JP5335961B2 - 表示装置およびテレビ受像機 - Google Patents
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Description
本発明は、表示装置およびテレビ受像機に関し、より詳細には、表示した映像の画質調整機能を有する表示装置と、該表示装置を備えるテレビ受像機に関する。
例えばテレビ受像機などの表示装置に映像を表示する際に、表示した映像の画質調整を可能とする機能が提供されている。画質調整機能の一般的な例では、表示装置は、ユーザ操作に従って画質調整を行うための調整メニューを表示させる。この調整メニューには、コントラストやブライトネスなどの所定の画質調整用パラメータの項目が用意され、ユーザによる調整が可能になっている。そしてユーザは、表示装置に表示される映像を見ながら、ユーザの好みの画質になるまで各パラメータの調整値を動かしていく、といったプロセスが取られる。この場合、ユーザが画質調整を行う際に、容易にユーザが所望する画質が得られるようにすることが好ましい。
例えば特許文献1には、ユーザの画質調整を容易にするための表示システムが開示されている。この表示システムは、ユーザがタッチパネルにタッチした位置を中心とする所定のサイズの領域を参照領域とし、その参照領域の画像に対して複数の異なる調整値による画質調整を施した複数の画質調整画像を生成する。そして、複数の画質調整画像を一覧にして表示し、ユーザによる選択に従って選択された画質調整画像に対応する調整値を設定して表示させるようにしている。
表示装置の画質調整を行う際に、コントラストやブライトネスといった画質調整用のパラメータをユーザ操作によって設定していくプロセスを採る場合、ユーザには、画質調整に関するある程度の知識と関心が必要とされる。画質調整に知識がなく、どのパラメータをどのように調整すればどういった変化が起こるか、といった認識を持たないユーザにとっては、画質調整は容易に行うことができないものとなっている。
また、近年のテレビ受像機では、放送波により放送されるコンテンツや市販のBD/DVDにより提供されるコンテンツの他、インターネット経由でいわゆる素人が作成した映像コンテンツを視聴する、といった利用シーンが増えつつある。このような映像コンテンツの場合、撮影時にカメラの露出やピントが合っていなかったり、カメラの性能や圧縮率によっては非常にノイジーになっている、といった低品位な映像となるケースも多い。このような多様なコンテンツを表示させるときに、従来以上に簡便に画質調整を可能とする機能が必要となってくる。
また、従来のテレビ受像機には、入力映像に応じて画質を自動調整する機能が付与されているものもあるが、画質の自動調整機能は、予め定められたアルゴリズムに基づいて映像の状態に応じて自動的に画質を調整するものであり、調整結果が必ずしもユーザの好みのものとならない場合があった。
特許文献1の表示システムでは、参照画像に対して異なる調整値による画質調整処理を行った画像を複数提示してユーザに選択させるようにしているが、この場合も、コントラストやシャープネスなどの画質調整パラメータについてはユーザが調整を行う必要があり、画質調整の知識のないユーザにとっては調整が容易ではない、という問題が生じる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、画質調整用のパラメータ設定に関する知識がない一般的なユーザであっても、容易に画質調整を行うことができるようにした表示装置と、該表示装置を備えたテレビ受像機とを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による第1の技術手段は、表示部と、該表示部に表示させる映像の画質を調整する画質調整部とを有し、前記画質調整部は、前記表示部の画面内の特定の領域を指定し、該特定の領域の映像から、画質調整のパラメータを判定するためのパラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、該取得した特徴量に基づいて画質調整のパラメータを判定し、該判定したパラメータの調整量を複数段階に変更した複数の画像を選択肢として前記表示部に表示させ、該表示させた選択肢から選択された選択肢のパラメータを反映させて映像を表示させる表示装置であって、前記画質調整部は、前記パラメータごとに当該パラメータを調整したときの画質の状態変化を表す表現を予め定めておき、前記判定したパラメータにより前記選択肢を表示させる際に、前記判定したパラメータに応じて予め定めた前記表現を前記選択肢の説明として表示させるとともに、前記パラメータのうち、前記表現を同一とするパラメータを予め同一グループとして定めておき、前記選択肢を表示する際、同一グループに属する複数のパラメータが、前記変更するパラメータとして判定されている場合、該判定されている複数のパラメータの全てを反映させた選択肢を表示することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記画質調整部は、前記表示部の画面に表示させる画像全体を複数の領域に分割し、該分割した領域のそれぞれから領域指定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、該領域指定用の特徴量と閾値とを比較して、閾値より大きい特徴量を一つでも有する領域から前記特定の領域を抽出することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記画質調整部は、前記閾値より大きい特徴量を有する領域が互いに隣接する領域である場合、該隣接する両方の領域を一つの前記特定の領域と見なして抽出することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記画質調整部は、前記表示部の画面に表示させる画像全体を複数の領域に分割し、該分割した領域のそれぞれから領域指定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、該領域指定用の特徴量と閾値とを比較して、閾値より大きい特徴量を一つでも有する領域から前記特定の領域の候補を抽出し、該抽出した候補を前記表示部に表示させ、該表示させた候補から選択された領域を前記特定の領域とすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記画質調整部が、前記閾値より大きい特徴量を有する領域が互いに隣接する領域である場合、該隣接する両方の領域を一つの領域として前記表示部に表示させ、該表示させた候補から選択された領域を前記特定の領域とすることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜5のいずれか1の技術手段において、前記画質調整部が、前記パラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量に基づいて複数の前記パラメータが判定され、該判定されたパラメータのそれぞれに応じて定められた前記表現が複数ある場合、前記表現とともに前記選択肢を前記表示部に表示させて選択する動作を、前記複数の表現ごとに実行することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜6のいずれか1の技術手段において、前記画質調整部が、前記画面内の特定の領域を複数指定した場合、該複数指定した特定の領域のそれぞれから前記パラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、それぞれの前記領域ごとに前記変更するパラメータを判定し、前記同一グループに属する複数のパラメータを反映させた前記選択肢を表示する際に、全ての領域における前記パラメータの判定回数に応じた重み付けを行って、各前記パラメータの調整量を決定して前記選択肢に反映させることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜7のいずれか1の技術手段の表示装置を備えるテレビ受像機である。
本発明によれば、画質調整用のパラメータ設定に関する知識がない一般的なユーザであっても、容易に画質調整を行うことができるようにした表示装置と、該表示装置を備えたテレビ受像機とを提供することができる。
(第1の実施形態)
本発明に係る表示装置は、例えばユーザが表示装置の表示画面を視聴中に、画面が明るすぎたり、ノイズが気になったりするシーンが表示されたときに、そのシーンで映像を静止させることで、本発明の実施形態に係る画質調整モードに入る。
画質調整モードでは、静止画像内でユーザが気になる領域を指定すると、表示装置では、その指定された領域内の所定の映像特徴量を自動的に解析する。
本発明に係る表示装置は、例えばユーザが表示装置の表示画面を視聴中に、画面が明るすぎたり、ノイズが気になったりするシーンが表示されたときに、そのシーンで映像を静止させることで、本発明の実施形態に係る画質調整モードに入る。
画質調整モードでは、静止画像内でユーザが気になる領域を指定すると、表示装置では、その指定された領域内の所定の映像特徴量を自動的に解析する。
そして表示装置では、その解析結果に従って、ユーザが選択した領域に対して適切と考えられる画質調整用のパラメータを自動的に判定する。そしてこの判定結果を基に、パラメータを段階的に変化させた選択肢を表示させる。このとき、ユーザに対してその領域をどのようにしたいか、例えば明るくしたいか暗くしたいか、くっきりさせたいかより自然な見え方にしたいかなどの直感的な表現の説明を提示し、ユーザに任意の選択肢を選択させることで、その選択された選択肢に応じたパラメータを用いて画質調整を実施する。この方法によれば、ユーザは自らコントラストやブライトネスといった画質調整用のパラメータを調整する必要が無くなるため、画質調整に関する知識がなくても簡単に素早く画質調整を行うことができるようになる。以下に本実施形態の表示装置の構成および動作をより具体的に説明する。
