JP5249647B2 - 遠隔検針システム - Google Patents

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Description

本発明は、主として集合住宅やオフィスビル・商業ビルにおいて電力使用量を遠隔で検針する遠隔検針システムに関するものである。
従来から、集合住宅の各住戸やオフィスビル・商業ビルにおける各テナントが需要家である場合において、電力量計に付設した子機と集合住宅やオフィスビル・商業ビルの電気室などに配置された親機との間で電力線搬送通信による通信を行い、各需要家の電力量計で得られた検針データ(つまり、消費電力量)を親機が子機から取得し、親機において検針データを集約する遠隔検針システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、親機は、電話網のような通信網を介して電力会社の集計装置に接続されており、集計装置からの検針要求に応じて子機から検針データを取得して集計装置に送信したり、あらかじめ定める周期毎に子機から検針データを取得して集計装置に送信したりすることで遠隔での検針を可能にしている。
特開2006−180021号公報
上述のような遠隔検針システムにおいて、検針データを集計するだけでなく、負荷への電力供給をオン・オフする開閉器を設けて、この開閉器をオン・オフ制御する遠隔検針システムが、近年提案されている。
しかしながら、負荷に電力を供給しているタイミングで開閉器をオフ制御しようとすると、開閉器に負荷電流が流れている状態でオンからオフに切り替えられるため、開閉器の接点間にアークが発生して、接点溶着等の開閉器の故障の原因となる可能性があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、負荷への電力供給をオン・オフする開閉器をオフ制御する際に発生する開閉器の故障を防止した遠隔検針システムを提供することにある。
請求項1の発明は、幹線から複数に分岐させた系統ごとにそれぞれ幹線の電圧を降圧して二次側に接続された電力線を通して負荷に給電する複数個の降圧トランスと、各降圧トランスの二次側の電力線に接続されて負荷での使用電力を監視する複数台の電力計測装置から電力量の計測データをそれぞれ取得する複数台の子機と、各降圧トランスの二次側の電力線と負荷との間に設けられて子機によって開閉制御される開閉器と、子機との間で電力線を含む通信路を通して電力線搬送通信による通信を行って子機から計測データを取得する親機と、親機との間で広域情報通信網を含む通信路を通して通信を行うことにより親機が取得した計測データを取得するサーバとを備え、子機は、外部からのオフ要求コマンドを受信して開閉器をオフ制御する際に、電力計測装置から取得した計測データに基づいて算出した負荷電流と所定の閾値とを比較し、負荷電流が閾値以下であれば開閉器のオフ制御を実行し、負荷電流が閾値を超えれば開閉器のオフ制御を実行しないことを特徴とする。
この発明によれば、子機は、開閉器を流れる負荷電流が大きく、負荷電流が閾値を越えた場合、開閉器のオフ制御を行わないので、開閉器の接点溶着等の不具合を防止でき、システムの信頼性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1において、前記子機は、前記電力計測装置から所定間隔で計測データを取得し、今回取得した計測データが前回取得した計測データに比べて所定値以上変化した場合に、今回取得した計測データと前回取得した計測データとに基づいて負荷電流を算出することを特徴とする。
この発明によれば、負荷電流を算出する際に、算出処理を行う回数を減らすことができ、子機が行う演算処理の負荷を低減することができる。
請求項3の発明は、請求項2において、前記子機は、前回取得した計測データに対する今回取得した計測データの変化量が所定値未満である時間が所定時間を超えていない場合、前回算出した負荷電流を維持し、当該変化量が所定値未満である時間が所定時間を超えた場合、負荷電流を所定の初期値に設定することを特徴とする。
