JP6555632B2 - レンズ交換式カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ交換可能なレンズ交換式カメラに関する。
撮影領域内に存在する人物の顔が写る顔領域を撮影画像データから検出してAF(Autofocus)制御やAE(Automatic Exposure)制御を行う撮影装置が知られている。この種の撮影装置の中には、手持ちした撮影装置を自身に向けて撮影(いわゆる自分撮り)する場合やセルフタイマ撮影する場合等に、被写体となる撮影者自身に顔領域が検出されたか否かを報知する機能を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1に記載の撮影装置は、レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラであり、筐体前面に液晶モニタを備えている。液晶モニタには、例えば、顔領域の検出の有無に応じて「○」又は「×」が表示されたり、検出された顔領域の数が表示されたりする。
特許第4291408号公報
このように、特許文献1に記載の撮影装置には、顔領域の検出の有無を報知する専用の液晶モニタが備えられている。しかし、液晶モニタは高価であることから、撮影装置の製造コストを大きく引き上げるという問題がある。また、特許文献1には、液晶モニタの代替構成として、専用の発光素子を備えることが記載されている。かかる場合は製造コストの増加が抑えられるが、被写体となる撮影者自身に報知可能な情報が顔領域の検出の有無だけに限られる。
また、交換レンズが装着されたレンズ交換式カメラの筐体前面に特許文献1と同様の液晶モニタや発光素子が配置される場合を考える。この場合、液晶モニタや発光素子は、その配置位置によっては、撮影装置が正面視状態から僅かに斜めに傾けられただけで交換レンズに隠れて視認することができない虞がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造コストが抑えられつつも被写体となる撮影者自身に報知可能な情報量が担保され且つ情報を報知する手段が交換レンズに隠れにくいレンズ交換式カメラを提供することである。
本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、筐体前面の中で被写体側に突出した突出部の前面に配置された複数の発光手段と、撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報を取得し、取得された情報に基づいて複数の発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを備える。
本発明の一実施形態によれば、筐体前面に専用の液晶モニタ等の高価なパーツを搭載することなく、複数の発光手段よりなる安価な構成を用いて多様な情報を被写体となる人物に報知することができる。また、複数の発光手段は、筐体前面の中で被写体側に突出した突出部の前面に配置されていることから、交換レンズの陰に隠れにくい。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、例えば交換レンズが着脱可能に装着されるマウント部を備えている。筐体は、マウント部を取り囲うマウント周辺部を有している。発光手段が配置される突出部は、例えばマウント周辺部を挟んでマウント部から離れて位置する。複数の発光手段は、突出部の前面の中で、中央の領域よりもマウント部から離れた遠位領域に配置されている。
また、本発明の一実施形態において、発光手段が配置される突出部の前面は、例えば筐体に形成されたグリップの前面である。
また、本発明の一実施形態において、複数の発光手段は、グリップの前面の中でマウント部から離れた位置に寄せて配置されていてもよい。
また、本発明の一実施形態において、複数の発光手段は、グリップの長手方向に沿って少なくとも一列に並べて配置されていてもよい。
また、本発明の一実施形態において、複数の発光手段は、グリップの長手方向に等ピッチで配置されていてもよい。
また、本発明の一実施形態において、複数の発光手段は、グリップの前面の中で筐体の上面側に寄せて配置されていてもよい。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段の出力に基づいて撮影画像データを生成する撮影画像データ生成手段と、生成された撮影画像データから人物の顔が写る顔領域を検出する顔領域検出手段とを備えた構成としてもよい。撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、例えば人物の顔が写る顔領域の数である。この構成において、発光制御手段は、顔領域検出手段によって検出された顔領域のに基づいて複数の発光手段の発光制御を行う。
