JP6552501B2 - アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、別の閉空間に接続されることが意図されている閉空間を規定している密閉された筐体に関する。この密閉された筐体(エンクロージャ)は、前記2つの閉空間の間の密閉接続用装置のための作動機構を備えている。
幾つかの産業分野、特には、原子力、医療、薬剤及び農業食品などの分野において、幾つかのタスクを、例えば、放射能、毒性などから人員を保護するために密閉雰囲気中で実行すること、或いは反対に、これらのタスクを無菌又は無塵雰囲気中で実行可能であることが必要であり又は望ましく、又は、最終的にこれらの両方で実行可能であることが望ましい。
装置又は製品を、1つの閉空間から別の閉空間に、これらの空間の各々の外部に対する密閉状態をいかなるときにも中断せずに移送することは、解決が困難な問題を呈する。この問題は、二重ドア接続装置により解決されうる。
複数の安全制御を備えたこのような二重ドア装置が、例えば、特許文献1により公知である。各空間が、フランジに取り付けられたドアにより閉鎖される。各ドアはそのフランジにバヨネット連結により固定され、2つのフランジは、互いに対してバヨネット連結により固定されることを意図されている。
閉空間の一方が容器により形成され、他方の空間がグローブボックスにより形成されている場合、移送は以下の方法で実行される。容器のフランジが、その外周上に、グローブボックスのフランジのインプリントと協働するための突起を含む。容器のフランジがグローブボックスのフランジ内に挿入され、容器は、突起をインプリントに対応させるように向けられる。容器ドアの軸を中心とした、容器の第1の回転が、容器のフランジをグローブボックスのフランジに、バヨネット連結により固定することを可能にする。第1の回転と同一の軸を中心とし且つ第1の回転に連続した、容器の第2の回転により、容器のドアが容器に対して旋回され、別のバヨネット連結による、グローブボックスドアへの固定と、隣り合う2つのドアにより形成された新しいユニットの、ドアフランジ及びグローブボックスフランジに対する外しとの両方が行われる。グローブボックス内に配置されたハンドル制御部が、安全機構をロック解除すること、及び、2つの空間の間の通路を解放することを可能にする。無菌雰囲気の場合は、2つのドアの外面が互いに密閉的に接触しているため、空間内部を汚染する可能性がない。
この装置でも十分である。一方、この装置は、容器のフランジをグローブボックのフランジ又はセルのフランジに固定するために容器の回転運動を必要とする。また一方で、この装置は、グローブボックのドアと容器のドアとを固定するための回転運動も必要とする。これらの回転運動は手動で行われる場合がある。これは、幾つかの容器に関して、重量及び/又は負担により、及び、回転を行うために加えられるトルクにより、煩雑な場合がある。さらに、容器の回転が容器のティッピング(傾き)を生じさせ、オープンボトルタイプの幾つかの部品、又は、衝撃に弱い部品の移送を妨げる。
容器を回転させることの変型例として、セルフランジを回転させる方法がある。しかし、この変型例は、セルフランジの回転中に容器を動作阻止することを可能にするシステムを必要として、しばしば、より煩雑であるという欠点を有する。
一方、2つの空間を連通させるステップは、グローブボックス内又はセル内に配置された制御部を用いて手動で行われる。この制御部を作動させる操作が、筐体上の二重ドア装置の位置によって困難な場合がある。また、グローブボックス又はセルの内部へのアクセスが必要であるため、時間がかかる場合もある。
さらに、外部環境から隔離されたある生産ラインにおいて、二重ドア密閉移送システムを開閉するためのこれらの作動操作は、非常に反復的で多大な労力を必要とするゆえに非常に拘束的であろう。
筐体の外側に設置された、二重ドアシステムの開閉を作動するための機構が提示されている。これらは、有毒環境を含みうる閉じ込め筐体内にユーザが介入しなければならない状況を防止するので、ユーザに対する危険を低減することができる。
これらの機構は、モータを実装している。しかし、それらはしばしば複雑となると共に、モータを筐体の内部に配置する場合、例えば、メンテナンス、クリーニングの可能性、及び負担に関する欠点を有する。
仏国特許第2695343号明細書
従って、本発明の目的は、2つの閉空間の間を密閉接続するための装置であって、特に、前記閉空間の一方の他方に対する回転を回避することにより操作が容易な装置を提供することである。
本発明の目的は、第1の閉空間と第2の閉空間との間を密閉接続するための装置により達成され、前記閉空間の各々が、フランジにより規定され且つドアにより閉鎖される開口部を含む。前記第2閉空間の前記ドアはフランジに、バヨネット連結により密閉的に取り付けられている。前記装置は、2つのフランジを固定するための手段と、前記第1閉空間の外側でフランジ周囲に取り付けられた制御リングとを備えている。前記制御リングは、前記2つのドアを固定し、且つ、前記第2空間の前記ドアをロック解除する手段と、他方のドア及び前記2つのドアの開口部を解放して前記2つの空間間の密閉連通を可能にするための手段とを制御する。前記2つのフランジを固定する手段と前記制御リングとは、前記閉空間に対して回転移動可能である。そして、これらの回転により、密閉接続を得るために必要とされるステップの全てが、閉空間の一方を旋回させることなく実行される。
従って、本発明によれば、第2の閉空間を回転させる必要がなくなる。
有利には、前記2つのフランジを固定する手段が、前記制御リングと同心状の固定リングにより形成される。
非常に有利には、前記制御リングを作動させるための手段、及び/又は、前記2つのフランジを固定する手段を作動させるための手段が、前記閉空間の外側に配置される。従って、これらの作動手段へのアクセスが可能である。
非常に有利には、前記制御リングを作動させる手段と前記固定リングを作動させる手段は、同一の作動手段である。
より好ましくは、前記接続装置は、前記2つのドアを互いに対して、当該2つのドアがフランジの分離位置にあるときにロック用手段を含みうる。
また、有利には、前記接続装置は、前記固定手段を作動させる前に前記2つのフランジを軸方向に保持するための手段をも含み、これにより、その後の操作を容易にすることが可能である。有利には、これは、1又は複数のスナップ嵌め装置である。
従って、本発明の主題は、第1の閉空間と第2の閉空間との間の密閉接続のための接続装置であり、前記第1閉空間が、第1のフランジと、前記第1フランジにより規定された開口部を密閉的に閉鎖する第1のドアとを含み、前記第2閉空間が、第2のフランジと、前記第2フランジにより規定された第2の開口部を密閉的に閉鎖する第2のドアとを含み、前記第2ドアが前記第2フランジにバヨネット連結により取り付けられている。前記接続装置は前記第1閉空間の壁部上に取り付けられており、前記接続装置は、前記第1フランジと前記第2フランジとを互いに対して固定する第1手段と、前記第2ドアと前記第1ドアを密閉的に固定し、且つ、前記第2ドアを前記第2フランジから取り外す第2手段と、前記第1ドアを前記第1フランジに対して解放するための第3手段と、前記第1閉空間と前記第2閉空間との間に通路を開くための第4手段と、長手方向軸を中心として回転可能な制御リングであって、当該制御リングの回転が、少なくとも前記第2手段、前記第3手段、及び、前記第4手段を作動させる制御リングと、前記制御リングを作動させるための第1の装置と、前記第1固定手段を作動させるための第2の装置とを含む。
より好ましくは、前記第1作動装置及び前記第2作動装置が前記第1閉空間の外側に配置されている。
有利な例において、前記制御リングが前記第1空間の外側に配置され且つ前記第1フランジを取り囲んでいる。そして、前記第2手段、前記第3手段、及び前記第4手段が、前記前記第1フランジの外周にて前記制御リング周囲に配置されている。
一実施形態例によれば、前記第1手段が、前記第1フランジに対して長手方向軸を中心に回転移動可能に取り付けられた固定リングを含み、また、第2フランジを前記第1フランジに対して移動不能にするためにバヨネット連結するための手段を含みうる。
一実施形態例によれば、前記第2手段が、前記第1ドアの外面上に、長手方向軸を中心に回転移動可能に取り付けられた固定プレートを含みうる。当該固定プレートは、前記第2ドアの外面にバヨネット連結により固定可能である。一実施形態において、前記固定プレートの回転変位の第1の部分が前記第1ドアと前記第2ドアとを固定し、前記ロッキングプレートの回転変位の第2の部分が、前記第2ドアを前記第2フランジに対してロック解除する。
例えば、前記第2手段は、前記制御リングにより担持されている作動セクタギヤと噛み合う少なくとも1つのピニオンを含み、前記制御リングの回転変位が前記固定プレートの回転を生じさせる。
また、前記第2手段は、前記固定プレートの回転を生じさせるために前記固定プレートに連結されたギヤトレインを含みうる。当該ギヤトレインは前記ピニオンにより駆動される。有利には、前記第2手段は、前記第1セクタギヤと噛み合う真直歯ピニオン、及び、角度伝達部を含む。
有利には、前記接続装置は、前記第1ドアと前記第2ドアとを、当該2つのドアが前記第1フランジ及び前記第2フランジから外されているときに互いにロックする手段を含みうる。前記ロックする手段は、前記固定プレート内に移動可能であるように取り付けられたフィンガを含みうる。当該フィンガは、前記第2ドアが前記第1ドアに向けて配置されているときに前記固定プレート内に引っ込めることが可能であり、また、前記固定プレートが前記第1ドアと前記第2ドアとを固定するときに前記固定プレートから突出することが可能である、前記フィンガは、止め部と共に、前記第1ドアに対する前記第2ドアの回転を阻止する。例えば、前記フィンガはローラを含み、前記ロッキング手段は、前記第1ドアの外面により担持されているカムを含みうる、当該カムが、前記第1閉空間と前記第2閉空間との分離段階において、前記フィンガを、前記固定ディスク内の引っ込み位置に戻させる。
一実施形態例によれば、前記第3手段がロッキングカム及びロッキングローラを含み、当該ロッキングローラは、前記ロッキングカムと協働して前記第1ドアの開放を防止する所定の位置と、前記ロッキングカムから離される第2の位置とをとることが可能である。前記第1位置から前記第2の位置への通過、及び、前記第2位置から前記第1の位置への通過は、前記制御リングの回転により引き起こされる。
別のさらなる特性によれば、前記接続装置は、作動ローラを含みうる。この作動ローラが、前記制御リングの半径方向カム面と協働し、前記ロッキングローラの旋回を生じさせる。
前記ロッキングカムは、例えば前記第1ドアに固定でき、前記ロッキングローラは、長手方向軸に平行な軸を中心として回転移動可能に前記第1フランジ上に取り付けられる。
さらなる特性によれば、前記第1ドアは、前記第1フランジに対して、長手方向軸に対して直交する軸を有するヒンジを中心に回転連結されうる。前記第4手段が、前記制御リングの他の作動セクタギヤと噛み合う少なくとも1つのピニオンを含むことが可能であり、当該ピニオンが前記ヒンジに連結されており、前記制御リングの回転変位により、前記第1ドアが前記ヒンジを中心として回転される。
前記接続装置は、有利には、前記第2フランジを第1フランジ上に、前記第1手段により固定する前に軸方向保持するためのシステムを含みうる。有利には、スナップ嵌めによる軸方向保持のための前記システムは、スナップ嵌めによる軸方向保持のための少なくとも2つの装置を含みうる。前記第2フランジは、少なくとも2つの半径方向突出部を含むことが可能であり、当該2つの突出部の各々が、スナップ嵌めによる軸方向保持のための装置と協働する。
一実施形態例において、スナップ嵌めによる軸方向保持のための前記システムは、スナップ嵌めによる軸方向保持のための少なくとも1つの装置及び受動的な軸方向保持のための装置、又は、スナップ嵌めによる軸方向保持のための少なくとも2つの装置を含む。前記第2フランジが、少なくとも2つの半径方向突出部を含み、当該2つの突出部の一方が、スナップ嵌めによる軸方向保持のための装置と協働し、また、一方の突出部、前記受動的軸方向保持のための装置と協働する。
スナップ嵌めによる軸方向保持のための一以上の装置は、例えば、作動接続ロッド、ロッキング接続ロッド、及び、前記ロッキング接続ロッドをロック位置にブロックする手段、並びに、前記ロッキング接続ロッドを解放するためにブロックする手段を作動させるための手段を含みうる。
好ましくは、前記2つの閉空間の間の密閉接続のための、前記第2手段、前記第3手段、及び前記第4手段の作動が、前記制御リングの一方向回転により得られる。
例えば、前記制御リングは、前記第2作動手段のピニオンと協働する駆動ギヤセクタを含む。
有利には、前記第1作動装置が前記第2作動装置も形成している。
好ましくは、前記第1作動手段及び/又は前記第2作動手段が電動式である。
本発明は、以下の説明及び添付図面を用いて、より良好に理解されよう。
セルと点線で図示された容器との間の接続装置の実施形態例の部分斜視図である。 密閉接続用装置の、セルの外側から見た斜視図である。 密閉接続用装置の、容器フランジ及びセルフランジのスナップ嵌めによる軸方向固定手段の詳細な斜視図である。 図3のスナップ嵌めによる軸方向固定手段の斜視図である。 図4Aの固定手段の上面図である。 I−I面に従った図4Bの断面図である。 容器が適切な位置にある状態での図4Aの固定手段の上面図である。 図4Dの、II−II面に従った図4Dの断面図である。 セルフランジ、セルドア及び本発明による密閉接続用装置の正面図(制御リング及び作動手段は省略)である。 密閉接続用装置の、セルの内部から見た、幾つかの要素が透明に示された斜視図である。 密閉接続用装置の、セルドア及び容器ドアのロック解除位置における、図6の視点とは異なる視点による、セルの内部から見た、幾つかの要素が透明に示された斜視図である。 密閉接続用装置がセルドア及び容器ドアのロック位置に示されている、図7に類似の図である。 ロック解除状態における面に沿ったドア間ロック用手段の断面図である。 セルドアのセルフランジに対するロック解除位置における、図6の視点とは異なる視点による、セルの内部から見た、幾つかの要素が透明に示された密閉接続用装置の斜視図である。 接続装置の開放位置における斜視図(容器カバーが省略)である。 容器をセルの上に二重ドア密閉接続装置を用いて接続する様子を概略的に示す長手方向断面図である。 接続装置のカバーの一部が断面図である等角斜視図である。 III−III面に従った図13Aの断面図である。 スナップ嵌めによる軸方向固定手段の別の実施形態の上面図である。 図14Aの固定手段の斜視図である。 図14Aの固定手段のロック解除状態における正面図である。 IV−IV面に従った図14Cの断面図である。 容器が適切な位置にある状態(図示せず)での図14Aの固定手段の正面図である。 V−V面に従った図14Eの断面図である。
用語「上流」(“upstream”)及び「下流」(“downstream”)は、容器を接続装置に適切な位置でセットする方向とみなす。
図示されている実施形態において、本発明による作動機構が設けられた二重ドア密閉接続装置を用いて接続されるべき2つの閉空間は、それぞれ、閉じ込めセル(cell)10及び容器12に相当する。しかし、本発明が、閉空間の一方がグローブボックス、他方が容器又は2つのグローブボックスであるような場合にも適用されることが理解されよう。
図12は、セル10と容器12の、接続状態及び分離状態を概略的に示す。
セル10は壁14により規定され、その一部のみが図12に見られる。セル10には、従来と同様に、壁14に取り付けられた遠隔操作手段、例えば、遠隔ハンドリング装置及び/又はグローブ(図示せず)が設けられている。容器12も、図12に詳細に示されているように、壁16により規定されている。
セルは、セルの壁14に密閉的に取り付けられたセルフランジ18を含む。セルフランジ18は開口部20を規定している。開口部20は、着脱可能なドア22により密閉的に閉鎖される。このドア22をセルドア又はドアと称する。
容器は、着脱可能なドア28により密閉的に閉鎖されるリザーバ24及び容器フランジ26を含む。明瞭化のために、容器ドア28を「容器カバー」(“container cover”)又は「カバー」(“cover”)と称し、これにより、セルドアと明確に区別する。リザーバ24、容器フランジ26、及び、カバー28が、密閉空間を規定している。カバー28は容器フランジに、バヨネット連結部29により固定されている。
密閉接続用装置は、セルフランジ18、容器フランジ26、セルドア22、及び容器カバー28を含む。セルドア22はセルフランジ18上で、長手方向軸Xに直交する軸Yを有するヒンジ30により回転連結される。
軸方向は、セルフランジ18の軸及びドア22の軸に相当し、また、カバーがセルに取り付けられたときの容器フランジ26の軸及びカバー28の軸に相当する。軸方向は軸Xにより示されており、これは、接続装置の軸である。
図1〜図11は、本発明による密閉接続用装置の実施形態を詳細に示す。接続装置は、セルの壁部上の開口部20周囲に取り付けられる。接続装置はセル14の壁部に対して可動である。
接続装置は、容器フランジ26をセルフランジ18上に固定するための第1手段Aを含む。
図示されている例において、容器フランジ26は4つの突起32を含み、突起32は互いに対して90度に配置され、容器フランジ26の外側に向かって半径方向に突出している。容器フランジ26が、2つの突起、3つの突起、又は、4つより多数の突起を含むことも可能であり、また、角度配置も制約的でない。
第1手段Aは、セルフランジ18に同軸状に取り付けられた固定リング100を含む。固定リング100は、セルフランジ18の外面上に取り付けられ、長手方向軸Xを中心としてセルフランジ18に対して旋回可能である。
図示されている例において、固定リング100は、4つのインプリント102を含み、各インプリント102が、容器フランジ26の突起32を受け入れる。固定リング100を反時計回り方向に回転させることにより、容器フランジ26と固定リング100との間の(従って、容器フランジ26とセルフランジ18との間の)、バヨネット連結による固定がもたらされる。インプリント102は、軸方向に延在する第1の部分102.1を有し、第1の部分102.1は、突起32を軸方向に従って挿入及び取り外すことを可能にしている。また、インプリント102は、軸方向部分に対して横方向に、下流ゾーンにて延在する第2の部分102.2を有する。第2部分102.2は、固定リング100が旋回されたときに突起32を受け入れ、これにより、突起32と、容器フランジ28とを、セルフランジ18に対して軸方向に保持する。
図示されている例において、固定リング100は、4つのローラ106を用いてセルフランジ18上に移動可能に取り付けられる。ローラの個数が制約的でないことが理解されよう。
有利には、システムの様々な状況(ドアの閉鎖状態、ドアの開放状態、ドアの開閉等)を検知するためにセンサが設けられる。これらの検知は、例えば、固定リングの変位/位置を検出することにより行われ、特には、電動式の実施形態において、及び、操作者が、システムがどのような状態にあるかを視覚的に認識するための位置にいないような実施形態において行われる。
作動機構は、長手方向軸Xを中心として固定リング100を回転させる作動装置108を含む。
作動装置108は、有利には、外部から操作者により作動可能なようにセルの外側に配置される。図示されている例において、この作動装置108はクランク110を含む。その他の任意の機械的作動装置も考えられる。変型例によれば、作動装置を、固定リング100の作動を電動化するように設けてもよい。電動化手段をセル内部に配置することも可能である。
固定リング100は、作動装置108のピニオン114により係合され、半径方向外側のセクタギヤ(扇形歯車)112を含む。この作動装置は単純で頑強である。作動手段と固定リングとの間で運動を伝達するためのその他の手段も設けられうる。
非常に有利には、密閉接続用装置は、容器をセルの壁部に対して軸方向に保持するためのシステムを含む。
好ましくは、軸方向保持のためのこのシステムは、スナップ嵌め部品34を用いた軸方向保持のための少なくとも1つの装置を含む。スナップ嵌め部品34は、例えば図1〜図4E及び図5に示されているように、容器フランジ26をセルフランジ18に対して軸方向に保持するためのものである。
軸方向保持のためのこの装置(本文以下「スナップ嵌め装置」と称する)は、2つのフランジ18,26を固定リング100により固定する前に実行されることを意図されている。例えば、この装置は、容器が水平に配置されることを意図される(例えば移送のために)ときにセルの壁14上に容器を保持する場合に特に有利である。そして、このスナップ嵌め装置は、操作者が容器をセル上に組み付けることを容易にする。なぜなら、操作者は、もはや、容器フランジ26がセルフランジ18に固定リング100により固定されるまで容器を、例えば自分の腕の端で保持しておく必要がないからである。
図示されている例において、接続装置は、容器フランジ26の直径方向に対向している2つの突起32上にスナップ嵌め装置を含む。スナップ嵌め装置34は、セルフランジ18上に、直径方向に対向するように配置される。
図3、図4A〜図4Eにおいて、スナップ嵌め装置34の実施形態がより詳細に明らかとなりうる。
2つのスナップ嵌め装置は類似しているため、2つの装置のうち一方のみについて説明する。スナップ嵌め装置34は、セルフランジ18上に開口部20の周囲にて固着されたベース36と、ベース36上で軸Y1を中心に回転連結する作動接続ロッド38を含む。軸Y1は、軸方向及びセルフランジ18の直径方向に対して直交している。
また、スナップ嵌め装置34は、軸Y1に平行な軸Y2を中心としてベース36上で連結して回転するロッキング接続ロッド40と、ロッキング接続ロッド40をロック解除位置に戻す復帰手段42とを含む。復帰手段42は、ベース36及びロッキング接続ロッド40に固定されている。作動接続ロッド38とロッキング接続ロッド40とは、作動接続ロッド38を時計回り方向に旋回させるとロッキング接続ロッド40が時計回り方向に回転するように、それぞれの端部の一方である38.1と40.1とが接触している。接続ロッド40の端部38.2及び40.2は開口部20の側に位置している。
また、スナップ嵌め装置34は、ロッキング接続ロッド40をロック状態にブロック(動作阻止)するためのロック用手段も含む。このロック手段はフィンガ44を含み、フィンガ44は、軸Y1及びY2に垂直な軸を中心としてベース36上で、フィンガ44の端部がロッキング接続ロッド40に近づき、また、ロッキング接続ロッド40から遠ざかるように移動可能なように回転連結する。弾性の復帰手段、例えば、ばね(見えない)が、フィンガ44を接続ロッドの方向に押す。変型例によれば、フィンガ44は、弾性的に屈曲変形されて弾性復帰手段と一体的であるブレードから形成されうる。
スナップ嵌め装置の動作は以下の通りであり、図4D及び図4Eに示されている。容器フランジ28の突起32が、矢印Fの方向に従いスナップ嵌め装置に向かって近づけられる。これは、突起32が第1の横方向面(transverse surface)を介して作動接続ロッド38に突き当たるまで続けられる。突起32によりセル14に対して加えられる作用により、作動接続ロッド38が、その軸Y1を中心として時計回り方向に旋回して、ロッキング接続ロッド40をその軸Y2を中心として時計回り方向に回転させる。そして、ロッキング接続ロッド40は、その他の端部40.2により、突起32の、第1の横方向面32.1に対向する第2の横方向面32.2に突き当たる。こうして、突起32は、セルフランジ18に対して軸方向に保持される。また、ロッキング接続ロッド40の時計回り方向の旋回は、フィンガ44がロッキング接続ロッド40の端部40.2を通過して、突起32に突き当たることによりロックされるように行われる。フィンガ44は、ロッキング接続ロッド40の端部40.2を、ロッキング接続ロッド40の解放のために分離させるように旋回される。この解放は、容器をセルフランジから取り外すことが要求されるときに行われる。フィンガ44の旋回は、アクチュエータ(図示せず)を用いて、又は、容器をわずかに回転させることにより得られる。
スナップ嵌め装置の別の非常に有利な実施形態であるスナップ嵌め装置34’が、図14A〜図14Fに見られる。この装置は、ロッキングカムを使用するという点で装置34と異なる。移動部品の個数が減らされているため、装置の確実性が向上し、製造がより容易になっている。
スナップ嵌め装置34’は、セルフランジ18上における開口部20の周囲にて固定されたベース36’と、ロッキングカム40’とを含む。ロッキングカム40’は、軸方向及びセルフランジ18の直径方向に対して垂直な軸Y2’を中心としてベース36上で回転連結する。また、スナップ嵌め装置34は、ロッキングカム40’をロック解除位置に戻す復帰手段42も含む。復帰手段42は、ベース及びロッキングカム40’に固定されている。
ロッキングカム40’は、ロッキングカム40’の、装置の長手方向軸に向けられた面上に、フランジをスナップ嵌め装置に挿入する方向における下流領域40.1’を含む。下流領域40.1’は作動領域を形成している。また、ロッキングカム40’は、当接部を形成している上流領域40.1を含む。
作動領域40.1’は、ロック解除位置にて装置の内側に突出するカム面を形成しておいる。カム面の突出は、容器フランジがスナップ嵌め装置に近づけられたときに突起32の1つがカム面40.1’に突き当たり、それによりカム面40.1’が回転して、当接領域40.1’が突起の後面に面し、より好ましくは、突起の後面に突き当たって、突起が引き出されることを防止するように行われる。
また、スナップ嵌め装置34’は、ロッキングカム40’をロック状態にブロックするロック用手段も含む。このロック用手段はフィンガ44’を含み、フィンガ44は、軸Y2’に垂直な軸を中心としてベース36’上で、フィンガ44’の端部がロッキング接続ロッド40’に近づき、また、ロッキング接続ロッド40’から遠ざかるように移動可能なように回転連結されている。弾性の復帰手段、例えば、ばね(見えない)が、フィンガ44’を接続ロッドの方向に押す。変型例によれば、フィンガ44’を、弾性的に屈曲変形されて弾性復帰手段と一体的であるブレードから形成できる。
スナップ嵌め装置の動作は以下の通りであり、図14C〜図14Fに示されている。
容器フランジ28の突起32が、矢印Fの方向に従いスナップ嵌め装置に向かって近づけられ、これは、突起32が第1の横方向面を介してカム面40.1’に突き当たるまで続けられる。突起32によりセル14に対して加えられる作用により、ロッキングカム40’は、その軸Y2’を中心として時計回り方向に旋回する。そして、当接領域40.2’が突起32の後面に突き当たる。こうして、突起32はセルフランジ18に対して軸方向に保持される。また、ロッキングカム40’の時計回り方向の旋回は、フィンガ44’が当接領域40.2’上を通過して突起32に突き当たることによりロックするように行われる。ロッキングカム40’を解放するためには、フィンガ44が当接領域から離される。この解放は、容器をセルフランジから取り外すことが要求されるときに行われる。フィンガ44’の旋回は、アクチュエータ(図示せず)を用いて、又は、容器をわずかに回転させることにより得られる。
図示されている例において、スナップ嵌めによる軸方向保持のために、2つの装置が設けられている。
有利な変型例において、スナップ嵌めによる軸方向保持のために単一の装置を設けることができ、そして、第2のスナップ嵌め装置の代わりに、長手方向軸Xに対して半径方向に開放された円弧形状の溝を含むベースを設けることが可能である。この溝が突起32を収容でき、且つ突起32を軸方向に保持できる。この場合、一方の突起が溝内に係合して軸方向に保持され、他方の突起32はスナップ嵌め装置内に係合される。
変型例によれば、軸方向保持のためのシステムに磁気手段を設けることも可能であり、この場合、セルフランジ18と容器フランジ26とが磁化により保持されることになる。
より好ましくは、鉛直のセル壁の場合、スナップ嵌めによる軸方向保持のための装置がセルフランジの下側ゾーンに配置され、そして、溝付きベースがセルフランジの上側ゾーンに配置される。
変型例によれば、スナップ嵌めによる保持のための2つより多数の装置を有するシステムも考えられる。
特に有利には、スナップ嵌め装置(単数又は複数)は、固定リング100と協働する。
図1及び図3に示されているように、スナップ嵌め装置は、2つのインプリントの、突起32を固定リング100に挿入する方向の下流に、固定リング100の半径方向に対向して配置されている。
従って、突起32がインプリント102内に挿入された後、突起32は、作動接続ロッド38に係合し、これにより、ロッキング接続ロッドのティッピング(傾き)を生じさせて、突起を軸方向に保持する。
所定位置に容器が存在しない場合、容器フランジも無いため、ロッキング接続ロッド40の端部40.2は、ウィンドウ102の第1の部分102.1の上方ゾーンに配置され、第1部分102に形成された切欠き102.3に入り込む。こうして、ロッキング接続ロッド40は、容器が無い場合の固定リング100の回転のロッキング(防止)も提供する。こうして、容器が存在しない場合の固定リング100のいかなる操作も回避される。
この特に有利な実施形態において、容器フランジ26が、スナップ嵌め装置(単数又は複数)34により軸方向に保持され、次いで、セルフランジ18と容器フランジ26とが固定リング100により固定される。
スナップ嵌め式保持装置は、セル壁が鉛直面又は傾斜面にあるときに特に非常に有利である。なぜなら、容器が手段34により保持されているときに操作者が第1手段Aを容易に作動できるからである。
また、密閉接続用装置は、容器カバー28とセルドア22とを固定し且つカバーをロック解除するための、第2手段Bも含む。
また、接続装置は、セルドアをセルフランジから解放するための第3手段Cと、容器の内側とセルの内側との間の通路を解放するための第4手段Dも含む。
密閉接続用装置は、有利には、第2手段と第3手段との共通の作動システムを有する。
共通の作動システムは制御リング48により形成されている。制御リング48は、セルフランジ18上に軸方向を中心に回転するように取り付けられ、且つ、図示されている例において、セルの外側に配置されている。図示されている例において、制御リング48は、その歯が制御リング48から半径方向外側に向けられているリングギヤである。共通の作動システムは、長手方向軸Xを中心に制御リング48を回転させるように作動するための装置を含む。非常に有利には、作動用装置は、固定リング100を作動させるための装置108により形成され、これは、構造をシンプルにし、且つコストを低減することを可能にする。変型例によれば、作動のための別個の装置を設けることも可能である。
図2は、リングギヤ48を示す。リングギヤ48は、容器を適切な位置でセットする方向において固定リング100の上流に取り付けられており、且つ、固定リング100の外径よりも大きい内径を有し、これにより、容器フランジ28を固定リング100内に嵌め込むことを可能にしている。
図6は、接続装置をセルの内側から示しており、保護カバーが透明に示されている。
固定リング100が見られ、固定リング100のセクタギヤ112がピニオン114により係合されており、また、リングギヤ48が、ピニオン114と同軸状のピニオン52により係合されている。
制御リング48は、ピニオン52と噛み合ってピニオン52により回転される駆動歯48.1を含む。また、制御リング48は、接続装置の様々な手段を作動させるためのセクタギヤも含む。図示されている例において、セクタギヤ48.1は制御リング48周囲の一部のみにわたって延在している。制御リング48上に駆動セクタが延在する角度は、様々な手段B,C,Dの作動を可能にするように決定される。変型例によれば、駆動セクタは、制御リング100の全周囲をカバーしうる。
制御リング48は、有利には、ローラ54により軸方向及び半径方向に保持される。ローラ54は、リングギヤ48が軸方向を中心に回転することを可能にし、尚且つ、摩擦を制限する。
第2手段Bと、第3手段Cと、第4手段Dは、リングギヤ48の周囲に配置されており、リングの回転を開始することにより連続的に作動される。
セルドア22と容器カバー28とを固定する第2手段Bが、ドア間固定プレート(符号80で示す)を含む。
ドア間固定プレート80は、セルドア22上に回転可能に取り付けられている。セルドア22と容器カバー28とのロッキングがバヨネット連結により得られる。図示されている例において、固定プレート80は、半径方向外側に突出している4つの突起82を含む。カバー28が中空のインプリントを含み、このインプリントに、固定プレート80の突起を受け入れるための半径方向外側の4つの切り欠きと、切り欠きを接続する周方向溝が設けられている。固定プレート80とカバー26との相対回転が、固定プレート80の突起の少なくとも部分的なマスキングをもたらし、突起82のための軸方向当接を形成し、そして、固定プレートとカバーとの軸方向固定を形成する。
固定プレート80は、制御リング48の作動により回転を開始される。図示されている例において、第2手段Bは、制御リング48の第1の作動セクタギヤ48.2により係合される真直歯ピニオン62を含み、ベベル(斜歯)ピニオン64が、ピニオン62と共に回転するように固定されている。図示されている例において、これらのピニオンは同一軸の2つの端部に配置されている。ベベルピニオン64が、一連のギヤ(符号66,68,70,72,74,76,77により示されている)の入力部を形成しているベベルピニオン65と噛み合う。図6から明らかなようにピニオン77は、ドア間固定プレート80と共に回転するように固定されたセクタギヤ又はラック78と噛み合う。
ピニオン62,64及び一連のギヤにより形成されたユニットが、ハンドルの回転トルクを低減して、操作者による操作を容易にすることを可能にする。
図13A及び図13Bに、固定プレート80の回転を可能にする一連のギヤが単独で示されている。一連のギヤは、カバー81(図6〜図8及び図10にも示されている)内に配置されて、一連のギヤの密閉路をセルの内側と外側との間に確保している。カバーは、3つの部分81.1,81.2,81.3を含み、これらの部分は、シール69により密閉的に互いにリンクされている。
図示されている例において、部品81.1と部品81.3(いわゆるブロック)は同一である。部品81.1と部品81.3との間に配置されている部品81.2を「アーム」と称する。
ブロック81.1とアーム81.2との間のリンケージ、及び、ブロック81.2とブロック81.3との間のリンケージが、ドア22の開放を可能にしている。回転がローラベアリングにより保証されるが、ローラベアリングの代わりにベアリングを用いてもよい。
一連のギヤがブロック81.1に配置されており、これらの一連のギヤは、固定プレート80を制御する。開放手段Dは、ブロック81.3に配置されている。
図示されている例において、ブロック81.1は、ギヤ62とギヤ64とを接続している軸を取り囲んでいるスリーブ81.11を含む。
ブロック81.3もスリーブ81.31を含む(図13B)。
アーム81.2が、ギヤ76とギヤ77とを接続している軸を取り囲んでいる。スリーブ81.11及びスリーブ81.21が、それぞれ、密閉的に、セルフランジ、及び、ドアを通過し、静的シールがスリーブ81.11,スリーブ81.31とセルフランジとの間に取り付けられ、また、スリーブ81.21とドア22との間に取り付けられている。
変型例によれば、及び、強度が低減される小直径を有する特定の装置の場合、カバーは、1つのブロック及び1つのアームのみを有することが可能で、開放手段Dが固定手段Bと組み合わされる。この場合、ブロックは、セルフランジを有する1つのピース(部品)としてつくられうる。従って、ブロックとフランジとの間にシーリングを行うためのシールを必要としない。
一連のギヤは、2つの最大軸67,73(それぞれ、ギヤ65とギヤ66との間、及び、ギヤ72とギヤ74との間)を含む。変型例によれば、これらの軸及びギヤの代わりに、チェーンスプロケットを用いても、或いは、ベルトシステム若しくはチェーンシステムを有するプーリを用いてもよい。
ドア間固定プレート80の回転の第1段階が、ドア22とカバー28とを軸方向にロッキングさせ、固定プレート80の回転の第2段階が、カバー28を容器フランジ26に対して回転駆動させ、且つ、カバー28を容器フランジ26に対してロック解除させる。
特に有利には、この機構は、ロッキング手段118を含む。ロッキング手段118は、容器内部とセル内部との間の通路が開放されているときに(すなわち、ドアとカバーとから成るユニットが、セルフランジ及び容器フランジから外されている位置にあるときに)、セルドア22とカバー28との分離を防止する。
手段118は、図7に見られ、また、図9に断面図として見られる。
ロッキング手段118は、セルドアの上流面とプレート80の下流面との間に配置されている。
ロッキング手段118は、プレート80の2つの突起間ゾーンにプレート80から半径方向に突出しているフィンガ120を含む。フィンガ120は、プレートの内部へ軸方向に引っ込められることが可能である。弾性手段122(例えば、図示される例においては螺旋ばね)が、フィンガをプレート80から外側へ上流に戻す。フィンガは図2において明らかとなる。
ロッキング手段は、フィンガ120を担持している、ドア22と及びプレート80との間に配置されたローラサポート124と、長手方向軸Xに垂直な軸を中心に回転可能なローラ126とを含む。
また、ロッキング手段118は、プレート80上に固着された、長手方向軸Xに平行な軸130を有するフレーム128も含む。フレーム128は軸130上に取り付けられ、ローラサポート124をスライドできる。ばね122は、ローラサポート124とフレーム128との間で軸130の周囲に圧縮状態で取り付けられている。
また、ロッキング手段118は、セルドアの上流面上に固着された傾斜部(ramp)により形成されたカム132も含み、カム132は、長手方向軸Xを中心とする円弧の形状を有する。また、ロッキング手段は、傾斜部132の両端に対向して配置された止め部(stop)134も含む。図示されている例において、止め部134は、長手方向軸に平行で且つセルドア上に固着されたロッドにより形成されている。
ロッキング手段118の動作は以下の通りである。
容器フランジ26を固定リング100内に配置しているときに、容器カバー28の突起が、固定プレート80の突起82の間に配置され、これらの突起の1つがフィンガ120と接触し、そして、容器の軸方向変位によりフィンガ120を押す。フィンガ120は、ばね122の戻し力に抗してプレート80内に入り込む。ローラ126が、カム132から、及び、止め部134の一方から解放される。
リングギヤ48の別の回転がプレートの回転を生じさせ、ローラ126もカム132上で、ローラ126がカム132の底部に配置される(図8)まで回転駆動される。
このとき、フィンガは、もはやプレート80の突起82に面さないところまで十分に旋回されている。しかし、ばね122の戻し力により、フィンガはディスクの外側に向かって押し戻されて、突起のための回転止め部を形成する。そして突起は、フィンガ120と止め部134の一方との間で動作阻止される。
セルのドアをセルフランジ18に対して閉鎖しておくための第3手段Cが、例えば、図8に閉鎖位置で見られ、また、図10に開放位置で見られる。
ドア22は、セルフランジ18上で閉鎖位置に、セルドア22の内面上に固着されたロッキングカム84と、ロッキングローラ86とによりロックされる。ロッキングローラ86はセルフランジ18上に、軸方向Xに平行な軸を中心にロック位置とロック解除位置との間を回転移動するように取り付けられている。ロック位置は、ロッキングローラ86がロッキングカム84に接触し、且つ、ドアをセルフランジ18に対する閉鎖位置にロックする位置である。ロック解除位置は、ロッキングローラ86がロッキングカムから離れて、セルドアがセルフランジ18との係合を解除されることを可能にする位置である。
ロッキングローラ86はローラホルダにより担持されており、ローラホルダの軸方向端部が、歯付きホイール48の半径方向カム面48.3と協働する作動ローラ88を含む。
変型例によれば、ロッキングローラホルダが、歯付きホイールのセクタギヤと噛み合うピニオンを含むことも考えられる。
有利には、ロック位置において、ロッキングカム84は、カム84のロック位置を検出するためにドアの内面に取り付けられた安全手段と協働する。ドア22及びカバー28を開け、それにより容器とセルとの間の密閉移送を可能にするための第3手段Dは図7及び図11で明らかとなる。
開放手段Dは、固定プレート80により互いに対して固定されているセルドア22とカバー28とを、ヒンジ30を中心として回転開始させる。図示されている例において、手段Dは、リングギヤ48の第2のセクタ歯車48.4と噛み合う第1の真直歯ピニオン90を含み、ベベルピニオン92が、真直歯ピニオン90と共に回転するように固定されている。図示されている例において、真直歯ピニオン90とベベルピニオン92とは同一軸の2つの端部に配置されている。ベベルピニオン92はベベルピニオン94と噛み合っており、ベベルピニオン94はヒンジ30の軸と同軸で、且つ、ヒンジ30と共に回転するように固定されている。従って、ピニオン90を駆動させることにより、リングギヤ48がベベルピニオン94の回転を生じさせ、これが、セルドア22を、ドア22のヒンジ30を中心に回転駆動させ、こうして、容器内部とセル内部との間の移送を可能にする。
カバーと容器フランジとの間に、セルドアとセルフランジとの間に、及び、セルドア外面とカバー外面との間に、シールが設けられる。これらのシールは、ドア22とカバー28との間の密閉接触を提供するように、且つ、外部環境と接触しているこれらの面の、これらの面同士が接触していないときに閉じ込めを提供するように設けられる。
リングギヤ48は複数の作動角度セクタから構成され、それらの各々が別々の手段を制御する。リングギヤの回転角度に従って、ピニオンが、所与の手段を駆動するリングギヤにより係合される。これらの手段は、同時にではなく連続的に、且つ、角度セクタの配置により与えられる順番で、所要の回転方向に作動される。図示されている例において、作動セクタギヤは、長手方向軸X面に対して垂直な別々の面に配置され、これらの面は、ギヤセクタドライブを含む面とは別である。
ここで、本発明による接続装置による、容器内部空間とセル内部空間とを連通させるサイクルについて、鉛直セル壁を想定して説明する。
カバー28が取り付けられた容器フランジ26が固定リング100に挿入され、容器フランジ26の突起32がインプリント104に入り込む。突起の1つがフィンガ120を駆動させる。また、直径方向に対向している2つの突起32が作動接続ロッド38に接触して、作動接続ロッド38を時計回り方向に旋回させ、そして、ロッキング接続ロッド40を旋回させる。フィンガ42がロッキング接続ロッド40を適切な位置でブロックする。こうして、容器フランジ26がセル壁14に対して保持される。操作者は、容器から手を放すことが可能である。
次いで、操作者は、クランク108を時計回り方向に回転させ、これにより固定リング100を反時計回り方向に回転させる。この回転は自由回転である。このときロッキング接続ロッド40は傾けられており、ロッキング接続ロッド40の端部40.2が切欠き102.3から解放されている。固定リング100が回転すると、突起32は、固定リング100のおかげでバヨネット連結により保持される。こうして、容器フランジ26がセルフランジ18に固定される。
次いで、操作者は再度、クランク108を時計回り方向に回転させる。これにより、リングギヤ48が反時計回り方向に回転され、セクタギヤ48.2がピニオン52と噛み合い、これにより、固定プレート80が回転される。そして、プレート80は、セルドア22と容器カバー28とを固定させる。同時に、ローラ126が傾斜部132上で、傾斜部132の底部位置まで回転し、そして、フィンガ120がプレート80の外側に向かって押し戻され(図10)る。こうして、カバー28の突起の1つが止め部134とフィンガ120との間で動作阻止される。カバー28がドアに対して回転することは、ロッキングプレートの操作無しでは不可能である。
操作者は再度、クランク108を時計回り方向に回転させる。セクタギヤ48.2がピニオン62から離れる方向に移動し、半径方向カム路が作動ローラ88に突き当たってローラホルダを旋回させ、ロッキングローラ86をロッキングカム84から分離させる。こうして、ドア22がセルフランジ18から解放される。
操作者が再度、クランク108を時計回り方向に回転させると、セクタギヤ48.4がピニオンと噛み合い、ヒンジ30を中心としてドア22及びカバー28を回転させる。
こうして、図11に示されているように、セルの内部と容器内部との間の通路が開かれる(カバー26は図示せず)。
この位置において、フィンガ120の存在により、カバーはドアから分離される可能性がない。先に説明したように、カバー28の突起の移動は、フィンガ120及び止め部134により制限される。カバー26はドア22に対してこれらが分離するように十分に旋回できない。フィンガ120を引っ込めることは固定プレート80を反対方向に回転させることによってのみ可能である。しかし、この反対方向回転は、前記2つの空間の間でのアクセスが閉鎖された後にのみ可能である。こうして、セルと容器との間の通路が開いているときの、カバーとドアとの分離は防止される。従って、前記空間の一方又は他方の内部がセル及び容器の外面により汚染される危険性がない。
前記通路を閉鎖して容器をセルから分離することは、上記のステップを逆順に行うことにより実行される。このために、操作者は、クランク108を反時計回り方向に回転させて、以下の状況を生じる。すなわち、
・ドア22及びカバー28を、それぞれのフランジ18、26の所定位置に戻す。
・ロッキングカム84のロッキングローラ86を所定位置に戻す。
・プレート80を時計回り方向に回転させ、これによりカバー28を容器フランジ26内にロックし、ドア22とカバー26とを分離させる。
・同時に、フィンガ120が、カム132によってプレート80に入り込む、
・次いで、固定リング100が時計回り方向に旋回し、突起32を容器フランジ22から解放する。
・最後に、スナップ嵌め装置34を、ロッキング接続ロッド40を解除するように機能停止する。こうして、容器を固定リングから取り外すことが可能となる。
接続装置は、容器を回転させることなく容器とセルとの接続を可能にする。これにより、操作者の操作が簡略化される共に、容器内に収容される壊れやすい物体の操作を可能にする。
接続装置は、セル内部に要素を含むことが全くないため、クリーニングの容易性を向上させる。全機構がセルの外部に配置されている。
外部制御により、操作者の操作性能が向上する。
また、接続装置は、1日ごとの閉鎖/開放率を増大して生産性の向上を可能にし、且つ、移送のステップの全てが、外側のクランクの操作又はモータの作動により行われる。
さらに、この接続装置は、その単純な構造により、そして、作動手段がセルの外側に配置されている場合に一層メンテナンス及び修理が容易にされる。また、作動手段を外側に配置することが、装置を非常に簡単な方法で電動化することを可能にする。さらに、作動手段をセルの外側に配置することにより、作動手段がもはや滅菌剤に接触せず、これにより、損傷及び故障の危険が低減する。
また、安全性も向上する。なぜなら、外側から作動させる場合、機構を作動させるために、又はメンテナンスのために、密閉的に取り付けられたグローブを用いてセルの内部に、セルの壁部を通してアクセスする必要がもはやないからである。
変型例によれば、リングギヤ48を介して固定リング100を回転させることも考えられる。この場合、リングギヤが全てのステップのための唯一の制御手段となる。
10 セル
12 容器
14 セル壁
16 容器壁
18 セルフランジ
20 セル開口部
22 セルドア
24 リザーバ
26 容器フランジ
28 容器カバー
30 ヒンジ
32 フランジの突起
34 スナップ嵌め装置
36 ベース
38 作動接続ロッド
40 ロッキング接続ロッド
42 ばね
44 フィンガ
48 制御リング
52 ピニオン
62 真直歯ピニオン
64 ベベルピニオン
65 ベベルピニオン
66 ギヤ
68 ギヤ
70 ギヤ
72 ギヤ
74 ギヤ
76 ギヤ
77 ギヤ
78 セクタギヤ
80 ドア間固定プレート
82 固定プレートの突起
86 ロッキングローラ
90 真直歯ピニオン
92 ベベルピニオン
94 ベベルピニオン
100 固定リング
102 インプリント
108 作動装置
110 クランク
112 セクタギヤ
118 ロッキング手段
120 フィンガ
124 ローラサポート
126 ローラ
128 フレーム
132 カム
134 止め部

Claims (23)

  1. 第1閉空間と、前記第1閉空間と第2閉空間との間の密閉接続のための接続装置とを備えたアセンブリであって、
    前記第1閉空間は、第1フランジ(18)と、前記第1フランジ(18)により規定された開口部を密閉して閉鎖する第1ドア(22)とを含み、
    前記第2閉空間は、第2フランジ(26)と、前記第2フランジ(26)により規定された第2開口部を密閉して閉鎖する第2ドア(28)とを含み、
    前記第2ドア(28)は、前記第2フランジ(26)にバヨネット連結により固定されており、
    前記接続装置は、前記第1閉空間の壁部上に搭載されており、
    前記接続装置は、
    前記第1フランジと前記第2フランジとを互いに固定する第1手段(A)と、
    前記第2ドアと前記第1ドアを密閉して固定すると共に、前記第2ドアを前記第2フランジから取り外す第2手段(B)と、
    前記第1ドアを前記第1フランジ(18)に対して解放する第3手段(C)と、
    前記第1閉空間と前記第2閉空間との間に通路を開くための第4手段(D)と、
    長手方向軸(X)を中心として回転可能に配置された制御リング(48)であって、当該制御リング(48)の回転が、少なくとも前記第2手段(B)と、前記第3手段(C)と、前記第4手段(D)とを作動させる制御リング(48)と、
    前記制御リングの第1作動装置と、
    前記第1手段の第2作動装置と、
    を含み、
    前記制御リング(48)は、前記第1空間の外側に配置されると共に、前記第1フランジ(18)を取り囲んでいる、アセンブリ。
  2. 前記第1作動装置及び前記第2作動装置は、前記第1閉空間の外側に配置されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記第2手段(B)と、前記第3手段(C)と、前記第4手段(D)は、前記第1フランジ(18)の周辺において前記制御リング(48)の周囲に配置されている、請求項1又は2に記載のアセンブリ。
  4. 前記第1手段(A)は、
    前記第1フランジ(18)に対して前記長手方向軸(X)を中心に回転移動可能に搭載された固定リング(100)と、
    前記第2フランジ(26)を前記第1フランジ(18)に対して移動不能にするためのバヨネット連結用手段と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  5. 前記第2手段(B)は、前記第1ドア(22)の外面上に前記長手方向軸(X)を中心に回転移動可能に搭載された固定プレート(80)を備え、
    当該固定プレート(80)は、前記第2ドア(28)の外面にバヨネット連結により固定可能となっている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  6. 前記固定プレート(80)の回転による変位の第1の部分は、前記第1ドア(22)と前記第2ドア(18)とを固定し、
    前記固定プレート(80)の回転による変位の第2の部分は、前記第2ドア(28)を前記第2フランジ(26)に対してロック解除する、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記第2手段(B)は、前記制御リング(48)により担持されている作動セクタギヤ(48.2)と噛み合う少なくとも1つのピニオンを備え、前記制御リング(48)の回転による変位が前記固定プレート(80)の回転を生じさせる、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記第2手段(B)は、前記固定プレート(80)を回転させるように前記固定プレート(80)に連結されたギヤトレインを備え、前記ギヤトレインは、前記ピニオンにより駆動される、請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 前記第2手段(B)は、第1セクタギヤと噛み合う真直歯ピニオンと、角度伝達部とを備え、前記第1セクタギヤは前記固定プレートと共に回転するように固定される、請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記第1ドア(22)と前記第2ドア(28)が前記第1フランジ(18)及び前記第2フランジ(26)から分離しているときに、前記第1ドア(22)と前記第2ドア(28)を互いにロックする手段(118)をさらに備える、請求項7〜9のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  11. 前記ロックする手段(118)は、前記固定プレート(80)内に移動可能に搭載されたフィンガ(120)を備え、
    前記フィンガ(120)は、
    前記第2ドア(28)が前記第1ドア(22)に接触して配置されているときに前記固定プレート(80)内に後退可能であり、
    前記固定プレート(80)が前記第1ドア(22)と前記第2ドア(28)を固定するときに前記固定プレート(80)から突出可能であり、
    前記フィンガ(120)は、止め部(134)と共に、前記第1ドア(22)に対する前記第2ドア(28)の回転を阻止する、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 前記フィンガ(120)は、ローラ(126)を備え、
    前記ロックする手段(118)は、
    前記第1ドア(22)の外面により担持されているカム(132)を備え、
    当該カム(132)は、前記第1閉空間と前記第2閉空間との分離段階において、前記フィンガを、前記固定プレート内の後退位置に戻させる、請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 前記第3手段(C)は、ロッキングカム(84)と、ロッキングローラ(86)とを備え、
    前記ロッキングローラ(86)は、前記ロッキングカム(84)と協働して前記第1ドア(22)の開放を防止する第1位置と、前記ロッキングカム(84)から離間する第2位置とを取ることが可能であり、
    前記第1位置から前記第2位置への通過および前記第2位置から前記第1位置への通過は、前記制御リング(48)の回転により引き起こされる、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  14. 前記ロッキングローラ(86)は、作動ローラ(88)を含むローラホルダにより担持されており、
    前記作動ローラ(88)は、前記制御リング(48)の半径方向カム面と協働することで前記ロッキングローラ(86)の旋回を生じさせる、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記ロッキングカム(84)は、前記第1ドア(22)に固定され、
    前記ロッキングローラ(86)は、前記長手方向軸(X)に平行な軸を中心として回転移動可能に前記第1フランジ(18)に搭載されている、請求項13又は14に記載のアセンブリ。
  16. 前記第1ドア(22)は、前記第1フランジに対して、前記長手方向軸(X)に直交する軸(Y)を有するヒンジ(30)を中心に連結され、
    前記第4手段(D)は、前記制御リング(48)の作動セクタギヤ(48.4)と噛み合う少なくとも1つのピニオンを備え、
    前記ピニオンは、前記ヒンジ(30)に連結されており、
    前記制御リング(48)の回転による変位により前記第1ドア(22)が前記ヒンジ(30)を中心として回転する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  17. 前記第1手段(A)によって固定する前に、前記第2フランジ(26)を前記第1フランジ(18)上に軸方向保持するためのシステムを含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  18. スナップ嵌めによる軸方向保持のための前記システムは、スナップ嵌めによる軸方向保持のための少なくとも2つの装置(34)を含み、
    前記少なくとも2つの装置(34)の各々は、
    作動接続ロッド(38)と、
    ロッキング接続ロッド(40)と、
    前記ロッキング接続ロッド(40)をロック位置にブロックする手段(42)と、
    前記ロッキング接続ロッド(40)を解放するために前記ブロックする手段(42)を作動させるための手段と、
    を備える、
    請求項17に記載のアセンブリ。
  19. 前記第2フランジは、少なくとも2つの半径方向突出部(32)を含み、当該2つの突出部(32)の各々は、スナップ嵌めによる軸方向保持のための装置(34)と協働する、請求項18に記載のアセンブリ。
  20. 前記2つの閉空間の間の密閉接続のために、前記第2手段(B)と、前記第3手段(C)と、前記第4手段(D)の作動が前記制御リング(48)の一方向回転により得られる、請求項1〜19のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  21. 前記制御リング(48)は、前記第2作動手段(108)のピニオンと協働する駆動ギヤセクタ(48.1)を備える、請求項1〜20のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  22. 前記第1作動装置は、前記第2作動装置も形成している、請求項1〜21のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  23. 前記第1作動装置及び/又は前記第2作動装置は、電動式である、請求項1〜22のいずれか一項に記載のアセンブリ。
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