JP6550910B2 - 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 - Google Patents
多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6550910B2 JP6550910B2 JP2015095933A JP2015095933A JP6550910B2 JP 6550910 B2 JP6550910 B2 JP 6550910B2 JP 2015095933 A JP2015095933 A JP 2015095933A JP 2015095933 A JP2015095933 A JP 2015095933A JP 6550910 B2 JP6550910 B2 JP 6550910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring layer
- electrode
- solvent
- insulating film
- interlayer insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
(付記1)
金属材料により形成された電極と配線とを有する下層配線層と、
前記下層配線層の上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の上に金属材料により形成された電極と配線とを有する上層配線層と、
を有し、
前記層間絶縁膜には、前記下層配線層の電極が形成されている領域に開口部が形成されており、
前記層間絶縁膜の開口部に、前記上層配線層の電極が形成されることにより、前記層間絶縁膜の開口部において、前記下層配線層の電極と前記上層配線層の電極とが電気的に接合されるものであって、
前記下層配線層の電極には、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部が形成されており、前記上層配線層の電極は、前記下層配線層の電極及び前記溶媒吸収部の上に形成されていることを特徴とする多層配線構造。
(付記2)
前記下層配線層の電極の中央部分には開口部が形成されており、前記溶媒吸収部は前記下層配線層の電極の開口部に形成されていることを特徴とする付記1に記載の多層配線構造。
(付記3)
前記層間絶縁膜の開口部において、前記上層配線層の電極と前記下層配線層の電極との接触面積は、前記上層配線層の電極と前記溶媒吸収部との接触面積よりも広いことを特徴とする付記2に記載の多層配線構造。
(付記4)
前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記5)
前記溶媒吸収部は、シリカ多孔質体により形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記6)
前記上層配線層は、銅または銀を含む金属インクまたは金属ペーストを用いて形成されることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記7)
付記1から6のいずれかに記載の多層配線構造は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板。
(付記8)
開口部が形成された電極と配線とを有する下層配線層を金属材料により形成する工程と、
前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部を形成する工程と、
前記下層配線層の電極及び溶媒吸収部が形成されている領域に開口部を有する層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の開口部及び前記層間絶縁膜の上に、溶媒に金属材料が含まれているものを塗布することにより、上層配線層を形成する工程と、
を有することを特徴とする多層配線構造の製造方法。
(付記9)
前記溶媒に金属材料が含まれているものは印刷法により塗布されるものであって、
前記溶媒に金属材料が含まれているものを塗布した後、焼成することにより、前記上層配線層が形成されることを特徴とする付記8に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記10)
前記印刷法は、インクジェットまたはスクリーン印刷であることを特徴とする付記9に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記11)
前記溶媒に金属材料が含まれているものは、銅または銀が含まれている金属インクまたは金属ペーストであることを特徴とする付記8から10のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記12)
前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする付記8から11のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記13)
前記溶媒吸収部は、前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものを塗布し、焼成することにより形成されることを特徴とする付記12に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記14)
溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものは、シリカ分散液であって、溶媒吸収部は、シリカの多孔質体により形成されていることを特徴とする付記13に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記15)
前記層間絶縁膜は、前記下層配線層の配線が形成されている領域を含む領域の上に、光硬化樹脂を塗布した後、光を照射することにより、または、熱硬化樹脂を塗布した後、熱を加えることにより、形成されることを特徴とする付記8から14のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記16)
付記8から15のいずれかに記載の前記下層配線層は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板の製造方法。
20 下層配線層
21 配線
22 電極
30 溶媒吸収部
40 層間絶縁膜
40a 開口部
50 上層配線層
51 配線
52 電極
Claims (7)
- 金属材料により形成された電極と配線とを有する下層配線層と、
前記下層配線層の上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の上に金属材料により形成された電極と配線とを有する上層配線層と、
を有し、
前記層間絶縁膜には、前記下層配線層の電極が形成されている領域に開口部が形成されており、
前記層間絶縁膜の開口部に、前記上層配線層の電極が形成されることにより、前記層間絶縁膜の開口部において、前記下層配線層の電極と前記上層配線層の電極とが電気的に接合されるものであって、
前記下層配線層の電極には、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部が形成されており、前記上層配線層の電極は、前記下層配線層の電極及び前記溶媒吸収部の上に形成されており、
