JP2018048692A - 複列式ボールベアリング - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースに設置可能で高い耐荷重性を示す複列式ボールベアリングを提供する。【解決手段】インナーレース3は、第1のインナーレース31と第2のインナーレース32とで2分割されている。第1のインナーレース31は、第1の軌道空間A1を構成する第1の曲面34が形成されている。第2のインナーレース32は、第2の軌道空間A1を構成する第2の曲面36が形成されている。シャフト5の小径部51は、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32に隙間を確保した状態で挿通され、小径部51の先端に形成されたカシメ部が、第1のインナーレース31に圧接され、大径部53の側面が第2のインナーレース32に当接されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複列式ボールベアリングに関し、特に、耐荷重性に優れた複列式ボールベアリングに関する。
高荷重が負荷される箇所に用いられる転がり軸受として、複列式のボールベアリングが知られている。複列式ボールベアリングは、幅方向に転動体を2列並べて設けることにより、耐荷重を向上させるものであり、アウターレース(外輪)又はこのアウターレースの内周に配置されるインナーレース(内輪)に作用する回転力によって、アウターレースとインナーレースとの間に配置された転動体が転がり運動することにより、荷重を受けるものである。
特許文献1には、アウターリングとインナーリングとの間に転動体が設けた玉軸受が開示されている。この玉軸受では、転動体が円周方向に沿って幅方向に左右交互になるように配置されている。
特許文献2には、外輪と内輪との間の転動体がリテーナ部材によって保持された第1、第2のベアリングを幅方向に並行に配置してなる複列式のベアリングが開示されている。
特許第2992716号公報 特開平9−303407号公報
しかしながら、特許文献1記載の玉軸受では、転動体が左右交互に配置されることにより、玉軸受の円周方向に隣り合う転動体同士の隙間の分だけ転動体の設置個数が少なくなるため、玉軸受の耐荷重が小さくなるという問題があった。
また、特許文献2記載のベアリングでは、ベアリングの円周方向に隣り合う転動体の間に介在するリテーナ―の分だけ転動体の設置個数が少なくなるため、ベアリングの耐荷重が小さくなるという問題があった。
このような問題に対して、複数の玉軸受やベアリングを幅方向に複数並設して耐荷重を増大させることも考えられるが、玉軸受やベアリングを増設した分だけ設置スペースが拡大するという問題があった。
そこで、省スペースに設置可能で高い耐荷重性を示す複列式ボールベアリングを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明は、アウターレースと該アウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、前記アウターレースは、前記転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、前記インナーレースは、前記第1の軌道面とともに前記第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、前記第2の軌道面とともに前記第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、前記第1のインナーレース及び第2のインナーレースに遊嵌挿通される締着手段は、前記第1のインナーレース及び第2のインナーレースを幅方向に締着する複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、第1の軌道空間及び第2の軌道空間内に収容された転動体が、円周方向に連続して収容されることにより、従来のボールベアリングと比べて、転動体が高負荷を受けることができる。また、第1のインナーレースと第2のインナーレースとが締着手段に遊嵌された状態で幅方向に締着されていることにより、第1のインナーレースと第2のインナーレースとが同軸上に並ばない場合であっても、第1のインナーレース及び第2のインナーレースの一方が他方に対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース及び第2のインナーレースを同軸上に並ぶように位置補正することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記締着手段は、前記第1のインナーレース又は第2のインナーレースに遊嵌挿通される小径部と、該小径部の先端に形成されて、前記第1のインナーレースの側面に圧接されるカシメ部と、前記小径部に連続して設けられて、前記第2のインナーレースの側面に当接する大径部と、を備えている複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、締着手段の小径部の先端にカシメ部を設けるだけで、第1のインナーレース及び第2のインナーレースを幅方向に締着することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の構成に加えて、前記転動体と前記第1の曲面又は第2の曲面との