JP6554413B2 - 色調整装置 - Google Patents

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本発明は、色調整装置、特に色調整する色を指定する技術に関する。
画像の色の調子を好みの状態に調整する色調整処理に対するニーズが高まっている。そして、色調整をスムースに行うためのユーザーインターフェースも提案されている。例えば、特許文献1では、調整色データと目標データを2次元平面に重ねて表示する色調整装置が提案されている。また、特許文献2では、調整される色に対応するエリアをカラーで表示し、調整対象ではない色に対応するエリアをモノクロで表示して、調整されるエリアを明確に示す画像表示装置も提案されている。
特開2010−193385号公報 特開2006−48450号公報
色調整装置では、画面上で調整色を指定することが必要である。しかし、輝度の低い被写体あるいは複数色が重なったような被写体では、対応する色を正確に選択するのは簡単ではない。特に初心者では、調整色が探せなくて困ることも多い。
本願発明は、上記課題に鑑み、被写体の色を簡単に選択することができる色調整装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、画像の色調整を行うための画面であって、調整される各色相と対応して設定される属性値を示す色調整画面を作成する色調整画面作成部と、表示された画像の所定の領域を、操作に応じて指定する画像領域指定部と、前記指定された領域に対応する色相を判定する色相判定部と、を備え、前記色調整画面作成部は、前記調整される各色相の中で前記判定された色相が識別されるよう前記色調整画面を作成する。
本発明によれば、色の印象を調整するために被写体の色を簡単に選択することができる色調整装置を提供することができる。
本実施形態にかかる撮像装置を背面から見た外観図である。 撮像装置のハードウェアブロック図である。 撮像装置の色調整処理に関する機能ブロック図である。 色調整画面の表示例である。 図4の色調整画面を拡大した図である。 色調整処理の手順を説明するフローチャートである。 色相判定処理の手順を説明するサブルーチンである。 撮影者により領域指定がされる様子を示す図である。 指定領域が、所定数のエリアに分割された様子を示す図である。 HSV色空間のHS平面の例であって、色相(H)範囲を示す図である。 図10Aで示す各色相のH範囲の表である。 図9で示した各分割エリアのH値と色相を表にしたものである。 色相ごとに判定された分割エリア数の表である。 関連色が区別して表示された色調整画面の例である。 色調整処理によるライブビュー画像の色調変化を、模式的に示す図である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態にかかる色調整装置が搭載された撮像装置1を背面から見た外観図である。
撮像装置1の上面には、フロントダイヤル12、シャッターボタン14、リアダイヤル16、電源ボタン18が設けられる。フロントダイヤル12とリアダイヤル16は、各種撮影パラメータの設定等に用いられるダイヤル式の操作部材である。フロントダイヤル12とリアダイヤル16は、特に、後述する画像の色調整を行う色調整画面で、色相の選択や彩度の設定を行う操作部材となる。
シャッターボタン14は、撮影指示を入力するボタンである。例えば、シャッターボタン14は、1段目でAF、AE等の処理を、2段目で撮影を開始する2段式である。電源ボタン18は、撮像装置1の電源のオンオフを指示するボタンである。
撮像装置1の背面には、PICTボタン20、モードボタン22、INFOボタン24、XY方向ボタン26、OKボタン28、メニューボタン30、再生ボタン32が設けられる。
PICTボタン20は、後述する色調整画面を呼び出すボタンである。モードボタン22は、撮像装置1の動作モードとして、撮影モード、再生モード及び外部入力モードを切換えるボタンである。INFOボタン24は、情報表示画面を呼び出すボタンである。
XY方向ボタン26は、4つのボタンから構成され、背面表示部42やEVF46の画面上でカーソルを上下左右に移動させるボタンである。OKボタン28は、条件変更等を許可するボタンである。メニューボタン30は、メニュー画面を呼び出すボタンである。再生ボタン32は、撮影モードと再生モードの切換えを指示するボタンである。
撮像装置1の背面の主要な範囲を占めるように、背面表示部42が設けられる。背面表示部42は、撮影画像や再生画像あるいは撮像装置1の条件設定用のメニュー画面等を表示する。背面表示部42は、LCDあるいは有機EL等で構成される。背面表示部42には、一体的にタッチパネル44が設けられる。
