JP6557956B2 - 光伝送装置および光伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)信号を伝送する光伝送装置および光伝送システムに係わる。
長距離および大容量の光通信を実現するための技術の1つとして、WDM伝送が実用化されている。WDMは、波長の異なる複数の光信号を伝送することができる。そして、近年では、異なる伝送方式(変調方式および/またはビットレート)の複数の光信号が多重化されたWDM信号を伝送する光伝送システムが提案されている。
WDM信号を伝送する光伝送装置は、多くのケースにおいて、WDM信号の各波長チャネルの送信光パワーを均一に制御する。すなわち、WDM信号中の複数の光信号のパワーは、等化される。なお、伝送速度または伝送方式が異なる光信号が多重化されたシステムは、例えば、特許文献1、2に記載されている。
特開2001−333016号公報 特開2007−235412号公報
上述のように、異なる伝送方式の光信号が多重化されたWDM信号を伝送する光伝送システムが提案されている。ところが、品質劣化に対する耐力は、伝送方式に依存する。例えば、1シンボルで伝送されるビット数の少ない変調方式(BPSK、QPSK等)と比較して、1シンボルで伝送されるビット数の多い変調方式(16QAM、64QAM等)の光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal-to-Noise Ratio)に対する耐力は小さい。
この問題は、例えば、WDM信号の送信光パワーを大きくしてOSNRを改善することにより解決し得る。ところが、光伝送路の入力光パワーが大きくなると、光伝送路において生じる非線形光学効果(例えば、自己位相変調、相互位相変調など)に起因するペナルティも大きくなる。このため、WDM信号の送信光パワーを一括して大きくすると、非線形光学効果による品質の劣化(以下、「非線形ペナルティ」と呼ぶことがある)が発生する。すなわち、従来の技術では、異なる変調方式の複数の光信号が混在するWDM伝送システムにおいて、光信号対雑音比および非線形ペナルティについてトレードオフが発生する。
本発明の1つの側面に係わる目的は、異なる変調方式の光信号が混在するWDM伝送システムにおいて、各変調方式の光信号の品質劣化を抑制することである。
本発明の1つの態様の光伝送装置は、第1の変調方式で生成された第1の光信号および前記第1の変調方式よりも多値数の少ない第2の変調方式で生成された第2の光信号を含むWDM信号を受信する受信部と、前記第1の光信号のパワーを第1の目標レベルに減衰させ、前記第2の光信号のパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる減衰部と、前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、を有する。
上述の態様によれば、異なる変調方式の光信号が混在するWDM伝送システムにおいて、各変調方式の光信号の品質劣化を抑制することができる。
光伝送システムの一例を示す図である。 第1の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 伝送方式情報の一例を示す図である。 送信部の一例を示す図である。 減衰部の一例を示す図である。 光信号のパワーを制御するポリシの一例を示す図である。 光信号のパワーを制御する処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 第3の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 第4の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 第5の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 第6の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 第7の実施形態の光伝送装置の構成を示す図である。 波長選択スイッチの動作の一例を示す図である。 光信号のパワーを等化する構成による伝送の例を示す図である。 変調方式ごとに光信号のパワーを制御する構成による伝送の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係わる光伝送装置が使用される光伝送システムの一例を示す。図1に示す実施例では、光伝送システム1は、複数のノードA〜Fを有する。複数のノードA〜Fは、光ファイバ伝送路により接続されている。
各ノードには、それぞれ光伝送装置が設けられている。以下の記載では、ノードA〜Fに設けられている光伝送装置をそれぞれ光伝送装置A〜Fと呼ぶことがある。光伝送装置は、WDM信号を伝送する。なお、光伝送装置は、例えば、光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)により実現される。
光伝送装置Aには、送信器2aおよび送信器2bが収容されている。光伝送装置Fには、受信器3aが収容されている。光伝送装置Cには、受信器3bが収容されている。そして、送信器2aは、光信号Aを生成する。光信号Aの宛先は、光伝送装置Fに収容されている受信器3aである。また、送信器2bは、光信号Bを生成する。光信号Bの宛先は、光伝送装置Cに収容されている受信器3bである。
ネットワーク管理システム(NMS)4は、光伝送システム1の運用を管理する。例えば、ネットワーク管理システム4は、クライアントからの要求に応じてノード間にパスを設定する。このとき、ネットワーク管理システム4は、光信号の経路、波長、変調方式などを決定し、対応するノードに通知する。変調方式は、例えば、データ速度および光信号の伝送距離に応じて決定される。「伝送距離」は、この明細書では、光信号の送信端から受信端までの伝送距離を表すものとする。「送信端から受信端までの伝送距離」は、光信号を送信する送信器からその光信号を受信する受信器までの伝送距離を表す。この場合、例えば、光信号Aの伝送距離は、送信器2aからノードA、B、C、D、E、Fを介して受信器3aへ至る経路の伝送距離を表す。或いは、「送信端から受信端までの伝送距離」は、送信器を収容する光伝送装置から受信器を収容する光伝送装置までの伝送距離を表してもよい。この場合、光信号Aの伝送距離は、ノードAからノードB、C、D、Eを介してノードFへ至る経路の伝送距離を表す。
