JP6551298B2 - 鋼管柱の補強構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼管柱の補強構造に関し、特に、水平面とのなす角が変化する屈曲位置の補強に好適に適用可能な鋼管柱の補強構造に関する。
図9に示すような断面形状(鉛直面で切断した断面の形状)を持つ鋼管柱300のように、水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱においては、その屈曲位置において溶接がなされていることが多い。鋼管柱300は屈曲位置300A、300Bを有している。図10は、鋼管柱300の屈曲位置300Aを拡大して示す拡大断面図である。屈曲位置300Aには溶接がなされており、溶接箇所302が形成されている。
屈曲位置300A、300Bは、管径変化に伴う水平分力と局部曲げによる応力集中の影響を受けるため、補強が必要となることが多い。
図10に示す屈曲位置300Aの補強を行うためには、補強用の鋼材(例えば、水平分力に対処するためのダイヤフラム)を、溶接箇所302が形成された屈曲位置300Aに溶接で取り付けることが考えられる。しかし、このような補強では溶接線が重なってしまう。溶接線が重なると溶接欠陥が生じる危険性があり、溶接の品質確保が難しくなる。
このため、鋼管柱300のように水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱においては、図11および図12に示すように、補強用のダイヤフラム304を、溶接箇所のある屈曲位置300A、300Bからある程度の距離(例えば、50〜100mm程度)だけずらした位置に溶接で取り付けて補強を行うことが多い(例えば、非特許文献1(49ページ)参照)。この溶接の際に生じる溶接箇所を溶接箇所306として図12に示している。
" RP-C203: Fatigue design of offshore steel structures "、 RECOMMENDED PRACTICE、DNVGL-RP-0005:2014-06、p.49、[online]、2016年3月30日検索、インターネット<URL : https://www2.unece.org/wiki/download/attachments/26902968/R55_11_03-C203_DNVGL-RP-0005_2014-06.pdf?api=v2>
しかしながら、水平面とのなす角が変化する屈曲位置は応力的に特に厳しい箇所であり、屈曲位置からずらした位置に補強用の鋼材(例えば、水平分力に対処するためのダイヤフラム304(図11および図12参照))を取り付けても、局部曲げ応力度が残るため、補強効果は減ぜられてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱において、応力的に特に厳しい箇所である屈曲位置を、溶接線の重なりを少なく抑えつつ、効果的に補強することができる鋼管柱の補強構造を提供することを課題とする。
本発明は、以下の鋼管柱の補強構造により、前記課題を解決したものである。
即ち、本発明に係る鋼管柱の補強構造は、水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱の補強構造であって、前記鋼管柱の前記屈曲位置における内面の少なくとも一部と接するように、かつ、前記鋼管柱の内面の延びる方向に沿うように配置されていて、前記鋼管柱の内面に溶接により取り付けられているリブと、前記鋼管柱の内側に配置されていて、上端部は前記屈曲位置よりも上方に位置し、下端部が前記屈曲位置よりも下方に位置し、下端部が支持基盤に埋め込まれている内部鋼管と、長手方向が略水平方向に配置されていて前記リブと前記内部鋼管とを連結する連結鋼材と、を備え、前記鋼管柱の内側には、少なくとも前記屈曲位置よりも上方までコンクリートが充填されていることを特徴とする鋼管柱の補強構造である。
鋼管柱の内面の延びる方向とは、鋼管柱の内面における任意の点における微小な平面(鋼管柱の内面の一部)と平行な単位方向ベクトルの鉛直成分が最大となる方向のことである。この方向は、前記微小な平面と平行な方向であるので、鋼管柱の内面に沿う方向である。
また、鋼管柱の外面の延びる方向とは、鋼管柱の外面における任意の点における微小な平面(鋼管柱の外面の一部)と平行な単位方向ベクトルの鉛直成分が最大となる方向のことである。
また、支持基盤とは、対象とする鋼管柱を安定的に支持可能な基盤のことであり、具体的には、例えば、ケーソンや支持地盤等のことである。
前記リブには、前記鋼管柱の内面と接触している側とは反対側に、フランジが取り付けられていることが好ましい。
