JP6555101B2 - シート用送風機、シート空調装置 - Google Patents

シート用送風機、シート空調装置 Download PDF

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Description

本発明は、シートに適用されるシート用送風機、およびシート空調装置に関する。
従来、シート用送風機として、遠心式の送風機を用いる構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この種のシート用送風機では、吸入口が形成された部材と、回転軸を支持する部材との間に遠心ファンを収容する構成となっている。
特開2015−108369号公報
ところで、シートおよびシート用送風機を含む装置では、シート用送風機だけでなく、シートの構造を変更する必要がある。例えば、シートは、乗員側からの空気の吸引や、乗員側への空気の吹き出しを行うため、シートの骨格をなす骨格部材に通風用の開口を設けたり、骨格部材に支持されるパッドに空気の流通路を形成したりする必要がある。
これにより、シートおよびシート用送風機を含む装置は、全体として複雑な構造となってしまう。このような複雑な構造は、装置の小型化や部品点数の増加等を招く要因となることから好ましくない。
本発明は上記点に鑑みて、シートおよびシート用送風機を含む装置の簡素化を図ることが可能なシート用送風機、およびシート空調装置を提供することを目的とする。
請求項1および請求項5に記載の発明は、空気が流通する空気流路(131)が形成されたパッド(13)、パッドを支持する骨格部材(14)を有するシート(10)に適用されるシート用送風機を対象としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のシート用送風機(20)、およびシート(10)を含んで構成されるシート空調装置を対象としている。
上記目的を達成するため、請求項1、請求項5、および請求項6に記載の発明では、シート用送風機が、回転軸(231)に連結されて、回転軸の軸方向から吸い込んだ空気を回転軸の径方向の外側に吹き出す遠心ファン(21)と、遠心ファンを収容する送風ケース(22)と、を備える。
また、シート用送風機の送風ケースは、回転軸に対向する部位に空気の吸入口(22a)が形成された吸入口形成部材(221)と、吸入口形成部材との間に遠心ファンを収容する空間を形成すると共に回転軸を支持する支持部材(222)と、を有する構成となっている。そして、シート用送風機は、吸入口形成部材および支持部材の少なくとも一方は、骨格部材の一部を構成するように、少なくとも一部がパッドに直に接する構成となっている。
このように、送風ケースの構成部材の一部でパッドを直に支持する構成とすれば、骨格部材と送風ケースとの共有化によって、シートおよびシート用送風機を含む装置の簡素化を図ることが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態のシート空調装置の搭載例を示す模式図である。 第1実施形態のシートおよびシート用送風機の回転軸の軸方向に沿った断面形状を示す断面図である。 第1実施形態のシート用送風機の一部を分解した分解斜視図である。 比較例のシートおよびシート用送風機の回転軸の軸方向に沿った断面を示す断面図である。 第2実施形態のシート空調装置の搭載例を示す模式図である。 第2実施形態のシートおよびシート用送風機の回転軸の軸方向に沿った断面形状を示す断面図である。 第3実施形態のシートおよびシート用送風機の回転軸の軸方向に沿った断面形状を示す断面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。
以下、発明を実施する形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。
また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。そして、以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態では、シート空調装置1を移動体である車両のシート10、およびシート10に取り付けたシート用送風機20で構成する例について説明する。