撮像装置1背面の左寄り上部には、EVF(Electronic View Finder)46が設けられる。EVF46は、覗き込み型の画像表示部で、内部に小型のLCDあるいは有機ELが設けられる。また、EVF46の右枠にはアイセンサ46aが設けられる。アイセンサ46aは、撮影者によりEVF46が覗かれているかを検知する光センサである。背面表示部42とEVF46をまとめて画像表示部40とも呼ぶ。また、フロントダイヤル12〜再生ボタン32及びタッチパネル44を、以下で、まとめて操作部10とも呼ぶ。
図2は、撮像装置1のハードウェアブロック図である。撮像装置1は、CPU100、保存用メモリ210、一時記憶メモリ220、撮像部230、画像生成部240、表示制御部250及び画像メモリ260を有する。
CPU100は、保存用メモリ210から制御プログラムを読込み、プログラムに従って各種処理を実行して、バス290を介して撮像装置1を統括的に制御する。保存用メモリ210は、制御プログラムや各種テーブルやデータを、不揮発的に記憶する。保存用メモリ210は、例えば、フラッシュメモリやハードディスクドライブである。
一時記憶メモリ220は、保存用メモリ210から読み出された制御プログラムや撮影された画像データを一時的記憶するワークエリアである。一時記憶メモリ220は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
撮像部230は、被写体像を光電変換し、画像データを出力する。撮像部230は、レンズ部、絞り部、レンズや絞りを駆動する駆動部、光電変換を行う撮像素子、光電変換された画像信号のゲイン等を調整する信号処理部、画像信号をデジタル化して画像データに変換するAD変換部等を有する。
画像生成部240は、撮像部230から出力された画像データに、補間処理、色変換処理、符号化・復号化処理等の各種画像処理を行う。また、画像生成部240は、ライブビュー画像あるいは再生画像での色調整画面で、撮影者により調整指示がされた場合には、ライブビュー画像あるいは再生画像に対し、選択された色相を設定された彩度に調整する処理を行う。
表示制御部250は、画像生成部240で画像処理されたライブビュー画像や再生画像を画像表示部40(背面表示部42やEVF46)に表示する。また、後述するように、表示制御部250は、色調整画面をライブビュー画像や再生画像に重ねて表示する。
画像メモリ260は、画像生成部240で符号化された撮影画像の画像データを記憶する。画像メモリ260は、例えば、フラッシュメモリで、かつ撮像装置1に着脱可能なメモリカードで構成されてもよい。画像メモリ260は、不図示のメモリIFにより、画像データの読出し書込みが行われる。
さらに、撮像装置1は、色相判定部270及び外部機器IF280を有する。色相判定部270は、色調整画面で画像が指定された場合に、指定された画像の領域に対応する色相を判定するものである。具体的には、色相判定部270は、指定された画像の領域を複数のエリアに分けて、各エリアの色相を特定し、所定数以上のエリアで特定された色相を、指定された領域の色相と判定する。色相判定部270の詳細は、後述する。
外部機器IF280は、撮像装置1と外部機器間でのデータの通信を制御する。外部機器IF280は、例えばUSBやLAN経由で、外部機器とデータの送受信を行う。外部機器IF280は、外部機器として接続される顕微鏡や内視鏡等の撮像機器から、画像データを取り込む。
図3は、撮像装置1の色調整処理に関する機能ブロック図である。制御部110、画像領域指定部120及び色調整画面作成部130は、制御プログラムを読込んだCPU100により実現される機能部である。
制御部110は、画像調整処理に関する機能部全体を制御する。画像領域指定部120は、操作部10(例えば、タッチパネル44)からの指示に応じて、表示された画像の所定の領域を指定する。色調整画面作成部130は、画像の色調整を行うための画面であって、各色相の属性値を調整するための色調整画面を作成する。色相の属性値には、彩度や明度があるが、以下では、指定された色相の彩度を調整する例を説明する。タッチパネルはタッチの面積を判定したり、タッチ領域の重心のように代表的な座標を判定したりするが、それぞれの仕様に対応して、様々な領域判定を行えば良い。タッチされたポイントの周辺領域を加味したり、タッチされた領域そのものを利用したりしてもよく、ユーザが確認可能なように対象領域を枠で表示しても良い。ここで指定領域から色相を判定するように書いたが、色相を考慮して指定領域を決めても良い。タッチ位置を中心に周りの像の色やコントラストや明るさの変化点を判定すればこれを実現することが出来る。