また、本発明の一実施形態において、発光制御手段は、顔領域検出手段によって検出された顔領域と同じ数の発光手段を発光させる構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示画面内における撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段とを備える構成としてもよい。この構成において、画像データ生成手段は、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に対応する画素領域を読み出して撮影画像データを生成する。撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、例えば、撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しないという情報である。発光制御手段は、表示範囲指定手段により表示範囲が指定されると、撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しない虞があるとして、複数の発光手段を、該表示範囲の指定の無い第一の状態と異なる発光状態で発光制御する。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示画面内における撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段と、筐体の姿勢を検出する姿勢検出手段とを備える構成としてもよい。この構成において、画像データ生成手段は、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に対応する画素領域を読み出して撮影画像データを生成する。撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、例えば、撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しないという情報である。発光制御手段は、表示範囲指定手段により表示範囲が指定されている状態で姿勢検出手段により姿勢の変化が検出されると、撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しない虞があるとして、複数の発光手段を、該姿勢の変化の検出前である第一の状態と異なる発光状態で発光制御する。
発光手段は、例えば、表示画面内における撮影画像の表示範囲の指定の無い又は筐体の姿勢の変化の検出前である第一の状態と異なる発光状態の発光制御により、
(1)発光が禁止される、
(2)発光が点滅される、
(3)発光色が第一の状態での発光色に対して変更される、又は、
(4)発光色が第一の状態での発光色に対して変更され且つ発光が点滅される。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示画面内における撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段とを備える構成としてもよい。この構成において、画像データ生成手段は、表示範囲指定手段による表示範囲の指定の有無に拘わらず既定の画素領域を読み出して撮影画像データを生成する。また、発光制御手段は、表示範囲指定手段による表示範囲の指定の有無に拘わらず複数の発光手段を同じ方法で発光制御する。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示画面内における撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段とを備える構成としてもよい。この構成において、顔領域検出手段は、表示範囲指定手段により表示範囲が指定されると、顔領域の検出を停止する。
また、本発明の一実施形態において、表示範囲指定手段は、少なくとも、表示画面内における撮影画像の拡大表示倍率を指定する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、顔領域検出手段による顔領域の検出範囲を設定する検出範囲設定手段を備える構成としてもよい。この構成において、発光制御手段は、検出範囲設定手段により設定された検出範囲毎に複数の発光手段を異なる態様で発光させる。
また、本発明の一実施形態に係るレンズ交換式カメラは、被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段による撮像のタイミングを指示する指示手段とを備える構成としてもよい。撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、例えば撮像のタイミングに達するまでの時間の情報である。この構成において、発光制御手段は、撮像のタイミングに達するまでの所定時間内において複数の発光手段の発光状態を刻々と変化させる。
また、本発明の一実施形態において、発光手段は、例えばn個配置されている。この場合、発光制御手段は、撮像のタイミングに達するまでの時間がn秒以上あるときにn個の発光手段を全て発光させ、該時間がn秒を切ると、1秒経過毎に発光手段を1つずつ消灯させる。そして、撮像手段は、発光手段が全て消灯された時点で被写体を撮像する。
本発明の実施形態によれば、製造コストが抑えられつつも被写体となる撮影者自身に報知可能な情報量が担保され且つ情報を報知する手段が交換レンズに隠れにくいレンズ交換式カメラが提供される。
本発明の実施形態の撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられるカメラ本体部の正面図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられるカメラ本体部の上面図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられるカメラ本体部の背面図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられるカメラ本体部の斜視図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられる発光部の発光制御フローであって、撮影領域内に収まる人物数の報知フローを示す図である。 図6の発光制御フローの説明を補助する図である。 図6の発光制御フローの説明を補助する図である。 図6の発光制御フローの説明を補助する図である。 本発明の実施形態のケース5における発光制御フローを示す図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられる発光部の発光制御フローであって、セルフタイマ撮影時のカウントダウンの報知フローを示す図である。 図11の発光制御フローの説明を補助する図である。 本発明の実施形態の撮影装置に備えられる発光部の他の概略的なレイアウトを示す図である。
以下、本発明の実施形態の撮影装置について図面を参照しながら説明する。以下においては、本発明の一実施形態として、デジタル一眼レフカメラについて説明する。なお、撮影装置は、デジタル一眼レフカメラに限らず、例えばミラーレス一眼カメラなど、他のレンズ交換式カメラであってもよい。
[撮影装置1全体の構成]
図1は、本実施形態の撮影装置1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、撮影装置1は、カメラ本体部10及びカメラ本体部10に着脱可能に装着される交換レンズ20を備えている。
カメラ本体部10は、CPU(Central Processing Unit)100、操作部102、駆動回路104、姿勢検出部106、情報報知部108、シャッタ110、固体撮像素子112、信号処理回路114、画像処理エンジン116、バッファメモリ118、カード用インタフェース120、LCD(Liquid Crystal Display)制御回路122、LCD124及びROM(Read Only Memory)126を備えている。交換レンズ20は、撮影レンズ200及び絞り202を備えている。なお、撮影レンズ200は複数枚構成であるが、図1においては便宜上一枚のレンズとして示す。
操作部102には、電源スイッチやレリーズスイッチ、撮影モードスイッチなど、ユーザが撮影装置1を操作するために必要な各種スイッチが含まれる。ユーザにより電源スイッチが操作されると、図示省略されたバッテリから撮影装置1の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。CPU100は電源供給後、ROM126にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリア(不図示)にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、撮影装置1全体の制御を行う。
レリーズスイッチが操作されると、CPU100は、例えば、固体撮像素子112により撮像されたライブビュー(後述)から計算された測光値や、撮影装置1に内蔵されたTTL(Through The Lens)露出計(不図示)で測定された測光値に基づき適正露出が得られるように、駆動回路104を介して絞り202及びシャッタ110を駆動制御する。より詳細には、絞り202及びシャッタ110の駆動制御は、プログラムAE(Automatic Exposure)、シャッタ優先AE、絞り優先AEなど、撮影モードスイッチにより指定されるAE機能に基づいて行われる。また、CPU100はAE制御と併せてAF(Autofocus)制御を行う。AF制御には、アクティブ方式、位相差検出方式、コントラスト検出方式等が適用される。また、AFモードには、中央一点の測距エリアを用いた中央一点測距モード、複数の測距エリアを用いた多点測距モード等がある。CPU100は、AF結果に基づいて駆動回路104を介して撮影レンズ200を駆動制御し、撮影レンズ200の焦点を調整する。なお、この種のAE及びAFの構成及び制御については周知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
被写体からの光束は、撮影レンズ200、絞り202、シャッタ110を通過して固体撮像素子112の受光面にて受光される。固体撮像素子112は、ベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。固体撮像素子112は、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の画像信号を生成して出力する。なお、固体撮像素子112は、CCDイメージセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやその他の種類の撮像装置に置き換えられてもよい。固体撮像素子112はまた、補色系フィルタを搭載したものであってもよい。
信号処理回路114は、固体撮像素子112より入力される画像信号に対してクランプ、デモザイク等の所定の信号処理を施して、画像処理エンジン116に出力する。画像処理エンジン116は、信号処理回路114より入力される画像信号に対してマトリクス演算、Y/C分離、ホワイトバランス等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。バッファメモリ118は、画像処理エンジン116による処理の実行時、処理データの一時的な保存場所として用いられる。また、撮影画像の保存形式は、JPEG形式に限らず、最小限の画像処理(例えばクランプ)しか施されないRAW形式であってもよい。
カード用インタフェース120のカードスロットには、メモリカード300が着脱可能に差し込まれている。
画像処理エンジン116は、カード用インタフェース120を介してメモリカード300と通信可能である。画像処理エンジン116は、生成された圧縮画像信号(撮影画像データ)をメモリカード300(又は撮影装置1に備えられる不図示の内蔵メモリ)に保存する。