本実施形態のシート空調装置1は、室内の空気をシート10の表側から吸い込み、吸い込んだ空気をシート10の裏側から吹き出すことで、シート10に着座した着座者に対して快適感を付与する装置である。
シート10は、シートクッション部10a、シートバック部10b、およびヘッドレスト10cを備える。本実施形態のシート空調装置1は、シートクッション部10aの裏側にシート用送風機20を取り付ける構成となっている。なお、本実施形態では、シート用送風機20の取付対象であるシートクッション部10aの構造を主に説明し、シートバック部10bやヘッドレスト10cの説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態のシートクッション部10aは、主たる構成要素として、表皮部材11、スラブ層12、パッド13、およびパン14を備える。
表皮部材11は、表側が着座者の臀部の当たり面をなす部材である。表皮部材11は、表裏を貫通する微細孔(パーフォレーション)111を有する通気性部材(例えば、革、織布、メッシュシート)で構成される。
スラブ層12は、表皮部材11の裏側に配置されている。スラブ層12は、着座者の座り心地をよくするための部材である。スラブ層12は、弾性変形可能であって、通気性を有する材料(例えば、綿、合成樹脂製のスポンジ)で構成される。
パッド13は、スラブ層12の内側に配置されている。パッド13は、シートクッション部10aにおいて、主にクッション作用を発揮する部材である。パッド13は、表皮部材11やスラブ層12に対して充分大きな厚みを有するウレタンフォーム等の発泡材で構成される。なお、パッド13は、スラブ層12と異なり、実質的に通気性がない材料で構成される。
パッド13には、シートクッション部10aの表皮部材11側からパン14側へ空気を導く空気流路131が形成されている。空気流路131は、シートクッション部10aの上部の室内空間に連通する複数の縦溝131a、複数の縦溝131aそれぞれに連通する横溝131b、横溝131bをシート用送風機20の空気吸入側に接続する接続溝131cで構成されている。なお、図2に示す空気流路131の構成は一例であり、他の構成となっていてもよい。
パン14は、パッド13を下方側から支持すると共に、シートクッション部10aの骨格をなす骨格部材である。パン14は、鉄鋼、ステンレス等の強度の高い金属材で構成される。
本実施形態のパン14は、パッド13における接続溝131cに対応する部位が、後述するシート用送風機20のファンカバー221としても機能する。この点については、後述する。
続いて、シート用送風機20について説明する。シート用送風機20は、シートクッション部10aにおける表皮部材11の反対の下方側に設置されている。本実施形態のシート用送風機20は、主たる構成要素として、遠心ファン21、遠心ファン21を収容する送風ケース22、および回転軸231を有する電動モータ23を備える。
遠心ファン21は、回転軸231に連結されている。遠心ファン21は、回転軸231の軸方向ADの一方側から吸い込んだ空気を回転軸231の径方向RD外側に向けて吐出するファンである。本実施形態では、遠心ファン21として、ファンの出口側がファンの回転方向に対して後ろを向いている後ろ向きファン(ターボファン)を採用している。
遠心ファン21は、回転軸231の周方向に並んで配置される複数枚の羽根211、複数枚の羽根211の軸方向ADの一方側を連結するシュラウド212、複数枚の羽根211の軸方向ADの他方側を連結する主板213を有している。
複数枚の羽根211は、隣り合う羽根211の間に空気が流通する流路が形成される。複数枚の羽根211は、空気の流入部を構成する前縁部211a、空気の流出部を構成する後縁部211bを有する。
シュラウド212は、中央部が開口する円環状の部材で構成されている。シュラウド212には、空気を遠心ファン21の内部に導入する空気導入口212aが形成されている。また、シュラウド212は、主板213に対向する内面側に複数枚の羽根211の軸方向ADの一方側が連結されている。
ここで、本実施形態のシュラウド212は、空気導入口212aから回転軸231の軸方向からの空気が遠心ファン21の内部に流れ易くするために、空気導入口212aの開口縁部が回転軸231の軸方向ADに向かって円筒状に突出している。これにより、空気導入口212aから回転軸231の軸方向からの空気は、遠心ファン21の内部に流れ易くなる。