光信号の伝送距離が長いと、その光信号の品質は劣化する。例えば、光信号の伝送距離が長いと、受信器において、その光信号のOSNRは低下する。他方、品質劣化に対する耐力は、変調方式に依存する。例えば、1シンボルで伝送されるビット数の少ない変調方式(BPSK、QPSK等)と比較して、1シンボルで伝送されるビット数の多い変調方式(16QAM、64QAM等)のOSNRに対する耐力は小さい。なお、以下の記載では、1シンボルで伝送されるビット数を「多値数(または、変調多値数)」と呼ぶことがある。
このため、ネットワーク管理システム4は、伝送距離の長い光パスに対しては、ビットエラーを抑制するために、多値数の少ない変調方式を割り当てる。図1に示す例では、光信号Aは、QPSK変調光信号である。一方、ネットワーク管理システム4は、伝送距離の短い光パスに対しては、伝送容量を大きくするために、多値数の多い変調方式を割り当てる。図1に示す例では、光信号Bは、16QAM変調光信号である。
上記構成の光伝送システム1において、光信号Aおよび光信号Bは、WDM信号中に多重化されて伝送される。各ノードに設けられている光伝送装置は、ネットワーク管理システム4からの制御の下で、WDM信号から所望の光信号を抽出できる。例えば、光伝送装置Cは、WDM信号から光信号Bを抽出して受信器3bに導いている。また、各ノードに設けられている光伝送装置は、ネットワーク管理システム4からの制御の下で、WDM信号に光信号を挿入できる。
各ノードに設けられている光伝送装置は、WDM信号に多重化されている各光信号のパワーを調整する。このとき、光伝送装置は、WDM信号中の複数の光信号のパワーが均一になるように等化を行うようにしてもよい。ただし、ある1つの変調方式を基準としてすべての光信号のパワーが均一になるように等化を行うと、他の変調方式の光信号の品質が劣化することがある。
例えば、図1に示す光伝送システム1において、QPSK信号の受信OSNRがQPSKのOSNR耐力を満足するようにWDM信号が等化されるものとする。ここで、QPSKと比較して、16QAMのOSNR耐力は低い。このため、QPSKを基準としてWDM信号を等化すると、受信器3bにおいて、16QAM信号の受信OSNRが16QAMのOSNR耐力よりも低くなるおそれがある。
この問題は、WDM信号の等化レベルを高くすることにより解決し得る。すなわち、WDM信号中の各光信号の送信パワーを高くすることにより上述の問題は解決し得る。この場合、16QAM信号の受信OSNRが16QAMのOSNR耐力を満足するようにWDM信号が等化される。ところが、光ファイバ伝送路への入力光パワーが大きくなると、光ファイバ伝送路において生じる非線形光学効果(例えば、自己位相変調効果、相互位相変調効果など)に起因するペナルティも大きくなる。また、光信号が光ファイバ伝送路を伝搬するときに非線形光学効果は累積するので、伝送距離が長くなると、非線形光学効果に起因するペナルティも大きくなる。したがって、WDM信号の等化レベルを高くすると、受信器3aにおいて、QPSK信号に対する非線形光学効果に起因するペナルティが閾値を超えてしまうおそれがある。
このように、WDM信号中に異なる変調方式の光信号が多重化されているときは、各ノードにおいてそのWDM信号を単純に等化すると、一部の光信号の品質が劣化することがある。そこで、本発明の実施形態に係わる光伝送システム1においては、各ノードに設けられている光伝送装置は、WDM信号に多重化されている光信号のパワーを変調方式に応じて調整する。
<第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態の光伝送装置の構成を示す。第1の実施形態の光伝送装置10は、複数の光送信器11(11−1〜11−n)、合波器12、減衰部13、モニタ部14、送信部15を有する。
光送信器11−1〜11−nは、互いに異なる波長の光信号を生成する。以下の記載では、光送信器11−1〜11−nにより生成される光信号を光信号λ1〜λnと呼ぶことがある。各光送信器11は、光変調器を含み、送信データに基づいて変調光信号を生成する。また、各光送信器11は、指定された変調方式で変調光信号を生成できる。変調方式は、例えば、ネットワーク管理システム4により指定される。合波器12は、光送信器11−1〜11−nにより生成される光信号λ1〜λnを合波してWDM信号を生成する。
減衰部13は、合波器12により生成されるWDM信号に含まれている光信号λ1〜λnのパワーをそれぞれ調整する。このとき、減衰部13は、伝送方式情報に基づいて、光信号λ1〜λnのパワーをそれぞれ調整する。伝送方式情報は、図3に示すように、各波長チャネルにより伝送される光信号の変調方式およびビットレートを表す。図3に示す例では、例えば、波長チャネルλ1により伝送される光信号(即ち、光信号λ1)の変調方式およびビットレートは、それぞれ「QPSK」および「100Gbps」である。また、波長チャネルλ3により伝送される光信号(即ち、光信号λ3)の変調方式およびビットレートは、それぞれ「16QAM」および「200Gbps」である。伝送方式情報は、例えば、図2に示すように、各光送信器11から減衰部13に通知される。ただし、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、光伝送装置10がネットワーク管理システム4から伝送方式情報を受信するときは、ネットワーク管理システム4から受信する伝送方式情報が減衰部13に与えられるようにしてもよい。
モニタ部14は、減衰部13から出力されるWDM信号に含まれている光信号λ1〜λnのパワーをそれぞれモニタする。そして、モニタ部14は、モニタ結果を表す光レベル情報を減衰部13に通知する。そうすると、減衰部13は、モニタ部14によるモニタ結果を利用して、光信号λ1〜λnのパワーをそれぞれ目標レベルに近づける。
送信部15は、予め指定されている目標利得で減衰部13から出力されるWDM信号を増幅する。このとき、WDM信号に含まれている光信号λ1〜λnは、同じ利得で一括して増幅される。送信部15から出力されるWDM信号は、光ファイバ伝送路16を介して次ノードへ伝送される。
