JP5891927B2 - 情報通信システム - Google Patents

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本発明は、車両に搭載された移動端末と、複数の車両に搭載された移動端末と通信を行うサーバから成る情報通信システムに関するものである。
従来、基準値より事故率の高い運転(リスク運転)をする運転者に対して、運転者から提供されるリスク運転情報に応じてリスク運転情報別にあらかじめ設定されている加算保険料を設定することにより、安全運転を心がけて運転している者と、スピード違反を繰り返すような荒い運転をする者との保険料額の公平性を緩和するようにした保険料システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車載端末からサーバに、所定の走行距離に応じて取得した運転データを送信し、サーバは、危険運転につながる車両の運転データの受信に応答して、受信した運転データに基づいて車両の安全運転度を求め、求めた安全運転度を車両に送信し、車載端末は、サーバから受信した安全運転度を、車両の走行距離を横軸として表示するようにした安全運転度診断システムもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−30190号公報 特開2009−181289号公報
ところで、車両を運転して走行していると、先行車両との車間距離を十分にとらないで急加速や急減速を繰り返していたり、制限速度を超過して猛スピードで走行していたり、先行車両もいないのに超低速走行していたりするなど、特徴のある運転をしている車両を見かけることがある。
このような車両は、運転者が日常的にこのような特徴のある運転をしている場合と、例えば、時間を気にして急いでいる場合や不慣れな走路を慎重に警戒している場合など、何らかの理由によりそのときだけこのような特徴のある運転をしている場合とに分けられる。そして、運転者が日常的にこのような特徴のある運転をしている場合よりも、何らかの理由によりそのときだけこのような特徴のある運転をしている場合の方が周囲の車両を巻き込んだ事故を誘発する可能性が高くなる傾向がある。しかし、このような車両の運転者が平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを周囲から見た目で判断するのは困難である。
なお、特許文献1、2に記載された装置においても、このような車両の運転者が平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判断するような構成を有しておらず、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知するといったことはできない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載された移動端末と、複数の車両に搭載された移動端末と通信を行うサーバから成る情報通信システムであって、移動端末は、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定する非平常運転特性判定手段と、特定区間における運転者の運転特性が非平常運転特性であると判定された場合、搭載車両の位置情報と搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報をサーバへ送信する非平常運転特性車両情報送信手段と、を備え、サーバは、搭載車両の位置情報および非平常運転車両情報の受信に応じて、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知する注意喚起情報を送信する注意喚起情報通知手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、移動端末は、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定し、特定区間における運転者の運転特性が非平常運転特性であると判定された場合、搭載車両の位置情報と搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報をサーバへ送信し、サーバは、搭載車両の位置情報および非平常運転車両情報の受信に応じて、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知する注意喚起情報を送信するので、非平常運転特性の車両の周辺車両に非平常運転特性の車両の存在を通知することができる。
本発明の一実施形態に係る情報通信システムのブロック構成を示す図である。 本情報通信システムの全体構成を示す図である。 移動端末による非平常運転車両情報送信処理のフローチャートである。 判定テーブルの一例である。 サーバによる注意喚起情報送信処理のフローチャートである。 移動端末による注意喚起処理のフローチャートである。 非平常運転特性の車両の注意喚起を行う画面の表示例である。
本発明の一実施形態に係る情報通信システムのブロック構成を図1に示す。本情報通信システムは、車両に搭載された移動端末1と、通信網2を介して車両に搭載された移動端末1と通信を行うサーバ3により構成される。なお、移動端末1は、ナビゲーション装置として構成されている。また、サーバ3は、複数の車両に搭載された移動端末1と通信を行うことが可能となっている。
移動端末1は、位置検出器11、操作部12、通信装置13、表示装置14、音声出力装置15、記憶部16、LANインタフェース17および制御部18を備えている。
位置検出器11は、GPS受信機、車速センサ、ジャイロスコープ、地磁気センサ等(いずれも図示せず)により構成されており、これらから入力される現在位置を特定するための情報を制御部18へ出力する。