また、画像処理エンジン116は、生成された輝度信号Y、色差信号Cb、Crをフレームメモリ(不図示)にフレーム単位でバッファリングする。画像処理エンジン116は、バッファリングされた信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して所定のフォーマットのビデオ信号に変換し、LCD制御回路122に出力する。LCD制御回路122は、画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御する。これにより、被写体の撮影画像がLCD124の表示画面に表示される。ユーザは、AE制御及びAF制御に基づいて適正な輝度及びピントで撮影されたリアルタイムのスルー画(ライブビュー)を、LCD124の表示画面を通じて視認することができる。
画像処理エンジン116は、ユーザにより撮影画像の再生操作が行われると、操作により指定された撮影画像データをメモリカード300又は内蔵メモリ(不図示)より読み出して所定のフォーマットの画像信号に変換し、LCD制御回路122に出力する。LCD制御回路122が画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御することで、撮影画像がLCD124の表示画面に表示される。
姿勢検出部106は3軸加速度センサを備えており、カメラ本体部10(撮影装置1)の姿勢を検出する。3軸加速度センサは、互いに直交する3軸の加速度を検出することが可能なセンサであり、カメラ本体部10の加速度に応じたレベル信号を出力する。姿勢検出部106は、3軸加速度センサより出力されるレベル信号に基づいて加速度ベクトルを計算し、計算された加速度ベクトルに基づいてカメラ本体部10の姿勢を検出する。検出された姿勢情報は、撮影画像データをメモリカード300に保存する際、メタ情報として撮影画像データに付加される。また、姿勢情報は、例えばカメラ本体部10の傾き状態を示す情報としてLCD124等の表示画面に表示される(いわゆる電子水準器機能)。なお、カメラ本体部10の姿勢は、加速度センサ及び地磁気センサを持つ複合センサや他の姿勢検出センサを用いて検出してもよい。
情報報知部108は、撮影者が手持ちした撮影装置1を自身に向けて撮影(いわゆる自分撮り)する場合やセルフタイマ撮影する場合等に、被写体となる撮影者自身に撮影に関する所定の情報を報知する。
ここで、図2〜図5のそれぞれに、カメラ本体部10の正面図、上面図、背面図、斜視図を示す。なお、説明の便宜上、図3(カメラ本体部10の上面図)に、カメラ本体部10に装着された交換レンズ20の概略的な輪郭を一点鎖線にて示す。
情報報知部108は、複数の発光部108a(本実施形態では5つ)を備えている(例えば図2中、破線参照)。発光部108aは例えばLED(Light Emitting Diode)であり、筐体10aの前面の中で被写体側に突出した所定の突出領域に配置されている。カメラ本体部10には、交換レンズ20が着脱可能に装着されるマウント部12が備えられている。筐体10aには、マウント部12を取り囲うマウント周辺部13が形成されている。発光部108aが配置される突出領域は、マウント周辺部13を挟んでマウント部12から離れて位置する。具体的には、複数の発光部108aは、図2等に示されるように、筐体10aに形成されたグリップ11の前面11aに上下方向(グリップ11の長手方向)に一列に等ピッチで並べて配置されており、且つ前面11aの中でもマウント部12から離れた位置に寄せて配置されている。
グリップ11は、被写体側に最も突出する交換レンズ20に対して筐体10aの前面の中でも離れて位置するパーツであり(図2等参照)、且つ筐体10aの前面の中でも被写体側に突出した面(図3等参照)となっている。また、複数の発光部108aは、前面11aの中でも交換レンズ20(マウント部12)から離れた位置に寄せて配置されている。そのため、複数の発光部108aは、被写体である撮影者から見たときに交換レンズ20の陰に隠れにくい。従って、撮影者は、自分撮りやセルフタイマ撮影等においても発光部108aの発光状態を視認しやすい。
[撮影領域内に収まる人物数の報知処理]
[発光部108aの発光制御フロー]
図6に、CPU100による発光部108aの発光制御フローであって、撮影領域内に収まる人物数の報知フローを示す。また、図7〜図9に、本フローの説明を補助する図を示す。図7〜図9には、LCD124の表示画面に表示されるライブビューとそれに対応する発光部108aの発光例を概略的に示す。本フローは、例えば、撮影装置1の電源投入後、撮影が可能な状態に遷移した時点(例えばライブビューの表示を開始した時点等)で開始され、撮影ができない状態に遷移した時点(例えば再生モードへ遷移した時点等)で終了する。
[図6のS11(顔領域の検出)]
本処理ステップS11では、フレームメモリにバッファリングされた撮影画像データから人物の顔が写る顔領域が検出される。例示的には、顔独自の特徴を持つ領域(例えば肌色を持つ領域、目を持つ領域、顔の形状を持つ領域等)が複合的に判断されて顔領域が検出される。なお、顔領域の検出アルゴリズムは周知であるため、その具体的説明は省略する。
[図6のS12(発光部108aの点灯)]
本処理ステップS12では、処理ステップS11(顔領域の検出)にて検出された顔領域と同じ数の発光部108aが例えば緑色で点灯される。具体的には、顔領域の検出数が1つの場合(図7(a)参照)は1つの発光部108aが点灯され(図7(b)参照)、顔領域の検出数が2つの場合(図8(a)参照)は2つの発光部108aが点灯される(図8(b)参照)。また、顔領域の検出数が6以上の場合は、一律に、5つ全ての発光部108aが点灯される。撮影者は、例えば自分撮りする場合に撮影したい人物全てが撮影領域内に収まっているか否かを、複数の発光部108aの点灯状態を視認することで容易に把握することができる。