主板213は、中央部が上方に向かって窪んだ円錐状の部材で構成されている。主板213には、中央部に回転軸231を連結するボス部213aが形成されている。また、主板213は、シュラウド212に対向する表面側に複数枚の羽根211の軸方向ADの他方側が連結されている。
電動モータ23は、遠心ファン21を回転駆動する電動機である。本実施形態の電動モータ23は、主板213における羽根211およびシュラウド212に対向する表面の背面側に配置されている。具体的には、本実施形態の電動モータ23は、主板213と後述する送風ケース22のモータカバー222との間に形成される空間に配置されている。
電動モータ23としては、例えば、アウターロータ型のブラシレスDCモータを採用することができる。なお、電動モータ23は、アウターロータ型のモータに限らず、インナーロータ型のモータを採用してもよい。
電動モータ23は、遠心ファン21に連結された回転軸231を有する。回転軸231は、円柱形状の棒状の部材で構成されている。回転軸231は、後述するモータカバー222の貫通穴222aに配置された軸受24を介してモータカバー222に対して回転自在に支持されている。また、回転軸231は、貫通穴222aから主板213側に向かって突き出ている。回転軸231における主板213側に突き出た部位は、回転軸231と一体に主板213が回転するように、主板213に対して連結されている。
また、図示しないが、電動モータ23は、モータカバー222に連結されたステータ、ステータに巻回されたコイル、主板の背面に連結されたロータ、ロータにおけるコイルに対向する内周側に配置された永久磁石等の構成部材232を有する。
送風ケース22は、遠心ファン21および電動モータ23を収容する部材である。本実施形態の送風ケース22は、ファンカバー221およびモータカバー222を有している。ファンカバー221およびモータカバー222は、回転軸231の軸方向ADに間隔をあけて対向配置される。
ファンカバー221は、回転軸231の軸方向ADの一方側(遠心ファン21におけるシュラウド212側)に配置されている。ファンカバー221は、遠心ファン21の一部を軸方向ADの一方側から覆うカバーである。ファンカバー221は、中央部が開口する円環状の部材で構成されている。
ファンカバー221は、回転軸231に対向する部位に、空気の吸込口である空気吸入口22aが形成されている。具体的には、ファンカバー221は、遠心ファン21のシュラウド212と軸方向ADに重なり合う部位の中央部に、軸方向ADに貫通する円形状の空気吸入口22aが形成されている。本実施形態では、ファンカバー221が送風ケース22における吸入口形成部材を構成する。
ここで、遠心ファン21では、空気の吸込側と吐出側とで大きな圧力差が生ずる。この圧力差によって、ファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位と遠心ファン21のシュラウド212との隙間から空気の吐出側から吸込側へ空気が逆流してしまう。このような逆流を抑えるためには、遠心ファン21により発生した圧力差のある気流を分断する必要がある。
そこで、ファンカバー221は、遠心ファン21により発生した気流を分断するために、少なくともシュラウド212に対向する空気吸入口22aの周縁部位を、シュラウド212に対応して回転軸231の軸方向ADに向かって円筒状に突出させている。これにより、シート用送風機20は、ファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位とシュラウド212との隙間を小さくすることで、遠心ファン21により発生した圧力差のある気流を分断して、空気の逆流を抑えることが可能となっている。
モータカバー222は、回転軸231の軸方向ADの他方側(遠心ファン21における主板213側)に配置されている。モータカバー222は、電動モータ23を軸方向ADの他方側から覆うカバーである。モータカバー222は、円盤状の部材で構成されている。
本実施形態では、ファンカバー221とモータカバー222との間に遠心ファン21を収容する空間が形成される。換言すれば、モータカバー222は、ファンカバー221との間に遠心ファン21を収容する空間を形成する部材である。
モータカバー222には、後述する電動モータ23と軸方向ADに重なり合う部位に、軸方向ADに貫通する貫通穴222aが形成されている。モータカバー222の貫通穴222aには、回転軸231を支持する軸受24が配置されている。すなわち、モータカバー222は、軸受24を介して回転軸231を支持している。本実施形態では、モータカバー222が、回転軸231を支持する支持部材を構成する。
