JP6550414B2 - ベッド装置 - Google Patents
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Description
この発明はとくに病人や老人等の自力で身体を動かすことが困難な利用者の辱瘡を防止するために有効なベッド装置に関する。
自力によって寝返りを打ったり、体を起こすことのできない患者は、長期間にわたって仰臥したままの状態でいなければならない。しかしながら、長期間にわたって仰臥したままの姿勢でいると、身体の、とくに臀部などの背面に辱瘡を起こし、患者の苦痛が増大することになる。そのため、辱瘡を防止するために患者の体位を適宜変換しなければならないということがあり、そのようなベッド装置が開発されている。
従来、この種のベッド装置としては特許文献1に示される構成のものが開発されている。すなわち、従来のベッド装置はベースを有し、このベースには載置フレームが上下駆動機構によって上下方向に駆動可能に設けられている。
前記載置フレームには傾動フレーム(回転フレーム)が幅方向に傾動可能に支持されている。前記傾動フレームは前記載置フレームに設けられた傾斜駆動機構によって幅方向一端部或いは他端部を支点として幅方向に傾動するよう駆動されるようになっている。
前記傾動フレームの上面には床板体が設けられている。この床板体は、中央床板およびこの中央床板の両側にそれぞれ上方向にだけ回動可能に連結された側部床板を有する。前記中央床板は長手方向に対して複数の床部に分割され、互いに回動可能に連結されている。そのうちの、長手方向のほぼ中央に位置する1つの床部は、前記傾動フレームに取付け固定されている。
そのため、前記傾斜駆動機構によって前記傾動フレームが傾斜方向に駆動されると、幅方向一端側、つまり傾動方向の下側に位置する一方の側部床板の下面が前記載置フレームの幅方向の端部に設けられた当接部材に当接し、前記傾動フレームの傾動方向と逆方向、つまり上方向に屈曲する。
それによって、前記傾動フレームを左右方向に傾動させれば、前記床板体上に仰臥した患者などの利用者は、上方に屈曲した前記側部床板によって前記床板体状から落下するのが阻止されながら体位が変換されるため、辱瘡が防止されることになる。
前記傾動フレームには床板体を起伏駆動する背上げ駆動機構が設けられている。この背上げ駆動機構は前記床板体の複数に分割された床部が水平な状態から起上方向に駆動される。それによって、前記床板体上に仰臥した利用者は、前記床部によって上半身が起こされた状態で支持されることになる。
ところで、前記床板体上に仰臥した患者に、たとえば食事の介助や看護などをする際、前記背上げ駆動機構を作動させて利用者の上半身を起こすことがある。それに加え、上半身を起こした患者の身体を横方向に傾けることが要求されることがある。
具体例としては、経口摂取が不可能或いは不十分な患者に対し、体外から消化管内に通したチューブを用いて流動食を投与する経管栄養時、或いは経管栄養後などに胃などの内容物の流れを調整するため、患者の身体を上述した姿勢に維持することが要求されることがある。
ところで、病院などで用いられる上述した構成のベッド装置においては、図10に示すように必要に応じて載置フレーム101の幅方向の両側(或いは一側)に側柵102が着脱可能に取付けられる。この側柵102は、周知のように前記載置フレーム101上に載置される床板体103上に仰臥した患者がベッド装置上から落下するのを防止したり、患者に掛けられた布団がずれ落ちるのを防止するために用いられる。
しかしながら、前記床板体103の背床部104を起上させて患者の上半身を起こした状態で、その患者の身体を横方向に傾けるために、前記載置フレーム101の枠内に設けられた傾動フレーム105を、幅方向の一端部を支点として他端側が上昇する幅方向に傾斜させたとき、前記床板体103が前記傾動フレーム105とともに傾動する。それによって、図10に鎖線で示すように前記床板体103の背床部104の幅方向の一端側が一方の側柵102にぶつかってしまうということが生じる。
つまり、前記床板体103を幅方向に傾斜させる角度が所定の角度よりも大きいと、前記床板体103の背上げされた背床部104の傾斜方向の下側となる幅方向一端部が前記側柵102にぶつかることになる。
そこで、従来のベッド装置では、前記床板体103を幅方向に傾動させる傾斜駆動機構と、前記床板体103を水平な状態から起上方向に駆動する起伏駆動機構を同時に駆動させることができないようにし、前記床板体を傾動させたときに、この床板体の幅方向の端部が側柵にぶつかるのを防止するようにしていた。
しかしながら、前記床板体103の幅方向の駆動と、背床部104の背上げ駆動とを同時に行えないようにすると、上述したように経管栄養時などに、ベッド装置によって患者の身体の上半身を起こし、その状態で横方向に傾けた姿勢を維持するということができない。つまり、床板体を背上げした状態で傾動させることができないから、経管栄養時の介助を円滑かつ良好に行えないということがあった。
