JP6551038B2 - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents
印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6551038B2 JP6551038B2 JP2015159838A JP2015159838A JP6551038B2 JP 6551038 B2 JP6551038 B2 JP 6551038B2 JP 2015159838 A JP2015159838 A JP 2015159838A JP 2015159838 A JP2015159838 A JP 2015159838A JP 6551038 B2 JP6551038 B2 JP 6551038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- value
- roll paper
- width
- setting value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制することを目的とする。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
本発明の構成によれば、ユーザーは、意図的に、設定値を変更できる。また、検出され設定された第1の紙幅を外部装置が知ることができる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して、設定値が示す紙幅が小さいほど、プラテンローラーを駆動するモーターを高トルクとすることにより生じる悪影響を抑制できる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して、設定値が示す紙幅に応じて、1行に印刷する文字の桁数の態様を変更することにより生じる悪影響を抑制できる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
本発明の構成によれば、設定値が示す紙幅の値と、印刷装置に収容されたロール紙の紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
図1は、本実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。以下の説明では、上下、左右、前後方向は、図1において矢印で示す方向に準じるものとする。
印刷装置1は、ロール紙R(図3)を収容し、収容したロール紙Rに画像を印刷し、画像が印刷されたロール紙Rを切断して、紙片を発行する機能を有する。例えば、印刷装置1は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストアー等の小売店や、居酒屋や喫茶店等の飲食店等に設けられたレジカウンターに設けられ、会計に応じてレシートを発行する装置として使用される。
筐体10の前面10aには、印刷装置1の電源をオン/オフする電源スイッチ12が設けられる。
筐体10の上面10bの中央部の前方には、印刷装置1の収容部20に収容されたロール紙Rを排出する排紙口11が設けられる。
筐体10の上面10bにおいて、排紙口11の左後方には、パネル13が設けられる。パネル13には、ロール紙Rの搬送を指示する押下式のオートフィードスイッチ14が設けられる。オートフィードスイッチ14が押下されている間、ロール紙Rが搬送方向H1(図3)に自動で搬送される。また、パネル13には、LED表示ユニット15が設けられる。LED表示ユニット15は、複数のLEDを備え、各LEDが所定の態様で点灯/消灯することにより、印刷装置1の動作モードや、エラーの状態等、印刷装置1に関する情報を報知する。
パネル13の前方には、カバー18を開状態とするレバー16が設けられる。カバー18が閉状態のときにレバー16が押し下げられることによって、カバー18が閉状態から開状態へと移行する。
カバー18は、筐体10の内部に設けられた収容部20(図2)にロール紙Rを出し入れするための開口22(図2)を開閉する部材である。
図2に示すように、カバー18が開状態へ移行すると、筐体10の内部に形成された収容部20が露出する。収容部20は、ロール状のロール紙Rを収容可能な空洞である。収容部20には、カバー18によって開閉される開口22を介してロール紙Rが出し入れされる。
図2に示すように、カバー18の先端には、プラテンローラー23が設けられる。また、排紙口11の下方であって、カバー18を閉状態としたときにプラテンローラー23に対向する位置には、サーマルヘッド24が設けられる。
プラテンローラー23は、ロール紙Rを搬送するローラーである。プラテンローラー23は、サーマルヘッド24とロール紙Rを挟持した状態で所定方向へ回転し、回転に応じて、ロール紙Rを搬送方向H1へ搬送する。プラテンローラー23と、サーマルヘッド24とによるロール紙Rの搬送については、後述する。
サーマルヘッド24は、ロール紙Rの搬送方向H1と交わる方向に複数の発熱素子が並んで設けられたサーマル式の印刷ヘッドであり、発熱素子により感熱紙であるロール紙Rにドットを形成することによって、ロール紙Rに画像を印刷する。
図2に示すように、筐体10の前部には、カッターユニット28が設けられる。カッターユニット28は、固定刃に対して可動刃が相対的に移動して、これら刃によりロール紙Rを切断する。
また、筐体10の内部における前部には、CPUや、メモリー、その他制御回路が実装された制御基板や、電源ユニット、その他の機構、部品が設けられる。
紙ガイド25が取り付けられた状態で58mmロール紙が収容部20に収容されると、収容部20の右側面20rと、収容部20に取り付けられた状態で右側面20rと対向する紙ガイド25の面25aによって、収容部20における58mmロール紙の左右方向の位置が規制される。これにより、ロール紙Rへの画像の印刷中にロール紙Rが左右方向にずれ、これに起因して、印刷品質が低下することが防止される。
詳述すると、図2に示すように、紙ガイド25は、前部に前方へ向かって突出した突起26が設けられると共に、下部に下方へ向かって突出した係止爪27が設けられる。