前記下層配線層の電極の中央部分には開口部が形成されており、前記溶媒吸収部は前記下層配線層の電極の開口部に形成されており、
前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする多層配線構造。 - 前記層間絶縁膜の開口部において、前記上層配線層の電極と前記下層配線層の電極との接触面積は、前記上層配線層の電極と前記溶媒吸収部との接触面積よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造。
- 前記溶媒吸収部は、シリカ多孔質体により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の多層配線構造。
- 前記層間絶縁膜は、紫外線硬化樹脂または光硬化性樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
- 請求項1から4のいずれかに記載の多層配線構造は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板。
- 開口部が形成された電極と配線とを有する下層配線層を金属材料により形成する工程と、
前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部を形成する工程と、
前記下層配線層の電極及び溶媒吸収部が形成されている領域に開口部を有する層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の開口部及び前記層間絶縁膜の上に、溶媒に金属材料が含まれているものを塗布することにより、上層配線層を形成する工程と、
を有することを特徴とする多層配線構造の製造方法。 - 溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものは、シリカ分散液であって、溶媒吸収部は、シリカの多孔質体により形成されていることを特徴とする請求項6に記載の多層配線構造の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015095933A JP6550910B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015095933A JP6550910B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016213325A JP2016213325A (ja) | 2016-12-15 |
JP6550910B2 true JP6550910B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=57552022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015095933A Expired - Fee Related JP6550910B2 (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6550910B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204070A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板及びその製造方法 |
JP4212887B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2009-01-21 | 株式会社デンソー | 多層回路基板の製造方法 |
JP5129077B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-01-23 | 富士フイルム株式会社 | 配線形成方法 |
-
2015
- 2015-05-08 JP JP2015095933A patent/JP6550910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016213325A (ja) | 2016-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6443458B2 (ja) | 電子回路モジュール | |
CN103260356B (zh) | 飞尾型刚性-柔性印刷电路板及其制造方法 | |
JP6473361B2 (ja) | 電子デバイスの製造方法、および、電子デバイス | |
JP6491032B2 (ja) | 抵抗器の製造方法、および、抵抗器 | |
JP7075785B2 (ja) | 回路基板、電子回路装置、および、回路基板の製造方法 | |
JP6625872B2 (ja) | 配線基板及び配線基板の製造方法 | |
JP6550910B2 (ja) | 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 | |
JP5830864B2 (ja) | キャパシタ内蔵配線板、キャパシタ内蔵配線板の製造方法 | |
JP4899775B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法と固体電解コンデンサ内蔵基板の製造方法 | |
JP6497486B2 (ja) | 多層基板およびその製造方法 | |
JP5287102B2 (ja) | 電子部品および電子部品用基板ならびにそれらの製造方法 | |
JP2007067189A (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
JP5088620B2 (ja) | 導電性バンプの形成方法 | |
JP5444725B2 (ja) | 積層構造体及び積層構造体の製造方法 | |
JP6248749B2 (ja) | 多層配線構造の形成方法及び配線基板 | |
JP5088622B2 (ja) | 導電性バンプの形成方法 | |
JP5055062B2 (ja) | 配線基板の製造方法及び配線基板材 | |
JP6205814B2 (ja) | 配線基体およびその製造方法 | |
JP4802575B2 (ja) | 電気回路基板 | |
JP4756468B2 (ja) | 抵抗素子内蔵プリント配線板及びその製造方法 | |
JP2018195754A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2013065783A (ja) | 積層型半導体装置及びその製造方法 | |
JP2010232375A (ja) | 電子装置及び電子装置の製造方法 | |
JP2009059744A (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP2007042716A (ja) | 抵抗素子内蔵配線回路板及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6550910 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |