JP6479012B2 - 安全性が改良された動作を伴う流体密接続を提供する装置 - Google Patents

安全性が改良された動作を伴う流体密接続を提供する装置 Download PDF

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Description

本発明は、安全性が改良された動作を伴う密閉接続装置に関する。
いくつかの産業セクタ、とりわけ、原子核、医療、医薬、および農産食品セクタに言及できるが、それにおいては、人員を、たとえば放射能、毒性等から保護するため、またはそれとは対照的に、それらのタスクを無菌または無塵の雰囲気中において行なうことを可能にするため、または両方を同時に行なうことを可能にするために閉じ込められた雰囲気中において特定のタスクを行なうことが必要となるか、または望ましい。
1つの密閉空間から外部へ装置または製品を、それらの空間のそれぞれの密閉が、いかなるときにおいても外部に関して破壊されることなく移送することは、克服するべきデリケートな問題を生じさせる。この問題は、二重ドア接続装置によって解決が可能である。
その種の、複数の安全性コントロールを伴って提供される二重ドア装置は、たとえば、特許文献1より周知である。各空間がフランジ内にマウントされるドアによって閉じられる。各ドアは、それぞれのフランジにバヨネット接続によって固定され、2つのフランジは、バヨネット接続によって互いに固定されるべく意図されている。
密閉空間のうちの一方が容器によって形成され、他方の空間がグローブ・ボックスによって形成される場合に、次に述べる方法で移送が行なわれる。容器のフランジは、それの外側周縁に、グローブ・ボックスのフランジのインプリントと協働するべく意図されたラグを包含する。容器のフランジは、グローブ・ボックスのフランジ内に差し込まれ、容器は、インプリントにラグを対応させるような方法で向き付けされる。容器のドアの軸に従った第1の回転は、バヨネット接続によって、容器のフランジをグローブ・ボックスのフランジに固定することを可能にする。第1の回転に連続する同じ軸に従った容器の第2の回転によって、容器のドアが容器に関してピボット回転され、グローブ・ボックスのドアとの別のバヨネット接続による固定および、ドアおよびグローブ・ボックスのフランジに関して横並びの2つのドアによって形成される新しいユニットの切り離しの両方を提供する。グローブ・ボックス内にあるハンドル・コントロールが、安全メカニズムのアンロックおよび2つの空間の間の通路の解放を可能にする。無菌雰囲気の場合においては、2つのドアの外側表面が密閉された態様で互いに接触していることから、空間の内部を汚染することがあり得ない。
この装置は、満足が得られるものである。しかしながら、特に悪意のある場合には、2つの空間が接続されているときにドアが互いから切り離されることが生じる可能性がある。2つのドアの分離は、続いて、容器の開口とエンクロージャのそれをドアが仕切るとき、外側の環境と接触しているドアの外部表面の接触をもたらす。したがって、実装される製品に応じて、密閉空間が汚染されるリスク、またはドアの外側表面が汚染されるリスクがある。
2つのドアの固定が磁化によって獲得される密閉接続装置が存在する。分離は、より容易であり、偶発的に生じる可能性がある。
仏国特許発明第2695343号明細書
したがって、本発明は、安全性が改良された動作を伴う2つの密閉空間の間の密閉接続装置を提供することを目的とする。
発明者らは、今まで考慮されたことがない、2つの空間が接続されているときに2つのドアの分離を防止するためにロックを実装することを考えた。この追加のロックの存在は、2つのドアの固定の間においてそれが自動的に付勢されることから、接続プロセスを複雑化しない。したがって、ユーザが意識することがない。さらにまた、それの省略も可能でない。
本発明の目的は、第1および第2の密閉空間の間の密閉接続装置によって達成され、各密閉空間は、フランジによって境界が画定され、かつドアによって閉じられる開口を包含し、装置は、2つの密閉空間の間の接続が確立されているときは2つのドアの切り離しを防止するように、それら2つのドアを固定するための手段およびロックも包含し、前記ロックは、2つのドアの固定によって自動的に付勢される。
したがって、本発明においては、2つの空間が連通しているときは2つのドアの分離のリスクが皆無であり、したがってドアの外側表面による汚染のリスク、またはドアの外側表面の汚染のリスクが皆無である。
2つのドアの固定のアンロックもまた、切り離しと同時に自動的に行なわれることから、接続の中断の間に意識させることがない。
好ましくは、固定手段がバヨネット・タイプであり、ドアの1つの外側表面上に回転において可動マウントされ、かつ他方のドアの外側表面上の対応するインプリントと協働するべく意図されたプレートを包含し、2つのドアの固定を提供するために、ディスクが特定の角度でピボット回転されるとき、ロックが付勢される。
同じく好ましくは、ロックが、2つのドアの接触をもたらすことによって第1のアンロック位置を、2つのドアが互いに固定されるときにロック位置を占めるべく構成されたロック・フィンガを包含する。
ロックは、単純かつ堅牢な設計であり、しかも非常に安全である。さらにまた、異なるタイプの密閉接続装置に容易に適応させることが可能である。
非常に好適なことに、それを、密閉接続を確立するために密閉空間の相対的な回転を必要としない接続装置内に実装できる。
また、接続が密閉空間の相対的な回転によって提供される装置内においてもそれを実装できる。たとえば、2つのフランジの固定は、2つの空間に相対的な回転をもたらすことによりバヨネット接続によって実行され、その場合には2つのドアの固定が、プレートに回転をもたらすことによって獲得され、続いてプレートの回転によってロックが付勢される。
好適な例においては、接続手段が、たとえば、2つのフランジを固定する手段および第1の密閉空間の外側のフランジ周りにマウントされるコントロール・リングを包含し、コントロール・リングが、2つのドアを固定するための手段、第2の空間のドアをアンロックするための手段、他方のドアを解放するための手段をコントロールし、2つのドアの開口が、2つの空間の間の密閉された連通を可能にする。2つのフランジを固定する手段およびコントロール・リングは、密閉空間に関する回転において可動であり、それらの回転を通じて密閉接続の獲得に必要とされるすべてのステップが提供され、これは、密閉空間のうちの1つのピボット回転を伴わない。
好適には、2つのフランジを固定する手段が、コントロール・リングと同心の固定リングによって形成される。
非常に好適には、コントロール・リングを作動する手段、および/または2つのフランジを固定する手段を作動するための手段が、密閉空間の外側に配置される。これらの作動の手段は、したがってアクセス可能である。
非常に好適には、コントロール・リングおよび固定リングを作動する、作動のための手段が同一の手段である。
また接続装置は、好適に、2つのフランジを固定手段の作動に先行して、後の操作を容易にするために軸方向に維持するための手段も包含できる。都合よくはこれが、1つまたはいくつかのスナップ嵌め装置である。
本発明の要旨は、したがって、第1と第2の密閉空間の間の密閉接続のための装置であって、第1の密閉空間が、第1のフランジおよび第1のフランジによって区切られる開口を密閉態様で仕切る第1のドアを包含し、第2の密閉空間が、第2のフランジおよび第2のフランジによって区切られる第2の開口を密閉態様で仕切る第2のドアを包含し、前記接続装置が第1の密閉空間の壁上にマウントされており、第1および第2のフランジを互いに固定する第1の手段と、第2のドアおよび第1のドアを密閉態様で固定し、かつ第2のドアを第2のフランジから切り離す第2の手段と、第1のフランジに関して第1のドアを解放するための第3の手段と、第1と第2の密閉空間の間の通路を開くための第4の手段と、を包含し、前記装置が、第2のドアおよび第1のドアを固定する第2の手段をロックして2つの密閉空間の間の接続が有効である限り、第1と第2のドアの分離を防止するための手段も包含し、前記ロック手段が、第2の固定手段の作動によって自動的に付勢される。