図4は、送信部15の一例を示す。送信部15は、図4に示すように、入力モニタ15a、光増幅器15b、出力モニタ15c、制御部15dを含む。入力モニタ15aは、WDM信号の総パワーをモニタする。入力モニタ15aによるモニタ結果を表すル入力パワーモニタ情報は、制御部15dに与えられる。光増幅器15bは、制御部15dから与えられる利得指示に従ってWDM信号を増幅する。出力モニタ15cは、光増幅器15bにより増幅されたWDM信号の総パワーをモニタする。出力モニタ15cによるモニタ結果を表す出力パワーモニタ情報も、制御部15dに与えられる。制御部15dは、入力パワーモニタ情報および出力パワーモニタ情報に基づいて光増幅器15bの利得を検出する。そして、制御部15dは、検出した利得が目標利得に近づくように、光増幅器15bに対して利得指示を与える。したがって、送信部15は、予め指定されている目標利得でWDM信号を増幅することができる。
上記構成の光伝送装置10により生成されるWDM信号は、次のノードへ送信される。例えば、ノードAに設けられている光伝送装置10により生成されるWDM信号は、ノードBへ送信される。なお、図2に示す実施例では、光伝送装置10は光送信器11を含んでいるが、光送信器11は、光伝送装置10の外部に設けられていてもよい。
図5は、減衰部13の一例を示す。減衰部13は、逆多重化器21、複数の可変減衰器(VATT)22−1〜22−n、多重化器23、コントローラ24を含む。逆多重化器21は、入力WDM信号を波長ごとに分波する。逆多重化器21により生成される光信号λ1〜λnは、それぞれ可変減衰器22−1〜22−nに導かれる。可変減衰器22−1〜22−nは、コントローラ24から与えられる減衰指示に従って、光信号λ1〜λnをそれぞれ減衰させる。多重化器23は、可変減衰器22−1〜22−nによりそれぞれ減衰された光信号λ1〜λnを合波して出力WDM信号を生成する。コントローラ24は、伝送方式情報に基づいて各可変減衰器22−1〜22−nを制御する。例えば、コントローラ24は、各可変減衰器22−1〜22−nの減衰量を指示する減衰指示を生成する。このとき、コントローラ24は、モニタ部14から与えられる光レベル情報を参照して減衰指示を生成する。
コントローラ24は、例えば、プロセッサおよびメモリを含むプロセッサシステムで実現することができる。また、コントローラ24は、ハードウェア回路で実現してもよい。或いは、コントローラ24は、ソフトウェアおよびハードウェア回路の組合せで実現してもよい。
減衰部13は、予め決められたポリシに従って各光信号のパワーを制御する。この実施例では、減衰部13は、図6に示すポリシに従って各光信号のパワーを制御する。パワー制御ポリシは、伝送方式ごとに出力パワーの目標値を表している。
例えば、伝送方式A(BPSK:50Gbps)に対しては、送信部15の出力パワーの目標値として「-16dBm/ch」が指定されている。ここで、この実施例では、送信部15の利得が「5dB/ch」であるものとする。したがって、伝送方式A(BPSK:50Gbps)に対して、減衰部13の出力パワーの目標値として「-21dBm/ch」が指定されている。これに加えて、伝送方式B(QPSK:100Gbps)、伝送方式C(8PSK:150Gbps)、伝送方式D(16QAM:200Gbps)に対しても、それぞれ送信部15の出力パワーの目標値および減衰部13の出力パワーの目標値が指定されている。
尚、図6に示す実施例では、4つの伝送方式に対して目標パワーが指定されているが、他の伝送方式に対してポリシを指定してもよい。例えば、64QAM、256QAMなどに対してポリシを指定してもよい。或いは、偏波多重光信号に対してポリシを指定してもよい。また、図6に示す実施例では、変調方式およびビットレートが一意に対応しているが、変調方式およびビットレートは一意に対応していなくてもよい。例えば、QPSKを利用して100Gbpsを伝送する光信号、およびQPSKを利用して50Gbpsを伝送する光信号が混在していてもよい。
このように、各光信号の出力パワーの目標値(送信部15の出力パワーの目標値および減衰部13の出力パワーの目標値を含む)は、変調方式に応じて指定されている。具体的には、変調方式の多値数が少ないほど出力パワーの目標値は低く、変調方式の多値数が多いいほど出力パワーの目標値は高い。すなわち、多値数の少ない変調方式と比較して、多値数の多い変調方式の出力パワーの目標値は高くなる。換言すれば、多値数の多い変調方式と比較して、多値数の少ない変調方式の出力パワーの目標値は低くなる。例えば、QPSKを基準とすると、BPSKの出力パワーの目標値は1dBだけ低くなり、8PSKの出力パワーの目標値は1dBだけ高くなり、16QAMの出力パワーの目標値は2dBだけ高くなる。
図7は、光信号のパワーを制御する処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば、光伝送装置が通信を開始するときに実行される。また、このフローチャートの処理は、光伝送システム1において光パスが追加または変更されたときにも実行される。或いは、光伝送装置は、ネットワーク管理者またはネットワーク管理システム4からの指示に応じて図7に示すフローチャートの処理を実行してもよい。
減衰器13のコントローラ24は、WDM信号の各波長チャネルに対してS1〜S8の処理を実行する。すなわち、各波長λ1〜λnに対してS1〜S8の処理が実行される。
S1において、コントローラ24は、伝送方式情報を取得する。伝送方式情報は、図3に示すように、波長チャネルごとに変調方式およびビットレートを表す。ただし、この実施例では、コントローラ24は、伝送方式情報のなかの「変調方式」に基づいて減衰量を制御する。
S2において、コントローラ24は、取得した伝送方式情報に基づいて、処理対象の波長チャネルの変調方式を特定する。この実施例では、波長チャネルの変調方式が、BPSK、QPSK、8PSK、16QAMのいずれであるのかが判定される。
変調方式がBPSKであるときは、コントローラ24は、S3において、減衰部13から出力される光信号のパワーがBPSKに対して指定されている目標値に近づくように、対応する可変減衰器の減衰量を算出する。BPSKに対しては、図6を参照して説明したように、減衰部13の出力レベルの目標値として「-21dBm/ch」が指定されている。よって、コントローラ24は、減衰部13から出力される光信号のパワーが-21dBmに近づくように、対応する可変減衰器の減衰量を算出する。
