JP6557068B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6557068B2
JP6557068B2 JP2015126994A JP2015126994A JP6557068B2 JP 6557068 B2 JP6557068 B2 JP 6557068B2 JP 2015126994 A JP2015126994 A JP 2015126994A JP 2015126994 A JP2015126994 A JP 2015126994A JP 6557068 B2 JP6557068 B2 JP 6557068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
sheet conveying
conveying
spring holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015126994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017007842A (ja
Inventor
門脇 英明
英明 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015126994A priority Critical patent/JP6557068B2/ja
Publication of JP2017007842A publication Critical patent/JP2017007842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6557068B2 publication Critical patent/JP6557068B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

本発明は、プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に適用できるシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置では、定着装置で加熱定着された直後のシートが排出口から排出されるため、シートがカールしやすくなっている。そのため、シートを連続的に排出した場合、カールの影響でシートの整列性が悪くなり、排出トレイからシートを取り出しづらくなる。そこで、排出されるシートに対して排出ローラによって腰付けを行うことにより、シートのカールを防止する技術が従来から種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、互いに接触して回転する一対の回転体に挟圧させてシート材を搬送し、該シート材を排出するシート材排出装置において、前記回転体の少なくとも一方の回転体を弾性材により形成すると共に、該回転体の側部に中空部を設け、該中空部の外側体を放射方向に変形させる変形機構を調節可能に設けた構成が開示されている。
すなわち、特許文献1に記載のシート材排出装置は、腰付けの必要性に応じて腰付け量を調整するために、ローラの外周端部を変形可能にするための変形機構をローラ内部に備え、腰付け量を調整後に、ローラ軸に変形機構を固定して、シートを排出する構成となっている。
特開平03−115054号公報
しかし、特許文献1に記載のシート材排出装置では、排出するシートの種類(厚紙、薄紙等)に応じて、その都度、変形機構を調整して腰付け量を設定する必要があるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、排出するシートの種類に応じて臨機応変に腰付け量を調整可能なシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のシート搬送装置は、回転軸上に配設された複数の第1搬送ローラと、前記複数の第1搬送ローラにそれぞれ対向して別の回転軸上に配設された複数の第2搬送ローラとを備え、回転される前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間でシートを挟持しつつ搬送するシート搬送装置であって、前記第1搬送ローラ及び前記第2搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラと同軸上に配設され、かつ、外径が前記搬送ローラの外径よりも大きい径を有する腰付けローラを備え、前記腰付けローラは、軸方向に隣接する2つの搬送ローラ間に配設され、かつ、前記2つの搬送ローラに対して前記回転軸の軸線方向と直交する方向に揺動自在に支持されていることを特徴としている。
この構成によれば、搬送ローラの外径よりも大きい外径の腰付けローラが、第1及び第2搬送ローラ間を搬送されるシートに押される形で軸線方向と直交する方向に揺動する。その結果、シートに筋等を付けることなく、シートの種類に応じた最適な腰付けを行うことができる。
また、本発明の搬送装置によれば、前記腰付けローラは、前記2つの搬送ローラと一体に回転自在に支持されている。一体に回転することで、シートを排出トレイ上に排出する際に、腰付けローラによってシート後端部を蹴り出すことができ、排出トレイ上でのシートの整列性を高めることができる。
また、本発明のシート搬送装置によれば、前記腰付けローラは、前記回転軸に嵌挿されたコイルスプリングによって前記搬送ローラ間に支持されている。コイルスプリングによって支持することで、腰付けローラの揺動をスムーズに行うことができる。
また、本発明のシート搬送装置によれば、略円筒状に形成された前記腰付けローラの内周面には、前記軸方向の中央部に環状の仕切り壁が設けられるとともに、前記仕切り壁の両面及び前記2つの搬送ローラの対向する側面には、それぞれスプリング保持部が形成され、前記仕切り壁に形成された前記スプリング保持部とこれに対向する前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部とに前記コイルスプリングの両端部がそれぞれ保持された構成としてもよい。
