JP6546800B2 - ネット侵入防止具 - Google Patents

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Description

この発明は、ビニールハウスに設置される窓の開口部に設けられる防虫ネットの室内側への侵入を防止するネット侵入防止具に関する。
農作物の栽培などに利用されるビニールハウスにあっては、室内を作物に適した温度に管理する必要があり、換気を行うための窓が設置されている。
このような窓が設けられる場合、窓の開口部には室内への害虫の侵入を防止あるいは益虫が外に逃げ出すことを防止する防虫ネットが展張される。このように、窓の開口部に防虫ネットを設けると、窓を閉じる際に風などの要因で室内側に防虫ネットが入り込んだ状態で窓が閉じられてしまう場合がある。
その際、防虫ネットが雨水で濡れているとビニールハウスの室内に雨水が侵入してしまう問題がある。雨水がビニールハウス内に侵入するとビニールハウス内の作物が根腐れする等作物に悪影響を与える場合がある。
このような問題に対処するため、ビニールハウスの開口自在な天窓の開口部に取り付けられる防虫ネットが、天窓を閉じる際に天窓の開口部の内側に侵入しないように、防虫ネットを外側に押し出す防虫ネット張り出し装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この防虫ネット張り出し装置は、天窓先付近の窓先レールに装着される固定部と、コイルスプリング部を介して固定部に連結される押し出し部からなり、コイルスプリング部は、弾性により自由に変形できるようになっている。これによって、防虫ネット張出装置は、天窓の開閉によって変化する防虫ネットの弛みに対して、コイルスプリング部の方向自在な弾性変形により、押し出し部が内側から外方に防虫ネットを常に張り出すため、天窓を閉じる際に防虫ネットがビニールハウスの室内側に挟み込まれることを防止している。
特開2011−223974
特許文献1の防虫ネット張り出し装置は、防虫ネットがビニールハウスの室内側に挟み込まれることを防止する効果を奏する点において問題はない。
しかしながら、特許文献1のコイルスプリング部は、天窓の開閉によって変化する防虫ネットの弛みに対して、方向自在に弾性変形するため、天窓を開け閉めする度にコイルスプリング部が疲労し、コイルスプリング部が破損する恐れがあった。また、特許文献1の防虫ネット張り出し装置は、防虫ネットを常に張り出しているため、防虫ネット側から押される力が押し出し部とコイルスプリング部を介して固定部に伝わり、長期間使用しているとコイルスプリング部の根元から折れてしまう恐れがあった。
そこで、窓を閉じる際に防虫ネットがビニールハウスの室内側への侵入を防止できると共に、窓の開閉を繰り返しても疲労せず、破損しにくいネット侵入防止具を提供する。
前記課題を解決するための手段は、ビニールハウスに取り付けられる取付枠に一端が揺動可能に取り付けられる窓の窓枠の開口側框と上記開口側框に対向する上記取付枠の開口側桟との間に架け渡される防虫ネットのビニールハウス内への侵入を防止するネット侵入防止具において、上端が上記窓枠の開口側框の上記防虫ネットよりも上記ビニールハウス内側に取り付けられて、常に上記取付枠の開口側桟に対向する侵入防止部を備え、上記侵入防止部は、上記窓が閉じられると上記ビニールハウス内に収容されることを特徴とする。
また、上記侵入防止部は、上記防虫ネット側に湾曲してもよい。この構成によると、侵入防止部を、スムーズにビニールハウス内に収容できる。
また、上記侵入防止部を上記開口側框に回転自在に装着し、上記侵入防止部をガイドして上記開口側桟からの離間を防止するガイド部材を備えるようにしてもよい。この構成によると、侵入防止部を回動することで、侵入防止部を、取付枠の開口側桟に対向する位置に調整できるため、窓の大きさにかかわらず使用できる。さらに、ガイド部材を備えているため、窓の開閉中に侵入防止部が回動してしまうことを防止し、侵入防止部が振れて取付枠の開口側桟から離間することを防止できる。