変調方式がQPSKであるときは、コントローラ24は、S4において、減衰部13から出力される光信号のパワーがQPSKに対して指定されている目標値(-20dBm/ch)に近づくように、対応する可変減衰器の減衰量を算出する。変調方式が8PSKであるときは、コントローラ24は、S5において、減衰部13から出力される光信号のパワーが8PSKに対して指定されている目標値(-19dBm/ch)に近づくように、対応する可変減衰器の減衰量を算出する。変調方式が16QAMあるときは、コントローラ24は、S6において、減衰部13から出力される光信号のパワーが16QAMに対して指定されている目標値(-18dBm/ch)に近づくように、対応する可変減衰器の減衰量を算出する。
そして、コントローラ24は、S3〜S6のいずれか1つにおいて算出した減衰量を表す減衰指示を対応する可変減衰器に与える。そうすると、可変減衰器は、その減衰指示に従って減衰量を制御する。したがって、減衰部13から出力される光信号のパワーは、変調方式に対応する目標値に近づくことになる。
S7において、コントローラ24は、上述のようにして光信号のパワーを制御した後、モニタ部14から光レベル情報を取得する。そして、コントローラ24は、モニタ部14によりモニタされた光パワーと目標値との間の誤差を検出する。ここで、この誤差が所定の閾値(例えば、0.1dB)よりも大きければ、コントローラ24の処理はS1に戻る。したがって、S1〜S8の処理を繰り返し実行することにより、減衰部13から出力される光信号のパワーは、変調方式に対応する目標値に調整される。
S8において誤差が閾値以下であれば、コントローラ24は、次の波長チャネルを選択してS1〜S8の処理を実行する。即ち、次の波長チャネルの光パワーが調整される。そして、すべての波長チャネルについて減衰部13による光パワーの調整が終了すると、光伝送装置10の処理はS9へ進む。
S9において、送信部15の制御部15dは、光増幅器15bの利得を制御する。このとき、制御部15dは、図4を参照しながら説明したように、予め指定されている目標利得でWDM信号が増幅されるように光増幅器15bを制御する。そして、送信部15は、S10において、光増幅器15bにより増幅されたWDM信号を光ファイバ伝送路16へ出力する。
例えば、図3に示す波長チャネルλ1の光パワーが制御されるときは、コントローラ24は、伝送方式情報を参照することにより、光信号の変調方式がQPSKであることを特定する。そうすると、コントローラ24は、S4において、可変減衰器22−1を制御することにより、減衰部13から出力される光信号λ1のパワーを-20dBmに調整する。具体的には、モニタ部14により検出される光信号λ1のパワーが-20dBmに調整されるように、コントローラ24は、可変減衰器22−1の減衰量を制御する。
図3に示す波長チャネルλ3の光パワーが制御されるときには、コントローラ24は、伝送方式情報を参照することにより、光信号の変調方式が16QAMであることを特定する。そうすると、コントローラ24は、S6において、可変減衰器22−3を制御することにより、減衰部13から出力される光信号λ3のパワーを-18dBmに調整する。すなわち、モニタ部14により検出される光信号λ3のパワーが-18dBmに調整されるように、コントローラ24は、可変減衰器22−3の減衰量を制御する。
光増幅器15bの目標利得は、この実施例では、多値数の少ない変調方式(例えば、QPSK)で生成される光信号を基準として設定される。この場合、次ノードにおけるQPSK変調光信号のOSNRがQPSKのOSNR耐力を満足するように目標利得が設定される。ここで、16QAM変調光信号の送信パワーは、QPSK変調光信号の送信パワーよりも高く調整される。したがって、次ノードにおける16QAM変調光信号のOSNRは、QSPKのOSNR耐力に対してマージンを有する。すなわち、次ノードにおける16QAM変調光信号のOSNRは、QSPKのOSNR耐力よりも厳しい16QAMのOSNR耐力を満足することができる。換言すれば、減衰部13は、QPSK変調光信号のOSNRがQPSKのOSNR耐力を満足し、16QAM変調光信号のOSNRが16QAMのOSNR耐力を満足するように、変調方式ごとに送信パワーを制御する。
このように、第1の実施形態においては、多値数の多い変調方式(たとえば、16QAM)の光信号と比較して、多値数の少ない変調方式(たとえば、QPSK)の光信号の送信パワーは低く調整される。換言すれば、多値数の少ない変調方式の光信号と比較して、多値数の多い変調方式の光信号の送信パワーは高く調整される。そして、WDM信号中の各光信号の送信パワーをこのように制御することにより以下の効果が得られる。
多値数の多い変調方式と比較して、多値数の少ない変調方式のOSNRに対する耐力は大きい。このため、多値数の多い変調方式と比較して、多値数の少ない変調方式で生成される光信号は、伝送距離の長い光パスに適用される可能性が高い。ところが、光信号の伝送距離が長くなると、光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティが劣化する。一方、光ファイバ伝送路の入力光パワーを小さくすれば、光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティは抑制される。そこで、光伝送装置10は、多値数の多い変調方式と比較して、多値数の少ない変調方式で生成される光信号の送信パワーを低くする。したがって、多値数の少ない変調方式で生成される光信号について、OSNR耐力の範囲内で、光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティを抑制することができる。
一方、多値数の少ない変調方式と比較して、多値数の多い変調方式のOSNRに対する耐力は小さい。このため、多値数の少ない変調方式と比較して、多値数の多い変調方式で生成される光信号は、伝送距離の短い光パスに適用される可能性が高い。ここで、伝送距離が短いときは、光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティは小さい。すなわち、多値数の多い変調方式で生成される光信号については、非線形光学効果に起因するペナルティは上限値に対してマージンを有しているので、送信パワーを大きくすることができる。そこで、光伝送装置10は、多値数の少ない変調方式と比較して、多値数の多い変調方式で生成される光信号の送信パワーを高くする。したがって、多値数の多い変調方式で生成される光信号については、光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティが抑制された状態で、OSNRを改善することができる。