また、収容部20において、紙ガイド25が左端部T1に位置したときにおける突起26の位置に対応する位置には、突起26が挿通可能な挿通孔(不図示)が設けられると共に、紙ガイド25が左端部T1に位置したときにおける係止爪27の位置に対応する位置には、係止溝(不図示)が設けられる。本実施形態では、挿通孔、及び、係止溝が「係止部」として機能する。
紙ガイド25が収容部20に取り付けられる場合、まず、収容部20の挿通孔に突起26が挿入されて、紙ガイド25の左右方向の動きが規制される。次いで、紙ガイド25の本体が、収容部20の挿通孔に突起26が挿入された状態で、突起26を支点として回動しつつ下方へ向かって押し下げられる。紙ガイド25の本体の下方への移動に応じて、係止爪27の爪部27aが係止溝の縁に接触して、係止爪27を矢印Y1方向へ弾性変形させ、紙ガイド25の本体がさらに下方へ移動すると、爪部27aと係止溝が弾発的に係止する。爪部27aが係止溝に係止することにより、突起26、及び、係止爪27によって紙ガイド25が係止部に係止した状態となり、紙ガイド25の上下、前後、及び、左右方向の移動が規制され、紙ガイド25が左端部T1に位置決めされた状態となる。
本実施形態に係る印刷装置1では、紙ガイド25が上記状態の場合に、カバー18が開状態から閉状態へ移行した場合、カバー18の回動に応じて、カバー18と紙ガイド25が接触し、カバー18が紙ガイド25を下方へ向かって押し下げて、係止爪27を係止溝に係止させる構成となっている。すなわち、紙ガイド25が上記状態の場合であっても、カバー18を開状態から閉状態へと移行すれば、紙ガイド25は自動で係止部に係止した状態となる。
以下の説明において、ロール紙Rについて、収容部20に収容されたロール状の部分をロール紙本体と表現し、ロール紙本体から繰り出された部分を搬送ロール紙と表現する。
印刷装置1において、収容部20に収容されたロール紙本体から、搬送ロール紙が繰り出されて搬送方向H1へ向かって搬送される。図2に示すように、収容部20の搬送方向H1の下流には、プラテンローラー23と、サーマルヘッド24とが対向して設けられる。プラテンローラー23は、サーマルヘッド24と搬送ロール紙を挟持しつつ、矢印Y2方向へ回動することによって、搬送ロール紙を搬送方向H1へ搬送する。サーマルヘッド24は、搬送方向H1へ搬送される搬送ロール紙に対して発熱素子によりドットを形成して画像を印刷する。
図3に示すように、プラテンローラー23、及び、サーマルヘッド24の搬送方向H1の下流には、カッターユニット28が設けられる。カッターユニット28は、固定刃に対して可動刃が相対的に移動し、これら刃が交差することによって、搬送ロール紙を切断する。カッターユニット28によって切断された搬送ロール紙は、紙片として排紙口11から排出される。
制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路を備え、例えば、CPUが制御プログラムを読み出して実行する等して、印刷装置1を制御する。
印刷部41は、上述したサーマルヘッド24や、サーマルヘッド24を駆動する駆動回路、その他のロール紙への印刷に関する機構を備え、制御部40の制御で、ロール紙Rに画像を印刷する。
搬送部42は、上述したプラテンローラー23や、プラテンローラー23を回転させる搬送モーター、搬送モーターを駆動するモータードライバー、その他のロール紙Rの搬送に関する機構を備え、制御部40の制御で、ロール紙Rを搬送する。
記憶部43は、EERPOM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。記憶部43は、設定ファイル431を記憶する。設定ファイル431については、後述する。
通信部44は、USBや、RS−232等の所定の通信規格に対応した通信モジュール、その他の外部装置(ホストコンピューター2)との通信に関する機構を備え、制御部40の制御で、所定の通信規格に従って通信する。なお、外部装置との通信は、有線で行われてもよく、無線で行われてもよい。
入力部45は、上述した電源スイッチ12や、オートフィードスイッチ14等の操作スイッチに接続され、操作スイッチに対する操作を検出して、制御部40に出力する。制御部40は、入力部45からの入力に基づいて、操作スイッチに対して行われた操作に対応する処理を実行する。
紙ガイドセンサー46について詳述すると、紙ガイドセンサー46は、上述した紙ガイド25の係止爪27が係止する係止溝の内部において、上方へ向かって付勢された突出部を備える。紙ガイド25の係止爪27が収容部20の係止溝に係止した状態の場合は、突出部が係止爪27によって押下された状態となり、突出部が機械式スイッチを電気的にオン状態に作動させ、紙ガイドセンサー46から紙ガイド25が取り付けられた状態であることを示す信号が検出値として制御部40に出力される。一方で、紙ガイド25の係止爪27が収容部20の係止溝に係止した状態ではない場合は、突出部が押下された状態が解除され、紙ガイドセンサー46から紙ガイド25が取り付けられた状態でないことを示す信号が検出値として制御部40に出力される。設定する紙幅の数が多い場合、それに応じた位置に係止溝を複数形成し、それぞれ対応する紙ガイド25の係止爪27を検出するように複数の紙ガイドセンサー46を設置してもよい。
制御部40は、紙ガイドセンサー46から入力された検出値に基づいて、紙ガイドセンサー46が収容部20に取り付けられた状態か否かを検出する。
制御部40は、カバーセンサー47から入力された検出値に基づいて、カバー18が開状態か閉状態かを検出する。
ホスト制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路を備え、例えば、CPUが制御プログラムを読み出して実行する等して、ホストコンピューター2を制御する。
ホスト入力部51は、ホストコンピューター2に設けられた操作スイッチや、ホストコンピューター2に接続されたキーボード等の入力デバイスに対する操作を検出して、制御部40に出力する。制御部40は、ホスト入力部51からの入力に基づいて、ユーザーが行った操作に対応する処理を実行する。
