JP3203026U - サッシ防虫具 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のサッシ窓のガラス部分の最も適切な位置に防虫帯を容易に位置せしめて貼付することができる、窓ガラスと網戸の網、窓ガラス同士の隙間からの害虫の侵入を防ぐ防虫具を提供する。【解決手段】防虫帯9と基部8の接続部から少なくとも一方に、防虫帯の高さとほぼ同じ長さの幅に基部8の張り出しを設けることにより、網戸やガラス戸の框5に挟まらず視野を妨げることの少ない防虫帯9の、ガラス面41、42への容易な設置を可能とする。【選択図】図11

Description

本考案は、半開の引き違いサッシ窓の隙間からの害虫の侵入を防ぐ防虫具に関する。
一般的な引き違いサッシ窓(図1)において、外側戸先框21、外側窓ガラス41、外側召合せ框31からなる屋外側に当たるガラス戸(以降、「外側ガラス戸」と呼ぶ。)を、図2のように半開状態にした場合、その開口部を、網戸框5、網6からなる網戸(以降、「網戸」と呼ぶ。)でふさぎ、かつ内側戸先框22、内側窓ガラス42、内側召合せ框32からなる屋内側ガラス戸(以降、「内側ガラス戸」と呼ぶ。)を閉めておいたとしても、一点鎖線矢印の経路での害虫の室内侵入を防ぐことはできない。
この侵入経路を塞ぐための対策として複数の発明、考案がなされており、複雑な機構を持たずに既存のサッシ窓に後付け可能なものとしては、実登3185119および特開2002−180769が挙げられ、前者は網戸およびサッシ窓の框に、後者はサッシ窓のガラス面にそれぞれ防虫具を設置することにより、害虫の侵入を防いでいる。
実登3185119 特開2002−180769
しかし、特許文献1の図1に記載されている侵入防止部40、45は、開閉に伴って網戸とガラス戸が引き違う時に框同士の間に挟み込まれ、開閉に支障をきたすことになる。また、特許文献2の防虫具60は、基本的には既存のモヘア防虫テープと同等であるが、これを同発明の図2、図4のように框に隣接して設置した場合、やはり框同士の間に挟み込まれることになる(本考案出願書類図面の図3、4、5参照。)。これを防ぐために框から離れたところに設置しても、適切な位置に設置されなければ害虫の侵入を許すことになり(本考案出願書類図面の図6、7参照。)、外見上も、窓ガラスを通した視界の妨げとなる。これに対し本考案は、防虫上も外見上も適切な位置に容易に防虫帯を設置することができる防虫具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、図9に示すように、基部8に防虫帯9を設けるが、その寸法は、図10に示すように、防虫帯9の高さaと同等の幅a´を有する基部8の張り出し部を、基部8と防虫帯9の接合部から少なくとも一方に設ける。
防虫帯9の高さaと基部8の厚さの和は、標準的な既存のサッシ窓の外側窓ガラス41と網6、内側窓ガラス42と外側窓ガラス41の、それぞれの間隔と同等とする。防虫帯9の材質は、図11、図12に示すように、框同士が引き違う時に框同士に挟まることなく曲がって倒れることができる、軟質プラスチック、ゴム、モヘア、ブラシなどの、柔軟かつ害虫の侵入を防げる素材とする。
本考案は上記の構造を持つので、本考案を、図8に示す通り、基部8の張り出し部を外側戸先框21にあてがい、基部8を外側戸先框21に接して外側窓ガラス41の外側に貼付することにより、防虫帯9が框同士に挟まらずかつ外見上も視界の妨げとなりにくいもっとも適切な位置に容易に防虫帯9を位置せしめることができ、網戸と外側ガラス戸の間からの害虫の侵入を防ぐことができる。同様に、基部8の張り出し部を内側召合せ框32にあてがい、基部8を内側召合せ框32に接して内側窓ガラス42の外側に貼付することにより、防虫帯9が框同士に挟まらずかつ外見上も視界の妨げとなりにくいもっとも適切な位置に容易に防虫帯9を位置せしめることができ、外側ガラス戸と内側ガラス戸の間からの害虫の侵入を防ぐことができる。