図1は、本発明による表示装置の第1の実施形態に係る要部の構成例を示す図である。表示装置1は、入力映像信号に映像処理を施す映像処理部10と、入力映像信号に対するOSD(On Screen Display)表示を処理するOSD処理部20と、映像処理部10から出力された映像信号にOSD処理部20から出力された映像信号を重畳して混合する混合部30を有する。混合部30で混合された映像信号は、表示部31にて表示される。本発明による画質調整部は、映像処理部10およびOSD処理部20によって実現される。
映像処理部10において、フレームバッファ11は、入力映像信号を更新しながらバッファリングして出力している。表示部31における表示映像を静止させる場合、このフレームバッファ11の更新を止めることで、表示部31の表示映像を固定し、静止画として保持させることができる。
OSD処理部20の領域指定部21は、映像特徴量を取得するための領域を指定し、その領域を示すOSD画像を生成する。この領域は、矩形領域として設定されるが、矩形以外の形状であってもよい。また領域は、図示しない操作入力手段に対するユーザ操作に応じてそのサイズを可変設定できるものとする。また、表示画面における領域の数および表示位置は、ユーザ操作に応じて変更できるものとする。
OSD処理部20の領域指定部21は、映像特徴量を取得するための領域を指定し、その領域を示すOSD画像を生成する。この領域は、矩形領域として設定されるが、矩形以外の形状であってもよい。また領域は、図示しない操作入力手段に対するユーザ操作に応じてそのサイズを可変設定できるものとする。また、表示画面における領域の数および表示位置は、ユーザ操作に応じて変更できるものとする。
領域指定部21が指定した領域を示す情報は、映像処理部10の特徴量取得部12に送られる。特徴量取得部12は、フレームバッファ11に保持されている静止画像の領域から所定の映像の特徴量を取得する。特徴量とは、画像の特徴を数値として表現したものであり、例えばAPL(average picture level)や各種のヒストグラム、ノイズ量などを用いて所定の特徴量を算出し、取得する。ここでいう特徴量は、本発明における画質調整用のパラメータを判定するためのパラメータ判定用として予め定められたものである。
映像処理部10の調整パラメータ判定部13は、特徴量取得部12が取得した各特徴量を元に、指定された領域内の画像を解析し、画質調整用のパラメータを判定する。判定したパラメータに関する情報はOSD処理部20の選択肢表示部22に出力され、映像信号は画質反映部14に出力される。
選択肢表示部22は、領域指定部21で指定された領域内の映像に対して、調整パラメータ判定部13で判定されたパラメータを適用して選択肢の画像を生成する。この場合、選択肢表示部22は、調整パラメータ判定部13で判定されたパラメータを複数段階に変化させて、ユーザに選択させるための複数の選択肢の画像を生成する。このとき、選択肢に対して、判定されたパラメータを直感的な表現に置き換えた説明を付加する。例えば、判定されたパラメータが、コントラストやブライトネスなどの画質調整に係わるパラメータの場合、そのパラメータに応じて「くっきりと」や「鮮やかに」などの直感的な表現を生成し、選択肢とともに表示させる。
生成した複数の選択肢とその直感的な表現による説明の画像は、結果表示部23に出力される。結果表示部23では、現在選択されている選択肢のパラメータの調整値を示す画像を生成して、OSD画像として出力する。パラメータは、ブライトネスやシャープネスなどの画質調整用のパラメータである。つまり、直感的に表現されている選択肢とともに、その選択肢の本来の画質調整用のパラメータの調整値を示す。このとき、パラメータの調整前と調整後の調整値を表示させるものとする。
また、選択肢表示部22は、選択されている選択肢のパラメータの情報を映像処理部10の画質反映部14に送る。画質反映部14は、選択肢表示部22から得られた選択中の選択肢のパラメータを入力映像信号に反映させて表示画像を生成する。
そして、画質反映部14で生成されて出力された画像と、結果表示部23から出力されたOSD画像とが混合部30で混合され、表示部31に表示される。ここでは、入力映像信号に対して、パラメータを段階的に変更した複数の選択肢と、これら選択肢を直感的に表現した説明と、選択中の選択肢のパラメータの調整値(調整前後の値)とがOSD画像として表示され、入力映像信号の表示画像には、選択中の選択肢のパラメータが反映されて表示される。そして選択肢の選択が終了すると、画質調整モードが終了し、選択された選択肢のパラメータが反映された画質で、入力映像信号が表示部31に表示される。
そして、画質反映部14で生成されて出力された画像と、結果表示部23から出力されたOSD画像とが混合部30で混合され、表示部31に表示される。ここでは、入力映像信号に対して、パラメータを段階的に変更した複数の選択肢と、これら選択肢を直感的に表現した説明と、選択中の選択肢のパラメータの調整値(調整前後の値)とがOSD画像として表示され、入力映像信号の表示画像には、選択中の選択肢のパラメータが反映されて表示される。そして選択肢の選択が終了すると、画質調整モードが終了し、選択された選択肢のパラメータが反映された画質で、入力映像信号が表示部31に表示される。
上記の表示装置1は、テレビ受像機として構成することができる。この場合、テレビ受像機は、アンテナで受信した放送信号を選局して復調し、復調した映像信号を図1の入力映像信号として入力させる。そして入力映像信号に対して、図1の映像処理およびOSD処理を行って、表示部31に表示させることができる。本発明は、表示装置、およびその表示装置を備えるテレビ受信装置として構成することができる。
図2は、本発明に係る表示装置の第1の実施形態における領域指定と選択肢の表示処理について説明するための図で、図2(A)は、表示装置の表示画面に任意の複数の領域を指定したときの状態を示す図、図2(B)は、指定した領域から取得したパラメータに基づいて生成した複数の選択肢を表示している状態を示す図である。図1の構成を参照しながら以下に説明する。
まず、図2(A)に示すように、入力映像を静止させた静止画像110を表示画面100に表示しているものとする。この静止画像110は、フレームバッファ11の更新を止めることにより表示部31に表示されている。
まず、図2(A)に示すように、入力映像を静止させた静止画像110を表示画面100に表示しているものとする。この静止画像110は、フレームバッファ11の更新を止めることにより表示部31に表示されている。
そして所定のユーザ操作によって、静止画像110の中に1または複数の領域101を指定する。この場合、表示装置1のリモコンや本体のキー類によって領域指定操作を行うことができる。
領域101の指定に際しては、ユーザはリモコン等を操作しながら、静止画像110の中の任意の位置に任意の数の領域101を指定することができる。また、領域101の個々の大きさを個別に設定できるようにしてもよく、あるいは領域101の大きさを一括して変更できるようにしてもよい。領域101の形状は図示するような矩形形状とするが、矩形に限定されない。この領域指定処理は、OSD処理部20の領域指定部21が行う。
領域101の指定に際しては、ユーザはリモコン等を操作しながら、静止画像110の中の任意の位置に任意の数の領域101を指定することができる。また、領域101の個々の大きさを個別に設定できるようにしてもよく、あるいは領域101の大きさを一括して変更できるようにしてもよい。領域101の形状は図示するような矩形形状とするが、矩形に限定されない。この領域指定処理は、OSD処理部20の領域指定部21が行う。
映像処理部10の特徴量取得部12は、指定された領域101内の映像信号からパラメータ判定用として予め定められた特徴量を取得する。例えば、特徴量として平均輝度レベル(APL)、輝度ヒストグラムの分散、彩度ヒストグラムに基づく高Saturation率、ノイズ検出量、ブロック検出量、エッジ検出量などが取得される。
調整パラメータ判定部13は、領域101内の映像信号から取得した上記の特徴量に基づいて、画質調整用のパラメータを判定する。画質調整用のパラメータとは、コントラスト(Contrast)やブライトネス(Brightness)、ノイズリダクション(Noise Reduction)といった画質調整を行なうための所定のパラメータである。
調整パラメータ判定部13は、領域101内の映像信号から取得した上記の特徴量に基づいて、画質調整用のパラメータを判定する。画質調整用のパラメータとは、コントラスト(Contrast)やブライトネス(Brightness)、ノイズリダクション(Noise Reduction)といった画質調整を行なうための所定のパラメータである。
選択肢表示部22は、調整パラメータ判定部13で判定されたパラメータを用いて、そのパラメータの調整値を段階的に変化させた複数の選択肢を生成し、直感的な表現による選択肢の説明を付加して、表示画面100の選択肢表示領域120に表示させる。
選択肢表示領域120には、領域101から取得した映像の特徴量に基づいて判定したパラメータを使用し、そのパラメータの調整値を複数段階に変更した複数の画像を選択肢121a〜121eとして表示させる。そして現在選択中の選択肢121cを例えば枠122によって明示的に表示する。
