JP6552635B2 - 逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチ - Google Patents

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Description

本発明は、放射性廃棄物及び一般産業廃棄物などを溶融させるための溶融炉のプラズマトーチに係り、さらに詳しくは、一端が閉塞されている中空の空洞型後方電極と、両端が開放されているノズル型(Nozzle)前方電極とから構成し、電気結線に応じて逆極性または正極性で動作できるようにした逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチに関する。
一般に、プラズマトーチを用いた溶融炉は、原子力発電所で発生した放射性廃棄物のうち、金属やコンクリートなどの可燃性及び非可燃性物質を処理して体積を低減し、処分場へ安定的に処理するための技術である。
前述したようなプラズマトーチは、電極間でプラズマアークを発生させて維持する装置であって、使用される工程にエネルギー(主に熱エネルギー形態)と反応ガスを提供して対象物のイオン化及び状態変化反応を促進させる役割をする。
一方、前述したように、電極間で発生したプラズマアークは、一般に、様々な気体(アルゴン、窒素、酸素及び圧縮空気など)を流速と流量を調節しながら注入して、該当用途に合わせて活用する。
前述したようなプラズマトーチは、その構造及び形態によって多様に分類することができるが、電極の配置によって正極性と逆極性、移行型と非移行型などに区分することができる。
特に、廃棄物処理または溶融を目的とする産業用プラズマトーチは空洞型が主に採用されるが、これは温度が非常に高く、しかも無汚染源であり、プラズマの温度及び速度の調節が容易であるという利点がある。
前述したトーチの構造で、非移行型トーチは、対象物の影響を受けないため安定的に動作するが、エネルギー伝達効率が減少する。移行型トーチは、対象物のエネルギー伝達効率が高いが、対象物が伝導性を持つときにのみ動作することができ、アークが外部ガスの環境の影響を受けるため動作が不安定である。
したがって、前述したような欠点を克服するために、一般に、非移行型トーチは非金属類を加熱するための手段として使用され、移行型トーチは金属類を加熱するための手段として使用される。
一方、従来技術によるプラズマトーチは、一般に、前方電極が陽極、後方電極が陰極にそれぞれ接続されて正極性で動作する。
一方、逆極性プラズマトーチは、後方電極が陽極、前方電極が陰極にそれぞれ接続される構成であって、前方電極の取替えが比較的自由であり、動作電圧を増加させることができるため、高出力プラズマの応用に活用されている。
現在、プラズマトーチを活用した廃棄物処理技術は、現在、スイスのZWILAG、ロシアのラドン、日本の敦賀原発などで多様に活用されているが、最近では、様々な廃棄物を効率的かつ安全に高い収率で処理するために、高出力プラズマトーチ及びこれを活用した技術に関する研究が行われている。
韓国登録特許第10−1340439号(2013年12月11日公告) 韓国公開特許第2012−0029495号(2012年3月27日公開) 韓国公開特許特2001−0078636号(2001年8月21日公開)
本発明は、従来技術の諸問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、放射性廃棄物及び産業廃棄物などの様々な(伝導性及び非伝導性など)廃棄物を対象に、高温溶融運転によって処理量を高めることができるようにした、逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチを提供することにある。
また、本発明に係る技術の他の目的は、溶融炉の内部にエネルギーを均一かつ効率的に伝達することにより、処理設備運転の容易性、安定性及び利便性を確保することができるようにすることにある。
また、本発明に係る技術の別の目的は、プラズマトーチを活用した溶融炉の効率的かつ安定的な動作を確保することができるようにすることにある。
また、本発明に係る技術の別の目的は、プラズマ溶融炉で放射性廃棄物や一般産業廃棄物などを溶融させるときに高温の長期運転によって経済的かつ効率的な処理を可能にすることにある。
