JP2004151570A - カメラの表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】セルフタイマー撮影時に露光開始までの時間経過を、カメラより遠方の被写体側からでも十分に確認することができるカメラの表示装置を提供する。
【解決手段】セルフタイマー撮影時に用いられる表示装置9を構成し、縦一列、等間隔となっているLED10〜14は被写体より観察可能なカメラ2の前面に設けられている。電源を入れた後、操作部19の操作によりセルフタイマー撮影を設定すると、その信号を受けたシステム制御部33はLEDドライバ38を介して、LED10〜14の駆動を開始する。セルフタイマー撮影を設定すると同時にLED10〜14はそれぞれ点灯する。一定の時間経過とほぼ比例してLED14から10にかけて順々に消灯していき、全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。
【選択図】 図4
【解決手段】セルフタイマー撮影時に用いられる表示装置9を構成し、縦一列、等間隔となっているLED10〜14は被写体より観察可能なカメラ2の前面に設けられている。電源を入れた後、操作部19の操作によりセルフタイマー撮影を設定すると、その信号を受けたシステム制御部33はLEDドライバ38を介して、LED10〜14の駆動を開始する。セルフタイマー撮影を設定すると同時にLED10〜14はそれぞれ点灯する。一定の時間経過とほぼ比例してLED14から10にかけて順々に消灯していき、全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルフタイマー撮影時に撮影タイミングを知らせるカメラの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影者自身が被写体となり撮影を行なうことができるセルフタイマー機能を有したカメラが広く普及している。セルフタイマー撮影時には、シャッタの切れるタイミングを被写体側より確認できることが必要となることから、様々な手段が施されている。
【0003】
例えば、断続的な音を発生させその時間間隔を変化させたり、発光部を点滅させその時間間隔を変化させることなどが知られている。これらの場合、被写体側は主に時間間隔の減少を察知することで、シャッタの切れるタイミングを測ることになるが、セルフタイマー設定から露光開始までの時間経過を確認するには不十分であった。このため、ユーザは間際になるまでシャッタの切れるタイミングをうかがい知れなかった。
【0004】
そこで、特許文献1記載のカメラの表示装置では、バーグラフ表示を用いることによって、セルフタイマー撮影時の露光開始までの時間経過を確認できるようにしている。ところがこのバーグラフ表示は、操作者がカメラの各種状態等を確認するために設けられた表示部内の表示の一部であり、被写体側に情報を通知するためのものではなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−188632号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
セルフタイマー撮影時には、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過を確認できることにより、被写体側のユーザは余裕をもってポーズをとることができる。しかしながら従来の表示装置では、シャッタの切れるタイミングは確認できるが、それまでの時間経過を確認するには不十分であり、時間経過を確認できる特許文献1記載の表示装置にしても被写体用ではなく、たとえ時間経過を確認できるバーグラフ表示が被写体側に向けられたとしても、カメラより遠方の被写体側からは確認できないとおもわれる。
【0007】
本発明は上記背景を考慮してなされたもので、セルフタイマー撮影時に露光開始までの時間経過を、カメラより遠方の被写体側からでも十分に確認することができるカメラの表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、セルフタイマー撮影時に露光開始のタイミングを被写体側に通知するための表示手段を備えたカメラの表示装置において、表示手段を一列に配置された複数の表示素子として、これら複数の表示素子が露光開始までの時間経過に伴い一方から他方へ順々に発光又は消灯するようにしている。また、複数の表示素子の発光色を一方から他方にかけて段階的に異なるようにしている。また、セルフタイマー非撮影時には、表示手段がカメラに関する各種情報の確認に用いられるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明を実施した表示装置を有するカメラの外観図である。カメラ2は、スチル撮影を行なう撮影モードと、撮影画像を再生する再生モードを備えている。
【0010】
カメラ2の前面には、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4,ファインダ5を構成する対物側ファインダ窓6,被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部7,シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン8,セルフタイマー撮影時に用いられる表示装置9を構成し、縦一列、等間隔に配置されたLED10〜14が設けられている。
【0011】