間には、幅方向に隙間が確保されている複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、アウターレースの外周面に作用する外力で、アウターレースが幅方向にスライドする場合であっても、転動体は第1の軌道空間内及び第2の軌道空間内で転がり運動し続けることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項記載の発明の構成に加えて、前記第1の曲面の中心点が、前記第1の軌道空間のPCD軸線上に配置され、前記第2の曲面の中心点が、前記第2の軌道空間のPCD軸線上に配置され、前記第1の曲面及び前記第2の曲面は、同一の曲率半径で形成されて、単列の軌道面を形成する複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、第1の曲面と第2の曲面とが単列の軌道面を構成することにより、アウターレース及びインナーレースの一方が他方に対して幅方向に相対的に移動する場合であっても、転動体が第1のインナーレース及び第2のインナーレースを跨いで転がり運動することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項記載の発明の構成に加えて、前記第1の軌道空間内に収容された転動体と前記第2の軌道空間内に収容された転動体とが、前記幅方向において接触可能である複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、第1の軌道空間内の転動体と第2の軌道空間内の転動体とが点接触可能なことにより、複列式ボールベアリングに作用するアキシャル分力に対する耐荷重性を増大させることができる。
請求項6記載の発明は、アウターレースと該アウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、前記アウターレースは、前記転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、前記インナーレースは、前記第1の軌道面とともに前記第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、前記第2の軌道面とともに前記第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、前記第2のインナーレースは、前記第1のインナーレースに遊嵌挿通されて、前記第1のインナーレースを幅方向に締着する複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、第1の軌道空間及び第2の軌道空間内に収容された転動体が、円周方向に連続して収容されることにより、従来のボールベアリングと比べて、転動体が高負荷を受けることができる。また、第1のインナーレースが第2のインナーレースの小径部に遊嵌された状態で第2のインナーレースに幅方向に締着されて位置決めされていることにより、第1のインナーレースと第2のインナーレースとが同軸上に並ばない場合であっても、第1のインナーレースが第2のインナーレースに対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース及び第2のインナーレースを同軸上に並ぶように位置補正することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成に加えて、前記第2のインナーレースは、前記第1のインナーレースに遊嵌挿通される小径部と、前記小径部の先端に設けられ、前記第1のインナーレースの側面に圧接されるカシメ部と、前記小径部に連続して設けられて、前記第1のインナーレースの側面に当接する大径部と、を備えている複列式ボールベアリングを提供する。
この構成によれば、第2のインナーレースの小径部の先端にカシメ部を設けるだけで、第2のインナーレースに対して第1のインナーレースを幅方向に締着することができる。
本発明によれば、第1の軌道空間及び第2の軌道空間内に収容された転動体が、円周方向に連続して収容されることにより、従来のボールベアリングと比べて、転動体が高負荷を受けることができる。また、第1のインナーレース及び第2のインナーレースの一方を他方に対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース及び第2のインナーレースが同軸上に配置されるように位置補正することができる。
本発明の第1実施例に係る複列式ボールベアリングを示す組立分解図。 図1に示す複列式ボールベアリングの縦断面図。 第1の曲面と第1の軌道空間のPCD軸線との関係及び第2の曲面と第2の軌道空間のPCD軸線との関係を示す模式図。 転動体と第1の曲面との隙間を示す拡大図。 本発明の第2実施例に係る複列式ボールベアリングを示す縦断面図。
本発明に係る複列式ボールベアリングは、省スペースに設置可能で高い耐荷重性を示す複列式ボールベアリングを提供するために、アウターレースとアウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、アウターレースは、転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、インナーレースは、第1の軌道面とともに第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、第2の軌道面とともに第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、第1のインナーレース及び第2のインナーレースに遊嵌挿通される締着手段は、第1のインナーレース及び第2のインナーレースを幅方向に締着することにより実現した。