しかも、従来は経管栄養時や経管栄養後に患者の姿勢を適した状態に維持するため、床板体103の背床部104を起上させた状態で、患者の身体が前記床板体103の幅方向に傾くように介助者が保持したり、患者の背面にクッションを挟み込んで姿勢を傾斜した状態に維持するなどのことが行われていた。そのため、介護者の負担が増大したり、良好な姿勢を確実に維持できないなどのこともあった。
この発明は、床板体を背上げした状態で、傾斜させることができるようにすることで、たとえば経管栄養時や経管栄養後に患者を適した姿勢で維持できるようにしたベッド装置を提供することにある。
この発明は、床板体を幅方向に傾斜させる傾動機能と、前記床板体を前記幅方向と交差する長手方向に対して起伏させる背上げ機能とを備えたベッド装置であって、
載置フレームと、
この載置フレームに幅方向に傾斜可能に支持されるとともに、上面に前記床板体が設けられた傾動フレームと、
前記傾動フレームを幅方向に傾斜するよう駆動する傾斜駆動源と、
前記傾動フレームに設けられ前記床板体の長手方向の一端部側を起伏駆動する起伏駆動源と、
前記傾動フレームの傾斜駆動と前記床板体の起伏駆動を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が水平な状態にあるときに他方を駆動することができる手動モードと、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が制限された範囲で駆動された状態で他方を制限された範囲で駆動することができる手動制限モードとで前記傾斜駆動源と前記起伏駆動源を駆動制御することを特徴とするベッド装置にある。
載置フレームと、
この載置フレームに幅方向に傾斜可能に支持されるとともに、上面に前記床板体が設けられた傾動フレームと、
前記傾動フレームを幅方向に傾斜するよう駆動する傾斜駆動源と、
前記傾動フレームに設けられ前記床板体の長手方向の一端部側を起伏駆動する起伏駆動源と、
前記傾動フレームの傾斜駆動と前記床板体の起伏駆動を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が水平な状態にあるときに他方を駆動することができる手動モードと、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が制限された範囲で駆動された状態で他方を制限された範囲で駆動することができる手動制限モードとで前記傾斜駆動源と前記起伏駆動源を駆動制御することを特徴とするベッド装置にある。
この発明によれば、手動制限モードに設定して傾動フレームと床板体とのどちらか一方を制限された範囲で駆動した状態で他方を同じく制限された範囲で駆動することができるから、患者を上半身を起こした状態で、横方向に傾けることができる。そのため、たとえば経管栄養時、或いは経管栄養後などに患者の身体を適した姿勢に容易かつ確実に維持することが可能となる。
以下、この発明の一実施の形態を図1乃至図9を参照しながら説明する。
図1乃至図4に示すベッド装置Bは矩形枠状のベースフレーム1を備えている。このベースフレーム1の四隅部にはキャスタ2が設けられている。前記ベースフレーム1の長手方向一端側にはストッパペタル3が設けられ、このストッパペタル3を踏むことで、長手方向一端側に位置する一対のキャスタ2が回転不能に保持されるようになっている。
図1乃至図4に示すベッド装置Bは矩形枠状のベースフレーム1を備えている。このベースフレーム1の四隅部にはキャスタ2が設けられている。前記ベースフレーム1の長手方向一端側にはストッパペタル3が設けられ、このストッパペタル3を踏むことで、長手方向一端側に位置する一対のキャスタ2が回転不能に保持されるようになっている。
それによって、前記ベースフレーム1は前記キャスタ2によって走行させることができるとともに、前記ストッパペタル3を踏むことで、走行不能に保持できるようになっている。
前記ベースフレーム1の上面側には、このベースフレーム1よりも大きな矩形枠状の載置フレーム5が設けられている。図1に示すように、前記載置フレーム5の長手方向の両端部と、前記ベースフレーム1の長手方向の両端部は、それぞれリンク機構からなる上下駆動機構6によって連結されている。
前後方向の一対の前記上下駆動機構6は連結杆7によって連動するよう連結されていて、図5のブロック図に示す1つの上下駆動源8によって水平な状態で上下方向に駆動されるようになっている。
つまり、前記上下駆動源8によって前記上下駆動機構6が駆動されると、前記載置フレーム5は図1に示す上昇位置と、図2乃至図4に示す下降位置との間で上下方向に駆動されるようになっている。