選択肢表示領域120には、領域101から取得した映像の特徴量に基づいて判定したパラメータを使用し、そのパラメータの調整値を複数段階に変更した複数の画像を選択肢121a〜121eとして表示させる。そして現在選択中の選択肢121cを例えば枠122によって明示的に表示する。
複数の選択肢121a〜121eの両側には、映像の特徴量に基づいて判定したパラメータを調整したときの画質の状態変化を表す表現であって、選択肢を直感的に表す表現の説明123が表示される。例えばこの例では、説明123は「くっきりと」、および「自然に」となっている。つまり、パラメータを段階的に変換させた選択肢121a〜121eは、右に向かうほどくっきりとした画像になり、左に向かうほど自然な画像になる。ユーザはこのような直感的な表現の説明を見ながら、自分の好みにあった選択肢を選択することができる。
選択肢の変更ボタン124を操作することで、さらに現在表示されていない選択肢を表示させることができる。この場合、表示中の選択肢に対してさらにパラメータの調整値を所定の方向に段階的に変化させた選択肢を表示させることができる。
選択肢の変更ボタン124を操作することで、さらに現在表示されていない選択肢を表示させることができる。この場合、表示中の選択肢に対してさらにパラメータの調整値を所定の方向に段階的に変化させた選択肢を表示させることができる。
選択肢表示領域120を表示すると、静止画像110は、その選択肢表示領域120の下に所定量縮小されて表示される。この静止画像110には、選択肢表示領域120で選択中の選択肢のパラメータが反映される。このため、ユーザはその静止画像110の表示画面を見ながら、適宜選択肢表示領域120の選択肢を選択することができる。
また、結果表示領域130には、ユーザが選択肢を選択したときに、そのパラメータの状態を表示する。ここでは、指定された領域101から取得した特徴量に基づいて判定したパラメータの調整値を表示する。例えば、シャープネス(Sharpness)の値は“+1”のように表示を行う。+1は、その表示装置に設定されたパラメータを設定するための指標であり、適宜定められたものである。表示装置では、その調整値と実際の画質調整の制御値との関係が予め定められ、調整値の変更に従って画質調整の制御値を変更して画質調整を行う。
そして、表示された複数の選択肢のなかからユーザが任意の選択肢を選択すると、その選択中の選択肢のパラメータが結果表示領域130に表示される。このときにそのパラメータの変更前後の調整値が表示される。例えば現在の静止画像110の該当パラメータ(例えばSharpness)が“+1”であり、選択した選択肢の該当パラメータが“+3”である場合、その両方を表示させるようにする。
次に、表示装置で使用する特徴量の例と、その具体的な算出方法について説明する。本発明に係る実施形態で使用するパラメータ判定用の特徴量は、APL(平均輝度レベル)、Luma Histgram(輝度のヒストグラム)の分散、Saturation Histogram(彩度のヒストグラム)から求める高Saturation率、Hue Histogramの総和の分散、ノイズ検出率、ブロック検出率、エッジ検出率、の8種類とする。なお、映像信号から取得する特徴量についてはこれらに限定するものではない。
APLは信号輝度の平均レベルであり、静止画像の領域101内の映像信号から、画素ごとの信号輝度レベルを抽出し、これらの平均値をとってAPLを算出する。a番目の領域101のAPLをAPLaとする。指定された領域101が複数ある場合には、複数の領域101のそれぞれについてAPLを算出して保持しておく。
Luma Histogram(輝度のヒストグラム)の分散は、以下のように算出する。
図3は、Luma Histogramの一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンごとの度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号輝度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像の領域101内の映像信号から、図3に示すような信号輝度のヒストグラム(Luma Histogram)を生成し、このヒスグラムから下記の式(1)によって分散Daを算出する。Daはa番目の領域の分散を示し、指定された領域101が複数ある場合には、複数の領域101のそれぞれについてLuma Histogram(輝度のヒストグラム)の分散を算出して保持しておく。
図3は、Luma Histogramの一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンごとの度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号輝度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像の領域101内の映像信号から、図3に示すような信号輝度のヒストグラム(Luma Histogram)を生成し、このヒスグラムから下記の式(1)によって分散Daを算出する。Daはa番目の領域の分散を示し、指定された領域101が複数ある場合には、複数の領域101のそれぞれについてLuma Histogram(輝度のヒストグラム)の分散を算出して保持しておく。
高saturation率は以下のように算出する。
図4は、Saturation Histgram(彩度のヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンの毎の度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号の彩度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像の領域101内の映像信号から、図4に示すような信号の彩度のヒストグラム(Saturation Histogram)を生成し、このヒスグラムから下記の式(2)によって高Saturation率Saを算出する。hは高い彩度(高Saturation)と見なす先頭のビン番号であり、予め高彩度であるとして定められたものでる。Saはa番目の領域の高saturation率であることを示し、指定された領域101が複数ある場合には、複数の領域101のそれぞれについて高saturation率を算出して保持しておく。
図4は、Saturation Histgram(彩度のヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンの毎の度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号の彩度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像の領域101内の映像信号から、図4に示すような信号の彩度のヒストグラム(Saturation Histogram)を生成し、このヒスグラムから下記の式(2)によって高Saturation率Saを算出する。hは高い彩度(高Saturation)と見なす先頭のビン番号であり、予め高彩度であるとして定められたものでる。Saはa番目の領域の高saturation率であることを示し、指定された領域101が複数ある場合には、複数の領域101のそれぞれについて高saturation率を算出して保持しておく。
Hue Histogramの総和の分散Dhueは以下のように算出する。
図5(A)は、Hue Histogram(色相のヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンの毎の度数を示す。Hue Histogramの場合には、指定された領域101が複数ある場合には、その複数の領域のそれぞれからHue Histogramを生成し、さらに複数のHue Histogramを合計して1つのHue Histogramを生成する。指定された領域101が1つしかない場合には、単にそのHue Histogramを生成すればよい。
図5(A)は、Hue Histogram(色相のヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンの毎の度数を示す。Hue Histogramの場合には、指定された領域101が複数ある場合には、その複数の領域のそれぞれからHue Histogramを生成し、さらに複数のHue Histogramを合計して1つのHue Histogramを生成する。指定された領域101が1つしかない場合には、単にそのHue Histogramを生成すればよい。
Hue Histogramにおけるビン番号の割当の一例を図5(B)に示す。この例ではビン番号n=12とし、図5(B)に示す色相環を12等分してビン番号を割当てている。色相環のBは青、Cはシアン、Gは緑、Yは黄色、Rは赤、Mはマゼンタの位置を示している。ビンの数は適宜定めることができる。
そして図5(A)に示すようなHue Histogramから下記の式(3)によって、Hue Histogramの総和の分散Dhueを算出する。
ノイズ検出率は以下の式(4)により算出する。Naはa番目の領域のノイズ率であることを示し、指定された領域101が複数ある場合には、それぞれの領域についてノイズ検出率を算出して保持しておく。
ノイズ部の検出方法には種々のものがあるが、例えば、映像信号のフレームを縦mピクセル×横n画素のウィンドウに分割して、フレーム間におけるそのウィンドウ内の各ピクセルの輝度差の総和を算出し、その総和が所定の閾値以上であれば、そのウィンドウはノイズ部と判定することができる。ノイズ部の検出方法は、この例に限定されることなく、公知のノイズ検出技術を適用することができる。