本発明に係る複列式ボールベアリングは、省スペースに設置可能で高い耐荷重性を示す複列式ボールベアリングを提供するために、アウターレースとアウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、アウターレースは、転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、インナーレースは、第1の軌道面とともに第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、第2の軌道面とともに第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、第1のインナーレースは、第2のインナーレースの小径部に外嵌されると共に小径部の端面に設けられたカシメ部と第2のインナーレースの大径部に幅方向を締着されていることにより実現した。
以下、本発明の第1実施例に係る複列式ボールベアリング1について、図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例において、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。
図1は、複列式ボールベアリング1の組立分解図である。図2は、複列式ボールベアリング1の縦断面図である。
複列式ボールベアリング1は、アウターレース2と、インナーレース3と、転動体4と、締着手段としてのシャフト5と、を備えている。複列式ボールベアリング1は、アウターレース2の外周面2a又はインナーレース3の内周面3aに負荷が加わると、転動体4が転がり運動することにより負荷を受けるものである。
アウターレース2は、円環状に形成されており、ポリアセタール、PEEK等の樹脂から成る。アウターレース2の内周面21には、第1の軌道面22と第2の軌道面23とが形成されている。第1の軌道面22及び第2の軌道面23は、内周面21を半球状に凹設されて成り、幅方向Wに並設されている。
インナーレース3は、炭素鋼等の金属製である。インナーレース3は、アウターレース2の内周に配置される。インナーレース3は、幅方向Wに2分割されており、第1のインナーレース31と、第2のインナーレース32とから成る。
第1のインナーレース31の外周面33には、第1の軌道面22と対向するように形成された第1の曲面34が形成されている。第1の曲面34は、第1の軌道面22と共に第1の軌道空間A1を形成する。
第2のインナーレース32の外周面35には、第2の軌道面23と対向するように形成された第2の曲面36が形成されている。第2の曲面36は、第2の軌道面23と共に第2の軌道空間A2を形成する。第2のインナーレース32は、第1のインナーレース31と略鏡面対称に形成されている。
図3は、第1の曲面34と第1の軌道空間A1のPCD軸線L1との関係及び第2の曲面36と第2の軌道空間A2のPCD軸線L2との関係を示す模式図である。図3に示すように、第1の曲面34の中心点O1は、第1の軌道空間A1のPCD軸線L1上に配置されている。また、第2の曲面36の中心点O2は、第2の軌道空間A2のPCD軸線L2上に配置されている。また、第1の曲面34の曲率半径r1及び第2の曲面36の曲率半径r2は、等しく設定されている。これにより、第1の曲面34と第2の曲面36とが、単列の軌道面を構成するようになっている。
転動体4は、鋼球である。転動体4は、例えば、直径3.5mmに形成されている。転動体4は、第1の軌道空間A1及び第2の軌道空間A2にそれぞれ収容される。第1の軌道空間A1内の転動体4及び第2の軌道空間A2内の転動体4は、幅方向Wに点接触可能である。
シャフト5の小径部51が、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32の内周に挿通されている。小径部51の先端には、カシメ部52が形成されており、カシメ部52が第1のインナーレース31の側面に圧接されている。また、シャフト5の基端側の大径部53の側面が第2のインナーレース32に当接している。また、シャフト5と第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32との間には、僅かな隙間が確保されている。
次に、複列式ボールベアリング1の組立手順について説明する。まず、小径部51の基端側に第2のインナーレース32を挿通する。次に、第2のインナーレース32の外周にアウターレース2を配置する。第2の軌道面23と第2の曲面36とで形成された第2の軌道空間A2に所定数の転動体4を組み込む。
次に、第1の軌道面22に所定数の転動体4を組み込む。小径部51の先端側に第1のインナーレース31を挿通させ、小径部51の先端を押圧して形成されるカシメ部52が第1のインナーレース31に圧接され、大径部53の側面が第2のインナーレース32に当接することにより、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32が幅方向Wに締結されるようになっている。