前記載置フレーム5の長手方向の一端と他端との幅方向の両端部にはそれぞれ第1の取付け部10が設けられている。各一対の取付け部10には、それぞれボード体11が幅方向の両端部に設けられた脚部11aを着脱可能に挿入して立設される。
前記載置フレーム5の幅方向の両側には、それぞれ長手方向に所定間隔で複数、この実施の形態では5つの第2の取付け部12が設けられている。
前記載置フレーム5の両側部には、図10に示す側柵102と同様の側柵102(図1乃至図4では図示せず)が下端に突設された2つの脚部を、隣り合う2つの第2の取付け部12に着脱可能に挿入して保持される。
なお、前記取付け部12は、側柵102を取り外した状態で、前記載置フレーム5の側面に対して折り畳みできる構成となっている。
なお、前記取付け部12は、側柵102を取り外した状態で、前記載置フレーム5の側面に対して折り畳みできる構成となっている。
図1に示すように、前記載置フレーム5の枠内には傾動フレーム15が設けられている。この傾動フレーム15長手方向の両端面の、幅方向の一端部と他端部にはそれぞれローラ14a(図1に1つだけ図示)が設けられている。各ローラ14aは前記載置フレーム5の内周部の長手方向両端部に設けられた受け部14b(同じく図1に1つだけ図示)に回転可能に支持されている。
それによって、前記傾動フレーム15は幅方向の一端部と他端部のいずれか一方の長手方向両端部に設けられた一対のローラ14aを支点として幅方向(左右方向)に傾動可能に支持されている。
前記載置フレーム5には図示しない傾動リンク機構が設けられ、この傾動リンク機構は前記傾動フレーム15に連結されている。前記傾動リンク機構は図5に示す傾斜駆動源16によって駆動される。
前記傾動フレーム15が前記傾斜駆動源16によって駆動されると、前記傾動フレーム15は前記リンク機構を介して幅方向の一端部或いは他端部に設けられた前記ローラ14aを支点として、支点側と反対側の端部が上昇する方向に傾動させられるようになっている。
つまり、前記傾動フレーム15は幅方向の一端部或いは他端部を支点として右方向或いは左方向に傾斜するよう駆動される。図4は前記傾動フレーム15が一方向(左方向)に傾斜駆動された状態を示している。
前記傾動フレーム15の上面には床板体18が設けられている。この床板体18は前記傾動フレ−ム15の外形寸法とほぼ対応する大きさの中央床板19と、この中央床板19の両側に図示しないヒンジによって上昇方向にのみ回動可能に連結された一対の側部床板21とから構成されている。
各床板19,21は複数の床部に分割されている。この実施の形態では、2つの部分が一体的に連結された背床部19a,21a、この背床部19a,21aの一端に、一端が回動可能に連結された中央床部19b,21b、この中央床部19b,21bの他端に一端が回動可能に連結された第1の脚床部19c,21c、この第1の脚床部19c,21cの他端に一端が回動可能に連結された2つで対をなす第2の脚床部19d,21dによって構成されている。
前記中央床板19の中央床部19bは前記傾動フレーム15に固定されている。
前記中央床板19の幅方向両側に前記ヒンジによって上方向だけに回動するよう設けられた左右一対の前記側部床板21は、前記載置フレーム5の幅方向両側の上面に設けられた当接部材23(一方のみ図示)によって下面が当接支持されている。
前記中央床板19の幅方向両側に前記ヒンジによって上方向だけに回動するよう設けられた左右一対の前記側部床板21は、前記載置フレーム5の幅方向両側の上面に設けられた当接部材23(一方のみ図示)によって下面が当接支持されている。
前記傾動フレーム15が前記傾動リンク機構を介して前記傾斜駆動源16により、図4に示すように幅方向の一方側が上昇する方向に駆動されると、幅方向他方側である、傾斜方向下端側に位置する一方の前記側部床板21は前記当接部材23に下面が当接して上方へ押し上げられる。それによって、一方の前記側部床板21は前記中央床板19の幅方向他方側に対して上昇する方向に屈曲する。
前記傾動フレーム15には、前記床板体18の下面側に図示しない背上げ駆動機構、及びこの背上げ駆動機構を駆動する起伏駆動源25(図5に示す)が設けられている。前記起伏駆動源25が前記背上げ駆動機構を駆動すると、図1及び図2に示すように前記床板体18の背床部19a,21aが起上方向に駆動されるとともに、前記第1、第2の脚床部19c,21c及び19d,21dは山形状に屈曲するよう駆動される。
なお、前記床板体18の背床部19a,21aを起立方向に駆動する際、前記第1、第2の脚床部19c,21c及び19d,21dは駆動されないよう設定できるようになっている。
前記各駆動源8,16,25は図5に示す制御装置27によって駆動が制御される。詳細は図示しないが、前記制御装置27は前記載置フレーム5の下面側に設けられる。
前記制御装置27は図示しない記憶部を内蔵する切り換え制御部28を有する。前記切り換え制御部28には手動操作部としてのリモートコントローラ29と、設定操作部としての設定コントローラ30が着脱可能に接続されている。前記リモートコントローラ29と前記設定コントローラ30は図1に示すように前記ボード体11に着脱可能に係着させることができるようになっている。
この実施の形態では、前記制御装置27、前記リモートコントローラ29及び前記設定コントローラ30によって制御手段を構成している。
前記リモートコントローラ29には、図6に示すように前記床板体18の背床部19a,21aを上昇及び下降させる背上げ動作用釦31a,31b、同じく第1、第2の脚床部19c,21c及び19d,21dを上昇及び下降させる脚上げ動作用釦32a,32b、前記載置フレーム5を上昇及び下降させる昇降動作用釦33a,33b、前記傾動フレーム15を右方向或いは左方向に傾動させる傾斜動作用釦34a,34b、及び背上げ状態、足上げ状態或いは傾斜状態にある前記床板体18を水平状態に戻す水平用釦35が設けられている。
前記設定コントローラ30には、図7に示すように前面の上部にディスプレイ38が設けられている。前記ディスプレイ38の下方には電源釦39、切替釦41、設定釦42、開始/停止釦43、YES釦44、NO釦45、及び一対の選択ボタン46が設けられている。
前記電源釦39を操作すると、前記ディスプレイ38が起動する。前記切替釦41を押すと、手動モード(または手動制限モード)と自動モードを切り換えることができる。手動モードと手動制限モードの切り替えは開始/停止釦43を長押しすることで行える。この際、前記床板体18が水平な状態でなければ、手動モードと手動制限モードの切り換えできないようになっている。
したがって、その場合は前記床板体18を手動、つまり前記リモートコントローラ29によって水平にしてから前記切替釦41を操作する。
前記手動モードは前記リモートコントローラ29で操作を行うモードであって、前記ディスプレイ38に手動モードに切り替えられたことが[手動運転]と表示される。それとともに、前記ディスプレイ38には前記床板体18の前記背床部19a,21aや脚床部19c,21c,19d,21dの起上角度、傾斜方向の傾動角度、前記載置フレーム5の上昇高さなどが表示される。
前記ディスプレイ38に、運転モードが手動モードに切り替えられたことが[手動運転]によって表示された状態で、前記設定釦42を押すと、前記ディスプレイ38に設定画面が表示される。
設定画面にしたがって、前記選択ボタン46、前記YES釦44及びNO釦45を操作することで、手動モードでの前記リモートコントローラ29の操作の「動作速度」、「操作禁止」、「音でお知らせ」などの設定を行うことができる。
前記手動モードでは前記リモートコントローラ29によって前記床板体18の起伏駆動と、前記傾動フレーム15の傾斜駆動を、図示しないエンコーダ或いはリミットスイッチによってそれぞれ設定された駆動可能な最大限の範囲内で、制限を受けることなく行うことができるようになっている。
手動モードでは、前記床板体18の背床部19a,21aを所定の範囲内、この実施の形態では0〜72度の角度で起上させることができ、前記傾動フレーム15を0〜25度の角度で左方向及び右方向に傾斜させることができる。さらに、脚床部19c,21cは0〜24度の角度で上昇させることができるようになっている。この脚床部19c,21cの上昇に連動して脚床部19d,21dの一端が連動することで、全体的に山形状に屈曲するようになっている。
なお、手動モードの場合、前記リモートコントローラ29によって、前記床板体18が起伏駆動された状態、或いは前記傾動フレーム15が傾斜駆動された状態、つまりどちらか一方が駆動された状態にあるときに、他方を駆動することができないよう、駆動が制限されている。
前記手動モードの状態で、前記開始/停止釦43を長押しすると、手動制限モードに切り替えることができる。手動制限モードでは、前記ディスプレイ38に[手動運転(制限)]と表示される。
運転モードを手動モードから手動制限モードに切り替えると、そのことが前記ディスプレイ38に[手動運転(制限)]と表示される。その状態で、前記設定釦42を押すと、手動制限モードにおける各機能の設定ができるようになっている。
そして、手動制限モードでは、前記床板体18の背床部19a,21aを所定の範囲内、この実施の形態では0〜15度の角度の範囲で起上させた状態で、前記傾動フレーム15を同じく所定の範囲内である0〜5度の角度の範囲で傾斜駆動することができるようになっている。
なお、これらの駆動範囲は、前記手動モードと同様、図示しないエンコーダ或いはリミットスイッチによってそれぞれ設定されるようになっている。
なお、これらの駆動範囲は、前記手動モードと同様、図示しないエンコーダ或いはリミットスイッチによってそれぞれ設定されるようになっている。