このように、伝送距離が短い光信号については、非線形ペナルティが小さいので、非線形効果を抑制するよりも、送信パワーを高くしてOSNRを改善することが好ましい。よって、伝送距離の短いパスを伝送される可能性の高い光信号(すなわち、多値数の多い光信号)は、減衰量を小さくして送信パワーを高くする。一方、伝送距離が長い光信号については、非線形ペナルティが大きいので、非線形効果を抑制するように送信パワーを制御することが好ましい。よって、伝送距離の長いパスを伝送される可能性の高い光信号(すなわち、多値数の少ない光信号)は、減衰量を大きくして送信パワーを低くする。
なお、WDM信号中のすべての光信号のパワーを均一に等化する構成では、下記の問題が生じてしまう。
(1)多値数の少ない変調方式を基準としてWDM信号を等化すると、多値数の多い変調方式で生成される光信号のOSNRが要求レベルを満足できないことがある。
(2)多値数の多い変調方式を基準としてWDM信号を等化すると、多値数の少ない変調方式で生成される光信号の非線形ペナルティが要求レベルを満足できないことがある。
これに対して、本発明の実施形態の構成によれば、上述の問題を回避することが可能である。
なお、本発明の実施形態において、各変調方式の光信号の送信パワーの目標値は、例えば、以下のポリシに基づいて決定される。
(1)光信号の送信端から受信端までの光ファイバ伝送路の非線形光学効果に起因するペナルティが所定の閾値よりも小さい。
(2)光信号の受信端におけるOSNRが変調方式に対応するOSNR耐力の範囲内である。
そして、これらのポリシを満足する目標値は、シミュレーションまたは実際の測定等に基づいて決定される。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態の光伝送装置の構成を示す。第2の実施形態の光伝送装置20は、第1の実施形態と同様に、複数の光送信器11(11−1〜11−n)、合波器12、減衰部13、モニタ部14、送信部15を有する。ただし、モニタ部14は、送信部15から出力されるWDM信号に含まれている光信号λ1〜λnのパワーをそれぞれモニタする。
減衰部13の構成および動作は、第1および第2の実施形態においてほぼ同じである。ただし、第1の実施形態では減衰部13から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーが目標レベルに制御されるのに対して、第2の実施形態では、送信部15から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーが目標レベルに制御される。したがって、第2の実施形態において図7に示すフローチャートの処理が実行されるときは、S3〜S6の目標値が第1の実施形態と異なる。具体的には、第2の実施形態においては、図6に示すように、BPSK変調光信号の送信パワーは-16dBmに制御され、QPSK変調光信号の送信パワーは-15dBmに制御され、8PSK変調光信号の送信パワーは-14dBmに制御され、16QAM変調光信号の送信パワーは-13dBmに制御される。
<第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態の光伝送装置の構成を示す。第3の実施形態の光伝送装置30は、図9に示すように、次ノードから受信する光レベル情報に基づいて、WDM信号中の各光信号の送信パワーを制御する。すなわち、光伝送装置30から送信されるWDM信号は、光ファイバ伝送路16を介して伝送され、次ノードの光伝送装置の受信部31により受信される。受信部31は、受信WDM信号を所定の利得で一括して増幅する光増幅器を有していてもよい。モニタ部32は、受信部31から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーをモニタする。そして、モニタ部32は、モニタ結果を表す光レベル情報を光伝送装置30に通知する。このとき、モニタ部32は、光ファイバ伝送路16を介して光レベル情報を光伝送装置30に送信することができる。ただし、モニタ部32は、他の方法で光レベル情報を光伝送装置30に送信してもよい。例えば、モニタ部32は、ネットワーク管理システム4を介して光レベル情報を光伝送装置30に通知してもよい。
第3の実施形態において図7に示すフローチャートの処理が実行されるときは、S3〜S6の目標値が第1および第2の実施形態とは異なる。第3の実施形態の目標値は、たとえば、送信部15の出力レベルの目標値をベースにし、光ファイバ伝送路16の損失および次ノードの受信部31の利得を考慮して決定される。
<第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態の光伝送装置の構成を示す。第4の実施形態の光伝送装置40は、減衰部13、モニタ部14、送信部15、受信部41を有する。減衰部13、モニタ部14、送信部15の構成および動作は、第1および第4の実施形態においてほぼ同じである。ただし、第4の実施形態では、モニタ部14は、受信部41から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーをモニタする。また、送信部15から出力されるWDM信号は、光ファイバ伝送路42を介して次ノードへ伝送される。
受信部41は、光ファイバ伝送路43を介してWDM信号を受信する。このWDM信号は、隣接ノードに設けられている光伝送装置から送信される。そして、受信部41は、受信したWDM信号を所定の利得で増幅する。すなわち、受信WDM信号中の各光信号は、同じ利得で増幅される。なお、受信部41は、例えば、図4に示す送信部と同じ構成により実現される。
第4の実施形態では、WDM信号中の各光信号の伝送方式を表す伝送方式情報は、例えば、WDM信号中に設定される制御チャネル(SVC:Supervisory Channel)を利用して伝送される。なお、制御チャネルには、予め指定された波長が割り当てられている。この場合、受信部41は、受信WDM信号から制御チャネルを分離し、その制御チャネルから伝送方式情報を抽出する機能を有する。そして、受信部41は、受信WDM信号から抽出した伝送方式情報を減衰部13に与える。ただし、伝送方式情報は、他の方法で光伝送装置40に通知されるようにしてもよい。例えば、ネットワーク管理システム4から各光伝送装置へ伝送方式情報が通知されるようにしてもよい。