また、図4に示すように、転動体4と第1の曲面34との間には僅かな隙間Gが確保されている。隙間Gは、例えば、0.3mmに設定される。また、転動体4と第2の曲面36との間にも同様に隙間が確保されている。これにより、アウターレース2の外周面2aに作用する外力で、アウターレース2が幅方向Wに隙間Gの分だけスライドする場合であっても、転動体4は第1の軌道空間A1内及び第2の軌道空間A2内で転がり運動し続けることができる。
次に、インナーレース3の軸心調整機能について説明する。
小径部51と第1のインナーレース31との間及び小径部51と第2のインナーレース32との間には、隙間がそれぞれ確保されており、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32は、それぞれラジアル方向に僅かに移動可能である。これにより、第1のインナーレース31の中心と第2のインナーレースの中心とが一致しない場合であっても、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32がラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース31の中心と第2のインナーレース32の中心とが同軸上に配置されるように調整することができる。
このようにして、本実施例に係る複列式ボールベアリング1は、第1の軌道空間A1及び第2の軌道空間A2内に収容された転動体4が、円周方向に連続して収容されることにより、従来のボールベアリングと比べて、転動体4が高負荷を受けることができる。
また、第1のインナーレース31と第2のインナーレース32とが小径部51に遊嵌された状態で幅方向に締結されていることにより、第1のインナーレース31と第2のインナーレース32とが同軸上に並ばない場合であっても、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32の一方が他方に対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32を同軸上に並ぶように位置補正することができる。
なお、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32を幅方向Wに締着する締着手段の具体的構成は、上述したシャフト5に限定されるものではなく、例えば、シャフト5の両端にカシメ部を設ける等の如何なる構成であっても構わない。
次に、本発明の第2実施例に係る複列式ボールベアリング6について、図面に基づいて説明する。図5は、複列式ボールベアリング6の縦断面図である。複列式ボールベアリング6は、上述した複列式ボールベアリング1と比較して、シャフト5が省略され、インナーレース3の構造が異なり、その他の構成は共通する。したがって、複列式ボールベアリング1、6で共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
インナーレース3は、幅方向Wに2分割されており、第1のインナーレース31と、第2のインナーレース32とから成る。
第2のインナーレース32は、小径部37と、大径部38と、を備えている。小径部37は、第1のインナーレース31の内周に遊嵌されている。小径部37の先端に設けられたカシメ部39が第1のインナーレース31の側面に圧接されている。大径部38は、第1のインナーレース31の側面に当接している。
次に、複列式ボールベアリング1の組立手順について説明する。まず、第2のインナーレース32の大径部38の外周にアウターレース2を配置する。第2の軌道面23と第2の曲面36とで形成された第2の軌道空間A2に所定数の転動体4を組み込む。
次に、第1の軌道面22に所定数の転動体4を組み込む。第2のインナーレース32の小径部37に第1のインナーレース31を挿通させ、小径部37の先端に設けられたカシメ部39が第1のインナーレース31に圧接され、大径部38が第1のインナーレース31に当接することにより、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32が幅方向Wに締結されるようになっている。
また、転動体4と第1の曲面34との間及び転動体4と第2の曲面36との間には、僅かな隙間が確保されている。これにより、アウターレース2の外周面2aに作用する外力で、アウターレース2が幅方向Wにスライドする場合であっても、転動体4は第1の軌道空間A1内及び第2の軌道空間A2内で転がり運動し続けることができる。
次に、インナーレース3の軸心調整機能について説明する。
第1のインナーレース31と第2のインナーレース32の小径部37との間には僅かに隙間が確保されており、第1のインナーレース31は、第2のインナーレース32に対してラジアル方向に相対的に移動可能である。これにより、第1のインナーレース31の中心と第2のインナーレースの中心とが一致しない場合であっても、第1のインナーレース31が第2のインナーレース32に対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース31の中心と第2のインナーレース32の中心とが同軸上に配置されるように調整することができる。