本実施形態の送風ケース22は、シート10の表側から空気を吸い込めるように、ファンカバー221の空気吸入口22aがシート10の内側に向かって開口する配置構成となっている。具体的には、本実施形態の送風ケース22は、ファンカバー221がモータカバー222の上方に位置する配置構成となっている。
また、本実施形態の送風ケース22は、図3に示すように、ファンカバー221の径方向RDの外側の部位に複数の貫通穴221aが形成されている。具体的には、本実施形態のファンカバー221には、周方向に所定の間隔をあけて4つの貫通穴221aが形成されている。複数の貫通穴221aは、ファンカバー221とモータカバー222とを連結するビスを挿入する挿入穴である。
また、モータカバー222には、ファンカバー221に形成された複数の貫通穴221aに対応する部位に、複数の突起部222bが形成されている。本実施形態のモータカバー222には、周方向に所定の間隔をあけて、回転軸231の軸方向ADに突出する4つの突起部222bが形成されている。
本実施形態の送風ケース22は、モータカバー222の複数の突起部222bがファンカバー221に突き当てられた状態で、ファンカバー221とモータカバー222とが図示しないビスにより締結されている。
これにより、本実施形態の送風ケース22には、図2に示すように、ファンカバー221の径方向RDの外側の部位とモータカバー222の径方向RDの外側の部位との間に、遠心ファン21から吐出された空気を流す吐出空気流路22bが形成される。吐出空気流路22bは、送風ケース22内部において、遠心ファン21の複数の羽根211の後縁部211bよりも空気流れ下流側に径方向RD外側に延びる空気流路である。
また、吐出空気流路22bの径方向RDの外側の端部には、シート10の外部へ空気を吹き出す空気吹出部22cが形成される。空気吹出部22cは、シート用送風機20の側面において、回転軸231を中心とする送風ケース22の全周にわたって開口している。なお、突起部222bが設けられている箇所では、送風ケース22からの空気の吹き出しが突起部222bにより妨げられる。このため、空気吹出部22cが送風ケース22の全周にわたって開口していることとは、おおよそ全周にわたって開口している状態を含む意味である。
ここで、本実施形態では、シート10の構成要素およびシート用送風機20の構成要素の一部を共有化することにより、シート空調装置1の簡素化を図っている。本実施形態では、シート用送風機20のファンカバー221をシート10の骨格部材の一部を構成するように、少なくとも一部をパッド13に対して直に接触させる構成を採用している。
具体的には、本実施形態では、ファンカバー221をシート10の骨格部材をなすパン14における遠心ファン21と対向する部位で構成している。すなわち、本実施形態のファンカバー221およびパン14は、一体成形物として構成されている。
前述したように、ファンカバー221は、遠心ファン21により発生した圧力差のある気流を分離するために、ファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位を回転軸231の軸方向ADに向かって突出させている。
本実施形態では、パッド13がファンカバー221で支持されるように、パッド13におけるファンカバー221に接する部位に、ファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位と嵌り合う受入部131dが形成されている。この受入部131dは、ファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位に対応するように、回転軸231の軸方向ADに窪んだ溝部で構成される。
このように構成されるシート用送風機20は、電動モータ23に対して電力が供給されると、電動モータ23の回転軸231が回転し、それに伴って遠心ファン21が回転駆動される。そして、遠心ファン21は、回転軸231まわりに回転して、図2の白抜矢印に示すように、軸方向ADの一方側から空気吸入口22aを介して空気を吸い込む。そして、遠心ファン21は、空気吸入口22aから吸い込んだ空気を径方向RD外側に向けて吹き出す。これにより、シート10の表側からシート10の裏側へと向かう空気流れが形成されることで、シート10に着座した着座者に対して快適感が付与される。