ブロック検出率Baは以下の式(5)により算出する。Baはa番目の領域のブロック検出率であることを示し、指定された領域101が複数ある場合には、それぞれの領域についてブロック検出率を算出して保持しておく。
ブロック検出の方法には種々のものがあるが、例えば図6に示すように、あるピクセルP2とP3との間にブロック境界が存在するか否かは、下記の式(6)によりP2を含む複数のピクセル間の輝度差D1〜D5の総和に対するD3の割合Raを求め、求めたRaが所定の閾値以上であれば、ピクセルP2はブロック部であると判定することができる。
ブロック部の検出方法は、この例に限定されることなく、公知のブロック検出技術を適用することができる。
エッジ検出率Eaは以下の式(7)により算出する。Eaはa番目の領域のエッジ検出率であることを示し、指定された領域101が複数ある場合には、それぞれの領域についてエッジ検出率を算出して保持しておく。
エッジ検出の方法には種々のものがあるが、例えば、映像信号のフレーム内の座標(x,y)=(i、j)のピクセルの輝度をf(i,j)とするときそのピクセルのエッジの強さQaは、下記の式(8)によって表すことができる。このエッジの強さの値Qaが所定の閾値以上であれは、そのピクセルはエッジ部であると判定することができる。
エッジ検出の方法は、この例に限定されることなく、公知のエッジ検出技術を適用することができる。
次に、映像処理部10の調整パラメータ判定部13は、特徴量取得部12が取得した上記のごとくの各種の特徴量に基づいて、その映像で調整すべき画像調整用のパラメータを判定する。本実施形態では、画質調整用のパラメータとして、
映像の明部と暗部の差によるコントラストを調整する“Contrast”、
画面の明るさを調整する“Brightness”、
輝度のガンマ値(階調の応答特性)を調整する“Luma Gamma”、
色の濃さを調整する“Color”、
色の構成要素となる系統色(例えばRGBCMYの6色)の彩度を調整する“CMS Saturation”、
同じく色の構成要素となる系統色の色相を調整する“CMS Hue”、
色合い(例えば肌色が赤みを帯びたり緑色を帯びたりするような色合い)を調整する“Tint”、
画像の輪郭強調処理の程度を調整する“Sharpness”、
ノイズを低減させる“Noise Reduction”、
ブロックノイズを低減させる“Block noise Reduction”、の10種類のパラメータを使用する。
表示装置では、これらの画質調整用のパラメータを調整することにより、各パラメータに応じて予め設定された画質の調整が行なわれる。
映像の明部と暗部の差によるコントラストを調整する“Contrast”、
画面の明るさを調整する“Brightness”、
輝度のガンマ値(階調の応答特性)を調整する“Luma Gamma”、
色の濃さを調整する“Color”、
色の構成要素となる系統色(例えばRGBCMYの6色)の彩度を調整する“CMS Saturation”、
同じく色の構成要素となる系統色の色相を調整する“CMS Hue”、
色合い(例えば肌色が赤みを帯びたり緑色を帯びたりするような色合い)を調整する“Tint”、
画像の輪郭強調処理の程度を調整する“Sharpness”、
ノイズを低減させる“Noise Reduction”、
ブロックノイズを低減させる“Block noise Reduction”、の10種類のパラメータを使用する。
表示装置では、これらの画質調整用のパラメータを調整することにより、各パラメータに応じて予め設定された画質の調整が行なわれる。
図7は、各指定領域の特徴量から画質調整用のパラメータを算出する処理手順を説明するためのフローチャートである。
映像処理部10の調整パラメータ判定部13は、特徴量取得部12が取得した上記のごとくの各種の特徴量に基づいて、その映像で調整すべきパラメータを判定する。つまり映像から取得した特徴量の状態をみて、画質調整に際してどのようなパラメータ調整を行うべきかを判定する。判定処理は、図7に示すフローチャートに沿って行われる。
映像処理部10の調整パラメータ判定部13は、特徴量取得部12が取得した上記のごとくの各種の特徴量に基づいて、その映像で調整すべきパラメータを判定する。つまり映像から取得した特徴量の状態をみて、画質調整に際してどのようなパラメータ調整を行うべきかを判定する。判定処理は、図7に示すフローチャートに沿って行われる。
調整パラメータ判定部13は、指定された1つの領域101について以下の判定処理を行う。ここではまず、x番目の領域の高Saturation率Sxが所定の閾値以上であるかを判断する(ステップS1)。高Saturation率Sxが閾値以上である場合には、その領域の色成分が多いことを示している。この場合、ステップS2に進んでHue Histogramの総和の分散Dhueが所定の閾値以上であるかを判別する。
Dhueが閾値以上である場合には、指定された各領域において色がばらついていることを示している。この場合(ステップS2―Yes)には、画質調整用のパラメータとしてColor,およびTintを選択する(ステップS3)。
Dhueが閾値以上である場合には、指定された各領域において色がばらついていることを示している。この場合(ステップS2―Yes)には、画質調整用のパラメータとしてColor,およびTintを選択する(ステップS3)。
また、ステップS2で、Dhueが閾値以上でなければ、画質調整用パラメータとしては、系統色の彩度および色相を調整するCMS Saturation、CMS Hueを選択する(ステップS4)。
一方、ステップS1で、高Saturation率Sxが所定の閾値以上でなければ、Luma Histogramの分散Dxが所定の閾値以上か否かを判定する(ステップS5)。Dxが閾値以上であれば信号の階調がばらついていることを示している。この場合には、画質調整用のパラメータとしてLuma Ganmmaを選択する。
ステップS5でDxが閾値以上でなければ、さらにその領域のAPLxが所定の閾値以上か否かを判別する(ステップS7)。APLxが所定の閾値以上であるときは高階調のピクセルが多い映像であり、この場合、画質調整用のパラメータとしてContrastを選択する(ステップS8)。また、APLxが閾値以上でなければ、画質調整用のパラメータとしてBrightnessを選択する(ステップS9)。
ステップS5でDxが閾値以上でなければ、さらにその領域のAPLxが所定の閾値以上か否かを判別する(ステップS7)。APLxが所定の閾値以上であるときは高階調のピクセルが多い映像であり、この場合、画質調整用のパラメータとしてContrastを選択する(ステップS8)。また、APLxが閾値以上でなければ、画質調整用のパラメータとしてBrightnessを選択する(ステップS9)。
調整パラメータ判定部13は、上記のステップS3、S4、S6、S8、S9のいずれかによって所定の画質調整用のパラメータを選択した後、さらにステップS10でノイズ検出率Nxが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS10)。Nxが閾値より多い映像は、ノイズが多い映像である。この場合、画質調整用パラメータとしてNoise Reductionを選択する(ステップS11)。また、ノイズ検出率Nxが所定閾値以上では無い場合、ここではパラメータは選択しない。
次に調整パラメータ判定部13は、ブロック検出率Bxが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。Bxが閾値より多い映像は、ブロックノイズが多い映像である。この場合、画質調整用パラメータとしてBlock Noise Reductionを選択する(ステップS13)。また、ブロック検出率Bxが所定閾値以上では無い場合、ここではパラメータは選択しない。
次に調整パラメータ判定部13は、エッジ検出率Exが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS14)。Exが閾値より多い映像は、エッジが多い映像である。この場合、画質調整用パラメータとしてSharpnessを選択する(ステップS15)。また、エッジ検出率Exが所定閾値以上では無い場合、ここではパラメータは選択しない。
以上の処理により画質調整用のパラメータの判定処理が終了し、調整パラメータ判定部13は、各映像特徴量に応じて判定した全てのパラメータをその領域の映像に適用するパラメータとして判定する。
指定された領域101が複数ある場合、調整パラメータ判定部13は、別の領域を対象として、上記ステップS1〜ステップS15までの処理を行う。この場合、Hue Histogramの総和の分散Dhueについては、全ての領域を対象として算出しているため、2つ目の領域の処理時には、ステップS2〜S4の処理を省略してスキップさせることができる。
こうして、複数の領域101が指定されていれば、各領域毎に順に図7の処理を行い、それぞれの処理時に選択された全てのパラメータを、画質調整用のパラメータとして選択する。
こうして、複数の領域101が指定されていれば、各領域毎に順に図7の処理を行い、それぞれの処理時に選択された全てのパラメータを、画質調整用のパラメータとして選択する。
OSD処理部20は、上記のパラメータ判定処理によって判定された画質調整用のパラメータを入力とし、図8のような直感表現選択テーブルを使用して、判定されたパラメータから直感表現を選択する。ここでは、画質調整用のパラメータと画質の状態を直感的に表すための直感表現とが関係付けられている。直感表現としては、パラメータが低くなるとのきの直感表現(低側)と、パラメータが高くなるときの直感表現(高側)とがそれぞれ設定されている。例えば、パラメータとしてContrastが選択されている場合、そのパラメータを低くすれば“暗く”と直感表現され、パラメータを高くすれば“明るく”と直感表現される。
ここでTintとCMS Hueについては、“C1色っぽく”と“C2色っぽく”との直感表現がなされる。C1とC2は、色相環において、指定された領域から判定した色相代表値の両側の色となる。色相代表値は、図9(A)に示すHue Histogramから算出する。Hue Histogramは、特徴量取得部12で生成するものと同じものであり、指定された領域の全ての彩度のヒストグラムである。図9(A)はビンを6つとしたヒストグラムの例を示している。図9(B)に示すように、色相環は6つのビンにより均等に分割される。
色相代表値は、Hue Histogramの度数が所定の閾値以上のビンに相当する色相とする。Hue Histogramから所定の閾値以上の色相代表値が1つ選ばれた場合には、そのビンの両側のビンの色相が直感表現におけるC1,C2となる。例えば、色相代表値が青(B)の場合、C1はマゼンタ(M)、C2はシアン(C)となる。従ってこのときの直感表現は、“マゼンタ色っぽく”と“シアン色っぽく”となる。
また、Hue Histogramからは、複数の色相代表値が選択される場合もある。この場合、それぞれの色相代表値毎に、そのビンの両側のビンに相当する色相がC1,C2として選ばれる。つまり、“・・色っぽく”という直感表現が、色相代表値の数の分だけ選ばれることになる。
以上の処理により選択肢表示部22は、調整パラメータ判定部13で判定されたパラメータを用いて複数の選択肢を生成し、直感的な表現による選択肢の説明を付加して、図2(B)に示すように、表示画面100の選択肢表示領域120に表示させる。
このとき、直感表現が同一の複数のパラメータが選択されたときには、それら複数のパラメータを反映させた選択肢を生成し、その選択肢とともに該当する直感表現を表示させてユーザに選択させる。
このとき、直感表現が同一の複数のパラメータが選択されたときには、それら複数のパラメータを反映させた選択肢を生成し、その選択肢とともに該当する直感表現を表示させてユーザに選択させる。
そして、さらに他の直感表現のパラメータが選択されているときには、最初の選択肢の選択の後、他の直感表現に対応するパラメータを反映させた選択肢を作成して表示させる。この場合にも、その直感表現に対して複数のパラメータが選択されている場合には、複数のパラメータを反映させた選択肢を生成する。
また、選択されたパラメータがTintまたはCMS Hueであり、色相代表値が複数ある場合には、1つの色相代表値について直感表現を用いた選択肢を表示させ、その選択肢をユーザが選択した後、さらに次の色相代表値について直感表現を用いた選択肢を表示させる。
複数の直感表現で選択肢を選択させる場合、選択肢表示部22は、選択された選択肢のパラメータを反映させた状態の画像に対して、さらに新たな直感表現に対応するパラメータを適用して新たな選択肢を生成する。こうして、直感表現ごとに選択肢を生成してユーザに選択させ、選択したパラメータに該当する直感表現の選択が全て終了するまで処理を繰り返す。
図10は、同じ直感表現で表されるパラメータを使用して選択肢を生成するときに使用する調整値算出テーブルの一例を示す図である。選択肢表示部22では、図10に示すような調整値算出テーブルにより、同一の直感的表現に対するパラメータの調整値を算出して選択肢を生成する。
この調整値算出テーブルでは、画質調整用のパラメータを同じ直感表現を用いるグルーブに分類する。例えば、Contrast、Brightness、Luma Gammaの輝度関係のパラメータは、いずれも直感表現は「暗く」と「明るく」である。これらのパラメータを直感表現グループのグループ1(輝度関連項目)とする。同様に、Color、CMS Saturationをグループ2(彩度関連項目)とし、Tint、CMS Hueをグループ3(色相関連項目)とし、Sharpness、Noise Reduction、Block Noise Reductionをグループ4(先鋭度関連項目)として分類する。
この調整値算出テーブルでは、画質調整用のパラメータを同じ直感表現を用いるグルーブに分類する。例えば、Contrast、Brightness、Luma Gammaの輝度関係のパラメータは、いずれも直感表現は「暗く」と「明るく」である。これらのパラメータを直感表現グループのグループ1(輝度関連項目)とする。同様に、Color、CMS Saturationをグループ2(彩度関連項目)とし、Tint、CMS Hueをグループ3(色相関連項目)とし、Sharpness、Noise Reduction、Block Noise Reductionをグループ4(先鋭度関連項目)として分類する。
調整ステップは、各パラメータの変化量の最小単位を示している。最小単位は、一例として整数の乗数(例えば×A)や加減値(例えば±B)で表される。この調整ステップは、上述したようにその表示装置に設定されたパラメータを設定するための指標であり、表示装置には、その調整値と実際の画質調整の制御値との関係が予め定められ、調整値の変更に従って画質調整の制御値を変更して画質調整を行う。
例えば、Sharpnessの調整ステップ±Hの値が±2に設定されているものとする。この場合、図8の直感表現テーブルからSharpnessの直感表現は、「自然に」と「くっきりと」となる。選択肢表示部22では、調整パラメータ判定部13においてSharpnessが選択された場合、Sharpnessの調整値を2ステップずつ段階的に変換させた複数の選択肢を生成する。つまり、現在の静止画の状態から、Sharpnessを+2ずつ段階的に変化させる。Sharpnessが+2ずつ段階的に変化させると、その方向は「くっきりと」の方向となる。またSharpnessを−2ずつ段階的に変化させると、その方向は「自然に」の方向となる。こうして、Sharpnessの調整値を段階的に変化させた選択肢を生成して表示させる。
このように、選択肢表示部22では、図10の調整値算出テーブルで規定された調整ステップの値に従って、選択されたパラメータの調整値を段階的に変化させた選択肢を生成して、ユーザ選択可能に表示させるようにする。
このように、選択肢表示部22では、図10の調整値算出テーブルで規定された調整ステップの値に従って、選択されたパラメータの調整値を段階的に変化させた選択肢を生成して、ユーザ選択可能に表示させるようにする。
また、一つの直感表現に対して、複数のパラメータが選択されることがある。この場合には、一つの直感表現グループ内におけるパラメータの選択回数により重み付けを行って、選択肢の画像に反映させる。
例えば、静止画像内で複数の領域が指定されているとき、領域ごとに同じパラメータが判定されることがある。調整値算出テーブルの選択値回数カウンタには、パラメータごとに選択された回数を記録する。
例えば、静止画像内で複数の領域が指定されているとき、領域ごとに同じパラメータが判定されることがある。調整値算出テーブルの選択値回数カウンタには、パラメータごとに選択された回数を記録する。
例えば、4箇所の領域101が指定され、これらの領域101に対して図7のフローチャートによるパラメータ判定を行った結果、Sharpnessが2回、Noise Reductionが3回、Block Noise Reductionが1回選択されたものとする。これらのパラメータは、いずれも直感表現グループのグループ4に属している。この場合、パラメータの選択回数の合計値である6を重みとして、各パラメータの調整ステップを計算する。ここでは、Sharpnessの調整ステップを±H、Noise Reductionの調整ステップを±I、Block Noise Redictionの調整ステップを±Jとするとき、そのときの各パラメータの調整ステップは、 Sharpness=±H×2/6、
Noise Reduction:±I×3/6、
Block Noise Reduction:±J×1/6
となる。
Noise Reduction:±I×3/6、
Block Noise Reduction:±J×1/6
となる。
上記の調整ステップを静止画像に反映させて選択肢を生成する。このときに、H、I、Jを選択肢ごとに増減させていくことにより、パラメータを段階的に変化させた複数の選択肢を生成することができる。このときに、表示された選択肢には、「自然に」と「くっきりと」との直感表現が表示される。ユーザはこの直感表現によって選択肢を任意に選択することができる。
「自然に」と「くっきりと」との直感表現の場合、実際に変更されるパラメータがどのパラメータになるかは、パラメータの選択結果次第となる。つまり、Sharpnessが変更される場合、Noise Reductionが変更される場合、Block Noise Reductionが変更される場合、それらのうち2つのパラメータが同時に変更される場合、3つすべてのパラメータが同時に変更される場合があり得る。
このときに、実際に変更されるパラメータは図2(B)の結果表示領域130に表示される。ここでは、パラメータの変更前後の調整値が表示される。例えば現在の静止画像110の該当パラメータ(例えばSharpness)が“+1”であり、ユーザが選択した選択肢の該当パラメータが“+3”である場合、その両方を表示させるようにする。これにより、実際にどのようなパラメータが変更されるのかを確認したい場合には、結果表示領域により確認することができる。
