JP6547536B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、上記従来の印刷装置では、このように論理ページ単位で印刷を行うことは想定しておらず、その結果、上記ティアオフ機能が正常に機能しないという問題が生じた。具体的には、上記の構成では、1ページ終了後のティアオフ動作において、記録ヘッドによる印刷位置から上記切断位置までの距離分、連続紙を送ることで、ページ間の境界部分を切断位置に移動させた。すなわち、印刷する1ページが1物理ページであるため、1ページの印刷が終了したとき、必ず、物理ページ間の境界部分が印刷位置に来る。よって、印刷位置から切断位置までの距離分、連続紙を送ることで、当該境界部分を、印刷位置から切断位置に移動することができた。しかし、印刷する1ページが、1物理ページを等分した1論理ページであると、1ページの印刷が終了したとき、必ずしも、物理ページ間の境界部分が印刷位置に来るとは限らない。よって、印刷位置から切断位置までの距離分、連続紙を送ったときに、物理ページ間の境界部分が切断位置からズレてしまい、当該境界部分を切断位置に移動することができなかった。これでは、ユーザーが、物理ページを当該境界部分で切り離すことができない。例えば、1物理ページ上の一部の論理ページに対する印刷が終了した後、物理ページを切り離したいという場合があるが、こういった場合に、ティアオフ機能が正常に機能せず、物理ページを切り離すことができなかった。
なお、論理ページの紙長は、物理ページの紙長と等分数とから算出することができ、等分数は、物理ページの紙長と論理ページの紙長とから算出することができる。よって、等分数と論理ページの紙長に代えて、等分数と物理ページの紙長や、論理ページの紙長と物理ページの紙長を用いて、上記距離(上記境界部分を分断位置に移動するための送り量)を算出する構成でも良い。
印刷データは、論理ページRPにおける各行に対応する文字コード群の後、改行コマンドや改ページコマンドが配置されるように生成される。例えば、各1行分の文字コード群の間に、改行コマンドが配置され、最後の文字コード群の後に、改ページコマンドが配置された構成となる。なお、改ページコマンドは、論理ページRPに空白行が有る場合に用いるものであるため、論理ページRPにおける全ての行について文字印刷を行う場合には、改ページコマンドを省略するものとする。
以下、印刷位置P3から分断位置P2までの距離を、「ヘッド・カッター間距離」と呼称し、検出位置P1から分断位置P2までの距離を、「センサー・カッター間距離」と呼称する。また、物理ページPの紙長を、「物理ページ長」と呼称し、論理ページRPの紙長を、「論理ページ長」と呼称する。
F1=L1+(L2×{m−MOD(n/m)})
で計算される。すなわち、当該境界部分が分断位置P2に達するための送り量F1は、印刷ページ数nを等分数mで割った剰余を等分数mから差し引いた値に、論理ページ長L2を乗算して得られた距離と、ヘッド・カッター間距離L1と、を加算して算出される。このように算出した送り量F1分、連続紙Sを紙送り(正送り)することで、上記ティアオフ動作を行う。
F3=(L3+α)−{L1+(L2×{m−MOD(n/m)})}
である。なお、当該計算の中で、ヘッド・カッター間距離L1が相殺されることになるため、この相殺分を予め除去して計算しても良い。すなわち、印刷位置P3から検出位置P1までの距離を「L4」としたとき、
F3=(L4+α)−(L2×{m−MOD(n/m)})
であるため、この計算式によって、送り量F3を計算しても良い。なお、これらの計算式によって、送り量F3がマイナスになる場合には、マイナスになった分、連続紙Sを逆送りする。
F4=(L3+α)−L1
である。なお、印刷位置P3から検出位置P1までの距離L4を用いると、
F4=L4+α
となる。この計算式によって、送り量F4を計算しても良い。
F5=L2−p
によって算出される。すなわち、この時の送り量F5は、論理ページ長L2から現在送り位置pを引いた距離である。改ページ送りが終了したら、現在送り位置pを「0(ゼロ)」にし(p=0)(S13)、印刷ページ数nをインクリメントする(n=n+1)(S14)。その後、インプットバッファ51にデータが格納された状態であるか否かの判定(S2)に戻る。
なお、論理ページ長L2は、物理ページPの紙長と等分数mとから算出することができ、等分数mは、物理ページPの紙長と論理ページ長L2とから算出することができる。よって、等分数mと論理ページ長L2に代えて、等分数mと物理ページPの紙長や、論理ページ長L2と物理ページPの紙長を用いて、上記送り量F1を算出する構成でも良い。
Claims (5)
- 連続紙を構成する複数の物理ページのうち、一の物理ページと次の物理ページとの間に設けられる境界部分を分断可能な分断位置と、
前記連続紙を送り方向に送り、前記連続紙に印刷位置で印刷する送り印刷部と、
前記送り方向において、前記分断位置の上流側に設けられており、前記連続紙の有無を検出可能な検出部と、
前記送り印刷部を制御する制御部と、を備えた印刷装置であって、
前記制御部は、
前記一の物理ページを等分割した複数の論理ページのうち、任意の数の前記論理ページで構成した印刷データに基づいて、前記送り印刷部により、前記一の物理ページに印刷する第1制御を行い、
前記印刷データに基づく印刷を終えた後に、前記送り印刷部により、前記境界部分を前記分断位置まで送る第2制御を行い、
前記第2制御の後に、前記送り印刷部により、前記一の物理ページが前記検出部に達するように逆送りする第3制御を行い、
前記第3制御の後に、前記検出部により、前記一の物理ページを検出した場合は、印刷した任意の数の前記論理ページの次にある前記論理ページを、前記送り印刷部により、前記印刷位置まで送る第4制御を行い、
前記第3制御の後に、前記検出部により、前記一の物理ページを検出しなかった場合は、前記次の物理ページを、前記送り印刷部により、前記印刷位置まで送る第5制御を行う、印刷装置。 - ホスト装置から受信した前記印刷データを格納するインプットバッファを、更に備え、
前記制御部は、
前記印刷データに基づく印刷を終えた後に、前記インプットバッファに一定時間、前記印刷データとは別の印刷データを格納しなかったとき、前記境界部分を前記分断位置まで送る前記第2制御を行う、請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記送り印刷部による前記印刷位置から前記分断位置までの距離と、印刷した前記論理ページの累計数と、前記物理ページを複数の前記論理ページに等分割したときの分割数である等分数と、前記論理ページの紙長と、に基づいて、前記境界部分を前記分断位置まで送る前記第2制御を行う、請求項1または2に記載の印刷装置。 - 連続紙を構成する複数の物理ページのうち、一の物理ページと次の物理ページとの間に設けられる境界部分を分断可能な分断位置と、
前記連続紙を送り方向に送り、前記連続紙に印刷位置で印刷する送り印刷部と、
前記送り方向において、前記分断位置の上流側に設けられており、前記連続紙の有無を検出可能な検出部と、を備えた印刷装置の制御方法であって、
前記一の物理ページを等分割した複数の論理ページのうち、任意の数の前記論理ページで構成した印刷データに基づいて、前記送り印刷部により、前記一の物理ページに印刷する第1工程と、
前記印刷データに基づく印刷を終えた後に、前記送り印刷部により、前記境界部分を前記分断位置まで送る第2工程と、
前記第2工程の後に、前記送り印刷部により、前記一の物理ページが前記検出部に達するように逆送りする第3工程と、
前記第3工程の後に、前記検出部により、前記一の物理ページを検出した場合は、印刷した任意の数の前記論理ページの次にある前記論理ページを、前記送り印刷部により、前記印刷位置まで送る第4工程と、
前記第3工程の後に、前記検出部により、前記一の物理ページを検出しなかった場合は、前記次の物理ページを、前記送り印刷部により、前記印刷位置まで送る第5工程と、を備えた印刷装置の制御方法。 - コンピューターに、請求項4に記載の印刷装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015180705A JP6547536B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015180705A JP6547536B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017056566A JP2017056566A (ja) | 2017-03-23 |
JP2017056566A5 JP2017056566A5 (ja) | 2018-08-02 |
JP6547536B2 true JP6547536B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=58388842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015180705A Active JP6547536B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6547536B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH068544A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Sanyo Electric Co Ltd | プリンタ |
JPH1120278A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Fujitsu Ltd | プリンタ装置 |
-
2015
- 2015-09-14 JP JP2015180705A patent/JP6547536B2/ja active Active
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