図4は、色調整画面の表示例である。背面表示部42に表示されたライブビュー画像LVの右下に、色調整画面400が表示される。色調整画面400は、色相を角度方向に対応させ、各色相の彩度を径方向の距離に対応させた2次元座標により、各色相の彩度を示すよう構成される。また、図4の被写体は花で、花びらfの色相はOr(橙)が主体で、花弁gの色相はY(黄色)が主体で、葉hの色相はGY(黄緑)が主体であるとする。なお、ボタンtは、ライブビュー画像LV全体を指定領域に設定するためのボタンである。
図5は、図4の色調整画面400を拡大した図である。12に分けられた色相が、周状に等角度間隔で、離散的に配列される。なお、色相数は任意であって、12以上でも以下でも良い。図5は、12の色相が、時計の0時、1時・・・12時に相当する位置に、配置された例を示す。
0時の位置にY(黄色)、1時の位置にOr(橙)、2時の位置にR(赤)、3時の位置にRP(赤紫)、4時の位置にP(紫)、5時の位置にPB(青紫)、6時の位置にB(青)、7時の位置にCb(緑青)、8時の位置にC(シアン)、9時の位置にGC(青緑)、10時の位置にG(緑)、11時の位置にGY(黄緑)が配置される。また、色相名(Y、Or等)は枠で囲まれ、枠内は、色相に対応する色で描画される。
このような色相環は多く知られているが、もちろん、色相に限る必要はなく、RGBのような原色に単純化して考えてもよい。複数の色を対比して、どれかが選ばれるようにしておけば、本発明の特徴を実現することが可能である。
中心Oより外周に向かって、放射状に伸びる線分412は、設定される彩度の強弱(濃さ)を示す軸である。線分412上のマーク414は、彩度の設定値を示す。マーク414が中心Oに近い程彩度が薄く設定され、外周に向かう程彩度が濃く設定される。また、破線で示す中立ライン416は、各色相における彩度の標準位置を示す。彩度が変更されていない場合には、各マーク414は、中立ライン416の位置に表示される。
色相はフロントダイヤル12の回転操作に合わせて選択される。例えば、フロントダイヤル12の右回転操作に応じて、選択される色相が、Y→Or→Rの順に切換る。
さらに、色相を選択する場合に、フロントダイヤル12の操作で全色相の中から1つの色相を選択するだけでなく、指定された画像の色相(以下で、関連色と呼ぶ)を色調整画面400に表示させてから、フロントダイヤル12の操作で1つの色相を選択することも可能である。
いずれかで、色相が選択された後、リアダイヤル16の操作により、選択された色相の彩度が変更される。また、全色相の彩度を一括して変更することもできる。色調整画面400によれば、色相間の彩度バランスを一目で確認できる。
そして、色調整画面作成部130は、各色相の中でフロントダイヤル12の操作で選択された色相が識別されるよう色調整画面400を作成する。また、色調整画面作成部130は、画像が指定された場合には、指定された画像の関連色を区別して示す色調整画面400を作成する。さらに、色調整画面作成部130は、関連色が複数ある場合に、関連度合いの強弱に応じて関連色の色相を区別するような色調整画面400を作成してもよい。関連色の表示に関しては、図12で詳述する。
そして、色調整画面作成部130は、リアダイヤル16の操作により彩度が変更された場合には、変更された彩度に対応する色調整画面400を作成する。なお、図4の色調整画面400の下の「→」と「Vivid」の表示は、リアダイヤル16の反時計方向への操作により、彩度が増加することを示している。
図3に示す色調整処理の機能ブロックの内容を、簡単に説明する。撮像部230、画像メモリ260または外部機器300から画像データが、画像生成部240に入力される。
画像生成部240は、画像データに所定の画像処理を施して、表示制御部250に出力する。表示制御部250は、画像データに色調整画面400を重畳した画像を作成して、背面表示部42またはEVF46のいずれか画像表示部40に表示する。
制御部110は、操作部10により指定された画像の位置を画像領域指定部120に通知する。画像領域指定部120は、指定された位置を中心にした画像の所定範囲を、指定領域とする。色相判定部270は、指定領域をエリアに分割し、各分割エリアの色相を特定し、各分割エリアの色相の数により、指定領域に関連する色相を判定する。判定された色相が、関連色である。色相判定部270は、判定した色相を色調整画面作成部130に通知する。
