JP6550910B2 - 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 - Google Patents

多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 Download PDF

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本発明は、多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法に関するものである。
電子機器等には、電子部品が搭載された電子回路基板が用いられており、このような電子回路基板のうち多層配線基板においては、基板に多層配線構造が形成されている。多層配線基板における多層配線構造の一部を単純化して説明すると、絶縁体等により形成された基板の上に、金属等により形成された下層配線層、絶縁体により形成された層間絶縁膜、金属等により形成された上層配線層が積層されている。層間絶縁膜には、層間絶縁膜を貫通するビア開口部が設けられており、下層配線層と上層配線層とは、ビア開口部において電気的に接続されている。このような多層配線構造は、低コストで製造することが求められていることの他、ビア開口部における接続されている部分の電気抵抗が低く、電気的特性が良好であること等が求められている。
特開2001−127428号公報
図1から図3に基づき、多層配線基板における多層配線構造の形成方法について説明する。最初に、図1に示されるように、ガラスエポキシやポリイミド等の絶縁性を有する材料により形成された基板910の上に、銅(Cu)や銀(Ag)等により下層配線層920を形成する。下層配線層920は、配線921と配線921に接続された電極922とを有している。尚、図1(a)は、この工程における上面図であり、図1(b)は、図1(a)における一点鎖線1A−1Bにおいて切断した断面図である。
次に、図2に示されるように、下層配線層920の電極922が形成されている領域に開口部940aを有する層間絶縁膜940を形成する。層間絶縁膜940は絶縁体材料により形成されている。尚、図2(a)は、この工程における上面図であり、図2(b)は、図2(a)における一点鎖線2A−2Bにおいて切断した断面図である。
次に、図3に示されるように、下層配線層920の電極922の上及び層間絶縁膜940の上の一部に、CuやAg等により上層配線層950を形成する。上層配線層950は、低コスト化の観点より、例えば、CuやAg等を含む金属インクをインクジェット方式により塗布した後、焼成することにより形成する。上層配線層950は、配線951と配線951に接続された電極952とを有しており、上層配線層950の電極952は、層間絶縁膜940の開口部940aに形成され、配線951は層間絶縁膜940の上に形成される。これにより、層間絶縁膜940の開口部940aにおいて、下層配線層920の電極922と上層配線層950の電極952とが接続され、下層配線層920と上層配線層950とが電気的に接続される。尚、図3(a)は、この工程における上面図であり、図3(b)は、図3(a)における一点鎖線3A−3Bにおいて切断した断面図である。
ところで、金属インクは流動性を有しており、開口部940aは層間絶縁膜940が形成されている領域よりも高さが低くなっている。よって、上記の方法により、上層配線層950を形成した場合、上層配線層950を形成するために塗布された金属インクは、低くなっている層間絶縁膜940の開口部940aに流れ込み、電極952が形成される部分の金属インクの量が多くなり厚くなる。従って、金属インクに含まれる溶媒を揮発させる焼成の工程においては、上層配線層950の電極952を形成するための金属インクに含まれる溶媒を十分に揮発させることができない。このため、上層配線層950の電極952には、一部の溶媒960が含まれた状態となる。このように、電極952に溶媒960が含まれていると、電気抵抗が高くなり、電気的な特性が悪くなるといった問題や、信頼性が低下するといった問題が生じる。尚、上層配線層950を形成する際、薄く金属インクを塗布し焼成する工程を複数繰り返すことにより、上層配線層950の電極952に含まれる溶媒960の量を減らす方法が考えられる。しかしながら、この方法では、工程数が増え、時間とコストが大幅に増加するため、好ましくない。
従って、多層配線構造の上層配線層を金属インク等を用いて形成する場合において、低コストで製造することができ、電気的特性が良好であり、信頼性の高い多層配線構造が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、金属材料により形成された電極と配線とを有する下層配線層と、前記下層配線層の上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上に金属材料により形成された電極と配線とを有する上層配線層と、を有し、前記層間絶縁膜には、前記下層配線層の電極が形成されている領域に開口部が形成されており、前記層間絶縁膜の開口部に、前記上層配線層の電極が形成されることにより、前記層間絶縁膜の開口部において、前記下層配線層の電極と前記上層配線層の電極とが電気的に接合されるものであって、前記下層配線層の電極には、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部が形成されており、前記上層配線層の電極は、前記下層配線層の電極及び前記溶媒吸収部の上に形成されており、前記下層配線層の電極の中央部分には開口部が形成されており、前記溶媒吸収部は前記下層配線層の電極の開口部に形成されており、前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする。