ホスト表示部52は、液晶表パネル等の表示パネル、その他の表示手段を備え、ホスト制御部50の制御で、表示手段に各種画像を表示する。
ホスト記憶部53は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
ホスト通信部54は、ホスト制御部50の制御で、所定の通信規格に従って、印刷装置1と通信する。
図5は、ホストコンピューター2の制御で、印刷装置1がロール紙Rに画像を印刷するときの、ホストコンピューター2、及び、印刷装置1の動作を示すフローチャートである。図5(A)はホストコンピューター2の動作を示し、(B)は印刷装置1の動作を示す。
次いで、ホスト制御部50は、ホスト通信部54を制御して、生成した制御コマンドを、印刷装置1に送信する(ステップSA2)。
次いで、制御部40は、記憶部43が記憶する設定ファイル431を参照する(ステップSB2)。
本実施形態では、設定ファイル431には、印刷に関する設定値として、ロール紙Rの紙幅を示す設定値(以下、「紙幅設定値」という。)が記録される。
特に、制御部40は、印刷部41の制御に際し、設定ファイル431に記録された紙幅設定値に基づいて、以下の処理を実行する。
すなわち、制御部40は、紙幅設定値が58mmを示す値の場合、80mmを示す値の場合と比較して、ロール紙Rを搬送するときに、プラテンローラー23を回転させる搬送モーターのトルクを高くする。これは、以下の理由による。すなわち、ロール紙Rの紙幅が58mmの場合、80mmの場合と比較して、プラテンローラー23とサーマルヘッド24との間でロール紙Rが介在する部分が小さく、プラテンローラー23とサーマルヘッド24とが直接接触する部分が大きい。このため、ロール紙Rの紙幅が58mmの場合、80mmの場合と比較して、プラテンローラー23の回転時にプラテンローラー23に発生する摩擦力が大きくなるからである。
このように、本実施形態に係る印刷装置1の制御部40は、紙幅設定値が58mmを示す値の場合、80mmを示す値の場合と比較して、ロール紙Rを搬送するときに、プラテンローラー23を回転させる搬送モーターのトルクを高くする。このような構成のため、紙幅設定値が示す紙幅が80mmである一方、実際に印刷装置1に収容されたロール紙Rの紙幅が58mmである場合、以下の事態が生じる可能性がある。すなわち、ロール紙Rを所定の速度で搬送するために必要なトルクが得られず、印刷品質が低下する可能性がある。また、搬送モーターにかかる負荷が大きくなり、搬送モーターが脱調する可能性がある。また、搬送モーターの回転を遅くし、印刷速度を遅くしてもよい。
記憶部43には、事前に、フォントテーブルが記憶される。フォントテーブルとは、文字ごとにフォントデータ(ビットマップデータや、スケーラブルフォントデータ等)を集合的に記憶するテーブルである。
制御部40は、文字列を印刷する場合、フォントテーブルを参照し、文字列を構成する文字のそれぞれのフォントデータを取得する。ホストコンピューター2が送信する制御コマンドにおいて、文字列は、文字列を構成する各文字の文字コードの組み合わせとして表現されており、制御部40は、文字コードとフォントデータとを対応付けて記憶する情報に基づいて、文字列を構成する文字のそれぞれのフォントデータを取得する。
次いで、制御部40は、バッファーに一行分の文字列のフォントデータを展開する。バッファーへのフォントデータの展開に際し、制御部40は、設定ファイル431に記録された紙幅設定値に応じて、バッファーに展開可能なフォントデータの数を調整する。説明の便宜を考慮して単純化して説明すると、例えば、58mmのロール紙Rには一行あたり10文字の文字(桁数)を印刷可能であり、80mmのロール紙Rには一行あたり15文字の文字(桁数)を印刷可能であるとする。この場合、制御部40は、設定ファイル431に記録された紙幅設定値が58mmを示す場合は、バッファーに展開可能なフォントデータの数を10個とし、紙幅設定値が80mmを示す場合は、バッファーに展開可能なフォントデータの数を15個とする。そして、例えば、20文字からなる文字列を印刷する場合において、紙幅設定値が58mmを示す場合、制御部40は、10文字分のフォントデータをバッファーに展開した後、バッファーに展開したフォントデータに基づいて、一行に10文字を印刷した後、残りの10文字分のフォントデータをバッファーに展開し、バッファーに展開したフォントデータに基づいて、次の一行に10文字を印刷する。
以上の処理が行われることにより、紙幅に応じた適切な文字列の改行が行われ、改行が行われず文字列が印刷されることに起因した情報の喪失が防止される。
そして、印刷装置1を提供する主体(例えば、印刷装置1を製造し、販売する会社)により、以下の場合、印刷装置1の印刷品質について保障されないことが、事前にユーザーに伝えられる。以下の場合とは、一旦、58mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した後、80mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用する場合である。これは、以下の理由による。
すなわち、印刷装置1を、58mmロール紙に印刷する装置として使用した場合、使用に応じて、プラテンローラー23、及び、サーマルヘッド24が経年劣化する。ここで、プラテンローラー23は、搬送方向H1と交わる方向に、80mmロール紙を搬送するのに十分な長さを有するローラーである。従って、プラテンローラー23には、58mmロール紙の搬送に際し、58mmロール紙が接触する部分と、接触しない部分があり、各部分の時間の経過に応じた経年劣化の度合いが異なる。また、サーマルヘッド24は、搬送方向H1と交わる方向に、80mmロール紙にドットを形成するのに十分な長さで複数の発熱素子が延在する印刷ヘッドである。従って、プラテンローラー23には、58mmロール紙へのドットの形成に際し、使用する部分と、使用しない部分があり、各部分の時間の経過に応じた経年劣化の度合いが異なる。
以上を踏まえ、58mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した後、80mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した場合、プラテンローラー23、及び、サーマルヘッド24の部分的な経年劣化の度合いの相違に起因して、ロール紙Rの搬送の蛇行や、ロール紙Rに形成されるドットの状態の不均一性が生じ、印刷品質が低下する可能性がある。
以上の理由により、58mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した後、80mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用する場合、印刷品質が保証されないことが事前にユーザーに通知される。
従って、ユーザーは、印刷装置1を、一旦、58mmロール紙に印刷する装置として使用した場合は、継続して、印刷装置1を58mmロール紙に印刷する装置として使用するものと想定される。
本実施形態に係る印刷装置1は、このような場合に生じ得る事態に対応した処理を実行する。以下、このような場合が起こった場合に生じ得る事態と併せて、印刷装置1の動作について説明する。
なお、図6(A)のフローチャートは、印刷装置1が行う初期処理の一部の処理を示している。
起動、又は、リセットを開始すると、制御部40は、紙ガイドセンサー46から入力される検出値に基づいて、紙ガイド25の状態(紙ガイド25の取り付けの状態)を検出する(ステップSC2)。
このように、本実施形態では、電源のオンによる印刷装置1の制御部40の起動、又は、電源のオン状態でのリセットスイッチやリセット信号によるリセット(再起動)をトリガーとして、紙ガイド25の状態を検出する。これにより、紙ガイドセンサー46の検出値に基づいて、紙ガイド25の状態を継続して監視する構成と比較して、消費電力を抑制しつつ、効率よく検出を行うことができる。
紙ガイド25が取り付けられた状態の場合(ステップSC3:YES)、制御部40は、設定ファイル431に記録された紙幅設定値が80mmを示す値のときは、58mmを示す値へと変更し、一方、紙幅設定値が58mmを示す値の場合は、紙幅設定値を変更せず、紙幅設定値が58mmを示す値である状態を維持する(ステップSC4)。その後、制御部40は、処理手順をステップSC6へ移行する。
このステップSC4の処理により、紙ガイド25が収容部20に取り付けられた状態場合、換言すれば、収容部20に58mmロール紙が収容されて、印刷装置1が58mmロール紙に印刷する装置として使用される場合に、印刷装置1に実際に収容されたロール紙Rの紙幅の値と、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値とが相違することがなく、これら値の不一致に起因して、上述した所定の事態が発生することがない。
このステップSC5の処理が行われる理由は、以下である。
すなわち、上述したように、紙幅設定値のデフォルト値は、80mmを示す値である。従って、紙幅設定値が58mmを示す値であるということは、ステップSC4の処理が過去に行われて紙ガイドセンサー46の検出値に基づいて紙幅設定値の変更が行われたか、又は、後述するように、制御コマンドによる指示又はスイッチの操作による指示に基づいて紙幅設定値の変更が行われたということである。そして、上述したように、印刷装置1について、58mmロール紙を使用した状態から、80mmロール紙を使用する状態へと変更した場合、印刷品質の保証がされないことから、印刷装置1は、一旦、58mmロール紙に印刷する装置として使用された場合は、継続して、58mmロール紙に印刷する装置として使用される。
以上を踏まえると、紙ガイド25が取り付けられておらず、かつ、紙幅設定値が58mmを示す値の状態の場合、印刷装置1の落下や、印刷装置1への物体の衝突等、印刷装置1に何らかの衝撃があり偶発的に係止爪27の係止溝への係止状態が解除された状態のときに、カバー18が開状態のまま起動、又は、リセットが開始されたと想定される。
この場合、印刷装置1は、引き続き、58mmロール紙に印刷する装置として使用されるため、印刷の処理が開始される前に、ユーザーにより紙ガイド25が収容部20に取り付けられ、又は、カバー18の開状態から閉状態への移行に伴って紙ガイド25が収容部20に取り付けられる。
以上の理由により、ステップSC5において、制御部40は、紙ガイド25が取り付けられた状態ではない場合であっても、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値にかかわらず、紙幅設定値を変更しない。つまり、制御部40は、紙ガイド25が取り付けられた状態ではない場合、紙幅設定値が58mmを示す値の場合であっても、紙幅設定値を変更しない。これにより、印刷装置1に実際に収容されたロール紙Rの紙幅の値と、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値とが相違することを抑制でき、これら値の不一致に起因して上述した所定の事態が発生することを抑制できる。
次いで、ホスト制御部50は、ステップSD1で受信したデータに基づいて、印刷装置1が起動、又は、リセットを実行したことを認識し、ホスト通信部54を制御して、印刷装置1の設定ファイル431に記録された紙幅設定値(変更後の設定値)の応答を要求するデータを印刷装置1に送信する(ステップSD2)。
次いで、制御部40は、ステップSC7で受信したデータに基づいて、設定ファイル431を参照して紙幅設定値を取得し、通信部44を制御して、取得した紙幅設定値を含むデータをホストコンピューター2に送信する(ステップSC8)。
以後、ホスト制御部50は、制御コマンドを生成する際、所定の記憶領域に記憶した紙幅設定値が示す紙幅に対応する制御コマンドを生成する。例えば、ホスト制御部50は、印刷装置1に送信する制御コマンドに画像データが含まれる場合、必要に応じて、画像データに対して紙幅に応じた加工を行う。
図7は、電源のオン時における印刷装置1の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、印刷装置1の制御部40は、カバーセンサー47から入力された検出値に基づいて、カバー18が開状態から閉状態へと移行したか否かを監視する(ステップSE1)。