また、本発明に係る技術の別の目的は、効率的な廃棄物処理のためにプラズマトーチの構成や動作方法、工程などを向上させることにある。
上記の目的を達成するために構成される本発明は、次のとおりである。すなわち、本発明に係る逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチは、溶融炉に結合設置され、電極間でプラズマアークを発生させ、維持して放射性廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物質を溶融させるプラズマトーチであって、プラズマトーチは、トーチ管体の内部に設置され、陽極または陰極に電気結線される後方電極と、トーチ管体の先端を介して後方電極の先端に隣接するように設置され、陰極または陽極に電気結線される前方電極とから構成され、後方電極と前方電極の電気結線を切り替えて逆極性プラズマトーチまたは正極性プラズマトーチで動作するようにしたことを特徴とする。
前述したような本発明に係る構成において、プラズマトーチを直線移送させる1軸トーチ移送手段がさらに構成できる。この際、1軸トーチ移送手段は、プラズマトーチを直線的にガイドする1軸LMガイドと、1軸LMガイド上に直線移動可能に設置され、上部を介してプラズマトーチを固定支持する1軸ガイドブロックと、1軸ガイドブロックを貫通して螺合され、正逆回転によって1軸ガイドブロックを前後に直線移動させる1軸ボールスクリューと、1軸ボールスクリューの一端を接続し、電源の印加によって正逆回転して1軸ボールスクリューを正逆回転させる1軸サーボモーターとから構成できる。
一方、本発明に係る構成には、プラズマトーチを溶融炉に結合させるときにプラズマトーチの回転角度を調節する2軸トーチ回転角度調節手段がさらに構成できる。このとき、2軸トーチ回転角度調節手段は、溶融炉の一側に一定の高さで設置される2軸支柱と、2軸支柱の上端にリンク結合されて回転可能に設けられる2軸連結リンクと、2軸連結リンクの端部にリンク結合されて回転可能に設けられ、長さ調節によってプラズマトーチの角度を調節する2軸長さ調節手段と、2軸長さ調節手段の端部と溶融炉の一側に両端がリンク結合されて回転可能に設けられ、1軸トーチ移送手段を支持する2軸支持リンクとから構成できる。
そして、前述したような2軸トーチ回転角度調節手段の構成において、2軸長さ調節手段は、2軸連結リンクの端部に回転可能にリンク結合される2軸連結バーと、2軸連結バーに結合される2軸LMガイドと、2軸LMガイド上に前後直線移動可能に設置される2軸ガイドブロックと、2軸ガイドブロックに設置され、2軸支持リンクと回転可能にリンク結合される2軸移動バーと、2軸ガイドブロックを貫通して螺合され、正逆回転によって2軸ガイドブロックを前後に直線移動させる2軸ボールスクリューと、2軸ボールスクリューの一端を連結し、電源の印加によって正逆回転して2軸ボールスクリューを正逆回転させる2軸サーボモーターとから構成できる。
また、本発明による構成において、プラズマトーチは、逆極性で作用するとき、陽極点が後方電極の表面に固定されたことを特徴とする。
前述したような本発明による他の構成において、後方電極と前方電極との間に注入される放電ガスによるプラズマアークの発生の際に、プラズマガスの流動によって陰極点を所望の位置に移動させてアーク長さを延長させることができるようにしたことを特徴とする。
前述したような本発明による構成において、後方電極及び前方電極は、用途に応じて無酸素銅(Oxygen Free Copper)、タングステン(W)、黒鉛(Graphite)、モリブデン(Molybdenum)及び銀(Silver)のうちのいずれか一つの材料から構成できる。
そして、本発明による構成において、後方電極と前方電極の内部に最大電流数百A以上を流すことができるように設計された水冷式の伝導体コイルが数回以上巻かれている多重バンド型電極構造に設計され、電極の軸方向に発生する強い磁場によってアーク点の高速回転と電流密度分散を誘導することができるようにしたことを特徴とする。
また、本発明による構成において、後方電極と前方電極は、突出型または陥没型からなり、後方電極は、一端が閉塞されている中空の空洞型からなり、前方電極は、両端が開放されているノズル型からなることができる。
前述したような本発明の構成において、一つの溶融炉に対して一つの電源装置で動作する2基のプラズマトーチがそれぞれ動作及び予熱され、一つのプラズマトーチが停止または出力低下した場合には、他のプラズマトーチがその役割を代わりに果たせるようにしたことを特徴とする。