減衰部13は、受信部41(或いは、ネットワーク管理システム4)から与えられる伝送方式情報およびモニタ部14により生成される光レベル情報に基づいて、WDM信号中の各光信号のパワーを制御する。このとき、減衰部13のコントローラ24は、減衰部13から出力される光信号が変調方式に対応する目標レベルに近づくように可変減衰器22−1〜22−nを制御する。例えば、受信部41により増幅されたWDM信号中の光信号λ1のパワーが-17.5dBmであったものとする。ここで、光信号λ1の送信パワーの目標値は、図6に示すように、-20dBmである。よって、この場合、コントローラ24は、可変減衰器22−1の減衰量を2.5dBに制御する。また、受信部41により増幅されたWDM信号中の光信号λ3のパワーが-15.6dBmであったものとする。ここで、光信号λ3の送信パワーの目標値は、図6に示すように、-18dBmである。よって、この場合、コントローラ24は、可変減衰器22−3の減衰量を2.4dBに制御する。
なお、送信部15から送信されるWDM信号中の各光信号の伝送方式情報は、次ノードに通知される。伝送方式情報は、例えば、WDM信号中に設定される制御チャネルを利用して伝送される。この場合、送信部15は、制御チャネルに伝送方式情報を設定する。
<第5の実施形態>
図11は、本発明の第5の実施形態の光伝送装置50の構成を示す。第5の実施形態では、伝送方式情報は、受信部41により受信WDM信号から抽出されて減衰部13に与えられる。この構成は、第4の実施形態と同じである。また、モニタ部14は、減衰部13から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーをモニタして光レベル情報を生成する。この構成は、第1の実施形態と同じである。よって、減衰部13における減衰制御は、第1および第5の実施形態において実質的に同じである。
<第6の実施形態>
図12は、本発明の第6の実施形態の光伝送装置60の構成を示す。第6の実施形態では、伝送方式情報は、受信部41により受信WDM信号から抽出されて減衰部13に与えられる。この構成は、第4の実施形態と同じである。また、モニタ部14は、送信部15から出力されるWDM信号中の各光信号のパワーをモニタして光レベル情報を生成する。この構成は、第2の実施形態と同じである。よって、減衰部13における減衰制御は、第2および第6の実施形態において実質的に同じである。
<第7の実施形態>
図13は、本発明の第7の実施形態の光伝送装置70の構成を示す。第7の実施形態では、伝送方式情報は、受信部41により受信WDM信号から抽出されて減衰部13に与えられる。この構成は、第4の実施形態と同じである。また、光レベル情報は、次ノードから通知される。この構成は、第3実施形態と同じである。よって、減衰部13における減衰制御は、第3および第7の実施形態において実質的に同じである。
<他の実施形態>
上述した第1〜第7の実施形態の光伝送装置は、例えば、光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)によって実現される。ROADMは、受信WDM信号から指定された波長チャネルの光信号を分岐してクライアイントに導くことができる。また、ROADMは、クライアントにより生成される光信号をWDM信号に挿入することができる。さらに、ROADMは、複数の方路を有するときは、指定された方路に指定された波長チャネルを含むWDM信号を出力することも可能である。これらの機能は、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)を利用して実現される。そして、本発明の実施形態に係わる減衰部13は、波長選択スイッチにより実現されるようにしてもよい。
図14は、減衰部13の機能を有する波長選択スイッチの動作の一例を示す。この例では、光信号λ1〜λnが多重化されたWDM信号が波長選択スイッチ51に入力される。光信号λ1、λ2、λ4、λnは、16QAM変調光信号である。光信号λ3、λ5は、QPSK変調光信号である。そして、光信号λ1、λ3、λ4は方路1へ出力され、光信号21、λ5は方路2へ出力され、光信号λnは方路mへ出力される。
波長選択スイッチ51は、図5に示す逆多重化器21、複数の可変減衰器22−1〜22−n、コントローラ24を含む。また、波長選択スイッチ51は、例えば、可変減衰器22−1〜22−nから出力される光信号を指定された方路に導く光クロスコネクトを有する。そして、波長選択スイッチ51は、上述した伝送方式情報に応じて、各光λ1〜λnのパワーを制御する。即ち、波長選択スイッチ51は、光信号λ1、λ2、λ4、λnの送信パワーを16QAMに対して指定されている目標レベル1(例えば、-18dBm)に制御する。また、波長選択スイッチ51は、光信号λ3、λ5の送信パワーをQPSKに対して指定されている目標レベル2(例えば、-20dBm)に制御する。
また、上述の実施例では、光信号の送信パワーは、その光信号の変調方式に応じて制御されるが、他の要素を考慮してもよい。例えば、光伝送装置は、変調方式だけでなくビットレートにも基づいて光信号の送信パワーを制御してもよい。この場合、ビットレートが高い光信号の送信パワーを高くし、ビットレートが低い光信号の送信パワーを低くしてもよい。一例として、光信号x、yの変調方式がいずれもQPSKであるが、光信号xのビットレートが100Gbpsであり、光信号yのビットレートが50Gbpsであるものとする。この場合、光伝送装置は、光信号xの送信パワーを光信号yの送信パワーより高く制御するようにしてもよい。
WDM信号を増幅する光増幅器は、減衰部13の入力側または減衰器13の出力側の一方のみに設けられるようにしてもよいし、減衰部13の入力側および減衰器13の出力側の双方に設けられるようにしてもよい。
第1〜第3の実施形態の光伝送装置は、光伝送装置に収容される光送信器により生成される光信号のパワーを制御する。一方、第4〜第7の実施形態の光伝送装置は、受信WDM信号中の光信号のパワーを制御する。ただし、第1〜第3の実施形態と第4〜第7の実施形態とを任意に組み合わせてもよい。例えば、図2に示す第1の実施形態および図11に示す第5の実施形態を組み合わせると、減衰部13には、光伝送装置に収容される光送信器により生成される光信号および受信WDM信号が入力される。すなわち、減衰部13は、光伝送装置に収容される光送信器により生成される光信号のパワーおよび受信WDM信号中の光信号のパワーを制御することができる。この構成は、例えば、図14に示す波長選択スイッチにより実現される。
<効果>
本発明の実施形態に係わる光伝送装置は、上述したように、WDM信号中の各光信号の送信パワーを変調方式に応じて制御する。この構成による効果をWDM信号中の各光信号の送信パワーを均一に等化する構成と比較しながら説明する。
図15(a)は、各ノードにおいて、QPSKを基準としてWDM信号中のすべての光信号の送信パワーが等化される状態を示す。すなわち、QPSK変調光信号Aおよび16QAM変調光信号Bは、いずれも、各ノードから-15dBmで送信される。この場合、ノードCに収容される受信器3bにおいて、16QAM変調光信号BのOSNRが閾値(16QAMのOSNR耐力)よりも低くなるおそれがある。
図15(b)は、各ノードにおいて、16QAMを基準としてWDM信号中のすべての光信号の送信パワーが等化される状態を示す。すなわち、QPSK変調光信号Aおよび16QAM変調光信号Bは、いずれも、各ノードから-13dBmで送信される。この場合、ノードFに収容される受信器3aにおいて、QPSK変調光信号Aの非線形ペナルティが大きくなってしまう。
図16は、変調方式ごとに光信号のパワーを制御する構成による伝送の一例を示す。ここでは、各ノードにおいて、QPSK変調光信号Aは-15dBmで送信され、16QAM変調光信号Bは-13dBmで送信される。そうすると、図15(a)に示す状態と比較して、ノードCに収容される受信器3bにおいて、16QAM変調光信号BのOSNRが改善する。また、図15(b)に示す状態と比較して、ノードFに収容される受信器3aにおいて、QPSK変調光信号Aの非線形ペナルティが改善する。すなわち、多値数の少ない光信号の非線形ペナルティが抑制されるので、伝送距離の長いパスを伝送される可能性の高い光信号の品質が向上する。
以上記載した各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の変調方式で生成された第1の光信号および前記第1の変調方式よりも多値数の少ない第2の変調方式で生成された第2の光信号を含むWDM信号を受信する受信部と、
前記第1の光信号のパワーを第1の目標レベルに減衰させ、前記第2の光信号のパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる減衰部と、
前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、
を有する光伝送装置。
(付記2)
前記送信部は、前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を増幅する光増幅器を含み、前記光増幅器により増幅されたWDM信号を送信する
ことを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)
前記第1の光信号および前記第2の光信号のパワーをそれぞれモニタするモニタ部をさらに有し、
前記減衰部は、前記モニタ部によるモニタ結果に応じて、前記第1の光信号および前記第2の光信号に対する減衰量をそれぞれ制御する
ことを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記4)
前記モニタ部は、前記減衰部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
ことを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記5)
前記減衰部は、前記モニタ部により検出される第1の光信号のパワーが前記第1の目標レベルに近づくように前記第1の光信号に対する減衰量を制御し、前記モニタ部により検出される第2の光信号のパワーが前記第2の目標レベルに近づくように前記第2の光信号に対する減衰量を制御する
ことを特徴とする付記4に記載の光伝送装置。
(付記6)
前記モニタ部は、前記送信部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
ことを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記7)
前記モニタ部は、前記受信部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
ことを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記8)
前記減衰部は、前記送信部から送信されるWDM信号を受信する光伝送装置から通知される、前記第1の光信号および前記第2の光信号のパワーを表す光レベル情報に基づいて、前記第1の光信号および前記第2の光信号に対する減衰量をそれぞれ制御する
ことを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記9)
前記受信部は、前記受信部が受信するWDM信号中の各光信号の変調方式を表す伝送方式情報を抽出し、抽出した伝送方式情報を前記減衰部に与え、
前記減衰部は、前記伝送方式情報に基づいて前記第1の光信号および前記第2の光信号の変調方式を特定する
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の光伝送装置。
(付記10)
前記送信部は、前記送信部が送信するWDM信号中の各光信号の変調方式を表す伝送方式情報を次ノードへ送信する
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の光伝送装置。
(付記11)
前記第1の光信号の送信端から受信端までの伝送距離は、前記第2の光信号の送信端から受信端までの伝送距離よりも短い
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の光伝送装置。
(付記12)
