JP6549376B2 - 栄養補助食品 - Google Patents

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Description

本発明は、市販の栄養補助食品製造の分野に関する。本発明は特に、栄養補助食品、個人の食生活における該栄養補助食品の利用、及び該栄養補助食品を製造する方法に関する。
世界中の人口における糖尿病の有病率はますます高まっている。三種類の糖尿病(真性糖尿病(Mellitus)、尿崩症(insipidus)、妊娠糖尿病(gestational))は、いずれもヒトに起こりうるが、インスリン値及び血糖値に関連するのは真性糖尿病と妊娠糖尿病のみである。
真性糖尿病は、膵臓によるインスリン産生の欠乏(1型)、もしくは身体が産出したインスリンに対する非感受性(2型)のいずれかを原因として、身体が血糖の調節機能を失った場合に発症する。多くの個人が、1型及び2型糖尿病を同時に発症し、近年では、成人における1型と2型の要素を併せ持つ真性糖尿病を呼称する際、成人潜在性自己免疫性糖尿病という用語が用いられている。
妊娠糖尿病の場合、胎児によって引き起こされるホルモンの不均衡のために妊婦が血糖の調節機能を失う。一般的には、子の出産後、正常な調節機能が回復するが、個人の妊娠中には病態の管理が必要とされ、重大な合併症が起きる場合もある。加えて、妊娠糖尿病は、後年になって2型真性糖尿病に罹患する素因等、多くの悪影響を子に与えるおそれがある。妊娠糖尿病は栄養状態と深い関係があることが認知されつつあり、妊娠糖尿病の多くの症例が、栄養補助食品によって治療され得ることが示唆されている。
糖尿病の原因は完全には解明されていないが、文献において最も多く言及されているリスク要因は、肥満、脂質異常症(高脂肪食により引き起こされる)、遺伝的素因、及び自己免疫状態である。
糖尿病は、各症例の型と重症度に応じて、三種類の方法のいずれかによって治療される。食事制限は、高リスク群と、軽症患者に対して用いられる;経口薬は中程度の症例に対して利用できる;組換えインスリンの皮下注射は、最も重い症例に対して用いられる(1型糖尿病はインスリン産生の欠乏によって引き起こされるため、殆どの場合にインスリン補充療法が用いられる)。
2007〜2008年、オーストラリアにおいて真性糖尿病と診断された症例数は898,800であり、これらの症例の約90%は2型糖尿病であった。また、年齢は一つの要因であると考えられる(罹患者の96%が35歳を超えている)ものの、性別、地域、社会経済的要素は重要でないことが観察されている。
肥満が主要な要因であり、人口の高齢化が進んでいることから、今後数年でこれらの数字は増加することが予想される。当該疾患の治療は、公的および私的な医療費における大きな負担であり、各個人に対して有効な治療計画を見つけることは困難である。リスクを低減する、及び/又は症状を軽減するいかなる方法も、患者、及びより多くの人口に対して大きな価値を持つ。
糖尿病の治療を複雑化させる要因は、糖尿病患者が、一般人口よりも高い割合でその他の慢性疾患を有することが判明している点である。つまり、潜在的な食物アレルギーの存在は、糖尿病の個人向けの食事制限の選択において大きな役割を果たす。糖尿病患者の主要な食物アレルギー及び不耐症としては、小麦、乳製品、大豆、及びオーツ麦(その他多くのうちの一部)に関するものが報告されている。全人口の2%が食物アレルギーを抱えていると推定されているが、糖尿病患者においては、アレルギーの有病率がこれよりも最高で40%高い。現在では、糖尿病の治療には薬物だけでは不十分であることが広く認知されており、経口薬および注射の両方の薬物と並行して、生活習慣全体にわたる治療法が一般的に実施されている。複数の人種及び生活習慣を対象にした大規模コホート研究によれば、その他の要因(遺伝的素因や体重)に関わらず、「健康的な」食生活は、真性糖尿病そのものと、これに相関する二次疾患とに対して、統計的に有意な改善をもたらすことが示されている。