手動制限モードでは、前記リモートコントローラ29によって前記床板体18の起伏駆動による前記床板体18の背床部19a,21aの背上げ角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度が手動モードに比べて小さくなるよう上述した範囲に制限されている。
それによって、前記背床部19a,21aを起上させた背上げ状態で、前記傾動フレーム15を幅方向に傾斜させても、図10で説明したように前記床板体18の前記背床部19a,21aのうちの、幅方向外側に位置する背床部21aが側柵102にぶつかるのが防止される。
なお、前記床板体18の背床部19a,21aの起上角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度は、上述した範囲に限られるものではなく、前記床板体18の幅寸法、前記背床部19a,21aの長さ寸法、前記床板体18と側柵との間隔などの条件によって決定される。
前記切替釦41を操作して自動モードに切り替えると、前記ディスプレイ38には[自動運転]と表示される。その状態で、前記設定釦42を押せば、前記ディスプレイ38が設定画面になり、自動運転の設定を行うことができる。
なお、自動運転は前記傾動フレーム15の傾斜を左方向と右方向にそれぞれ所定時間ごとに変換する運転である。
なお、自動運転は前記傾動フレーム15の傾斜を左方向と右方向にそれぞれ所定時間ごとに変換する運転である。
自動運転の設定は、手動運転時の設定と同様、前記設定画面に表示された設定項目を選択ボタン46で選択し、前記YES釦44を押す。前記設定画面に表示された設定項目にない設定を行いたい場合には、前記NO釦45を押して前記設定画面に表示される設定項目を変え、所望する設定項目となったところで、前記YES釦44を押すことで設定できる。
自動運転モードでの設定項目としては、前記傾斜駆動源16による前記傾動フレーム15の運転時間をたとえば最大で24時間まで設定でき、前記傾動フレーム15の左方向と右方向への傾動角度を、たとえば5〜20度の範囲で設定できる。さらに、前記傾動フレーム15が右方向と左方向へ傾斜した状態での停止時間を2分〜6時間の範囲で設定することができる。
自動モードに切り替えた状態で、前記開始/停止釦43を操作すると、自動運転を開始するかを確認できる。その状態でYES釦44を押せば、予め設定された設定条件で自動運転が開始される。なお、自動運転は前記床板体18が水平でない場合には開始できず、その場合には前記床板体18を自動で水平に戻してから開始される。
自動運転中に開始/停止釦43を押せば、自動運転が停止する。停止時に前記床板体18が水平でない場合には、自動で水平に戻してから開始される。
前回の自動運転を途中で終了し、その後に開始/停止釦43を押して自動運転を再開する際は、前回の自動運転の途中から継続して運転するか、新しく再開するかを選択することができる。
前記設定コントローラ30によって設定された手動モード、手動制限モード及び自動モードの各運転モードの運転条件は、前記制御装置27の切り換え制御部28に設けられた図示しない記憶部に記憶される。
そして、前記切換制御部28の記憶部に記憶された各運転条件のデータは、前記設定コントローラ30に着脱可能に設けられる、たとえばSDカードなどの記憶媒体に書き写すことができる。
なお、前記設定コントローラ30では手動モード、手動制限モード及び自動モードの各運転の運転条件をそれぞれ複数設定して前記切換制御部28の記憶部に記憶さることができる。それによって、各運転モード時に所望する運転条件を選択して実行することができる。
前記設定コントローラ30に設定された運転条件を前記記憶媒体に書き写した後、その記憶媒体を用いて他のベッド装置に設けられた同じ構造の設定コントローラに書き写すことができる。それによって、病院などのように同じタイプのベッド装置が複数設置されている場合、複数のベッド装置の運転条件を、容易かつ迅速に設定することができる。
図5に示すように、前記制御装置27に設けられた前記切り換え制御部28には入力部51が接続されている。
前記設定コントローラ30の前記電源釦39をオンにして、前記切替釦41によってベッド装置Bの運転モードを、手動モード、手動制限モード或いは自動モードのいずれかに設定すると、選択された運転モードの設定条件が前記設定コントローラ30から前記切り換え制御部28に出力される。
運転モードとして手動モードが選択されると、手動モードの運転条件に基いて前記リモートコントローラ29の各操作釦の操作に応じた操作信号が前記切り換え制御部28を通じで前記入力部51に出力される。前記入力部51に出力された操作信号は処理部52に出力されて処理されたのち、駆動出力部53に出力される。そして、この駆動出力部53から前記リモートコントローラ29の操作に応じた駆動信号が各駆動源8,16,25に出力される。
それによって、前記リモートコントローラ29での操作に応じて、前記床板体18の起伏操作、前記傾動フレーム15の傾動操作、或いは前記載置フレーム5の上下駆動などが行われる。
なお、手動モードでは、上述したように前記床板体18の前記背床部19a,21aを起上させた状態で、前記傾動フレーム15を傾斜方向に駆動することができないようになっている。
前記設定コントローラ30によって手動制限モードが選択された場合、前記設定コントローラ30によって設定された前記床板体18の背上げ角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度の信号が前記切り換え制御部28に出力される。
その状態で、前記リモートコントローラ29を操作すれば、前記床板体18の起伏駆動と、前記傾動フレーム15の傾斜駆動を同時に行うことができるものの、その駆動操作は前記設定コントローラ30から前記切り換え制御部28に出力された条件によって制限された範囲内となる。
つまり、前記床板体18の背上げ角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度が前記設定コントローラ30によって設定された範囲に制限される。それによって、前記床板体18の背床部19a,21aを起上させた状態で、前記傾動フレーム15を傾斜させることができる。
しかしながら、前記背床部19a,21aの起上角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度が制限されているため、前記傾動フレーム15を傾斜させても、起上した前記背床部19a,21aが上述したように側柵102にぶつかることがない。
自動モードでは、前記傾斜駆動源16による前記傾動フレーム15の運転時間と、前記傾動フレーム15の右方向と左方向への傾斜駆動が、前記設定コントローラ30によって設定された条件に基いて、前記制御装置27を通じて行われる。
つぎに、上記構成のベッド装置Bの手動モードと手動制限モードによる運転操作を図8と図9に示すフローチャートに基いて説明する。
図8は手動モードによる運転を説明するフローチャートで、ステップ1(以下、ステップをSとする)では前記設定コントローラ30の電源釦9を操作して電源をオンにし、S2では前記設定コントローラ30を手動モードで起動する。
図8は手動モードによる運転を説明するフローチャートで、ステップ1(以下、ステップをSとする)では前記設定コントローラ30の電源釦9を操作して電源をオンにし、S2では前記設定コントローラ30を手動モードで起動する。
S3では運転モードを選択する。手動モードと手動制限モードのうち、手動モードを選択するYESの場合、S4ではリモートコントローラ29によって前記床板体18の左右方向の傾動(寝返り)、脚上げ、背上げのうちのどれを選択するのかが問われる。
寝返り、つまり前記傾動フレーム15の傾斜駆動を選択すると、S5では前記床板体18の背床部19a,21aが水平であるか否かが問われる。YESであると、S6では脚床部19c,21c,19d,21dが水平であるか否かが問われる。水平、つまりYESであるなら、S7では前記傾動フレーム15が設定された範囲、たとえば0〜25度の駆動可能な範囲で左右方向に駆動させることができる。
S4で脚上げ、つまり脚床部19c,21c,19d,21dを駆動する脚上げを選択すると、S8では前記床板体18が左右方向に対して水平であるか否かが問われる。
S8でYES、つまり床板体18が左右方向に水平であれば、S9で脚床部19c,21c,19d,21dが山形状に屈曲するよう脚床部19c,21cが0〜24度の駆動可能な範囲で駆動される。S8でNO、つまり床板体18が水平でない場合には、S10で前記床板体18が左右方向に対して水平になるよう駆動されてS8に戻る。
S4で背上げを選択した場合、S11では前記床板体18(傾動フレーム15)が左右方向に対して水平であるか否かが問われ、YESの場合はS12で床板体18の背床部19a,21aがたとえば0〜72度の駆動可能な最大の範囲で起上させることができる。
S11でNOの場合は、S13で前記床板体18が左右方向にたとえば0〜25度の範囲で駆動されて水平に駆動されてS11に戻る。
S6で脚床部19c,21c,19d,21dが水平でないNOの場合、S9で水平に戻されてから、S7で前記床板体18が左右に傾斜する方向に0〜25度の範囲で駆動されることになる。
つまり、手動モードでは、前記床板体18の背上げ駆動、左右方向の傾斜駆動(寝返り)、及び脚上げをそれぞれ0度から十分に大きな角度の範囲で行うことができるようになっている。
しかしながら、前記床板体18が左右方向に対して水平でない状態においては、背上げ駆動や脚上げ駆動を行うことができないようになっている。さらに、背床部19a,21aが起上された状態では前記床板体18を左右方向に駆動することができないようになっている。