また、上記ガイド部材が上記取付枠の開口側桟に取り付けられるようにしてもよい。この構成によると、容易に侵入防止部の移動線上にガイド部材を設けることができる。
また、上記侵入防止部と上記ガイド部材が上記窓の開口側から見て上下方向に沿う直線上に配置されるようにしてもよい。この構成によると、侵入防止部がスムーズにガイド部材にガイドされるため、侵入防止部に横方向の力が働かず、破損しにくい。
また、上記侵入防止部が線状部材であってもよい。この構成によると、侵入防止部を形成する材料が少なくて済み、コストを低減できる。
本発明のネット侵入防止具によれば、窓を閉じる際に防虫ネットが室内側に侵入するのを防止できると共に、窓の開閉を繰り返しても疲労せず、破損しにくくできる。
本実施の形態に係るネット侵入防止具が設けられたビニールハウスの換気用の窓が開口している状態を示す斜視図である。 図1の換気用の窓の周辺を拡大して示す斜視図である。 図1の窓周辺部の側面図である。 本実施の形態に係る侵入防止部の全体を示す図であって、(a)は侵入防止部の側面図、(b)は侵入防止部の斜視図、(c)は侵入防止部の背面図である。 本実施の形態に係るガイド部材の全体を示す斜視図である。 本実施の形態に係るガイド部材の取り付け状態を下から見上げた図である。 本実施の形態に係るネット侵入防止部が窓枠の開口側框に取り付けられ、ガイド部材が取付枠の開口側桟に取り付けられている状態を示すビニールハウス内から見た図である。
以下に、図示した本実施の形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
本実施の形態に係る発明は、ビニールハウスなどに取り付けられる換気用の窓に用いられる。
図1はビニールハウス1の換気用の窓3が開口している状態を示しており、図2は図1の窓3の周辺を拡大した状態を示している。図1、図2に示すように、本実施の形態に係る窓3は、ビニールハウス1の天井に設けられる天窓であって、一端がビニールハウス1に設けられた取付枠2に揺動可能に取り付けられ、上下に開閉可能な片開き式になっている。図1に示すように、本実施の形態に係る窓3は、奥行方向に連続する連続式の天窓を備えているが、連続しない単独の窓3であってもよい。
なお、本実施の形態に係る窓3は、天窓として利用されているが、窓3が設けられる位置は特に限定されず、ビニールハウス1の側面に設けられた窓であってもよい。
本実施の形態に係る取付枠2は、ビニールハウス1の奥行方向に延びる開口側桟2aおよび取付側桟2bと、開口側桟2aおよび取付側桟2bの両端に架け渡される側方桟2c,2cと、開口側桟2aおよび取付側桟2bに架け渡され、ビニールハウス1の奥行方向に複数設けられる中桟2dを備えてなる。
また、本実施の形態に係る窓3は、窓枠10と、窓枠10に展張されるフィルム11を備えてなる。窓枠10は、ビニールハウス1の奥行方向に延びる取付側框3aおよび開口側框3bと、取付側框3aおよび開口側框3bの両端に架け渡される側方框3c,3cと、取付側框3aおよび開口側框3bに架け渡され、ビニールハウス1の奥行方向に複数設けられる中框3dを備えてなる。取付側框3aは、取付枠2の取付側桟2bに揺動可能に連結され、開口側框3bは、取付枠2の開口側桟2aから離間して窓3を開くようになっている。なお、フィルム11の代わりに、窓枠10に窓ガラスが嵌め込まれていてもよい。
また、取付枠2の開口側桟2aおよび取付側桟2bと、窓枠10の取付側框3aおよび開口側框3bは、それぞれ、ビニールハウス1の奥行き方向に延びる細長い板状の底板20(30)と、同じくビニールハウス1の奥行き方向に延びて底板20(30)の両方の長手側端に連なる一対の側板21,21(31,31)とを有する。これら側板21,21(31,31)は、向かい合い、底板20(30)から斜めに接近しながら起立する。そして、底板20(30)と一対の側板21,21(31,31)との間に蟻溝22(32)が形成されている。また、側板21,21(31,31)は、それぞれ内側に窪んでおり、窪みの下に鍔部23(33)を備えている。そして、フィルム11は、取付枠2の取付側桟2bと、窓枠10の取付側框3a、開口側框3bの蟻溝22(32)にビニールシートを挿入し、この上から波状バネWを嵌めることで、窓枠10と取付枠2の取付側桟2bの間に隙間なくビニールシートを展張できる。
