JP6559612B2 - ケーブルの配線構造、操作装置及び作業機 - Google Patents
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Description
そこで本発明は、上記問題に鑑み、ケーブルを確実に固定しつつ、ケーブルに対して屈曲しようとする力が作用した場合にケーブルの断線を防止できるケーブルの配線構造、操作装置及び作業機を提供することを目的とする。
ケーブルの配線構造は、作業機に搭載された第1機器と作業機に搭載された第2機器とを電気信号を伝達するケーブルで接続するケーブルの配線構造であって、前記ケーブルを固定する第1固定部と、前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、を備え、前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部にケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有している。
操作装置は、把持部と、前記把持部に取り付けられたシャフトと、前記把持部へ至るケーブルと、前記ケーブルを固定する第1固定部と、前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、を備え、前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部にケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有している。
作業機は、作業機に搭載された第1機器と、前記作業機に搭載された第2機器と、前記第1機器と前記第2機器とを接続して電気信号を伝達するケーブルと、前記ケーブルを固定する第1固定部と、前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、を備え、作業機の前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部に前記ケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有している。
[第1実施形態]
図16は、本発明に係るケーブルの配線構造、即ち、ケーブルの配策構造を備えたスキッドステアローダの全体図である。なお、この実施形態では、ケーブルの配線構造を備えた作業機としてスキッドステアローダを例示するが、これに限定されない。例えば、作業機は、コンパクトトラックローダ、ホイルローダ、バックホー、トラクタ、コンバイン、田植機等であってもよい。
機体2内の後部にはエンジン7が搭載されている。キャビン3内には運転席8が設けられている。運転席8の周囲、例えば、運転席8の幅方向外側には、操作装置25が設けられている。
また、作業装置4は、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ28と、バケットシリンダ29とを有している。リフトリンク12及び制御リンク13は、それぞれブーム10L,10Rの基部側(後部側)を支持している。ブームシリンダ28は、ブーム10L,10Rを昇降し、バケットシリンダ29は、バケット11を揺動する。ブームシリンダ28及びバケットシリンダ29は、複動型油圧シリンダから構成されている。
リフトリンク12は、ブーム10L,10Rの後端側に配置されている。例えば、リフトリンク12は、機体2の後端側であって、当該機体2の幅方向外方側に設けられている。このリフトリンク12の上端側は、ブーム10L,10Rの基部の後端側に枢軸16(第1枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下端側は、機体2の後端側上部に枢軸17(第2枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
ブームシリンダ28の上部は、ブーム10L,10Rの基部側に第1ブームシリンダピン21を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このブームシリンダ28の下部は、機体2の後端側下部に第2ブームシリンダピン22を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このブームシリンダ28を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によってブーム10L,10Rの基部側が支持されながら該ブーム10L,10Rの先端側(バケット11)が昇降するように該ブーム10L,10Rが第1枢軸16回りに上下に揺動する。
バケット11は、ブーム10L,10Rの先端側(前端側)に枢支された装着体23に着脱自在に装着されている。装着体23は、ブーム10L,10Rの先端側に枢支ピン2
4を介して横軸回りに揺動自在に枢支されている。この装着体23には、バケット11の代わりに、油圧圧砕機,油圧ブレーカ,アングルブルーム,アースオーガー,パレットフォーク,スイーパー,モア,スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメントという)を装着することができる。
図1に示す操作装置(操縦装置)25は、スキッドステアローダを操作(操縦)するものであって、例えば、スキッドステアローダに設けた様々なアタッチメントを操作することができる。なお、アタッチメントの操作方法としては、様々な方法があるが、操作装置25の操作方法は、どのような方法であってもよい。
前板材30aは、操作装置25の前方に設けられている。後板材30bは、操作装置25の後方に設けられ、前板材30aから後方に離れている。左板材30cは、操作装置25の左方に設けられ、前板材30aの左端と後板材30bの左端とを連結している。第1上板材30dは、前板材30aの上端と後板材30bの上端と左板材30cの上端とを連結している。第2上板材30eは、後板材30bの後方に設けられ、後板材30bの下端と左板材30cとを連結している。
把持部40は、樹脂等で形成された筒状の部材で、オペレータが把持することが可能な部材である。把持部40には、操作するための操作具40aが設けられている。操作具40aは、例えば、揺動自在なシーソ型スイッチ、スライド自在なスライド型スイッチ、或いは、押圧自在なプッシュ型スイッチである。操作具40aは、これらのスイッチには限定されず、どのような部材であってもよい。
示したシャフト41は、本体43の中心部から直線状に延び、把持部40内で前方且つ左方に屈曲しているが、シャフト41は屈曲していなくてもよく、シャフト41の形状は限定されない。
ケーブル50は、フレーム30内を通り、少なくともシャフト41の周囲を通って、把持部40に至る。この実施形態では、ケーブル50は、本体43を通ってシャフト41に至り、シャフト41の側方を通って、把持部40に至る。ケーブル50は、本体43と把持部40との間では、シャフト41の周りを旋回しながら本体43から把持部40へと延びている。言い換えれば、ケーブル50は、本体43と把持部40との間では、シャフト41の周りを螺旋状に延設している。
、第1上板材30dの前部の付近では、上方に向かいつつ、左に旋回して再び、右に旋回して把持部40に至る。
図10に示すように、ケーブル50の配線構造は、少なくとも2つの固定部でケーブル50を支持する構造であって、ケーブル50を固定する第1固定部81と、第1固定部81とは離れた箇所に設けられ且つケーブル50を固定する第2固定部82を有している。第2固定部82は、第1固定部81に比べてケーブル50の屈曲を許容しつつ、当該ケーブル50を固定する。言い換えれば、第2固定部82におけるケーブル50の結束力は、第1固定部81におけるケーブル50の結束力よりも弱く設定されている。
第2固定部82は、第1案内部91とは異なる位置でケーブル50を案内する第2案内部92と、第2案内部92にケーブル50を結束する第2結束部材60bとを有している。第2結束部材60bは、屈曲可能な帯状の部材であって、例えば合成樹脂製の結束バンド等である。この実施形態では、第1案内部91及び第2案内部92は、同一のブラケット(第1ブラケット)51a、即ち、一体化されたブラケット51aによって構成されている。なお、第1案内部91と第2案内部92とは別々のブラケットで構成してもよい。
ブラケット51aは、ケーブル50がシャフト41の周りを旋回しながら本体43(フランジ43a)から把持部40へ至る経路において、当該ケーブル50の向きを案内(設定)可能な部材である。ブラケット51aは、本体43のフランジ43aに設けられている。ブラケット51aは、ケーブル50を結束したときに変形しない高い剛性を有する材料(好ましくは、ケーブル50よりも高い剛性を有する材料)、例えば、鉄や鋼等の金属系材料から形成されている。具体的には、ブラケット51aは、1枚の金属板を折り曲げることにより形成したものである。
図3、図5、図9Aに示すように、取付部55は、フランジ43aのコーナ部43bに取り付けられる部分で、ボルト等の締結具48dを挿入する挿入孔55aが形成されている。取付部55には、平面視でコーナ部43bに略沿う縁部55bが形成されている。したがって、取付部55の下面とフランジ43aの上面とを対向させつつ、取付部55の縁部55bをコーナ部43bに合わせ、締結具48dを、挿入孔55a及びコーナ部43bに設けた挿入孔に挿入することにより、取付部55(ブラケット51a)をフランジ43aに取り付けることができる。
第1案内部91は、取付部55の上方且つ第2案内部92の下方において、ケーブル50の向きを案内(設定)する。第1案内部91は、第1板材57と、複数(2つ以上)の第1規制部58とを含んでいる。
固定するには、当該ケーブル50を第1板材57に近接させた状態で、凹部58aに第1結束部材60aの一部を嵌め込む。第1結束部材60aを凹部58aに嵌め込んだ状態では、当該凹部58により、第1結束部材60aの移動は規制される。また、挿入孔58bに第1結束部材60aの一部を通す。第1結束部材60aを挿入孔58bに通した状態では、第1結束部材60aの移動は規制される。凹部58a及び挿入孔58bに第1結束部材60aを通した状態で、第1結束部材60aの長さを短くすることにより、第1案内部91にケーブル50を結束することができる。
第2板材56は、第1板材57から続く部材であって、少なくとも2つの方向に延びる部材である。また、第2板材56は、結束時、即ち、結束状態でケーブル50が当接する板であって、一方向に延びる一方板部561と、一方板部561とは異なる他方向に延びる他方板部562とを含んでいる。なお、一方板部561と他方板部562とは異なる方向に延びることから、両者の延びる方向を区別するために、この実施形態では、一方向及び他方向を使用しているが、方向については実施形態の内容に限定されない。
図10及び図11Bに示すように、ケーブル50を第2案内部92(第2板材56)に固定するには、当該ケーブル50を第2板材56に近接させた状態で、凹部59bに第2結束部材60bの一部を嵌め込む。第2結束部材60bを凹部59bに嵌め込んだ状態では、当該凹部59bにより、第2結束部材60bの移動は規制される。また、第2板材56の挿入孔59aに第2結束部材60bの一部を通す。第2結束部材60bを挿入孔59aに通した状態では、第2結束部材60bの移動は規制される。挿入孔59a及び凹部59bに第2結束部材60bを通した状態で、第2結束部材60bの長さを短くすることにより、第2案内部92にケーブル50を結束することができる。
図10及び図11Bに示すように、第2固定部82の第2板材56の挿入孔59a及び凹部59bに第2結束部材60bを通しつつ、当該第2結束部材60bをケーブル50の外面に巻くことにより、ケーブル50が第2板材56に取り付けられる。第2板材56にケーブル50を取付けた状態では、ケーブル50は、第2板材56の一方板部561の外面561dに接していて、当該外面561dに沿って延びる。また、ケーブル50の下部は、第2板材56の他方板部562の上面562aに接していて、当該上面562aによって支えられる。ここで、一方板部561は、上述したように、平面視で前端から後端に
行くにしたがって幅方向にシャフト41から離れる方向に延びている。そのため、ケーブル50は、一方板部561によって、シャフト41から離れる方向に案内されることになる。また、他方板部562は、前端から後端に行くにしたがって上方に移行している。そのため、ケーブル50は、他方板部562によって、前方から後方に行くにしたがって上方に案内されることになる。
なお、第2固定部82にケーブル50を固定した場合、ケーブル50の外面は、二箇所で第2板材56と接触している。例えば、図11Bに示すように、ケーブル50の外面の一箇所が一方板部561に接触し、当該一箇所と周方向に90度離れた箇所が他方板部562に接触する。一方板部561と他方板部562との成す内角部から凹部59bまでの距離D2と、当該内角部から挿入孔59aまでの距離D3とは、ケーブル50の外径以上の長さに設定することが好ましい。
る。つまり、第2固定部82において、ケーブル50の屈曲がある程度許容されることで、ケーブル50の電線がチューブ内で移動しやすくなり、電線の破断(断線)が防止される。また、第1固定部81が第2固定部82よりも屈曲を許容せずにケーブル50を固定していることにより、ケーブル50は第1固定部81において確実に固定される。
ブラケット51bは、ケーブル50を結束したときに変形しない高い剛性を有する材料(好ましくは、ケーブル50よりも高い剛性を有する材料)、例えば、鉄や鋼等の金属系材料から形成されている。具体的には、図9B、図10に示すように、ブラケット51bは、1枚の金属板を折り曲げることにより形成したもので、取付部65と、第4板材67と、第5板材66とを有している。
第4板材67の凹部67a及び挿入孔67bに第3結束部材60cを通しつつ、当該第3結束部材60cをケーブル50の外面に巻くことにより、ケーブル50は、第4板材67に取り付けられている。第4板材67にケーブル50を取付けた状態では、ケーブル50の一部は、第4板材67の下面67cに接していて、当該下面67cに沿って延びる。ここで、第4板材67は、上述したように、正面視で内方から外方に行くにしたがって上方に延びているため、ケーブル50は、第4板材67によって、幅方向に案内されつつシャフト41の長手方向に案内されることになる。即ち、第4板材67は、ケーブル50を幅方向に案内し且つケーブル50をシャフト41の長手方向に案内する。
図1、図12A、図12Bに示すように、操作装置25は、覆い部材70を有している。覆い部材70は、把持部40の下方において、シャフト41とケーブル50とを外側から覆う部材で、例えば、蛇腹である。覆い部材70は、上方から下方に行くにしたがって前後及び幅方向に広がる筒状である。覆い部材70の上部には、シャフト41及びケーブル50を通す挿入孔70aが形成されている。覆い部材70の下部(下面)70bには、環状の縁部70cが形成されている。平面視において、縁部70cは略矩形状であって、フランジ43aの輪郭(縁で構成される輪郭)と略同じである。覆い部材70においては、縁部70c(下面70b側)をフランジ43aに被せることが可能である。縁部70cであって、フランジ部43aのコーナ部43bには、溝部701bが形成されている。溝部701bは、矩形状の縁部70c(下面70b)を切欠くことにより構成されている。溝部701bには、ケーブル50を通すことが可能である。
以上の操作装置25によれば、シャフト41の周りを旋回するようにケーブル50を配策することによって、シャフト41が前、後、左、右に揺動した場合に、ケーブル50に掛かる応力(力)を分散することができ、ケーブル50の所定の個所に集中して応力が掛かることを防止することができる。また、ブラケット51a(ブラケット51a、ブラケット51b)によって、シャフト41の周りに安定してケーブル50を旋回した状態(螺旋の状態)に保持することができる。
[第2実施形態]
図14、図15A及び図15Bは、第2実施形態のケーブルの配線構造を示している。第2実施形態におけるケーブルの配線構造は、第1実施形態と同様に、作業機に搭載された第1機器と、第2機器とを接続する構造である。第1機器及び第2機器は、電気信号が伝達される機器、即ち、電気を流すケーブルで接続する機器であれば何でもよく、例えば、表示を行う表示装置、各種センサ、スイッチ、CPU等から構成された制御装置、操作装置等である。なお、第1実施形態と同様の構成の説明は省略する。
第1固定部101は、第1案内部111と、第1結束部材116aとを有している。第1結束部材116aは、屈曲可能な帯状の部材であって、例えば合成樹脂製の結束バンド等である。
第1板材112は、一方向に延びる一方板部112aと、一方板部112aとは異なる方向に延びる他方板部112bとを有している。図15Aに示すように、一方板部112aと他方板部112bとはL字状に形成されている。
したがって、第1固定部101において、第1板材112の凹部113aに第1結束部材116aを通し、当該第1結束部材116aをケーブル50の外面に巻いて、他方板部112bの凹部113bに通すことにより、ケーブル50を第1板材112(一方板部1
12a、他方板部112b)に取り付けることができる。
第2案内部121は、ケーブルを案内するものであって板材(第2板材という)122と、第2板材122に形成された複数(2つ以上)の第2規制部123とを含んでいる。