開示の多層配線構造によれば、多層配線構造の上層配線層を金属インク等を用いて形成する場合において、低コストで、電気的特性を良好にすることができ、信頼性を高めることができる。
多層配線構造の製造方法の工程図(1) 多層配線構造の製造方法の工程図(2) 多層配線構造の製造方法の工程図(3) 本実施の形態における多層配線構造の製造方法のフローチャート 本実施の形態における多層配線構造の製造方法の工程図(1) 本実施の形態における多層配線構造の製造方法の工程図(2) 本実施の形態における多層配線構造の製造方法の工程図(3) 本実施の形態における多層配線構造の製造方法の工程図(4)
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に基づき本実施の形態における多層配線構造の製造方法について説明する。
最初に、ステップ102(S102)に示すように、基板10の上に、下層配線層20を形成する。具体的には、基板10の表面に、CuやAg等の微粒子を含む金属インクをインクジェット方式による印刷により塗布した後、150℃の温度で1時間焼成することにより形成する。これにより、図5に示されるように、基板10の表面に、厚さが1μm〜10μmの下層配線層20を形成する。下層配線層20は、配線21と配線21に接続された電極22とを有しており、電極22の中央部分には開口部22aが形成されている。電極22は半径100μm〜200μmの略円形で形成されており、開口部22aは半径50μmの略円形で形成されている。尚、図5(a)は、この工程における上面図であり、図5(b)は、図5(a)における一点鎖線5A−5Bにおいて切断した断面図である。
基板10は、絶縁性を有する材料により形成されており、ガラスエポキシ、セラミックス、ポリイミド等により形成されている。金属インクは、金属ナノ粒子インクである。上記においては、下層配線層20をインクジェット方式による印刷により形成する場合について説明したが、下層配線層20はスクリーン印刷により形成してもよい。この場合には、金属インクに代えて、金属ペーストが用いられる。
次に、ステップ104(S104)に示すように、下層配線層20の電極22の開口部22aに、溶媒吸収部30を形成する。具体的には、基板10において、電極22の開口部22aに、シリカ分散液をインクジェット方式による印刷により塗布した後、150℃の温度で1時間焼成することにより形成する。これにより、図6に示されるように、下層配線層20の電極22の開口部22aであった中央部分に、下層配線層20の厚さと略同じ厚さの溶媒吸収部30を形成する。このように形成された溶媒吸収部30は、多孔質体である多孔質シリカにより形成されており、空隙率は、約40%である。シリカ分散液をインクジェット方式による印刷により塗布する際には、シリカ分散液が下層配線層20の電極22の上に、塗布されないように、十分に位置合わせをした後に塗布する。上記においては、溶媒吸収部30を多孔質シリカにより形成する場合について説明したが、多孔質体が形成されるものであれば、他の材料であってもよい。尚、図6(a)は、この工程における上面図であり、図6(b)は、図6(a)における一点鎖線6A−6Bにおいて切断した断面図である。
次に、ステップ106(S106)に示すように、下層配線層20の電極22が形成されている領域に開口部40aを有する層間絶縁膜40を形成する。具体的には、インクジェット方式による印刷により光硬化性樹脂を塗布した後、光を照射して硬化させることにより、図7に示されるように、膜厚が2μm〜20μmの層間絶縁膜40を形成する。このようにして形成される層間絶縁膜40は、下層配線層20の電極22及び溶媒吸収部30が形成されている領域に開口部40aを有している。上記においては、紫外線硬化樹脂等の光硬化性樹脂を用いた場合について説明したが、熱硬化性樹脂を用いてもよく、この場合、樹脂を硬化させる際には、光照射に代えて、熱が加えられる。尚、図7(a)は、この工程における上面図であり、図7(b)は、図7(a)における一点鎖線7A−7Bにおいて切断した断面図である。
次に、ステップ108(S108)に示すように、下層配線層20の電極22、溶媒吸収部30、層間絶縁膜40の上の一部に、上層配線層50を形成する。具体的には、下層配線層20の電極22の上、溶媒吸収部30の上、層間絶縁膜40の上の一部に、CuやAg等の微粒子を含む金属インクをインクジェット方式による印刷により塗布した後、150℃の温度で1時間焼成することにより形成する。これにより、図8に示されるように、下層配線層20の電極22の上、溶媒吸収部30の上、層間絶縁膜40の上の一部に、厚さが1μm〜10μmの上層配線層50を形成する。上層配線層50は、配線51と配線51に接続された電極52とを有している。電極52は半径100μm〜200μmの略円形で形成されており、下層配線層20の電極22、溶媒吸収部30の上に形成される。従って、下層配線層20の電極22と上層配線層50の電極52とが接続されることにより、下層配線層20と上層配線層50とが電気的に接続される。尚、図8(a)は、この工程における上面図であり、図8(b)は、図8(a)における一点鎖線8A−8Bにおいて切断した断面図である。