上述のとおり食物アレルギーを有する糖尿病患者の割合は高く、低アレルギー性の治療が好ましいと考えられる。現在、食生活に関連する糖尿病治療には、高繊維食が含まれるが、この繊維は小麦及び/又はオーツ麦に由来するものが最も多い。また、高繊維食の全てが血糖値の調節に有効なわけではないことも判明している。近年では、高繊維が血糖調節に重要であるという言説の信ぴょう性が疑問視されている。このような食い違いが生まれたのは、追加の栄養的恩恵を実質的に有さない高精製繊維は保護的効果又は恩恵をもたらさず、「全植物」又は「全食物繊維」が必要であるためであると一部で示唆されている。全食物繊維は可溶性成分及び不溶性成分を有し、抗酸化物質等の微量栄養素を含有する原料から得られる。したがって、いわゆる「高繊維」食に関する法令や用語の審査には、規制機関及び医療機関が関わっている。
したがって、本発明の目的は、糖尿病病態のリスクを有する個人の食生活への、高品質の全食物繊維の提供を改善し、従来技術において特定された不利益を改善することである。
本発明の一の側面によれば、サトウキビから抽出される食物繊維材料を、糖尿病病態の影響を改善するために調合される食品の製造において利用する方法が提供される。
好ましくは、サトウキビ繊維は、前記サトウキビ材料が1以上の湿式拡散ステップを経ることで、栄養素を保持しつつ残存繊維材料から糖を分離する工程と;前記残存繊維材料が高速低温乾燥プロセスを経ることで、繊維内の生物活性分子を保持し、前記残存繊維材料の保水性を向上させる工程と、を含むプロセスを通じて調製される。
上述の方法でサトウキビから抽出された食物繊維材料を用いることには、数多くの利点がある。まず、当該繊維源についてはこれまでにアレルギー性の副作用が報告されたことがない。また、当該繊維源は、その他の繊維源よりも内臓粘膜の健康を改善させることが示されている。これは、可溶性及び不溶性繊維の両方の利点を含むとともに、他の製品に比べて自然の食品により近い繊維含有率を有する。また、これは鉄分等の微量栄養素をより多く含み、抗酸化物質の保護能力を有する。
サトウキビ等、イネ科の植物から分離された繊維は、ふすま、サイリウムハスク、及びイヌリン等の不完全(全植物繊維でない)繊維に比べて、いくつかの有益な性質を有する。当該繊維は、大部分の植物性食品に見られる全食物繊維と同様の、真のリグニン(lignose)と、ヘミセルロースと、セルロースとの組み合わせである。更に、標準の科学的分類法を用いればサトウキビ繊維はほぼ全体が不溶性繊維として分類されるが、高い水結合能(重量で8〜10倍)及びプロバイオティック効果を有する点等、可溶性繊維の多くの性質をも有している。また、不溶性繊維は血糖値に対する効果がほとんど、もしくは全くないことが知られているが、適切に調製された場合、サトウキビ繊維は、食後の血糖値に対して大きな恩恵を有し得ることが観察されている。これは、繊維中のヘミセルロース画分が、消化中に放出される可溶性成分を有することと、適切に調製された場合、繊維が多くの生物活性分子を保持することとの組み合わせによるものと考えられる。
当該繊維は、食後の血糖値低下と、食物のグリセミック指数(GI)低下に効果を有するだけでなく、適切に調製及び配合された場合、空腹時血糖値と、長期間にわたる高血糖関連の合併症の抑制に対する継続した有益な効果を有する食品の製造に用いることができる。本発明の有益な効果は高い血糖値の低下に限定されず、糖尿病や糖尿病予備群の個人における全般的な血糖値の調節改善を目的として高エネルギー食品に含有されることにより、高血糖のリスク低減のために用いることもできる。
更に、当該繊維材料は、本明細書内に記載のプロセスを通じて調製された場合、繊維中の生物活性分子の保持により、繊維は糖尿病患者に対する機能を高レベルに保持する傾向がある。当該繊維材料は更に、人口の大部分におけるこの病態に対処するための適切な食物繊維量を提供する。
本発明はさらに、具体的には糖尿病病態の個人が、特に、比較的利用しやすい形態の適切な種類の繊維が与えられた場合に、それぞれの方法で欠乏に対処することを可能にする、より柔軟な製品形態の開発を可能にする。個人は、自らが摂食できる高繊維食を作り出す上で、食品製造会社に依存する必要がなくなる。