一般的な引き違いサッシ窓を上からみた模式図である。 図1のサッシ窓の外側ガラス戸を半開状態にし、その開口部を網戸で塞いだ場合の害虫の侵入経路を一点鎖線矢印で示した模式図である。 既存の防虫具7を戸先框21および召合せ框32に隣接して設置した状態を示した模式図である。 図3の状態から白抜き矢印方向に外側ガラス戸を開いていった場合に、網戸框5と戸先框21の間に既存の防虫具7が挟まる状態を示した模式図である。 図4の状態から白抜き矢印方向に外側ガラス戸を閉めていった場合に、外側召合せ框31と内側召合せ框32の間に既存の防虫具7が挟まる状態を示した模式図である。 既存の防虫具7を外側戸先框21から離れた位置に設置した場合に網戸と外側ガラス戸の間から害虫が侵入してくる経路を示した模式図である。 既存の防虫具7を内側召合せ框32から離れた位置に設置した場合に内側ガラス戸と外側ガラス戸の間から害虫が侵入してくる経路を示した模式図である。 本考案実施例1を、外側戸先框21に接して外側窓ガラス41の外側に、また、内側召合せ框32に接して内側窓ガラス42の外側に設置し、図2に示す害虫の侵入経路を塞いだ状態を示した模式図である。 本考案実施例1を示す斜視図である。なお、図では省略されているが、本考案実施例の長さは窓ガラス41、42と框21、32の接線と同等である。 本考案実施例1の断面図である。 図8の状態から白抜き矢印方向に外側ガラス戸を開いていった場合に、防虫帯9が網戸框5と外側戸先框21の間に挟まらないことを示した模式図である。 図11の状態から白抜き矢印方向に外側ガラス戸を閉じていった場合に、防虫帯9が内側召合せ框32と外側戸先框31の間に挟まらないことを示した模式図である。
本考案実施例1を図10に沿って説明する。基部8は帯状にのびる板状の構造で、必要に応じ底面に粘着剤、接着剤、ミクロ吸盤などを配し、窓ガラスへの貼付を容易にする。防虫帯9の材質は、図11、図12に示すように框同士が引き違う時に框同士に挟まることなく曲がって倒れることができる、軟質プラスチック、ゴム、モヘア、ブラシなどの、柔軟かつ害虫の侵入を防ぐ素材とする。なお、防虫帯9は、描画の都合上断面鋭角三角形の形状を取っているが、実際の形状は選択する素材によって異なるものとする。防虫帯9の高さaと基部8の厚さの和は、標準的な既存のサッシ窓の外側窓ガラス41と網6、内側窓ガラス42と外側窓ガラス41の、それぞれの間隔と同等とする。また、高さaとほぼ同等の幅a´を有する基部8の張り出し部を、基部8と防虫帯9の接合部から少なくとも一方に設ける。
本考案実施例2は、図8、図11、図12における実施例1を一体化した外側戸先框21と内側召合せ框32である。
1 たて枠
21 外側戸先框
22 内側戸先框
31 外側召合せ框
32 内側召合せ框
41 外側窓ガラス
42 内側窓ガラス
5 網戸框
6 網
7 既存の防虫具
8 基部
9 防虫帯

Claims (2)

  1. モヘア、ブラシなどの起毛素材もしくは板状かつ帯状の柔軟性のある素材からなる防虫帯を、サッシガラスに貼付する板状かつ帯状の基部に取り付けた防虫具で、防虫帯と基部の接合部から少なくとも一方に防虫具の高さとほぼ同等の幅の張り出しを設けた基部を有する防虫具。
  2. 請求項1の防虫具と一体のサッシ窓外側戸先框および内側召合せ框。
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