ここで、図4は、比較例となるシート空調装置CEにおけるシートCE1およびシート用送風機CE2の回転軸231の軸方向に沿った断面を示す断面図である。なお、説明の便宜上、図4では、比較例のシート空調装置CEにおける本実施形態のシート空調装置1と同様の構成について同一の参照符号を付している。
比較例のシート空調装置CEは、図4に示すように、ファンカバーFCとパンPとが別部品で構成されており、パンPでパッド13を支持し、ファンカバーFCがパッド13に直に接しない構成となっている。
比較例のシート空調装置CEは、ファンカバーFCだけなく、パンPにも空気の吸入口Hが形成されている。そして、比較例のシート空調装置CEは、ファンカバーFCの空気吸入口22aとパンPの吸入口Hとが回転軸231の軸方向ADに一致するように、ファンカバーFCが図示しない締結部材を介してパンPに連結されている。
さらに、比較例のシート空調装置CEは、ファンカバーFCとパンPとの間の隙間からの空気の漏れを抑えるために、ファンカバーFCとパンPとの間にシール部材Sが配置されている。
このように、比較例のシート空調装置CEは、全体として複雑な構造となっている。このような複雑な構造は、装置の小型化や部品点数の増加等を招く要因となることから好ましくない。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、送風ケース22のファンカバー221の少なくとも一部が、回転軸231の軸方向ADにおいて、パッド13に直に接触する構成となっている。
このように、送風ケース22の一部でパッド13を支持する構成とすれば、パン14とファンカバー221との間に余分な空間が形成されないので、シール部材が不要となる。この結果、比較例のシート空調装置CEに比べて、部品点数の低減を図ることができる。
さらに、本実施形態では、送風ケース22のファンカバー221と骨格部材であるパン14とが回転軸231の軸方向ADにおいて重なり合わない構成となる。このため、本実施形態のシート用送風機20は、ファンカバー221と骨格部材であるパン14とが回転軸231の軸方向ADにおいて重なり合う構成に比べて、シート用送風機20の軸方向ADの小型化を図ることが可能となる。シート用送風機20における軸方向ADの小型化は、車両等の搭載スペースが大きく制限されるものに好適である。
従って、本実施形態のシート用送風機20およびシート空調装置1によれば、骨格部材であるパン14と送風ケース22との共有化によって、シート10およびシート用送風機20を含むシート空調装置1の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態では、ファンカバー221とパン14とを一体成形物で構成しているので、ファンカバー221とパン14とを締結する締結部材が不要となり、比較例のシート空調装置CEに比べて、部品点数の低減を図ることができる。この結果、本実施形態のシート用送風機20およびシート空調装置1によれば、製造コストの低減、軽量化、車両への搭載性の向上を図ることができる。
ところで、本実施形態の如く、空気吸入口22aが形成されたファンカバー221とパッド13とを直に接触させる構成では、ファンカバー221とパッド13との位置ズレが生ずることが懸念される。このような位置ズレは、通風抵抗の増加要因となることから好ましくない。
これに対して、本実施形態では、ファンカバー221の少なくとも空気吸入口22aの周縁部位を回転軸231の軸方向ADに膨らむ形状とした上で、パッド13に対して、空気吸入口22aの周縁部位と嵌まり合う受入部131dを形成している。
これによれば、パッド13の受入部131dにファンカバー221の空気吸入口22aの周縁部位を嵌めることで、送風ケースとパッドとの位置決めを行うことできるので、パッド13と送風ケース22との位置ズレによる通風抵抗の増加を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図5、図6を参照して説明する。本実施形態では、図5に示すように、シート10の裏側から吸い込んだ空気をシート10の表面から吹き出すことで、乗員に快適感を付与する構成となっている。この点が第1実施形態と大きく相違している。