色調整画面作成部130は、判定された色相を示す色調整画面400を作成する。表示制御部250は、画像データに色調整画面400を重畳した画像を生成して、画像表示部40に出力する。画像表示部40には、色調整画面400が重畳された画像を表示される。
制御部110は、フロントダイヤル12の操作に応じて色相を特定し、リアダイヤル16の操作に応じて、特定された色相における彩度値を設定する。制御部110から、色相と変更される彩度が画像生成部240に指示される。画像生成部240は、変更された色相と彩度に応じて色調整処理を行い、画像を生成する。
図6は、色調整装置による色調整処理の手順を説明するフローチャートである。制御部110は、電源ボタン18の押下を検知して、撮像装置1の電源をオンにする(ステップS10)。制御部110は、モードボタン22の操作に応じて動作モードを切換え、撮像部230、画像メモリ260または外部機器300のいずれから画像データを画像生成部240に入力する(ステップS12)。
撮影モード時には、撮像部230からライブビュー画像の画像データが画像生成部240に入力される。再生モード時には、画像メモリ260から撮影済み画像の画像データが読み出されて画像生成部240に入力される。また、外部機器モード時には、外部機器300の画像データが、外部機器IF280を経由して、画像生成部240に入力される。外部機器300は、前述のように、例えば、顕微鏡や内視鏡の撮像機器である。
以下では、動作モードが撮影モードに設定され、撮像部230からのライブビュー画像LVの画像データが画像生成部240されるとする。また、PICTボタン20が押下されたとして、制御部110は、図4に示したように、色調整画面400をライブビュー画像に重畳表示させる。
画像生成部240は、入力された画像データに、補間処理等の所定の画像処理を施す。その中で、画像生成部240は、各色相に設定された彩度値で、画像の色調整処理を行う。なお、電源オン後に色調整画面400での調整操作がされていない場合には、画像生成部240は保存用メモリ210に記憶された前回の彩度値を適用する。また、画像生成部240は、保存用メモリ210に前回の彩度値がない場合には、標準値(デフォルト値)を適用する。
表示制御部250は、画像生成部240により画像処理されたライブビュー画像に、色調整画面400を重畳させ、色調整画面400が付された画像を画像表示部40に表示する(ステップS14、図4参照)。
制御部110は、表示されたライブビュー画像LVに対して、領域指定がされたかを判断する(ステップS16)。画像表示部40が背面表示部42の場合には、制御部110は、タッチパネル44での撮影者によるタッチ操作とタッチ位置で、領域指定と位置を検知する。図8は、撮影者により領域指定がされる様子を示す図である。詳しくは、図8は、背面表示部42に表示されたライブビュー画像LVに、撮影者の指がタッチされる様子である。なお、画像表示部40がEVF46の場合には、制御部110は、撮影者によるXY方向ボタン26とOKボタンの操作により、領域指定と位置を検知する。
制御部110は、領域指定がされていないと判断すると(ステップS16NO)、ステップS22に進む。制御部110は、領域指定がされたと判断すると(ステップS16YES)、色相判定処理を行う(ステップS18)。
図7は、色相判定処理の手順を説明するサブルーチンである。画像領域指定部120は、領域指定された位置を中心にした画像の所定範囲(例えば、100×100画素)を指定領域として抽出する。図8では、説明上、指定領域450の範囲を黒枠で示すが、指定領域450の範囲は可視的に表示しなくてもよい。なお、図4で説明したボタンtが押下された場合には、画像領域指定部120は、ライブビュー画像LV全体を指定領域とする。また、画像領域指定部120は、タッチされた指で連続的に囲われた範囲を、指定領域に指定するようにしてもよい。
色相判定部270は、画像領域指定部120から出力された指定領域の画像を入力する(ステップS40)。色相判定部270は、指定領域の画像を、所定数のエリアに分割する(ステップS42)。
図9は、図8で指定された指定領域450が、所定数のエリアに分割された様子を示す図である。指定領域450の上部がおおよそ葉hで、中央が花びらfで、下部が花弁gである。色相判定部270は、指定領域450を、例えば、5×5の計25のエリアに分割する。図9の番号1〜25は、各分割エリアの番号を示す。