好適な例においては、第2の固定手段が、第1のドアの外部表面上で長さ方向の軸周りの回転において可動マウントされる固定プレートを包含し、かつバヨネット接続によって第2のドアの外部表面上に固定可能であり、ロック手段が、プレートの回転を、第1のドアおよび第2のドアが固定されるとき、回転の2つの方向において制限する方法で構成される。
たとえば、ロック手段が、固定プレート内において可動マウントされるフィンガを包含し、前記フィンガが、第2のドアが第1のドアに当接して配置されるとき固定プレート内に引き込まれることが可能であり、かつ固定プレートが第1のドアおよび第2のドアを固定するとき固定プレートから突出することが可能であり、フィンガが、ストップとともに第1のドアに関する第2のドアの回転をブロックする。実施態様においては、フィンガがローラを包含でき、前記ロック手段が、第1のドアの外側表面によって担持される、第1および第2の密閉空間の分離段階において、固定プレート内のフィンガの引き込み位置への戻りを提供するカムを包含する。
たとえば、固定プレートの回転における変位の第1の部分が、第1のドアおよび第2のドアを固定し、ロック・プレートの回転における変位の第2の部分が、第2のフランジに関して第2のドアをアンロックすることを提供できる。
接続装置は、第1、第2、第3、および第4の手段をコントロールし、2つの密閉空間の間の密閉接続を、第1および/または第2の密閉空間の回転を伴うことなく可能にする、コントロールのための手段を包含する。たとえば、第2のドアが、第2のフランジにバヨネット接続によって固定されるのであれば、コントロール手段は、長さ方向の軸周りに回転可能なコントロール・リングであって、それの回転が少なくとも第2、第3、および第4の手段を作動するコントロール・リングと、前記コントロール・リングの第1の作動装置と、第1の固定手段の第2の作動装置とを包含できる。
たとえば、第2の手段が、コントロール・リングによって担持される作動扇形ギアと噛み合う少なくとも1つのピニオンを包含し、コントロール・リングの回転における変位が固定プレートの回転を生じさせる。第2の手段は、固定プレートを回転するために、それに結合されるギア・トレインを包含でき、前記ギア・トレインは、前記ピニオンによって駆動される。都合よくは、第2の手段が、第1の扇形ギアと噛み合う直歯ピニオンおよび角度伝達機構を包含する。
より好ましくは、作動のための第1の装置および作動のための第2の装置が、第1の密閉空間の外側に配置される。
好適には、コントロール・リングが第1の空間の外側に配置され、第1のフランジを取り囲む。
好適な例においては、第2、第3、および第4の手段が、コントロール・リング周りに、第1のフランジの周縁に配置される。
たとえば、第3の手段が、ロック・カム、およびロック・カムと協働して第1のドアの開きを妨げる位置、およびロック・カムから分離される第2の位置を取ることが可能なロック・ローラを包含し、第1の位置から第2の位置へ、および第2の位置から第1の位置への通過がコントロール・リングの回転によってもたらされる。追加の特徴によれば、作動ローラが、コントロール・リングのラジアル・カム表面と協働し、ロック・ローラのピボット回転を生じさせる。
このロック・カムは、第1のドアとともに固定可能であり、ロック・ローラは、第1のフランジ上で長さ方向の軸と平行な軸周りの回転において可動マウントされる。
第1のドアが、長さ方向の軸に直交する軸を伴うヒンジ周りに第1のフランジに関して関節接続される場合においては、第4の手段が、コントロール・リングの別の作動扇形ギアと噛み合う少なくとも1つのピニオンを包含でき、前記ピニオンが、前記ヒンジと結合され、コントロール・リングの回転における変位が、ヒンジ周りの第1のドアの回転を生じさせる。
好適な例においては、2つの密閉空間の間における密閉接続の目的のための第2、第3、および第4の手段の作動が、コントロール・リングの一方向性の回転によって獲得される。
コントロール・リングは、第2の作動の手段のピニオンと協働する、たとえば、扇形ギア駆動機構を包含する。
好ましい実施態様においては、作動のための第1の装置が第2の作動装置も形成する。
第1および/または第2の作動の手段は、モータ駆動化が可能である。
好適な例においては、接続装置が、第1の手段による固定に先行して第1のフランジ上において第2のフランジを軸方向維持するためのシステムを包含できる。
第1の手段は、長さ方向の軸周りの第1のフランジに関する回転において可動マウントされる固定リングを包含し、かつ第1のフランジに関して第2のフランジを不動にするためにバヨネット接続のための手段を包含できる。
本発明の別の要旨は、本発明に従った密閉接続装置を実装する2つの密閉空間の密閉接続のための方法であり、
− 第1および第2のドアの接触をもたらすステップと、
− 第1および第2のフランジを固定するステップと、
− 第1のドアおよび第2のドアを固定し、前記固定によって第1および第2のドアを自動ロックするステップと、
− 第2のフランジに関して第2のドアをアンロックするステップと、
− 第1のフランジに関して第1のドアをアンロックするステップと、
− 第1と第2の密閉空間の間に通路を開くステップと、
を包含する。
本発明の別の要旨は、本発明に従った密閉接続装置を実装する2つの密閉空間の密閉分離のための方法であり、
− 第1と第2の密閉空間の間の通路を閉じるステップと、
− 第1のフランジに関して第1のドアをロックするステップと、
− 第2のフランジに関して第2のドアをロックするステップと、
− 第1および第2のドアを切り離すことによって第1および第2のドアの間を自動的にアンロックするステップと、
− 第1および第2のドアを分離させるステップと、
を包含する。
本発明のより良好な理解は、以下の説明および添付図面を用いて得られるであろう。
容器を破線で示したセルと容器の間の接続装置の実施態様の例の部分斜視図である。 セルの外部から見た密閉接続のための装置の斜視図である。 密閉接続のための装置の、容器のフランジとセルのフランジのスナップ嵌めによる軸固定の手段の詳細な斜視図である。 図3のスナップ嵌めによる軸固定の手段の斜視図である。 図4Aの固定手段の上面図である。 図4BのI−I面に従った断面図である。 容器が定位置に置かれたときの図4Aの固定手段の上面図である。 図4DのII−II面に従った断面図である。 コントロール・リングおよび作動するための手段を省略した、セル・フランジおよびセル・ドアおよび本発明に従った装置の密閉接続のための正面図である。 特定の要素を透過させて示したセル内部からみた密閉接続のための装置の斜視図である。 セル・ドアおよび容器ドアがアンロック位置にある、図6とは異なる視点に従った、特定の要素を透過させて示したセル内部からみた密閉接続のための装置の斜視図である。 セル・ドアおよび容器ドアがロック位置にある密閉接続のための装置の図7と類似の図である。 アンロック状態における平面に沿ったドア間ロックのための手段の断面図である。 セル・フランジに関してセル・ドアがアンロック位置にある、図6とは異なる視点に従った、特定の要素を透過させて示したセルの内側からみた密閉接続のための装置の斜視図である。 容器カバーが省略された接続装置の開位置における斜視図である。 二重ドア密閉接続装置によるセル上への容器の接続を図式的に示した長さ方向の断面図である。 単独で示した接続装置のカバーの部分断面図を伴う等角斜視図である。 図13AのIII−III面に従った断面図である。 スナップ嵌めによる軸固定の手段の別の実施態様の上面図である。 図14Aの固定手段の斜視図である。 アンロック状態にある図14Aの固定手段の正面図である。 図14CのIV−IV面に従った断面図である。 示されていないが容器が定位置に置かれたときの図14Aの固定手段の正面図である。 図14EのV−V面に従った断面図である。
用語『上流』および『下流』は、接続装置内で容器を定位置に設定する方向において考える。