この構成によれば、腰付けローラを2つのコイルスプリングで挟み込むように保持することから、腰付けローラを2つの搬送ローラ間に安定的に保持できる。すなわち、腰付けローラが一方の搬送ローラに押し付けられるといった状態は発生しないので、軸線方向と直交する方向への腰付けローラの揺動をスムーズに行うことができる。
また、本発明のシート搬送装置によれば、前記コイルスプリングの内径及び前記仕切り壁の内径は、前記回転軸の軸径より大きい構成としている。コイルスプリングの内径及び仕切り壁の内径を回転軸の軸径より大きくすることで、腰付けローラの軸線方向と直交する方向への揺動が可能となる。
また、本発明のシート搬送装置によれば、前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部及びこのスプリング保持部に保持される前記コイルスプリングの一方の端部は、前記回転軸を保持する構成としてもよい。
また、本発明のシート搬送装置によれば、略円筒状に形成された前記腰付けローラの内周面には、前記軸方向の一端部に環状の仕切り壁が設けられるとともに、前記仕切り壁の内面及びこの仕切り壁の内面に対向する前記一方の搬送ローラの対向する側面には、それぞれスプリング保持部が形成され、前記仕切り壁に形成された前記スプリング保持部とこれに対向する前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部とに前記コイルスプリングの両端部がそれぞれ保持された構成としてもよい。
また、本発明のシート搬送装置によれば、前記コイルスプリングは密着巻きであることが好ましい。コイルスプリングを密着巻きとすることで、コイルスプリングによって腰付けローラが軸線方向に付勢されることを防止できる。つまり、腰付けローラが搬送ローラに圧接されることを防止できるので、腰付けローラの軸線方向と直交する方向へのスムーズな揺動が可能となる。
また、本発明のシート搬送装置によれば、前記コイルスプリングの両端部には、前記スプリング保持部に形成された被係止部に係止する係止部が設けられた構成とすることが好ましい。コイルスプリングの端部をスプリング保持部に係止することで、このコイルスプリングを介して連接される搬送ローラと腰付けローラとを一体に回転させることが可能となる。
また、本発明の画像形成装置は、上記各構成のシート搬送装置を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、搬送ローラの外径よりも大きい外径の腰付けローラが、第1及び第2搬送ローラ間を搬送されるシートに押される形で軸線方向と直交する方向に揺動することで、シートの種類に応じた最適な腰付けを行うことができる。
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置を正面側から視た概略断面図である。 図1に示すシート搬送装置をシートの搬送方向(すなわち、排出トレイ側)から視た概略側面図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラを内部を透視する形で示した斜視図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラの断面斜視図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラの分解斜視図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、腰付けローラの一部を破断して示す斜視図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、腰付けローラの揺動動作を説明するための腰付けローラ部分の概略断面図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置において、腰付けローラの揺動動作を説明するための腰付けローラ部分の概略断面図である。 シート搬送装置によってシートが搬送されている様子を排出トレイ側から見た概略側面図である。 シート搬送装置によってシートが搬送されている様子を排出トレイ側から見た概略側面図である。 実施の形態2に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラを内部を透視する形で示した斜視図である。 実施の形態2に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラの断面斜視図である。 実施の形態2に係るシート搬送装置において、腰付けローラの揺動動作を説明するための腰付けローラ部分の概略断面図である。 実施の形態3に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラを内部を透視する形で示した斜視図である。 実施の形態3に係るシート搬送装置において、2つの第2排出ローラ間に配設された腰付けローラの断面斜視図である。 実施の形態3に係るシート搬送装置において、腰付けローラの揺動動作を説明するための腰付けローラ部分の概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート搬送装置30を備えた画像形成装置100を正面側から視た概略断面図である。
画像形成装置100は、原稿Gの画像を読み取って記録用紙等のシートPに画像を形成する複写機能を有しており、原稿Gの画像を読み取る画像読取装置200と、シートPに画像を形成する画像形成装置100の本体部300とを備えている。
画像形成装置100の本体部300は、シート供給部310と、シート搬送部320と、画像形成部330と、シート排出部340とを備えている。
画像形成部330で扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のカラー画像データ、または、単色(例えばブラック)のモノクロ画像データである。そのため、画像形成部330には、感光体ドラム11、帯電器12、現像装置14、転写装置15を構成する中間転写ローラ152及びドラムクリーニング装置16が、各色に応じてそれぞれ4個ずつ設けられており、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応して、4つの画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdが構成されている。各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdでは、同じ構成部材に同一符号を付している。
画像形成装置100の本体部300では、画像形成を行うにあたり、転写装置15の中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ感光体ドラム11を回転させ、帯電器12により感光体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置13により感光体ドラム11表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置14により感光体ドラム11表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム11表面にトナー像(未定着画像)を形成する。これにより、各感光体ドラム11表面に各色のトナー像が形成される。その後、感光体ドラム11表面の残留トナーをドラムクリーニング装置16により除去及び回収する。
引き続いて、中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ、転写バイアスが印加された中間転写ローラ152により各感光体ドラム11表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト151に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト151上にカラーのトナー像を形成する。これにより、中間転写ベルト151表面にカラーのトナー像が形成される。その後、中間転写ベルト151表面の残留トナーをベルトクリーニング装置153により除去及び回収する。
一方、シート供給部310では、シート供給ローラ部312により給紙カセット311に積載されたシートPを給紙カセット311から引出し、シート搬送部320のシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送する。なお、シート搬送経路321には、レジストローラ322、各搬送ローラ324、及び、後述するシート搬送装置30の第1及び第2排出ローラ31,32が設けられている。レジストローラ322は、シートPを一旦停止させて、記録シートPの先端を揃えた後、中間転写ベルト151と2次転写装置154の転写ローラ154aとの間の転写ニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて、シートPの搬送を開始する。
そして、シート供給部310からシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送されてきたシートPを、中間転写ベルト151と転写ローラ154aとの間の転写ニップ域に挟み込んで搬送しつつ、転写バイアスが印加された転写ローラ154aにより、中間転写ベルト151表面のカラーのトナー像をシートP上に転写する。その後、定着装置17の定着ローラ171と加圧ローラ172との間にシートPを挟み込んで加熱及び加圧して、シートP上のカラーのトナー像を定着させた後、さらに、シート排出部340に向けて搬送し、シート排出部340の直前に配置されているシート搬送装置30の第1及び第2排出ローラ31,32を介してシート排出部340の排出トレイ341へ排出する。
また、シートPの表面だけではなく、裏面の画像形成を行う場合は、定着装置17にて表面にトナー像が定着されたシートPを、第1及び第2排出ローラ31,32により反転経路323に向けて逆方向に搬送し、反転経路323によりシートPの表裏を反転させた後、シートPをレジストローラ322へ再度導き、シートPの表面と同様にして、シートPの裏面にトナー像を形成して定着し、第1及び第2排出ローラ31,32を介して排出トレイ341に排出する。
図2は、図1に示すシート搬送装置30をシートPの搬送方向(すなわち、排出トレイ341側)Yから視た概略側面図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置100は、シートPを排出トレイ341に排出するシート搬送装置30と、これを駆動する回転駆動部40とを備えている。
シート搬送装置30は、複数の(ここでは4つの)第1排出ローラ(第1搬送ローラの一例)31と、複数の(ここでは4つの)第2排出ローラ(第2搬送ローラの一例)32とを備えている。
4つの第1排出ローラ31は、互いに同径とされ、何れも同軸上に配設されている。すなわち、第1排出ローラ31は、駆動ローラ軸(回転軸の一例)31aに固定されている。
また、4つの第2排出ローラ32は、互いに同径とされ、第1排出ローラ31にそれぞれ対向して同軸上に配設されている。すなわち、第2排出ローラ32は、第1排出ローラ31に対向して、従動ローラ軸(回転軸の一例)32aに固定されている。
このシート搬送装置30は、回転駆動される第1排出ローラ(駆動ローラ)31と、第1排出ローラ31の駆動回転に伴い従動回転される第2排出ローラ(従動ローラ)32との間でシートPを挟持しつつ搬送する。具体的には、シート搬送装置30は、第1及び第2排出ローラ31,32が正回転するときにはシートPを排出トレイ341の方へ搬送する一方、逆回転するときにはシートPを反転経路323の方へ搬送する。
また、シート搬送装置30は、図示は省略しているが、第2排出ローラ32を第1排出ローラ31に向けて付勢する付勢手段(例えば、バネ等による付勢手段)を備えている。
駆動ローラ軸31a及び従動ローラ軸32aは、シート搬送装置30の本体フレーム30aに回転自在に軸支されており、駆動ローラ軸31aの一方の端部(図2では、右側端部)が、シート搬送装置30の本体フレーム30aから軸線方向(図2中の矢符X方向)に突出して設けられている。