それによって、手動モードで駆動する際、図10に基いて説明した従来のように、たとえば背床部19a,21aを大きな角度で起上させた状態で、前記床板体18を左方向或いは右方向に大きく傾斜させ、前記側柵102に前記背床部19a,21aをぶつけてしまうということを防止することができる。
一方、S3の[運転モード選択]で手動制限モードを選択するNOの場合、S14で前記設定コントローラ30に設けられた開始/停止釦43を長押し、ベッド装置Bの運転モードを手動モードから手動制限モードに切り替える。
S15では床板体18はすべて水平な状態にあるか否かが問われ、水平であるYESの場合、Aから図9の手動制限モードのフローチャートのAに移動して手動制限モードになる。前記床板体18が水平でないNOの場合、S16では前記リモートコントローラ29に設けられた水平用釦35或いは他の操作釦の操作によって水平になるよう駆動される。
手動制限モードを示す図9のフローチャートでは、まず、S17で前記設定コントローラ30に設けられた切替釦41を押してYESの方向の手動制限モードを選択する。S18ではリモートコントローラ29によって前記床板体18の左右方向の傾動(寝返り)、脚上げ、背上げのうちのどれを選択するのかが問われる。
寝返り、つまり前記傾動フレーム15の傾斜駆動を選択すると、S19では前記傾動フレーム15とともに床板体18が前記リモートコントローラ29の操作によって左右方向に0〜5度の範囲で傾斜させることができる。つまり、手動制限モードでは、手動モード時の0〜25度の範囲に比べて小さな傾斜角度の範囲で左右方向に傾動させることができる。
S18で脚上げを選択操作しても、手動制限モードではS20で脚上げ動作は禁止されているため、S18に戻る。
S18で背上げを選択すると、S21では前記床板体18が左右方向に傾斜していても、前記背床部19a,21aを手動モードのときの0〜72度に比べて小さな0〜15度の角度の範囲で起上させることができる。
それによって、前記床板体18上に仰臥した患者は上半身が起こされ、その状態で左方向或いは右方向に0〜5度の範囲で傾斜させることができるから、経管栄養時などに、患者を適した姿勢で容易かつ確実に維持することができる。
なお、S18の操作順序では、S19の前記傾斜フレーム15の左右方向への傾斜駆動を先に行い、S21の背上げ駆動を後に行う順序で説明したが、どちらが先であっても差し支えない。
S17で通常の手動モードを選択する場合には、S22で前記設定コントローラ30に設けられた開始/停止釦43を長押しする。S23では床板体18の全ての部分が水平であるか否かが問われ、YESであれば、Bから図8に示すフローチャートのBに戻って手動モードでの操作が可能となる。
S23でNOであると、S24ではリモートコントローラ29に設けられた水平用釦35または他の操作釦の操作によって前記床板体18が水平にされてからS23に戻り、YES方向のBから図8に示すフローチャートのBに戻って手動モードでの操作が可能となる。
このように、上記構成のベッド装置Bでは、前記設定コントローラ30によって手動モード、手動制限モード或いは自動モードに切り替えて各部の駆動を制御することができる。
手動モードでは床板体18の背床部19a,21aを0〜72度の範囲で起上方向に駆動することができ、第1、第2の脚床部19c,21cを0〜24度の範囲で傾斜させることができる。さらに、前記傾動フレーム15を左方向或いは右方向に0〜25度の範囲で傾斜させることができる。
しかしながら、前記背床部19a,21aと前記第1、第2の脚床部19c,21c,19d,21dとが水平な状態になければ、前記傾動フレーム15を左右方向に傾斜させることができないようになっている。
一方、手動制限モードでは、前記床板体18の前記背床部19a,21aを起上させた状態であっても、前記傾動フレーム15を左右方向に傾斜させることができる。しかしながら、前記背床部19a,21aの起上角度は手動モードに比べて十分に小さな角度である、0〜15度の範囲に限られ、前記傾動フレーム15の左右方向への傾斜角度は0〜5度の範囲に限られる。
そのため、前記背床部19a,21aと前記傾動フレーム15の駆動角度が限られた範囲内であっても、前記背床部19a,21aを起上させ、前記傾動フレーム15を傾斜させることで、上述したように患者を経管栄養時などに適した姿勢で容易かつ確実に維持することができる。
そればかりか、前記背床部19a,21aを起上角度と、前記傾動フレーム15の傾斜角度が手動モード時に比べて十分に小さな角度の範囲内に制限されているため、前記背床部19a,21aを起上させた状態で、前記傾動フレーム15を傾斜させても、前記載置フレーム5の幅方向の端部に立設された側柵102に、図10で示す従来例のように前記背床部19a,21aがぶつかるのを防止することができる。