図に示されている実施態様においては、本発明に従った作動メカニズムが提供される二重ドア密閉接続装置を使用して接続されることになる2つの密閉空間が、それぞれ、閉じ込めセル10および容器12に対応する。しかしながら理解されるものとするが、本発明は、密閉空間が、たとえば一方がグローブ・ボックス、他方が容器となるか、または2つともグローブ・ボックスとなる場合にも適用されることが理解されるだろう。
図12は、接続された状態および外された状態にあるセル10および容器12を図式的に示している。
セル10は、図12においては一部だけしか示されてない壁14によって区切られる。従来的に、壁14に固定された遠隔取り扱い装置および/またはグローブ(図示せず)等の遠隔操作のための手段が備えられる。容器12は、特に図12に示されているとおり、壁16によっても区切られる。
セルは、セルの壁14に密閉態様でマウントされ、かつ、セル・ドアまたは単にドアと呼ばれる取り外し可能なドア22によって密閉態様で閉じられる開口20を区切るセル・フランジ18を包含する。
容器は、リザーバ24および容器フランジ26を包含し、取り外し可能なドア28によって密閉態様で閉じられる。明確性のため、容器ドア28は、セル・ドアと明確に区別するために、『容器カバー』または『カバー』して指定されるものとする。リザーバ24、容器フランジ26、およびカバー28は、密閉空間を区切る。カバー28は、バヨネット接続29によって容器フランジに固定される。
密閉接続のための装置は、セル・フランジ18、容器フランジ26、セル・ドア22、および容器カバー28を包含する。セル・ドア22は、長さ方向の軸Xと直交する軸Yを伴うヒンジ30によってセル・フランジ18上に関節接続される。
軸方向は、セル・フランジ18およびドア22の軸はもとより、容器フランジ26およびカバー28のそれに、後者がセルに固定されるときに、対応する。軸方向は、接続装置の軸である軸Xによって表わされる。
本発明に従った密閉接続装置は、容器およびエンクロージャの密閉接続、およびセル・ドア18およびカバー28を固定する手段のロックを可能にする手段を包含する。以下の説明においては、容器の回転を伴うことなく密閉接続を可能にする手段の特定の実施態様の例を述べる。しかしながら、理解されるものとするが、エンクロージャおよび容器の相対的な回転が少なくとも部分的に関わって接続が獲得される密閉接続装置が本発明の範囲外となることはない。
図1〜11は、本発明に従った密閉接続のための装置の好ましい実施態様の例を詳細に示している。接続装置は、開口20周りのセルの壁上にマウントされる。接続装置は、セルの壁14に関して可動である。
接続装置はセル・フランジ18上に容器フランジ26を固定する第1の手段Aを包含する。
示されている例においては、容器フランジ26が、互いに90°に配され、容器フランジ26の外部に向かって半径方向に突出する4つのラグ32を包含する。容器フランジ26が、2つのラグ、3つのラグ、または4を超える数のラグを包含することは可能であり、さらにまた配置の角度は拘束的でない。
第1の手段Aは、セル・フランジ18と同軸でそれの外側表面上にマウントされ、長さ方向の軸X周りにそれに関するピボット回転が可能な固定リング100を包含する。
示されている例においては、固定リング100が、それぞれが容器フランジ26のラグ32を受け入れるべく意図された4つのインプリント102を包含する。固定リング100の反時計方向における回転は、バヨネット接続による容器フランジ26と固定リング100の間の、したがって容器フランジ26とセル・フランジ18の間の固定を提供する。インプリント102は、軸方向に従ったラグ32の挿入および取り外しを可能にする軸方向に延びる第1の部分102.1、および下流ゾーン内において軸部分に関してラテラルに延びる第2の部分102.2を有する。第2の部分102.2は、固定リング100がピボット回転されたときにラグ32を受け入れてラグ32の、したがって容器フランジ28のセル・フランジ18に関する軸方向維持を提供する。
示されている例においては、固定リング100が4つのローラ106によってセル・フランジ18上に、それに関して可動マウントされる。理解されるものとするが、ローラの数は拘束的でない。
好適には、システムの多様な状態、すなわちドア閉、ドア開、ドアの開閉中等を、たとえば固定リングの変位および/または位置を検出することによって、より詳しくは、モータ駆動の実施態様において、および、システムが置かれている状態を視覚的に識別できる位置に操作者がいない実施態様において知るためにセンサが提供される。
作動メカニズムは、長さ方向の軸X周りに回転する固定リング100の作動装置108を包含する。
作動装置108は、外部からの操作者による付勢が可能となるような方法でセルの外側に好適に配される。示されている例においては、この作動装置108がクランク110を包含する。任意のこのほかの機械的な作動装置を考えることは可能である。変形によれば、固定リング100の作動をモータ駆動とするそれを提供できる。モータ駆動手段もまた、セルの内側に配置できる。
固定リング100は、作動装置108のピニオン114が係合する半径方向外部の扇形ギア112を包含する。この作動装置は、単純かつ堅牢である。そのほかの、作動の手段と固定リングの間の運動を伝達するための手段を提供可能である。
非常に好適には、密閉接続のための装置が、セルの壁に対して容器を軸方向維持するためのシステムを包含する。
好ましくは、この維持のためのシステムが、図1乃至4Eに示されているように、セル・フランジ18に関して容器フランジ26を軸方向に維持することが意図されたスナップ嵌め34を伴う、軸方向維持のための少なくとも1つの装置を包含する。
この装置は、以下においてスナップ嵌め装置として指定されるが、固定リング100による2つのフランジ18、26の固定に先行して実装されることが意図されている。たとえば、装置は、たとえば移送のために容器を水平に位置決めすることが意図されるとき、セルの壁14上の容器の維持を提供する上で特に好都合である。このスナップ嵌め装置は、たとえば操作者の腕の端で容器を、容器フランジ26が固定リング100によってセル・フランジ18に固定されるまで維持しなければならないということがなくなるため、操作者によるセル上の容器の組み付けをより容易にする。
示されている例においては、接続装置が、直径方向に対向する容器フランジ26の2つのラグ32のところにスナップ嵌め装置を包含する。スナップ嵌め装置34は、セル・フランジ18上に直径方向に対向する態様で配置される。
図3、4A〜4E、および5に、スナップ嵌め装置34の実施態様をより詳細に理解できる。
2つのスナップ嵌め装置が類似であることから、2つの装置のうちの1つだけを説明する。スナップ嵌め装置34は、開口20の周縁でセル・フランジ18上に留められるベース36、およびベース36上におけるセル・フランジ18の軸方向および直径方向と垂直な軸Y1周りの回転において関節接続される作動接続ロッド38を包含する。
スナップ嵌め装置34は、ベース36上における軸Y1と平行な軸Y2周りの回転において関節接続されるロック接続ロッド40、およびロック接続ロッド40をアンロック位置に復元するための復帰手段42も包含する。復帰手段42は、ベースおよびロック接続ロッド40に留められている。作動接続ロッド38およびロック接続ロッド40は、それぞれの一方の端38.1、40.1により、作動接続ロッド38の時計方向のピボット回転がロック接続ロッド40に時計方向の回転を生じさせるような方法で接触している。これらの接続ロッドの端38.2、40.2は、開口20の側に配置される。
スナップ嵌め装置34は、ロック状態においてロック接続ロッド40をブロックするために、ロック手段も包含する。このロック手段は、フィンガ44を包含し、それがベース36上に、軸Y1およびY2と垂直な軸周りの回転においてフィンガ44の端がロック接続ロッド40へより近付くこと、およびそこから離れることが可能になるといった方法で関節接続されている。弾性復帰手段、たとえばばね(図示せず)が、フィンガ44を接続ロッドの方向に押し出す。変形によれば、フィンガ44を、屈曲において弾性的に変形する、弾性復帰手段を統合したブレードから形成できる。