駆動ローラ軸31aは、この例では単一のものである。一方、従動ローラ軸32aは、この例では軸線方向Xに沿って複数(ここでは2つ)並設されており、それぞれの従動ローラ軸32aに複数(ここでは2つ)の第2排出ローラ32が、第1排出ローラ31と対峙するように配置されて固定されている。
回転駆動部40は、駆動ローラ軸31aを回転駆動するものであり、搬送駆動モータ41(ここではステッピングモータ)と、搬送駆動モータ41からの回転駆動を駆動ローラ軸31aに伝達する駆動伝達機構42とを備えている。
搬送駆動モータ41は、回転軸41aが軸線方向Xに沿うように装置本体110に設けられている。
駆動伝達機構42は、この例では複数のギアを列設したギア列で構成されており、駆動ギア42a、ローラギア42b及び中間ギア42cを備えている。
駆動ギア42aは、搬送駆動モータ41の回転軸41aに連結されている。ローラギア42bは、本体フレーム30aから突出した駆動ローラ軸31aの端部に連結されている。中間ギア42cは、装置本体110に固定された支持軸110aに回転自在に支持されており、駆動ギア42a及びローラギア42bに歯合している。
このような構成のシート搬送装置30において、本実施の形態では、従動ローラ側である第2排出ローラ32と同軸上に略円筒形状の腰付けローラ33が配設されている。腰付けローラ33は、従動ローラ軸32aの両端部に固定されている2つの第2排出ローラ32間に配設されており、かつ、その外径は、第2排出ローラ32の外径よりも大きい径に形成されている。また、腰付けローラ33は、2つの第2排出ローラ32に対して、従動ローラ軸32aの軸線方向Xと直交する方向(すなわち、放射方向)に揺動自在に支持されている。
この構成により、第2排出ローラ32の外径よりも大きい外径の腰付けローラ33が、第1及び第2排出ローラ31,32間を搬送されるシートPに押されて軸線方向Xと直交する方向に揺動する。その結果、シートPに筋等を付けることなく、シートPの種類(厚さや硬さ等)に応じた最適な腰付けを行うことができる。
ここで、腰付けローラ33は、発泡性樹脂等の弾性部材で構成することができる。発泡性樹脂の材料としては、例えば、ポリウレタン、シリコンゴム、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)などの材料を使用することができる。また、第1及び第2排出ローラ31,32としては、例えば、強度、耐衝撃性に優れたPOM(ポリアセタール)等の樹脂を挙げることができる。
以下、シート搬送装置30の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
<シート搬送装置30の実施の形態1の説明>
図3は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の斜視図である。ただし、図3では、内部を透視する形で腰付けローラ33を想像線(二点鎖線)で示している。また、図4は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の断面斜視図、図5は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の分解斜視図である。また、図6は、腰付けローラ33の一部を破断して示す斜視図である。
実施の形態1に係るシート搬送装置30では、腰付けローラ33は、外周面の外径が両端部に向かって漸次縮径するように若干傾斜して形成されている。これにより、腰付けローラ33は、両端部を除く中央部分では第2排出ローラ32の外径より外側に膨出し、両端部は、隣接する第2排出ローラ32の外径とほぼ同じ外径となっている。
一方、腰付けローラ33の内周面には、軸線方向Xの中央部に環状の仕切り壁34が設けられており、仕切り壁34の両側面34b及びこれに対向する2つの第2排出ローラ32の側面32bには、それぞれ同形のスプリング保持部34c,32cが軸線方向Xに沿って突出形成されている。
各スプリング保持部34c,32cは、主に図5及び図6に示すように、この例では略円筒状に形成されており、かつ、放射状に4等分された状態で、突出先端部から基端部側に向かって4つの切り込み部(被係止部)34d,32dが形成されている。逆に言えば、各スプリング保持部34c,32cは、切り込み部34d,32dを介して、同心円状に4分割された状態で配置された4つの突起片34e,32eによって構成されている。
そして、仕切り壁34の側面34bに形成されたスプリング保持部34cと、これに対向する第2排出ローラ32の側面32bに形成されたスプリング保持部32cとに、コイルスプリング38の両端部がそれぞれ外嵌された状態で保持されている。すなわち、腰付けローラ33は、2つのコイルスプリング38,38によって2つの第2排出ローラ32,32間に支持されている。
ここで、本実施の形態1では、このコイルスプリング38は密着巻きとなっており、その軸線方向Xの長さL1は、仕切り壁34の側面34bと、これに対向する第2排出ローラ32の側面32bとの間の距離L2にほぼ等しい長さ(L1≒L2)となっている。すなわち、コイルスプリング38は、従動ローラ軸32aに外嵌されて、その両端部が仕切り壁34側のスプリング保持部34cと第2排出ローラ32側のスプリング保持部32cとに嵌合された状態において、軸線方向Xには付勢力が働かない構造となっている。従って、腰付けローラ33が、コイルスプリング38によって第2排出ローラ32に圧接されることはない。また、腰付けローラ33を2つのコイルスプリング38,38で挟み込むように保持することから、腰付けローラ33を2つの第2排出ローラ32,32間に安定的に保持することができる。
また、コイルスプリング38の両端部には、軸線方向Xに向けて屈曲形成された係止突起(係止部)38aがそれぞれ形成されており、各係止突起38aが、各スプリング保持部34c,32cに形成されたいずれかの切り込み部34d,32dにそれぞれ挿入係止される構成としている。なお、係止突起38aについては、図5に片方のみ図示されている。また、係止突起38aを切り込み部34d,32dに挿入係止した状態については図示していない。
これにより、コイルスプリング38によって支持されている腰付けローラ33を、第2排出ローラ32と一体に回転させることができる。従って、シートPを排出トレイ341上に排出する際に、腰付けローラ33によってシート後端部を蹴り出すことができ、排出トレイ341上でのシートPの整列性を高めることができる。
また、本実施の形態1では、コイルスプリング38の内径D1及び仕切り壁34の内径D2は、従動ローラ軸32aの軸径D3より十分大きい構成(D1,D2≪D3)としている。これにより、腰付けローラ33の軸線方向Xに直交する方向への揺動揺動もスムーズに行うことができる。
ここで、腰付けローラ33の揺動動作について、図7及び図8に示す腰付けローラ33部分の概略断面図を参照して説明する。ただし、図7は、腰付けローラ33に負荷がかかっていない状態、図8は、腰付けローラ33に図中上方から下方に向けて負荷がかかった状態を示している。また、図9及び図10は、シート搬送装置30によってシートPが搬送されている様子を排出トレイ341側から見た概略側面図である。ただし、図9及び図10では、内部のコイルスプリング38の状態を透視的に図示している。
腰付けローラ33に負荷がかかっていない状態では、図7に示すように、従動ローラ軸32aに対して腰付けローラ33及びコイルスプリング38が同心円状に保持されており、腰付けローラ33は、両端部を除く中央部分が第2排出ローラ32の外径より外側に膨出している。この状態から、腰付けローラ33に下方向の負荷がかかると、図8に示すように、コイルスプリング38は、仕切り壁34側のスプリング保持部34cとこれに対向する第2排出ローラ32側のスプリング保持部32cとの間に位置しているコイルスプリング部(すなわち、各スプリング保持部34c,32cに支持されていない中央部分のコイルスプリング部)38bが、それぞれ下方に向かってずれていくように弾性変形し、腰付けローラ33全体が従動ローラ軸32aに対して下方側に変位(揺動)する。すなわち、下方向に負荷がかかると、第2排出ローラ32と共に回転している腰付けローラ33は、その負荷によって常に下方側に変位した状態で回転することになる。
その変位量は、下方向への負荷量によって異なる。すなわち、シート搬送装置30を搬送されているシートPが薄紙である場合には、図9に示すように、下方向への負荷をほとんど受けないのでその変位量は少なく、腰付けローラ33は第2排出ローラ32よりも上方に膨出した状態で回転し、シートPに十分な腰を付けることができる。一方、シート搬送装置30を搬送されているシートPが厚紙である場合には、図10に示すように、下方向に大きな負荷を受けるのでその変位量は大きく、腰付けローラ33は第2排出ローラ32とほぼ同じか若干上方に膨出した状態で回転し、シートPにほとんど腰を付けることがない。
実施の形態1に係るシート搬送装置30によれば、第2排出ローラ32の外径よりも大きい外径の腰付けローラが、第1及び第2搬送ローラ31,32間を搬送されるシートPに押される形で軸線方向Xと直交する方向に揺動することで、シートPの種類に応じた最適な腰付けを行うことができる。
<シート搬送装置30の実施の形態2の説明>
図11は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の斜視図である。ただし、図11では、内部を透視する形で腰付けローラ33を想像線(二点鎖線)で示している。また、図12は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の断面斜視図である。
実施の形態2に係るシート搬送装置30は、腰付けローラ33の構成については、上記実施の形態1に係る腰付けローラ33の構成と同じである。異なるところは、2つの第2排出ローラ32の側面32bに形成されたスプリング保持部32cの形状、及び、この第2排出ローラ32のスプリング保持部32cに係止されるコイルスプリング38の端部の形状だけである。従って、ここでは異なる部分についてのみ説明し、その他の構成については同部材に同符号を付して、詳細な説明を省略する。
実施の形態2では、第2排出ローラ32の側面32bに形成されたスプリング保持部32cが、従動ローラ軸32aをも保持する構成としている。すなわち、スプリング保持部32cは、その形状自体は軸線方向Xの長さが短い点を除けば、上記実施の形態1に係るスプリング保持部32cの形状と同じであるが、その径、すなわち4つの突起片32eによって形成される内径が、従動ローラ軸32aの軸径とほぼ同じ径となっている。
一方、コイルスプリング38は、上記実施の形態1では全長に渡って同径の円筒形状であったが、本実施の形態2では、第2排出ローラ32のスプリング保持部32cに係止される端部38c側の径が、先端部に向かって漸次縮径するように形成されており、先端部では、その内径が従動ローラ軸32aの軸径とほぼ同じ径となっている。
すなわち、本実施の形態2では、第2排出ローラ32のスプリング保持部32cの先端と、コイルスプリング38の端部38c側の先端とが突き合わされる形となっており、嵌合する構造とはなっていない。
この構造において、コイルスプリング38の先端には、軸線方向Xに沿って第2排出ローラ32のスプリング保持部32c側に若干突出した後、軸線方向Xに直交する外方向に屈曲形成された係止突起(係止部)38dが形成されている。従って、この係止突起38dが、スプリング保持部32cに形成されたいずれかの切り込み部32dに挿入係止されることで、コイルスプリング38によって支持されている腰付けローラ33を、第2排出ローラ32と一体に回転させることができるようになっている。
ここで、腰付けローラ33の揺動動作について、図13に示す腰付けローラ33部分の概略断面図を参照して説明する。ただし、図13は、腰付けローラ33に図中上方から下方に向けて負荷がかかった状態を示している。
腰付けローラ33に負荷がかかっていない状態では、図11及び図12に示すように、従動ローラ軸32aに対して腰付けローラ33及びコイルスプリング38が同心円状に保持されており、腰付けローラ33は、両端部を除く中央部分が第2排出ローラ32の外径より外側に膨出している。この状態から、腰付けローラ33に下方向の負荷がかかると、図13に示すように、コイルスプリング38は、第2排出ローラ32のスプリング保持部32cに突き合わされている端部38cを支点として、この端部83cとこれに対向する仕切り壁34のスプリング保持部34cとの間に位置しているコイルスプリング部(すなわち、スプリング保持部32cに支持されていない部分のコイルスプリング部)38bが、それぞれ下方に向かってずれていくように弾性変形し、腰付けローラ33全体が従動ローラ軸32aに対して下方側に変位(揺動)する。すなわち、下方向に負荷がかかると、第2排出ローラ32と共に回転している腰付けローラ33は、その負荷によって常に下方側に変位した状態で回転することになる。その変位量は、下方向への負荷量によって異なるが、この点については、上記実施の形態1において図7及び図8を用いて説明した腰付けローラ33の揺動動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
実施の形態2に係るシート搬送装置30によれば、第2排出ローラ32の外径よりも大きい外径の腰付けローラが、第1及び第2搬送ローラ31,32間を搬送されるシートPに押される形で軸線方向Xと直交する方向に揺動することで、シートPの種類に応じた最適な腰付けを行うことができる。
<シート搬送装置30の実施の形態3の説明>
図14は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の斜視図である。ただし、図14では、内部を透視する形で腰付けローラ33を想像線(二点鎖線)で示している。また、図15は、2つの第2排出ローラ32,32間に配設された腰付けローラ33の断面斜視図である。
実施の形態1に係るシート搬送装置30では、腰付けローラ33を2つの第2排出ローラ32,32間に支持する支持構造は、左右対称の構造であったが、本実施の形態3では、これを片持ち状の構造としたものである。
実施の形態3に係るシート搬送装置30でも、腰付けローラ33は、外周面の外径が両端部に向かって漸次縮径するように若干傾斜して形成されている。これにより、腰付けローラ33は、両端部を除く中央部分では第2排出ローラ32の外径より外側に膨出し、両端部は、隣接する第2排出ローラ32の外径とほぼ同じ外径となっている。
一方、腰付けローラ33の内周面には、軸線方向Xの一方の端部(図中左側の端部)に環状の仕切り壁34が設けられており、この仕切り壁34の内側の側面34b及びこれに対向する一方の第2排出ローラ32(図中右側の第2排出ローラ32)の側面32bには、それぞれスプリング保持部34c,32cが軸線方向Xに沿って突出形成されている。なお、各スプリング保持部34c,32cの形状は、上記実施の形態1と同様であるので、ここでは同部材に同符号を付すこととし、詳細な説明を省略する。
そして、仕切り壁34の側面34bに形成されたスプリング保持部34cと、これに対向する第2排出ローラ32の側面32bに形成されたスプリング保持部32cとに、コイルスプリング38の両端部がそれぞれ外嵌された状態で保持されている。すなわち、腰付けローラ33は、1つのコイルスプリング38によって2つの第2排出ローラ32,32間に片持ち状に支持されている。
本実施の形態3においても、コイルスプリング38は密着巻きとなっており、その軸線方向Xの長さは、仕切り壁34の側面34bと、これに対向する第2排出ローラ32の側面32bとの間の距離にほぼ等しい長さとなっている。すなわち、コイルスプリング38は、従動ローラ軸32aに外嵌されて、その両端部が仕切り壁34のスプリング保持部34cと第2排出ローラ32のスプリング保持部32cとに嵌合された状態において、軸線方向Xには付勢力が働かない構造となっている。
また、コイルスプリング38の両端部には、図示は省略しているが、軸線方向Xに向けて屈曲形成された係止突起38aがそれぞれ形成されており、各係止突起38aが、各スプリング保持部34c,32cに形成されたいずれかの切り込み部34d,32dにそれぞれ挿入係止される構成としている。
また、本実施の形態3においても、コイルスプリング38の内径及び仕切り壁34の内径は、従動ローラ軸32aの軸径より十分大きい構成としている。
このような構成によれば、腰付けローラ33を1つのコイルスプリング38で片持ち状に保持した場合でも、腰付けローラ33を2つの第2排出ローラ32,32間に安定的に保持することができる。また、コイルスプリング38の内径及び仕切り壁34の内径を従動ローラ軸32aの軸径より十分大きくしているので、腰付けローラ33の軸線方向Xに直交する方向への揺動揺動もスムーズに行うことができる。
ここで、腰付けローラ33の揺動動作について、図16に示す腰付けローラ33部分の概略断面図を参照して説明する。ただし、図16は、腰付けローラ33に図中上方から下方に向けて負荷がかかった状態を示している。
腰付けローラ33に負荷がかかっていない状態では、図15に示すように、従動ローラ軸32aに対して腰付けローラ33及びコイルスプリング38が同心円状に保持されており、腰付けローラ33は、両端部を除く中央部分が第2排出ローラ32の外径より外側に膨出している。この状態から、腰付けローラ33に下方向の負荷がかかると、図16に示すように、仕切り壁34のスプリング保持部34cとこれに対向する第2排出ローラ32のスプリング保持部32cとの間のコイルスプリング部38eが、スプリング保持部32cを支点として先端部側(図中左側)が下方に下がるように弾性変形し、主に腰付けローラ33の先端部側が従動ローラ軸32aに対して下方側に大きく変位(揺動)する。すなわち、下方向に負荷がかかると、第2排出ローラ32と共に回転している腰付けローラ33は、その負荷によって常に下方側に変位した状態で回転することになる。
実施の形態3に係るシート搬送装置30によれば、第2排出ローラ32の外径よりも大きい外径の腰付けローラが、第1及び第2搬送ローラ31,32間を搬送されるシートPに押される形で軸線方向Xと直交する方向に揺動することで、シートPの種類に応じた最適な腰付けを行うことができる。
なお、上記各実施の形態では、腰付けローラ33を従動ローラ側である第2排出ローラ32に設けているが、駆動ローラ側である第1排出ローラ31に設けてもよい。
なお、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
30 シート搬送装置
31 第1排出ローラ(第1搬送ローラ)
31a 駆動ローラ軸(回転軸)
32 第2排出ローラ(第2搬送ローラ)
32a 従動ローラ軸(回転軸)
32b 側面
32c スプリング保持部
32d 切り込み部(被係止部)
32e 突起片
33 腰付けローラ
34 仕切り壁
34b 側面
34c スプリング保持部
34d 切り込み部(被係止部)
34e 突起片
38 コイルスプリング
38a 係止突起(係止部)
38b コイルスプリング部
38c 端部側
38d 係止突起(係止部)
100 画像形成装置
P シート
X 軸線方向
Y 搬送方向

Claims (9)

  1. 回転軸上に配設された複数の第1搬送ローラと、前記複数の第1搬送ローラにそれぞれ対向して別の回転軸上に配設された複数の第2搬送ローラとを備え、回転される前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間でシートを挟持しつつ搬送するシート搬送装置であって、
    前記第1搬送ローラ及び前記第2搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラと同軸上に配設され、かつ、外径が前記搬送ローラの外径よりも大きい径を有する腰付けローラを備え、
    前記腰付けローラは、軸方向に隣接する2つの搬送ローラ間に配設され、前記回転軸に嵌挿されたコイルスプリングによって、前記2つの搬送ローラに対して前記回転軸の軸線方向と直交する方向に揺動自在に支持され
    略円筒状に形成された前記腰付けローラの内周面には、前記軸方向の中央部に環状の仕切り壁が設けられ、
    前記仕切り壁の両面及び前記2つの搬送ローラの対向する側面には、それぞれスプリング保持部が形成され、
    前記仕切り壁に形成された前記スプリング保持部とこれに対向する前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部とに前記コイルスプリングの両端部がそれぞれ保持されていることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 請求項1に記載のシート搬送装置であって、
    前記腰付けローラは、前記2つの搬送ローラと一体に回転自在に支持されていることを特徴とするシート搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置であって、
    前記コイルスプリングの内径及び前記仕切り壁の内径は、前記回転軸の軸径より大きいことを特徴とするシート搬送装置。
  4. 請求項に記載のシート搬送装置であって、
    前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部及びこのスプリング保持部に保持される前記コイルスプリングの一方の端部は、前記回転軸を保持する構成とされていることを特徴とするシート搬送装置。
  5. 回転軸上に配設された複数の第1搬送ローラと、前記複数の第1搬送ローラにそれぞれ対向して別の回転軸上に配設された複数の第2搬送ローラとを備え、回転される前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間でシートを挟持しつつ搬送するシート搬送装置であって、
    前記第1搬送ローラ及び前記第2搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラと同軸上に配設され、かつ、外径が前記搬送ローラの外径よりも大きい径を有する腰付けローラを備え、
    前記腰付けローラは、軸方向に隣接する2つの搬送ローラ間に配設され、前記回転軸に嵌挿されたコイルスプリングによって、前記2つの搬送ローラに対して前記回転軸の軸線方向と直交する方向に揺動自在に支持され、
    略円筒状に形成された前記腰付けローラの内周面には、前記軸方向の一端部に環状の仕切り壁が設けられるとともに、
    前記仕切り壁の内面及びこの仕切り壁の内面に対向する前記一方の搬送ローラの対向する側面には、それぞれスプリング保持部が形成され、
    前記仕切り壁に形成された前記スプリング保持部とこれに対向する前記搬送ローラの側面に形成された前記スプリング保持部とに前記コイルスプリングの両端部がそれぞれ保持されていることを特徴とするシート搬送装置。
  6. 請求項に記載のシート搬送装置であって、
    前記腰付けローラは、前記2つの搬送ローラと一体に回転自在に支持されていることを特徴とするシート搬送装置。
  7. 請求項から請求項までのいずれか一つに記載のシート搬送装置であって、
    前記コイルスプリングは密着巻きであることを特徴とするシート搬送装置。
  8. 請求項に記載のシート搬送装置であって、
    前記コイルスプリングの両端部には、前記スプリング保持部に形成された被係止部に係止する係止部が設けられていることを特徴とするシート搬送装置。
  9. 請求項1から請求項までのいずれか一つに記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2015126994A 2015-06-24 2015-06-24 シート搬送装置及び画像形成装置 Active JP6557068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126994A JP6557068B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 シート搬送装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126994A JP6557068B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 シート搬送装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017007842A JP2017007842A (ja) 2017-01-12
JP6557068B2 true JP6557068B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=57761133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015126994A Active JP6557068B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 シート搬送装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6557068B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135028A1 (ja) 2017-01-19 2018-07-26 日新製鋼株式会社 フェライト系ステンレス鋼及び自動車排ガス経路部材用フェライト系ステンレス鋼

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522533Y2 (ja) * 1986-08-29 1993-06-10
JP2672658B2 (ja) * 1989-06-30 1997-11-05 株式会社東芝 搬送装置
US5143366A (en) * 1990-09-07 1992-09-01 Bell & Howell Company Mail feeder
JPH07257776A (ja) * 1994-03-23 1995-10-09 Canon Inc 駆動伝達装置及び画像形成装置
JP3329428B2 (ja) * 1996-01-18 2002-09-30 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JPH10181933A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Konica Corp 搬送機構
US6181908B1 (en) * 1999-09-10 2001-01-30 Lexmark International, Inc. Apparatus for corrugating materials
JP5641893B2 (ja) * 2010-11-16 2014-12-17 シャープ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017007842A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5904417B2 (ja) シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5705202B2 (ja) ベルト搬送装置
JP5724358B2 (ja) 搬送装置及び画像形成装置
US8019259B2 (en) Development device, process unit, and image forming apparatus
JP2016095396A (ja) 画像形成装置
US10018944B2 (en) Drive transmission mechanism and image forming apparatus therewith
JP5896103B2 (ja) 伝動装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2015225178A (ja) 転写装置及び画像形成装置
US10656565B2 (en) Drive transmission device and image forming apparatus incorporating the drive transmission device
JP5939434B2 (ja) シート状部材の搬送路切替機構及びそれを備えた画像形成装置
JP5014455B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP6557068B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP6376759B2 (ja) シート排出装置及び画像形成装置
US10259670B2 (en) Sheet conveyance device and image forming apparatus
JP5274279B2 (ja) 無端ベルト装置、および、これを備えた画像形成装置
JP5328504B2 (ja) 搬送装置及び該搬送装置を組み込んだ画像形成装置
JP6238750B2 (ja) ベルト搬送装置及び画像形成装置
JP2016061889A (ja) ベルト装置、転写装置および画像形成装置
JP2016114649A (ja) 間隔調整機構及び画像形成装置
JP5641893B2 (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2001151376A (ja) シート搬送装置
JP2006151588A (ja) シート材排出方法及びシート材排出装置及び画像形成装置
JP2010047351A (ja) シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4974298B2 (ja) 蛇行補正機構、及びこれを備えた中間転写ユニット,画像形成装置
JP2016156874A (ja) ベルト制御装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6557068

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150