JP6558362B2 - 制御装置、制御方法及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本開示は、制御装置、制御方法及び撮像装置に関する。
従来、下記の特許文献1には、高輝度レベルを予測し、その時間変化を基に高輝度レベル範囲を予測し、その高輝度範囲を減光するマスクパターンを発生させる技術が記載されている。
特開2002−204391号公報
近時では、動画撮影中にフレームレートを変更可能な撮像装置が出現している。動画撮影中にフレームレートを変更すると明るさが変化する。しかしながら、フレームレートの変更に伴ってシャッタ速度を変更して明るさを維持しようとすると、途切れ途切れのいわゆるパラパラとした感じの動画となってしまう。また、フレームレートの変更に伴って絞りを調整して明るさを維持しようとした場合、被写界深度の変化による画質の変化が生じてしまう。更に、フレームレートの変化に応じて画素値にゲインを乗算する方法も考えられるが、信号のダイナミックレンジの減少による画質劣化を招来する。
そこで、画質に変化を生じさせることなく、フレームレートの変化に応じて明るさを違和感なく調整することが求められていた。
本開示によれば、撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御する透過率制御部と、を備える、制御装置が提供される。
また、本開示によれば、撮像のフレームレートを制御することと、前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御することと、を備える、制御方法が提供される。
また、本開示によれば、被写体像をフレーム毎に撮像する撮像素子と、前記撮像素子よりも被写体側に配置され、前記撮像素子へ入射する光が透過するフィルタと、撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、前記フレームレートの変化に応じて、前記撮像素子が撮像した被写体像の明るさが維持されるように前記フィルタの透過率を制御する透過率制御部と、を備える、撮像装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、画質に変化を生じさせることなく、フレームレートの変化に応じて明るさを違和感なく調整することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る撮像装置の構成例を示す模式図である。 S&Qモードで明るさを維持するために、シャッタスピードを固定して撮像フレームレートを連続的に変更させた時の露光状態を示す模式図である。 図2に対して、動画として理想的なシャッタオフの状態で撮像フレームレートを連続的に変化させた時の露光状態を示す模式図である。 図3と同様に、フレームレートの変化に応じてシャッタオフの状態とし、フレームレートの変化に連動させながら液晶NDフィルタ103の濃度を変化させる制御を模式的に示す図である。 本実施形態の撮像装置100における処理を示すフローチャートである。 AEの遷移スピード、フレームレートの遷移量にスムージングを掛ける処理を示すフローチャートである。 AEの遷移に応じた透過率の制御と、フレームレートの変化に応じて明るさを一定に維持する制御を同時に行った場合を示す模式図である。 液晶NDフィルタ103による透過率の遷移に加えて、低ゲイン領域でゲインを制御する例を示す模式図である。 フレームレートが低くなるとメモリ加算数を増加させる例を示す模式図である。 図9のメモリ加算数に応じて画像を割り戻すことで明るさ変化を抑えようとしたときの明るさ変化を表す特性図である。 メモリ加算による割り戻しと、液晶NDフィルタ103の濃度変化を連動させて制御する例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の前提
2.本実施形態に係る撮像装置の構成例
3.AE(自動露出)による露光量調整との併用
4.ゲイン制御との併用
5.メモリでの画像加算との併用
1.本開示の前提
例えば、上位機種のカムコーダーでは、S&Qモードで撮影が可能なものがある。S&Qモードでは、撮影時のフレームレートを変更して再生が行われる。一例として、フレームレートが1fps〜240fps程度の範囲で撮影が可能な場合に、再生を60fpsのフレームレートで行うことで、60倍〜1/4倍のクイックモーション撮影、またはスローモーション撮影が可能になる。
フレームレートを変化させて撮影を行った場合、画像の明るさが変化する。例えばフレームレート60fpsで最適な露光条件で撮影した場合に、フレームレートが1fpに変化すると、明るさが60倍に明るくなる。このため、明るさが一定となるように露光量を調整する必要が生じる。