湿式抽出ステップは、相対的に低せん断の条件下で行われる拡散抽出であることが好ましい。湿式抽出ステップの最適温度は、25℃〜70℃の範囲内である。
本発明の別の側面によれば、糖尿病の影響を改善するために調合される食品であって、サトウキビから抽出される食物繊維材料を含有する食品が提供され、該食物繊維材料は上記の工程によって調製されていることが好ましい。
本発明の別の側面によれば、個人の糖尿病の影響の治療方法であって、前記個人に、サトウキビから抽出される食物繊維材料が添加された食品を投与することによる治療方法が提供され、該食物繊維材料は上記の工程によって調製されていることが好ましい。
ここで、本発明の好適な実施形態を、具体的かつ非限定的な例によって説明する。
本発明は、生物活性分子について最大限の保持かつ最小限の破壊がなされるような形で、サトウキビから製造された分離食物繊維(dietary fibre isolate)の性質を活用する。
サトウキビから繊維材料を調製する方法は、参照により本明細書に援用されるKFSU Pty LtdによるWIPO特許文献第WO2011/035381号に記載のものと大筋で同様である。ただし、本発明のプロセスは、次の特徴を不可欠に有するものとして定義され得る:
1.サトウキビの破砕工程;
2.繊維の機能の低下を生じることなく、糖画分を含むその他のサトウキビ画分から繊維を分離する、比較的「穏やかな」水抽出ステージ;
3.繊維の機能の低下を最低限に抑える比較的穏やかな乾燥工程。
抽出工程は、比較的中性のpHで行われる水分散抽出であることが好ましい。更に、乾燥工程は、日本のTensei(www.tensei−j.com)が販売するような低温のボルテックスドライヤーで達成され得る高速ボルテックス乾燥であることが好ましい。
消化器系の健康な機能のために、適切な食物繊維が重要であることは理解されている。更に、食物繊維の量が、ヒトにおける糖尿病病態の発症の可能性に影響することも知られている。また、ヒトの食生活には食物繊維が不足する傾向があり、及び/又は、小麦やオーツ麦といった、アレルギーや不耐性を引き起こす繊維源を用いる傾向があると考えられている。
また、穀物やその他の「不完全な」(「全植物」でない)原料から製造される多くの繊維源が、食事による血糖値の調節に大きく役立たないことが理解されている。さらに、有益な効果があると考えられてきた多くの繊維源が、最近の研究では効果が無いか、もしくは短期的な効果しか提供しないことが示されている。
多くの場合、糖尿病に有益な効果を有することが示されている微量栄養素の抽出及び精製は、その効果を失わせるか、大きく減じることが明らかになっている。これは、不可欠な補因子、及び相乗効果が失われるためだと考えられている。したがって、本明細書に記載のプロセスは、高い活性を保つような形でこれらの微量栄養素を保持するよう設計されている。
本発明は、摂取された場合に、糖尿病病態の発症のリスクを低下させることを目的とした、又は、このような病態の症状を改善させる、食品又は食生活の調合におけるサトウキビ繊維の利用法を提供する。本発明によって調製された場合、当該繊維源と、これを含有する食品は、その他の繊維源及び食品に比べ、以下を含む多くの利点を有する:
・比較的低アレルギー性である;
・可溶性繊維と不溶性繊維とを、食事による摂取において有益な比率で含有する;
・その他の繊維源よりも高程度に血糖値と腸内の健康に好影響を与える多くの生物活性分子を含有する;
・化学変性デンプン等のその他の繊維源による繊維と異なり、化学薬品を使わない方法で調製可能で、かつ、有害な微量元素を含まない;
・サトウキビの「モラセス」成分に含まれる微量栄養素と活性分子を保持する方法で調製可能であり、かつ、生物学的機能のためにこれらの成分を抽出及び精製する必要がない;
・クロミウム、ポリフェノール、及び特定の高品質食物繊維は、いずれも食品のGI低下とインスリン感受性の向上に役立つことが示されている。本製品は、有益な効果を保持し、かつ相乗効果を可能にする方法で製造された自然の食品内でこれら3つの全てを組み合わせている;
・その他の発明は様々な成分を分離しようと試みてきたが、成分の複合効果は個別の抽出物の効果を上回る。また、本製品の「自然食品」的な性質は、副作用を限定的にし、過剰投与を防止する。
また、食事における繊維が過多であると、便秘、下痢、腹部膨満を含む複数の副作用が起こり得ることが知られている。繊維製品を栄養補助食品として個人の食生活に追加する一の実施形態においては、食物繊維の摂取量がより容易に調節可能である。
また、当該栄養補助食品は、多くの消費者にとってますます重要性を増している自然食品として分類される。
本発明の実施形態は、それぞれ利用者にとって複数の利点を有する、多くの形態を取ってよい。
本明細書において
・「キャリア」は、タンパク質又はその他の栄養素を含んでも含まなくてもよい、サトウキビ繊維用の口当たりの良い基質であり、果物抽出物、肉汁、ピューレ、乳製品、焼き菓子などが含まれるがこれらに限定されず、固体又は液体状であってよい。
・「不活性フィラー」は、本発明による繊維の嵩を増して、利用者による扱いやすさを向上させるために用いられる任意の製品である。このフィラーは、口当たりを改善するために、調味材料又は栄養素、及び他の食物繊維を含み得るが、本発明によって提供される総合的な利点に必ずしも貢献しない。
・「ペレット」は本発明の任意のコンパクトな形態を含み、
ビタミン剤のような乾燥錠剤又はタブレット、
おやつ、又は他の食品への追加として用い得るソフトキャンディ型のトローチ、
が含まれるがこれらに限定されない。
以下の全ての例は、任意で、追加のビタミン及び生物活性分子、又はステビア等の甘味料と共に配合されてよい。最終製品にも「自然」という記述を維持できるよう、追加の栄養素は自然原料から得られるものであることが好ましい。
実施例1
この例において、活性繊維(active fiber)0.5〜2.0gが、調味媒体に加えられ、加圧によりペレットにされる。各ペレットは、血糖値の管理に役立つ充分な量の繊維及び生物活性分子を含む。ペレットは、消費者が医師から高繊維食を与えられている場合に投与量を変えられるよう、一定の配合量で調製される。ただし、他の食事療法が行われていない場合には、悪影響なく投与量を増やすことができるというのが本製品の特性である。ペレットは食事中、食事の直前、又は食後に摂取され得る。
実施例2
この例において、活性繊維は調味飲料(例えば果汁又は乳)と混合され、無菌に殺菌される(100〜250mlあたり1〜5g)。この方法で調製された飲料は、食事とともに摂取される、手軽で、そのまま飲用できる製品である。
実施例3
この例における栄養補助食品は、調味材料、安定剤、及び不活性フィラーを含む、計量が容易な、水との混合用に特別に製剤された粉末として調製される。具体的には、活性繊維は乾燥調味成分と不活性フィラーと混合されて利用しやすい顆粒を形成してよい。投与量(1〜5g)は、1回分の分包、又は複数回分の大量包装に封入されるであろう。この例では、顆粒が水と混合可能(これにより、各食事で摂取する食品の量を減らすことができる)であるため、減量(糖尿病における主要な交絡因子)の補助に最適である。
実施例4
この例における栄養補助食品は、ビスケットやバーのような固形の調味食品の形状に調製される(各混合済み食品あたり1〜5g)。生活習慣において必要とされる特定の投与計画を提供するため、個人によって、複数のビスケットが摂取されてよい。これは他の投与システムと比較して、消費者にとっておやつのように感じられることと、液体(膀胱制御の問題を有する年配の糖尿病患者にとっての懸案事項)を必要としないこと、という2つの長所を有する。具体的には、これらの食品は以下の2種類の形状を取り得る:
1)ビスケットは、多量の炭水化物および糖を使うことなく調製され得る。当該形状は、それ自体が血糖値に影響することなく投与量を提供するよう、食事への追加(compliment)として用いられるであろう。
2)ビスケットは、規定量の糖と炭水化物と共に調合され、低血糖予防用の、高グルコースの「キャンディ」の代替として用いられる、即時的かつ長時間のエネルギーの組み合わせを提供する。菓子はしばしば高血糖をもたらし、個人のインスリンサイクルを狂わせるため、当該形状は、菓子を摂取するよりも好ましい。サトウキビ繊維の追加は、持続した、より緩慢な血糖値の上昇という好ましい結果をもたらす。