カメラ2が電源オフ状態にある際には、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4は、鏡筒収納部15内に沈胴してレンズバリア(図示せず)により保護されて収納されている。カメラ2の電源が入ると、レンズバリアが開き撮影レンズ3がカメラ2の前面から突出する。
【0012】
カメラ2の一方の側面には、メモリカード(図2参照)がセットされるメモリカードスロット16が設けられている。メモリカードスロット16は、塵芥の侵入等を防止するために、開閉式の保護カバー17によって保護されている。
【0013】
カメラ2の背面には、ファインダ5を構成する接眼側ファインダ窓18、操作部19、ビューファインダとして機能する画像表示用LCD20等が設けられている。操作部19内には、電源ボタン21と、複数の操作ボタン22〜24と、各種設定等の情報を表示する設定用LCD25とが設けられている。操作ボタン22〜24を操作することで、セルフタイマー撮影等を設定することができる。
【0014】
カメラ2には、交換自在な乾電池型のバッテリー(図2参照)がセットされるバッテリー室26が設けられており、カメラ2の底面には、バッテリーの装填、交換をするための開口部27が設けられている。この開口部27は、蓋部材28によって開閉される。
【0015】
図3は、カメラのブロック図である。電源ボタン21を押すと電源部30がバッテリー31によって駆動し、電源が入る。電源が入ると、鏡筒収納部15のレンズバリアが開き、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4が出てくる。操作部19で動画モードか静止画像モードで撮影するか、ズームなどの撮影方法を設定する。撮影方法の設定後、画像表示用LCD20に表示された被写体画像を見ながらフレーミングを行い、シャッタボタン8を押して撮影を行う。
【0016】
このとき、撮影レンズ3、CCD等からなる撮像部32から取り込まれた画像データはシステム制御部33に送られる。システム制御部33では、撮像部32から入力された画像データを電気信号に変換してメモリ制御部34に送る。メモリ制御部34はシステム制御部33から送られた画像データを内蔵メモリ35またはメモリカード36に書き込む。
【0017】
内蔵メモリ35は、画像表示用LCD20をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記録される。内蔵メモリ35に記録された画像データはメモリ制御部34によって読み出され、システム制御部33、LCD制御回路37に送られ、画像表示用LCD20に画像が表示される。
【0018】
図3は、本発明の第一実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示している。電源を入れた後、操作部19の操作によりセルフタイマー撮影を設定すると、その信号を受けたシステム制御部33はLEDドライバ38を介して、LED10〜14の駆動を開始する。セルフタイマー撮影を設定すると同時にLED10〜14はそれぞれ点灯する。一定の時間経過とほぼ比例してLED14から10にかけて順々に消灯していき、全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。このことにより、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過を被写体側に通知している。
【0019】
操作部19の操作によりバッテリー残量を確認するためのバッテリチェックを設定すると、その信号を受けたシステム制御部33は、電源部30を介してモニタしたバッテリー31の残量データを基に、LEDドライバ38を介してLED10〜14を駆動する。バッテリー31の残量が100%から80%の場合、LED10〜14はそれぞれ点灯し、バッテリー31の残量が80%、60%、40%、20%を切るごとに、LED14から11の順に一つずつ消灯される。バッテリ40の残量が0%になると、LEDはすべて消灯される。
【0020】
セルフタイマー撮影でない撮影モードが設定されている場合、被写体との距離データが撮影不可能な至近距離であれば、システム制御部33は、LEDドライバ38を介してLED10を点灯させる。また、シャッタスピードが手ブレの影響を受ける程遅く制御されると、システム制御部33は、LEDドライバ38を介してLED14を点灯させる。このように、表示装置9は、撮影モード時の警告表示として使用されることとなり、警告の内容に応じて点灯させるLEDを換えることで、ユーザは警告内容を把握することができる。
【0021】
図4は、本発明の第二実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示している。第一実施形態では、各々のLEDの発光色を同一としたが、第二実施形態では、LED10の発光色を赤色に、LED11、12の発光色を黄色に、LED13、14の発光色を青色にしている。
【0022】
第一実施形態と同様に、各々のLEDの発光、消灯が制御され、時間経過とともに、LEDは順々に消灯していき全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。このとき、各々のLEDの発光色を段階的に異なるようにしたことで、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過をより確実に被写体側に通知することができる。