また、特に上位機種のカムコーダーを使用して撮影するユーザーは、画像の連続性が無くなることを嫌がり、シャッタをオフの状態として撮影を行うことが一般的となっている。ここで、シャッタのオフの状態とは、撮影フレームレートが60fpsの時は1/60secのシャッタスピード、1fpsの時は1secのシャッタスピードで撮影すること意味する。この場合、フレームレートが60fpsから1fpへ変化すると明るさが60倍に明るくなるため、上記のように露光量を調整する必要がある。
S&Qモードにおいて、フレームレート変化に対して明るさを一定に維持する方法としては、例えば60fpsを基準にして考えると、60fpsから1fpsに向けてのフレームレートの変化では、後述する図2に示すように、シャッタスピードを常に1/60sec(あるいはそれより高速)にするか、フレームレートに合わせて絞りを閉じて行くといった方法が考えられる。
しかしながら、シャッタスピードを1/60secにした場合、1fpsであれば1/60sec分が画像に反映され、残りの59/60sec分は画像に反映されなくなり、途切れ途切れのいわゆるパラパラとした感じの動画となってしまう。
また、絞りを閉じてフレームレートの変化に追従させる場合、被写界深度も変化し、また絞りすぎによる小絞りボケも発生するなど画像の質に与える影響が大きくなる。また、フレームレートの変化に応じて画素値にマイナスゲインを乗算する方法も考えられるが、信号のダイナミックレンジの減少による画質劣化を招くため、基本的には使用できない。
また、撮像光学系にNDフィルタを挿入し、複数のNDフィルタを切り替えることによってフレームレートに応じて明るさを変化させることも考えられる。しかし、NDフィルタを機械的に撮像光学系に挿入させると、NDフィルタの切り替わりが画像に映ってしまう。また、フレームレートの変更と連動してNDフィルタを機械的に切り換えることは困難が伴う。
以上のように、シャッタオフの状態でフレームレートを変化させたいときに、フレームレートの変化と連動して明るさを保持する有効な手法が求められていた。
2.本実施形態に係る撮像装置の構成例
図1は、本開示の一実施形態に係る撮像装置100の構成例を示す模式図である。図1に示すように、撮像装置100は、レンズ(撮像光学系)101、絞り102、液晶NDフィルタ103、撮像素子104、アナログ信号処理部105、A/D変換部106、ディジタル信号処理部107、画像表示部108、画像保存部109、レンズドライバ110、タイミングジェネレータ(TG)111、システムコントローラ(マイクロコンピュータ)120、操作部113、を有して構成されている。
図1に示す撮像装置100は、レンズ101、絞り102、液晶NDフィルタ103を通過した光を撮像素子104で受光し、アナログ信号処理部105で画像値にアナログゲインなどを付加(乗算)し、A/D変換部106でA/D変換を行った後、デジタル信号処理部107でデジタル信号処理を行う。デジタル信号処理された信号は画像表示部108及び画像保存部109へ送られ、画像表示部108からは画像が出力され、画像保存部109では記録が行われる。また、デジタル信号処理部107では、画像データから自動露出(AE)の補正用などの検波値を作成する。
また、操作部113はユーザの操作を受け付け、ユーザの操作による操作入力をシステムコントローラ120へ送る。システムコントローラ120は、ユーザ操作に従った制御量の指示を各デバイスに出力する。ユーザの操作による操作入力には、フレームレートを変更する操作、後述する高透過率の領域でゲインを変更するための操作が含まれる。システムコントローラ120は、フォーカス位置やズーム位置、絞り値、液晶NDフィルタ103の透過率を変更したい場合は、レンズドライバ110へ指示を出す。また、システムコントローラ120は、電子シャッタの値を変更する場合はタイミングジェネレータ111へ指示を出し、アナログゲインを変更する場合はアナログ信号処理部105へ指示を出し、デジタル信号処理を変更したい場合はデジタル信号処理部107へ指示を出す。
図2は、S&Qモードで明るさを維持するために、シャッタスピードを固定して撮像フレームレートを連続的に変更させた時の露光状態を示す模式図である。フレームレートを60fpsから15fpsへ小さくしていくと、撮像周期の幅が広くなっていく。この時、フレームレートが変化しても明るさを一定にするために、シャッタスピードが固定された露光時間(1/60sec)以外に、低フレームレートの時に露光されない時間が発生してしまう。具体的には、フレームレートが15fpsになると、露光時間(1/60sec)200の間は露光が行われるが、15fpの中の残りの3/60secの間は露光がされないこととなる。従って、3/60secの間は撮影されないために、途切れ途切れのパラパラとした離散的な動画となってしまう。