また、図2、図3に示すように、窓枠10の開口側框3bと、開口側框3bに対向する取付枠2の開口側桟2aとの間に防虫ネット4が架け渡されている。具体的には、窓枠10の開口側框3bの蟻溝32に防虫ネット4の上端が挿入され、取付枠2の開口側桟2aの蟻溝22に防虫ネット4の下端が挿入されて、各蟻溝22(32)に波状バネWを嵌めることで、開口側框3bと開口側桟2aとの間に防虫ネット4が架け渡される。また、図1に示すように、窓3の開口全体に防虫ネットが展張されており、これによって、害虫のビニールハウス1内への侵入を防止している。
また、図2に示すように、本実施の形態に係る窓枠10の中框3dの下部には開閉桿5の上端が連結されており、開閉桿5の下端は、取付枠2の中桟2dを貫通して、中桟2dの下部に設けられた箱型の開閉装置9内で支持される。詳しく説明しないが、開閉装置9は、開閉桿5を上下駆動可能な駆動源を備えており、開閉装置9によって開閉桿5を上下に駆動することで、窓3を開閉できるようになっている。なお、窓3を開閉させる手段は特に限定されず、窓がどのような手段で開閉されたとしても本発明の実施を妨げるものではない。
図2、図3に示すように、窓枠10の開口側框3bの防虫ネット4よりも室内側に防虫ネット4のビニールハウス1内への侵入を防止するネット侵入防止具6が取り付けられる。なお、本実施の形態に係るネット侵入防止具6が設けられる窓3は、図1に示すように奥行方向に連続して設けられる連続式の天窓であるため、ネット侵入防止具6が任意の間隔、例えば、1m置きで複数設けられている。
本実施の形態に係るネット侵入防止具6は、図2,3に示すように、上端が窓枠10の開口側框3bの防虫ネット4よりもビニールハウス1内側に取り付けられる線状の侵入防止部7と、取付枠2の開口側桟2aに連結され、侵入防止部7をガイドするガイド部材8を備えてなる。また、図7に示すように、侵入防止部材7とガイド部材8は、窓3の開口側から見て、上下方向に沿う直線上に配置されている。
本実施の形態に係る侵入防止部7は、図4(a)〜(c)に示すように、二又のフック片7bと、ボルト7cを介して回転自在に連結される湾曲片7aとを備えてなる。湾曲片7aは、上端に輪状の掴み部7eを有し、下端にカール部7dを備え、上端から下端にかけて弓なり状に湾曲してなる。フック片7bは、ハの字状に二又に延びるフックと、両フックの基端同士が連結し、フック側に折り返されてボルト7cが挿通される輪を形成するU字状の返し7fを備えてなる。また、U字状の返し7fは、ボルト7cの軸の直径よりも小さい隙間Sをフック側に形成している。そして、ボルト7cを湾曲片7aの掴み部7eの輪に通し、掴み部7eを挟むようにフック片7bのU字状の返し7fをボルト7cに引っ掛け、ナットで蓋をすることで、湾曲片7aとフック片7bを連結している。この際、湾曲片7aの掴み部7eの輪は、ボルト7cの軸の径よりも大きく形成されているため、ボルト7cを軸にして湾曲片7aがフック片7bに対して回転可能になっている(図4(c)を参照)。
そして、U字状の返し部7fが有する隙間Sで開口側框3bの室内側の鍔部33を挟み込み、二又のフック片7bを室外側の鍔部33に引っ掛けることで、侵入防止部7の上端は、窓枠10の開口側框3bに取り付けられる。
また、ガイド部材8は、図5に示すように、二又のフック部8a,8aと、フック部8a,8aのそれぞれの基端にフック部8a側に傾斜しながら延びる引っ掛け部8b,8bと、引っ掛け部8b,8b同士を連結しながら反フック部8a側に先端が突出するU字状のガイド部8cを備えてなる。
そして、図6に示すように、二又のフック部8a,8aを開口側桟2aの室外側の鍔部23に引っ掛け、引っ掛け部8b,8bを開口側桟2aの室内側の鍔部23に引っ掛けることで、4点で取付枠2の開口側桟2aを挟むようにして、ガイド部材8は、取付枠2の開口側桟2aに取り付けられる。図6に示すように、このように取り付けられたガイド部8c内に、侵入防止部7を挿通させる。これにより、侵入防止部7が、常に取付枠2の開口側桟2aに対向するように位置決められるとともに開口側桟2aから侵入防止部7の離間が規制される。
また、侵入防止部7の長さは、少なくとも、窓3の全開時にガイド部8cから抜けない程度の長さがあればよい。
なお、本実施の形態に係る侵入防止部7の下端に形成されたカール部7dは、ガイド部8cと開口側桟2aとの間に形成された輪を通り抜けられない程度の大きさで形成されており、これによっても侵入防止部7が抜け止めされる。
なお、侵入防止部7およびガイド部材8の材質は特に限定されるものではないが、耐久性を考慮すると、例えば、ステンレスなどの腐食に強い金属が好ましい。
以下、本実施の形態に係るネット侵入防止具6の作動について説明する。開閉装置9によって、開閉桿5が上方に駆動すると、窓枠10の開口側框3bが徐々に押し上げられ、窓3が開口する。この際、侵入防止部7が、ガイド部材8のガイド部8cにガイドされながら窓3の開口に従って持ち上げられるのと共に、防虫ネット4も持ち上げられ、取付枠2の開口側桟2aと窓枠10の開口側框3bの間に展張される。
反対に開閉桿5が下方に駆動すると、窓3が取付枠2側に徐々に下がっていき、窓3が閉じる。この際、防虫ネット4は徐々に撓んでいくが、侵入防止部7は、防虫ネット4よりもビニールハウス1内側に取り付けられ、常に取付枠2の開口側桟2aに対向しながら、ビニールハウス1内に収容されるため、防虫ネット4が風などの要因によってビニールハウス1内側に入ろうとしても、侵入防止部7によって侵入が防がれる。
この際、侵入防止部7は、ガイド部材8によって室内へ案内されるので、窓3が閉じる際にもスムーズにビニールハウス1内に収容される。
以下、本実施の形態に係るネット侵入防止具6の効果について説明する。本実施の形態に係るネット侵入防止具6は、上端が窓枠3の開口側框3bの防虫ネット4よりもビニールハウス1内側に取り付けられて、常に取付枠2の開口側桟2aに対向する侵入防止部7を備え、侵入防止部7は、窓3が閉じられるとビニールハウス1内に収容される。この構成によると、ネット侵入防止具6における侵入防止部7が、常に取付枠2の開口側桟2aと窓枠3の開口側框3bの間に配置されているので、防虫ネット4が風などの要因によってビニールハウス1内側に入ろうとしても、防虫ネット4の侵入を防止できる。また、本発明は、従来の侵入防止装置と異なり、防虫ネット4を常に押し出す構造を採用することなく、防虫ネット4のビニールハウス1内側への侵入を防止するから、防虫ネット4側から常に押される力を受け続けることもない。したがって、本発明に係るネット侵入防止具6は、窓3の開閉を繰り返しても疲労しにくい。
また、本実施の形態に係る侵入防止部7は、防虫ネット4側に湾曲している。この構成によると、侵入防止部7と防虫ネット4間の隙間を少なくできるため、防虫ネット4がはためきにくくなり、よりビニールハウス1内に侵入しにくくなる。また、侵入防止部7が防虫ネット4側に湾曲していると、下端はビニールハウス1内側に向くため、ビニールハウス1内にスムーズに収容できる。
なお、本発明に係る侵入防止部7の形状は防虫ネット4側に湾曲するものには限定されない。例えば、防虫ネット側に一部が突出するくの字の形状などでもよいし、直線状であってもよい。