スナップ嵌め装置の動作は、次のとおりであり、図4Dおよび4Eに示されている。容器フランジ26のラグ32が、矢印Fの方向に従ってスナップ嵌め装置に向かって、それが第1の横断表面を介して作動接続ロッド38を圧迫するまで、より近くへ仕向けられる。ラグ32によって印加されるセル14へ向かう進行力の下に、作動接続ロッド38が、それの軸Y1周りに時計方向にピボット回転し、ロック接続ロッド40に、それの軸Y2周りの時計方向の回転を生じさせる。ロック接続ロッド40は、続いてそれの他方の端40.2によって、第1の横断表面32.1とは反対側のラグ32の第2の横断表面32.2を圧迫するに至る。その後、ラグ32は、セル・フランジ18に当接して軸方向に維持される。それに加えて、時計方向におけるロック接続ロッド40のピボット回転は、ラグ32を圧迫することによってそれをロックするロック接続ロッド40の端40.2の上をフィンガ44が通過する形になる。フィンガ44は、ロック接続ロッド40を解放するためにそれの端40.2から分離するような方法でピボット回転される。この解放は、セル・フランジからの容器の切り離しが望ましいときに生じる。フィンガ44のピボット回転は、アクチュエータ(図示せず)または容器のわずかな回転によって獲得可能である。
別の非常に好適な実施態様のスナップ嵌め装置34’は、図14A〜14Fから明らかであるが、この装置は、ロック・カムを使用する点で装置34とは異なる。可動部品の数が減らされ、したがって、装置の信頼性が向上し、製造がより容易になる。
スナップ嵌め装置34’は、開口20の周縁でセル・フランジ18上に留められるベース36’、ベース36上におけるセル・フランジ18の軸方向および直径方向と垂直な軸Y2’周りの回転において関節接続されるロック・カム40’、およびロック・カム40’をアンロック位置に復元させる復帰手段42を包含する。復帰手段42は、ベースおよびロック・カム40’に留められている。
ロック・カム40’は、装置の長さ方向の軸に向かって向き付けされた面の上に、スナップ嵌め装置内のフランジの挿入方向を向く、作動エリアを形成する下流エリア40.1’、および当接部を形成する上流エリア40.1を包含する。
作動エリア40.1’は、カム表面を形成し、それが、アンロック位置において、容器フランジがスナップ嵌め装置に向かってより近くへ仕向けられるとき、ラグ32の1つがカム表面40.1’を圧迫し、結果としてそれの回転がもたらされ、続いて当接部エリア40.1’がラグのリア面に面し、より好ましくはラグのリア面を圧迫し、ラグの抜けを防止するような態様で装置の内側に向かって突出する。
スナップ嵌め装置34’は、ロック状態においてロック・カム40”をブロックするためにロックするための手段も包含する。このロック手段は、フィンガ44’を包含し、それがベース36’上に、軸Y2’と垂直な軸周りの回転においてフィンガ44’の端がロック接続ロッド40’へより近付くこと、およびそこから離れることが可能になるといった方法で関節接続されている。弾性復帰手段、たとえばばね(図示せず)が、フィンガ44’を接続ロッドの方向に押し出す。変形によれば、フィンガ44’を、屈曲において弾性的に変形する、弾性復帰手段を統合したブレードから形成できる。
スナップ嵌め装置の動作は、次のとおりであり、図14C〜14Fに示されている。
容器フランジ26のラグ32が、矢印Fの方向に従ってスナップ嵌め装置に向かってより近くへ、それが第1の横断表面を介してカム表面40.1’を圧迫するまで仕向けられる。ラグ32によって印加されるセル14へ向かう進行力の下に、ロック・カム40’が、それの軸Y2’周りに時計方向にピボット回転する。当接部エリア40.2’が、ラグ32のリア面を圧迫する。その後、ラグ32は、セル・フランジ18に対して軸方向に維持される。それに加えて、時計方向におけるロック・カム40’のピボット回転は、フィンガ44’が、ラグ32を圧迫することによってそれをロックする当接部エリア40.2’の上を通過するといった形になる。ロック・カム40’を解放するため、フィンガ44が当接部エリアから分離される。この解放は、セル・フランジからの容器の切り離しが望ましいときに生じる。フィンガ44’のピボット回転は、アクチュエータ(図示せず)または容器のわずかな回転によって獲得可能である。
示されている例においては、スナップ嵌めによる軸方向維持のための2つの装置が提供されている。
好適な変形においては、スナップ嵌めによる軸方向維持のための単一の装置を提供することが可能であり、第2のスナップ嵌め装置に代えて、ベースが、長さ方向の軸Xに向かって半径方向に開口する円弧の形状の溝を包含し、ラグ32を収容することおよびそれを軸方向に維持することを可能にする。その場合、ラグが溝内に係合され、それの軸方向維持を提供し、他方のラグ32が、スナップ嵌め装置内に係合される。
変形によれば、軸方向維持のためのシステムが、磁気手段を実装することが可能であり、セル・フランジ18および容器フランジ26が、磁化によって維持されることになる。
より好ましくは、垂直セル壁の場合に、スナップ嵌めによる軸方向維持のための装置が、セル・フランジの下方ゾーン内に配置され、溝が備えられたベースが、セル・フランジの上方ゾーン内に配置される。
変形によれば、スナップ嵌めによる維持のための装置の数が2を超えるシステムを考えることが可能である。
特に好適には、スナップ嵌め装置または複数の装置が、固定リング100と協働する。
図1および3に示されているとおり、スナップ嵌め装置は、固定リング100内へのラグ32の挿入方向において、固定リング100の半径方向に対向する2つのインプリントの下流に配置される。
したがって、インプリント102内にラグ32が差し込まれた後、それらが作動接続ロッド38と係合し、それがロック接続ロッドの傾斜を生じさせ、ラグを軸方向に維持する。
容器フランジがない場合には、ロック接続ロッド40の端40.2が、容器が定位置にないとき窓102の第1の部分102.1の上側ゾーン内に配置され、第1の部分102内に形成されたノッチ102.3内に入り込む。このように、ロック接続ロッド40もまた、容器がない場合に固定リング100の回転のロックを提供する。そのため、容器がない場合のリング100のあらゆる操作が回避される。
この特に好都合な実施態様においては、容器フランジ26がスナップ嵌め装置または複数の装置34によって軸方向に維持され、セル・フランジ18および容器フランジ26が固定リング100によって固定される。
スナップ嵌め維持装置は、非常に好都合であり、特にセル壁が垂直または傾斜平面内にあるとき、したがって、容器が手段34によって維持されているときには、操作者が容易に第1の手段Aを作動可能となる。
密閉接続のための装置は、また、容器カバー28およびセル・ドア22を固定するべく意図された第2の手段Bを包含し、第2の手段もまた、ドアおよびカバーが密閉態様で固定された後に容器フランジに関するカバーのアンロックを提供する。それに加えて、接続装置は、ロックのための手段118、および固定するための手段Bも包含し、それらは、容器の内側とセルの内側の間の通路が開かれているとき、すなわちドアおよびカバー・ユニットがセルおよび容器フランジから切り離された位置にあるとき、セル・ドア22およびカバー28の切り離しを防止する。
また、接続装置は、セル・ドアをセル・フランジから解放するための第3の手段C、および容器の内側とセルの内側の間の通路を解放するための第4の手段Dも包含する。
密閉接続のための装置は、好適には、第2および第3の手段の共通作動システムを有する。
共通作動システムは、軸方向周りにセル・フランジ18上で回転マウントされるコントロール・リング48によって形成され、示されている例においては、セルの外側に配される。示されている例においては、コントロール・リング48が、コントロール・リング48から半径方向外向きに歯が向けられたリング・ギアである。共通作動システムは、長さ方向の軸X周りにコントロール・リング48の回転をもたらすことが意図された作動のための装置を包含する。非常に好適には、作動のための装置が、固定リング100の作動のための装置108によって形成され、それによって構造を単純にすること、およびそれの原価を下げることが可能になる。変形によれば、作動のための別体の装置を提供できる。
図2は、リング・ギア48を示している。後者は、容器を定位置にセットする方向において固定リング100の上流にマウントされ、固定リング100内への容器フランジ26の入り込みを可能にするために固定リング100の外径より大きい内径を有する。
図6は、保護カバーを透過させて示したセルの内部から接続装置を示している。
扇形ギア112にピニオン114が係合し、リング・ギア48にピニオン114と同軸のピニオン52が係合している固定リング100が観察できる。
コントロール・リング48は、ピニオン52と噛み合ってそれに回転をもたらす駆動歯48.1、および接続装置の多様な手段を作動することが意図された扇形ギアを包含する。示されている例においては、扇形ギア48.1がコントロール・リング48の周縁の一部にだけ広がり、駆動扇形が広がる角度は、多様な手段B、C、Dの作動を可能にするために決定される。変形によれば、駆動扇形が、コントロール・リング100の全周縁を覆うことが可能である。
コントロール・リング48は、好適には、摩擦を制限しつつ軸方向周りにリング・ギア48が回転することを可能にするローラ54によって軸方向および半径方向に維持される。
第2の手段B、第3の手段C、および第4の手段Dは、リング・ギア48の周縁に配され、リングの回転を設定することによって連続的に作動される。
示されている実施態様においては、セル・ドア22および容器のカバー28を固定する第2の手段Bが、80として指定されているドア間固定プレートを包含する。ドア間固定プレート80は、セル・ドア22上に回転可能にマウントされる。セル・ドア22および容器カバー28のロックは、バヨネット接続によって獲得される。示されている例においては、固定プレート80が、半径方向外向きに突出する4つのラグ82を包含し、カバー28が、固定プレート80のラグを受け入れるために4つの半径方向に外になるノッチが備えられた中空インプリント、およびノッチを接続する周囲溝を包含する。固定プレート80とカバー28の相対的な回転が、固定プレート80のラグの少なくとも部分的なマスキングを提供し、ラグ82のための軸方向の当接部および固定プレートおよびカバーの軸方向固定を形成する。
固定プレート80は、コントロール・リング48の作動によって回転が設定される。示されている例においては、第2の手段Bが、コントロール・リング48の第1の作動扇形ギア48.2が係合する直歯ピニオン62、およびピニオン62と固定されてそれとともに回転するベベル・ピニオン64を包含する。示されている例においては、それらが同一の軸の2つの端に配置される。ベベル・ピニオン64は、66、68、70、72、74、76、77として指定されるギアを伴うギアの連鎖の入力部を形成するベベル・ピニオン65と噛み合う。ピニオン77は、図6からわかるとおり、ドア間固定プレート80に固定されてそれとともに回転する扇形ギアまたはラック78と噛み合う。
ピニオン62、64、およびギアの連鎖によって形成されるユニットは、ハンドルの回転トルクを低減することを可能にし、操作者による操作を容易にする。
図13Aおよび13Bには、固定プレート80の回転を可能にするギアの連鎖が独立して示されている。ギアの連鎖は、図6〜8および10にも示されているが、セルの外側と内側の間におけるギアの連鎖の密閉された通路を確保するカバー81内に配置される。カバーは、シール69によって密閉態様で互いにリンクされる3つの部品81.1、81.2、81.3を包含する。
示されている例においては、部品81.1と81.3、いわゆるブロックがまったく同じである。部品81.2は、部品81.1と81.3の間に配置され、『アーム』と呼ばれる。
ブロック81.1とアーム81.2の間、およびブロック81.2と81.3の間のリンクは、ドア22の開きを可能にする。回転はローラ・ベアリングによって確保されるが、ローラ・ベアリング(複数形)に代えてベアリング(単数形)を使用してもよい。
ギアの連鎖はブロック81.1内に配置され、ギアの連鎖が、固定プレート80をコントロールする。開手段Dが、ブロック81.3内に配置されている。
示されている例においては、ブロック81.1が、ギア62と64を接続する軸を取り囲むスリーブ81.11を包含する。
ブロック81.3もまた、スリーブ81.31(図13B)を包含する。
アーム81.2はギア76と77を接続する軸を取り囲む。スリーブ81.11および81.21は、それぞれ密閉態様でセル・フランジおよびドアを貫通し、スリーブ81.11、81.31とセル・フランジの間、およびスリーブ81.21とドア22の間には静的シールがマウントされる。
変形によれば、かつ小径を有し、そのために強度が減じられる装置の特定の場合においては、カバーが1つのブロックだけおよび1つのアーム、固定手段Bと結合される開手段Dを有しうる。この場合においては、ブロックを、セル・フランジとともに一体部品で作ることも可能である。したがって、ブロックとフランジの間の密閉を行なうためのシールが必要ない。
ギアの連鎖は、2つの最大軸67、73のそれぞれを、ギア65と66の間、およびギア72と74の間それぞれに包含する。変形によれば、これらの軸およびギアは、ベルト・システムまたはチェーン・システムを伴う連鎖スプロケットによって、またはプーリーによって置き換えることが可能である。
ドア間固定プレート80の回転の第1段階は、ドア22およびカバー28の軸方向ロックを提供し、固定プレート80の回転の第2段階は、容器フランジ26に関してカバー28を回転駆動し、かつ容器フランジ26に関するカバー28のアンロックを提供する。
手段118の実施態様は、図7に、また断面図として図9から明らかである。
ロック手段118は、セル・ドアの上流表面とプレート80の下流表面の間に配置される。
ロック手段118は、プレート80の2つのラグの間のゾーン内においてプレート80から半径方向に突出しているフィンガ120を包含する。フィンガ120は、プレートの内側への軸方向の引き込み可能である。弾性手段122、たとえば示されている例における蔓巻ばねが、上流へプレート80から外向きにフィンガを復元させる。フィンガは、図2から明らかである。
ロック手段は、ドア22とプレート80の間に配置されてフィンガ120を担持するローラ支持124、および長さ方向の軸Xに対して垂直の軸周りに回転可能なローラ126を包含する。またロック手段118は、プレート80上に留められて長さ方向の軸Xと平行な軸130を担持するフレーム128も包含し、その上にローラ支持124がマウントされ、スライドできる。ばね122は、圧縮されてローラ支持124とフレーム128の間の軸130周りにマウントされる。
ロック手段118は、また、セル・ドアの上流表面上に留められる傾斜部によって形成されるカム132も包含し、カム132は、長さ方向の軸Xに中心を置く円の弧の形状を有する。ロック手段は、傾斜部132の端から交差して配置されるストップ134も包含する。示されている例においては、ストップ134が、長さ方向の軸と平行の、セル・ドア上に留められたロッドによって形成される。
ロック手段118の動作は、次のとおりである。
固定リング100内の定位置へ容器フランジ26を置く設定の間に、容器カバー28のラグが、固定プレート80のラグ82の間に配置され、そのうちの1つがフィンガ120との接触に至り、容器の軸方向の変位に起因して、フィンガ120を駆動し、それがばね122の復元力に抗してプレート80内に入り込む。ローラ126が、カム132から、およびストップ134の1つから解放される。
これとは別にリング・ギア48の回転をもたらすことが、プレートの回転を生じさせ、ローラ126もまた、回転駆動され、ローラ126がカム132のボトム部分に位置決めされるまで(図8)カム132上を転がる。