【0023】
また、第二実施形態では、バッテリ残量表示及び警告表示におけるLEDの発光も第一実施形態と同様の構成で制御されており、各々のLEDの発光色を段階的に異なるようにしたことで、ユーザはバッテリ残量及び警告の対象を確実に把握することができる。
【0024】
各実施形態では、セルフタイマー時間を各々のLEDの発光から消灯で表示したが、消灯から点灯で表示しても良い。また、発光部としてLEDを用いたが、LCDやEL等を用いても良い。また、セルフタイマー非撮影時には、表示装置はバッテリ残量表示及び警告表示に使用されるようにしたが、これ以外でもよく、例えばバッテリ充電時の充電量表示や、顔撮影モード、夜間モード、スポーツモード等の様々な撮影モードを有するカメラの撮影モード表示等に使用されるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラより遠方の被写体からでも露光開始のタイミング及びそれまでの時間経過を十分に確認することができるので、被写体となるユーザは余裕をもってポーズをとることができる。また、セルフタイマー非撮影時には、セルフタイマー時間の表示装置が各種状態の確認に使用されるようにしたので、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した表示装置を有するカメラの正面側外観図である。
【図2】本発明を実施した表示装置を有するカメラの背面側外観図である。
【図3】本発明を実施した表示装置を有するカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第二実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 カメラ
9 表示装置
10、11、12、13、14 LED
19 操作部
33 システム制御部
38 LEDドライバ
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルフタイマー撮影時に撮影タイミングを知らせるカメラの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影者自身が被写体となり撮影を行なうことができるセルフタイマー機能を有したカメラが広く普及している。セルフタイマー撮影時には、シャッタの切れるタイミングを被写体側より確認できることが必要となることから、様々な手段が施されている。
【0003】
例えば、断続的な音を発生させその時間間隔を変化させたり、発光部を点滅させその時間間隔を変化させることなどが知られている。これらの場合、被写体側は主に時間間隔の減少を察知することで、シャッタの切れるタイミングを測ることになるが、セルフタイマー設定から露光開始までの時間経過を確認するには不十分であった。このため、ユーザは間際になるまでシャッタの切れるタイミングをうかがい知れなかった。
【0004】
そこで、特許文献1記載のカメラの表示装置では、バーグラフ表示を用いることによって、セルフタイマー撮影時の露光開始までの時間経過を確認できるようにしている。ところがこのバーグラフ表示は、操作者がカメラの各種状態等を確認するために設けられた表示部内の表示の一部であり、被写体側に情報を通知するためのものではなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−188632号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
セルフタイマー撮影時には、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過を確認できることにより、被写体側のユーザは余裕をもってポーズをとることができる。しかしながら従来の表示装置では、シャッタの切れるタイミングは確認できるが、それまでの時間経過を確認するには不十分であり、時間経過を確認できる特許文献1記載の表示装置にしても被写体用ではなく、たとえ時間経過を確認できるバーグラフ表示が被写体側に向けられたとしても、カメラより遠方の被写体側からは確認できないとおもわれる。
【0007】
本発明は上記背景を考慮してなされたもので、セルフタイマー撮影時に露光開始までの時間経過を、カメラより遠方の被写体側からでも十分に確認することができるカメラの表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、セルフタイマー撮影時に露光開始のタイミングを被写体側に通知するための表示手段を備えたカメラの表示装置において、表示手段を一列に配置された複数の表示素子として、これら複数の表示素子が露光開始までの時間経過に伴い一方から他方へ順々に発光又は消灯するようにしている。また、複数の表示素子の発光色を一方から他方にかけて段階的に異なるようにしている。また、セルフタイマー非撮影時には、表示手段がカメラに関する各種情報の確認に用いられるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明を実施した表示装置を有するカメラの外観図である。カメラ2は、スチル撮影を行なう撮影モードと、撮影画像を再生する再生モードを備えている。
【0010】
カメラ2の前面には、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4,ファインダ5を構成する対物側ファインダ窓6,被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部7,シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン8,セルフタイマー撮影時に用いられる表示装置9を構成し、縦一列、等間隔に配置されたLED10〜14が設けられている。
【0011】
カメラ2が電源オフ状態にある際には、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4は、鏡筒収納部15内に沈胴してレンズバリア(図示せず)により保護されて収納されている。カメラ2の電源が入ると、レンズバリアが開き撮影レンズ3がカメラ2の前面から突出する。
【0012】
カメラ2の一方の側面には、メモリカード(図2参照)がセットされるメモリカードスロット16が設けられている。メモリカードスロット16は、塵芥の侵入等を防止するために、開閉式の保護カバー17によって保護されている。
【0013】
カメラ2の背面には、ファインダ5を構成する接眼側ファインダ窓18、操作部19、ビューファインダとして機能する画像表示用LCD20等が設けられている。操作部19内には、電源ボタン21と、複数の操作ボタン22〜24と、各種設定等の情報を表示する設定用LCD25とが設けられている。操作ボタン22〜24を操作することで、セルフタイマー撮影等を設定することができる。
【0014】
カメラ2には、交換自在な乾電池型のバッテリー(図2参照)がセットされるバッテリー室26が設けられており、カメラ2の底面には、バッテリーの装填、交換をするための開口部27が設けられている。この開口部27は、蓋部材28によって開閉される。
【0015】
図3は、カメラのブロック図である。電源ボタン21を押すと電源部30がバッテリー31によって駆動し、電源が入る。電源が入ると、鏡筒収納部15のレンズバリアが開き、撮影レンズ3が組み込まれたズームレンズ鏡筒4が出てくる。操作部19で動画モードか静止画像モードで撮影するか、ズームなどの撮影方法を設定する。撮影方法の設定後、画像表示用LCD20に表示された被写体画像を見ながらフレーミングを行い、シャッタボタン8を押して撮影を行う。
【0016】
このとき、撮影レンズ3、CCD等からなる撮像部32から取り込まれた画像データはシステム制御部33に送られる。システム制御部33では、撮像部32から入力された画像データを電気信号に変換してメモリ制御部34に送る。メモリ制御部34はシステム制御部33から送られた画像データを内蔵メモリ35またはメモリカード36に書き込む。
【0017】
内蔵メモリ35は、画像表示用LCD20をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記録される。内蔵メモリ35に記録された画像データはメモリ制御部34によって読み出され、システム制御部33、LCD制御回路37に送られ、画像表示用LCD20に画像が表示される。
【0018】
図3は、本発明の第一実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示している。電源を入れた後、操作部19の操作によりセルフタイマー撮影を設定すると、その信号を受けたシステム制御部33はLEDドライバ38を介して、LED10〜14の駆動を開始する。セルフタイマー撮影を設定すると同時にLED10〜14はそれぞれ点灯する。一定の時間経過とほぼ比例してLED14から10にかけて順々に消灯していき、全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。このことにより、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過を被写体側に通知している。
【0019】
操作部19の操作によりバッテリー残量を確認するためのバッテリチェックを設定すると、その信号を受けたシステム制御部33は、電源部30を介してモニタしたバッテリー31の残量データを基に、LEDドライバ38を介してLED10〜14を駆動する。バッテリー31の残量が100%から80%の場合、LED10〜14はそれぞれ点灯し、バッテリー31の残量が80%、60%、40%、20%を切るごとに、LED14から11の順に一つずつ消灯される。バッテリ40の残量が0%になると、LEDはすべて消灯される。
【0020】
セルフタイマー撮影でない撮影モードが設定されている場合、被写体との距離データが撮影不可能な至近距離であれば、システム制御部33は、LEDドライバ38を介してLED10を点灯させる。また、シャッタスピードが手ブレの影響を受ける程遅く制御されると、システム制御部33は、LEDドライバ38を介してLED14を点灯させる。このように、表示装置9は、撮影モード時の警告表示として使用されることとなり、警告の内容に応じて点灯させるLEDを換えることで、ユーザは警告内容を把握することができる。
【0021】
図4は、本発明の第二実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示している。第一実施形態では、各々のLEDの発光色を同一としたが、第二実施形態では、LED10の発光色を赤色に、LED11、12の発光色を黄色に、LED13、14の発光色を青色にしている。
【0022】
第一実施形態と同様に、各々のLEDの発光、消灯が制御され、時間経過とともに、LEDは順々に消灯していき全てのLEDが消灯すると同時にシャッタが切れ撮影が行なわれる。このとき、各々のLEDの発光色を段階的に異なるようにしたことで、シャッタの切れるタイミング及びそれまでの時間経過をより確実に被写体側に通知することができる。
【0023】
また、第二実施形態では、バッテリ残量表示及び警告表示におけるLEDの発光も第一実施形態と同様の構成で制御されており、各々のLEDの発光色を段階的に異なるようにしたことで、ユーザはバッテリ残量及び警告の対象を確実に把握することができる。
【0024】
各実施形態では、セルフタイマー時間を各々のLEDの発光から消灯で表示したが、消灯から点灯で表示しても良い。また、発光部としてLEDを用いたが、LCDやEL等を用いても良い。また、セルフタイマー非撮影時には、表示装置はバッテリ残量表示及び警告表示に使用されるようにしたが、これ以外でもよく、例えばバッテリ充電時の充電量表示や、顔撮影モード、夜間モード、スポーツモード等の様々な撮影モードを有するカメラの撮影モード表示等に使用されるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラより遠方の被写体からでも露光開始のタイミング及びそれまでの時間経過を十分に確認することができるので、被写体となるユーザは余裕をもってポーズをとることができる。また、セルフタイマー非撮影時には、セルフタイマー時間の表示装置が各種状態の確認に使用されるようにしたので、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した表示装置を有するカメラの正面側外観図である。
【図2】本発明を実施した表示装置を有するカメラの背面側外観図である。
【図3】本発明を実施した表示装置を有するカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第二実施形態における、セルフタイマー撮影時の時間経過に伴うLEDの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 カメラ
9 表示装置
10、11、12、13、14 LED
19 操作部
33 システム制御部
38 LEDドライバ
Claims (3)
- セルフタイマー撮影時に露光開始のタイミングを被写体側に通知するための表示部を備えたカメラの表示装置において、
前記表示部は一列に配置された複数の発光部からなり、露光開始までの時間経過に伴い一方から他方へ順々に発光又は消灯することを特徴とするカメラの表示装置。 - 前記複数の発光部の発光色が、一方から他方にかけて段階的に異なることを特徴とする請求項1記載のカメラの表示装置。
- 前記表示部は、セルフタイマー非撮影時にはカメラの各種状態の確認に用いられることを特徴とする請求項1又は2記載のカメラの表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318705A JP2004151570A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | カメラの表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318705A JP2004151570A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | カメラの表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004151570A true JP2004151570A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32461777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002318705A Pending JP2004151570A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | カメラの表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004151570A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016045234A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | リコーイメージング株式会社 | レンズ交換式カメラ |
CN106331465A (zh) * | 2015-07-02 | 2017-01-11 | 宏碁股份有限公司 | 图像获取装置及其辅助拍摄方法 |
-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002318705A patent/JP2004151570A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016045234A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | リコーイメージング株式会社 | レンズ交換式カメラ |
CN106331465A (zh) * | 2015-07-02 | 2017-01-11 | 宏碁股份有限公司 | 图像获取装置及其辅助拍摄方法 |
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