図6に示すように、本実施形態のシート10は、パッド13におけるシート10の裏側の部位にシート用送風機20を収容する収容溝部132が形成されている。この収容溝部132によって、パッド13には、シート用送風機20の送風ケース22を収容する収容空間が形成される。
本実施形態の送風ケース22は、第1実施形態と異なり、シート10の裏側から空気を吸い込めるように、ファンカバー221の空気吸入口22aがシート10の外側に向かって開口する配置構成となっている。具体的には、本実施形態の送風ケース22は、ファンカバー221がモータカバー222の下方に位置する構成となっている。
そして、本実施形態の送風ケース22は、支持部材を構成するモータカバー222の少なくとも一部がパッド13に対して直に接するように、パッド13に形成された収容溝部132に収容されている。
また、本実施形態の送風ケース22は、吸入口形成部材を構成するファンカバー221とパン14とが一体成形物として構成されている。このため、本実施形態では、ファンカバー221についても、パッド13に対して直に接する構成となっている。
さらに、本実施形態の送風ケース22は、シート10の内部へ空気を吹き出す空気吹出部22cとパッド13に形成された横溝131bとが連続した流路となるように、収容溝部132に収容されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態のシート用送風機20は、電動モータ23に対して電力が供給されると、電動モータ23の回転軸231が回転し、それに伴って遠心ファン21が回転駆動される。
そして、遠心ファン21は、回転軸231まわりに回転して、図6の白抜矢印に示すように、軸方向ADの他方側から空気吸入口22aを介して空気を吸い込む。そして、遠心ファン21は、空気吸入口22aから吸い込んだ空気を径方向RD外側に向けて吹き出す。
遠心ファン21から吹き出された空気は、パッド13の内部に形成された空気流路131を介してシート10の表側から吹き出される。これにより、シート10の裏側からシート10の表側へと向かう空気流れが形成されることで、シート10に着座した着座者に対して快適感が付与される。
以上説明した本実施形態の構成によれば、送風ケース22のファンカバー221およびモータカバー222の少なくとも一部が、回転軸231の軸方向ADにおいて、パッド13に直に接触する構成となっている。
このように、送風ケース22の一部でパッド13を支持する構成とすれば、パン14とファンカバー221およびモータカバー222との間に余分な空間が形成されないので、シール部材が不要となる。この結果、比較例のシート空調装置CEに比べて、部品点数の低減を図ることができる。
さらに、本実施形態では、送風ケース22のファンカバー221と骨格部材であるパン14とが回転軸231の軸方向ADにおいて重なり合わない構成となる。このため、本実施形態のシート用送風機20は、ファンカバー221と骨格部材であるパン14とが回転軸231の軸方向ADにおいて重なり合う構成に比べて、シート用送風機20の軸方向ADの小型化を図ることが可能となる。シート用送風機20における軸方向ADの小型化は、車両等の搭載スペースが大きく制限されるものに好適である。
従って、本実施形態のシート用送風機20およびシート空調装置1によれば、骨格部材であるパン14と送風ケース22との共有化によって、シート10およびシート用送風機20を含むシート空調装置1の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態では、ファンカバー221とパン14とを一体成形物で構成しているので、ファンカバー221とパン14とを締結する締結部材が不要となる。このため、比較例のシート空調装置CEに比べて、部品点数の低減を図ることができる。この結果、本実施形態のシート用送風機20およびシート空調装置1によれば、製造コストの低減、軽量化、車両への搭載性の向上を図ることができる。
ここで、本実施形態では、送風ケース22のファンカバー221およびモータカバー222の双方が、回転軸231の軸方向ADにおいて、パッド13に直に接触する例について説明したが、これに限定されない。例えば、送風ケース22のファンカバー221およびモータカバー222のうち、モータカバー222だけが、回転軸231の軸方向ADにおいて、パッド13に直に接触する構成としてもよい。これによっても、骨格部材であるパン14と送風ケース22のモータカバー222との共有化によって、シート10およびシート用送風機20を含むシート空調装置1の簡素化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図7、図8を参照して説明する。本実施形態では、遠心ファン21Aをシロッコファンで構成すると共に、パッド13の空気流路131の一部をスクロール形状としている点が第2実施形態と相違している。
本実施形態の遠心ファン21Aは、ファンの出口側がファンの回転方向に対して前を向いている前向きファン(シロッコファン)を採用している。なお、シロッコファンは、羽根211の出口角が小さく、同じファン径では一回転当たりの風量がターボファンに比べて大きいことから、小径でも高風量を期待できる。
また、図7、図8に示すように、本実施形態のパッド13は、遠心ファン21における回転軸231の径方向RDの外側に対向する部位に、遠心ファン21との間に渦巻き状の通風空間を形成する周壁部13aが設定されている。すなわち、本実施形態では、送風ケース22およびパッド13の周壁部13aにより、遠心ファン21の空気出口側の通風空間(空気流路131)がスクロール形状となっている。
その他の構成は、第2実施形態と同様であり、本実施形態の構成においても、第2実施形態と同様の効果を奏する。さらに、本実施形態では、パッド13の周壁部13aを利用して遠心ファン21とパッド13との間に渦巻き状の通風空間を設定する構成としている。これによれば、パッド13と送風ケース22との共有化によって、シート10およびシート用送風機20を含むシート空調装置1の簡素化を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、発明を実施する代表的な形態について説明したが、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の各実施形態では、移動体である車両のシート10およびシート10に取り付けたシート用送風機20でシート空調装置1を構成する例について説明したが、これに限定されない。シート用送風機20は、例えば、家庭や工場等で使用される据置型のシートに対して適用してもよい。
上述の各実施形態では、シートクッション部10aに対してシート用送風機20を取り付ける例について説明したが、これに限定されない。例えば、シートバック部10bに対してシート用送風機20を取り付けるようにしてもよい。
上述の第3実施形態の如く、パッド13の周壁部13aを利用して、遠心ファン21の空気出口側の通風空間をスクロール形状とすることが望ましいが、これに限定されない。例えば、送風ケース22のファンカバー221やモータカバー222によって、遠心ファン21の空気出口側の通風空間をスクロール形状としてもよい。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、シート用送風機は、吸入口形成部材および支持部材の少なくとも一方が、骨格部材の一部を構成するように、少なくとも一部がパッドに直に接する構成となっている。
また、第2の観点によれば、吸入口形成部材は、回転軸の軸方向において、少なくとも一部が骨格部材を介さずにパッドに直に接する構成となっている。
このように、送風ケースの吸入口形成部材でパッドを直に支持する構成とすれば、骨格部材と送風ケースとの共有化によって、シートおよびシート用送風機を含む装置の簡素化を図ることが可能となる。
さらに、回転軸の軸方向において、吸入口形成部材の少なくとも一部が骨格部材と重なり合わない構成となるので、吸入口形成部材と骨格部材とが回転軸の軸方向において重なり合う構成に比べて、シート用送風機の軸方向の小型化を図ることが可能となる。
ここで、吸入口形成部材とパッドとを直に接触させる構成では、吸入口形成部材とパッドとの位置ズレが生ずることが懸念される。このような位置ズレは、通風抵抗の増加要因となることから好ましくない。
そこで、第3の観点によれば、吸入口形成部材は、少なくとも吸入口の周縁部位が回転軸の軸方向に膨らんでいる。そして、パッドには、吸入口の周縁部と直に接する部位に吸入口の周縁部位と嵌まり合う受入部が形成されている。
これによれば、パッドの受入部に吸入口の周縁部位を嵌めることで、送風ケースとパッドとの位置決めを行うことできるので、パッドと送風ケースとの位置ズレによる通風抵抗の増加を抑えることができる。
