JP6550295B2 - 弁体離脱型バタフライ弁 - Google Patents
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Description
前記内弁箱の一次側の端面には一次側シール面が設けられ、前記内弁箱の二次側の端面には二次側シール面が設けられ、
前記外弁箱は、前記内弁箱収納部が設けられた外弁箱本体と、前記弁箱内流路に沿って移動可能に前記外弁箱本体に設けられる二次側リング部材とを備え、前記外弁箱には、前記内弁箱が前記内弁箱収納部に収納されたときに前記一次側シール面と対向する対向一次側シール面が設けられ、前記二次側リング部材には、前記内弁箱が前記内弁箱収納部に収納されたときに前記二次側シール面と対向する対向二次側シール面が設けられ、
前記二次側リング部材が前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられることで、前記一次側シール面と前記対向一次側シール面との間がシールされ、かつ、前記二次側シール面と前記対向二次側シール面との間がシールされるものである、ことを特徴とする。
前記外弁箱は、前記外弁箱本体内に配置された一次側リング部材と、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材を前記弁箱内流路に沿って移動させるための移動手段と、をさらに備え、
前記対向一次側シール面は、前記一次側リング部材に設けられ、
前記一次側リング部材及び前記第二次側リング部材が前記移動手段によって前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられることで、前記一次側シール面と前記対向一次側シール面との間がシールされ、かつ、前記二次側シール面と前記対向二次側シール面との間がシールされるものである。
前記軸部は、前記頭部からのび、外周面にネジが形成されていない大径部と、前記大径部からのび、前記大径部より小さい直径を有し、外周面にネジが形成されていない小径部と、外周面にネジが形成されたネジ部とを備え、前記小径部の外周面には当接部材が取り付けられ、
前記小径部は、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材のうち一方のリング部材の外周のフランジ部に挿通され、該フランジ部は、前記大径部と前記当接部材との間に位置し、
前記ネジ部は、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材のうち他方のリング部材の外周のフランジ部と螺合し、
前記操作ボルトの回転操作によって、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材が前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられるものである。
前記フランジ接合部は、
前記配管の端部のシール面と対向するシール面と、二次側を向く段差面と有し、前記外弁箱本体の一次側の端部に設けられた円環状の接続部と、
前記接続部の周りに回転可能に前記接続部の外周に設けられ、一次側から二次側に向けて小さくなる内径を有し、前記配管の端部のフランジ部との連結のためのボルト挿通孔が形成された円環状のフランジ部材と、
前記フランジ部材の内径と対応する外径と、前記段差面に対向する対向面とを有し、前記接続部と前記フランジ部材との間に介在される規制部材と、を備え、
前記フランジ部材が前記配管のフランジ部に向けて付勢されることで、前記フランジ部材の前記接続部の周りの回転が規制されるものである。
このように、二次側リング部材3によって内弁箱1の外弁箱2に対する挿入及び離脱が容易になっている。
フランジ接合部7は、外弁箱本体20の一次側の端部に設けられた円環状の接続部70と、この外周に配置される円環状の第一フランジ部材71及び第二フランジ部材72と、第一及び第二フランジ部材71、72の接続部70周りの回転を規制するために用いられる規制部材73とを備えている。
その結果、第一及び第二フランジ部材71、72の接続部70の周りの回転は規制されて、接続部70と第一及び第二フランジ部材71、72とが一体化する。
本実施形態では、以上のようにして内弁箱1が内弁箱収納部21に挿入される。
軸部は、図16A’、図16B’に最も良く示される通り、頭部91からのび、外周面にネジが形成されていない大径部92と、大径部92からのび、大径部92より小さい直径を有し、外周面にネジが形成されていない小径部93と、小径部93からのび、外周面にネジ(図示されない)が形成されたネジ部94とからなる。小径部93の外周面には円環状の当接部材95が取り付けられている。
小径部93は、一次側リング部材8の外周のフランジ部80に挿通されており、フランジ部80は、大径部92と当接部材95との間に位置している。
ネジ部94は、二次側リング部材3の外周のフランジ部33に挿通されている。フランジ部33のネジ部94のための挿通孔の内周面には、ネジ部94の外周面のネジに対応するネジが形成されている。即ち、ネジ部94は、フランジ部33と螺合している。ネジ部94は、外弁箱本体20の内壁の挿入孔20aに遊びを持って部分的に挿入されている。挿入孔20aの内周面にはネジは形成されていない。挿入孔20aは、操作ボルト90の弁箱内流路Fに沿った移動を確保するために形成されている。
実施形態では、操作ボルト90は外弁箱本体20に流れ方向Yから挿入されているが、これに代えて操作ボルト90は外弁箱本体20に流れ方向Yと反対の方向から挿入されてもよい。この場合、小径部93が二次側リング部材3のフランジ部33に挿通され、該フランジ部33が大径部92と当接部材95との間に位置し、ネジ部94が一次側リング部材8のフランジ部80と螺合する。但し、フランジ短管4が外弁箱本体20に設けられる場合、操作ボルト90が流れ方向Yと反対の方向から挿入されると、操作ボルト90の頭部91にアクセスしにくい。故に、実施形態のように、操作ボルト90は流れ方向Yから挿入されることが好ましい。
また、操作ボルト90は2本に限らず、例えば弁箱内流路Fの周りに等角度間隔で3本以上設けられてもよい。
以上のようにして、フランジ接合部7、65同士が連結され、それによって、互いのシール面67、74間がシールされる。
二次側リング部材3が外弁箱本体20内に配置される実施形態では、面間調整用のフランジ短管4が設けられなくてもよい。そして、フランジ短管4が設けらない場合、二次側において配管61(図4参照)とフランジ接合する二次側のフランジ接合部41は、外弁箱本体20の二次側の端部に設けられる。
10 弁体
15 一次側シール面
16 二次側シール面
2 外弁箱
20 外弁箱本体
21 内弁箱収納部
28 対向一次側シール面
3 二次側リング部材
30 対向二次側シール面
33 フランジ部
4 フランジ短管
60 配管
64 分岐管部(配管の一例)
65 配管のフランジ接合部
7 一次側のフランジ接合部
70 接続部
71 第一フランジ部材
72 第二フランジ部材
73 規制部材
74 シール面
8 一次側リング部材
80 フランジ部
9 移動手段
F 弁箱内流路
Y 流れ方向
Claims (7)
- 流体が流れる弁箱内流路を開閉する弁体を回転可能に保持する内弁箱と、前記内弁箱を離脱可能に収納する内弁箱収納部を有する外弁箱とを備える弁体離脱型バタフライ弁であって、
前記内弁箱の一次側の端面には一次側シール面が設けられ、前記内弁箱の二次側の端面には二次側シール面が設けられ、
前記外弁箱は、前記内弁箱収納部が設けられた外弁箱本体と、前記弁箱内流路に沿って移動可能に前記外弁箱本体に設けられる二次側リング部材とを備え、前記外弁箱には、前記内弁箱が前記内弁箱収納部に収納されたときに前記一次側シール面と対向する対向一次側シール面が設けられ、前記二次側リング部材には、前記内弁箱が前記内弁箱収納部に収納されたときに前記二次側シール面と対向する対向二次側シール面が設けられ、
前記二次側リング部材が前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられることで、前記一次側シール面と前記対向一次側シール面との間がシールされ、かつ、前記二次側シール面と前記対向二次側シール面との間がシールされるものである、
ことを特徴とする弁体離脱型バタフライ弁。 - 前記二次側リング部材は、前記外弁箱本体の二次側の端部に設けられるものであり、
前記外弁箱は、前記二次側リング部材に二次側から挿入されるフランジ短管をさらに備え、
前記二次側リング部材は、前記フランジ短管が挿入された状態で、前記弁箱内流路に沿って前記外弁箱本体と前記フランジ短管との間を移動可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の弁体離脱型バタフライ弁。 - 前記対向一次側シール面は、前記外弁箱本体に設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弁体離脱型バタフライ弁。
- 前記二次側リング部材は、前記外弁箱本体内に配置され、
前記外弁箱は、前記外弁箱本体内に配置された一次側リング部材と、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材を前記弁箱内流路に沿って移動させるための移動手段と、をさらに備え、
前記対向一次側シール面は、前記一次側リング部材に設けられ、
前記一次側リング部材及び前記第二次側リング部材が前記移動手段によって前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられることで、前記一次側シール面と前記対向一次側シール面との間がシールされ、かつ、前記二次側シール面と前記対向二次側シール面との間がシールされるものである、ことを特徴とする請求項1に記載の弁体離脱型バタフライ弁。 - 前記移動手段は、前記外弁箱本体の外部に位置する頭部と、前記外弁箱本体に挿通されて前記内弁箱収納部内を前記弁箱内流路に沿ってのびる軸部とからなる操作ボルトを備え、
前記軸部は、前記頭部からのび、外周面にネジが形成されていない大径部と、前記大径部からのび、前記大径部より小さい直径を有し、外周面にネジが形成されていない小径部と、外周面にネジが形成されたネジ部とを備え、前記小径部の外周面には当接部材が取り付けられ、
前記小径部は、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材のうち一方のリング部材の外周のフランジ部に挿通され、該フランジ部は、前記大径部と前記当接部材との間に位置し、
前記ネジ部は、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材のうち他方のリング部材の外周のフランジ部と螺合し、
前記操作ボルトの回転操作によって、前記一次側リング部材及び前記二次側リング部材が前記内弁箱収納部に収納された前記内弁箱に対して押し付けられるものである、ことを特徴とする請求項4に記載の弁体離脱型バタフライ弁。 - 前記小径部は、前記一次側リング部材のフランジ部に挿通されており、前記ネジ部は、前記二次側リング部材のフランジ部と螺合している、ことを特徴する請求項5に記載の弁体離脱型バタフライ弁。
- 一次側において配管とフランジ接合するフランジ接合部を備え、
前記フランジ接合部は、
前記配管の端部のシール面と対向するシール面と、二次側を向く段差面と有し、前記外弁箱本体の一次側の端部に設けられた円環状の接続部と、
前記接続部の周りに回転可能に前記接続部の外周に設けられ、一次側から二次側に向けて小さくなる内径を有し、前記配管の端部のフランジ部との連結のためのボルト挿通孔が形成された円環状のフランジ部材と、
前記フランジ部材の内径と対応する外径と、前記段差面に対向する対向面とを有し、前記接続部と前記フランジ部材との間に介在される規制部材と、を備え、
前記フランジ部材が前記配管のフランジ部に向けて付勢されることで、前記フランジ部材の前記接続部の周りの回転が規制されるものである、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の弁体離脱型バタフライ弁。
Priority Applications (1)
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JP2015156624A JP6550295B2 (ja) | 2014-08-07 | 2015-08-07 | 弁体離脱型バタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2014161450 | 2014-08-07 | ||
JP2014161450 | 2014-08-07 | ||
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JP2016038098A JP2016038098A (ja) | 2016-03-22 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6550295B2 (ja) |
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2015
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JP2016038098A (ja) | 2016-03-22 |
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