JP6558877B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運行データをもとに運転を支援する運転支援装置に関する。
従来、車両の運行を管理する事務所PCは、車両に搭載された運行記録計で記録された運行データを読み取り、時系列に沿って記録し、表示していた。
この種の先行技術として、運行データを提出した複数の乗務員について各乗務員の運転した車両の燃費を算出し、その燃費の良否を判定して運転を支援する車両運行管理システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2007−102658号公報
しかしながら、従来の運転支援装置では、つぎのような課題があった。時系列に沿って運行データを表示しただけでは、乗務員に対し、改善すべき点を注意喚起することが難しく、安全運転や省燃費運転を十分に支援することができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗務員に対し、運転上、改善すべき点を分かり易くすることができる運転支援装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運転支援装置は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 車両の運転状態を表す運転データを含む運行データを受け付け、前記受け付けた運行データを時系列に記録し、前記記録された運行データをもとに運転を支援する情報を表示する表示部を有する運転支援装置であって、
前記記録された運行データの中から、一定期間隔てた2つの時点で受け付けたそれぞれの運行データを抽出する抽出部と、
これら2つの時点で抽出された運行データに含まれる運転データをグラフ化して前記表示部に表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記表示部の画面上において、前記2つの時点の前記運転データの大きさを、横に並べて配置される縦に延びる2つの棒グラフで表示させ、前記2つの棒グラフの間に、前記運転データの大きさの増減方向に対応した向きに延びる矢印マークを表示させ、前記2つの棒グラフの周囲に、前記運転データの大きさについて改善したことを示す減少率を数字で表示させる、
ことを特徴とする運転支援装置。
(2) 前記抽出部は、
複数の前記記録された運行データの中から特定の属性を持つものを絞り、
前記絞られた運行データに対し、前記一定期間隔てた2つの時点で受け付けたそれぞれの運行データを抽出する
ことを特徴とする上記(1)に記載の運転支援装置。
(3) 前記運行データを記録するとともに、前記運転状態が閾値を超えた場合、警報を出す運行記録計に接続され、
前記制御部は、
前記2つの時点で抽出された運行データを比較した結果に基づき、前記閾値を増減することを前記運行記録計に指示
前記制御部は、
前記表示部の画面上に表示する表示内容を、前記運行記録計に接続された表示器にも表示するように前記運行記録計に指示する、
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の運転支援装置。
上記(1)の構成の運転支援装置によれば、乗務員に対し、運転上、改善すべき点を分かり易くすることができる。
上記(2)の構成の運転支援装置によれば、特定の属性を持つ、絞られた運行データを比較することができ、改善すべき点がより明確になる。
上記(3)の構成の運転支援装置によれば、閾値の見直しを行うことで、過去の運転状態に応じて運転手毎に適切な閾値を設定することができる。これにより、運転手が安全運転するにあたって優れた点については閾値を低く劣った点については閾値を高くすることにより、より一層改善すべき点を運転手に認識させ、安全運転や省燃費運転の意識強化を促すことができる。
本発明によれば、2つの時点で抽出された運行データに含まれる運転データをグラフ化して表示するので、乗務員に対し、運転上、改善すべき点を分かり易くすることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の第1の実施形態における運行システム5の構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における運行システム5の通信環境を説明する図である。 図3は、乗務員毎の運行テーブル34aの登録内容を示す図である。 図4は、事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。 図5は、運行データ比較グラフ40が表示された画面50を示す図である。 図6は、警告メッセージが表示された、デジタルタコグラフ10に接続された表示器28の画面を示す図である。 図7は、閾値テーブル26aの登録内容を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施形態における属性が付加された乗務員毎の運行テーブル134aの登録内容を示す図である。 図9は、事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係る運転支援装置について、図面を用いて説明する。本実施形態の運転支援装置は、運行システムを構築する事務所PCによって実現される。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における運行システム5の構成を示す図である。この運行システム5は、車両8(図2参照)の運行データを管理するものであり、運行記録計(以下、デジタルタコグラフという)10及び事務所PC30から主に構成される。