カバー18が開状態から閉状態へと移行したことを検出した場合(ステップSE1:YES)、制御部40は、紙ガイドセンサー46から入力された検出値に基づいて、紙ガイド25の状態を検出する(ステップSE2)。
次いで、制御部40は、ステップSE2の検出結果に基づいて、紙ガイド25が取り付けられた状態か否かを判別する(ステップSE3)。
以上を踏まえ、ステップSE3において、紙ガイド25が取り付けられた状態と判別した場合、リセットを実行することなく、処理手順をステップSE1へ移行する。
設定ファイル431に記録された紙幅設定値が80mmを示す値でない場合(ステップSE4:NO)、換言すれば、設定ファイル431に記録された紙幅設定値が58mmを示す値の場合、制御部40は、処理手順をステップSE1へ移行する。これは、実際に収容部20に収容されるロール紙の紙幅の値と、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値とが一致するからである。
ここで、紙ガイド25が取り付けられた状態であり、かつ、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値が80mmを示す値である場合は、実際に収容部20に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値との不一致を解消するため、紙幅設定値の書き換え、及び、紙幅設定値のホストコンピューター2への通知を実行する必要がある。一方、カバー18の閉状態時に紙ガイド25が取り付けられてない状態の場合、又は、紙ガイド25が取り付けられた状態であると共に紙幅設定値の値が58mmを示す状態の場合は、実際に収容部20に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値とが一致しているため、紙幅設定値の書き換え、及び、紙幅設定値のホストコンピューター2への通知を実行する必要がない。
そして、制御部40は、紙ガイドセンサー46の検出値に基づいて紙ガイド25が取り付けられた状態であると判別し、かつ、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値が80mmを示す値である場合に、リセットを実行するため、不必要にリセットが実行されることを防止でき、リセット中の印刷装置1を使用できない期間が発生することを抑制でき、ユーザーの利便性、満足度を向上できる。
すなわち、ユーザーは、所定の手段でメモリースイッチ(ソフトウェアスイッチ)の操作による指示によって、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更できる。所定の手段とは、例えば、印刷装置1のメンテナンス用のソフトウェアツールがインストールされた端末が提供する所定のユーザーインターフェースへの入力である。
また、ユーザーは、制御基板に実装された専用のディップスイッチ(ハードウェアスイッチ)の操作による指示によって、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更できる。
また、ユーザーは、印刷装置1に接続された外部装置から専用の制御コマンドを印刷装置1に送信することによって(制御コマンドによる指示によって)、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更できる。外部装置は、ホストコンピューター2でもよく、印刷装置1のメンテナンス用のソフトウェアツールがインストールされた端末等のホストコンピューター2以外の装置でもよい。
このように、ユーザーは、意図的に、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更できる。このため、58mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した場合に、所定の事情により、印刷装置1を80mmロール紙に印刷する装置として使用することとなった場合であっても、ユーザーは、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更して、印刷装置1に実際に収容されるロール紙の紙幅の値と、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値との不一致が発生することを防止できる。
また、一旦、紙幅設定値を58mmを示す値へと変更した後、起動、又は、リセット(再起動)したときに、仮に紙ガイドセンサー46の検出値に基づいて紙ガイド25の状態を検出して、紙ガイド25が収容部20に取り付けられていない状態、又は他の紙幅として取り付けられている状態(所定の紙幅以外の紙幅のロール紙Rに対応する状態)の場合であっても紙幅設定値の値を変えない。
この構成によれば、紙ガイド25が取り付けられた状態の場合に、収容部20に実際に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値とに不一致が生じることを防止できる。また、紙ガイド25の係止部への係止状態が偶発的に解除された状態であり、印刷が開始される前に、紙ガイド25が取り付けられた状態となるにもかかわらず、紙幅設定値が80mmを示す値へと変更され、これに起因して収容部20に実際に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値とに不一致が生じることを防止できる。これにより、紙幅設定値が示す紙幅の値と、印刷装置1に収容されるロール紙Rの紙幅の値との不一致に起因して悪影響が生じることを抑制できる。
この構成によれば、58mmロール紙に印刷する装置として印刷装置1を使用した場合に、所定の事情により、印刷装置1を80mmロール紙に印刷する装置として使用することとなった場合であっても、ユーザーは、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値を変更して、印刷装置1に実際に収容されるロール紙の紙幅の値と、設定ファイル431に記録された紙幅設定値の値との不一致が発生することを防止できる。