図3は、図2に対して、動画として理想的なシャッタオフの状態で撮像フレームレートを連続的に変化させた時の露光状態を示す模式図である。上述したように、理想的なシャッタのオフの状態とは、撮影フレームレートが60fpsの時は1/60secのシャッタスピード、1fpsの時は1secのシャッタスピードで撮影することを意味する。図3では、撮影フレームレートが60fpsの時は1/60secのシャッタスピード、15fpsの時は1/15secのシャッタスピードで撮影している。
図2とは異なり、露光されない時間に相当するものが発生しない代わりに、露光時間200がフレームレートに同調して長くなる。このため、フレームレートが60fpsの場合に対して、フレームレートが15fpsの場合では明るさが4倍となってしまう。
そこで、本実施形態では、フレームレートが変化した場合に、フレームレートの変化に応じて明るさを一定に保つように液晶NDフィルタ103を制御する。図4は、図3と同様に、フレームレートの変化に応じてシャッタオフの状態とし、フレームレートの変化に連動させながら液晶NDフィルタ103の濃度を変化させる制御を模式的に示す図である。図3と比較すると、フレームレートが60fpsの場合に対して、フレームレートが15fpsの場合ではNDフィルタ103の透過率を低下させている。具体的には、フレームレートが60fpsの場合はNDフィルタ103の透過率を100%とし、フレームレートが15fpsの場合はNDフィルタ103の透過率を25%としている。これにより、フレームレートが変化した場合であっても、明るさを一定に維持しつつ、図2のようなパラパラ感の発生しない動画が撮影可能となる。
図5は、本実施形態の撮像装置100における処理を示すフローチャートである。ユーザからのフレームレート切り替え指示が発生した場合、先ず、ステップS10では、予め保持している液晶NDフィルタ103の動作スピード情報に基づいて、液晶NDフィルタ103の透過率(濃度)を連動させることで、明るさを一定に維持可能なフレームレートの範囲を算出する。明るさを一定に維持可能なフレームレートの範囲は、システムコントローラ120のフレームレート範囲算出部121が行う。次のステップS12では、ステップS10で算出したフレームレートの範囲内でフレームレートを変化させるため、フレームレートの遷移指示をフレームレート変換処理部122へ出力する。フレームレート変換処理部122は、撮像のフレームレートを変換する処理を行う。また、透過率算出部123は、ステップS10で算出したフレームレートの範囲内でフレームレートが変化した際に、フレームレートの変化に対応する透過率を算出し、透過率の遷移の指示をレンズドライバ110へ出力する。レンズドライバ110は、受け取った透過率の遷移の指示に基づいて液晶NDフィルタ103の透過率を制御する。
次のステップS14では、現在のフレームレートと現在の液晶NDフィルタ103の透過率を更新する。次のステップS16では、現在のフレームレートが目標フレームレートに一致していれば処理を終了する。一方、現在のフレームレートが目標に未達の場合は、ステップS10へ戻り、再び明るさを一定に維持可能な範囲内の遷移を行うように処理を繰り返す。
目標フレームレートは、ユーザが指示したフレームレートに相当する。例えば、図
4において、フレームレートを現状の60fpsから15fpsへ変化させるようにユーザが指示した場合、目標フレームレートが15fpsである。
このような場合に、液晶NDフィルタ103は、その動作スピード(応答性)に応じて、目標フレームレートに対応する透過率(図4の場合25%)へ瞬時に遷移できないことも考えられる。このような場合、図5のステップS10では、液晶NDフィルタ103を制御して明るさを一定に維持可能なフレームレートの範囲を算出する。そして、一度に目標フレームレートに遷移できない場合は、ステップS10〜S16の処理を繰り返すことで、液晶NDフィルタ103の動作スピードに応じて明るさを一定に維持可能なフレームレートの範囲で小刻みにフレームレートを変化させる。
3.AE(自動露出)による露光量調整との併用
次に、液晶NDフィルタ103の透過率を制御してAE(自動露出)をする場合に、フレームレートの変更による明るさ変化を補完する透過率の遷移量と、AEで目標とする明るさへ遷移するために必要な透過率の遷移量の両方に鑑みて、AEの遷移スピード、フレームレートの遷移量にスムージングを掛ける手法について説明する。図6は、この場合の処理を示すフローチャートである。
ユーザからのフレームレート切り替え指示が発生した場合、先ずステップS20では、システムコントローラの輝度算出部124は、取得した検波値とAE関連の素子の出力値(シャッタスピード、ゲイン、絞り値、液晶NDフィルタ103の透過率)から被写体の明るさを算出する。上述したように、デジタル信号処理部107では、画像データから自動露出(AE)などの検波値を生成することができ、これに基づいて被写体の明るさを算出することができる。
次のステップS22では、予め保持している液晶NDフィルタ103の動作スピード情報と、ステップS20で算出した被写体の明るさから算出される液晶NDフィルタ103の目標の透過率とから、液晶NDフィルタ103の透過率を連動させることで明るさを維持できるフレームレートの範囲を算出する。被写体の明るさから算出される液晶NDフィルタ103の目標の透過率は、輝度算出部124が算出した被写体の明るさに基づいて、透過率算出部123が算出する。また、明るさを維持できるフレームレートの範囲は、フレームレート範囲算出部121が算出する。
次のステップS24では、ステップS22で算出したフレームレートの範囲内でフレームレートを変化させるため、フレームレートの遷移指示をフレームレート変換処理部122へ出力する。また、透過率算出部123は、ステップS22で算出したフレームレートの範囲内でフレームレートが変化した際に、フレームレートの変化に対応する透過率を算出し、透過率の遷移の指示をレンズドライバ110へ出力する。レンズドライバ110は、受け取った透過率の遷移の指示に基づいて液晶NDフィルタ103の透過率を制御する。
次のステップS26では、現在のフレームレートと現在の液晶NDフィルタ103の透過率を更新する。次のステップS28では、現在のフレームレートが目標フレームレートに一致していれば処理を終了する。一方、現在のフレームレートが目標に未達の場合は、ステップS20へ戻り、再び明るさを一定に維持可能な範囲内の遷移を行うように処理を繰り返す。なお、ステップS24〜S28は、図5のステップS12〜S16と同様である。
以上のように、図6の処理によれば、フレームレートの変更による明るさ変化を補完する液晶NDフィルタ103の透過率の遷移量と、AEで目標とする明るさへ遷移するために必要な透過率の遷移量の双方を考慮して、AEの遷移と、フレームレートの遷移に応じて液晶NDフィルタ103の透過率を最適に制御することが可能となる。
図7は、図6の処理を詳細に説明するため、液晶NDフィルタ103のみでAEを行う場合に、AEの遷移に応じた透過率の制御と、フレームレートの変化に応じて明るさを一定に維持する制御を同時に行った場合を模式的に表している。一例として、1フレーム内での液晶NDフィルタ103の透過率の最大変化率(液晶NDフィルタ103の最大の動作スピード)が1/8であるものとする。
図7において、画像901〜904は、フレームレート変化を伴わない通常のAEでの遷移を示している。図7に示すように、フレームレートが60fpsで一定の場合に、AEにより透過率が100%から20%まで変化するものとする。ここでは、画像902で画角が変化したためAE露光量の遷移が開始され、遷移が滑らかに見えるように画像903の状態(透過率80%)を挟んでAE露光量が遷移し、画像904で最適な値(透過率20%)に遷移が完了した状態を表している。
画像911〜915は、画像901〜904と同様のAE露光量の遷移と、明るさを維持したフレームレート変化(遷移)が同時に発生したときに、AE露光量の遷移と明るさを維持したフレームレート遷移を独立して制御した場合を表している。画像914でフレームレートの変化(60fps→15fps)が指示されると、AEとして遷移したい透過率80%から透過率20%への遷移に加えて、フレームレートの変化に対する明るさ維持分の遷移量(透過率を1/4に減らす)を加えた透過率の遷移が発生する。つまり、AEによる遷移とフレームレートによる遷移を合わせて、透過率を5%まで遷移させることになる。この場合、液晶NDフィルタ103の1フレームでの透過率の最大遷移量(=1/8)を超える透過率の遷移量(=1/16)の変化が生じるため、画像914では透過率を10%まで下げ、次のフレームの画像915で透過率を5%に下げる制御を行う。この場合、画像914では一時的に目標とする明るさよりも明るくなってしまい、画像の見栄えが低下する。
このため、本実施形態では、画像921〜925のように制御を行う。画像921〜925の遷移は図6の処理に対応しており、AEによる遷移と、明るさを維持したフレームレート遷移が同時に発生したときに、AE遷移と明るさを維持したフレームレート遷移を連動して制御した場合を示している。
画像921〜925の条件は画像911〜915と共通であるが、AEによる液晶NDフィルタ103の透過率変化の要求と、フレームレート変化による透過率変化の要求の合算が液晶NDフィルタ103のスペック(動作スピード)を超えてしまうため、画像924でフレームレート変化に一旦制限を掛け、明るさが行き過ぎないようにする。この処理は、図6のステップS22,S24の処理に対応する。上述したように画像924でフレームレートを15fpsとすると、画像が明るくなり明るさを一定に維持することができないため、この例では、図6のステップS22において、明るさを維持できるフレームレートとして30fpsが算出される。これにより、画像924のフレームレートが30fpsとされる。