第1の変調方式で生成された第1の光信号のパワーを第1の目標レベルに減衰させ、前記第1の変調方式よりも多値数の少ない第2の変調方式で生成された第2の光信号のパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる減衰部と、
前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、
を有する光伝送装置。
(付記13)
WDM信号を伝送する複数の光伝送装置を含む光伝送システムであって、
各光伝送装置は、
WDM信号を受信する受信部と、
前記受信部により受信されたWDM信号中の光信号を変調方式に応じて減衰させる減衰部と、
前記減衰部により減衰された光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、を有し、
前記受信部により受信されたWDM信号中に第1の変調方式で生成された第1の光信号が含まれているときは、前記減衰部は、前記第1の光信号のパワーを第1の目標レベルに減衰させ、
前記受信部により受信されたWDM信号中に前記第1の変調方式よりも多値数の少ない第2の変調方式で生成された第2の光信号が含まれているときは、前記減衰部は、前記第2の光信号のパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる
ことを特徴とする光伝送システム。
1 光伝送システム
4 ネットワーク管理システム
10、20、30、40、50、60、70 光伝送装置
11(11−1〜11−n) 光送信器
12 合波器
13 減衰部
14、31 モニタ部
15 送信部
15b 光増幅器
22−1〜22−n 可変減衰器
24 コントローラ
41 受信部
51 波長選択スイッチ(WSS)

Claims (11)

  1. 第1の位相変調方式で生成された第1の光信号および前記第1の位相変調方式よりも多値数の少ない第2の位相変調方式で生成された第2の光信号を含むWDM信号を受信する受信部と、
    前記第1の光信号の波長チャネル当りのパワーを第1の目標レベルに減衰させ、前記第2の光信号の波長チャネル当りのパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる減衰部と、
    前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、
    を有する光伝送装置。
  2. 前記送信部は、前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を増幅する光増幅器を含み、前記光増幅器により増幅されたWDM信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記第1の光信号および前記第2の光信号のパワーをそれぞれモニタするモニタ部をさらに有し、
    前記減衰部は、前記モニタ部によるモニタ結果に応じて、前記第1の光信号および前記第2の光信号に対する減衰量をそれぞれ制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記モニタ部は、前記減衰部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記減衰部は、前記モニタ部により検出される第1の光信号のパワーが前記第1の目標レベルに近づくように前記第1の光信号に対する減衰量を制御し、前記モニタ部により検出される第2の光信号のパワーが前記第2の目標レベルに近づくように前記第2の光信号に対する減衰量を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光伝送装置。
  6. 前記モニタ部は、前記送信部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  7. 前記モニタ部は、前記受信部から出力される第1の光信号および第2の光信号のパワーをモニタする
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  8. 第1の位相変調方式で生成された第1の光信号の波長チャネル当りのパワーを第1の目標レベルに減衰させ、前記第1の位相変調方式よりも多値数の少ない第2の位相変調方式で生成された第2の光信号の波長チャネル当りのパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる減衰部と、
    前記減衰部により減衰された第1の光信号および第2の光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、
    を有する光伝送装置。
  9. WDM信号を伝送する複数の光伝送装置を含む光伝送システムであって、
    各光伝送装置は、
    WDM信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信されたWDM信号中の光信号を変調方式に応じて減衰させる減衰部と、
    前記減衰部により減衰された光信号を含むWDM信号を送信する送信部と、を有し、
    前記受信部により受信されたWDM信号中に第1の位相変調方式で生成された第1の光信号が含まれているときは、前記減衰部は、前記第1の光信号の波長チャネル当りのパワーを第1の目標レベルに減衰させ、
    前記受信部により受信されたWDM信号中に前記第1の位相変調方式よりも多値数の少ない第2の位相変調方式で生成された第2の光信号が含まれているときは、前記減衰部は、前記第2の光信号の波長チャネル当りのパワーを前記第1の目標レベルよりも低い第2の目標レベルに減衰させる
    ことを特徴とする光伝送システム。
  10. 前記第1の位相変調方式で生成される光信号の送信端から受信端までの伝送距離は、前記第2の位相変調方式で生成される光信号の送信端から受信端までの伝送距離よりも短い
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  11. 前記第1の目標レベルは、前記第1の位相変調方式に応じて予め指定され、
    前記第2の目標レベルは、前記第2の位相変調方式に応じて予め指定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
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