この構成によれば、紙幅設定値が示す紙幅の値と、印刷装置1に収容されるロール紙Rの紙幅の値との不一致に起因して、紙幅設定値が示す紙幅が小さいほど、プラテンローラー23を駆動するモーターを高トルクとすることにより生じる悪影響を抑制できる。
この構成によれば、紙幅設定値が示す紙幅の値と、印刷装置1に収容されるロール紙Rの紙幅の値との不一致に起因して、紙幅設定値が示す紙幅に応じて、1行の文字の桁数の態様を変更することより生じる悪影響を抑制できる。
この構成によれば、紙ガイド25が取り付けられた状態の場合に、収容部20に実際に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値とに不一致が生じることを防止できる。さらに、変更後の紙幅設定値がホストコンピューター2に通知されるため、紙幅設定値の値と、ホストコンピューター2が管理する紙幅設定値の値とに不一致が生じることを防止できR。すなわち、紙幅設定値がしめす紙幅の値と、ホストコンピューター2が管理する紙幅の値とが一致せず、また、紙幅設定値が示す紙幅の値と、印刷装置1に実際に収容されるロール紙Rの紙幅の値とが一致しないことに起因して悪影響が生じることを抑制できる。
この構成によれば、リセットに伴って行われる初期処理に、紙幅設定値をホストコンピューター2に通知する処理が含まれることを利用して、効率的に、紙幅設定値をホストコンピューター2に通知できる。
この構成によれば、印刷装置1は、ホストコンピューター2に確実に紙幅設定値を通知できる。
この構成によれば、カバー18を閉状態へと移行することによって、紙ガイド25を収容部20に係止できると共に、カバー18が閉状態とされたときに、実際に収容されるロール紙Rの紙幅の値と、紙幅設定値の値との不一致が生じている場合は、当該不一致を解消できる。
例えば、上述した実施形態では、紙ガイド25は、取り付けられた状態と、取り付けられてない状態とで、異なる紙幅のロール紙Rの位置を規制していた。しかしながら、紙ガイド25は、その位置が変更されることによって、異なる紙幅のロール紙Rの位置を規制する構成でもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置1は、58mmと、80mmとの2種類の紙幅のロール紙Rを収容可能であった後、印刷装置1に収容可能な紙幅の種類は2種類に限らず、また、紙幅の種類は58mm及び80mmに限られない。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
Claims (8)
- ロール紙を収容可能な印刷装置であって、
前記ロール紙に印刷する印刷部と、
前記ロール紙を収容する収容部と、
前記ロール紙の紙幅に応じた取り付けの有無、又は、取り付けの位置により、前記ロール紙の前記収容部における位置を規制する紙ガイドと、
前記紙ガイドの取り付けの状態を検出するセンサーと、
前記ロール紙の紙幅を示す設定値を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記設定値に基づいて前記印刷部に印刷させ、また、
所定の事象をトリガーとして前記センサーが検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が、第1の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合であって、前記設定値が前記第1の紙幅以外の紙幅を示す値の場合、前記設定値を前記第1の紙幅を示す値へと変更する一方、検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が前記第1の紙幅以外の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合、前記設定値の値にかかわらず前記設定値を変更しない制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記制御部は、
所定の事象をトリガーとして前記センサーが検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が、前記第1の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合であって、前記設定値が前記第1の紙幅よりも大きい第2の紙幅を示す値の場合、前記設定値を前記第1の紙幅を示す値とする一方、検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が前記第2の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合、前記設定値の値にかかわらず前記設定値を変更しない
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
外部装置が送信する制御コマンドによる指示、又は、ソフトウェアスイッチ又はハードウェアスイッチの設定によって、前記記憶部が記憶する前記設定値を変更可能とし、前記第1の紙幅を示す値へ変更した前記設定値を前記外部装置へ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。 - サーマルヘッドと、プラテンローラーとによって前記ロール紙を挟持して前記ロール紙を搬送する搬送部を備え、
前記制御部は、
前記設定値が示す紙幅が小さいほど、前記プラテンローラーを駆動するモーターを高トルクとする
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記印刷部に文字列を印刷させる場合、前記設定値が示す紙幅に応じて、1行に印刷する文字の桁数の態様を変更する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。 - ロール紙を収容可能な印刷装置であって、
前記ロール紙に印刷する印刷部と、
前記ロール紙を収容する収容部と、