図11は、本発明に係る表示装置における画質調整処理の全体の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図1の構成を参照しながら説明する。
まず、表示装置で映像が表示されているときに、ユーザによる操作によって映像を静止させる(ステップS21)。ここでは映像処理部10のフレームバッファ11の更新を停止することにより、表示部31に静止画像が表示される。
まず、表示装置で映像が表示されているときに、ユーザによる操作によって映像を静止させる(ステップS21)。ここでは映像処理部10のフレームバッファ11の更新を停止することにより、表示部31に静止画像が表示される。
そして領域指定部21は、表示部31の静止画像上に領域指定用の矩形枠を表示させる(ステップS22)。矩形枠は、特徴量を取得するための領域を指定するためのものであり、ユーザは、表示された矩形枠に対してそのサイズや位置を変更する操作を行うことができる。そして矩形枠のサイズや位置が所望のものであれば、領域指定を完了させる操作を行う。また、指定が可能な領域の数は、予めその上限が定められているもとする。
ここでユーザにより矩形枠のサイズ、位置が決定されると(ステップS23−Yes)、領域指定部21は、領域指定が完了したか、もしくは指定可能な領域の数の上限に達したか否かを判定し(ステップS24)、NoであればステップS22で領域指定用の矩形枠の表示を継続し、Yesであれば、指定された領域数をNとして設定する(ステップS25)。
特徴量取得部12は、xを1として、図10の調整値算出テーブルに設定された選択回数カウンタ(a〜j)を0で初期化し(ステップS26)、指定された領域x内の特徴量を取得する(ステップS27)。
調整パラメータ判定部13は、取得した特徴量から画質調整用のパラメータを決定し(ステップS28)、決定したパラメータの選択回数カウンタをインクリメントさせる(ステップS29)。ここで調整パラメータ判定部13は、パラメータを決定した領域x=Nであるかを判定し(ステップS30)、x=Nでなければ、x+1を新たなxとし(ステップS31)、ステップS27に戻って新たなxの特徴量を取得する。
調整パラメータ判定部13は、取得した特徴量から画質調整用のパラメータを決定し(ステップS28)、決定したパラメータの選択回数カウンタをインクリメントさせる(ステップS29)。ここで調整パラメータ判定部13は、パラメータを決定した領域x=Nであるかを判定し(ステップS30)、x=Nでなければ、x+1を新たなxとし(ステップS31)、ステップS27に戻って新たなxの特徴量を取得する。
ステップS30で領域x=Nであれば、選択肢表示部22では、決定されたパラメータを直感表現に置き換える(ステップS32)。そしてパラメータを段階的に変換させた選択肢を直感表現とともに表示部31に表示させる(ステップS33)。ユーザにより選択肢が選択されると(ステップS34−Yes)、画質反映部14では、選択された選択肢に応じた画質を反映させて、表示を行わせる(ステップS35)。そして、直感表現ごとの選択肢の選択が終了したか判断し(ステップS36)、終了していなければステップS33に戻って次の選択肢を表示させる。次の選択肢を選択させる場合、すでに選択された選択肢のパラメータを反映させた状態の画像に対して、さらに新たな直感表現に対応するパラメータを適用して新たな選択肢を生成して表示する。ステップS36で全ての選択肢の選択が終了していれば、画質調整処理を終了する。
上記のように、本発明に係る表示装置の実施形態では、ユーザが選択した領域に対して適切と考えられる画質調整用のパラメータを自動的に判定し、ユーザに対してその領域をどのようにしたいか、例えば明るくしたいか暗くしたいか、くっきりさせたいか、あるいはより自然な見え方にしたいかなどの直感的な表現の選択肢を提示し、ユーザに任意の選択肢を選択させることで、その選択された選択肢に応じたパラメータを用いて画質調整を実施することができる。この方法によれば、ユーザは自らコントラストやブライトネスといった調整項目を選択する必要が無くなるため、画質に関する知識がなくても簡単に素早く画質調整を行うことができるようになる。本発明に係る実施形態では、複数のユーザが選択したパラメータを保存しておき、現在のユーザに対して好みの画質を反映させて表示させる、といった機能も実現することができる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を取得する領域は、ユーザ操作によって指定されていたが、第2の実施形態では、上記の特徴量を抽出する領域を表示装置が自動的に判定する。また、自動的に判定した領域から実際にパラメータの判定に使用する領域をユーザ操作によって指定させる。そして、領域を決定した後は、上記第1の実施形態と同様の処理を行う。
つまり、自動的な判定に基づいて決定した領域から、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を解析し、決定した領域に対して適切と考えられるパラメータを判定する。そしてこのパラメータの判定結果を基に、パラメータを段階的に変化させた選択肢を表示させ、ユーザに任意の選択肢を選択させることで、その選択された選択肢に応じたパラメータを用いて画質調整を実施する。以下に本実施形態の特徴とする領域判定処理を具体的に説明し、第1の実施形態と重複する構成や処理については繰り返しの説明は省略する。
上記第1の実施形態では、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を取得する領域は、ユーザ操作によって指定されていたが、第2の実施形態では、上記の特徴量を抽出する領域を表示装置が自動的に判定する。また、自動的に判定した領域から実際にパラメータの判定に使用する領域をユーザ操作によって指定させる。そして、領域を決定した後は、上記第1の実施形態と同様の処理を行う。
つまり、自動的な判定に基づいて決定した領域から、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を解析し、決定した領域に対して適切と考えられるパラメータを判定する。そしてこのパラメータの判定結果を基に、パラメータを段階的に変化させた選択肢を表示させ、ユーザに任意の選択肢を選択させることで、その選択された選択肢に応じたパラメータを用いて画質調整を実施する。以下に本実施形態の特徴とする領域判定処理を具体的に説明し、第1の実施形態と重複する構成や処理については繰り返しの説明は省略する。
図12は、本発明による表示装置の第2の実施形態の要部の構成例を示す図である。第1の実施形態と同様に、表示装置1は、フレームバッファ11、特徴量処理部12、調整パラメータ判定部13、及び画質反映部14を有する映像処理部10と、領域指定部21、選択肢表示部22、及び結果表示部23を有するOSD処理部20と、混合部30とを備えている。
第1の実施形態との相違は、OSD処理部20の領域指定部21は、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を取得する領域を、ユーザ操作によるものではなく、画像から自動的に判定する。自動的に判定した領域は、そのままパラメータの判定に用いてもよく、あるいはこの時点でユーザ操作による領域選択を受け付けるようにしてもよい。
従って、本実施形態では、フレームバッファ11で固定された静止画は、特徴量取得部12とともに領域指定部21にも出力される。領域指定部21では、その静止画を複数領域に分割し、分割した領域ごとに領域指定用に予め定めた特徴量を取得して、その特徴量に基づいて画質調整に用いる領域を自動判定する。この領域指定部21の具体的処理は詳細に後述する。
領域指定部21が指定した領域を示す情報は、映像処理部10の特徴量取得部12に送られて、第1の実施形態と同様にその領域から画質調整用のパラメータ判定用として予め定めた映像特徴量を取得する。他の構成と動作については、第1の実施形態と同様である。
従って、本実施形態では、フレームバッファ11で固定された静止画は、特徴量取得部12とともに領域指定部21にも出力される。領域指定部21では、その静止画を複数領域に分割し、分割した領域ごとに領域指定用に予め定めた特徴量を取得して、その特徴量に基づいて画質調整に用いる領域を自動判定する。この領域指定部21の具体的処理は詳細に後述する。
領域指定部21が指定した領域を示す情報は、映像処理部10の特徴量取得部12に送られて、第1の実施形態と同様にその領域から画質調整用のパラメータ判定用として予め定めた映像特徴量を取得する。他の構成と動作については、第1の実施形態と同様である。
上記特徴量取得部12が取得する映像の特徴量は、画質調整のパラメータを判定するためのパラメータ判定用として予め定めた特徴量である。一方、領域指定部21では、静止画の分割領域から領域指定用として予め定めた映像の特徴量を取得する。下記の実施例では、これら画質調整のパラメータ判定用の特徴量と、領域指定用の特徴量とは、その一部が一致し、一部が異なっているが、予め定める特徴量の各項目は下記の実施例に限定されるものではなく、適宜定めることができる。
図13は、本発明に係る表示装置の第2の実施形態における領域指定の処理例について説明するための図である。図12の構成を参照しながら以下に説明する。
図13は、入力映像を静止させた静止画像110を表示画面に表示しているものとする。この静止画像110は、フレームバッファ11の更新を止めることにより表示部31に表示されている。
図13は、入力映像を静止させた静止画像110を表示画面に表示しているものとする。この静止画像110は、フレームバッファ11の更新を止めることにより表示部31に表示されている。
OSD処理部20の領域指定部21は、映像処理部10のフレームバッファ11から静止画像110の画像データを受け取り、静止画像110を縦v個×横h個(v、hは整数)の矩形領域111に分割する。v、hの具体的数値は適宜定めることができる。ここでは分割して得られた各矩形領域111をA00〜A(v−1)(h−1)で表すものとする。
そして領域指定部21では、各矩形領域111の全てを対象として、それぞれの矩形領域111ごとに、予め定めた領域指定用の特徴量を取得する。ここで本実施形態で使用する領域指定用の特徴量は、高輝度率、低輝度率、高Saturation率、ノイズ検出率、ブロック検出率、エッジ検出率である。
上記の領域指定用の特徴量のうち、高saturation率、ノイズ検出率、ブロック検出率、エッジ検出率については、特徴量取得部12で使用するパラメータ判定用の特徴量と重複する。領域指定用の特徴量のうち、パラメータ判定用の特徴量と異なっているのは、上記の高輝度率、及び低輝度率に係る特徴量である。
上記の領域指定用の特徴量のうち、高saturation率、ノイズ検出率、ブロック検出率、エッジ検出率については、特徴量取得部12で使用するパラメータ判定用の特徴量と重複する。領域指定用の特徴量のうち、パラメータ判定用の特徴量と異なっているのは、上記の高輝度率、及び低輝度率に係る特徴量である。
対象とする矩形領域(領域aとする)における高輝度率(L_Hia)は、以下のように算出する。
図14は、Luma Histogram(輝度ヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンごとの度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号輝度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像を分割した矩形領域111のそれぞれの映像信号から、図14に示すようなLuma Histogram:faを生成し、このヒスグラムから下記の式(9)によって対象とする矩形領域である領域aにおける高輝度率(L_Hia)を算出する。ここでhは、予め定めた高輝度と見なす先頭ビン番号である。
図14は、Luma Histogram(輝度ヒストグラム)の一例を示す図で、横軸にヒストグラムのビン番号、縦軸にビンごとの度数を示す。ビン番号が高くなるほど信号輝度が高くなっている。また、ビンの数や幅は適宜設定することができる。ここでは静止画像を分割した矩形領域111のそれぞれの映像信号から、図14に示すようなLuma Histogram:faを生成し、このヒスグラムから下記の式(9)によって対象とする矩形領域である領域aにおける高輝度率(L_Hia)を算出する。ここでhは、予め定めた高輝度と見なす先頭ビン番号である。
a番目の矩形領域(領域a)における低輝度率(L_Loa)は、以下のように算出する。
ここでは上記高輝度率の算出時と同様に、静止画像を分割した矩形領域111のそれぞれの映像信号から、図15に示すようなLuma Histogram:faを生成し、このヒスグラムから下記の式(10)によってa番目の領域aにおける低輝度率(L_Loa)を算出する。ここでlは、予め定めた低輝度と見なす先頭ビン番号である。
ここでは上記高輝度率の算出時と同様に、静止画像を分割した矩形領域111のそれぞれの映像信号から、図15に示すようなLuma Histogram:faを生成し、このヒスグラムから下記の式(10)によってa番目の領域aにおける低輝度率(L_Loa)を算出する。ここでlは、予め定めた低輝度と見なす先頭ビン番号である。
領域指定用の他の特徴量である、高Saturation率、ノイズ検出率、ブロック検出率、エッジ検出率については、第1の実施形態で説明したごとくの手法でそれぞれの特徴量を算出することができる。例えば、a番目の領域aにおける高Saturation率(S_Hia)は、式(2)で算出するSaに相当する。また、a番目の領域aにおけるノイズ検出率Naは、式(4)で算出することができる。また、a番目の領域aにおけるブロック検出率Baは、式(5)で算出することができる。また、a番目の領域aにおけるエッジ検出率Eaは、式(7)で算出することができる。
こうして、領域指定部21は、v×h個に分割した各矩形領域111のそれぞれから、領域指定用の特徴量として、高輝度率(L_Hia)、低輝度率(L_Loa)、高Saturation率(S_Hia)、ノイズ検出率Na、ブロック検出率Ba、エッジ検出率Eaを取得する。そして特徴量ごとに予め閾値を定めておき、取得した各特徴量を閾値と比較して、一つでも閾値以上の特徴量を検出した領域を自動的に調整領域とする。調整領域とは、画質調整用の各パラメータを判定するための特徴量を取得する領域とする。
そしてこのときに、領域指定部21は、同一の特徴量が閾値以上である矩形領域111が隣接しているとき、これらの隣接する矩形領域111を一つの調整領域として統合する。特徴量取得部12では、統合した領域を1つの調整領域としてみなして、その調整領域からパラメータ判定用の特徴量を取得する。
図16は、領域指定部の処理によって自動的に検出された領域の状態の一例を示す図である。上記のように領域指定部21では、静止画像を分割した矩形領域のそれぞれから所定の領域指定用の特徴量を取得し、一つでも閾値以上の特徴量を検出した領域を自動的に調整領域とする。そしてこのときに同一の特徴量が閾値以上である矩形領域が隣接しているときには、それらの隣接した矩形領域を一つの領域とみなして統合する。
例えば図16に示すように、静止画像110の矩形領域111の中から、統合された領域112,113,114が検出された場合、これらの領域を明示的に表示させる。これらの各領域112,113,114は、共通の特徴量が閾値以上となっている。例えば領域112は、高輝度率が閾値以上であった2つの矩形領域が統合されている。あるいは領域113では、低輝度率が閾値以上であった3つの矩形領域が統合されている。あるいは領域114では、高Saturation率、およびノイズ率の両方が閾値以上であった6つの矩形領域が統合されている。
このように、統合された領域112,113,114では、一つ以上の共通の特徴量がその特徴量ごとに定められた閾値以上の値をもち、これらを一つの調整領域として扱う。
このように、統合された領域112,113,114では、一つ以上の共通の特徴量がその特徴量ごとに定められた閾値以上の値をもち、これらを一つの調整領域として扱う。
また、上記の例のように、統合された領域112、113、114が複数あった場合、それぞれの領域を順に表示し、ユーザに対してその領域をパラメータの判定用の調整領域として使用するか否かを選択させるようにしてもよい。これにより、特徴量から自動的に判定された領域のなかから、ユーザにより選択された領域のみをパラメータ判定用の調整領域として使用することができる。
以降の処理は第1の実施形態と同様となる。つまり、特徴量取得部12では、自動判定し、もしくは自動判定後にユーザ選択された調整領域からパラメータ判定用の特徴量を取得する。そして取得したパラメータ判定用の特徴量に基づいて、調整パラメータ判定部13がパラメータを判定し、選択肢表示部22がそのパラメータの調整量を複数段階に変更した複数の画像を選択肢として生成して表示させる。また、結果表示部23は、現在表示されている選択肢のパラメータの調整値を示す画像を生成して表示部31に表示させる。画質反映部14は、選択中の選択肢のパラメータを反映させた表示画像を生成して表示部に31に表示させるようにする。
図17〜図18は、本発明に係る表示装置における領域判定の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは図12の構成を参照しながら説明する。
まず、表示装置1で映像が表示されているときに、ユーザによる操作によって映像を静止させる(ステップS41)。ここでは映像処理部10のフレームバッファ11の更新を停止することにより、表示部31に静止画像が表示される。
まず、表示装置1で映像が表示されているときに、ユーザによる操作によって映像を静止させる(ステップS41)。ここでは映像処理部10のフレームバッファ11の更新を停止することにより、表示部31に静止画像が表示される。
そしてOSD処理部20の領域指定部21は、以下の処理によって、画質調整のパラメータを判定するための特徴量を取得する調整領域を指定する。ここではまず、静止させた画像全体を縦v個×横h個(v、hは整数)の矩形領域A00〜A(v−1)(h−1)に分割する(ステップS42)。そして、縦位置iを0にセットし(ステップS43)、横位置jを0にセットして(ステップS44)、調整領域番号N**を0にセットする(ステップS45)。調整領域とは、画質調整用の各パラメータを判定するための特徴量を取得する領域で、後段の領域指定用の特徴量ごとに定められるものである。そして調整領域番号は、領域指定用の特徴量ごとに定められる。
ステップS45で調整領域番号N**を0にセットすると、次に領域指定部21は、j<hであるか判断し(ステップS46)、j<hでなければ次の行へ進むためにjを0にして(ステップS47)、iをi+1に置き換える(ステップS48)。そして、i<vであるかを判断する。また、ステップS4でj<hであればステップS49でi<vであるか判断する。ステップS49でi<vでなければ、領域指定を終了する。この一連の処理では、分割した矩形領域A00〜A(v−1)(h−1)の全てについて、パラメータ判定用の特徴量を抽出すべき領域か否かの判定処理が終了したかを判断している。
