JP6548105B2 - 電力計測装置およびそれを用いた電力計測システム - Google Patents
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また、本発明の他の態様に係る電力計測装置は、互いに独立した複数の電路の各々を通過する電力と電力量との少なくとも一方を、計測値として前記複数の電路の各々について個別に計測する計測部と、前記複数の電路の各々についての前記計測値を個別に出力する出力部と、前記複数の電路を複数のグループに分類する分類部と、複数の情報端末を前記複数のグループに一対一に対応付けて予め登録する登録部とを備え、前記計測部は、前記計測値を求める処理を前記複数の電路について共通の処理回路で行うように構成されており、前記計測部での計測および前記出力部での出力は、前記複数のグループの各々について行われ、前記出力部は、前記複数の情報端末のうちの一の情報端末からの要求があると、当該情報端末に対応するグループの電路について前記計測値を出力するように構成されていることを特徴とする。
本実施形態に係る電力計測装置1は、図1に示すように、計測部11と、出力部12とを備えている。計測部11は、互いに独立した複数の電路21,22(図2参照)の各々を通過する電力と電力量との少なくとも一方を、計測値として複数の電路21,22の各々について個別に計測する。出力部12は、複数の電路21,22の各々についての上記計測値を個別に出力する。
まず、本実施形態に係る電力計測装置1が用いられる全量買取方式の発電システムの構成について、図2を参照して簡単に説明する。なお、本実施形態では電力系統3が単相三線式の交流である場合を例に説明するが、この例に限らず、電力系統3はたとえば直流であってもよい。
コントローラ7は、図2に示すように需要家100に設置されている。コントローラ7は、分電盤4のキャビネット41の外側に設けられており、通信ユニット45との通信機能を有している。本実施形態では一例として、コントローラ7は通信ユニット45との間で、たとえば920MHz帯の特定小電力無線等の電波を媒体とした無線通信を行う。ただし、コントローラ7と通信ユニット45との通信方式は、無線通信、有線通信を問わず適宜の方式が適用可能である。
電力計測装置1は、図1に示すように、計測部11としての機能を分電盤4に備え、出力部12としての機能をコントローラ7に備えている。すなわち、本実施形態では、電力計測装置1は分電盤4とコントローラ7とに分かれて設けられている。なお、図1では、計測ユニット44(図2参照)と通信ユニット45(図2参照)とを一括りにし分電盤4として区別なく表しているが、計測部11は、計測ユニット44と通信ユニット45とに分かれて設けられていてもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る電力計測システム10は、上述した電力計測装置1と、出力部12から計測値を取得し計測値を表示する表示装置8とを備えている。
本実施形態に係る電力計測システム10は、実際に計測値の計測、表示を行う通常モードの他、通常モードでの動作に必要な各種の設定を行う設定モードで動作可能である。ユーザ(需要家100の家人)は、表示装置8を操作することによって、通常モードと設定モードとを切替可能であり、電力計測システム10の導入時にはまず設定モードを選択する。
本実施形態では、上述した設定モードにおいて「全量買取モード」が選択された場合を例示する。そのため、本実施形態に係る電力計測システム10は、通常モードにおいて、第1の電路21および第2の電路22の各々についての計測値を、電力計測装置1にて個別に計測し、表示装置8にて個別に表示する。
以上説明した本実施形態の電力計測装置1によれば、計測部11は、計測値(電力と電力量との少なくとも一方)を求める処理を、互いに独立した複数の電路(第1の電路21および第2の電路22)について、共通の処理回路111にて実現できる。そのため、全量買取方式を採用した発電システムのように互いに独立した複数の電路(電力供給用の電路21と全量買取用の電路22)を持つ配電システムであっても、複数の電路の計測値を1台の電力計測装置1にて計測することができる。要するに、この電力計測装置1は、互いに独立した複数の電路の電力または電力量を1台で計測できる、という利点がある。
本実施形態では、分類部14,15(図1参照)について説明する。以下、実施形態1と同様の構成については、実施形態1と共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態では、登録部16(図1参照)について説明する。以下、実施形態2と同様の構成については、実施形態2と共通の符号を付して適宜説明を省略する。
10 電力計測システム
11 計測部
111 処理回路
12 出力部
14,15 分類部
141 スイッチ
151 記憶部
16 登録部
21 第1の電路
22 第2の電路
4 分電盤
8 表示装置
801,802 情報端末
91 第1の検出器
92 第2の検出器
Claims (8)
- 互いに独立した複数の電路の各々を通過する電力と電力量との少なくとも一方を、計測値として前記複数の電路の各々について個別に計測する計測部と、
前記複数の電路の各々についての前記計測値を個別に出力する出力部とを備え、
前記計測部は、前記計測値を求める処理を前記複数の電路について共通の処理回路で行うように構成されており、
前記複数の電路は、電力系統からの供給電力を負荷へ送る電力供給用の電路と、発電装置で発電された発電電力を前記負荷で消費させずに前記電力系統へ送る全量買取用の電路とを含み、
前記計測部は、前記電力供給用の電路の電圧を用いて前記計測値を求める
ことを特徴とする電力計測装置。 - 前記複数の電路は、分電盤に電気的に接続された第1の電路と、前記分電盤から電気的に切り離された第2の電路とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の電力計測装置。 - 前記第1の電路に取り付けられる第1の検出器と、
前記第2の電路に取り付けられる第2の検出器とをさらに備え、
前記計測部は、前記分電盤内に設けられ、前記第1の検出器の出力から前記第1の電路の前記計測値を計測し、前記第2の検出器の出力から前記第2の電路の前記計測値を計測するように構成されており、
前記第2の検出器は、前記分電盤外に設けられ、ケーブルを介して前記計測部に接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の電力計測装置。 - 前記複数の電路を複数のグループに分類する分類部をさらに備え、
前記計測部での計測および前記出力部での出力は、前記複数のグループの各々について行われる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力計測装置。 - 互いに独立した複数の電路の各々を通過する電力と電力量との少なくとも一方を、計測値として前記複数の電路の各々について個別に計測する計測部と、
前記複数の電路の各々についての前記計測値を個別に出力する出力部と、
前記複数の電路を複数のグループに分類する分類部と、
複数の情報端末を前記複数のグループに一対一に対応付けて予め登録する登録部とを備え、
前記計測部は、前記計測値を求める処理を前記複数の電路について共通の処理回路で行うように構成されており、
前記計測部での計測および前記出力部での出力は、前記複数のグループの各々について行われ、
前記出力部は、前記複数の情報端末のうちの一の情報端末からの要求があると、当該情報端末に対応するグループの電路について前記計測値を出力するように構成されている
ことを特徴とする電力計測装置。 - 前記分類部は、前記複数の電路に一対一に対応する複数のスイッチを有し、
前記複数のスイッチの各々は、前記複数のグループに一対一に対応する複数の接点状態を切替可能に構成されており、
前記分類部は、前記複数のスイッチの各々の接点状態によって、前記複数の電路を前記複数のグループに分類するように構成されている
ことを特徴とする請求項4または5に記載の電力計測装置。 - 前記分類部は、前記複数の電路と前記複数のグループとの対応関係を記憶する記憶部を有し、前記記憶部に記憶されている対応関係によって、前記複数の電路を前記複数のグループに分類するように構成されている
ことを特徴とする請求項4または5に記載の電力計測装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電力計測装置と、
前記出力部から前記計測値を取得し当該計測値を表示する表示装置とを備える
ことを特徴とする電力計測システム。
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