デジタルタコグラフ10は、車両8に搭載され、エンジン回転数オーバー、急発進・急加速、急減速等の運転状態を表す運転データを含む運行データを記録するものである。デジタルタコグラフ10は、CPU11、メモリ26、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、出庫/入庫ボタンSW入力部22、表示コントローラ23及びLED表示部27を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の全体を制御する。メモリ26は、CPU11によって実行される動作プログラムや、運転状態を表す値(速度やエンジン回転数等)と比較され、警報を出す際の閾値が登録された閾値テーブル26a(図7参照)等を格納する。
記録部17には、運行データが記録される。カードI/F18には、乗務員が所持するメモリカード55が挿抜自在に接続される。音声I/F19には、内蔵スピーカ20が接続される。RTC21は現在時刻を計時する。出庫/入庫ボタンSW入力部22には、出庫/入庫ボタンのON/OFF信号が入力される。表示コントローラ23は、外部に接続された表示器28の表示を制御する。LED表示部27は通信や動作の状態を表示する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度/エンジン回転I/F12、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、GPS受信部15、CAN_I/F16、通信部24及び電源部25を有する。
速度/エンジン回転I/F12には、車速センサやエンジン回転数センサからそれぞれ速度パルスや回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、乗務員の免許証を読み取る免許証リーダ29が接続される。センサ入力I/F14には、エンジン温度を検知する温度センサ、燃料量を検知する燃料センサ、ウインカSW等の信号が入力される。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、現在位置(GPS情報)を取得する。CAN_I/F16には、CAN(Controller Area Network)規格のネットワークに接続された車両内の各種デバイスが接続され、速度、エンジン、燃料量等の各種データが通信可能である。通信部24は、無線通信回線(例えば、3G回線)を介して、後述するデータセンタ60(図2参照)と広域通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオンによりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
事務所PC30は、汎用のコンピュータで構成されており、本実施形態では、運転支援装置として機能する。事務所PC30は、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、入力部35、操作部36及び出力部37を有する。
CPU31は、事務所PC30の全体を制御する。通信部32は、インターネット等の通信網70(図2参照)を介してデジタルタコグラフ10等とデータ通信可能である。後述するように、事務所PC30からデジタルタコグラフ10に対する警告(図6参照)の指示や閾値見直し(図7参照)の指示は、通信部32を介して行われる。
表示部33は、運転を支援するために呈示される運行データ比較グラフ等を画面に表示する。記憶部34は、動作プログラムや、データベース(DB)として乗務員毎の運行データが登録された運行テーブル34a(図3参照)等を格納する。運行テーブル34aの詳細については後述する。
入力部35には、メモリカード55が挿抜自在に装着され、運行データ等が入力される。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、管理者等の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを外部装置に出力する。
図2は運行システム5の通信環境を説明する図である。車両8に搭載されたデジタルタコグラフ10は、所定のタイミングで、記録部17に記録された運行データを、通信部24を用いた無線通信回線を介して、データ保管等のサービスを行うデータセンタ60にアップロードする。アップロードするタイミングとしては、予め定めた時刻に達した時点、一定の距離を走行した時点、業務が完了した時点等が挙げられる。
データセンタ60は、乗務員毎の運行データを、インターネット等の通信網70を介して、事務所PC30に送信する。事務所PC30は、運行データを解析して、運転支援に供するように、運行データ比較グラフを作成し、表示する。乗務員は、運行データ比較グラフを任意の時に閲覧する。
なお、業務が完了して事務所に入庫する場合等においては、デジタルタコグラフ10が通信網70を介して運行データをアップロードする代わりに、乗務員が自らメモリカード55を事務所PC30の入力部35に挿入し、運行データを直接読み込ませてもよい。この場合、運行データの比較グラフはその場で閲覧可能である。