ステップS49でi<vでなければ、すべての矩形領域について領域判定処理が終了したため、この後は、図11のステップS26に進み、調整値算出テーブルに設定された選択回数カウンタ(a〜j)を0で初期化して、指定された領域内のパラメータ判定用の特徴量を取得する処理を開始する。
ステップS49でi<vでなければ、すべての矩形領域について領域判定処理が終了したため、この後は、図11のステップS26に進み、調整値算出テーブルに設定された選択回数カウンタ(a〜j)を0で初期化して、指定された領域内のパラメータ判定用の特徴量を取得する処理を開始する。
ステップS49でi<vであれば、分割した矩形領域Aijにおける領域指定用の特徴量を算出する。算出する領域指定用の各特徴量は、高輝度率L_Hiij、低輝度率L_Loij、高彩度率S_Hiij、ノイズ検出率Nij、ブロック検出率Bij、エッジ検出率Eijである。
これらの特徴量は順次取得していく。まず矩形領域Aijにおける高輝度率L_Hiijを取得し、L_Hiij≧閾値L_Hithであるかを判断する(ステップS52)。ステップS52で、L_Hiij≧閾値L_Hithではなかった場合には、その矩形領域Aijは、高輝度率に関しては調整領域の対象とならないため、次の矩形領域の判定に移行する。
これらの特徴量は順次取得していく。まず矩形領域Aijにおける高輝度率L_Hiijを取得し、L_Hiij≧閾値L_Hithであるかを判断する(ステップS52)。ステップS52で、L_Hiij≧閾値L_Hithではなかった場合には、その矩形領域Aijは、高輝度率に関しては調整領域の対象とならないため、次の矩形領域の判定に移行する。
また、ステップS52でL_Hiij≧閾値L_Hithであれば、高輝度率の調整領域番号NL_Hiが0でないかを判断する(ステップS53)。そして、NL_Hiが0でなければ、iが0でないかを判断する(ステップS54)。iが0でない場合、矩形領域A(i−1)jにおける高輝度率L_Hiが、L_Hi≧閾値L_Hithであるかを判断する(ステップS55)。L_Hiij≧閾値L_Hithであれば、矩形領域A(i−1)jが含まれる調整領域XにAijを追加する(ステップS56)。つまり、縦方向に相互に隣接する矩形領域で高輝度率L_Hiが閾値L_Hith以上であるため、これらの領域を一つの領域として統合する。
そして、ステップS56で調整領域XにAijを追加した場合、またはステップS54でiが0である場合には、jが0であるかを判断し(ステップS57)、jが0でなければ、
矩形領域Ai(j−1)における高輝度率L_Hiが、L_Hi≧閾値L_Hithであるかを判断する(ステップS58)。L_Hi≧閾値L_Hithであれば、矩形領域Ai(j−1)が含まれる調整領域YにAijを追加する(ステップS59)。つまり、横方向に相互に隣接する矩形領域で高輝度率L_Hiが閾値L_Hith以上であるため、これらの領域を一つの調整領域として統合する。
矩形領域Ai(j−1)における高輝度率L_Hiが、L_Hi≧閾値L_Hithであるかを判断する(ステップS58)。L_Hi≧閾値L_Hithであれば、矩形領域Ai(j−1)が含まれる調整領域YにAijを追加する(ステップS59)。つまり、横方向に相互に隣接する矩形領域で高輝度率L_Hiが閾値L_Hith以上であるため、これらの領域を一つの調整領域として統合する。
また、ステップS53で高輝度率の調整領域番号NL_Hiが0である場合、ステップS55でL_Hi≧閾値L_Hithでない場合、あるいはステップS57でjが0である場合、には、Aijを調整領域Nとし(ステップS61)、NL_HiをNL_Hi+1に更新する(ステップS62)。
上記ステップS52〜S62の処理は、高輝度率L_Hiijについての調整領域を抽出するものであるが、同様の処理を低輝度率L_Loij、高彩度率S_Hiij、ノイズ検出率Nij、ブロック検出率Bij、エッジ検出率Eijの領域指定用の特徴量ついて順に実行し、それぞれの特徴量に設定した閾値に基づいて、調整領域を判定する。
そして、現在対象となっている矩形領域で全ての特徴量についての調整領域の判定が終了すると、ステップS60でjをj+1に更新し、ステップS46に戻って次の矩形領域について調整領域の判定を行う。こうして総ての矩形領域から調整領域を判定して抽出することにより、次のステップである画質調整のパラメータを取得するためのパラメータ判定用として定めた特徴量の抽出処理に移行する。
上記のように、本発明に係る表示装置の第2の実施形態では、表示装置が自動判定した領域に対して適切と考えられる画質調整用のパラメータを自動的に判定し、ユーザに対して直感的な表現の選択肢を提示して、ユーザに任意の選択肢を選択させることで、その選択された選択肢に応じたパラメータを用いて画質調整を実施することができる。
1…表示装置、10…映像処理部、11…フレームバッファ、12…特徴量取得部、13…調整パラメータ判定部、14…画質反映部、20…OSD処理部、21…領域指定部、22…選択肢表示部、23…結果表示部、30…混合部、31…表示部、100…表示画面、101…領域、110…静止画像、111…矩形領域、112,113,114…領域、120…選択肢表示領域、121a…選択肢、121c…選択肢、122…枠、123…説明、124…変更ボタン、130…結果表示領域。
Claims (8)
- 表示部と、該表示部に表示させる映像の画質を調整する画質調整部とを有し、前記画質調整部は、前記表示部の画面内の特定の領域を指定し、該特定の領域の映像から、画質調整のパラメータを判定するためのパラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、該取得した特徴量に基づいて画質調整のパラメータを判定し、該判定したパラメータの調整量を複数段階に変更した複数の画像を選択肢として前記表示部に表示させ、該表示させた選択肢から選択された選択肢のパラメータを反映させて映像を表示させる表示装置であって、
前記画質調整部は、前記パラメータごとに当該パラメータを調整したときの画質の状態変化を表す表現を予め定めておき、前記判定したパラメータにより前記選択肢を表示させる際に、前記判定したパラメータに応じて予め定めた前記表現を前記選択肢の説明として表示させるとともに、
前記パラメータのうち、前記表現を同一とするパラメータを予め同一グループとして定めておき、前記選択肢を表示する際、同一グループに属する複数のパラメータが、前記変更するパラメータとして判定されている場合、該判定されている複数のパラメータの全てを反映させた選択肢を表示することを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記画質調整部は、前記表示部の画面に表示させる画像全体を複数の領域に分割し、該分割した領域のそれぞれから領域指定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、
該領域指定用の特徴量と閾値とを比較して、閾値より大きい特徴量を一つでも有する領域から前記特定の領域を抽出することを特徴とする表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置において、
前記画質調整部は、前記閾値より大きい特徴量を有する領域が互いに隣接する領域である場合、該隣接する両方の領域を一つの前記特定の領域と見なして抽出することを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記画質調整部は、前記表示部の画面に表示させる画像全体を複数の領域に分割し、該分割した領域のそれぞれから領域指定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、
該領域指定用の特徴量と閾値とを比較して、閾値より大きい特徴量を一つでも有する領域から前記特定の領域の候補を抽出し、該抽出した候補を前記表示部に表示させ、該表示させた候補から選択された領域を前記特定の領域とすることを特徴とする表示装置。 - 請求項4に記載の表示装置において、
前記画質調整部は、前記閾値より大きい特徴量を有する領域が互いに隣接する領域である場合、該隣接する両方の領域を一つの領域として前記表示部に表示させ、該表示させた候補から選択された領域を前記特定の領域とすることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか1に記載の表示装置において、前記画質調整部は、前記パラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量に基づいて複数の前記パラメータが判定され、該判定されたパラメータのそれぞれに応じて定められた前記表現が複数ある場合、前記表現とともに前記選択肢を前記表示部に表示させて選択する動作を、前記複数の表現ごとに実行することを特徴とする表示装置。
- 請求項1〜6のいずれか1に記載の表示装置において、前記画質調整部は、前記画面内の特定の領域を複数指定した場合、該複数指定した特定の領域のそれぞれから前記パラメータ判定用として予め定めた映像の特徴量を取得し、それぞれの前記特定の領域ごとに前記変更するパラメータを判定し、前記同一グループに属する複数のパラメータを反映させた前記選択肢を表示する際に、全ての領域における前記パラメータの判定回数に応じた重み付けを行って、各前記パラメータの調整量を決定して前記選択肢に反映させることを特徴とする表示装置。
- 請求項1〜7のいずれか1に記載の表示装置を備えるテレビ受像機。
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