その後、目標に対して残りのフレームレート変化と透過率の変化を行うことで、画像924から画像925の遷移で明るさを維持しながらフレームレートを目標の15fpsに変化させる。これにより、フレームレートを切り換えた際に明るさが高輝度側に行き過ぎてしまうことがなく、自然な遷移を実現することが可能となる。
次に、液晶NDフィルタ103による透過率の遷移に加えて、比較的画像に影響を与えにくく画質が許容できる低ゲイン領域でのゲイン制御を合わせて使用し、明るさを維持したままフレームレート変化が可能な領域を拡大する手法について説明する。画素値にゲインを乗算することで明るさを制御することができる。ここで、低ゲイン領域では、画質に対する影響が比較的少なく、ゲインを乗算しても画質を維持できる。このため、低ゲイン領域では、透過率の遷移に加えてゲインを変化させることで、フレームレートに連動した制御の範囲を拡大することができる。具体的には、液晶NDフィルタ103による透過率の遷移とゲイン変化を併用することで、より速いフレームレートの変化に対応することが可能となる。但し、マイナス側へのゲインの変化は画質の劣化が比較的大きいため、プラス側でゲインを制御し、且つ低ゲイン領域で制御することが望ましい。
4.ゲイン制御との併用
図8は、液晶NDフィルタ103による透過率の遷移に加えて、低ゲイン領域でゲインを制御する例を示す模式図である。フレームレート15fps〜60fpsまでの透過率の制御は、図4と同様である。図4と比較すると、基準としていたフレームレート60fpsよりも高速側へのフレームレートの遷移に対して、画像に影響が出にくい低ゲイン領域でゲインを0dBから6dBまで変化させている。具体的には、フレームレートが60fpsから120fpsまで遷移すると、システムコントローラ120のゲイン制御部125がゲインを0dBから6dBへ制御する。これにより、フレームレートを120fpsまで変化させても明るさを一定に維持することができ、明るさを維持できるフレームレートの領域を拡大することができる。
5.メモリでの画像加算との併用
次に、メモリでの画像加算と併用した例について説明する。メモリでの画像加算と併用してS&Qモードの撮影を実現している場合、加算枚数を割り戻すことで画質の劣化なく画像を暗くすることが可能である。しかしながら、加算枚数の割り戻しでは、分解能が粗くなる欠点がある。
ここでは、その分解能の粗さを補間するように液晶NDフィルタ103を制御することで、液晶NDフィルタ103のみでは困難な広範囲で、高速追従での明るさを維持したフレームレート変化を可能とする。
以下、具体的に説明する。図9に示すように、メモリでの画像加算を用いる場合は、S&Qモードの低フレームレート側では、画像のメモリ加算を併用してフレームレートを実現する方法がとられる場合がある。図9では、1fps〜8fpsの低フレームレート側において、フレームレートが低くなるとメモリ加算数を増加させる例を示している。この場合、メモリ加算されている枚数分だけ画像信号を除算する(割り戻す)と、画質を劣化させることなく明るさだけを減少させることができる。
また、図10は、図9のメモリ加算数に応じて画像を割り戻すことで明るさ変化を抑えようとしたときの明るさ変化を表している。図10において、横軸は設定されたフレームレート[fps]を、縦軸は60fpsの明るさを1とした場合の明るさを示している。グラフ1に示すように、低フレームレート側では明るさの変化量が大きくなる傾向にあるが、割り戻しを行うことで明るさの変化を所定の範囲に収めることが可能となる。従って、フレームレートの変化に応じて割り戻しを行うことで、フレームレートが変化した際に明るさを一定に保つことが基本的には可能である。
ここでは、メモリ加算による割り戻しと、液晶NDフィルタ103の濃度変化を連動させて制御を行う。図11は、メモリ加算による割り戻しと、液晶NDフィルタ103の濃度変化を連動させて制御する例を示す模式図である。図8においても、理想的なシャッタオフの状態で撮像フレームレートを連続的に変化させた時の露光状態を示している。
また、図8に示す例では、図9と同様に、1fpsでは8枚のメモリ加算を、2fpsでは4枚のメモリ加算を、3fps,4fpsでは2枚のメモリ加算を、5〜8fpsでは1枚のメモリ加算を行っている。従って、メモリ加算枚数を割り戻すことで、低フレームレートでの明るさを減少させることができる。
一方、図9に示すように、フレームレートが3fps、4fpsの場合は、いずれもメモリ加算枚数が2枚であるため、フレームレートが3fpsと4fpsで同様に割り戻しを行うと、明るさを厳密に一定に維持することはできない。同様に、フレームレートが5fps〜8fpsの場合は、いずれもメモリ加算枚数が1枚であるため、フレームレートが5fps〜8fpsのそれぞれで同様に割り戻しを行うと、明るさを厳密に一定に維持することはできない。
このため、図11に示すように、フレームレートが増加した際に、加算枚数が切り替わるタイミングまでは液晶NDフィルタ103で明るさの維持を行う。そして、加算枚数が切り換わるタイミングで液晶NDフィルタ103の透過率を切り換えて加算を行うことで、全ての範囲で明るさの維持が可能となる。例えば、図9の例では、3fpsと4fpsではいずれも2枚のメモリ加算を行うため、割り戻した際にフレームレートの変化に応じて明るさを一定に保つことができないが、図11では,3fpsの時に液晶NDフィルタ103の透過率を50%に上げているため、3fpsの時により明るくすることができる。従って、同じ2枚のメモリ加算をした場合に、液晶NDフィルタ103の透過率が50%の場合のフレームレート3fpsと液晶NDフィルタ103の透過率が25%の場合のフレームレート4fpsとで明るさを一定に保つことが可能となる。
同様に、フレームレート5fps,6fps,7fps,8fpsで1枚のメモリ加算を行った場合に、液晶NDフィルタ103の透過率をフレームレートの増加に応じて16%,19%,22%,25%と段階的に変化させることで、フレームレートの変化に応じて明るさを一定に保つことが可能となる。
メモリ加算による割り戻しは、システムコントローラ120のメモリ加算制御部126によって行われる。メモリ加算制御部126は、フレームレートに応じてメモリ加算枚数を図9のように変化させ、割り戻しを行う。透過率算出部123は、メモリ加算枚数とフレームレートに応じて、図11に示したように液晶NDフィルタ103の透過率を算出する。
以上説明したように本実施形態によれば、フレームレートの変化に応じて液晶NDフィルタ103の透過率を制御するようにしたため、フレームレートが変化した場合であっても明るさを一定に保つことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1) 撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、
前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御する透過率制御部と、
を備える、制御装置。
(2) 前記フィルタの動作速度に応じて、前記被写体像の明るさが維持される条件下で前記フレームレートを遷移可能な範囲を算出するフレームレート範囲算出部を備え、
前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲に応じて前記透過率を制御する、前記(1)に記載の制御装置。
(3) 前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲と目標のフレームレートとに応じて、前記透過率を段階的に制御する、前記(2)に記載の制御装置。
(4) 被写体の輝度を取得する被写体輝度取得部を備え、
前記透過率制御部は、前記被写体の輝度と前記フレームレートの変化とに応じて、前記フィルタの透過率を制御する、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の制御装置。
(5) 前記フィルタの動作速度に応じて、前記被写体像の明るさが維持される条件下で前記フレームレートを遷移可能な範囲を算出するフレームレート範囲算出部を備え、
前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲に応じて前記透過率を制御する、前記(4)に記載の制御装置。
(6) 前記撮像素子が撮像した被写体の画素値に乗算するゲインを制御するゲイン制御部を備え、
前記ゲイン制御部は、前記透過率が高い領域では、前記フレームレートの変化に応じて前記ゲインを制御する、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の制御装置。
(7) 前記撮像素子が撮像した被写体の画素値のメモリ加算を制御するメモリ加算制御部を備え、
前記透過率制御部は、前記フレームレートの変化と前記メモリ加算の枚数とに応じて前記透過率を制御する、請求項1に記載の制御装置。
(8) ユーザの操作が入力される操作入力部を備え、
前記フレームレート制御部は、ユーザの操作入力に応じて前記フレームレートを制御する、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の制御装置。
(9) ユーザの操作が入力される操作入力部を備え、
前記ゲイン制御部は、ユーザの操作入力に応じて前記ゲインを制御する、前記(1)に記載の制御装置。