また、本発明による構成のプラズマトーチは、移行型、非移行型または混合型で運転して伝導性または非伝導性の廃棄物を処理することができるように構成できる。
また、本発明によるプラズマトーチは、放電ガスとしてアルゴンガスを用いて初期点火し、窒素ガスを用いて非移行型モードに切り替えられるが、一定の電流以上で移行型または混合型モードで運転されることを特徴とする。
また、本発明による技術は、一つのプラズマトーチによって、溶融炉に装入される廃棄物ドラムを破壊運転または溶融運転可能にしたことを特徴とする。
前述したような本発明による構成において、プラズマトーチは、プラズマトーチの運転中に移動が可能であることを特徴とする。また、プラズマトーチの運転中にも溶融炉の内部で自由に距離調節が可能であることを特徴とする。
また、本発明によるプラズマトーチは、溶融炉への設置の際にボールジョイントベアリングによって連結され、密封及び回転可能に構成できるのはもとより、プラズマトーチは、逆極性と正極性の動作が運転中に自由に切り替え可能であることを特徴とする。
本発明の技術によれば、放射性廃棄物及び産業廃棄物などの様々な(伝導性と非伝導性など)廃棄物を対象に、高温溶融運転によって廃棄物の処理量を高めることができるという効果がある。
また、本発明による技術は、溶融炉の内部にエネルギーを均一かつ効率的に伝達することにより、処理設備運転の容易性、安定性及び利便性を確保することができるのはもとより、プラズマトーチを活用した溶融炉の効率的かつ安定的な動作を確保することができるという利点がある。
また、本発明による技術は、プラズマ溶融炉で放射性廃棄物や一般産業廃棄物などを溶融させるときに高温の長期運転によって経済的かつ効率的な廃棄物の処理が可能であるという利点がある。
さらに、本発明による技術は、プラズマトーチの構成や動作方法、工程などの向上により効率的な廃棄物処理が可能であるという利点がある。
本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチを示す断面構成図である。 本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチ前後移送手段を示す側面構成図である。 本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチを前後移送させる1軸と2軸による角度調節手段を示す側面構成図である。 入力電流800A、ガス流量1,500slpm(出力1.10MW)の条件下での本発明による空洞型逆極性プラズマトーチ内の温度分布解析結果を示す。 入力電流1,000A、ガス流量1,500slpm(出力1.27MW)の条件下での本発明による空洞型逆極性プラズマトーチ内の温度分布解析結果を示す。
以下、図面を参照して、本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチを示す断面構成図、図2は本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチ前後移送手段を示す側面構成図、図3は本発明による逆極性/正極性動作が可能な構造のプラズマトーチを前後移送させる1軸と2軸による角度調節手段を示す側面構成図、図4は入力電流800A、ガス流量1,500slpm(出力1.10MW)の条件下での本発明による空洞型逆極性プラズマトーチ内の温度分布解析結果、図5は入力電流1,000A、ガス流量1,500slpm(出力1.27MW)の条件下での本発明による空洞型逆極性プラズマトーチ内の温度分布解析結果を示す。
図1乃至図3に示すように、本発明による逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ100は、目的においても明らかにしたように、電気結線に応じて逆極性または正極性で動作するようにする技術であって、トーチ管体110の内部に設置され、陽極または陰極に電気結線される後方電極120、及びトーチ管体110の先端を介して後方電極120の先端に隣接するように設置され、陰極または陽極に電気結線される前方電極130から構成されるが、後方電極120と前方電極130の電気結線を切り替えて逆極性プラズマトーチまたは正極性プラズマトーチで動作するようにしている。
前述したような本発明による逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ100の構成において、後方電極120は、一端が閉塞されている中空の空洞型からなり、前方電極130は、両端が開放されているノズル型(Nozzle)からなる。すなわち、本発明は、空洞型後方電極とノズル型前方電極が備えられた空洞型プラズマトーチといえる。
一方、前述したように構成される本発明によるプラズトーチ100は、平常の際に一般的な空洞型トーチの電気結線とは反対に、後方電極120を陽極に、前方電極130を陰極にそれぞれ連結する逆極性プラズマトーチ構造で構成され、正極性プラズマトーチで動作するときに電気結線を切り替えてプラズマトーチ100が正極性で動作するようにする。
つまり、前述したように構成された本発明による逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ100は、逆極性プラズマトーチ100で動作するようにする場合には、後方電極120を陽極に結線するが、前方電極130は陰極に結線することにより、プラズマトーチ100が逆極性で動作するようにする。
一方、前述したように構成された本発明による逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ100は、正極性プラズマトーチ100で動作するようにする場合には、後方電極120を陰極に結線するが、前方電極130は陽極に結線することにより、プラズマトーチ100が逆極性で動作するようにする。
前述したように、平常の際に一般的な空洞型トーチの電気結線とは反対に、後方電極120を陽極に、前方電極130を陰極にそれぞれ連結する逆極性プラズマトーチ100は、電極の寿命を延長させることができるのはもとより、摩耗した陰極の取替えをより容易にすることができるという利点がある。
一方、本発明による構成には、プラズマトーチ100を溶融炉10に設置するために移送させるトーチ移送手段がさらに構成される。このような1軸トーチ移送手段は、プラズマトーチ100を直線移送させるものである。1軸トーチ移送手段は、プラズマトーチ100を直線的にガイドする1軸LMガイド140と、1軸LMガイド140上に直線移動可能に設置され、上部を介してプラズマトーチ100を固定支持する1軸ガイドブロック142と、1軸ガイドブロック142を貫通して螺合され、正逆回転によって1軸ガイドブロック142を前後に直線移動させる1軸ボールスクリュー144と、1軸ボールスクリュー144の一端を連結し、電源の印加によって正逆回転して1軸ボールスクリュー144を正逆回転させる1軸サーボモーター146とから構成される。
前述したように構成された1軸トーチ移送手段は、プラズマトーチ100を溶融炉10上に設置するために、溶融炉10の該当位置に配置された状態で1軸サーボモーター146の駆動による正回転が行われると、1軸ボールスクリュー144の正回転が行われる中、1軸ガイドブロック142が1軸LMガイド140に沿って前進する。これにより、1軸ガイドブロック142上に設置されたプラズマトーチ100の先端が溶融炉10上の設置口12に装着される。
一方、前述した1軸トーチ移送手段は、溶融炉10上の設置口12に装着された状態でプラズマトーチ100を溶融炉10から分離する場合、1軸サーボモーター146を逆回転駆動させると、1軸ボールスクリュー144の逆回転が行われる中、1軸ガイドブロック142が1軸LMガイド140に沿って後進する。これにより、1軸ガイドブロック142上に設置されたプラズマトーチ100の先端が溶融炉10上の設置口12から分離される。
前述したように、1軸トーチ移送手段は、溶融炉10の設置口12上にプラズマトーチ100を装着し、或いは装着されたプラズマトーチ100を溶融炉10の設置口12から分離する場合、電源の印加で1軸サーボモーター140の正逆駆動によってプラズマトーチ100を溶融炉10の設置口12上に装着されるようにし、或いは設置口12から分離する。