図3は乗務員毎の運行テーブル34aの登録内容を示す図である。運行テーブル34aは、データベースとして、一定期間、日々の運行データが記録されたものであり、乗務員毎に用意されている。ここでは、1月1日(1/1)から3月1日(3/1)までの期間の運行データが記録されている。運行データに含まれる運転データとして、速度オーバー回数(回)、速度オーバー時間(秒)、急加速回数(回)、急加速時間(秒)、急減速回数(回)、急減速時間(秒)、エンジン回転数オーバー回数(回)、エンジン回転数オーバー時間(秒)、アイドリング時間(秒)及び燃費(km/h)の値が登録されている。
具体的に、1月1日(1/1)における、これらの値は、それぞれ「10」、「40」、「8」、「30」、「7」、「40」、「30」、「100」、「40」、「105」である。また、3月1日(3/1)における、これらの値は、それぞれ「15」、「37」、「5」、「27」、「4」、「37」、「27」、「97」、「37」、「135」である。
上記構成を有する運行システム5の動作を説明する。デジタルタコグラフ10に記録された運行データは、前述したように、メモリカード(記録媒体)55を介してあるいは通信によって事務所PC30に取り込まれる。図4は事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。
この動作プログラムは記憶部34に格納されており、事務所PC30内のCPU31によって実行される。CPU31は、通信部32を介して乗務員毎の運行データを受け付ける(受信する)まで待つ(ステップS1)。運行データを受信すると、CPU31は、運行データを用いて運行テーブル34aを更新する(ステップS2)。
CPU31は、更新された運行テーブル34aをもとに、表示部33で閲覧可能なように、一定期間(ここでは1ヶ月の期間)隔てた運行データを比較し、各運転データの大きさを長さで示す棒グラフで表された運行データ比較グラフ(図5参照)を作成して表示する(ステップS3)。なお、ここでは、ひと月前のデータとの比較が行われる。つまり、受け付けた当日の運行データと前月の該当する日の運行データとが比較される。具体的に、図3の枠34cで囲まれた本日の運行データと、枠34dで囲まれたひと月前の該当する日の運行データとが比較される。
図5は運行データ比較グラフ40が表示された画面50を示す図である。画面50には、運行データ比較グラフ40として、各運転データを比較した比較グラフ41〜48が表示されている。ここでは、速度オーバー時間の比較グラフ41、速度オーバ回数の比較グラフ42、エンジン回転数オーバー回数の比較グラフ43、エンジン回転数オーバー時間の比較グラフ44、急加速回数の比較グラフ45、急減速回数の比較グラフ46、スタート回数の比較グラフ47及びアイドリング時間の比較グラフ48が一覧で表示されている。
各比較グラフ41〜48には、前月の該当する日の運転データを表す棒グラフ51から本日の運転データを表す棒グラフ53へと変化したことを示す矢印マーク58が表示されている。矢印マーク58が右下がりで表示されている場合、運転が改善されたことを示している。反対に、矢印マーク58が右上がりあるいはほぼ水平である場合、運転が改善されていないことを示している。従って、管理者及び乗務員は、単に矢印マーク58の向きを見るだけでも、運転改善の良否を把握である。また、各比較グラフ41〜48には、改善したことを示す減少率が付加されている。
なお、ここでは、画面50には、比較グラフ41〜48が一覧で表示されたが、個別に選択された比較グラフを画面一杯に大きく表示してもよい。
また、この運行データ比較グラフ40は、事務所PC30の表示部33に表示される他、通信網70を介して送信されたデジタルタコグラフ10に接続された表示器28にも表示可能である。
また、ここでは、運行データを入力した当日と前月の該当する日とを比較した場合を示したが、管理者等が任意に指定した日とそれより1ヶ月前の該当する日とを比較してもよい。さらには、1ヶ月前に限らず、任意の期間前の運行データと比較するようにしてもよい。さらには、運行データを入力した当日を含む期間(例えば1週間)の運行データの平均値と、その期間よりも前の、同じ長さの期間の運行データの平均値とを比較し、その結果を表示するようにしてもよい。
CPU31は、一定期間隔てた運行データ同士を比較した結果、警告する必要があるか否かを判別する(ステップS4)。警告する必要があるか否かは、例えば、ひと月前から運転が改善されていない、運転データが所定の数より多い場合、運転データの中に著しく運転の改善が見られないものがある場合、あらかじめ指定された運転データに運転の改善が見られない場合等が挙げられる。ステップS4で警告しないと判断した場合、CPU31はそのまま本動作を終了する。
一方、警告すると判断した場合、CPU31は、デジタルタコグラフ10に警告を表す警告メッセージを送信する(ステップS5)。送信された警告メッセージは、デジタルタコグラフ10のメモリ26に保存され、あるタイミングで読み出されてデジタルタコグラフ10に接続された表示器28に表示される。図6は警告メッセージが表示された、デジタルタコグラフ10に接続された表示器28の画面を示す図である。表示器28の画面には、例えば、「スピードの出しすぎです!」の文字が表示される。なお、警告メッセージは、事務所PC30の表示部33に表示してもよい。
さらに、CPU31は、デジタルタコグラフ10に対し、警告の対象となる運転状態について、デジタルタコグラフ10が警報を出す閾値を見直す、つまり閾値を増減する指示をデジタルタコグラフ10に出力する(ステップS6)。この後、CPU31は本動作を終了する。
図7は閾値テーブル26aの登録内容を示す図である。閾値テーブル26aには、運転データで表される運転状態に対し、警告前の閾値と警告後の閾値が登録されている。例えば、速度オーバー回数が閾値以上で警告を受けた場合、警報を出す速度の閾値を、80km/hから75km/hに下げる。また、エンジン回転数オーバー回数が閾値以上で警告を受けた場合、警報を出すエンジン回転数の閾値を、例えば2000rpmから1800rpmに下げる。これにより、警告が出され易くなる。他方、エンジン回転数オーバーに関する警告を所定の期間受けなかった場合、警報を出すエンジン回転数の閾値を、例えば2000rpmから2100rpmに上げる。これにより、警告が出され難くなる。
第1の実施形態における運転支援装置によれば、運転データが、本日と前月の該当する日とで、比較しやすいように、棒グラフで画面に表示されるので、乗務員に対し、運転上、改善すべき点を分かり易くすることができる。
さらに、本日の運転データを表す棒グラフから本日の運転データを表す棒グラフへと変化したことを示す矢印マークが表示されるので、右下がりであるかを目視するだけで、運転が改善されているか否かを容易に把握できる。
また、デジタルタコグラフに接続された表示器にも、運行データ比較グラフが表示されるので、乗務員は、乗車中において、改善すべき点を知ることができる。
また、警告や、運転データで表される運転状態に対して警報を出す閾値の見直しを行うことで、警告が出される機会が増えると予想され、より一層改善すべき点を認識させ、安全運転や省燃費運転の意識強化を促すことができる。あるいは、運転手が安全運転するにあたって優れた点については閾値を低く劣った点については閾値を高くすることにより、より一層改善すべき点を運転手に認識させ、安全運転や省燃費運転の意識強化を促すことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ある乗務員の一定期間隔てた運行データを比較したが、第2の実施形態では、複数の乗務員の運行データの中から特定の属性を持つ運行データだけを絞り、この絞られた運行データの中から、一定期間隔てた運行データを比較する場合を示す。
第2の実施形態の運行システムは第1の実施形態とほぼ同一の構成を有する。前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を用いることで、その説明を省略する。
図8は第2の実施形態における属性が付加された乗務員毎の運行テーブル134aの登録内容を示す図である。運行テーブル134aは、乗務員毎に用意され、データベース(DB)として記憶部34に登録されている。運行テーブル134aに付加されている属性として、乗務員コードの他、例えば、車両No.、車種(2t、5t、10t)、所属グループ、累積走行距離、走行時間、運行時間帯等が挙げられる。
具体的に、乗務員aaaの場合、車両No.:01、車種:2t車、所属グループ:A、累積走行距離:3000km、走行時間:8時間、運行時間帯:16:00−24:00が記録されている。
図9は事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは記憶部34に格納されており、事務所PC30内のCPU31によって実行される。前記第1の実施形態と同一のステップ処理について同一のステップ番号を付すことにより、その説明を簡略化する。
CPU31は、通信部32を介して乗務員毎の運行データを受け付けるまで待つ(ステップS1)。運行データを受信すると、CPU31は、運行データを用いて運行テーブル134aを更新する(ステップS2)。
運行テーブル134aが更新されると、CPU31は、複数の乗務員の運行テーブル134aの中から、特定の属性を持つ運行テーブル134aだけを絞る(ステップ2A)。これにより、1つもしくは複数の運行テーブル134aに絞られることになる。
CPU31は、全ての絞られた運行テーブル134aに対し、一定期間(ここでは1ヶ月の期間)隔てた運行データを比較し、各運転データが棒グラフで表された(グラフ化された)運行データ比較グラフ(図5参照)を作成し、表示部33に表示する(ステップS3A)。絞られた運行テーブル134aが複数ある場合、操作者による切り替え操作によって運行データ比較グラフの表示が切り替えられる。
CPU31は、一定期間隔てた運行データを比較した結果、警告する必要があるか否かを判別し(ステップS4)、警告すると判断した場合、対象となるデジタルタコグラフ10に対し、警告を表す警告メッセージを送信する(ステップS5A)。即ち、複数のデジタルタコグラフ10に警告する必要がある場合、それぞれに対し、個別に警告メッセージを送信する。この結果、あるデジタコグラフには、スピードの出し過ぎが警告されたり、別のデジタルタコグラフには、急加速が多いことが警告される。送信された警告メッセージは、デジタルタコグラフ10のメモリ26に保存され、あるタイミングで読み出されてデジタルタコグラフ10に接続された表示器28に表示される。
さらに、CPU31は、警告の対象となった各デジタルタコグラフ10に対し、個別に運転状態に応じて警報を出す際の閾値を下げる指示を行う(ステップS6)。
第2の実施形態における運転支援装置によれば、指定された属性で絞られた運行データに対し、一定期間隔てた運転データを比較するので、指定された属性を持つ、絞られた運行データを比較することができ、改善すべき点がより明瞭になる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、運転の改善が見られない場合、警告を発し、警告メッセージを画面に表示し、さらに、警報を出す閾値を下げるように見直したが、反対に、運転の改善が見られた場合、改善が見られたことを画面に表示し、さらに、警報を出す閾値を元に戻すように見直してもよい。