(10) 撮像のフレームレートを制御することと、
前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御することと、
を備える、制御方法。
(11) 被写体像をフレーム毎に撮像する撮像素子と、
前記撮像素子よりも被写体側に配置され、前記撮像素子へ入射する光が透過するフィルタと、
撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、
前記フレームレートの変化に応じて、前記撮像素子が撮像した被写体像の明るさが維持されるように前記フィルタの透過率を制御する透過率制御部と、
を備える、撮像装置。
100 撮像装置
103 液晶NDフィルタ
104 撮像素子
122 フレームレート変換処理部
123 透過率算出部

Claims (9)

  1. 撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、
    前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御する透過率制御部と、
    前記フィルタの動作速度に応じて、前記被写体の像の明るさが維持される条件下で前記フレームレートを遷移可能な範囲を算出するフレームレート範囲算出部と、
    を備え、
    前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲に応じて前記透過率を制御する、
    制御装置。
  2. 前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲と目標のフレームレートとに応じて、前記透過率を段階的に制御する、請求項に記載の制御装置。
  3. 被写体の輝度を取得する被写体輝度取得部を備え、
    前記透過率制御部は、前記被写体の輝度と前記フレームレートの変化とに応じて、前記フィルタの透過率を制御する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記撮像素子が撮像した被写体の画素値に乗算するゲインを制御するゲイン制御部を備え、
    前記ゲイン制御部は、前記透過率が高い領域では、前記フレームレートの変化に応じて前記ゲインを制御する、請求項1〜のいずれか1つに記載の制御装置。
  5. 撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、
    前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御する透過率制御部と、
    前記撮像素子が撮像した被写体の画素値のメモリ加算を制御するメモリ加算制御部と、
    を備え、
    前記透過率制御部は、前記フレームレートの変化と前記メモリ加算の枚数とに応じて前記透過率を制御する、制御装置。
  6. ユーザの操作が入力される操作入力部を備え、
    前記フレームレート制御部は、ユーザの操作入力に応じて前記フレームレートを制御する、請求項1〜のいずれか1つに記載の制御装置。
  7. ユーザの操作が入力される操作入力部を備え、
    前記ゲイン制御部は、ユーザの操作入力に応じて前記ゲインを制御する、請求項に記載の制御装置。
  8. 撮像のフレームレートを制御することと、
    前記フレームレートの変化に応じて、撮像した被写体の明るさが維持されるように撮像素子へ入射する光が透過するフィルタの透過率を制御することと、
    前記フィルタの動作速度に応じて、前記被写体の像の明るさが維持される条件下で前記フレームレートを遷移可能な範囲を算出することと、
    を備え
    前記フィルタの透過率の制御は、前記フレームレートを遷移可能な範囲に応じて前記透過率を制御することを含む、
    制御方法。
  9. 被写体像をフレーム毎に撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子よりも被写体側に配置され、前記撮像素子へ入射する光が透過するフィルタと、
    撮像のフレームレートを制御するフレームレート制御部と、
    前記フレームレートの変化に応じて、前記撮像素子が撮像した被写体像の明るさが維持されるように前記フィルタの透過率を制御する透過率制御部と、
    前記フィルタの動作速度に応じて、前記被写体の像の明るさが維持される条件下で前記フレームレートを遷移可能な範囲を算出するフレームレート範囲算出部と、
    を備え、
    前記透過率制御部は、前記フレームレートを遷移可能な範囲に応じて前記透過率を制御する、
    撮像装置。
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