実施例5
この例において、繊維材料は、糖尿病患者及び/又は体重管理の市場を対象とする他の高繊維食品の製造者に、原料として供給される。この例は、潜在的な食品製造業者/食品供給業者にいくつかの利点を提供する:
・当該繊維材料が、小麦又はサイリウムハスクなどのアレルギー性繊維の代わりに用いられる場合、製品は低アレルギー性を謳うことができる。
・当該繊維材料は、食品における「完全自然」という売り文句の使用の裏付けとなる。
・当該繊維材料は、他の繊維源と比較して、付加的な健康効果を提供し、食品製造業者は、潜在的により多くの宣伝文句を創作することができる。
上述のように調製されたサトウキビの保水力は、市販されているほとんどの繊維源よりもはるかに高い。当該活性繊維を食品中に用いることで、製造者は、食品1kgあたりのカロリー量を減らすことができる。これは、製造者にとって、商業面での節約という結果をももたらし得る。
本発明による食品及び方法は、化学薬品を使わない、低温の手順で調製されたサトウキビ由来の作物、特に全サトウキビ、の固有の性質を活用する。これは、食品中の有益な栄養分及び生物活性分子を保持しつつ、簡便な利用を可能にする。
本製品及び方法は、一般的な繊維源に対してアレルギーや不耐性を持つ個人における潜在的な不耐性及び吸収不良の問題を排除することに貢献しつつ、少ない繊維摂取量に関連する複数の問題に対処し、また、糖尿病病態に対して好影響を及ぼす。本製品はさらに、自然食品として分類され得る;つまりこれは、副作用をはじめとする、薬品治療に伴う問題の一部を有さない。
実施例6
液体食事飲料にサトウキビ繊維を追加することでGIを効果的に低下させることができるかどうかを確認するために、多数の対象者に対する調査が行われた。シドニー大学のGI標準方法論(G.I.standard methodology)を採用した。試験は、朝、食事又は運動の前に行われた。
対照として、グルコース(50g)が、摂取の直前に水(250mL)に溶解された。市販の朝食用飲料Vitasoy VitaGoの一種(437.5mL;50gの有効炭水化物に相当)に、5gのサトウキビ繊維(上述のプロセスにより調製されたもの)を追加したものとしなかったものが、10分未満で摂取された。
市販の糖尿病血糖値モニターAccu−Chekを用いて血糖値(BGL)が測定され、ストリップ(ストリップのバッチ番号698、使用期限30−04−2013)が提供された。内蔵の穿刺装置を用いた指先の穿刺で、食事の摂取直前(t=0)に基準BGLが測定された。BGL値は上述の方法で、t=15、30、45、60、90、120分にそれぞれ測定された。
装置の誤差範囲を確認するために、同じ時点で複数の測定が行われた(一滴の血液を用いた後、拭き取り、新しい血液を用いた)。
Excelの台形法を用いて曲線下面積が算出された。
サトウキビ繊維を加えないVitaGoが摂取された際、BGLは90分時点までにおよそt=0の値に戻ったが、120分時点においてBGLの小さな急上昇があった。曲線下面積=136.9mmol/L/分であり、これは対照の49.4%であった。
複数の結果の平均変動係数(CoV)は3.67%であり、低かった。15分時点での結果は、8.70%という最も高いCoVを有していたが、その他の結果はいずれも、GI測定のオーストラリア標準における許容範囲に近い、もしくは許容範囲内であった。
VitaGoに混合されたサトウキビは、製品の分離の原因になる様子は見られなかった。一部の大豆由来の飲料では、かつて分離が観察されていた。
サトウキビ繊維を加えたVitaGoが摂取された場合、90分時点で、BGLはt=0レベル以下に低下し、120分時点まで一定であった。曲線下面積=71.6mmol/L/分であり、これは対照の25.9%であった。複数の結果の平均CoVは1.62%であり、非常に低く、いずれの値も4%よりも大きな変動は見せなかった。
これらの結果から、すでに低GIである製品においても、サトウキビ繊維は更にGIを低下させる上で顕著な効果を有することが考えられると結論付ける。
図1:水250mL中のグルコース50g、VitaGo大豆飲料(=有効炭水化物50g)437.5mL、サトウキビ繊維5gを含有するVitaGo飲料、を摂取した場合の経時的な平均血糖測定値のグラフ
実施例7
サトウキビ繊維の摂取による、糖尿病の個人の血糖値に対する即時的な効果と長期間の効果とが測定された。本調査の具体的な目的は、2型真性糖尿病患者の食事にサトウキビ繊維を追加することで、対象者の健康状態が改善するかどうかを確認することであった。
個人向けの標準推奨要件に従って、インスリン注射と血糖値が測定された。朝食と昼食における測定値(対象者の夕食については値を記録していない)は、サトウキビ繊維療法の開始前6ヶ月分の記録日誌のエントリから算出された。血糖値と、注射したインスリンの量が記録された。4mmol/L未満の値(低血糖エピソードを示す)は計算において除外された。平均の算出には14日間の値が用いられた。
対象者は、朝食と共に4gのサトウキビ繊維の摂取を開始した。繊維は朝食時のジュースに混合されて摂取された。実験中、対象者は食事療法と運動療法を維持した。
摂取開始から120日目において、上記の2)及び3)に記載したとおりに血糖値とインスリン使用量の平均値が算出された。対象者の主治医によって、標準病理学に従って、サトウキビ繊維の摂取開始前6ヶ月間と摂取開始後3ヶ月間の糖化ヘモグロビン(HbA1c)が求められた。
本発明に従って調製されたサトウキビ繊維の摂取後、朝食時と昼食時の平均血糖値が、それぞれ10%と24.5%低下したことが明らかになった。これは、同期間に必要とされるインスリン量が28%低下したことにほぼ相当する。この期間において、夕刻と就寝前のインスリンの使用量は一定であった。測定値における変動は、サトウキビ繊維の摂取前後で一貫していた。
対象者のHbA1cデータは、サトウキビ繊維の摂取に伴う、数値の大幅な低下を示した。対象者の主治医は、この改善レベルは、血糖調節の大きな改善の結果に違いないと述べた。対象者は食品摂取や運動を大きく変更していないことから、本発明によるサトウキビ繊維が、この結果において大きな役割を果たしたことが示された。
対象者は、試験期間中、サトウキビ繊維が、健康状態の自覚を改善し、穏やかな減量につながったと報告した。対象者はさらに、サトウキビ繊維の摂取よりも前に、血糖調節のために多くの食事療法や運動療法を試したが効果がなかったと述べた。対象者は、サトウキビ繊維が病理学的改善の根拠であったことを確信していると述べた。対象者の主治医もこの評価に同意した。
2型真性糖尿病は多くの因子を有する病態であり、このような小規模の結果が必ずしも全人口に対して外挿できるものではないが、この例において観察された改善は非常に顕著であり、これらの結果は、本発明によるサトウキビ繊維の摂取の大きな利益を示唆するものである。
2型真性糖尿病に対して用いられる経口薬は、HbA1c値の低下に関して、1ポイント超の改善をもたらすことは稀であり、HbA1cレベルが7未満となることも多くない。このような理由から、本発明のサトウキビ繊維は、この病態に対する適切な補助療法と見なされるべきである。
図2:サトウキビ繊維を対象者の食事に採用する前と後(赤枠)で、対象者の主治医によって標準の血液検査で求められたHbA1cレベル
実施例8
果汁と共に摂取した場合の血糖値の低下について、サトウキビと、市販の繊維との間で比較を行った。本調査の目的は、本発明のサトウキビ繊維を果汁に添加することで、果汁のGIを効果的に低下させることができるかを確認すること、更に、該サトウキビ繊維にペクチンを追加することがGI低下効果を阻害しないことを確認することであった。
GIの測定には、シドニー大学のGI標準方法論(G.I. standard methodology)を採用した。試験は、朝、運動又は食事摂取の前に行われ、ただし、前夜にアルコールが摂取された。
グルコース(50g)が水(250mL)に溶解され、対照として用いられた。
試験食として、複数種類の果汁(抗酸化物質を含むextra juicy multi fruitジュース、431.5ml、有効炭水化物50gに相当)のみ、サトウキビ繊維4.1g(1摂取単位)を加えたもの、及び、市販の可溶性繊維7g(Benefibre、小麦由来であるがグルテンフリーの表示あり、2摂取単位)を加えたもの、が調製された。各試験食は10分未満で摂取された。
市販の糖尿病血糖値モニターAccu−Chekを用いて血糖値が測定され、ストリップ(ストリップのバッチ番号698、使用期限30−04−2013)が提供された。内蔵の穿刺装置を用いた指先の穿刺で、食事の摂取直前(t=0)に基準BGLが測定された。BGL値は上述の方法で、t=15、30、45、60、90、120分にそれぞれ測定された。
装置の誤差範囲を確認するために、同じ時点で複数の測定が行われた(一滴の血液を用いた後、拭き取り、新しい血液を用いた)。
Excelの台形法を用いて曲線下面積が算出された。全ての試験における内部CoVは5%未満であった。果汁のGIは、高程度(70超)と見なされる84.5と算出された。可溶性繊維Benefibreの追加は、果汁のGIを、中程度の範囲(55〜69)の中でも高い、66.7にまで低下させた。
果汁にサトウキビ繊維4.1gを追加したことで、GIは、低程度の範囲(55未満)に十分収まる48.1まで低下した。一部の体系では、低程度の範囲として45〜50が採用されており、つまり、サトウキビ繊維を果汁に追加することは、これらの基準においても、低GIの要件をほぼ(もしくは完全に)満たすであろう。
サトウキビ繊維は、技術的には、食物のGIに対する効果がほとんど、もしくは全くないとかつて考えられていた不溶性繊維に分類されるが、本発明に従って調製されたサトウキビ繊維を高GI飲料に追加することは、GIの大幅な低下をもたらした。GIの低下は、市販されている小麦由来の可溶性繊維よりもはるかに顕著であった。
図3:種々の繊維を含有する250mLの水、および431.5mLのMultifruitジュース中で消費された50gグルコースについての血糖値の経時変化のプロット
上掲の例のように、既存の食品形態に添加されることで、上述の繊維製品は、全ての食品に対して次のような効果を潜在的に提供する。
・食品中の繊維含有量を増加させる傾向がある;
・増量剤として用いられ得て、生産量を増加させる;
・ぱさついた剤形(グルテンフリー処方において多く見られる)に水分を追加する;
・アレルゲンフリーである;及び
・添加先の食品のグリセミック指数(GI)を低下させる傾向がある。
上掲の実施例5のとおり、別法において、当該繊維製品は、個人の通常の食生活と組み合わせて利用可能な、独立した添加物としても販売でき、この場合は以下の利点が提供される:
・利便性の観点から、一回分の分包、又は複数回分のパッケージのいずれの形態でも販売可能である;
・飲料(果汁又は乳ベース)、プリン、又は個包装として調製可能;
・消化器系が特に敏感な個人の必要に応じて投与量を変えることができる;
・消化促進のために、通常の食事と共に摂取可能である;
・他の自然食品製品と組み合わせて、個人の食事における消化器系の健康度を向上させることができる;及び
・添加先の任意の食品のGIを低下させる傾向がある。
本栄養補助食品は、食品中の繊維含有量の増加、消化への好影響、血糖値の長期間にわたる調節、及び血中脂質の低下を含む複数の利益を、個人に提供する傾向がある。
当業者であれば、上述の実施形態は本発明を実施する唯一の方法ではないことを理解できるであろう。細部が異なるものの本発明の範囲に含まれるその他の実施形態が存在する。

Claims (1)

  1. 全植物サトウキビから抽出される食物繊維材料を含む食品を製造する方法であって、
    前記食品は、血糖値の低下のために調合され、
    前記サトウキビの繊維材料が、
    前記サトウキビの材料が1以上の向流水の拡散ステップを経ることで、残存繊維材料から糖を分離する工程と、
    前記残存繊維材料がボルテックスドライヤーにおける高速低温乾燥プロセスを経ることで、前記残存繊維材料の保水性を向上させる工程と、
    を含むプロセスを通じて調製され、
    前記向流水のpHが6.5〜7.5の間、温度が25℃〜70℃の範囲内に維持され、
    前記向流拡散ステップが、相対的に低せん断の条件下で行われる、方法。
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