このようにして、本実施例に係る複列式ボールベアリング6は、第1の軌道空間A1及び第2の軌道空間A2内に収容された転動体4が、円周方向に連続して収容されることにより、従来のボールベアリングと比べて、転動体4が高負荷を受けることができる。
また、第1のインナーレース31が第2のインナーレース32の小径部37に遊嵌された状態で第2のインナーレース32に幅方向Wに位置決めされていることにより、第1のインナーレース31と第2のインナーレース32とが同軸上に並ばない場合であっても、第1のインナーレース31が第2のインナーレース32に対してラジアル方向に相対的に移動することにより、第1のインナーレース31及び第2のインナーレース32を同軸上に並ぶように位置補正することができる。
なお、第1のインナーレース31を幅方向Wに位置決めする第2のインナーレース32の具体的構成は、上述した構成に限定されるものではなく、如何なる構成であっても構わない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
1、6 ・・・複列式ボールベアリング
2 ・・・ アウターレース
2a・・・ 外周面
21・・・ (アウターレースの)内周面
22・・・ 第1の軌道面
23・・・ 第2の軌道面
3 ・・・ インナーレース
3a・・・ 内周面
31・・・ 第1のインナーレース
32・・・ 第2のインナーレース
33・・・ (第1のインナーレースの)外周面
34・・・ 第1の曲面
35・・・ (第2のインナーレースの)外周面
36・・・ 第2の曲面
37・・・ 小径部
38・・・ 外径部
39・・・ カシメ部
4 ・・・ 転動体
5 ・・・ シャフト(締着手段)
51・・・ 小径部
52・・・ カシメ部
53・・・ 大径部
A1・・・ 第1の軌道空間
A2・・・ 第2の軌道空間
W ・・・ 幅方向

Claims (7)

  1. アウターレースと該アウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、
    前記アウターレースは、前記転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、
    前記インナーレースは、前記第1の軌道面とともに前記第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、前記第2の軌道面とともに前記第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、
    前記第1のインナーレース及び第2のインナーレースに遊嵌挿通される締着手段は、前記第1のインナーレース及び第2のインナーレースを幅方向に締着することを特徴とする複列式ボールベアリング。
  2. 前記締着手段は、
    前記第1のインナーレース又は第2のインナーレースに遊嵌挿通される小径部と、
    該小径部の先端に形成されて、前記第1のインナーレースの側面に圧接されるカシメ部と、
    前記小径部に連続して設けられて、前記第2のインナーレースの側面に当接する大径部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の複列式ボールベアリング。
  3. 前記転動体と前記第1の曲面又は第2の曲面との間には、幅方向に隙間が確保されていることを特徴とする請求項1又は2記載の複列式ボールベアリング。
  4. 前記第1の曲面の中心点が、前記第1の軌道空間のPCD軸線上に配置され、
    前記第2の曲面の中心点が、前記第2の軌道空間のPCD軸線上に配置され、
    前記第1の曲面及び前記第2の曲面は、同一の曲率半径で形成されて、単列の軌道面を形成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の複列式ボールベアリング。
  5. 前記第1の軌道空間内に収容された転動体と前記第2の軌道空間内に収容された転動体とが、前記幅方向において接触可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の複列式ボールベアリング。
  6. アウターレースと該アウターレースの内側に配置されたインナーレースとの間に形成された第1の軌道空間及び第2の軌道空間に転動体をそれぞれ配置してなる複列式ボールベアリングであって、
    前記アウターレースは、前記転動体をそれぞれ収容する第1の軌道面及び第2の軌道面を備え、
    前記インナーレースは、前記第1の軌道面とともに前記第1の軌道空間を構成する第1の曲面が形成された第1のインナーレースと、前記第2の軌道面とともに前記第2の軌道空間を構成する第2の曲面が形成された第2のインナーレースと、で幅方向に2分割され、
    前記第2のインナーレースは、前記第1のインナーレースに遊嵌挿通されて、前記第1のインナーレースを幅方向に締着することを特徴とする複列式ボールベアリング。
  7. 前記第2のインナーレースは、
    前記第1のインナーレースに遊嵌挿通される小径部と、
    前記小径部の先端に設けられ、前記第1のインナーレースの側面に圧接されるカシメ部と、
    前記小径部に連続して設けられて、前記第1のインナーレースの側面に当接する大径部と、
    を備えていることを特徴とする請求項6記載の複列式ボールベアリング。
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