また、本発明による技術には、プラズマトーチ100を溶融炉10の設置口12に対して装着し、或いは分離されたプラズマトーチ100を原位置させるために、プラズマトーチ100の回転角度を調節する2軸トーチ回転角度調節手段がさらに構成される。このような2軸トーチ回転角度調節手段は、溶融炉10の一側に一定の高さで設置される2軸支柱150、2軸支柱150の上端にリンク結合されて回転可能に構成される2軸連結リンク152、2軸連結リンク152の端部にリンク結合されて回転可能に構成され、長さ調節によってプラズマトーチ100の角度を調節する2軸長さ調節手段154、及び2軸長さ調節手段154の端部と溶融炉10の一側に両端がリンク結合されて回転可能に構成され、1軸トーチ移送手段を支持する2軸支持リンク156から構成される。
そして、前述したような2軸トーチ回転角度調節手段の構成において、2軸長さ調節手段154は、2軸連結リンク152の端部に回転可能にリンク結合される2軸連結バー154−1、2軸連結バー154−1に結合される2軸LMガイド154−2、2軸LMガイド154−2上に前後直線移動可能に設置される2軸ガイドブロック154−3、2軸ガイドブロック154−3に設置され、2軸支持リンク156に回転可能にリンク結合される2軸移動バー154−4、2軸ガイドブロック154−3を貫通して螺合され、正逆回転によって2軸ガイドブロック154−3を前後に直線移動させる2軸ボールスクリュー154−5、及び2軸ボールスクリュー154−5の一端を連結し、電源の印加によって正逆回転して2軸ボールスクリュー154−5を正逆回転させる2軸サーボモーター154−6から構成される。
前述したように、トーチ回転角度調節手段は、図3に示すように、2軸支持リンク156を介して1軸トーチ移送手段を支持してプラズマトーチ100を溶融炉10の設置口12上に装着する場合には、2軸長さ調節手段154によって2軸長さ調節手段154の長さを延長させて2軸支持リンク156を一側に回転させることにより、溶融炉10の設置口12にプラズマトーチ100の先端が一致するようにする。
一方、前述したように、2軸長さ調節手段154の長さを延長させて2軸支持リンク156を一側に回転させることにより溶融炉10の設置口12にプラズマトーチ100の先端が一致するようにした後は、トーチ移送手段の1軸サーボモーター146の駆動による正回転によって1軸ボールスクリュー144を正回転させて、1軸ガイドブロック142の前進によってプラズマトーチ100の先端が溶融炉10上の設置口12に装着されるようにする。
前述したような構成において、2軸長さ調節手段154は、2軸サーボモーター156−4の正回転駆動によって2軸ボールスクリュー154−5の正回転が行われるようにして2軸ガイドブロック154−3を前進させることにより、2軸移動バー154−4の前進によって2軸支持リンク156が一側に回転して溶融炉10の設置口12にプラズマトーチ100の先端が一致するようにする。
一方、図3に示すように、プラズマトーチ100を溶融炉10の設置口12から分離して原位置させる場合には、まず、1軸サーボモーター146の逆回転駆動によって、1軸ボールスクリュー144を逆回転させて1軸ガイドブロック142が後進するようにすることにより、プラズマトーチ100を溶融炉10上の設置口12から分離した後、2軸トーチ回転角度調節手段の長さ調節手段154によって長さ調節手段154の長さを縮小させて支持リンク156を他側に回転させることにより、プラズマトーチ100が原位置するようにする。
前述したように、プラズマトーチ100を原位置させるときの長さ調節手段154の作用を考察すると、長さ調節手段154は、1軸サーボモーター156−4の逆回転駆動によって1軸ボールスクリュー154−5の逆回転が行われるようにして1軸ガイドブロック154−3を行進させることにより、移動バー154−4の後進によって支持リンク156が他側に回転して溶融炉10の設置口12から分離されたプラズマトーチ100が原位置できるようにする。
本発明による逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ100は、前述したように、電気結線に応じて逆極性及び正極性で使用することが可能な技術である。本発明のプラズマトーチ100は、電極の寿命を延長し且つ摩耗した陰極の取替えを容易にするために、一般的な空洞型トーチの電気結線とは反対に、空洞型後方電極120を陽極に、前方電極130を陰極にそれぞれ連結する特徴を持つ。すなわち、本発明の技術は逆極性プラズマトーチ100という特徴を持つ。
一方、前述したような本発明によるプラズマトーチ100の構成において、2つの電極120、130の間に注入された放電ガスによってアークが発生するが、逆極性方式のプラズマトーチ100は、陽極点が後方電極120の表面に固定され、放電ガスの流動を介して陰極点を所望の位置に移動させることができるため、アークの長さを前方電極130を介して延長させて動作電圧を増加させることができるという利点がある。
したがって、前述したような本発明による技術は、電極120、130の浸食を引き起こす主な原因である電流増加を抑制しつつプラズマの出力を増加させる上で有利であるので、放射性廃棄物や一般産業廃棄物などの溶融といった高出力プラズマの応用に多様に活用できる。
そして、本発明によるプラズマトーチ100の構成において、陽極に結線される後方電極120及び陰極に結線される前方電極130は、用途に応じて、無酸素銅(Oxygen Free Copper)、タングステンW、黒鉛(Graphite)、モリブデン(Molybdenum)、及び銀(Silver)のいずれか一つの材料が経済性及び工程条件を考慮して状況に合わせて使用でき、材料によって水冷式または無冷却方式を適用することができる。
また、前述したような本発明に係るプラズマトーチ100が適用される設備は、プラズマ点火ガスと形成ガスとしてそれぞれアルゴンと窒素を使用し、運転の際に窒素ガスの流量を0〜2,000slpm、プラズマトーチ100に印加される電流と電圧の値をそれぞれ0〜1,000Aと0〜1.5kVの範囲で調節して最大出力1.5MWの性能を示すプラズマトーチ100を実現した。
本発明による技術は、移行型モードと非移行型モードで熱効率がそれぞれ70%以上(入力電力1.5MW)と50%以上(入力電力1.0MW)の特性を示すように設計した。また、長時間運転を達成するために、該当運転条件の範囲で内部に最大電流500A以上を流すことができるように設計された水冷式の伝導体コイルが10回以上巻かれている多重バンド型電極構造に設計して、電極軸方向に発生する強い磁場によってアーク点の高速回転と電流密度分散を誘導した。これに基づいて、無酸素銅材質の前方電極130を1.0MWの非移送式で運転するとき、電極130の取替えなしで3時間以上の連続運転と電極損失率0.05wt%以下の特性を示すように設計された。
また、本発明による技術は、出力の効率化、工程の容易性及び安定性のために、図4及び図5に示すように、入力電流及びガス流量などの変数に基づいて熱流動解析によってプラズマトーチの構造を最適化した。
前述したような図4は入力電流800A、ガス流量1,500slpm(出力1.10MW)の条件下での空洞型逆極性プラズマトーチ100内の温度分布解析結果である。
図5は入力電流1,000A、ガス流量1,500slpm(出力1.27MW)の条件下での空洞型逆極性プラズマトーチ内の温度分布解析結果である。
一方、本発明によるプラズマトーチ100は、移行型、非移行型または混合型で動作が可能である。非伝導性廃棄物を処理する場合には、非移行型で動作して廃棄物を溶融させた後、溶融物が形成されると、一般的に伝導性が確保されるが、この場合、高出力と安定的な工程を目的として移行型または混合型で運転できる。
一方、伝導性廃棄物を処理する場合には、状況に応じて非移行型の動作後に移行型または混合型で動作するか、或いは、溶融炉10の内部に適した伝導性が確保されると直ちに移行型または混合型で運転できる。
併せて、本発明によるプラズマトーチ100は、廃棄物の溶融を目的とする溶融炉10のうち1つの溶融炉10に2基が設置される。このような本発明による2基のプラズマトーチ100は、それぞれ動作及び予熱状態で動作し、動作するプラズマトーチ100の停止または出力低下の際に他のプラズマトーチ100が直ちにその役割を代わりに果たせるように構成される。
一方、本発明によるプラズマトーチ100は、溶融物を形成する溶融運転が可能であり、溶融炉10に装入される廃棄物ドラムを破壊する前処理過程である破壊運転も可能であるという特徴を持つ。また、運転の際にプラズマ形成ガスの適切な注入によって陽極に電気結線される後方電極20と、陰極に電気結線される前方電極130との間に発生したアークを増やして電圧を増加させる一方、アークが電極120、130の内面とは直接接触しないように安定化させることができる方式で注入されることを特徴とする。そして、本発明は、逆極性運転の際にも溶融物との反応及びプラズマトーチ100の表面へのアーク放電が発生しないように設計された。
また、本発明による技術は、溶融炉10の内部にエネルギーを効率よく伝達して運転の容易性を確保するために、図3に示すように、プラズマトーチ100を移送させるために、トーチ移送手段とトーチ回転角度調節手段の2軸で構成した。このように2軸で構成されたトーチ移送装置は、溶融炉10で前後進が可能であるとともに約30度の角度変化が可能であって、工程容易性及び運転安全性の向上に寄与する。
前述したような構成において、プラズマトーチ100の前後進移送を行う装置(1軸:トーチ移送手段)は基本的に図2及び図3に示すようにボールスクリュー144とLMガイド140を組み合わせて構成し、ボールスクリュー144を回転させるモーターはサーボモーター146を適用して、速度及び前後進位置を制御することができるように構成した。
そして、本発明による技術において、プラズマトーチ100の角度変化のための2軸装置は、図3に示すように、トーチ回転角度調節手段の前・後進構成と、1軸トーチ移送手段を構成する前・後進構成を4節リンクで連結して2軸用移送装置を前・後進させることにより、プラズマトーチ100の回転角度を調節する。このため、プラズマトーチ100は、ボールジョイントベアリング160を貫通して設置され、角度変化を30度以上にし、溶融炉10との密封がうまく行われるように設計した。
前述したような本発明による技術では、プラズマトーチ100は、プラズマトーチ100の運転中にも、移動が可能であるだけでなく、溶融炉10の内部で自由に距離調節が可能であるように構成される。
しかも、本発明によるプラズマトーチ100は、溶融炉10の設置口12への設置の際に、ボールジョイントベアリング160を介して連結されて密封及び回転可能に構成されるのはもとより、逆極性と正極性の動作が運転中に自由に切り替え可能に構成される。
以上の如く、本発明によるプラズマトーチ100を移送させる1軸と2軸のトーチ移送装置は、溶融炉10内の溶湯形成を容易にするとともに、効率的な運転を可能にする。
本発明は、前述した実施例に限定されず、本発明の技術思想が許容する範囲内で多様に変形実施することができる。
10 溶融炉
12 設置口
100 プラズマトーチ
110 トーチ管体
120 後方電極
130 前方電極
140 1軸LMガイド
142 1軸ガイドブロック
144 1軸ボールスクリュー
146 1軸サーボモーター
150 2軸支柱
152 2軸連結リンク
154 2軸長さ調節手段
154−1 2軸連結バー
154−2 2軸LMガイド
154−3 2軸ガイドブロック
154−4 2軸移動バー
154−5 2軸ボールスクリュー
154−6 2軸サーボモーター
156 支持リンク
160 ボールジョイントベアリング

Claims (12)

  1. 溶融炉に結合設置され、電極間でプラズマアークを発生さ維持し廃棄物質を溶融させるプラズマトーチであって、
    前記プラズマトーチは、トーチ管体の内部に設置され、陽極または陰極に電気結線される後方電極と、
    前記トーチ管体の先端を介して前記後方電極の先端に隣接するように設置され、陰極または陽極に電気結線される前方電極と
    前記プラズマトーチを直線移送させる1軸トーチ移送手段から構成され、
    前記1軸トーチ移送手段は、
    前記プラズマトーチを直線的にガイドする1軸LMガイドと、
    前記1軸LMガイド上に直線移動可能に設置され、上部を介して前記プラズマトーチを固定支持する1軸ガイドブロックと、
    前記1軸ガイドブロックを貫通して螺合され、正逆回転によって前記1軸ガイドブロックを前後に直線移動させる1軸ボールスクリューと、
    前記1軸ボールスクリューの一端を連結し、電源の印加によって正逆回転して前記1軸ボールスクリューを正逆回転させる1軸サーボモーターとから構成され、
    前記プラズマトーチを前記溶融炉に結合させるときに前記プラズマトーチの回転角度を調節する2軸トーチ回転角度調節手段がさらに構成され、
    前記2軸トーチ回転角度調節手段は、
    前記溶融炉の一側に一定の高さで設置される2軸支柱と、
    前記2軸支柱の上端にリンク結合されて回転可能に設けられる2軸連結リンクと、
    前記2軸連結リンクの端部にリンク結合されて回転可能に設けられ、長さ調節によって前記プラズマトーチの角度を調節する2軸長さ調節手段と、
    前記2軸長さ調節手段の端部と前記溶融炉の一側に両端がリンク結合されて回転可能に設けられ、前記1軸トーチ移送手段を支持する2軸支持リンクとから構成され、
    前記一つの溶融炉に対して一つの電源装置で動作する2基の前記プラズマトーチがそれぞれ動作及び予熱され、一つのプラズマトーチが停止または出力低下した場合には、他のプラズマトーチがその役割を代わりに果たせるようにし、
    前記後方電極と前記前方電極の電気結線を切り替えて逆極性プラズマトーチまたは正極性プラズマトーチで動作するようにしてあり
    前記プラズマトーチは、逆極性と正極性の動作が運転中に自由に切り替え可能であることを特徴とする、逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  2. 前記2軸長さ調節手段は、
    前記2軸連結リンクの端部に回転可能にリンク結合される2軸連結バーと、
    前記2軸連結バーに結合される2軸LMガイドと、
    前記2軸LMガイド上に前後直線移動可能に設置される2軸ガイドブロックと、
    前記2軸ガイドブロックに設置され、前記2軸支持リンクと回転可能にリンク結合される2軸移動バーと、
    前記2軸ガイドブロックを貫通して螺合され、正逆回転によって前記2軸ガイドブロックを前後に直線移動させる2軸ボールスクリューと、
    前記2軸ボールスクリューの一端を連結し、電源の印加によって正逆回転して前記2軸ボールスクリューを正逆回転させる2軸サーボモーターとから構成されることを特徴とする、請求項に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  3. 前記プラズマトーチは、逆極性で作用するとき、陽極点が前記後方電極の表面に固定されたことを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  4. 前記後方電極と前記前方電極との間に注入される放電ガスによるプラズマアークの発生の際に、プラズマガスの流動を介して陰極点を所望の位置に移動させてアーク長さを延長させることができるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  5. 前記後方電極及び前記前方電極は、用途に応じて無酸素銅(Oxygen Free Copper)、タングステン(W)、黒鉛(Graphite)、モリブデン(Molybdenum)及び銀(Silver)のうちのいずれか一つの材料からなることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  6. 前記後方電極と前記前方電極は、突出型または陥没型からなり、前記後方電極は、一端が閉塞されている中空の空洞型からなり、前記前方電極は、両端が開放されているノズル型からなることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  7. 前記プラズマトーチは、移行型、非移行型または混合型で運転して伝導性または非伝導性の廃棄物を処理することができるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  8. 前記プラズマトーチは、放電ガスとしてアルゴンガスを用いて初期点火し、窒素ガスを用いて非移行型モードに切り替えられ、一定の電流以上で移行型または混合型モードで運転されることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  9. 前記一つのプラズマトーチによって、前記溶融炉に装入される廃棄物ドラムを破壊運転または溶融運転可能にしたことを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  10. 前記プラズマトーチは、前記プラズマトーチの運転中に移動が可能であることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  11. 前記プラズマトーチの運転中にも前記溶融炉の内部で自由に距離調節が可能であることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
  12. 前記プラズマトーチは、前記溶融炉への設置の際にボールジョイントベアリングによって連結され、密封及び回転可能に構成されることを特徴とする、請求項1に記載の逆極性/正極性動作が可能なプラズマトーチ。
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