図15Bに示すように、複数の第2規制部123は、一方板部122aであって当該一方板部122aと他方板部122bとが交差する交差部127の反対側の端部に設けられた凹部123aと、他方板部122bであって交差部127の反対側の端部に設けられた凹部123bとを有している。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
25 第1機器(操作装置)
50 ケーブル
56、122 第2板材
561、112a、122a 一方板部
562、112b、122b 他方板部
57、112 第1板材
58a、58b 第1規制部
59a、59b 第2規制部
60a、116a 第1結束部材
60b、116b 第2結束部材
81、101 第1固定部
82、102 第2固定部
91、111 第1案内部
92、121 第2案内部
Claims (9)
- 作業機に搭載された第1機器と作業機に搭載された第2機器とを電気信号を伝達するケーブルで接続するケーブルの配線構造であって、
前記ケーブルを固定する第1固定部と、
前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、
を備え、
前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、
前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部にケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有しているケーブルの配線構造。 - 前記第1案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第1板材と、前記第1板材に設けられ且つ、前記第1結束部材が当接することで当該第1結束部材の移動を規制する2以上の第1規制部とを含み、
前記第2案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第2板材と、前記第2板材に設けられ且つ、前記第2結束部材が当接することで当該第2結束部材の移動を規制する2以上の第2規制部とを含み、
前記第2板材は、一方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された一方板部と、前記一方板部とは異なる方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された他方板部とを含んでいる請求項1に記載のケーブルの配線構造。 - 前記第1板材及び前記第2板材は、金属系材料である請求項2に記載のケーブルの配線構造。
- 把持部と、
前記把持部に取り付けられたシャフトと、
前記把持部へ至るケーブルと、
前記ケーブルを固定する第1固定部と、
前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、
を備え、
前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、
前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部にケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有している操作装置。 - 前記第1案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第1板材と、前記第1板材に設けられ且つ、前記第1結束部材が当接することで当該第1結束部材の移動を規制する2以上の第1規制部とを含み、
前記第2案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第2板材と、前記第2板材に設けられ且つ、前記第2結束部材が当接することで当該第2結束部材の移動を規制する2以上の第2規制部とを含み、
前記第2板材は、一方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された一方板部と、前記一方板部とは異なる方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された他方板部とを含んでいる請求項4に記載の操作装置。 - 前記第1板材及び前記第2板材は、金属系材料である請求項5に記載の操作装置。
- 作業機に搭載された第1機器と、
前記作業機に搭載された第2機器と、
前記第1機器と前記第2機器とを接続して電気信号を伝達するケーブルと、
前記ケーブルを固定する第1固定部と、
前記第1固定部とは離れた箇所に設けられ且つ、前記第1固定部よりも屈曲を許容して前記ケーブルを固定する第2固定部と、
を備え、
前記第1固定部は、前記ケーブルを案内する第1案内部と、前記第1案内部に前記ケーブルを結束する第1結束部材とを有し、
前記第2固定部は、前記ケーブルを案内する第2案内部と、前記第2案内部に前記ケーブルを結束し且つ結束時の前記ケーブルとの接触面積が前記第1結束部材よりも小さい第2結束部材とを有している作業機。 - 前記第1案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第1板材と、前記第1板材に設けられ且つ、前記第1結束部材が当接することで当該第1結束部材の移動を規制する2以上の第1規制部とを含み、
前記第2案内部は、前記結束時に前記ケーブルが当接する第2板材と、前記第2板材に設けられ且つ、前記第2結束部材が当接することで当該第1結束部材の移動を規制する2以上の第2規制部とを含み、
前記第2板材は、一方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された一方板部と、前記一方板部とは異なる方向に延び且つ少なくとも1つの前記第2規制部が形成された他方板部とを含んでいる請求項7に記載の作業機。 - 前記第1板材及び前記第2板材は、金属系材料である請求項8に記載の作業機。
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