JP6547388B2 - 組合せニードル軸受 - Google Patents
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Description
内周面に外輪軌道を持つ円筒状部分と、前記円筒状部分の軸方向他端部を径方向内方に向け直角に折り曲げて内向フランジ状としたスラスト鍔部と、を備えるラジアル軌道輪と、
前記ラジアル軌道輪の径方向内側にラジアル保持器によって転動自在に保持された複数のラジアルニードルと、
前記ラジアル軌道輪の軸方向一端側部分を径方向外方に向け直角に折り曲げて外向フランジ状とした円輪状部分と、前記円輪状部分の径方向外端部を軸方向一端側に向け直角に折り曲げて短円筒状とした筒状フランジと、前記筒状フランジの先端部の円周方向複数箇所を径方向内方に曲げ形成した第一係止部と、を備える第一スラスト軌道輪と、
前記第一スラスト軌道輪の円輪状部分の軸方向一端側に設けられた円輪状のバックアップレースと、
平坦な円輪状の本体部分と、この本体部分の外径側端部を軸方向他端側に折り曲げて短円筒状とした第二筒状フランジと、この第二筒状フランジの先端部の円周方向複数箇所を径方向内方に曲げ形成した第二係止部と、を備える第二スラスト軌道輪と、
前記バックアップレースと前記第二スラスト軌道輪との間にあってスラスト保持器によって転動自在に保持された複数のスラストニードルと、
を備えた組合せニードル軸受において、
前記バックアップレースは、所定の直径よりも径の大きな部分が、軸方向一端側が凹んだ薄肉部となっており、
前記所定の直径は、前記第二係止部の内接円よりも小さく、且つ、前記各スラストニードルの転動面の外接円よりも大きいこと
を特徴とする組合せニードル軸受。
図1は、図4に示す従来構造の組合せニードル軸受1のスラスト軸受3の代わりに構造の異なるスラスト軸受3aを用いた、本発明の実施の形態の第1例である組合せニードル軸受1aを示している。より具体的には、複数のスラストニードル11、11と、スラスト保持器12aと、第二スラスト軌道輪10aと、から成る量産品を用いたスラスト軸受ユニットを用いることを可能とした組合せニードル軸受1aを示している。なお、従来構造と同じ構成には同じ符号を付け、説明を簡略化する。
図2は、本発明の実施の形態の第2例である組合せニードル軸受1bを示している。第1例との違いは、本例の組合せニードル軸受1bは、第二ラジアル軌道輪5を持たない構成であり、実施の形態の第1例の第二ラジアル軌道輪5の内輪軌道14に相当する構成は、本実施例の組合せニードル軸受1bを組み込む軸側に設けられている。
図3は、本発明の実施の形態の第3例である組合せニードル軸受1cを示している。第2例の構成との違いは、バックアップレース15cの形状のみである。バックアップレース15bの薄肉部22aは軸方向一端側のみが凹んでいるが、本実施例の場合、バックアップレース15cの薄肉部22cは、軸方向両面が凹んでいる。これにより、バックアップレース15cの方向性がなくなり、組み立て性が向上する。なお、図示していないが、第二ラジアル軌道輪を持つ組合せニードル軸受の場合には、バックアップレース15aの両面に凹部を設けることにより、同様の効果を得ることが出来る。
2、2b ラジアル軸受
3、3a スラスト軸受
4 第一ラジアル軌道輪
5 第二ラジアル軌道輪
6 ラジアルニードル
7 ラジアル保持器
8 第一スラスト軌道輪
9 筒状フランジ
10、10a 第二スラスト軌道輪
11 スラストニードル
12、12a スラスト保持器
13 外輪軌道
14 内輪軌道
15、15a、15c、 バックアップレース
16、16a 第二筒状フランジ
17、17b スラスト鍔部
18 第一係止部
19 小径段部
20 段差面
21、21a 第二係止部
22a、22c、22d 薄肉部
Claims (1)
- 内周面に外輪軌道を持つ円筒状部分と、前記円筒状部分の軸方向他端部を径方向内方に向け直角に折り曲げて内向フランジ状としたスラスト鍔部と、を備えるラジアル軌道輪と、
前記ラジアル軌道輪の径方向内側にラジアル保持器によって転動自在に保持された複数のラジアルニードルと、
前記ラジアル軌道輪の軸方向一端側部分を径方向外方に向け直角に折り曲げて外向フランジ状とした円輪状部分と、前記円輪状部分の径方向外端部を軸方向一端側に向け直角に折り曲げて短円筒状とした筒状フランジと、前記筒状フランジの先端部の円周方向複数箇所を径方向内方に曲げ形成した第一係止部と、を備える第一スラスト軌道輪と、
前記第一スラスト軌道輪の円輪状部分の軸方向一端側に設けられた円輪状のバックアップレースと、
平坦な円輪状の本体部分と、この本体部分の外径側端部を軸方向他端側に折り曲げて短円筒状とした第二筒状フランジと、この第二筒状フランジの先端部の円周方向複数箇所を径方向内方に曲げ形成した第二係止部と、を備える第二スラスト軌道輪と、
前記バックアップレースと前記第二スラスト軌道輪との間にあってスラスト保持器によって転動自在に保持された複数のスラストニードルと、
を備えた組合せニードル軸受において、
前記第二係止部は、前記スラストニードルの軸方向他端部よりも、軸方向他端側に突出しており、
前記バックアップレースの外径は、前記筒状フランジの内径と同じか、この内径よりも僅かに小さく、
前記バックアップレースは、所定の直径よりも径の大きな部分が、軸方向一端側が凹んだ薄肉部となっており、
前記所定の直径は、前記第二係止部の内接円よりも小さく、且つ、前記各スラストニードルの転動面の外接円よりも大きいこと
を特徴とする組合せニードル軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015087341A JP6547388B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 組合せニードル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015087341A JP6547388B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 組合せニードル軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016205510A JP2016205510A (ja) | 2016-12-08 |
JP6547388B2 true JP6547388B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=57487086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015087341A Active JP6547388B2 (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 組合せニードル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6547388B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5630159B2 (ja) * | 2010-09-07 | 2014-11-26 | 日本精工株式会社 | ラジアル・スラスト組み合わせ型ニードル軸受 |
JP2013079718A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-05-02 | Nsk Ltd | レース付スラストころ軸受 |
-
2015
- 2015-04-22 JP JP2015087341A patent/JP6547388B2/ja active Active
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JP2016205510A (ja) | 2016-12-08 |
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