本実施の形態においては、金属インクをインクジェット方式による印刷により塗布した後、焼成される前において、金属インクの溶媒の一部、特に、溶媒吸収部30の近傍の深い位置に塗布された金属インクの溶媒の一部は、溶媒吸収部30に吸収される。従って、この後、焼成により、塗布された金属インクの表面側の溶媒を揮発させることにより、上層配線層50の電極52には、溶媒が含まれていない状態にすることができる。
即ち、金属インクは流動性を有しているため、塗布された金属インクが開口部40aに流れ込み、電極52が形成される部分の金属インクの量が多くなり厚くなるが、この部分における金属インクの溶媒の一部は溶媒吸収部30に吸収される。このため、上層配線層50の電極52には、溶媒が含まれていない状態にすることができる。
従って、本実施の形態においては、上層配線層50の電極52や電極22と電極52との接続部分において、電気抵抗が高くなるといった問題や、信頼性も低下するといった問題を解消することができる。尚、上層配線層50を形成する際に用いられる金属インクは、下層配線層20を形成する場合と同じ金属インクを用いることができる。上記においては、上層配線層50をインクジェット方式による印刷により形成する場合について説明したが、上層配線層50はスクリーン印刷により形成してもよく、この場合には、金属インクに代えて、金属ペーストが用いられる。
本実施の形態においては、上層配線層50の電極52が溶媒吸収部30と接触する面積よりも、下層配線層20の電極22と接触する面積の方が広くなるように形成されていることが好ましい。上層配線層50の電極52が溶媒吸収部30と接触する面積よりも、下層配線層20の電極22と接触する面積が狭いと、電極22と電極52との間の電気抵抗が高くなり、電気的な特性が低下するからである。
また、下層配線層20の形成方法は、上記以外の方法により形成してもよい。具体的には、表面の全面に金属泊が形成されている基板を用いて、金属泊の上に、下層配線層20が形成される領域に対応した形状のパターンを形成し、この後、パターンの形成されていない領域の金属泊をウェットエッチング等により除去する。これにより、残存する金属泊により、下層配線層20を形成してもよい。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
金属材料により形成された電極と配線とを有する下層配線層と、
前記下層配線層の上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の上に金属材料により形成された電極と配線とを有する上層配線層と、
を有し、
前記層間絶縁膜には、前記下層配線層の電極が形成されている領域に開口部が形成されており、
前記層間絶縁膜の開口部に、前記上層配線層の電極が形成されることにより、前記層間絶縁膜の開口部において、前記下層配線層の電極と前記上層配線層の電極とが電気的に接合されるものであって、
前記下層配線層の電極には、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部が形成されており、前記上層配線層の電極は、前記下層配線層の電極及び前記溶媒吸収部の上に形成されていることを特徴とする多層配線構造。
(付記2)
前記下層配線層の電極の中央部分には開口部が形成されており、前記溶媒吸収部は前記下層配線層の電極の開口部に形成されていることを特徴とする付記1に記載の多層配線構造。
(付記3)
前記層間絶縁膜の開口部において、前記上層配線層の電極と前記下層配線層の電極との接触面積は、前記上層配線層の電極と前記溶媒吸収部との接触面積よりも広いことを特徴とする付記2に記載の多層配線構造。
(付記4)
前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記5)
前記溶媒吸収部は、シリカ多孔質体により形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記6)
前記上層配線層は、銅または銀を含む金属インクまたは金属ペーストを用いて形成されることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の多層配線構造。
(付記7)
付記1から6のいずれかに記載の多層配線構造は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板。
(付記8)
開口部が形成された電極と配線とを有する下層配線層を金属材料により形成する工程と、
前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部を形成する工程と、
前記下層配線層の電極及び溶媒吸収部が形成されている領域に開口部を有する層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の開口部及び前記層間絶縁膜の上に、溶媒に金属材料が含まれているものを塗布することにより、上層配線層を形成する工程と、
を有することを特徴とする多層配線構造の製造方法。
(付記9)
前記溶媒に金属材料が含まれているものは印刷法により塗布されるものであって、
