JP6549470B2 - 導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法 - Google Patents

導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、端子金具が端末に設けられた電線の導通検査に用いられる導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法に関する。
車両内に配索されて各種電子機器等の接続に用いられるワイヤハーネスは、コネクタハウジングに収容される端子金具が端末に設けられた複数の電線を有している。そして、このようなワイヤハーネスに対して、電線の断線や端子の接続不良等を検出するための導通検査が行われる。
導通検査は、例えば、電線の両端末に設けられた端子金具に対をなす検査プローブを接触させて、これら検査プローブ間の導通を確認することにより行うものであるところ、この検査プローブを接触させることにより端子金具の変形や損傷が生じるおそれがあった。そして、このような端子金具の変形や損傷を抑制できる検査プローブの一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている検査プローブは、検査器本体に取り付けられる管体と、この管体に突没自在に支持された可動ピンと、管体内に配置されかつ可動ピンを管体から突出させる方向に向けて押圧するコイルバネと、を有している。この検査プローブによれば、端子金具が可動ピンに押し付けられると、当該押し付けられる力に応じて可動ピンが管体内に押し込まれるので、端子金具の変形や損傷を抑制することができる。
特開平9−43298号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような可動ピンをコイルバネで押圧する構成の検査プローブは、繰り返し使用した場合においても可動ピンと端子金具とを確実に接触させるために、コイルバネによる可動ピンを押圧する力を、当該コイルバネの劣化(バネ力の低下等)などを考慮して、可動ピンと端子金具との間の導通を確保するために最低限必要な力より大きく設定することが求められ、そのため、端子金具の変形や損傷を抑制する点で改善の余地があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、端子金具の変形や損傷をより効果的に抑制することができる導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の導通検査治具は、導通検査対象の導通検査に用いられる導通検査治具であって、前記導通検査対象を保持する検査治具本体と、前記検査治具本体に支持されて、端部から空気を吹き出す導電性の配管と、前記導通検査対象に対して接離可能な接触端を有するピン本体、該ピン本体における前記接触端に対する他端側に設けられ、前記配管からの空気を受けて前記接触端を移動させて前記導通検査対象に接触させる空気受け部、及び、該空気受け部から前記配管側へと延びた延出部、を有し、前記検査治具本体に支持された導通ピンと、前記検査治具本体に設けられて、前記接触端が前記導通検査対象に接触した導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、がいずれも浸る状態で導電性液体を収容する液体収容部と、を備えたことを特徴としている。
本発明の導通検査治具によれば、配管からの空気を空気受け部で受けて導通ピンのピン本体における接触端を導通検査対象に接触させる。このように空気を用いることで、毎回の導通検査において導通ピンと導通検査対象との間の導通を確保するために最低限必要な力でピン本体を導通検査対象に接触させることができる。これにより、端子金具付きの電線を導通検査対象としたときに導通ピンの接触が想定される端子金具について、変形や損傷をより効果的に抑制することができる。また、コイルバネのように劣化がないことから、常に一定の力で導通ピンを導通検査対象に接触させることができ、そのため、一定の検査品質を保つことができる。このとき、本発明の導通検査治具によれば、接触端が導通検査対象に接触した状態(接触状態)の導通ピンにおける延出部と、配管と、のいずれもが、液体収容部の内部の導電性液体に浸されている。導通ピンの移動に際し多少のガタツキが生じたとしても、上記の接触状態では導通ピン及び配管が導電性液体を介して互いに導通しているので、ガタツキに対する修正機構等を特に設けなくとも、導通ピンと配管とを介した導通判定を安定して行うことができる。
また、本発明の導通検査治具において、前記導電性液体が、不揮発性のイオン液体であることは好適である。