また、運行データが比較される一定期間は、1か月単位に限らず、1週間単位、あるいは数時間単位であってもよい。一定期間の代わりに、前回イベントの発生から今回イベント発生までの期間としてもよい。いずれにせよ、時系列に異なる時点の運行データが比較されることになる。
また、上記実施形態では、速度オーバー回数、エンジン回転数オーバー回数等の運転データは、棒グラフで表示されたが、円グラフや折れ線グラフで表示されてもよい。
本発明は、乗務員に対し、運転上、改善すべき点を分かり易くすることができ、有用である。
ここで、上述した本発明に係る運転支援装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(3)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 車両の運転状態を表す運転データを含む運行データを受け付け、前記受け付けた運行データを時系列に記録し、前記記録された運行データをもとに運転を支援する運転支援装置(事務所PC30)であって、
前記記録された運行データの中から、ある時点で受け付けた運行データと、これより前の時点で受け付けた運行データとを抽出し(S2)、
これら2つの時点で抽出された運行データに含まれる運転データをグラフ化して表示する(S3)、
ことを特徴とする運転支援装置。
(2) 複数の前記記録された運行データの中から特定の属性を持つものを絞り(S2A)、
前記絞られた運行データに対し、ある時点で受け付けた運行データと、これより前の時点で受け付けた運行データとを抽出する(S3A)、
ことを特徴とする上記(1)に記載の運転支援装置。
(3) 前記運行データを記録するとともに、前記運転状態が閾値を超えた場合、警報を出す運行記録計(デジタルタコグラフ10)に接続され、
前記2つの時点で抽出された運行データを比較した結果に基づき、前記閾値を増減することを運行記録計に指示する(S6)、
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の運転支援装置。
5 運行システム
8 車両
10 デジタルタコグラフ(運行記録計)
11、31 CPU
12 速度/エンジン回転数I/F
13 外部入力I/F
14 センサ入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
16 CAN_I/F
17 記録部
18 カートI/F
19 音声I/F
20 スピーカ
21 RTC
22 出庫/入庫ボタン入力部
23 表示コントローラ
24、32 通信部
25 電源部
26 メモリ
26a 閾値テーブル
27 LED表示部
28 表示器
29 免許証リーダ
30 事務所PC
33 表示部
34 記憶部
34a、134a 運行テーブル
35 入力部
36 操作部
37 出力部
40 運行データ比較グラフ
41〜48 比較グラフ
51、53 棒グラフ
55 メモリカード
58 矢印マーク
60 データセンタ
70 通信網
71 無線基地局

Claims (3)

  1. 車両の運転状態を表す運転データを含む運行データを受け付け、前記受け付けた運行データを時系列に記録し、前記記録された運行データをもとに運転を支援する情報を表示する表示部を有する運転支援装置であって、
    前記記録された運行データの中から、一定期間隔てた2つの時点で受け付けたそれぞれの運行データを抽出する抽出部と、
    これら2つの時点で抽出された運行データに含まれる運転データをグラフ化して前記表示部に表示させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部の画面上において、前記2つの時点の前記運転データの大きさを、横に並べて配置される縦に延びる2つの棒グラフで表示させ、前記2つの棒グラフの間に、前記運転データの大きさの増減方向に対応した向きに延びる矢印マークを表示させ、前記2つの棒グラフの周囲に、前記運転データの大きさについて改善したことを示す減少率を数字で表示させる、
    ことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記抽出部は、
    複数の前記記録された運行データの中から特定の属性を持つものを絞り、
    前記絞られた運行データに対し、前記一定期間隔てた2つの時点で受け付けたそれぞれの運行データを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記運行データを記録するとともに、前記運転状態が閾値を超えた場合、警報を出す運行記録計に接続され、
    前記制御部は、
    前記2つの時点で抽出された運行データを比較した結果に基づき、前記閾値を増減することを前記運行記録計に指示
    前記制御部は、
    前記表示部の画面上に表示する表示内容を、前記運行記録計に接続された表示器にも表示するように前記運行記録計に指示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の運転支援装置。
JP2014038984A 2014-02-28 2014-02-28 運転支援装置 Active JP6558877B2 (ja)

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