この発明によれば、微少な負荷電流にも対応可能となる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記子機は、外部からのコマンドによって開閉器をオン・オフ制御する第1のモードと、現在時刻が所定時刻になったときに開閉器をオン・オフ制御する第2のモードとを切り替え可能に構成され、第1のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行し、第2のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流の値に関係なく開閉器のオフ制御を実行することを特徴とする。
この発明によれば、開閉器を所定時刻にオン・オフするモードに設定された場合には負荷電流の値に関係なく開閉器のオフ制御を実行するので、タイムスイッチ制御による使い勝手を優先することができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記子機は、外部からのコマンドによって開閉器をオン・オフ制御する第1のモードと、現在時刻が所定時刻になったときに開閉器をオン・オフ制御する第2のモードとを切り替え可能に構成され、第1のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行し、第2のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、現在時刻が所定時刻になったときに負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行することを特徴とする。
この発明によれば、開閉器を所定時刻にオン・オフするモードに設定された場合でも、開閉器の接点溶着等の不具合を防止できる。
以上説明したように、本発明では、負荷への電力供給をオン・オフする開閉器をオフ制御する際に発生する開閉器の故障を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の遠隔検針システムは、集合住宅やオフィスビル・商業ビルのように1つの建物内に複数台の電力計測装置が配置されている場合を想定している。この種の建物では、図1に示すように、商用電源が供給されている幹線(6600Vの中高圧線)Ltから分岐した複数系統の電力線(100V/200Vの低圧線)Lbが配線される。幹線Ltと各電力線Lbとの分岐点にはそれぞれ降圧トランスTrが設けられる。降圧トランスTrは、幹線Ltの電圧を100V/200V(単相3線で電圧線間が200V)に降圧するものであり、たとえば20〜200kVA程度の容量のものが用いられる。図1では降圧トランスTrの二次側の電力線Lbを2線で記載しているが、実際には降圧トランスTrの二次側は単相3線になる。図1に示す2線は電力線Lbのうち電圧極の線路を示している。
本実施形態では、集合住宅において各階ごとに降圧トランスTrを設け、降圧トランスTrの二次側に接続した電力線Lbから分岐して各住戸に給電している場合を例として説明する。各住戸には、住戸別に電気料金を課金するために電力計測装置3が設けられ、さらに、各降圧トランスTrの二次側の電力線Lbと各住戸内の負荷10(照明、空調等の電気機器)との間には、電力線Lbから負荷10への電路を導通・遮断するために開閉器4が設けられる。
まず、電力計測装置3には、従来の積算電力計に代えて電子式電力量計を用いる。電力計測装置3は瞬時電力を計測し、瞬時電力を積算することによって時間帯別に電力量を計量する。したがって、たとえば昼間時間と夜間時間のように料金単価の異なる時間帯における使用電力量を個別に計量することができる。
そして、遠隔検針システムは、各住戸における電力の使用量を遠隔で検針することを目的にしているから、電力計測装置3で計量した計量データを通信により伝送する必要がある。ここでは、電力計測装置3で得られる計測データを伝送する通信路の一部に電力線Lbを用いて電力線搬送通信(以下、「PLC」と略称する。PLC=Power Line Communication)による通信を行う。
各住戸に設けた電力計測装置3の計測データは、たとえば建物を単位として親機1に集められる。親機1は、電力会社が管理するサーバ8との間でインターネットのような広域情報通信網NTを通して通信を行う。したがって、サーバ8では各住戸での電力の使用量を個別に取得することが可能になる。
親機1を広域情報通信網NTに接続するために、親機1を含む構内情報通信網と広域情報通信網NTとの間に介在して親機1とサーバ8との間での通信を可能にする通信装置としてのモデム5を設けている。広域情報通信網NTは、光通信などによるブロードバンドの通信網であり、光通信を行う場合にはモデム5としてONU(Optical Network Unit)を用いる。
モデム5は、電力線Lbから電源が供給されており、電力線Lbを用いて伝送される通信信号(たとえば、10〜450kHz)が減衰しないように、内部において電力線Lbからモデム5への給電経路には通信信号に対する入力インピーダンスを高めるインピーダンスアッパ(図示なし)を設けている。インピーダンスアッパは、電源周波数を通過させ通信信号に用いる高周波は阻止するローパスフィルタである。このようなインピーダンスアッパを設けることにより、モデム5内の通信回路への給電を行いながらも電力線Lbを用いて伝送される通信信号がモデム5に内蔵した電源回路に吸収されることがなく、電力線Lbを伝送される通信信号の品質を維持することができる。なお、インピーダンスアッパは、モデム5と別体に設けてよい。
各住戸に設けた電力計測装置3の計測データを親機1に伝送するために、各電力計測装置3には親機1との間で通信を行う子機2がそれぞれ付設される。また、親機1では各住戸別に電力の使用量を把握する必要があるから、各子機2には個別の識別情報(アドレスや需要家番号)が設定されており、親機1では識別情報により各子機2を識別する。子機2は、電力計測装置3、開閉器4とは別個に設けることができるが、本実施形態では、子機2と電力計測装置3と開閉器4とを1個のハウジングC2内に収納している。
子機2は各電力線Lbに接続されており、通常は1組(単相3線)の電力線Lbから複数の住戸に給電するから、1組の電力線Lbに複数台の子機2が接続されることになる。ここに、親機1が子機2から積算電力量を取得する際には、親機1が各子機2をポーリングすることにより各子機1が記憶している積算電力量を取得する。子機2が電力計測装置3から積算電力量を取得して記憶することについては後述する。
本実施形態では、親機1において通信用の接続口を多数個設ける代わりに、3個の接続口6a〜6cを有したカプラ6を電力線Lbの系統数より1台だけ少なく設けている。カプラ6の1個の接続口6aは電力線Lbに接続され、残りの2個の接続口6b,6cは接続ケーブルLcを介して他のカプラ6に接続されるか親機1に接続される(以下では、電力線Lbに接続される接続口を充電側接続口6aと呼び、残りの2個の接続口を信号側接続口6b,6cと呼ぶ)。電力線Lbに接続する充電側接続口6aと2個の信号側接続口6b,6cとの間では、電力の通過を阻止し電力線搬送通信に用いる通信信号のみを通過可能としてある。また、両信号側接続口6b,6cの間は互いに直結してあり、両信号側接続口6b,6cの間での通信信号の伝送を可能にしている。
したがって、カプラ6の充電側接続口6aを電力線Lbに接続するとともに、信号側接続口6b,6cを用いてカプラ6の間を接続すると、同じ電力線Lbの上で通信信号を伝送できるのはもちろんのこと、異なる電力線Lbの間でもカプラ6を介して通信信号の伝送が可能になる。つまり、いずれか1台のカプラ6を親機1に接続しておくことにより、親機1には1個の信号用の接続口1aを設けるだけで、カプラ6を接続したすべての電力線Lbに接続されている子機2との間で通信信号の授受が可能になる。
さらに、親機1には信号用の接続口1aとは別に受電用の接続口1bも設けてある。受電用の接続口1bは、カプラ6を介さずにいずれか1組の電力線Lbに接続される。つまり、当該電力線Lbにはカプラ6は接続されない。受電用の接続口1bは、電力線Lbからの受電のために用いられるとともに、当該電力線Lbに接続された子機2との間で通信信号を授受するためにも用いられる。親機1においてカプラ6を接続している通信用の接続口1aは、カプラ6により電力の通過が阻止されているから、通信用の接続口1aに電源電圧が印加されることはない。また、子機2は電力線Lbから受電する。
本実施形態では、上述したように、子機2との間で通信信号を伝送するために親機1に2個の接続口1a,1bを設けてあり、受電用の接続口1bには電力線Lbを接続して親機1の内部において受電電力と通信信号とを分離しているのに対して、信号用の接続口1aには通信信号を分離する機能を有したカプラ6を接続することにより接続口1aを通して通信信号のみを授受する。したがって、カプラ6の両端に電源電圧が印加されることはなく、カプラ6の両端に電源電圧が印加される場合に比較すると、カプラ6の設計が容易になる。
ところで、本実施形態では、各電力線Lbと各カプラ6との間にそれぞれブレーカ7を挿入してある。同様に、親機1における受電用の接続口1bと電力線Lbとの間にもブレーカ7を挿入してある。ブレーカ7を各電力線Lbごとに設けていることによって、各住戸への給電を停止することなく親機1やカプラ6を個別に電力線Lbから切り離して保守や点検の作業を行うことが可能になる。また、ブレーカ7によって、親機1やカプラ6に異常電流が流れたときに異常電流の経路を遮断し、電源側に影響を及ぼさないようにすることができる。降圧トランスTrの容量をたとえば20kVAとすれば、ブレーカ7には遮断容量が1.5kA程度のものを用いる。
上述したように、電力計測装置3は各住戸での電力の使用量を計測しており、子機2は各電力計測装置3から計測データ(積算電力量)を取得するから、子機2は建物内に分散して配置される。一方、親機1は各子機2が取得した計測データを集めるために、建物の1箇所に配置される。具体的には、親機1は、図1に示すように、モデム5、カプラ6、ブレーカ7とともに収納ボックスC1に収納され、この収納ボックスC1が、建物において幹線Ltおよび降圧トランスTrを収納している電気室としてのEPS(Electric Pipe Shaft)Eに配置される。
子機2は、図2に示すように記憶領域としてRAM2a、EEPROM2bを内蔵しており、図3に示すように電力計測装置3からT秒(本実施形態では約3秒)毎に取得した電力量の計測データx[xa,xb,xc,...](以降、瞬時検針値xと称す)を、各電力計測装置3に個別に設定されている識別情報(以下、計器IDと称す)とともに、RAM2a上の瞬時検針値テーブルTB1(図4参照)に順次格納する。
そしてT秒(本実施形態では60秒)毎に、瞬時検針値テーブルTB1に格納された瞬時検針値のうち最新の瞬時検針値xをT秒検針値(以降、1分検針値と称す)としてRAM2aに格納し、さらにT分(本実施形態では5分)毎に、RAM2aに格納された1分検針値のうち最新の1分検針値をT分検針値(以降、5分検針値と称す)としてEEPROM2bに格納し、さらにT分(本実施形態では30分)毎に、RAM2aに格納された1分検針値のうち最新の1分検針値をT分検針値(以降、30分検針値と称す)としてEEPROM2bに格納する。なお、上記データの格納タイミングは、子機2に内蔵したRTC(Real Time Clock)によって設定される。
1分検針値は、停電時刻および停電時検針値、復電時刻および復電時検針値の算出や、後述する開閉器4制御の電流値算出に用いられる。5分検針値は、長時間停電からの復電後、RTCが初期値に戻り時刻未確定状態の際に取得され、復電直後から時刻設定によって時刻確定状態になるまでに、5分毎に検針値を記録するものであり、時刻確定後、時刻未確定状態の間の30分検針値の補完のために用いられる。30分検針値は、RTCが時刻確定状態で通常動作している間に30分毎に検針値を記録するものであり、上位の親機1へ定期的に通知する検針値である。
そして、親機1は、一定周期(本実施形態では48分)毎に配下の全子機2からポーリングによって最新の30分検針値を取得して、30分検針値ファイルを生成し、この30分検針値ファイルをサーバ8へ通知する。したがって、サーバ8を管理する電力会社では検針員による電力量計の確認を行うことなく需要家別の使用電力量を知ることができる。
次に、開閉器4のオン・オフ動作について説明する。まず、子機2は、サーバ8から親機1を介して、オン要求コマンドまたはオフ要求コマンドを受信すると、要求コマンドに応じて開閉器4をオン・オフ制御する。また、子機2は、保守端末HTからの赤外線等の無線信号を受信する通信手段を備えており、ユーザが保守端末HTを操作して、オン要求コマンドまたはオフ要求コマンドの無線信号を送信した場合も、要求コマンドに応じて開閉器4をオン・オフ制御する。
しかし、電力線Lbから開閉器4を介して負荷10へ負荷電流が供給されている状態で、開閉器4をオフすると、負荷電流が大きい場合には接点溶着等が生じて、開閉器4が故障する虞がある。そこで本実施形態では、子機2が負荷電流を監視し、負荷電流が閾値以下であれば開閉器4のオフ制御を実行し、負荷電流が閾値を越えれば開閉器4のオフ制御を実行しない。
詳細には、子機2は、瞬時検針値テーブルTB1に格納された瞬時検針値xに基づいて負荷電流を算出する。負荷電流の算出方法は、図5に示すように、子機2の起動後、電力計測装置3から最初に取得した瞬時検針値x、および瞬時検針値xの取得時刻tを、[X=x0(kWh)、T=t0(sec)]として、RAM2aに格納する。そして、RAM2aに順次格納される瞬時検針値xが、瞬時検針値x0から所定値(検針値の最小桁である0.01(kWh))以上変化すると、このときに取得した瞬時検針値x、および瞬時検針値xの取得時刻tを、[X’=x1(kWh)、T’=t1(sec)]として、RAM2aに格納する。次に、瞬時検針値X=x0(kWh)、X’=x1(kWh)、取得時刻T=t0(sec)、T’=t1(sec)から、そのときの負荷電流Iを算出する。このとき、電力計測装置3の計器IDに含まれている計器種別情報に応じて、配電方式(単相2線式、単相3線式、3相3線式)を判別し、配電方式毎に予め設定された算出式を用いる。例えば、本実施形態の単相3線式の場合、検針値変化量ΔX=(X’−X)、変化時間ΔT=(T’−T)とすると、[数1]を用いて負荷電流Iを算出する。なお、Vは定格電圧であり、本実施形態ではV=100Vとなる。なお、X>X’の場合、またはXとX’とで計器IDが異なる場合、負荷電流Iは算出不可値とする。
Figure 0005249647
算出した負荷電流Iは、現在の負荷電流値としてRAM2aに格納し、そして、[X=x1(kWh)、T=t1(sec)]として、RAM2aに順次格納される瞬時検針値xが、瞬時検針値x1から所定値:0.01(kWh)以上変化すると、上記処理を繰り返して、現在の負荷電流値を求める。したがって、子機2は、電力量が所定値:0.01(kWh)以上変化した場合に負荷電流Iを算出し、電力量の変化が所定値:0.01(kWh)未満の場合(すなわち、電力量の計測値に変化がない場合)は前回算出した負荷電流Iを維持するので、負荷電流Iの算出処理を行う回数を減らすことができ、子機2が行う演算処理の負荷を低減することができる。また、電力量がある値に変化した後、電力量に所定時間(本実施形態では6分間)変化がなければ、負荷電流が殆ど流れていないものとみなして負荷電流Iを初期値(1(A))に設定して、上記処理を継続するので、微少な負荷電流にも対応可能となる。
なお、本実施形態では6分間を超えて電力量の変化がなければ、負荷電流Iを初期値に設定しているが、この所定時間[6分間]は負荷が十分に小さいと算定できる時間であり、電力計測装置3の計器IDに含まれている計器種別情報に応じて、配電方式(単相2線式、単相3線式、3相3線式)毎に互いに異なる所定時間に設定してもよい。
そして、サーバ8または保守端末HTから送信されたオフ要求コマンドには、電流閾値I’が設定されており、子機2はオフ要求コマンドを受信後、オフ要求コマンド内の電流閾値I’と、上記のように算出した最新の負荷電流Iとを比較する。電流閾値I’は、開閉器4の容量に応じて設定されており、「I≦I’」であれば、開閉器4に対して開閉器オフ信号を送信し、開閉器4のオフ制御を行う。「I>I’」であれば、開閉器4のオフ制御を行うことなく、エラー応答(監視電流閾値オーバー)をコマンドの送信元(サーバ8または保守端末HT)に返信する。また、負荷電流Iが算出不可値の場合は、エラー応答(監視電流値エラー)をコマンドの送信元に返信する。そして、子機2は、開閉器4の状態変化(オン→オフ)を確認し、最新の瞬時検針値を取得した後、開閉器オフ制御応答をコマンドの送信元に返信する。
したがって、子機2は、開閉器4を流れる負荷電流Iが大きく、負荷電流Iが電流閾値I’を越えた場合、開閉器4のオフ制御を行わないので、開閉器4の接点溶着等の不具合を防止でき、システムの信頼性が向上する。
開閉器4の状態変化は子機2からサーバ8にも通知され、サーバ8を管理する電力会社において各需要家(住戸)への給電の開始と停止とを管理することが可能になる。また、サーバ8を管理する電力会社が、サーバ8からオン要求コマンド、オフ要求コマンドを子機2へ送信することで、各需要家(住戸)への給電の開始と停止とを制御することも可能である。
次に、開閉器4のタイムスイッチ制御について説明する。サーバ8または保守端末HTは、開閉器4を所定の時刻にオン・オフさせるタイムスイッチ設定コマンドを子機2へ送信する。タイムスイッチ設定コマンドを受信した子機2は、上述のようにサーバ8または保守端末HTから送信されたオン要求コマンドおよびオフ要求コマンドによってのみ、開閉器4のオン・オフ制御を行う通常モード(第1のモード)から、通常モードの動作に加えて所定時刻になると開閉器4のオン・オフ制御を行うタイムスイッチモード(第2のモード)に移行する。また子機2は、サーバ8または保守端末HTからタイムスイッチ解除コマンドを受信すると、タイムスイッチモードから通常モードに移行する。
そして、タイムスイッチ設定コマンドは、開閉器4をオン・オフさせる時刻を設定した制御時刻設定データを含んでおり、子機2は、タイムスイッチ設定コマンドを受信すると通常モードからタイムスイッチモードに移行して、内部のRCTが計時する時刻をタイムスイッチ設定コマンド内の制御時刻設定データと比較し、現在時刻がオン時刻になると、開閉器4に開閉器オン信号を送信して、開閉器4のオン制御を行い、現在時刻がオフ時刻になると、開閉器4に開閉器オフ信号を送信して、開閉器4のオフ制御を行う。
制御時刻設定データは、図6に示すように、b0〜b47の48ビットで構成されており、ビットb47は0時00分〜0時30分のオン・オフ状態、ビットb46は0時30分〜1時00分のオン・オフ状態、......、ビットb0は23時30分〜0時00分のオン・オフ状態を設定し、各ビットが「0」の場合はオフ制御、「1」の場合はオン制御となり、1日における開閉器4のオン・オフ制御を30分単位で設定することができる。本実施形態では、上記のように48ビットの制御時刻設定データを用いて30分単位でオン・オフ制御を行っているが、例えば96ビットの制御時刻設定データを用いて15分単位でオン・オフ制御を行ってもよく、制御時刻設定データのビット数、オンオフ制御の時間単位は任意に設定可能である。
子機2は、タイムスイッチモードにおいて開閉器4のオフ制御を行う場合、オフ時刻になった時点で、負荷電流Iと電流閾値I’との比較処理を上記同様に行い、「I≦I’」であれば、開閉器4に対して開閉器オフ信号を送信し、開閉器4のオフ制御を行う。「I>I’」であれば、開閉器4のオフ制御を行うことなく、エラー応答(監視電流閾値オーバー)をコマンドの送信元(サーバ8または保守端末HT)に返信する。すなわち、タイムスイッチ制御においても開閉器4の接点溶着等の不具合防止を優先させている。
また、タイムスイッチモードにおける開閉器4のタイムスイッチ制御は、オフ時刻になった時点で、負荷電流Iの大小に関係なく(「I≦I’」、「I>I’」のいずれであっても)、開閉器4に開閉器オフ信号を送信して、開閉器4のオフ制御を行い、タイムスイッチ制御による使い勝手を優先させてもよい。
さらに、タイムスイッチモード中に、子機2の内部に設けたRCTが時刻ずれを生じて、時刻再設定を行った場合、ずれ時間の大小、進み、遅れによらず、時刻再設定後もタイムスイッチの設定通りに開閉器4のオン・オフ状態を制御する。
上述の実施形態では、親機1を1台用いた構成を例示しているが、複数台の親機1を用いて、複数台の親機1が、配下の子機2の30分検針値ファイルをサーバ8へ各々通知する構成でもよく、複数台の親機1を同一のPLC伝送路に接続する場合には、配下の全子機2へ検針要求を送信する周期を、1台の親機1を用いる場合よりも長く設定することで、親機1同士の通信の衝突を防止する。
実施形態の遠隔検針システムの構成を示す図である。 同上の子機の記憶領域を示す図である。 同上の子機による計測データの取得処理を示す図である。 同上の瞬時検針値テーブルの構造を示す図である。 同上の子機による負荷電流の算出処理を示す図である。 同上のタイムスイッチ設定コマンドの設定データの構造を示す図である。
符号の説明
1 親機
2 子機
3 電力計測装置
4 開閉器
5 モデム
6 カプラ
7 ブレーカ
8 サーバ
10 負荷
Tr トランス
Lb 電力線
NT 広域情報通信網
HT 保守端末

Claims (5)

  1. 幹線から複数に分岐させた系統ごとにそれぞれ幹線の電圧を降圧して二次側に接続された電力線を通して負荷に給電する複数個の降圧トランスと、各降圧トランスの二次側の電力線に接続されて負荷での使用電力を監視する複数台の電力計測装置から電力量の計測データをそれぞれ取得する複数台の子機と、各降圧トランスの二次側の電力線と負荷との間に設けられて子機によって開閉制御される開閉器と、子機との間で電力線を含む通信路を通して電力線搬送通信による通信を行って子機から計測データを取得する親機と、親機との間で広域情報通信網を含む通信路を通して通信を行うことにより親機が取得した計測データを取得するサーバとを備え、
    子機は、外部からのオフ要求コマンドを受信して開閉器をオフ制御する際に、電力計測装置から取得した計測データに基づいて算出した負荷電流と所定の閾値とを比較し、負荷電流が閾値以下であれば開閉器のオフ制御を実行し、負荷電流が閾値を超えれば開閉器のオフ制御を実行しない
    ことを特徴とする遠隔検針システム。
  2. 前記子機は、前記電力計測装置から所定間隔で計測データを取得し、今回取得した計測データが前回取得した計測データに比べて所定値以上変化した場合に、今回取得した計測データと前回取得した計測データとに基づいて負荷電流を算出することを特徴とする請求項1記載の遠隔検針システム。
  3. 前記子機は、前回取得した計測データに対する今回取得した計測データの変化量が所定値未満である時間が所定時間を超えていない場合、前回算出した負荷電流を維持し、当該変化量が所定値未満である時間が所定時間を超えた場合、負荷電流を所定の初期値に設定することを特徴とする請求項2記載の遠隔検針システム。
  4. 前記子機は、外部からのコマンドによって開閉器をオン・オフ制御する第1のモードと、現在時刻が所定時刻になったときに開閉器をオン・オフ制御する第2のモードとを切り替え可能に構成され、第1のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行し、第2のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流の値に関係なく開閉器のオフ制御を実行することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の遠隔検針システム。
  5. 前記子機は、外部からのコマンドによって開閉器をオン・オフ制御する第1のモードと、現在時刻が所定時刻になったときに開閉器をオン・オフ制御する第2のモードとを切り替え可能に構成され、第1のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行し、第2のモードにおいて開閉器をオフ制御する際には、現在時刻が所定時刻になったときに負荷電流が閾値以下であれば、開閉器のオフ制御を実行することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の遠隔検針システム。
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