    前記電流源の電流値を更新しながら、前記抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値が収束するまで、前記回路モデルによる前記抵抗素子の値の同定処理及び前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値の取得処理を繰り返し、
    前記収束した抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値を用いて前記論理セルの遅延を求める見積を行う、
    処理をコンピュータが行う半導体集積回路の遅延見積方法。
  3. 論理セルの第1の電流源モデルを用いて前記論理セルのシミュレーションを行って、前記第1の電流源モデルの入力側静電容量、出力側静電容量及び電流源の電流値を同定するシミュレーション部と、
    前記第1の電流源モデルの入力側静電容量と電流源との間に抵抗素子が追加されて構成される前記論理セルの第2の電流源モデルに、さらに入力側に第1のランプ電圧源を接続し、出力側に第2のランプ電圧源を接続してなる回路モデルに対して、前記シミュレーションによって同定された電流値を電流源の電流の初期値に設定し、前記各ランプ電圧源の電圧を所定の変化量で変化させながらシミュレーションを行うことにより前記抵抗素子の値を同定し、前記回路モデルに対して、前記同定した抵抗素子の値を適用して、前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値を取得し、前記電流源の電流値を更新しながら、前記抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値が収束するまで、前記回路モデルによる前記抵抗素子の値の同定処理及び前記入力側静電容量及び出力側静電容量の値の取得処理を繰り返すパラメータ同定部と、
    前記収束した抵抗素子、入力側静電容量及び出力側静電容量の値を用いて前記論理セルの遅延を求める見積を行う遅延見積部と
    を有する半導体集積回路の遅延見積装置。
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