操作部12は、表示装置14のディスプレイに重ねて設けられたタッチスイッチ、表示装置14のディスプレイの周囲に設けられたメカニカルスイッチ、リモコン装置(図示せず)に設けられたリモコンスイッチ等により構成されユーザのスイッチ操作に応じた信号を制御部18へ送出する。
通信装置13は、通信網3を介して外部と通信するためのものである。本移動端末1は、通信装置13を介して情報センターに設置されたサーバ3と通信することが可能となっている。
表示装置14は、液晶等の表示部を有し、制御部18より入力される映像信号に応じた映像を表示部に表示させる。音声出力装置15は、制御部18より入力される音声信号に応じた音声を出力する。
記憶部16は、各種データの記憶媒体への記憶および記憶媒体に記憶されたデータの読み出しを行うものである。記憶媒体としては、例えば、ハードティスクドライブを用いることができる。
また、記憶部16には、地図データが記憶されている。なお、地図データには、地図表示のための背景データ、経路探索のための道路データ、施設検索のための施設データ、位置精度向上のためのマップマッチングデータ等の各種データが含まれる。
LANインタフェース17は、車両LAN(CAN)に接続するためのものである。制御部18は、LANインタフェース17を介して車両LANに接続された各種センサ4等と通信を行う。
また、各種センサ4には、車両の加速度および車両の減速度に応じた信号を出力する加速度センサ、車速に応じた信号を出力車速センサ、先行車両との車間距離を表す信号を出力する車間距離センサ、ブレーキペダルの操作圧力に応じた信号を出力するブレーキ圧力センサ、運転者の視界の高さおよび視覚の動きを表す情報を出力する視界センサ、運転者の発汗量に応じた信号を出力する発汗センサ等が含まれる。
制御部18は、CPU、メモリ、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
制御部18の処理としては、位置検出器11より入力される現在位置を特定するための情報に基づいて現在位置を特定する現在位置特定処理、現在位置周辺の地図上に自車位置マークを表示させる地図表示処理、目的地までの最適な案内経路を探索する経路探索処理、案内経路に従って走行案内を行う走行案内処理等がある。
サーバ3は、通信網2に接続するための通信装置31、各種データを記憶するための記憶部32および制御部33を備えている。サーバ3は、情報センターに配置されている。なお、記憶部32は、ハードディスクドライブを用いて構成されている。
制御部33は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
制御部33の処理としては、通信網2を介して走行車両に搭載された移動端末1に、渋滞情報、規制情報等の交通情報を配信する交通情報配信処理等がある。
図2に、本情報通信システムの全体構成を示す。本実施形態において、移動端末1は、搭載車両の運転者の運転特性を判定するための運転特性情報を収集して運転者毎にデータベースを構築し、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定し、運転者の運転特性が非平常運転特性であると判定された場合、搭載車両の位置情報と搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報をサーバへ送信する非平常運転車両情報送信処理を行う。なお、本実施形態における移動端末1には、運転者を識別するための複数の操作ボタンが設けられており、運転者は運転を開始する前に、自分用の操作ボタンを操作するようになっている。移動端末1は、どの操作ボタンが操作されたかにより運転者を識別するようになっている。
また、サーバ3は、搭載車両の位置情報および非平常運転特性通知情報に基づいて、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知する注意喚起情報を送信する注意喚起情報送信処理を行う。
また、移動端末1には、非平常運転特性の周辺車両がある場合に、サーバ3から送信される注意喚起情報に基づく注意喚起を行う注意喚起処理を行う。
次に、図3に従って、移動端末1による非平常運転車両情報送信処理について説明する。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると移動端末1は動作状態となり、制御部18は、図3に示す処理を開始する。
まず、センターに設置されたサーバ3に通信接続し(S100)、次に、位置情報を送信する(S102)。具体的には、現在位置特定処理により特定された現在位置を表す位置情報(緯度経度情報)をサーバ3に送信する。
次に、各種センサ4からデータを収集する(S104)。具体的には、LANインタフェース1を介して接続された各種センサ4から各種データを収集する。
次に、運転特性情報を生成する(S106)。具体的には、S104にて収集した各種データから搭載車両の運転者の運転特性を判定するための運転特性情報を抽出して運転特性情報を生成する。なお、運転特性情報には、加速度、平均速度、先行車両との車間距離、ブレーキペダルの操作圧力、運転者の視界の高さ、運転者の視覚の動きおよび運転者の発汗量が含まれる。
次に、S106にて生成した運転特性情報により特定される運転特性が定常の範囲内か否かを判定する(S108)。本実施形態では、搭載車両の運転者の運転特性を判定するための運転特性情報を収集し、運転者毎に平常時の運転特性情報を記憶手段に蓄積記憶させてデータベースを構築するようになっている。ここでは、データベースに記憶された運転者の過去の平常時の運転特性情報に基づいて運転者の過去の平常時の平常運転基準値を求め、この平常運転基準値を基準として、走行地点に到達する手前の一定区間(例えば、2キロメートル)を特定区間とし、この特定区間で特定された運転特性情報が定常の範囲内か否かを判定する。具体的には、平均加速度、平均速度からの乖離率といった、運転者の過去の平常時の運転特性を基準とした判定テーブルを有しており、この判定テーブルを用いてS106にて生成した運転特性情報により特定される運転特性が定常の範囲内か否かを判定する。
図4に、判定テーブルの例を示す。この判定テーブルには、平均加速度、平均速度からの乖離率、平均車間距離、ブレーキの平均圧力、視界の高さ、視覚の動き(単位時間当たりの移動回数)、発汗量の7項目について、道路種別(高速道路、一般道路、側道)毎に定常の範囲が規定されている。
本実施形態では、地図データに基づいて走行した道路の道路種別を特定し、上記した判定テーブルを用いて運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性と、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性とを区別して判定する。
なお、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性か否かを判定する場合、平均加速度、平均速度からの乖離率、ブレーキの平均圧力、視界の高さおよび発汗量の5項目については、判定テーブルに規定された上限値を超えたか否かに基づいて判定を行い、平均車間距離と視覚の動き(単位時間当たりの移動回数)の2項目については、判定テーブルに規定された下限値未満となったか否かに基づいて判定を行う。
例えば、高速道路を走行中に特定区間の最大加速度が判定テーブルに規定された平均加速度の上限値(70%)よりも大きくなった場合、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性であると判定することができる。また、高速道路を走行中に特定区間の最短車間距離が判定テーブルに規定された平均車間距離の下限値(−70%)未満となった場合、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性であると判定することができる。
また、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性か否かを判定する場合、平均加速度、平均速度からの乖離率および視界の高さの3項目については、判定テーブルに規定された下限値未満となったか否かに基づいて判定を行い、平均車間距離および視覚の動き(単位時間当たりの移動回数)の2項目については、判定テーブルに規定された上限値を超えたか否かに基づいて判定を行う。
例えば、一般道路を走行中に特定区間の平均車速が判定テーブルに規定された平均車速からの乖離率の下限値(−60%)未満となった場合、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性と判定することができる。また、一般道路を走行中に特定区間の視覚の動き(単位時間当たりの移動回数)が判定テーブルに規定された上限値(+50%)を超えた場合、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性と判定することができる。
図3の説明に戻り、S106にて生成した運転特性情報により特定される運転特性が定常の範囲内であると判定された場合、S108の判定はYESとなり、次に、データベースの更新を行う(S114))。具体的には、S106にて生成した運転特性情報をデータベースに反映させる。
次に、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になったか否かを判定する(S116)。ここで、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になっていない場合、S106の判定はNOとなり、S100へ戻る。
また、S106にて生成した運転特性情報により特定される運転特性が定常の範囲内でないと判定された場合には、S108の判定はNOとなり、次に、車両の位置情報(例えば、緯度経度情報)と非平常運転車両情報をサーバ3へ送信する(S110)。具体的には、非平常運転特性の種別(運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性であるか、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性であるか)を含むように非平常運転車両情報を送信する。
なお、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になると、S106の判定はYESとなり、本処理を終了する。
車両のイグニッションスイッチがオフ状態になるまで上記した処理が繰り返し実施され、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が定常の範囲内であると判定された場合には、収集された運転特性情報がデータベースに反映され、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が定常の範囲外であると判定された場合には、収集された運転特性情報はデータベースに反映されず、車両の位置情報と搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報がサーバ3へ送信される。
次に、図5に従って、サーバ3による注意喚起情報送信処理について説明する。サーバ3は、まず、移動端末1との通信が確立したか否かを判定する(S200)。ここで、移動端末1との通信が確立していない場合、S200の判定はNOとなり、S200の判定を繰り返し実施する。
また、移動端末1との通信が確立すると、S200の判定はYESとなり、次に、通信接続された移動端末1からの位置情報を受信したか否かを判定する(S202)。なお、この位置情報は、移動端末1からS102にて繰り返し送信される情報(緯度経度情報)である。
ここで、移動端末1からの位置情報を受信すると、S202の判定はYESとなり、位置情報データベースを更新する。具体的には、移動端末1の識別情報と位置情報(緯度経度情報)を関連付けした位置情報データベースとして記憶部32に記憶させる。なお、既に移動端末1の識別情報と位置情報が位置情報データベースとして記憶部32に記憶されている場合には、新たに受信した位置情報を記憶部32に追加記憶して位置情報データベースを更新する。このようにして、各地の移動端末1を搭載した車両の位置を表す位置情報データベースが随時更新される。なお、記憶部32の記憶領域を占有することのないように、一定期間が経過した過去のデータについては自動的に消去するようになっている。
なお、位置情報が受信されない場合には、S202の判定はNOとなり、位置情報データベースの更新を実施することなく、S206へ進む。
S206では、非平常運転車両情報を受信したか否かを判定する(S206)。この非平常運転車両情報は、移動端末1からS110にて送信される情報である。
ここで、非平常運転車両情報を受信した場合、S206の判定はYESとなり、次に、位置情報データベースから車両周辺の情報を取得する(S208)。具体的には、非平常運転車両情報を送信した移動端末1の位置を特定するとともに、位置情報データベースを参照して、非平常運転車両情報を送信した移動端末1の搭載車両の周辺に位置する周辺車両を特定する。本実施形態では、非平常運転車両情報を送信した移動端末1の搭載車両からの距離が一定距離(例えば、1キロメートル)以内に存在する車両を周辺車両として特定する。
次に、周辺車両に注意喚起情報を送信する(S210)。注意喚起情報には、非平常運転特性の車両の位置情報と、非平常運転特性の種別(運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性であるか、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性であるか)とが含まれる。
また、非平常運転車両情報が受信されず、S206の判定がNOとなった場合には、注意喚起情報の送信を実施することなく、S212へ進む。
S212では、サーバ3の電源がオフしたか否かを判定する。ここで、サーバ3の電源がオン状態となっている場合、S212の判定はNOとなり、S202へ戻る。また、サーバ3の電源がオフすると、S212の判定はYESとなり、本処理を終了する。
次に、図6に従って、移動端末1による注意喚起処理について説明する。本実施形態における移動端末1の制御部18は、車両のイグニッションスイッチがオン状態になると移動端末1は動作状態となり、図3に示した非平常運転車両情報送信処理と並行して、図6に示す注意喚起処理を実施する。
まず、センターに設置されたサーバ3に通信接続し(S300)、次に、サーバ3より注意喚起情を受信したか否かを判定する(S302)。
ここで、注意喚起情を受信した場合、S302の判定はYESとなり、次に、車両の位置情報を取得する(S304)。具体的には、注意喚起情に含まれる非平常運転特性の車両の位置情報を取得する。
次に、非平常運転特性の種別を特定する(S306)。具体的には、注意喚起情報に含まれる非平常運転特性の種別から、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性であるか、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性であるかを特定する。
次に、車両の位置と非平常運転特性の種別を表示する(S308)。本実施形態では、図7に示すように、自車位置周辺の地図上に、自車位置マークMとともに、非平常運転特性の車両位置マークXと、非平常運転特性の車両についての注意喚起を促すメッセージ(「後方注意」)を重ねて表示する画像を生成し、この画像を表示装置14のディスプレイに表示させる。また、図7には示してないが、例えば、「平常時よりも急いでいるドライバーの車両があります。注意してください。」、「平常時よりも周囲を警戒しているドライバーの車両があります。注意してください。」といったような、非平常運転特性の種別を表すメッセージを表示させるとともに音声出力装置15から音声出力させる。
次に、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になったか否かを判定する(S310)。ここで、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になっていない場合、S310の判定はNOとなり、S100へ戻る。また、車両のイグニッションスイッチがオフ状態になると、S106の判定はYESとなり、本処理を終了する。
上記した構成によれば、移動端末は、走行地点に到達するまでの特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定し、特定区間における運転者の運転特性が非平常運転特性であると判定された場合、搭載車両の位置情報と搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報をサーバへ送信し、サーバは、搭載車両の位置情報および非平常運転車両情報の受信に応じて、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の車両の存在を通知する注意喚起情報を送信するので、非平常運転特性の車両の周辺車両に非平常運転特性の車両の存在を通知することができる。
また、移動端末は、搭載車両の運転者の運転特性を判定するための運転特性情報を収集し、運転者毎に平常時の運転特性情報を記憶手段に蓄積記憶させてデータベースを構築し、特定区間で収集された運転特性情報と記憶手段に蓄積記憶された運転特性情報に基づいて、特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定することができる。なお、移動端末側でデータベースを構築することで、サーバの付加を低減することもできる。
また、注意喚起情報に、非平常運転特性の車両の位置情報を含ませることで、非平常運転特性の車両の周辺車両に非平常運転特性の車両の位置を通知することが可能である。
また、移動端末は、非平常運転特性の種別を含むようにして非平常運転車両情報を送信し、サーバは、非平常運転特性の種別を注意喚起情報に含ませることにより、非平常運転特性の車両の周辺車両に、非平常運転特性の種別を通知することが可能である。
なお、移動端末は、平均加速度、平均速度からの乖離率、先行車両との車間距離、ブレーキペダルの操作圧力、運転者の視界の高さ、運転者の視覚の動きおよび運転者の発汗量の少なくとも1つを運転特性情報として収集することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、S108にて、走行地点に到達する手前の一定区間(例えば、2キロメートル)において特定された運転特性情報が定常の範囲内か否かを判定したが、例えば、車両の走行開始地点から走行地点に到達する全区間において特定された運転特性情報が定常の範囲内か否かを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図4に示した判定テーブルを用いて運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性と、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性とを区別して判定したが、図4に示した判定テーブルに規定された項目以外の条件を用いて運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性と、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性とを区別するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性と、運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性を判定したが、これらの運転特性に限定されるものではなく、例えば、運転者の気分が平常時よりも落ち込んでいる状態の運転特性を判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、運転者を識別するための複数の操作ボタンに対する操作により運転者を識別する構成を示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、指紋認証、識別情報の入力操作等により運転者を識別するように構成してもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S108が非平常運転特性判定手段に相当し、S110が非平常運転特性車両情報送信手段に相当し、S202〜S210が注意喚起情報通知手段に相当し、S114がデータベース構築手段に相当する。
1 移動端末
3 サーバ
4 センサ
11 位置検出器
12 操作部
13 通信装置
14 表示装置
15 音声出力装置
16 記憶部
17 LANインタフェース
18 制御部
31 通信装置
32 記憶部
33 制御部

Claims (5)

  1. 車両に搭載された移動端末と、複数の車両に搭載された前記移動端末と通信を行うサーバから成る情報通信システムであって、
    前記移動端末は、
    搭載車両の運転者の運転特性を判定するための運転特性情報を収集し、前記運転者毎に平常時の運転特性情報を道路種別毎に記憶手段に蓄積記憶させてデータベースを構築するデータベース構築手段と、
    走行している道路の道路種別を特定し、走行地点に到達するまでの特定区間で収集された前記運転特性情報と前記特定された道路種別において前記記憶手段に蓄積記憶された前記運転特性情報に基づいて、前記特定区間における運転者の運転特性が当該運転者の過去の平常時の平常運転特性から逸脱した非平常運転特性であるか否かを判定する非平常運転特性判定手段と、
    前記特定区間における前記運転者の運転特性が非平常運転特性であると判定された場合、前記搭載車両の位置情報と前記搭載車両が非平常運転車両であることを表す非平常運転車両情報を前記サーバへ送信する非平常運転特性車両情報送信手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記搭載車両の位置情報および前記非平常運転車両情報の受信に応じて、前記非平常運転特性の車両の周辺車両に、前記非平常運転特性の車両の存在を通知する注意喚起情報を送信する注意喚起情報通知手段を備えたことを特徴とする情報通信システム。
  2. 前記注意喚起情報には、前記非平常運転特性の車両の位置情報が含まれることを特徴とする請求項に記載の情報通信システム。
  3. 前記非平常運転特性車両情報送信手段は、前記非平常運転特性の種別を含むようにして前記非平常運転車両情報を送信し、
    前記注意喚起情報通知手段は、前記非平常運転特性の種別を前記注意喚起情報に含ませることを特徴とする請求項1または2に記載の情報通信システム。
  4. 前記非平常運転特性の種別には、運転者が平常時よりも急いでいる状態の運転特性および運転者が平常時よりも周囲を警戒している状態の運転特性のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項に記載の情報通信システム。
  5. 前記運転特性情報には、平均加速度、平均速度からの乖離率、先行車両との車間距離、ブレーキペダルの操作圧力、運転者の視界の高さ、運転者の視覚の動きおよび運転者の発汗量の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の情報通信システム。
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