また、本実施の形態に係るネット侵入防止具6は、侵入防止部7を開口側框3bに回転自在に装着し、侵入防止部7をガイドして開口側桟2aからの離間を防止するガイド部材8を備えている。この構成によると、侵入防止部7を回動することで、侵入防止部7を、取付枠2の開口側桟2aに対向する位置に調整できるため、窓3の大きさにかかわらず使用できる。さらに、ガイド部材8を備えているため、侵入防止部7の振れを防止し、窓3の開閉中に侵入防止部7が回動して侵入防止部7が取付枠2の開口側桟2aから離間することを防止できる。また、侵入防止部7が回動自在になることで、侵入防止部7は、窓3が閉じていくにしたがって、内側に回動するため、常に開口側桟2aの近傍に侵入防止部7を配置できるので、防虫ネット4の室内への侵入を効果的に防止できる。
なお、本発明に係る侵入防止部7は、回動自在でなくてもよく、固定されている場合には、侵入防止部7は回動しないため、侵入防止部7の取付枠2の開口側桟2aからの離間を防止するガイド部材8を省略できる。
また、本実施の形態に係るガイド部材8は取付枠2の開口側桟2aに取り付けられる。この構成によると、容易に侵入防止部7の移動線上にガイド部材8のガイド部8cを設けることができる。
また、本実施の形態に係るネット侵入防止具6は、侵入防止部7とガイド部材8が窓3の開口側から見て上下直線上に配置されている。この構成によると、侵入防止部7がスムーズにガイド部材8にガイドされるため、窓3の開閉時に侵入防止部7に横方向の力が働かず、破損しにくい。
また、本実施の形態に係る侵入防止部7が線状部材で形成されている。この構成によると、侵入防止部7を形成する材料が少なくて済み、コストを低減できる。
なお、本実施の形態に係る侵入防止部7は、線状部材で形成されているが、帯状になっていてもよく、横幅は特に限定されない。
また、本実施の形態に係るガイド部材8は、U字状のガイド部8cと取付枠2の開口側桟2aとの間に設けられる輪に侵入防止部7を挿通させることで、侵入防止部7をガイドしているが、ガイド部材8は侵入防止部7がボルト7cによって窓3の開閉中に振れてしまうのを防止する構成であれば足り、本実施の形態には限定されない。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱なく改造、変形及び変更ができるのは当然である。
1・・・ビニールハウス、2・・取付枠、2a・・・開口側桟、3・・・窓、3b・・・開口側框、4・・・防虫ネット、6・・・ネット侵入防止具、7・・・侵入防止部、8・・・ガイド部材、10・・・窓枠

Claims (6)

  1. ビニールハウスに取り付けられる取付枠に一端が揺動可能に取り付けられる窓の窓枠の開口側框と上記開口側框に対向する上記取付枠の開口側桟との間に架け渡される防虫ネットの上記ビニールハウス内への侵入を防止するネット侵入防止具において、
    上端が上記窓枠の開口側框の上記防虫ネットよりも上記ビニールハウス内側に取り付けられて、
    常に上記取付枠の開口側桟に対向する侵入防止部を備え、
    上記侵入防止部は、上記窓が閉じられると上記ビニールハウス内に収容されることを特徴とするネット侵入防止具。
  2. 上記侵入防止部は、上記防虫ネット側に湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のネット侵入防止具。
  3. 上記侵入防止部を上記開口側框に回転自在に装着し、
    上記侵入防止部をガイドして上記開口側桟からの離間を防止するガイド部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のネット侵入防止具
  4. 上記ガイド部材が上記取付枠の開口側桟に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載のネット侵入防止具。
  5. 上記侵入防止部と上記ガイド部材が上記窓の開口側から見て上下方向に沿う直線上に配置されることを特徴とする請求項3または4に記載のネット侵入防止具。
  6. 上記侵入防止部が線状部材であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のネット侵入防止具。
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