前記連結鋼材の一端部は前記フランジにボルト接合により取り付けられており、前記連結鋼材の他端部は前記内部鋼管にボルト接合により取り付けられていることが好ましい。
前記リブは、前記リブの上端部から一定の範囲では上端部に近づくにつれて幅が狭くなっており、かつ、前記リブの下端部から一定の範囲では下端部に近づくにつれて幅が狭くなっていることが好ましい。
ここで、リブの幅とは、鋼管柱の内面に取り付けられているリブが鋼管柱の内側に突出している水平方向の幅のことである。
前記鋼管柱の内面には、複数のスタッドが取り付けられており、該複数のスタッドは前記コンクリートに埋め込まれていることが好ましい。
なお、本願において、スタッドとは、大型の部材の表面に突出するように取り付けられた小型の棒状の部材のことをいう。
前記コンクリートの内部には、前記鋼管柱の内面から所定の間隔を開けて、かつ、該内面の延びる方向と略平行な方向および前記鋼管柱の略周方向に、それぞれ鉄筋が配置されていることが好ましい。
ここで、鋼管柱の略周方向とは、鋼管柱の内面と水平面との交線におおよそ沿う方向のことである。
前記コンクリートの内部には、前記鋼管柱の内面からの距離が、前記鋼管柱の内面から、該内面に取り付けられた前記複数のスタッドのうちの少なくとも1つのスタッドの先端までの距離以内となるように、かつ、前記鋼管柱の内面の延びる方向と略平行な方向および前記鋼管柱の略周方向に、それぞれ鉄筋が配置されていることが好ましい。
前記リブは複数あってお互いに対向するように略同一の高さ位置に配置されており、かつ、前記コンクリートの内部には、略長方形状に閉じた帯鉄筋が配置されており、前記帯鉄筋の長辺の延びる方向は略水平方向であり、前記帯鉄筋の短辺の延びる方向は略鉛直方向であり、さらに、前記帯鉄筋の2つの前記短辺はどちらも、対向する前記リブのそれぞれの少なくとも一部の部位よりも、前記鋼管柱の内面に近い位置に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱において、応力的に特に厳しい箇所である屈曲位置を、溶接線の重なりを少なく抑えつつ、効果的に補強することができる。
本発明の第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10を適用した風力発電用の洋上風車200の正面図 本発明の第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10の鉛直断面図 図2のIII−III線断面図 図2における鋼管柱の補強構造10の部位を拡大して示す拡大断面図 図4のV−V線断面図 図4のVI−VI線断面図 本発明の第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30の鉛直断面図 図7のVIII−VIII線断面図 水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱300の鉛直断面図 鋼管柱300の屈曲位置300Aを拡大して示す拡大断面図 鋼管柱300に対する従来の補強後の鉛直断面図 従来の補強後の鋼管柱300の屈曲位置300Aを拡大して示す拡大断面図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10を適用した風力発電用の洋上風車200の正面図である。
風力発電用の洋上風車200は、鋼管柱100と、風車タワー本体202と、ケーソン部204と、ハブ206と、ブレード208とを有してなる。ケーソン部204は、それ以外の洋上風車200の全体を支持する支持基盤である。鋼管柱100は、風車タワー本体202とケーソン部204との間に位置し、風車タワー本体202に加わる外力をケーソン部204に伝達する。この洋上風車200において、特に応力的に厳しい箇所は、鋼管柱100とケーソン部204との連結部210である。
本第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10は、この応力的に特に厳しい箇所である連結部210に対しても、好適に適用することができる。
以下では、洋上風車200の鋼管柱100に対して本発明の第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10を適用した場合を例に取り上げて説明する。しかし、本発明の適用対象は、風力発電用風車に用いられる鋼管柱に限定されるわけではない。本発明に係る鋼管柱の補強構造は、鋼管柱を用いた構造物であれば広く適用可能であり、例えば道路橋や鉄道橋等において鋼管柱を用いた橋脚に対しても適用可能である。
図2は本発明の第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10の鉛直断面図であり、図3は図2のIII−III線断面図であり、図4は図2における鋼管柱の補強構造10の部位を拡大して示す拡大断面図であり、図5は図4のV−V線断面図であり、図6は図4のVI−VI線断面図である。
本第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10の適用対象である鋼管柱100は、本体部100Aと、傾斜部100Bと、下端部100Cとを有している。本体部100Aは、上方にいくにしたがって、わずかに管径が小さくなっており、本体部100Aの外面および内面の延びる方向は、鉛直方向に対して極めてわずかに傾斜している。傾斜部100Bは、その上端が本体部100Aの下端と溶接により連結している。傾斜部100Bにおいては、下方にいくにしたがって、管径が大きくなっている。傾斜部100Bの外面および内面の延びる方向は、鉛直方向に対して15°〜40°程度傾斜している。傾斜部100Bの下端には、管径が略一定の下端部100Cが溶接により連結されている。
なお、前述したように、鋼管柱100の本体部100Aは、上方にいくにしたがって、わずかに管径が小さくなっているが、本発明に係る鋼管柱の補強構造は、鋼管柱100の本体部100Aの管径が高さ位置に関わらず一定の場合であっても、適用可能である。
本第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10は、本体部100Aと傾斜部100Bとが連結して形成されている屈曲位置100Dを補強している。なお、鋼管柱100においては、傾斜部100Bと下端部100Cとが連結している箇所にも屈曲位置が形成されているが、この屈曲位置においては鋼管柱100の管径が大きくなっているため、補強は不要となっている。
本第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10は、リブ12と、内部鋼管14と、連結鋼材16と、コンクリート18とを有してなる。
リブ12は、鋼管柱100の屈曲位置100Dにおける内面の少なくとも一部と接するように、鋼管柱100の内面の延びる方向に沿うように配置されていて、鋼管柱100の内面に溶接により取り付けられている鋼板であり、屈曲位置100Dを直接的に補強する役割を有する。リブ12はその幅方向が、鋼管柱100の内側の中心軸に向かう方向となるように配置されており、かつ、鋼管柱100の内面の延びる方向に沿う方向のリブ12の上端および下端の中間位置付近に屈曲位置100Dが位置するように配置されている。
また、リブ12は、図3に示すように、複数あってお互いに対向するように略同一の高さ位置に配置されている。
リブ12をその面と平行な水平方向から見ると、リブ12の長手方向と屈曲位置100Dが連なってなる線とは略直交している。したがって、リブ12を鋼管柱100の内面に取り付けるための溶接線と、屈曲位置100Dにもともと存在した円周方向の溶接線とは、点で重なることになる。したがって、本第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10では、溶接線が重なる領域を最小限に抑えることができる。
リブ12が応力を分担することにより、屈曲位置100Dに生じる応力度を緩和することができる。
リブ12の鋼管柱100の内面と接触している側とは反対側には、フランジ12Aが取り付けられている。フランジ12Aはリブ12と溶接により一体化されており、リブ12の補強効果(屈曲位置100Dに生じる応力度を緩和する効果)を更に高める役割を有する。フランジ12Aはリブ12を構成する一部材である。フランジ12Aとリブ12との連結をさらに強固にするため、フランジ12Aとリブ12との間には補強板12Bが溶接されて取り付けられている。また、フランジ12Aには貫通孔12Cが設けられている。この貫通孔12Cには後述する連結鋼材16が挿通されており、ナット16A、16Bによって、フランジ12Aと連結鋼材16とはボルト接合されている。溶接ではなくボルト接合で連結することにより、この接合は疲労に対して強くなっている。
また、リブ12は、図4に示すように、リブ12の上端部から一定の範囲では上端部に近づくにつれて幅が狭くなっており、かつ、リブ12の下端部から一定の範囲では下端部に近づくにつれて幅が狭くなっている。換言すれば、リブ12の上端部および下端部は、鋼管柱100の内面に滑らかにすり付ける形状となっている。このため、屈曲位置100Dに加わる水平分力を鋼管柱100からリブ12に円滑に伝達できるようになっている。本第1実施形態では、図4に示すように、リブ12の上端部又は下端部に近づくにつれてリブ12の幅が狭くなるような曲線形状にしたが、曲線形状ではなく、例えば、直線形状で幅が狭くなるようにしてもよい。
内部鋼管14は、鋼管柱100の内側に配置されていて、その中心軸が鋼管柱100の中心軸と略一致するように配置されている鋼管であり、上端部は屈曲位置100Dよりも上方に位置し、下端部は屈曲位置100Dよりも下方に位置している。さらに、下端部はケーソン部204に埋め込まれている。
また、内部鋼管14は、連結鋼材16を介してリブ12のフランジ12Aと連結されている。このため、内部鋼管14は、屈曲位置100Dに加わる水平分力を、連結鋼材16を介して受け取ることができ、受け取った水平分力をケーソン部204に伝達する役割を果たすことができる。
また、鋼管柱100の内部には、内部鋼管14の上端の上方までコンクリート18が充填されており、内部鋼管14の内面および外面はコンクリート18で覆われている。したがって、屈曲位置100Dに加わる水平分力は、コンクリート18を介しても内部鋼管14に伝達される。
内部鋼管14には、連結鋼材16が挿通する貫通孔(図示せず)が設けられていて、該貫通孔を連結鋼材16が挿通しており、ナット16Cによって、内部鋼管14と連結鋼材16とはボルト接合されている。溶接ではなくボルト接合で連結することにより、この接合は疲労に対して強くなっている。
連結鋼材16は、長手方向が略水平方向に配置されている棒状の鋼材であり、リブ12のフランジ12Aと内部鋼管14とを連結する役割を有する。フランジ12Aはリブ12を構成する一部材であるので、連結鋼材16は、リブ12と内部鋼管14とを連結する役割を有する。
連結鋼材16の両端部はねじが切られており、フランジ12Aの貫通孔12Cを挿通した連結鋼材16は、ナット16A、16Bによってフランジ12Aとボルト接合されており、また、内部鋼管14の図示せぬ貫通孔を挿通した連結鋼材16は、ナット16Cによって内部鋼管14とボルト接合されている。溶接ではなくボルト接合で連結することにより、これらの接合は疲労に対して強くなっている。
また、図2〜図4に示すように、1つのリブ12のフランジ12Aあたり、上下2本左右2本の合計4本の連結鋼材16が配置されている。また、図3に示すように、本第1実施形態では、リブ12が鋼管柱100の内面の円周方向に沿って多数設けられており、また、連結鋼材16はリブ12のフランジ12Aに直交しているので、連結鋼材16は略放射状に配置されている。
連結鋼材16は、必要な応力伝達をなすことができるのであれば材質や形状は特には限定されず、例えば棒鋼や形鋼を用いることができ、また、例えばPC鋼棒や鉄筋を用いることができる。
コンクリート18は、鋼管柱100の内部に充填されており、内部鋼管14の上端よりも高い位置まで充填されている。コンクリート18には、鋼管柱100を構成している鋼板の面外変形を抑える働きがある。また、前述したように、コンクリート18は、屈曲位置100Dに加わる水平分力を内部鋼管14に伝達する働きもする。
本第1実施形態では、コンクリート18は、内部鋼管14の上端よりも高い位置まで充填するようにしたが、少なくとも屈曲位置100Dよりも高い位置まで充填すれば、前述したコンクリート18の働きを一定程度発揮することができる。ただし、コンクリート18の前記働きを十分に発揮できるようにする点で、コンクリート18は、連結鋼材16よりも高い位置まで充填されていることが好ましく、さらには本実施形態のように内部鋼管14の上端よりも高い位置まで充填されていることがより好ましい。
図7は、本発明の第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30を示す鉛直断面図である。第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30は、第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10にさらにスタッドや鉄筋等を加えて、屈曲位置100Dに対する補強効果をさらに向上させた実施形態である。したがって、図7は、図2の鉛直断面図にさらにスタッドや鉄筋等を追記した鉛直断面図となっている。なお、図7の左半分と右半分は同一の構造であるが、右半分については記載を簡略にしており、かつ、記載を省略した部材もいくつか存在する。
図8は、図7のVIII−VIII線断面図であるが、図示の都合上、鋼管柱100の内面および内部鋼管14の内外面に取り付けたスタッドのみを表示している。
図7および図8を用いて本発明の第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30を説明するが、第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
本第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30は、第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10に、頭付きスタッド32、34、52、54、異形棒鋼36、鉄筋38、40、周方向鉄筋42、帯鉄筋44、コの字鉄筋46、表面筋48を追加した補強構造である。
頭付きスタッド32は、鋼管柱100の本体部100Aの内面に溶接により取り付けられていてコンクリート18の中に埋め込まれており、コンクリート18と鋼管柱100の本体部100Aの内面との連結を良好にするとともに、本体部100Aの内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。なお、頭付きスタッド32に替えて、スタッド鉄筋またはねじ付きスタッド・高ナット・異形棒鋼の組み合わせ等を用いてもよい。
頭付きスタッド34は、鋼管柱100の傾斜部100Bの内面に溶接により取り付けられていてコンクリート18の中に埋め込まれており、コンクリート18と鋼管柱100の傾斜部100Bの内面との連結を良好にするとともに、傾斜部100Bの内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。なお、頭付きスタッド34に替えて、スタッド鉄筋またはねじ付きスタッド・高ナット・異形棒鋼の組み合わせ等を用いてもよい。
異形棒鋼36は、鋼管柱100の本体部100Aおよび傾斜部100Bの内面に溶接により取り付けられていてコンクリート18の中に埋め込まれており、コンクリート18と鋼管柱100の本体部100Aおよび傾斜部100Bの内面との連結を良好にするとともに、本体部100Aおよび傾斜部100Bの内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。また、異形棒鋼36は、リブ12の上端部および下端部近傍に設けられており、リブ12の端部における剛性の不連続に起因するコンクリートの歪みを低減することにも寄与する。異形棒鋼36に替えて、スタッド鉄筋または頭付きスタッドを用いてもよい。また、異形棒鋼36に、ねじ付きスタッドや高ナットを組み合わせて用いてもよい。なお、前述したように、本願においてスタッドとは、大型の部材の表面に突出するように取り付けられた小型の棒状の部材のことをいうので、異形棒鋼36も本願におけるスタッドの範疇に入る。
鉄筋38は、鋼管柱100の本体部100Aの内面が延びる方向と略平行な方向に配置されており、鋼管柱100の本体部100Aの内面に沿うように2列で配置されている。2列に配置された鉄筋38のうち、鋼管柱100の本体部100Aの内面に近い方の鉄筋38は、鋼管柱100の本体部100Aの内面から所定の短い間隔(例えば、50〜200mm)だけ開けて配置されている。このため、鉄筋38は、本体部100Aの内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。また、鉄筋38は、リブ12の両端部近傍を含む鋼管柱100の本体部100Aの内面近傍を、その内面に沿うように配置されている。このため、鉄筋38は、リブ12の端部における剛性の不連続に起因するコンクリートの歪みを低減することにも寄与する。
鉄筋40は、鋼管柱100の傾斜部100Bの内面が延びる方向と略平行な方向に配置されており、鋼管柱100の傾斜部100Bの内面に沿うように2列で配置されている。2列に配置された鉄筋40のうち、鋼管柱100の傾斜部100Bの内面に近い方の鉄筋40は、鋼管柱100の傾斜部100Bの内面から所定の短い間隔(例えば、50〜200mm)だけ開けて配置されている。このため、鉄筋40は、傾斜部100Bの内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。また、鉄筋40は、リブ12の両端部近傍を含む鋼管柱100の傾斜部100Bの内面近傍を、その内面に沿うように配置されている。このため、鉄筋40は、リブ12の端部における剛性の不連続に起因するコンクリートの歪みを低減することにも寄与する。
周方向鉄筋42は、鋼管柱100の内面の周方向に沿って配置された円状に加工された鉄筋であり、鉄筋38、40の近傍に配置されている。周方向鉄筋42は、重ね継手等の鉄筋継手を用いることにより構成することができる。もちろん1本の鉄筋で周方向鉄筋42を構成するようにしてもよい。周方向鉄筋42は、鋼管柱100の内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。
鉄筋38、40および周方向鉄筋42の位置よりも鋼管柱100の内面から離れた位置に、頭付きスタッド32、34および異形棒鋼36のうちのいずれかの先端が達していた場合(鉄筋38、40および周方向鉄筋42の鋼管柱100の内面からの距離が、鋼管柱100の内面から、該内面に取り付けられた頭付きスタッド32、34および異形棒鋼36のうちの少なくとも1つのスタッドの先端までの距離以内となる場合)には、その先端よりも鋼管柱100の内面寄りに位置するコンクリート18は、鉄筋38、40および周方向鉄筋42による拘束に加えて、頭付きスタッド32、34および異形棒鋼36のうちのいずれかの拘束も受けるので、過大なひび割れがより発生しにくくなり好ましい。
帯鉄筋44は、図7に示すように、略長方形状に閉じており、また、略長方形状に閉じた帯鉄筋44の長辺の延びる方向は略水平方向であり、帯鉄筋44の短辺の延びる方向は略鉛直方向である。なお、帯鉄筋44は、図7に示すように、端部にフックのある複数の鉄筋および重ね継手等の鉄筋継手を組み合わせて構成することができる。もちろん1本の鉄筋で帯鉄筋44を構成するようにしてもよい。なお、内部鋼管14には、帯鉄筋44を構成する、端部にフックのある鉄筋の該フックが挿通することができる長孔(図示せず)が設けられている。
また、図7に示すように、帯鉄筋44の2つの略鉛直方向の短辺はどちらも、対向するリブ12のそれぞれの少なくとも一部の部位よりも、鋼管柱100の内面に近い位置に配置されている。
帯鉄筋44に囲まれたコンクリート18の領域は、帯鉄筋44に拘束された仮想的なRC構造とみなすこともできるので、本第2実施形態では、この領域をRC仮想梁50と称することとする。帯鉄筋44を設けることにより形成されるRC仮想梁50の領域は、対向するリブ12のそれぞれの少なくとも一部の部位を含む領域であるので、RC仮想梁50は、屈曲位置100Dに加わる水平分力を、リブ12から効果的に内部鋼管14に伝達することができる。
コの字鉄筋46は、コの字状に加工された鉄筋であり、コの字の中央部分を帯鉄筋44に引っ掛けるように配置して、コの字の端部部分が略鉛直下向きになるように配置されている。コの字鉄筋46の端部部分は、傾斜部100Bと同一高さ位置のコンクリート18まで伸びており、傾斜部100Bと同一高さ位置のコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止して、傾斜部100Bにおいて局所的に応力度が上昇することを防止する。
表面筋48は、細径の鉄筋(例えばD13)を縦横にメッシュ状に組み合わせてなる鉄筋であり、コンクリート18の上端の表面付近に配置されている。表面筋48は、コンクリート18の上端の表面にひび割れが発生することを防止して、コンクリート18の内部の鋼材の腐食を防ぐことに寄与する。
頭付きスタッド52は、内部鋼管14の外面に溶接により取り付けられており、コンクリート18と内部鋼管14の外面との連結を良好にするとともに、内部鋼管14の外面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。
頭付きスタッド54は、内部鋼管14の内面に溶接により取り付けられており、コンクリート18と内部鋼管14の内面との連結を良好にするとともに、内部鋼管14の内面近傍でコンクリート18に過大なひび割れが発生することを防止することに寄与する。コンクリート18に過大なひび割れが発生すると、過大なひび割れの近傍の鋼材は局所的に応力度が大きくなるおそれがある。
以上説明したように、本第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造30は、第1実施形態に係る鋼管柱の補強構造10に、頭付きスタッド32、34、52、54、異形棒鋼36、鉄筋38、40、周方向鉄筋42、帯鉄筋44、コの字鉄筋46、表面筋48を追加した補強構造であるが、追加する鉄筋はコンクリート18内の一部の領域に限られており、使用する鉄筋量が抑えられているので、経済性にも優れる。
なお、本発明の第1、第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造10、30を適用した鋼管柱100は水平断面が円形の鋼管柱であったが、本発明に係る鋼管柱の補強構造の適用対象は、水平断面が円形の鋼管柱に限定されず、本発明に係る鋼管柱の補強構造は、例えば水平断面が矩形(多角形)の鋼管柱に対しても適用可能である。
また、本発明の第1、第2実施形態に係る鋼管柱の補強構造10、30において用いた内部鋼管14は、水平断面が円形の鋼管であったが、本発明に係る鋼管柱の補強構造においては、水平断面が円形以外の鋼管であっても内部鋼管として用いることができ、例えば水平断面が矩形(多角形)の鋼管も内部鋼管として用いることができる。
10、30…鋼管柱の補強構造
12…リブ
12A…フランジ
12B…補強板
12C…貫通孔
14…内部鋼管
16…連結鋼材
16A、16B、16C…ナット
18…コンクリート
32、34、52、54…頭付きスタッド
36…異形棒鋼
38、40…鉄筋
42…周方向鉄筋
44…帯鉄筋
46…コの字鉄筋
48…表面筋
50…RC仮想梁
100、300…鋼管柱
100A…本体部
100B…傾斜部
100C…下端部
100D、300A、300B…屈曲位置
200…洋上風車
202…風車タワー本体
204…ケーソン部(支持基盤)
210…連結部
302、306…溶接箇所
304…ダイヤフラム

Claims (8)

  1. 水平面とのなす角が変化する屈曲位置を有する鋼管柱の補強構造であって、
    前記鋼管柱の前記屈曲位置における内面の少なくとも一部と接するように、かつ、前記鋼管柱の内面の延びる方向に沿うように配置されていて、前記鋼管柱の内面に溶接により取り付けられているリブと、
    前記鋼管柱の内側に配置されていて、上端部は前記屈曲位置よりも上方に位置し、下端部が前記屈曲位置よりも下方に位置し、下端部が支持基盤に埋め込まれている内部鋼管と、
    長手方向が略水平方向に配置されていて前記リブと前記内部鋼管とを連結する連結鋼材と、
    を備え、
    前記鋼管柱の内側には、少なくとも前記屈曲位置よりも上方までコンクリートが充填されていることを特徴とする鋼管柱の補強構造。
  2. 前記リブには、前記鋼管柱の内面と接触している側とは反対側に、フランジが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鋼管柱の補強構造。
  3. 前記連結鋼材の一端部は前記フランジにボルト接合により取り付けられており、前記連結鋼材の他端部は前記内部鋼管にボルト接合により取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の鋼管柱の補強構造。
  4. 前記リブは、前記リブの上端部から一定の範囲では上端部に近づくにつれて幅が狭くなっており、かつ、前記リブの下端部から一定の範囲では下端部に近づくにつれて幅が狭くなっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鋼管柱の補強構造。
  5. 前記鋼管柱の内面には、複数のスタッドが取り付けられており、該複数のスタッドは前記コンクリートに埋め込まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鋼管柱の補強構造。
  6. 前記コンクリートの内部には、前記鋼管柱の内面から所定の間隔を開けて、かつ、該内面の延びる方向と略平行な方向および前記鋼管柱の略周方向に、それぞれ鉄筋が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鋼管柱の補強構造。
  7. 前記コンクリートの内部には、前記鋼管柱の内面からの距離が、前記鋼管柱の内面から、該内面に取り付けられた前記複数のスタッドのうちの少なくとも1つのスタッドの先端までの距離以内となるように、かつ、前記鋼管柱の内面の延びる方向と略平行な方向および前記鋼管柱の略周方向に、それぞれ鉄筋が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の鋼管柱の補強構造。
  8. 前記リブは複数あってお互いに対向するように略同一の高さ位置に配置されており、
    かつ、前記コンクリートの内部には、略長方形状に閉じた帯鉄筋が配置されており、
    前記帯鉄筋の長辺の延びる方向は略水平方向であり、前記帯鉄筋の短辺の延びる方向は略鉛直方向であり、
    さらに、前記帯鉄筋の2つの前記短辺はどちらも、対向する前記リブのそれぞれの少なくとも一部の部位よりも、前記鋼管柱の内面に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の鋼管柱の補強構造。
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