また、第4の観点によれば、送風ケースは、支持部材の少なくとも一部がパッドに直に接するように、パッドに形成された収容溝部に収容されている。このように、送風ケースの支持部材でパッドを直に支持する構成とすれば、骨格部材と送風ケースとの共有化によって、シートおよびシート用送風機を含む装置の簡素化を図ることが可能となる。
また、第5の観点によれば、パッドには、遠心ファンにおける径方向の外側に対向する部位に、遠心ファンとの間に渦巻き状の通風空間を形成する周壁部が設定されている。このように、パッドの周壁部を利用して遠心ファンとパッドとの間に渦巻き状の通風空間を設定する構成とすれば、パッドと送風ケースとの共有化によって、シートおよびシート用送風機を含む装置の簡素化を図ることが可能となる。
また、第6の観点によれば、本発明は、シート用送風機、およびシートを含んで構成されるシート空調装置として解釈することができる。
10 シート
13 パッド
14 パン(骨格部材)
20、21A シート用送風機
21 遠心ファン
22 送風ケース
22a 空気吸入口(吸入口)
221 ファンカバー
222 モータカバー
231 回転軸

Claims (6)

  1. 空気が流通する空気流路(131)が形成されたパッド(13)、前記パッドを支持する骨格部材(14)を有するシート(10)に適用されるシート用送風機であって、
    回転軸(231)に連結されて、前記回転軸の軸方向から吸い込んだ空気を前記回転軸の径方向の外側に吹き出す遠心ファン(21、21A)と、
    前記遠心ファンを収容する送風ケース(22)と、を備え、
    前記送風ケースは、
    前記回転軸に対向する部位に空気の吸入口(22a)が形成された吸入口形成部材(221)と、
    前記吸入口形成部材との間に前記遠心ファンを収容する空間を形成すると共に前記回転軸を支持する支持部材(222)と、を有しており、
    前記吸入口形成部材および前記支持部材のうち、少なくとも前記吸入口形成部材は、前記骨格部材の一部を構成するように、少なくとも一部が前記パッドに直に接しているシート用送風機。
  2. 前記吸入口形成部材は、前記回転軸の軸方向において、少なくとも一部が前記骨格部材を介さずに前記パッドに直に接するとともに、少なくとも前記吸入口の周縁部位が前記回転軸の軸方向に膨らんでおり、
    前記パッドには、前記吸入口の周縁部と直に接する部位に前記吸入口の周縁部位と嵌まり合う受入部(131d)が形成されている請求項1に記載のシート用送風機。
  3. 前記送風ケースは、前記支持部材の少なくとも一部が前記パッドに直に接するように、前記パッドに形成された収容溝部(132)に収容されている請求項1に記載のシート用送風機。
  4. 前記パッドには、前記遠心ファンにおける前記径方向の外側に対向する部位に、前記遠心ファンとの間に渦巻き状の通風空間を形成する周壁部(13a)が設定されている請求項に記載のシート用送風機。
  5. 空気が流通する空気流路(131)が形成されたパッド(13)、前記パッドを支持する骨格部材(14)を有するシート(10)に適用されるシート用送風機であって、
    回転軸(231)に連結されて、前記回転軸の軸方向から吸い込んだ空気を前記回転軸の径方向の外側に吹き出す遠心ファン(21、21A)と、
    前記遠心ファンを収容する送風ケース(22)と、を備え、
    前記送風ケースは、
    前記回転軸に対向する部位に空気の吸入口(22a)が形成された吸入口形成部材(221)と、
    前記吸入口形成部材との間に前記遠心ファンを収容する空間を形成すると共に前記回転軸を支持する支持部材(222)と、を有しており、
    前記吸入口形成部材および前記支持部材の少なくとも一方は、前記骨格部材の一部を構成するように、少なくとも一部が前記パッドに直に接しており、
    前記送風ケースは、前記支持部材の少なくとも一部が前記パッドに直に接するように、前記パッドに形成された収容溝部(132)に収容されており、
    前記パッドには、前記遠心ファンにおける前記径方向の外側に対向する部位に、前記遠心ファンとの間に渦巻き状の通風空間を形成する周壁部(13a)が設定されているシート用送風機。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のシート用送風機(20)、および前記シート(10)を含んで構成されるシート空調装置。
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