色相判定部270は、各分割エリアを測色して(ステップS44)、各分割エリアの色相を判定する(ステップS46)。各画素の画像データが、HSV形式の場合には、色相判定部270は、分割エリアのHSVデータから、例えば平均Hを算出して、平均Hを分割エリアのHとする。
図10Aは、HSV色空間のHS平面の例であって、色相(H)範囲を示す図である。円周方向が色相(H)で、径方向が彩度(S)である。図10Aに示すように、Hは、下向きy軸を0°(始点)として、反時計回りの角度で規定される。Y、Or・・・GYは、図5で説明した記号と同じ色相を意味する。そして、図10Bは、図10Aで示す各色相のH範囲を示した表である。
また、各画素の画像データが、RGB形式の場合には、色相判定部270は、以下の式から、各画素の画像データのHを算出して、分割エリアのHを求める。
R、G、Bの最大値をMAX、最小値をMINとし、
MIN=MAXの場合、H=0
MIN=Bの場合には、H=(60×(G−R)/(MAX−MIN))+60
MIN=Rの場合には、H=(60×(B−G)/(MAX−MIN))+180
MIN=Gの場合には、H=(60×(R−B)/(MAX−MIN))+300
色相判定部270は、各分割エリアのHを算出し、算出した各分割エリアのHから、図10Bの表を参照して、各分割エリアの色相を判定する。図10Bの表は、保存用メモリ210に格納される。図11Aは、図9で示した各分割エリアのH値と色相を表にしたものである。例えば、色相判定部270は、分割エリアNo1を、H=182から、色相がGYと判定する。図11Aの右欄が、判定された色相名である。
色相判定部270は、色相ごとの分割エリア数をカウントする(ステップS48)。図11Bは、色相ごとに判定された分割エリア数の表である。図11Bは、図11Aの右欄の色相を合計した表である。例えば、GY(黄緑)の分割エリア数が8個である。
色相判定部270は、カウント数≧kの色相を判定する(ステップS50)。カウント数は、色相ごとの分割エリア数である。また、kは、出現頻度の少ない色相は排除して、主体となる色相のみに絞るための閾値である。例えば、k=6である。
色相判定部270は、例えばk=6として、分割エリア数が6以上あることを条件として、GY(黄緑)、Y(黄色)、Or(橙)を指定領域の色相(関連色)と判定する。色相判定部270は、指定領域の色相として、GY、Y、Orを色調整画面作成部130に出力する(ステップS52)。
色調整画面作成部130は、関連色と判定されたGY、Y、Orを、他の色相と区別して示す色調整画面400を作成する。表示制御部250は、作成された色調整画面400を画像表示部40に表示する(ステップS20)。図12は、関連色が区別して表示された色調整画面400a等の例である。色調整画面400aでは、関連色のGY、Y、Orの枠内のみ、着色して表示され、関連色の以外の色相の枠内は、着色されない。また、色調整画面400aでは、関連色のマーク414a、マーク414b、マーク414cが着色して表示され、関連色の以外のマーク414dは無着色(モノクロ)で表示される。
図6に戻る。制御部110は、色調整操作が行われたかを判断する(ステップS22)。色調整操作は、フロントダイヤル12で色相選択がされ、リアダイヤル16で彩度設定が行われる。制御部110は、色調整操作が行われていないと判断すると(ステップS22NO)、ステップS28に進む。なお、フロントダイヤル12によって色調整画面上で色相を選択する操作の際に、制御部110は、関連色以外の他の色相を飛び越して、関連色だけが選択されるような操作制御をしてもよい。
制御部110は、色調整操作が行われたと判断すると(ステップS22YES)、色調整画面作成部130は、色調整操作に応じて、色調整画面400を変更し、表示制御部250は、変更された色調整画面400を表示する(ステップS24)。図12の色調整画面400bは、例えば、マーク414b、マーク414cが外周方向に移動されて、YとOrの彩度が濃くなるように設定された様子を示す。
また、色調整画面作成部130は、判定された色相が複数ある場合、つまり関連色が複数ある場合には、対応するエリア数の大小に応じて該色相を区別できるよう、色調整画面400を作成してもよい。例えば、図12の色調整画面400cは、エリア数が最も多いOrが四角の枠で囲まれて他と区別して表示された例である。また、色調整画面作成部130は、色相名に対応するエリア数を示した色調整画面を表示してもよい。