なお、上述した実施の形態では、手動制限モード時の背床部の起上角度を0〜15度、傾動フレームの左右方向への傾斜角度を0〜5度にしたが、これらの角度は背床部を起上させた状態で、傾動フレームを傾斜させたときに背床部が側柵にぶつかることのない範囲内であればよい。
つまり、前記起上角度と傾斜角度は、載置フレーム幅方向の端部に立設される側柵と、傾動フレームの幅方向両端との間隔、前記側柵の高さ寸法、或いは前記背床部の起上される部分の長さ寸法などに応じた条件によって変わるため、これらの条件に応じて設定されるものであるから、上述した角度の範囲に制限されるものではない。要は手動制限モードでは手動モードに比べて前記起上角度と傾斜角度が小さく設定される。
1…ベースフレーム、5…載置フレーム、6…上下駆動機構、8…上下駆動源、15…傾動フレーム、16…傾斜駆動源、18…床板体、19a,21a…背床部、19b,21b,19d,21d…第1、第2の脚床部、25…起伏駆動源、27…制御装置(制御手段)、28…切り換え制御部、29…リモートコントローラ(手動操作部)、30…設定コントローラ(設定操作部)、51…入力部、処理部、53…駆動出力部、102…側柵。
Claims (8)
- 床板体を幅方向に傾斜させる傾動機能と、前記床板体を前記幅方向と交差する長手方向に対して起伏させる背上げ機能とを備えたベッド装置であって、
載置フレームと、
この載置フレームに幅方向に傾斜可能に支持されるとともに、上面に前記床板体が設けられた傾動フレームと、
前記傾動フレームを幅方向に傾斜するよう駆動する傾斜駆動源と、
前記傾動フレームに設けられ前記床板体の長手方向の一端部側を起伏駆動する起伏駆動源と、
前記傾動フレームの傾斜駆動と前記床板体の起伏駆動を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が水平な状態にあるときに他方を駆動することができる手動モードと、前記傾動フレームと前記床板体とのどちらか一方が制限された範囲で駆動された状態で他方を制限された範囲で駆動することができる手動制限モードとで前記傾斜駆動源と起伏駆動源を駆動制御することを特徴とするベッド装置。 - 前記手動制限モードは、前記床板体の背床部が起上された状態で、前記傾動フレームによって前記床板体を幅方向に傾斜させたとき、前記載置フレームの幅方向の端部に設けられる側柵に前記背床部が当たることのないよう、前記背床部の起上角度と、前記床板体の傾斜角度が設定されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- 前記床板体を前記傾斜駆動源によって予め設定された条件に基づき幅方向に揺動駆動する自動モードを有することを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- 前記手動モードは、前記傾動フレームと前記床板体を、それぞれ駆動可能な最大範囲で駆動されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- 前記手動制限モードは、前記傾動フレームと前記床板体がそれぞれ前記手動モードで駆動可能な範囲に比べて小さな範囲で駆動されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
- 前記制御手段は、
制御装置と、
この制御装置に接続され前記傾斜フレームの傾斜駆動と前記床板体の起伏駆動を前記手動モード、前記手動制限モード或いは前記自動モードで駆動するときの駆動条件を設定するとともに、前記各モードのいずれで運転するのかを設定する設定コントローラと、
前記制御装置に接続され前記設定コントローラによって前記手動モード或いは前記手動制限モードが選択されたときに、前記傾動フレームと前記床板体を駆動操作する手動操作部と
によって構成されていることを特徴とする請求項3記載のベッド装置。 - 前記制御装置には、前記設定コントローラによって設定された運転のモードが前記手動モード、前記手動制限モード或いは前記自動モードのいずれかであるかに応じて、前記傾動フレームと前記床板体の前記設定コントローラで設定された駆動条件が入力されるようになっていて、
運転のモードが前記手動モード或いは前記手動制限モードのときには、前記手動操作部の操作に応じて前記制御装置から前記傾斜駆動源と前記起伏駆動源に駆動信号が出力されるようになっていることを特徴とする請求項6記載のベッド装置。 - 前記設定コントローラによって設定された前記手動モード、前記手動制限モード或いは前記自動モードの駆動条件は前記切り換え制御部に記憶されていて、その駆動条件は前記切り換え制御部を介して前記設定コントローラに着脱可能に設けられる記憶媒体に書き写すことができるようになっていることを特徴とする請求項6記載のベッド装置。
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