その後、フィンガが充分にピボット回転されて、プレート80のラグ82に面さなくなる。しかしながら、ばね122の復元力に起因して、フィンガがディスクの外部に向かって押し戻され、ラグのための回り止めを形成し、その後それはフィンガ120によってブロックされる。ロック手段は、ドアおよびカバーの固定の間に自動的に付勢される。
この実施態様の、ドア間の固定をロックするための手段の例は、手段CおよびDの作動も提供するリング・ギアを使用して固定が実行されることから、またそれが接続装置全体を単純化することから非常に有利である。この例においては、接続が、セルと容器の相対的な回転を伴うことなく獲得される。変形においては、固定手段を、手段CおよびDとは分けられた作動によって付勢できる。
また、本発明は、2つのフランジの固定がエンクロージャと容器の相対的な回転によって、特にセルに関する容器の回転によって獲得される装置の場合にも適用できる。
概して言えば、第1の回転が、バヨネット接続によって2つのフランジの固定を提供し、第2の回転がバヨネット接続によってドアおよびカバーの固定を提供し、かつそれは、容器フランジに関するカバーのアンロックも提供する。
本発明においては、2つのフランジの固定を、エンクロージャに関する容器の回転によって提供可能であり、ドアおよびカバーの固定がドア間固定プレート80の回転によって獲得され、この固定のロックが別々に獲得される。この実施態様においては、固定手段の作動が独立している。作動は、手動またはモータ駆動とすることが可能である。作動手段はエンクロージャの内側に配置できる。注意を要するが、2つのフランジの固定前に固定手段Bを作動することは、フィンガがプレートの回転を妨げることから可能でない。いずれにしても、それらの作動が、ドア18を開くことを提供しないことから、重大性をまったく有していない。
セルのドアをセル・フランジ18に対して閉じて維持するための第3の手段Cは、たとえば、閉じ位置のそれを図8、開位置のそれを図10から明らかである。
ドア22は、セル・ドア22の内側表面上に留められたロック・カム84、およびロック・ローラ86によってセル・フランジ18上に閉じ位置でロックされる。ロック・ローラ86は、ロック位置とアンロック位置の間において、セル・フランジ18上で軸方向Xと平行な軸周りの回転において可動マウントされ、ロック位置においては、ロック・ローラ86がロック・カム84と接触し、セル・フランジ18に対して閉じられた位置でドアをロックし、アンロック位置においては、ロック・ローラ86がロック・カムから分離され、セル・フランジ18からのセル・ドアの係合解除を可能にする。
ロック・ローラ86は、歯付きホイール48のラジアル・カム表面48.3と協働する作動ローラ88を軸方向の端に包含するローラ・ホルダによって担持される。
変形によれば、ロック・ローラ・ホルダは、歯付きホイールの扇形ギアと噛み合うピニオンを包含できる。
都合よくは、ロック位置において、ロック・カム84が、カム84のロック位置を検出するためにドアの内側表面上にマウントされた安全手段と協働する。ドア22およびカバー28を開くため、したがって容器とセルの間の密閉された移送を可能にするための第3の手段Dは、図7および11から明らかである。
開くための手段Dは、固定プレート80によって互いに固定されたセル・ドア22およびカバー28にヒンジ30周りの回転をもたらす。示されている例においては、手段Dが、リング・ギア48の第2の扇形ギア48.4と噛み合う第1の直歯ピニオン90、およびピニオン90とともに回転するべく固定されたベベル・ピニオン92を包含する。示されている例においては、それらが同一の軸の2つの端に配置される。ベベル・ピニオン92は、ヒンジ30の軸と同軸のベベル・ピニオン94と噛み合い、それとともに回転するべく固定されている。したがって、リング・ギア48は、ピニオン90を駆動することによって、ベベル・ピニオン94の回転を生じさせ、それがセル・ドア22をそれのヒンジ30周りに回転駆動して、容器の内側とセルの内側の間における移送を可能にする。
カバーと容器フランジの間、セル・ドアとセル・フランジの間、およびセル・ドアおよびカバーの外面の間における密閉は、ドア22とカバー28の間における密閉された接触を提供し、かつそれらの表面、すなわち接触していないときには外側の環境と接触する表面の閉じ込めを提供する形で提供される。
リング・ギア48は、それぞれが別々の手段をコントロールする、いくつかの作動角度扇形からなる。リング・ギアの回転の角度に応じて、所定の手段を駆動するピニオンがリング・ギアと係合する。それらの手段は、同時に作動されないが、所定方向の回転時に角度扇形の配置によって与えられる順序で連続的に作動される。示されている例においては、作動扇形ギアが、長さ方向の軸Xと垂直な別々の面内に配置され、それらは、扇形ギア駆動機構を含む平面から独立している。
次に、本発明に従った接続装置に負うところにより容器の内部空間とセルのそれの連通をもたらすためのサイクルについて、垂直セル壁を考慮して説明する。
カバー28が配される容器フランジ26が、固定リング100内に差し込まれ、容器フランジ26のラグ32がインプリント104内に入り込む。ラグの1つがフィンガ120を押す。さらにまた、2つの直径方向に対向するラグ32が、作動接続ロッド38との接触に至り、それらを時計方向にピボット回転させて、ロック接続ロッド40のピボット回転を生じさせる。フィンガ42は、定位置にあるロック接続ロッド40をブロックする。その後、容器フランジ26は、セルの壁14に対して維持される。操作者は、容器を放すことが可能である。
その後、操作者がクランク108を時計方向に回転し、それが、回転が自由な固定リング100の反時計方向の回転をもたらし、その後、ロック接続ロッド40が傾斜され、それらの端40.2がノッチ102.3から解放される。固定リング100が回転し、その後ラグ32が、固定リング100に負うところによりバヨネット接続によって維持される。容器フランジ26は、その後、セル・フランジ18に固定される。
その後、再び操作者がクランク108を時計方向に回転し、それがリング・ギア48の反時計方向の回転をもたらし、扇形ギア48.2がピニオン52と噛み合って固定プレート80の回転が生じる。プレート80は、その後、セル・ドア22および容器カバー28の固定を提供する。同時に、ローラ126が傾斜部132の上を、それのボトム位置まで、かつフィンガ120がプレート80の外部に向かって押し戻されるまで(図10)転がり、その後、カバー28のラグの1つがフィンガ120によってブロックされる。ロック・プレートの操作がないときは、ドアに関係するカバー28の回転が可能でない。
操作者が再びクランク108を時計方向に回転すると、扇形ギア48.2がピニオン62から離れ、ラジアル・カム進路に作動ローラ88が現われ、それがローラ・ホルダのピボット回転、およびロック・カム84からのロック・ローラ86の分離を生じさせる。その後、ドア22が、セル・フランジ18から解放される。
操作者が再びクランク108を時計方向に回転すると、扇形ギア48.4がピニオンと噛み合い、ドア22およびカバー28のヒンジ30周りの回転を生じさせる。
セルの内側と容器の内側の間の通路が、その後、図11(カバー28が図示されていない)に示されているとおりに開く。
この位置においては、フィンガ120の存在に起因して、カバーをドアから分離することが不可能である。上で説明したとおり、カバー28のラグの移動は、フィンガ120によって制限される。したがって、カバー28は、ドア22との関係において、それらを分離するために充分なピボット回転を行なうことが可能でない。フィンガ120の引き込みは、固定プレート80に逆方向の回転をもたらすことによってのみ可能であり、しかもこの逆方向の回転は、2つの空間の間のアクセスが閉じられた後にのみ可能である。その結果、セルと容器の間の通路が開いているときには、カバーおよびドアの分離が防止される。そのため、セルおよび容器の外側表面による一方または他方の空間の内部の汚染のリスクが皆無である。
通路を閉じ、セルから容器を分離することは、上記のステップの逆順に従って実行される。それのために操作者がクランク108を反時計方向にピボット回転すると、
− ドア22およびカバー28が、それぞれのフランジ18、26の元の場所に戻され、
− その後、ロック・ローラ86がロック・カム84内の位置に戻され、
− プレート80の時計方向の回転を生じさせ、それが容器フランジ26内のカバー28、およびドア22およびカバー28の切り離しをロックし、
− 同時に、カム132に負うところによってフィンガ120がプレート80内に入り込み、
− その後、固定リング100を時計方向にピボット回転して容器フランジ22からラグ32を解放させ、
− 最後に、スナップ嵌め装置34が、ロック接続ロッド40を解放する態様で消勢される。その後、固定リングから容器を取り外しできる。
前述の特定実施態様に従った接続装置は、容器の回転を伴うことなく容器とセルの間の接続を可能にし、それが操作者のための操作を単純化し、また容器内に入れられた脆弱な物体の操作を可能にする。
接続装置は、セルの内側に要素を包含しないことが可能であるため、より大きなクリーニングのための設備を提供できる。全体のメカニズムは、セルの外側に配置される。
外側コントロールは、操作者のためによりすぐれた取り扱いを提供する。
前述の特定の実施態様に従った接続装置は、移送のすべてのステップが外側のクランクの操作またはモータの付勢によって行なわれることから、さらに、日毎の開/閉のレートを高めることを可能にし、生産性の向上を可能にする。
それに加えて、単純な構造のために保守および修理が容易であり、作動のための手段がセルの外側に配置されている場合はなおさらそうなる。それに加えて、作動のための手段が外側にあるアレンジメントは、装置のモータ駆動化を非常に単純な方法で可能にする。作動のための手段をセルの外側に配置することによって、後者が滅菌剤と接触しなくなり、そのことが損傷および故障のリスクを低減する。
それに加えて、外側の作動の場合には、メカニズムを作動するため、または保守のためにセルの壁を通じた密閉態様でマウントされたグローブによってセルの内側にアクセスする必要がなくなることから安全性が改善される。
変形によれば、リング・ギア48を介して固定リング100を回転させることが考えられ、その場合にはリング・ギアがすべてのステップのための単独のコントロール部材になる。
10 閉じ込めセル、セル
12 容器
14 壁
16 壁
18 セル・フランジ、第1のフランジ
20 開口
22 ドア、セル・ドア、第1のドア
24 リザーバ
26 容器フランジ、第2のフランジ
28 ドア、カバー、容器カバー、第2のドア
29 バヨネット接続
30 ヒンジ
32 ラグ
34 スナップ嵌め装置
34’ スナップ嵌め装置
36 ベース
36’ ベース
38 作動接続ロッド
40 ロック接続ロッド
40’ ロック・カム
40.1’ 作動エリア
40.2 端
42 復帰手段
44 フィンガ
44’ フィンガ
48 コントロール・リング、リング・ギア、歯付きホイール
48.1 駆動歯
48.2 第1の作動扇形ギア
48.3 ラジアル・カム表面
48.4 第2の扇形ギア
52 ピニオン
54 ローラ
62 直歯ピニオン
64 ベベル・ピニオン
65 ベベル・ピニオン
67 軸
73 軸
77 ピニオン
80 ドア間固定プレート、固定プレート、プレート
81 カバー
81.1 ブロック
81.11 スリーブ
81.2 アーム
81.3 ブロック
81.31 スリーブ
82 ラグ
84 ロック・カム、
86 ローラ、ロック・ローラ
88 作動ローラ
90 直歯ピニオン、第1の直歯ピニオン
92 ベベル・ピニオン
94 ベベル・ピニオン
100 固定リング
102 インプリント
102.1 第1の部分
102.2 第2の部分
102.3 ノッチ
104 インプリント
106 ローラ
108 作動装置、クランク、第2の作動装置
110 クランク
112 扇形ギア
114 ピニオン
118 手段、ロック手段
120 フィンガ
122 弾性手段、ばね
124 ローラ支持
126 ローラ
128 フレーム
130 軸
132 カム、傾斜部
66、68、70、72、74、76、77 ギア
134 ストップ
A 第1の手段
B 第2の手段
C 第3の手段
D 第4の手段
X 長さ方向の軸

Claims (25)

  1. 第1の密閉空間、および前記第1の密閉空間と第2の密閉空間との間の密閉接続のための接続装置を包含し、前記第1の密閉空間が、第1のフランジ(18)および前記第1のフランジ(18)によって区切られる開口を密閉態様で仕切る第1のドア(22)を包含し、前記第2の密閉空間が、第2のフランジ(26)および前記第2のフランジ(26)によって区切られる第2の開口を密閉態様で仕切る第2のドア(28)を包含し、前記接続装置が、前記第1の密閉空間の壁上にマウントされているアセンブリであって、
    − 前記第1および第2のフランジを互いに固定する第1の手段(A)と、
    − 前記第2のドアおよび前記第1のドアを密閉態様で固定し、かつ前記第2のドアを前記第2のフランジから切り離す第2の手段(B)と、
    − 前記第1のフランジ(18)に関して前記第1のドアを解放するための第3の手段(C)と、
    − 前記第1の密閉空間と第2の密閉空間との間の通路を開くための第4の手段(D)と、
    を包含し、前記接続装置が、前記第2のドアおよび前記第1のドアを固定する前記第2の手段(B)をロックして前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間との間の前記密閉接続が有効である限り、前記第1のドアと前記第2のドアとの分離を防止するためのロック手段(118)も包含し、前記ロック手段が、前記固定するための第2の手段(B)の作動によって自動的に付勢される、アセンブリ。
  2. 前記第2の手段(B)が、前記第1のドア(22)の外部表面上で長さ方向の軸(X)周りの回転において可動マウントされる固定プレート(80)を包含し、前記固定プレート(80)は、バヨネット接続によって前記第2のドア(28)の外部表面上に固定可能であり、前記ロック手段、前記固定プレートの前記回転を、前記第1のドアおよび前記第2のドアが固定されるとき、2つの回転方向において制限する方法で構成される、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記ロック手段(118)が、前記固定プレート(80)内において可動マウントされるフィンガ(120)を包含し、前記フィンガ(120)は、前記第2のドア(28)が前記第1のドア(22)に対して配置されるとき前記固定プレート(80)内に引き込まれることが可能であり、かつ前記固定プレート(80)が前記第1のドア(22)および前記第2のドア(28)を固定するとき前記固定プレート(80)から突出することが可能であり、前記フィンガ(120)は、ストップ(134)とともに前記第1のドア(22)に関する前記第2のドア(28)の回転をブロックする、請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記フィンガ(120)は、ローラ(126)を包含し、前記ロック手段(118)は、前記第1のドア(22)の外側表面によって担持される、前記第1の密閉空間と第2の密閉空間との密閉分離段階において、前記固定プレート内の前記フィンガの引き込み位置への戻りを提供するカム(132)を包含する、請求項に記載のアセンブリ。
  5. 前記固定プレート(80)の回転における変位の第1の部分が、前記第1のドア(22)および前記第2のドア(28)を固定し、前記固定プレート(80)の回転における変位の第2の部分が、前記第2のフランジ(26)に関して前記第2のドア(28)をアンロックする、請求項2から4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  6. 前記第1(A)、第2(B)、第3(C)、および第4(D)の手段をコントロールし、前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間との間の前記密閉接続を、前記第1の密閉空間および/または前記第2の密閉空間の回転を伴うことなく可能にする制御手段を包含する、請求項1から5のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  7. 前記第2のドア(28)は、前記第2のフランジ(26)にバヨネット接続によって固定され、かつ前記制御手段は、
    − 長さ方向の軸(X)周りに回転可能なコントロール・リング(48)であって、それの回転が少なくとも前記第2(B)、第3(C)、および第4(D)の手段を作動するコントロール・リング(48)と、
    − 前記コントロール・リングの第1の作動装置と、
    − 前記第1の手段の第2の作動装置と、
    を包含する、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記第2の手段(B)が、前記第1のドア(22)の外部表面上で長さ方向の軸(X)周りの回転において可動マウントされる固定プレート(80)を包含し、
    前記第2の手段(B)は、前記コントロール・リング(48)によって担持される作動扇形ギア(48.2)と噛み合う少なくとも1つのピニオンを包含し、前記コントロール・リング(48)の回転における変位が前記固定プレート(80)の回転を生じさせる、請求項に記載のアセンブリ。
  9. 前記第2の手段(B)は、前記固定プレート(80)を回転するために、それに結合されるギア・トレインを包含し、前記ギア・トレインは、前記ピニオンによって駆動される、請求項に記載のアセンブリ。
  10. 前記第2の手段(B)は、前記作動扇形ギア(48.2)と噛み合う直歯ピニオンおよび角度伝達機構を包含する、請求項8または9記載のアセンブリ。
  11. 前記第1の作動装置および前記第2の作動装置は、前記第1の密閉空間の外側に配置される、請求項7から10のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  12. 前記コントロール・リング(48)は、前記第1の密閉空間の外側に配置され、前記第1のフランジ(18)を取り囲む、請求項から11のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  13. 前記第2(B)、第3(C)、および第4(D)の手段は、前記コントロール・リング(48)周りに、前記第1のフランジ(18)の周縁に配置される、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記第3の手段(C)は、ロック・カム(84)、および前記ロック・カム(84)と協働して前記第1のドア(22)の開きを妨げる第1の位置、および前記ロック・カム(84)から分離される第2の位置を取ることができるロック・ローラ(86)を包含し、前記第1の位置から前記第2の位置へ、および前記第2の位置から前記第1の位置への通過が前記コントロール・リング(48)の回転によってもたらされる、請求項から13のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  15. 作動ローラが、前記コントロール・リング(48)のラジアル・カム表面と協働し、前記ロック・ローラ(86)のピボット回転を生じさせる、請求項14に記載のアセンブリ。
  16. 前記ロック・カム(84)は、前記第1のドア(22)とともに固定され、前記ロック・ローラ(86)は、前記第1のフランジ(18)上で前記長さ方向の軸(X)と平行な軸周りの回転において可動マウントされる、請求項14または15に記載のアセンブリ。
  17. 前記第1のドア(22)は、前記長さ方向の軸(X)に直交する軸(Y)を伴うヒンジ(30)周りに前記第1のフランジに関して関節接続され、前記第4の手段(D)は、前記コントロール・リング(48)の作動扇形ギア(48.4)と噛み合う少なくとも1つのピニオンを包含し、前記ピニオンは、前記ヒンジ(30)と結合され、前記コントロール・リング(48)の回転における変位が、前記ヒンジ(30)周りの前記第1のドア(22)の回転を生じさせる、請求項7から16のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  18. 前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間との間における密閉接続の目的のための前記第2(B)、第3(C)、および第4(D)の手段の作動は、前記コントロール・リング(48)の一方向性の回転によって獲得される、請求項7から17のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  19. 前記コントロール・リング(48)は、前記第2の作動装置(108)のピニオンと協働する扇形ギア駆動機構(48.1)を包含する、請求項から18のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  20. 前記第1の作動装置が前記第2の作動装置も形成する、請求項から19のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  21. 前記第1の作動装置および/または第2の作動装置は、モータ駆動化される、請求項から20のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  22. 前記第1の手段(A)による前記固定に先行して前記第1のフランジ(18)上において前記第2のフランジ(26)を軸方向維持するためのシステムを包含する、請求項1から21のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  23. 前記第1の手段(A)は、長さ方向の軸(X)周りの前記第1のフランジ(18)に関する回転において可動マウントされる固定リング(100)を包含し、かつ前記第1のフランジ(18)に関して前記第2のフランジ(26)を不動にするためにバヨネット接続のための手段を包含する、請求項1から22のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  24. 請求項1から23のいずれか一項に記載の前記アセンブリを実装する第1の密閉空間と第2の密閉空間との密閉接続のための方法であって、
    − 前記第1および第2のドアの接触をもたらすステップと、
    − 前記第1および第2のフランジを固定するステップと、
    − 前記第1および第2のドアを固定し、前記固定によって前記第1および第2のドアを自動ロックするステップと、
    − 前記第2のフランジに関して前記第2のドアをアンロックするステップと、
    − 前記第1のフランジに関して前記第1のドアをアンロックするステップと、
    − 前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間との間に通路を開くステップと、
    を包含する方法。
  25. 請求項1から23のいずれか一項に記載の前記アセンブリを実装する第1の密閉空間と第2の密閉空間との密閉分離のための方法であって、
    − 前記第1の密閉空間と第2の密閉空間との間の通路を閉じるステップと、
    − 前記第1のフランジに関して前記第1のドアをロックするステップと、
    − 前記第2のフランジに関して前記第2のドアをロックするステップと、
    − 前記第1および第2のドアを切り離すことによって、前記第1および第2のドアの間を自動的にアンロックするステップと、
    − 前記第1および第2のドアを分離させるステップと、
    を包含する方法。
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