画像生成部240は、色調整操作に応じて、所定の色調整処理を行った画像を生成し、表示制御部250は、生成された画像を表示する(ステップS26)。図13は、色調整処理によるライブビュー画像の色調(彩度)変化を、模式的に示す図である。図13に示す画像は、図4のライブビュー画像LVの一部である。被写体の花びらfの色相はOr(橙)が主体で、花弁gの色相はY(黄色)が主体で、葉hの色相はGY(黄緑)が主体である。
図13上段は、Y(黄色)の彩度を調整した場合の色調変化を示す図である。なお、各段中央のライブビュー画像LV(0)は、GY、Y、Orが全て標準値である場合の画像である。ライブビュー画像LV(+Y)は、Yの彩度が高く設定された場合の画像である。Yを色相の主体とする花弁gが鮮やかに表現される。ライブビュー画像LV(―Y)は、Yの彩度が低く設定された場合の画像である。花弁gがおとなしく表現される。Y成分の少ない花びらfや葉hは、Yの彩度調整による影響は少ない。
図13中段は、Or(橙)の彩度を調整した場合の色調変化を示す図である。ライブビュー画像LV(+Or)は、Orの彩度が高く設定された場合の画像で、Orを色相の主体とする花びらfが鮮やかに表現される。ライブビュー画像LV(―Or)は、Orの彩度が低く設定された場合の画像で、Orを色相の主体とする花びらfがおとなしく表現される。花弁gや葉hは、Yの彩度変化による影響は少ない。
図13下段は、GY(黄緑)、Y(黄色)及びOr(橙)の彩度を調整した場合の色調変化を示す図である。ライブビュー画像LV(+GY/Y/Or)は、GY/Y/Orの彩度が高く設定された場合の画像である。画面全体が鮮やかに表現される。ライブビュー画像LV(―GY/Y/Or)は、GY/Y/Orの彩度が低く設定された場合の画像である。画面全体がおとなしく表現される。
図6に戻る。制御部110は、電源ボタン18の押下により、電源がオフされたかを判断する(ステップS28)。制御部110は、電源がオフされていないと判断すると(ステップS28NO)、ステップS12に戻る。制御部110は、電源がオフされたと判断すると(ステップS28YES)、オフ処理を行い(ステップS30)、撮像装置1の動作を終了させる。制御部110は、オフ処理として、色調整画面400で変更された各色相の彩度値を保存用メモリ210に保存してもよい。
<効果>
・画像の印象は色で大きく変わるが、この色を調整するための色調整装置では、調整画面上で調整する色相など、色を指定することが必要である。しかし、調整画面上では多数の色相名が提示されるが、どの色相が、変更希望の被写体の色に対応するのか、判断できない場合も多い。特に、輝度の低い被写体あるいは複数色が重なったような被写体では、対応する色相名を正確に選択するのは簡単ではない。特に初心者では、調整すべき色相名が探せなくて困ることも多い。上記実施形態によれば、調整したい被写体を指定するだけで被写体の色相が判定されるので、初心者でも、簡単に的確な色相を選択することができ、彩度を好みの状態に調整することができる。
・また、タッチ操作で、調整したい被写体を指定できるので、初心者でも操作が容易である。
・タッチ位置を含む一定の範囲内を色相判定の領域にしたので、タッチ位置の精度が要求されない。
・指定領域を分割し、各分割エリアの色相の数に基づき、関連色を判定するので、指定領域全体に分散しているようなノイズ的な色を効率的に除外することができる。
・また、エリア数が所定以下の色相を関連色に含めないようにしたので、被写体への影響度の高い色相だけを提示することができる。
・色調整画面として、色相環に類似するGUIを表示するので、彩度の変更操作も直観的でわかりやすい。
・フロントダイヤル12によって色調整画面上で色相を選択する操作の際に、関連色以外の他の色相を飛び越すように制御することによって、全色相数が多くても、少ない操作で関連色の選択が可能となる。
<変形例>
・色調整画面は、色相と彩度を組み合わせた2次元表示としたが、色相と明度を組み合わせた表示にしてもよい。
・上記実施形態では、色調整画面400を背面表示部42に表示する例を主に説明したが、EVF46に表示する場合も同様である。
・色調整装置は、撮像装置1に組み込まれるものに限らず、画像再生装置に設けられても良い。
・また、制御部110は、制御プログラムを読込んだCPU100によるソフトウェア処理により実現されると説明したが、これに限るものではなく、一部あるいは全部をハードウェアで構成するようにしてもよい。また、色相判定部270や画像生成部240が、CPU100によるソフトウェア処理により実現されてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 撮像装置
10 操作部
12 フロントダイヤル
16 リアダイヤル
18 電源ボタン
20 PICTボタン
22 モードボタン
26 XY方向ボタン
28 OKボタン
40 画像表示部
42 背面表示部
44 タッチパネル
46 EVF
100 CPU
110 制御部
120 画像領域指定部
130 色調整画面作成部
210 保存用メモリ
220 一時記憶メモリ
230 撮像部
240 画像生成部
250 表示制御部
260 画像メモリ
270 色相判定部
280 外部機器IF
300 外部機器
400 色調整画面
412 線分
414 マーク
416 中立ライン
450 指定領域

Claims (7)

  1. 画像の色調整を行うための画面であって、調整される各色相と対応して設定される属性値を示す色調整画面を作成する色調整画面作成部と、
    表示された画像の所定の領域を、操作に応じて指定する画像領域指定部と、
    前記指定された領域をエリアに分けて、各エリアの色相を特定し、所定数以上のエリアで特定された色相を、前記指定された領域の色相と判定する色相判定部と、を備え、
    前記色調整画面作成部は、前記調整される各色相の中で前記判定された色相が区別されて表示されるように前記色調整画面を作成し、
    前記色調整画面作成部は、前記判定された色相が複数ある場合に、対応するエリア数の大小に応じて前記判定された色相のうちの第1の色相が、前記判定された色相のうちの第2の色相と区別して表示されるように前記色調整画面を作成する
    ことを特徴とする色調整装置。
  2. 前記画像領域指定部は、所定の操作に応じて、表示された画像全体を前記所定の領域として指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色調整装置。
  3. 前記色調整画面作成部は、前記色相の属性値として彩度を調整する画面を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色調整装置。
  4. 前記色調整画面作成部は、前記色調整画面として、前記色相を角度方向に対応させ、各色相の彩度を径方向の距離に対応させた2次元座標により、指定した色相の彩度を設定する画面を作成する
    ことを特徴とする請求項に記載の色調整装置。
  5. 表示された前記色調整画面で、操作部材の操作に応じて前記調整される色相を選択する制御部を備え、
    前記制御部は、色相の選択操作時に記色調整画面上に表示されている関連色以外の色は飛び越して、前記操作部材の操作により前記判定された色相だけが選択されるよう制御
    する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色調整装置。
  6. 画像の色調整を行うための画面であって、調整される各色相と対応して設定される属性値を示す色調整画面を作成する色調整画面の作成方法であって、
    表示された画像の所定の領域を、操作に応じて指定し、
    前記指定された領域をエリアに分けて、各エリアの色相を特定し、所定数以上のエリアで特定された色相を、前記指定された領域の色相と判定し、
    前記各色相の中で前記判定された色相が区別されて表示されるように前記色調整画面を作成する
    ことを含み、
    前記判定された色相が複数ある場合、前記色調整画面を作成することは、対応するエリア数の大小に応じて前記判定された色相のうちの第1の色相が、前記判定された色相のうちの第2の色相と区別して表示されるように前記色調整画面を作成することを特徴とする色調整画面の作成方法。
  7. 画像の色調整を行うための画面であって、調整される各色相と対応して設定される属性値を示す色調整画面を作成する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    表示された画像の所定の領域を、操作に応じて指定するステップと、
    前記指定された領域をエリアに分けて、各エリアの色相を特定し、所定数以上のエリアで特定された色相を、前記指定された領域の色相と判定するステップと、
    前記各色相の中で前記判定された色相が区別されて表示されるように前記色調整画面を作成するステップとを、含み、
    前記判定された色相が複数ある場合、前記色調整画面を作成することは、対応するエリア数の大小に応じて前記判定された色相のうちの第1の色相が、前記判定された色相のうちの第2の色相と区別して表示されるように前記色調整画面を作成することを特徴とするプログラム。
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