この好適な導通検査治具によれば、導通ピンと配管とを導通させる導電性液体として不揮発性のイオン液体が採用されていることから、長期に亘って導通判定を安定して行うことができる。
また、本発明の導通検査治具において、前記液体収容部の内部では、前記接触端が前記導通検査対象から離間した状態の導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、についても、いずれもが前記導電性液体に浸ることも好適である。
この好適な導通検査治具によれば、導通ピンの移動に依らず延出部と配管とが導電性液体に常に浸る構成であることから、液体収容部の構造を簡単な構造とすることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の導通検査装置は、導通検査対象の導通検査を行う導通検査装置であって、上述した本発明の導通検査治具と、前記配管に空気を送り込んで該配管から空気を吹き出させることで、前記接触端を前記導通検査対象に接触させる空気制御手段と、前記配管に電気的に接続されており、前記空気制御手段によって前記空気が前記配管に送り込まれた後に、前記空気の圧力が維持された状態で、前記配管、前記導電性液体、及び前記導通ピンを通じて前記導通検査対象の導通を判定する導通判定手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明の導通検査装置によれば、上述した本発明の導通検査治具を用いていることから、端子金具付きの電線を導通検査対象としたときに導通ピンの接触が想定される端子金具について、変形や損傷をより効果的に抑制することができる。また、コイルバネのように劣化がないことから、一定の検査品質を保つことができる。更に、導通ピンと配管との導電性液体を介した導通により、導通ピンの移動時のガタツキに対する修正機構等を特に設けなくとも導通判定手段での導通判定を安定して行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の導通検査方法は、導通検査対象の導通検査を行う導通検査方法であって、前記導通検査対象を、所定の場所に保持する保持工程と、前記導通検査対象に対して接離可能な接触端を有するピン本体、該ピン本体における前記接触端に対する他端側に設けられ、導電性の配管からの空気を受けて前記接触端を移動させて前記導通検査対象に接触させる空気受け部、及び、該空気受け部から前記配管側へと延びた延出部、を有する導通ピンを用い、前記配管に空気を送り込んで該配管から空気を吹き出させることで、前記接触端を前記導通検査対象に接触させる空気制御工程と、前記空気制御工程によって前記空気が前記配管に送り込まれた後に、前記空気の圧力が維持されて前記接触端が前記導通検査対象に接触した導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、のいずれをも導電性液体に浸した状態で、前記配管、前記導電性液体、及び前記導通ピンを通じて前記導通検査対象の導通を判定する導通判定工程と、を備えていることを特徴としている。
本発明の導通検査方法によれば、配管からの空気を空気受け部で受けて導通ピンのピン本体における接触端を導通検査対象に接触させる。これにより、例えば端子金具付きの電線を導通検査対象としたときに、導通ピンの接触が想定される端子金具について、変形や損傷をより効果的に抑制することができる。また、コイルバネのように劣化がないことから、一定の検査品質を保つことができる。更に、導通ピンと配管との導電性液体を介した導通により、導通ピンの移動時のガタツキに対する修正処理等を特に行わなくとも導通判定を安定して行うことができる。
本発明の導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法によれば、端子金具付きの電線を導通検査対象としたときに導通ピンの接触が想定される端子金具について、変形や損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態の導通検査装置の概略構成を示す図である。 図1の導通検査装置が備える導通検査治具を、その内部構造が見えるように示した断面斜視図である。 導通検査治具について、図2中のV1矢視の断面において、導通ピンが端子金具と接した状態を示した図である。 図3中の領域A1の拡大図である。 導通検査治具について、図3と同様の断面において、導通ピンが端子金具と接していない状態を示した図である。 図5中の領域A1の拡大図である。 図1〜図6に示されている電通検査治具と比較するための比較例の導通検査治具を示す図である。 図7に示されている比較例の導通検査治具において、導通ピンと配管との導通が不安定となった状態の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る導通検査装置、導通検査治具、及び導通検査方法について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の導通検査装置の概略構成を示す図である。図2は、図1の導通検査装置が備える導通検査治具を、その内部構造が見えるように示した断面斜視図である。図3は、導通検査治具について、図2中のV1矢視の断面において、導通ピンが端子金具と接した状態を示した図であり、図4は、図3中の領域A1の拡大図である。また、図5は、導通検査治具について、図3と同様の断面において、導通ピンが端子金具と接していない状態を示した図であり、図6は、図5中の領域A1の拡大図である。
本実施形態の導通検査装置1は、例えば、各図に示すように、水平に設置された検査台K上に配索された車両用のワイヤハーネス101の導通検査に用いられる。このワイヤハーネス101は、両端末に端子金具103が設けられた複数の電線102と、各電線102のそれぞれの端末の端子金具103を収容する複数のコネクタハウジング104と、を有している。ワイヤハーネス101は、幹部101aとこの幹部101aから分岐した分岐部101bとを有している。コネクタハウジング104に端子金具103が収容されることで、車両に搭載された電子機器等に接続されるコネクタ105を構成する。
導通検査装置1は、導通検査対象として、端子金具103が各々の端部に設けられた複数本の電線102それぞれを導通検査対象として、各電線102の導通検査を行うものである。図1に示すように、導通検査装置1は、導通検査治具10と、空気制御手段としての空気制御部30と、導通判定手段としての導通判定部40と、を備えている。
導通検査治具10は、導通検査装置1において上記の導通検査に用いられるものであり、図2〜図6に示すように、導通検査治具10は、検査治具本体11、複数の導通ピン20、複数の配管37、複数のピンガイド50、及び液体収容部60、を備えている。
検査治具本体11は、例えば、電気絶縁性を有する合成樹脂など材料として用いて構成されている。検査治具本体11は、矩形箱状の第1基台111と、矩形板状の第2基台112と、第2基台112の四角と第1基台111とを繋ぐ4本の脚部113と、コネクタハウジング104(即ち、コネクタ105)の保持部114と、を備えている。検査治具本体11は、第2基台112が検査台K上に載置されるように設けられる。
保持部114は、第2基台112の略中央に箱状に突出して設けられており、上方に向かって開口している。この保持部114の開口からコネクタ105が挿入されて、コネクタ105が保持部114に保持される。この保持部114によるコネクタ105の保持により、端子金具103付きの電線102が、導通検査対象として検査治具本体11に保持される。
第1基台111と第2基台112との間の空間における保持部114の直下の部分には、第1基台111から第2基台112へと向けて、複数の配管37が立設されている。箱状の第1基台111の天井壁111aには、配管37の貫通孔111a−1が設けられている。各配管37は、その一端が空気の吹出し口37aとなっており、上記の貫通孔111a−1を通って、第1基台111の内部から、吹き出し口37aが第2基台112へと向かうように立設されている。また、各配管37の他端側は、第1基台111の内部から不図示の延出孔を通って第1基台111の外部に延出して、後述の弁ユニット33に接続されている。この配管37については、後でもう一度説明する。
第2基台112においてコネクタ105の保持部114の底壁をなす部分には、鉛直方向に貫通する複数のピン挿通孔112aが設けられている。各ピン挿通孔112aは、保持部114に保持されるコネクタハウジング104に収容された各端子金具103に対応した位置に配置されている。また、第2基台112において保持部114の底壁をなす部分の第1基台111側には、各ピン挿通孔112aに対応する位置に、円筒状のピンガイド50が設けられている。各ピンガイド50の内孔51は各ピン挿通孔112aに連通しており、後述する導通ピン20のピン本体22が挿通される。
複数の導通ピン20は、例えば、銅合金などの導電性の材料を用いて構成されており、導通検査治具本体11に支持されている。各導通ピン20は、カップ部21と、ピン本体22と、を一体に有している。カップ部21は、カップ形状に形成されており、円筒状の周壁部21aと、周壁部21aの一端を塞ぐ底壁に当たる空気受け部21bとを有している。周壁部21aの外径は、上述したピンガイド50の外径よりわずかに大きくなっている。ピン本体22は、空気受け部21bから周壁部21aの軸線上に延在する円柱状に形成されており、このピン本体22の先端が、端子金具103に接触する接触端22aとなっている。ピン本体22の径は、カップ部21の外径よりも小さくなっており、具体的にはφ0.3mm程度まで細径化されている。また、このピン本体22の径は、ピンガイド50の内孔51及びピン挿通孔112aの内径よりわずかに小さな径でもある。
各導通ピン20は、それぞれの対応するピン挿通孔112a及びピンガイド50に、円柱状のピン本体22が、ピンガイド50によって上下方向に案内されつつ移動自在に収容されている。つまり、各導通ピン20は、そのピン本体22が、端子金具103に対して接触端22aが対向配置されるとともに接触端22aを端子金具103に接離可能に設けられている。また、カップ部21の周壁部21aの外径がピンガイド50の外径よりわずかに大きくなっていることから、各導通ピン20の上方への移動は、それぞれの対応するピンガイド50にカップ部21が当接したところで規制される。
複数のピンガイド50は、それぞれの対応する導通ピン20のカップ部21におけるピン本体22側の端部と、検査治具本体11における端子金具103の収容位置と、の間に配置される。各ピンガイド50は、上記のように細径化されたピン本体22の剛性よりも高い剛性を有した円筒である。各ピンガイド50の内孔51は、上述したようにピン挿通孔112aに連通し、ピン本体22の接触端22aの端子金具103に対する接離方向に貫通してピン本体22を内部に通す貫通孔となっている。このような構造により、各ピンガイド50は、導通ピン20のピン本体22の、端子金具103に対する接離を案内する。
空気制御部30は、コンプレッサ31と、レギュレータ32と、弁ユニット33と、を有している。
コンプレッサ31は、空気を取り込んで圧縮する圧縮部31aと、圧縮部31aによって圧縮された空気を蓄えるタンク31bと、を有している。レギュレータ32は、配管35を通じてタンク31bと接続されており、タンク31bからの空気の圧力を所定値に減圧する。弁ユニット33は、配管36を通じてレギュレータ32と接続されており、レギュレータ32からの空気を供給及び遮断する弁装置(図示なし)と、弁装置の下流に設けられ各導通検査治具10に空気を分配する分配部(図示なし)と、を有している。弁ユニット33の分配部と各導通検査治具10とは、配管37で接続されている。
配管37における空気の吹出し口37aは、図3〜図6に示すように、対応するピン挿通孔112a内に同軸に配置され、当該ピン挿通孔112aに通された各通ピン20のカップ部21に挿入されている。つまり、配管37の吹き出し口37aには、導通ピン20のカップ部21が被せられている。配管37の吹き出し口37aからは、上方に向けて空気が吹き出される。また、配管37は、その外径が、カップ部21の周壁部21aの内径より小さく形成されている。これにより、配管37の吹き出し口37aからの空気の吹き出しがない状態においては、導通ピン20は重力により下方に落ちて配管37に空気受け部21bが突き当り、ピン本体22の接触端22aがピン挿通孔112a内に没入する(図5、図6)。
他方、配管37の吹き出し口37aから空気が吹き出された状態(空気の圧力が加えられた状態)においては、その空気が、導通ピン20におけるカップ部21の底壁に当たる空気受け部21bで受けられる。すると、導通ピン20は上方に移動してピン本体22の接触端22aがピン挿通孔112aから突出する(図3、図4)。ピン挿通孔112aから突出したピン本体22の接触端22aが、空気の圧力によってコネクタハウジング104内に進入して端子金具103に押し付けられて接触する。配管37は、第1基台111の天井壁111aの貫通孔111a−1を貫通した状態で、この天井壁111aに固定されている。
このように、配管37の端部37aから空気が吹き出されると、その空気を導通ピン20におけるカップ部21の空気受け部21bが受けて、ピン本体22の接触端22aを移動させて端子金具103(即ち、導通検査対象としての電線102)に接触させる。つまり、配管37の端部37aから空気の吹き出しにより、端子金具103と導通ピン20とが非接触状態から接触状態に切り換えられる。そして、その空気の吹出しが停止されると、ピン本体22の接触端22aが端子金具103から離間することで、端子金具103と導通ピン20とが接触状態から非接触状態に切り換えられる。
また、複数の配管37それぞれに、後述の導通判定部40へと至る導通検査電線45の一端が接続されている。即ち、導通判定部40は導通検査電線45を介して、各配管37と電気的に接続されている。
導通判定部40は、例えば、パーソナルコンピュータなどで構成されており、上述したコンプレッサ31、レギュレータ32及び弁ユニット33に対し制御信号を送信可能に接続されている。導通判定部40は、導通検査に際して、コンプレッサ31における空気の圧縮の開始及び終了を制御し、レギュレータ32の減圧値を設定し、弁ユニット33による空気の供給及び遮断を制御する。
ここで、導通検査治具10では、第1基台111と第2基台112との間の空間における保持部114の直下の部分に、液体収容部60が設けられている。
液体収容部60の内部は、各々が導電性液体62を収容する複数の収容室61に分かれている。各収容室61には、1本の導通ピン20のカップ部21において配管37側へと延びた延出部としての周壁部21aと、1本の配管37とが、いずれも導電性液体62に浸る状態で導電性液体62が収容されている。周壁部21aは、ピン本体22側とは反対側の一部が収容室61に収容され、配管37は、その端部37a側の一部が収容室61に収容されている。導電性液体62には、これら収容された一部同士が浸されている。
また、各収容室61の天井壁61aには、導通ピン20の周壁部21aを通す貫通孔61bが設けられている。周壁部21aの外径は、この貫通孔61bの内径よりもわずかに小さくなっている。これにより、導通ピン20は、周壁部21aの一部が液体収容部60の収容室61に収容された状態で、配管37の吹き出し口37aからの空気の吹出し及び吹出し停止による軸方向の移動が可能となっている。
ここで、本実施形態では、導電性液体62として、陽イオンと陰イオンからなる塩でありながら液体であり、導電性、不揮発性、熱安定性等の物性を有するイオン液体が使用されている。尚、イオン液体は塩であることから、金属製の導通ピン20に対する耐食性が考慮されることが望ましい。耐食性については、導通ピン20に耐食性を付与する表面処理を施す方法や、イオン液体として導通ピン20の形成金属に対する腐食性が抑えられたものを採用する方法等が挙げられる。本実施形態では、イオン液体として、高電導性(電気抵抗率:0.22[kΩcm])のヨウ素系イオン液体が使用されている。ヨウ素系イオン液体としては、例えば、関東化学株式会社製の「1−Propyl−3−methylimidazolium iodide」や「1−Butyl−3−methylimidazolium iodide」等が採用され得る。
図3〜図6に示されているように、カップ部21の周壁部21aは、ピン本体22の接触端22aが端子金具103に接触した接触状態と、ピン挿通孔112aに没入した非接触状態と、の間での導通ピン20の軸方向の移動に依らず導電性液体62に浸されている。このため、各収容室61の内部において、導通ピン20及び配管37は、導電性液体62によって、導通ピン20の軸方向の移動に依らず常時に互いに導通した状態となっている。また、各収容室61の内部では、吹き出し口37aが浸からないように配管37が導電性液体62に浸されている。
上述したように各配管37には、導通判定部40へと至る導通検査電線45の一端が接続されている。このため、導通ピン20におけるピン本体22の接触端22aが端子金具103に接触すると、導通判定部40は、導通検査電線45、配管37、導電性液体62、及び導通ピン20を通じて、端子金具103が取り付けられた電線102の導通を判定する。
次に、上述した導通検査装置1で行われる導通検査方法について以下に説明する。
まず、図1に示されているように、ワイヤハーネス101を検査台Kに配索し、ワイヤハーネス101の端末に設けられたコネクタ105のコネクタハウジング104を、対応する導通検査治具10の検査治具本体11に保持させる(保持工程)。これにより、端子金具103付きの電線102が導通検査対象として検査治具本体11に保持される。図1において、ワイヤハーネス101は、幹部101aの端部及び分岐部101bの端部に設けられたコネクタ105が、導通検査治具10に保持されている。また、当該ワイヤハーネス101における図示しない他のコネクタ105についても同様に図示しない導通検査治具10に嵌合されている。この状態において、導通検査治具10の各導通ピン20は、コネクタ105における対応する各端子金具103に接触していない(図5及び図6)。
次に、導通判定部40は、制御信号を送信して、コンプレッサ31による空気の圧縮を開始し、レギュレータ32における減圧値を設定する。このとき、レギュレータ32の減圧値としては、導通ピン20が上方に移動してそのピン本体22の接触端22aが端子金具103に接し、導通ピン20と端子金具103との間の導通を確保するために最低限必要な力で押し付けられて接触する値が設定される。
それから、導通判定部40は、制御信号を送信して、弁ユニット33の弁装置を開いて配管37の吹き出し口37aから空気を吹き出させる(空気制御工程)。これにより、吹き出された空気の圧力により各導通ピン20が上方に移動してピン挿通孔112aからそれぞれのピン本体22を突出させる。各ピン本体22の接触端22aは、上記の空気の圧力により、対応する各端子金具103と導通を確保するために最低限必要な力で押し付けられて接触する(図3及び図4)。
そして、導通判定部40は、ワイヤハーネス101の複数の電線102のうちの一の電線102を選択し、この一の電線102の両端末の端子金具103に正常(即ち、誤配線等がない)であれば接触される一対の導通ピン20間に通電する。そして、導通判定部40は、それら一対の導通ピン20間に電流が流れるか否かを判断することにより導通を判定する(導通判定工程)。また、これら一対の導通ピン20とこれら以外の他の導通ピン20との導通を検査して電線102間の短絡や誤配線の有無を判定してもよい。
導通判定部40は、ワイヤハーネス101の複数の電線102の全てについて上記と同様に導通を検査する。導通判定部40は、全ての導通検査が終了すると、制御信号を送信して、弁ユニット33の弁装置を閉じて配管37の吹き出し口37aからの空気の吹き出しを停止する。これにより、各導通ピン20は落下して、空気受け部21bが配管37の吹き出し口37aに突き当り、当該配管37によって保持される(図5及び図6)。また、導通判定部40は、制御信号を送信して、コンプレッサ31による空気の圧縮を停止して、導通検査を終了する。
以上に説明した本実施形態の導通検査治具10、導通検査装置1、及び導通検査方法によれば、配管37からの空気を空気受け部21bで受けて導通ピン20のピン本体22における接触端22aを端子金具103に接触させる。空気を用いることで、毎回の導通検査において導通ピン20と端子金具103との間の導通を確保するために最低限必要な力で当該導通ピン20を端子金具103に接触させることができる。これにより、端子金具103の変形や損傷をより効果的に抑制することができる。また、コイルバネのように劣化がないことから、常に一定の力で導通ピン20を端子金具103に接触させることができ、そのため、一定の検査品質を保つことができる。
ここで、上述したように、配管37の吹き出し口37aは、その外径が、導通ピン20におけるカップ部21の周壁部21aの内径より小さく形成されている。これにより配管37の吹き出し口37aにカップ部21が被せられた導通ピン20の移動が可能となっている。このとき、カップ部21の周壁部21aと配管37との間の僅少の隙間に起因して、導通ピン20の移動に際し多少のガタツキが生ずる場合がある。
そして、本実施形態とは異なり、導通ピン20と配管37とについて導電性液体62による導通が図られていない場合、次のように、両者間の導通が不安定なものとなる場合がある。
図7は、図1〜図6に示されている電通検査治具と比較するための比較例の導通検査治具を示す図であり、図8は、図7に示されている比較例の導通検査治具において、導通ピンと配管との導通が不安定となった状態の一例を示す図である。尚、図7及び図8では、図1〜図6に示されている本実施形態における構成要素と同等な構成要素については、図1〜図6に示されている符号と同じ符号が付されている。以下では、それら同等な構成要素については重複説明を省略する。
図7に示されている比較例の電通検査治具500では、コネクタ105の保持部114が設けられた基体501の裏面501aから保持部114に向かって、鉛直方向に窪んだシリンダ凹部502が設けられている。シリンダ凹部502は、コネクタ105における各端子金具103に対応する位置に設けられている。そして、配管37の吹き出し口37aに、導通ピン510におけるカップ部511が被せられた状態で、配管37の吹き出し口37aと導通ピン510とがシリンダ凹部502に収められている。シリンダ凹部502の天井壁には、導通ピン510におけるピン本体512が通される貫通孔502aが設けられている。
導通ピン510のカップ部511の外径はシリンダ凹部502の内径よりもわずかに小さくなっており、配管37の吹き出し口37aからの空気の吹出し及び吹出し停止に応じて、導通ピン510がシリンダ凹部502の中を軸方向に移動可能となっている。吹き出し口37aからの空気の吹出しに応じて、導通ピン510のピン本体512における接触端512aが貫通孔502aから突出して端子金具103に接触する。また、空気の吹出し停止に応じて、導通ピン510が落下してピン本体512の接触端512aが貫通孔502aに没入する。導通判定部に至る導通検査電線45は配管37に接続されており、導通ピン510と配管37との導通は、両者の接触によってなされる。
ここで、カップ部511と配管37との間の隙間が僅少で、公差範囲内とは言えある程度以上に大きくなると、導通ピン510の移動に際しガタツキが大きくなる場合がある。そして、このガタツキが大きいと、図8に示されているように導通ピン510が配管37に対して傾いてしまい、両者間の接触面積が小さくなって導通が不安定となり、その結果、導通判定が不安定なものとなることがある。そして、このようなガタツキに起因する導通判定の不安定化を抑制するために、導通ピン510の姿勢を修正して導通ピン510と配管37との導通を確保する何等かの修正機構を必要とする場合がある。
以上に説明した比較例の導通検査治具500に対し、図1〜図6を参照して説明した本実施形態の導通検査治具10は、上記の液体収容部60を備えている。本実施形態の導通検査治具10によれば、端子金具103に対して接触状態の導通ピン20のカップ部21と、配管37と、のいずれもが、液体収容部60の内部で導電性液体62に浸されている。導通ピン20の移動に際し多少のガタツキが生じたとしても、接触状態では導通ピン20及び配管37が導電性液体62を介して互いに導通している。従って、本実施形態の導通検査治具10によれば、ガタツキに対する修正機構等を特に設けなくとも、導通ピン20と配管37との導通が安定的に確保される。これにより、本実施形態の導通検査治具10によれば、導通判定部40での導通判定を安定して行うことができる。
また、本実施形態の導通検査治具10では、導電性液体62が、不揮発性のイオン液体となっている。これにより、長期に亘って導通判定を安定して行うことができる。
また、本実施形態の導通検査治具10では、液体収容部60の内部では、ピン本体22の接触端22aが端子金具103から離間した非接触状態においても、カップ部21の周壁部21aと配管37とのいずれもが導電性液体62に浸っている。このように、液体収容部60は、導通ピン20の移動に依らず、周壁部21aと配管37とが導電性液体62に常に浸る単純な箱構造となっている。これにより、本実施形態では、液体収容部60の構造について簡単化が図られている。
そして、このような導通検査治具10を備えた本実施形態の導通検査装置1によれば、端子金具103の変形や損傷をより効果的に抑制することができ、一定の検査品質を保つことができる。また、導通ピン20と配管37との導電性液体62を介した導通により、導通ピン20の移動時のガタツキに対する修正機構等を特に設けなくとも導通判定部40での導通判定を安定して行うことができる。
同様に、導通検査治具10を備えた導通検査装置1で行われる本実施形態の導通検査方法によれば、端子金具103の変形や損傷をより効果的に抑制することができ、一定の検査品質を保つことができる。また、導通ピン20と配管37との導電性液体62を介した導通により、導通ピン20の移動時のガタツキに対する修正処理等を特に行わなくとも導通判定部40での導通判定を安定して行うことができる。
以上、本発明について、好ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明の導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法は、これらの実施形態の構成に限定されるものではない。
上述した実施形態では、検査治具本体11がコネクタ105(即ち、コネクタハウジング104)を保持することにより、端子金具103付きの電線102を導通検査対象として間接的に保持する構成が例示されている。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、端子金具103がコネクタハウジング104に収容されない構成としたワイヤハーネスにおいて、端子金具103付きの電線102を導通検査対象として直接保持するように検査治具本体11を構成してもよい。
また、上述した実施形態では、両端に端子金具103が設けられた電線102の各末端を、導通ピン20を介して導通判定部40に電気的に接続して導通を検査する形態が例示されている。しかしながら、本発明はこれに限るものではない。導通判定部40との接続は、例えば、一端のみに端子金具が設けられた電線の端子金具側の一端は導通ピンを介して接続し、他端はクリップ等の接続手段を介して接続する形態であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう延出部の一例として、カップ部21の周壁部21aが例示されている。しかしながら、本発明にいう延出部は、これに限るものではなく、例えば板状に設けられた空気受け部から平板状あるいは棒状に配管側に突出したもの等であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう導電性液体の一例として、ヨウ素系イオン液体等といったイオン液体が例示されている。しかしながら、本発明にいう導電性液体は、これに限るものではなく、導電性を有する液体であれば具体的な液体の如何を問うものではない。ただし、ヨウ素系イオン液体のような不揮発性のイオン液体を用いることで、長期に亘って導通判定を安定して行うことができる点は上述した通りである。
また、上述した実施形態では、本発明にいう配管への空気の送込み方の一例として、導通判定部40からの制御の下に配管37に空気を送り込む形態が例示されている。しかしながら、配管への空気の送込み方はこれに限るものではなく、例えば作業員によるスイッチ操作などを受けて空気を送り込む形態などであってもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 導通検査装置
10 導通検査治具
11 検査治具本体
20 導通ピン
21 カップ部
21a 周壁部(延出部の一例)
21b 空気受け部
22 ピン本体
22a 接触端
30 空気制御部(空気制御手段の一例)
37 配管
37a 吹出し口
40 導通判定部(導通判定手段の一例)
45 導通検査電線
60 液体収容部
62 導電性液体
101 ワイヤハーネス
102 電線(導通検査対象の一例の一部)
103 端子金具(導通検査対象の一例の一部)
104 コネクタハウジング
105 コネクタ

Claims (5)

  1. 導通検査対象の導通検査に用いられる導通検査治具であって、
    前記導通検査対象を保持する検査治具本体と、
    前記検査治具本体に支持されて、端部から空気を吹き出す導電性の配管と、
    前記導通検査対象に対して接離可能な接触端を有するピン本体、該ピン本体における前記接触端に対する他端側に設けられ、前記配管からの空気を受けて前記接触端を移動させて前記導通検査対象に接触させる空気受け部、及び、該空気受け部から前記配管側へと延びた延出部、を有し、前記検査治具本体に支持された導通ピンと、
    前記検査治具本体に設けられて、前記接触端が前記導通検査対象に接触した導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、がいずれも浸る状態で導電性液体を収容する液体収容部と、を備えたことを特徴とする導通検査治具。
  2. 前記導電性液体が、不揮発性のイオン液体であることを特徴とする請求項1に記載の導通検査治具。
  3. 前記液体収容部の内部では、前記接触端が前記導通検査対象から離間した状態の導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、についても、いずれもが前記導電性液体に浸ることを特徴とする請求項1又は2に記載の導通検査治具。
  4. 導通検査対象の導通検査を行う導通検査装置であって、
    請求項1〜3のうち何れか一項に記載の導通検査治具と、
    前記配管に空気を送り込んで該配管から空気を吹き出させることで、前記接触端を前記導通検査対象に接触させる空気制御手段と、
    前記配管に電気的に接続されており、前記空気制御手段によって前記空気が前記配管に送り込まれた後に、前記空気の圧力が維持された状態で、前記配管、前記導電性液体、及び前記導通ピンを通じて前記導通検査対象の導通を判定する導通判定手段と、を備えていることを特徴とする導通検査装置。
  5. 導通検査対象の導通検査を行う導通検査方法であって、
    前記導通検査対象を、所定の場所に保持する保持工程と、
    前記導通検査対象に対して接離可能な接触端を有するピン本体、該ピン本体における前記接触端に対する他端側に設けられ、導電性の配管からの空気を受けて前記接触端を移動させて前記導通検査対象に接触させる空気受け部、及び、該空気受け部から前記配管側へと延びた延出部、を有する導通ピンを用い、前記配管に空気を送り込んで該配管から空気を吹き出させることで、前記接触端を前記導通検査対象に接触させる空気制御工程と、
    前記空気制御工程によって前記空気が前記配管に送り込まれた後に、前記空気の圧力が維持されて前記接触端が前記導通検査対象に接触した前記導通ピンにおける前記延出部と、前記配管と、のいずれをも導電性液体に浸した状態で、前記配管、前記導電性液体、及び前記導通ピンを通じて前記導通検査対象の導通を判定する導通判定工程と、を備えていることを特徴とする導通検査方法。
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