前記ロール紙の紙幅に応じた取り付けの有無、又は、取り付けの位置により、前記ロール紙の前記収容部における位置を規制する紙ガイドと、
前記紙ガイドの取り付けの状態を検出するセンサーと、
前記ロール紙の紙幅を示す設定値を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記設定値に基づいて前記印刷部に印刷させ、また、
所定の事象をトリガーとして前記センサーが検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が、所定の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合であって、前記設定値が前記所定の紙幅以外の紙幅を示す値の場合、前記設定値を前記所定の紙幅を示す値へと変更し、前記設定値を前記所定の紙幅を示す値へと変更した後は、前記設定値にかかわらず前記設定値を変更しない制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - ロール紙を収容可能であり、前記ロール紙に印刷する印刷部と、前記ロール紙を収容する収容部と、前記ロール紙の紙幅に応じた取り付けの有無、又は、取り付けの位置により、前記ロール紙の前記収容部における位置を規制する紙ガイドと、前記紙ガイドの取り付けの状態を検出するセンサーと、前記ロール紙の紙幅を示す設定値を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記設定値に基づいて前記印刷部に印刷させる制御部とを備える印刷装置の制御方法であって、
前記制御部により、所定の事象をトリガーとして前記センサーが検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が、第1の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合であって、前記設定値が前記第1の紙幅以外の紙幅を示す値の場合、前記設定値を前記第1の紙幅を示す値へと変更する一方、検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が前記第1の紙幅以外の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合、前記設定値の値にかかわらず前記設定値を変更しないことを特徴とする印刷装置の制御方法。 - ロール紙を収容可能であり、前記ロール紙に印刷する印刷部と、前記ロール紙を収容する収容部と、前記ロール紙の紙幅に応じた取り付けの有無、又は、取り付けの位置により、前記ロール紙の前記収容部における位置を規制する紙ガイドと、前記紙ガイドの取り付けの状態を検出するセンサーと、前記ロール紙の紙幅を示す設定値を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記設定値に基づいて前記印刷部に印刷させる制御部と、を備える印刷装置の制御方法であって、
前記制御部により、所定の事象をトリガーとして前記センサーが検出した前記紙ガイドの取り付けの状態が、所定の紙幅の前記ロール紙に対応する取り付けの状態の場合であって、前記設定値が前記所定の紙幅以外の紙幅を示す値の場合、前記設定値を前記所定の紙幅を示す値へと変更し、前記設定値を前記所定の紙幅を示す値へと変更した後は、前記設定値にかかわらず前記設定値を変更しないことを特徴とする印刷装置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159838A JP6551038B2 (ja) | 2015-08-13 | 2015-08-13 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
US15/235,594 US10065434B2 (en) | 2015-08-13 | 2016-08-12 | Printing device and control method of a printing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159838A JP6551038B2 (ja) | 2015-08-13 | 2015-08-13 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017035856A JP2017035856A (ja) | 2017-02-16 |
JP2017035856A5 JP2017035856A5 (ja) | 2018-08-30 |
JP6551038B2 true JP6551038B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=58048470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015159838A Active JP6551038B2 (ja) | 2015-08-13 | 2015-08-13 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6551038B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0327958A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-06 | Mutoh Ind Ltd | 熱転写プリンタ |
JP2001334729A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Seiko Epson Corp | プリンタ、ホストコンピュータおよびプリンタ制御方法 |
JP2007118210A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