処理ステップS11(顔領域の検出)と処理ステップS12(発光部108aの点灯)とが所定の周期で繰り返されることにより、撮影領域内に収まる人数(人物の顔の数)が発光部108aを通じて撮影者にリアルタイムで報知される。
[拡大表示操作時の割込み処理]
ライブビューは、通常、LCD124の表示画面内で等倍表示されている。ここでいう等倍表示とは、例えば、本来の撮影領域(固体撮像素子112の有効画素領域全体に対応する画角)のライブビュー全体を、表示画面内の規定の表示領域(ライブビュー用の表示領域)全体にフィットさせたときの表示倍率をいう。
ここで、図6に示される発光制御フローの実行中、等倍表示されたライブビュー内で拡大させたい位置及びその表示倍率(換言すると、ライブビュー内で拡大させたい範囲)が操作部102を介して指定されると、ライブビューが拡大表示(指定された範囲のライブビューが規定の表示領域全体にフィットする倍率で表示)される(図9(a)参照)と共に図6の発光制御フローが中断されて、発光部108aが等倍表示時と異なる方法で発光制御される。以下に、その具体例を複数説明する。
ライブビューの高画質化のため、固体撮像素子112の読出し領域が拡大表示される範囲に応じて有効画素領域の一部に制限される方式がある。この方式においてライブビューの拡大表示の実行中は、制限された画素領域内でしか顔領域が検出されないため、本来の撮影領域(有効画素領域全体に対応する画角)内に収まる顔領域が正しく検出されない。そのため、撮影領域内に収まる顔領域の数と発光部108aの点灯数との整合が取れず、撮影者に誤った情報が報知される虞がある。下記ケース1〜5は、かかる問題を解消するのに好適な発光制御である。なお、ライブビューの拡大表示が解除されて等倍表示に復帰すると、発光部108aの発光制御も図6の発光制御フローに復帰する。
・ケース1
ケース1では、ライブビューの拡大表示操作の入力が検知されると、図9(b)に示されるように、全ての発光部108aの点灯が禁止される。撮影者は、全ての発光部108aの消灯を視認することにより、ライブビューが拡大表示中(すなわち、撮影領域内に収まる顔領域の数を正しく検出することができない状況)であることを把握することができる。
なお、発光部108aの点灯禁止に代えて、顔領域の検出処理自体が停止されてもよい。顔領域の検出処理自体が停止されることにより、全ての発光部108aが点灯しない。この場合も、撮影者は、全ての発光部108aの非点灯を視認することにより、ライブビューが拡大表示中(すなわち、撮影領域内に収まる顔領域の数を正しく検出することができない状況)であることを把握することができる。
・ケース2
ケース2では、ライブビューの拡大表示操作の入力が検知されると、図9(c)に示されるように、ライブビューの等倍表示時に点灯していた発光部108a(又は少なくとも1つの規定の発光部108a)の発光が点滅に変わる。撮影者は、発光部108aの点滅を視認することにより、発光部108aの発光状態が必ずしも撮影領域内に収まる顔領域の数を表しているわけではないことを把握することができる。
・ケース3
ケース3では、ライブビューの拡大表示操作の入力が検知されると、図9(d)に示されるように、ライブビューの等倍表示時に点灯していた発光部108a(又は少なくとも1つの規定の発光部108a)の発光色(緑色)が他の色(例えば赤)に変更される。撮影者は、発光部108aの発光色を視認することにより、発光部108aの発光状態が必ずしも撮影領域内に収まる顔領域の数を表しているわけではないことを把握することができる。
・ケース4
ケース4では、ライブビューの拡大表示操作の入力が検知されると、ライブビューの等倍表示時に点灯していた発光部108a(又は少なくとも1つの規定の発光部108a)の発光色(緑色)が他の色(例えば赤)に変更され且つ発光が点滅される。撮影者は、発光部108aの発光色及び点滅を視認することにより、発光部108aの発光状態が必ずしも撮影領域内に収まる顔領域の数を表しているわけではないことを把握することができる。
・ケース5
図10は、ケース5における発光部108aの発光制御フローを示す。本フローは、例えば、ライブビューの拡大表示操作の入力を検知すると同時に開始され、ライブビューの拡大表示が解除されるまで継続する。
[図10のS21(姿勢変化の検出)]
本処理ステップS21では、姿勢検出部106の出力に基づいて撮影装置1の姿勢の変化が検出される。例えば、姿勢検出部106より周期的に出力される姿勢情報がモニタリングされ、姿勢情報に変化が生じた場合に又は姿勢情報の変化量が所定の許容範囲を超えた場合に、姿勢の変化が検出される。
[図10のS22(発光状態の継続)]
本処理ステップS22は、処理ステップS21(姿勢変化の検出)にて撮影装置1の姿勢の変化が検出されない場合(S21:NO)に実行される。例えば、記念撮影等で撮影装置1が固定され且つ被写体も静止状態にあることが担保されている撮影シーンが考えられる。この場合は、原則、撮影領域内に収まる顔領域の数が変化しない。そのため、本処理ステップS22では、ライブビューの拡大表示操作前(すなわち等倍表示時)と同じ点灯状態が継続される。すなわち、ライブビューの拡大表示操作後の固体撮像素子112の読出し領域に含まれる顔領域の検出数に拘わらず、拡大表示操作前と同じ数の発光部108aが点灯される。
[図10のS23(発光状態の変更)]
本処理ステップS23は、処理ステップS21(姿勢変化の検出)にて撮影装置1の姿勢の変化が検出された場合(S21:YES)に実行される。この場合、撮影装置1の姿勢の変化に伴い、撮影領域がライブビューの等倍表示時と比べて変わる。そのため、処理ステップS22(発光状態の継続)と同様にライブビューの拡大表示操作前と同じ点灯状態が継続されると、撮影領域内に収まる顔領域の数と発光部108aの点灯数との整合が取れず、撮影者に誤った情報が報知される虞がある。
従って、本処理ステップS23では、発光部108aがケース1〜4(点灯禁止、点滅発光、発光色の変更、発光色の変更及び点滅発光)の何れか1つの方法で発光制御される。撮影者は、発光部108aの発光状態を視認することにより、撮影領域内に収まる顔領域の数を正しく検出することができない状況にあることを把握することができる。
なお、固体撮像素子112の読出し領域がライブビューの拡大表示の有無に拘わらず常時一定(常時有効画素領域全体)の方式もある。この方式においては、ライブビューの拡大表示の実行中も本来の撮影領域(有効画素領域全体に対応する画角)内に収まる顔領域が正しく検出される。撮影領域内に収まる顔領域の数と発光部108aの点灯数とが常時整合するため、発光部108aは、拡大表示の有無に拘わらず図6の発光制御フローの実行により発光される。
[セルフタイマ撮影時のカウントダウンの報知処理]
[発光部108aの発光制御フロー]
図11に、CPU100による発光部108aの発光制御フローであって、セルフタイマ撮影時のカウントダウンの報知フローを示す。図12に、本フローの説明を補助する図を示す。本フローは、例えば操作部102を介してセルフタイマ撮影(10秒後撮影)の指示操作が行われると同時に開始される。
[図11のS31(カウント値nの設定)]
本処理ステップS31では、所定のカウント値nが「10」に設定される。本フローにおいて、カウント値nは、1秒経過毎に1デクリメントされる。そのため、カウント値n=10は、10秒後に撮影が行われることを示す。
[図11のS32(発光部108aの発光)]
本処理ステップS32では、図12(a)に示されるように、5つ全ての発光部108aが点灯される。
[図11のS33(カウント値nのデクリメント)]
本処理ステップS33では、処理ステップS31(カウント値nの設定)にてカウント値nが設定された後、一秒経過後に、カウント値nが1デクリメントされる。
[図11のS34(カウント値nの判定)]
本処理ステップS34では、カウント値nが「5」か否かが判定される。カウント値nが「5」でない場合は(S34:NO)、処理ステップS33(カウント値nのデクリメント)に戻り、前回のデクリメント処理後、一秒経過後に、カウント値nが1デクリメントされる。次いで、本処理ステップS34が再度実行される。カウント値nが「5」の場合は(S34:YES)、処理ステップS35(カウント値nのデクリメント)に進む。
[図11のS35(カウント値nのデクリメント)]
本処理ステップS35では、前回のデクリメント処理後、一秒経過後に、カウント値nが1デクリメントされる。
[図11のS36(発光部108aの消灯)]
本処理ステップS36では、点灯中の発光部108aのうち1つの発光部108aが消灯される。
[図11のS37(カウント値nの判定)]
本処理ステップS37では、カウント値nが「0」か否かが判定される。カウント値nが「0」でない場合は(S37:NO)、処理ステップS35(カウント値nのデクリメント)及び処理ステップS36(発光部108aの消灯)が再度実行された後、本処理ステップS37が再度実行される。カウント値nが「0」の場合は(S37:YES)、処理ステップS38(撮影処理の実行)に進む。
[図11のS38(撮影処理の自動実行)]
本処理ステップS38では、撮影処理が自動実行されることにより、撮影領域内に収まる被写体に対するセルフタイマ撮影が行われる。これにより、本フローが終了する。
本フローによれば、処理ステップS35〜S37がループすることで、図12(b)〜図12(f)に示されるように、筐体10aの上面側に位置する発光部108aから1秒経過毎に順に1つずつ消灯され、全てが消灯された時点で撮影が行われる。このように5つの発光部108aが発光制御されることにより、撮影5秒前から撮影までのカウントダウンが被写体である人物に報知される。
このように、本実施形態によれば、筐体10aの前面に専用の液晶モニタ等の高価なパーツを搭載することなく安価な構成で、撮影領域内に収まる人物の数やセルフタイマ撮影のカウントダウンなど、多様な情報を被写体となる人物に報知することができる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
発光部108aのレイアウトは、図2等に例示されるものに限らない。図13に、発光部108aの他の概略的なレイアウトを複数例示する。発光部108aは、上記の実施形態ではグリップ11の前面11aに一列に並べて配置されているが、図13(a)に示されるように、前面11aに複数列(図13(a)の例では二列)並べて配置されてもよい。また、自分撮り等を行う撮影者は、一般的にはグリップ11の下部側を把持する。そのため、発光部108aは、例えば図13(b)に示されるように、前面11aの中で撮影者の手に隠れにくい筐体10aの上面側に寄せて配置されてもよい。また、発光部108aは、グリップ11の前面11aに限らず、筐体10aの前面の中で被写体側に突出した他の突出領域に配置されてもよい。例えば、筐体10aの前面の中でペンタプリズムが収容保持されている部分の面14は、被写体側に突出している(図3、図5等参照)。発光部108aは、図13(c)に示されるように、筐体10aの前面に形成された面14に左右方向(面14の長手方向)に並べて配置されてもよい。
また、自分撮り等のため、LCD124を180°回転させて被写体側に向けることが可能な構成が一般に知られている。この構成においてLCD124が被写体側に向けられると、表示画面内の表示がライブビューから顔領域の検出数に自動的に切り替わるようにしてもよい。顔領域の検出数は、視認性向上のため、例えば表示画面内に大きな数字で表示される。
また、顔領域の検出範囲は、上記の実施形態では固体撮像素子112の読出し領域に従うが、別の実施形態では操作部102の操作を介して設定変更可能であってもよい。例えば、被写体となる人物を撮影領域の中央に寄せたい場合は、顔領域の検出範囲を固体撮像素子112の有効画素領域の中央部に制限することが考えられる。この場合、発光部108aは、設定されている顔領域の検出範囲を撮影者に報知するため、検出範囲毎に異なる態様(所定の点滅間隔や特定の発光色等)で発光される。
また、撮影領域内に収まる顔領域の検出数は、上記の実施形態では発光部108aを用いて視覚的に報知されているが、別の実施形態では、発光部108aの点灯と併せて又は単独で、電子音等の音声を用いて聴覚的に報知されてもよい。
1 撮影装置
10 カメラ本体部
10a 筐体
11 グリップ
11a (グリップの)前面
12 マウント部
13 マウント周辺部
14 (筐体10aの前面に形成された)面
20 交換レンズ
100 CPU
102 操作部
104 駆動回路
106 姿勢検出部
108 情報報知部
108a 発光部
110 シャッタ
112 固体撮像素子
114 信号処理回路
116 画像処理エンジン
118 バッファメモリ
120 カード用インタフェース
122 LCD制御回路
124 LCD
126 ROM
200 撮影レンズ
202 絞り
300 メモリカード

Claims (17)

  1. 筐体前面の中で被写体側に突出した突出部の前面に配置された複数の発光手段と、
    撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報を取得し、取得された情報に基づいて前記複数の発光手段の発光制御を行う発光制御手段と、
    交換レンズが着脱可能に装着されるマウント部と、
    前記筐体前面に形成された、前記マウント部を取り囲うマウント周辺部と、
    を備え、
    前記突出部は、
    前記マウント周辺部を挟んで前記マウント部から離れて位置し、
    前記複数の発光手段は、
    前記突出部の前面の中で、中央の領域よりも前記マウント部から離れた遠位領域に配置されている
    レンズ交換式カメラ。
  2. 前記突出部の前面は、
    前記筐体に形成されたグリップの前面である、
    請求項1に記載のレンズ交換式カメラ。
  3. 前記複数の発光手段は、
    前記グリップの前面の中で前記マウント部から離れた位置に寄せて配置されている、
    請求項2に記載のレンズ交換式カメラ。
  4. 前記複数の発光手段は、
    前記グリップの長手方向に沿って少なくとも一列に並べて配置されている、
    請求項2又は請求項3に記載のレンズ交換式カメラ。
  5. 前記複数の発光手段は、
    前記長手方向に等ピッチで配置されている、
    請求項4に記載のレンズ交換式カメラ。
  6. 前記複数の発光手段は、
    前記グリップの前面の中で前記筐体の上面側に寄せて配置されている、
    請求項2から請求項5の何れか一項に記載のレンズ交換式カメラ。
  7. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の出力に基づいて撮影画像データを生成する撮影画像データ生成手段と、
    生成された撮影画像データから人物の顔が写る顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    を備え、
    前記撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、前記人物の顔が写る顔領域の数であり、
    前記発光制御手段は、
    前記顔領域検出手段によって検出された顔領域の数に基づいて前記複数の発光手段の発光制御を行う、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載のレンズ交換式カメラ。
  8. 前記発光制御手段は、
    前記顔領域検出手段によって検出された顔領域と同じ数の前記発光手段を発光させる、
    請求項7に記載のレンズ交換式カメラ。
  9. 前記撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面内における前記撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段と、
    を備え、
    前記画像データ生成手段は、
    前記表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に対応する画素領域を読み出して前記撮影画像データを生成し、
    前記撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、前記撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、前記表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しないという情報であり、
    前記発光制御手段は、
    前記表示範囲指定手段により前記表示範囲が指定されると、前記撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、該表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しない虞があるとして、前記複数の発光手段を、該表示範囲の指定の無い第一の状態と異なる発光状態で発光制御する、
    請求項7又は請求項8に記載のレンズ交換式カメラ。
  10. 前記撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面内における前記撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段と、
    前記筐体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    を備え、
    前記画像データ生成手段は、
    前記表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に対応する画素領域を読み出して前記撮影画像データを生成し、
    前記撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、前記撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、前記表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しないという情報であり、
    前記発光制御手段は、
    前記表示範囲指定手段により前記表示範囲が指定されている状態で前記姿勢検出手段により前記姿勢の変化が検出されると、前記撮像手段の有効画素領域の全体に収まる顔領域の数と、該表示範囲指定手段によって指定された表示範囲に収まる顔領域の数とが一致しない虞があるとして、前記複数の発光手段を、該姿勢の変化の検出前である第一の状態と異なる発光状態で発光制御する、
    請求項7又は請求項8に記載のレンズ交換式カメラ。
  11. 前記発光手段は、
    前記異なる発光状態の発光制御により、
    (1)発光が禁止される、
    (2)発光が点滅される、
    (3)発光色が前記第一の状態での発光色に対して変更される、又は、
    (4)発光色が前記第一の状態での発光色に対して変更され且つ発光が点滅される、
    請求項9又は請求項10に記載のレンズ交換式カメラ。
  12. 前記撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面内における前記撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段と、
    を備え、
    前記画像データ生成手段は、
    前記表示範囲指定手段による表示範囲の指定の有無に拘わらず既定の画素領域を読み出して前記撮影画像データを生成し、
    前記発光制御手段は、
    前記表示範囲指定手段による前記表示範囲の指定の有無に拘わらず前記複数の発光手段を同じ方法で発光制御する、
    請求項7又は請求項8に記載のレンズ交換式カメラ。
  13. 前記撮影画像データに基づいて撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面内における前記撮影画像の表示範囲を指定する表示範囲指定手段と、
    を備え、
    前記顔領域検出手段は、
    前記表示範囲指定手段により前記表示範囲が指定されると、前記顔領域の検出を停止する、
    請求項7又は請求項8に記載のレンズ交換式カメラ。
  14. 前記表示範囲指定手段は、
    少なくとも、前記表示画面内における前記撮影画像の拡大表示倍率を指定する、
    請求項9から請求項13の何れか一項に記載のレンズ交換式カメラ。
  15. 前記顔領域検出手段による前記顔領域の検出範囲を設定する検出範囲設定手段
    を備え、
    前記発光制御手段は、
    前記検出範囲設定手段により設定された検出範囲毎に前記複数の発光手段を異なる態様で発光させる、
    請求項7から請求項14の何れか一項に記載のレンズ交換式カメラ。
  16. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像のタイミングを指示する指示手段と、
    を備え、
    前記撮影待機状態において被写体に報知すべき所定の情報は、前記タイミングに達するまでの時間の情報であり、
    前記発光制御手段は、
    前記タイミングに達するまでの所定時間内において前記複数の発光手段の発光状態を刻々と変化させる、
    請求項7から請求項15の何れか一項に記載のレンズ交換式カメラ。
  17. 前記発光手段は、
    n個配置されており、
    前記発光制御手段は、
    前記タイミングに達するまでの時間がn秒以上あるときにn個の前記発光手段を全て発光させ、該時間がn秒を切ると、1秒経過毎に前記発光手段を1つずつ消灯させ、
    前記撮像手段は、
    前記発光手段が全て消灯された時点で被写体を撮像する、
    請求項16に記載のレンズ交換式カメラ。
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