前記溶媒に金属材料が含まれているものを塗布した後、焼成することにより、前記上層配線層が形成されることを特徴とする付記8に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記10)
前記印刷法は、インクジェットまたはスクリーン印刷であることを特徴とする付記9に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記11)
前記溶媒に金属材料が含まれているものは、銅または銀が含まれている金属インクまたは金属ペーストであることを特徴とする付記8から10のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記12)
前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする付記8から11のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記13)
前記溶媒吸収部は、前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものを塗布し、焼成することにより形成されることを特徴とする付記12に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記14)
溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものは、シリカ分散液であって、溶媒吸収部は、シリカの多孔質体により形成されていることを特徴とする付記13に記載の多層配線構造の製造方法。
(付記15)
前記層間絶縁膜は、前記下層配線層の配線が形成されている領域を含む領域の上に、光硬化樹脂を塗布した後、光を照射することにより、または、熱硬化樹脂を塗布した後、熱を加えることにより、形成されることを特徴とする付記8から14のいずれかに記載の多層配線構造の製造方法。
(付記16)
付記8から15のいずれかに記載の前記下層配線層は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板の製造方法。
10 基板
20 下層配線層
21 配線
22 電極
30 溶媒吸収部
40 層間絶縁膜
40a 開口部
50 上層配線層
51 配線
52 電極

Claims (7)

  1. 金属材料により形成された電極と配線とを有する下層配線層と、
    前記下層配線層の上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上に金属材料により形成された電極と配線とを有する上層配線層と、
    を有し、
    前記層間絶縁膜には、前記下層配線層の電極が形成されている領域に開口部が形成されており、
    前記層間絶縁膜の開口部に、前記上層配線層の電極が形成されることにより、前記層間絶縁膜の開口部において、前記下層配線層の電極と前記上層配線層の電極とが電気的に接合されるものであって、
    前記下層配線層の電極には、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部が形成されており、前記上層配線層の電極は、前記下層配線層の電極及び前記溶媒吸収部の上に形成されており、
    前記下層配線層の電極の中央部分には開口部が形成されており、前記溶媒吸収部は前記下層配線層の電極の開口部に形成されており、
    前記溶媒吸収部は、多孔質体により形成されていることを特徴とする多層配線構造。
  2. 前記層間絶縁膜の開口部において、前記上層配線層の電極と前記下層配線層の電極との接触面積は、前記上層配線層の電極と前記溶媒吸収部との接触面積よりも広いことを特徴とする請求項に記載の多層配線構造。
  3. 前記溶媒吸収部は、シリカ多孔質体により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の多層配線構造。
  4. 前記層間絶縁膜は、紫外線硬化樹脂または光硬化性樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多層配線構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の多層配線構造は、基板の上に形成されていることを特徴とする多層配線基板。
  6. 開口部が形成された電極と配線とを有する下層配線層を金属材料により形成する工程と、
    前記下層配線層の電極の開口部に、溶媒を吸収する材料により溶媒吸収部を形成する工程と、
    前記下層配線層の電極及び溶媒吸収部が形成されている領域に開口部を有する層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜の開口部及び前記層間絶縁膜の上に、溶媒に金属材料が含まれているものを塗布することにより、上層配線層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする多層配線構造の製造方法。
  7. 溶媒に多孔質体を形成するための材料が含まれているものは、シリカ分散液であって、溶媒吸収部は、シリカの多孔質体により形成されていることを特徴とする請求項6に記載の多層配線構造の製造方法。
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