JP4989260B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2012-08-01 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5309767B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-10-09 | セイコーエプソン株式会社 | ラベルプリンタの紙幅検出方法およびラベルプリンタの印刷制御方法、並びにラベルプリンタ |
JP5822333B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2015-11-24 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | 画像形成装置 |
JP2012229074A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Seiko Epson Corp | 搬送装置および画像形成装置 |
KR101284188B1 (ko) * | 2012-01-16 | 2013-07-09 | 주식회사 빅솔론 | 포스용 프린터의 용지 간격 조절장치 |
US8950957B2 (en) * | 2012-03-14 | 2015-02-10 | Transact Technologies Incorporated | Configurable printer for different paper sizes and methods for configuring a printer for different paper sizes |
JP6025354B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-11-16 | キヤノン株式会社 | 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム、記録媒体 |
-
2015
- 2015-08-13 JP JP2015159838A patent/JP6551038B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017035856A (ja) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7869063B2 (en) | Printing apparatus, printer control method, printer control program, and printing system | |
US7503712B2 (en) | Printing apparatus for selecting the appropriate error state mode according to the application type and user desired print results | |
US10137708B2 (en) | Printing device and control method of a printing device | |
JP2007038557A (ja) | 印刷装置の制御方法、印刷装置、及びプログラム | |
CN108068478B (zh) | 印刷装置以及印刷装置的控制方法 | |
JP5803243B2 (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム | |
US20180079231A1 (en) | Printer, and printer control method | |
JP2010530816A (ja) | 両面サーマル・プリンタの制御 | |
US20090207444A1 (en) | Printer and control method for a printer | |
JP5033884B2 (ja) | 両面熱印刷の検出 | |
JP6561673B2 (ja) | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 | |
JP6551038B2 (ja) | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 | |
US9058133B2 (en) | Control device, control method for a control device, and recording medium | |
JP6127404B2 (ja) | 媒体処理装置、及び、媒体処理装置の制御方法 | |
JP2017047584A (ja) | 印刷装置の制御方法、及び、印刷装置 | |
JP2006281734A (ja) | 画像形成装置 | |
CN102529454B (zh) | 记录装置以及记录装置的控制方法 | |
US10065434B2 (en) | Printing device and control method of a printing device | |
JP2007118210A (ja) | プリンタ | |
CN110936733B (zh) | 打印机及控制方法、计算机可读存储介质、电子设备 | |
JP2011088373A (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP2018062122A (ja) | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 | |
JP2007018127A (ja) | 印刷システム、その制御方法、及びプログラム | |
JP5924126B2 (ja) | 媒体処理装置、及び、posシステム | |
JP2013176863A (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180717 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6551038 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |