JP6546610B2 - 遊技台 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機やスロットマシン(パチスロ機)、封入式遊技機に代表される遊技台に関する。
従来、貯留皿を有する遊技台があった(特許文献1参照)。
特開2008−200302号公報
しかしながら、従来の遊技台は、貯留皿について改良の余地がある。
本発明の目的は、貯留皿に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、演出手段と、上皿ユニットと、下皿ユニットと、を備えた遊技台であって、前記下皿ユニットの第一の壁における第一の部位が、該第一の壁における第二の部位よりも、手前側に設けられており、前記演出手段は、前記第二の部位の手前側であって、少なくとも前記第二の部位と前記第一の部位との段差位置に設けられており、前記上皿ユニットは、遊技球を貯留可能な領域(以下、「第一の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、前記下皿ユニットは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球を貯留可能な領域(以下、「第二の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、前記第一の壁が、前記下皿ユニットの第二の壁と向かい合う位置にあるように構成されており、前記第一の壁は、遊技者側に設けられた壁であり、前記第二の壁は、第一の排出口が設けられた壁であり、前記第一の排出口とは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球が排出される出口のことであり、前記第一の排出口から排出された遊技球が前記第二の貯留領域へ貯留される場合があるように構成されており、前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第一の排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成され、前記下皿ユニットは、第二の排出口が設けられたユニットであり、前記第二の排出口とは、前記下皿ユニットに貯留されている遊技球を前記下皿ユニットの外へ排出する出口のことであり、前記第二の排出口は、前記第二の部位と前記第一の排出口との間に設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、貯留皿に特徴を持った遊技台を実現することができる。
パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 図1に示したパチンコ機100の外観斜視図を簡略化して示す図である。 本発明の第一の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図5の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第二の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図7の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第三の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図9の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第四の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 図11の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。 本発明の第五の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 図13の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。 本発明の第六の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図15の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第七の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図17の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第八の実施例に係る貯留皿の斜視図である。 図19の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第九の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 図21の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。 図21(a)に示した貯留皿8128において、図22(a)とは異なる断面方向を示す平面図である。 (a)は、図23のA−A断面図であり、(b)は、本発明の第十の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図であり、(c)は、本発明の第十一の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図であり、(d)は、本発明の第十二の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図である。 (a)は、本発明の第十三の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図であり、(b)は、図23のB−B断面図であり、(c)は、本発明の第十四の実施例に係る貯留皿の、図23のB−Bで示す位置での断面図である。 本発明の第十五の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。 本発明の第十六の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。 本発明の第十七の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。 本発明の第十八の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。 本発明の第十九の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。 本発明が適用可能なスロットマシンについて説明する図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を払出口705を介して下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を排出口706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆(不図示)と、遊技球を発射杆(不図示)の先端で打突する発射槌(不図示)と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
図2に示すように、パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
タンクレール154はツインレールとも称され、例えば第1副基板160と少なくとも一部が前後方向に重畳するように配置されている。本実施の形態によるパチンコ機100では、部材の配置領域を節約するため、制御基板にノイズを与える恐れのあるタンクレール154が第1副基板160に重畳して配置されている。しかしながら、パチンコ機100は、タンクレール154にノイズ対策が施されている場合、タンクレール154と第1副基板160とが重畳して配置されていても、第1副基板160のノイズによる影響を軽減することができる場合がある。また、タンクレール154にはノイズ対策が施されているので、タンクレール154の側面を絶縁性の透明部材で形成することができる。これにより、タンクレール154がパチンコ機100に設置された場合に、パチンコ機100背面側に位置するタンクレール154の側面を透して、タンクレール154での遊技球の流下状況を目視により確認することができる場合がある。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154および球通路194を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した払出通路から上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。発射基板ケース176は電源基板ケース184の下方に広がって設けられている。電源基板ケース184は、その背面側から見て、発射基板ケース176の一部に重なって配置されている。電源基板ケース184は払出基板ケース172の下方に広がって設けられている。払出基板ケース172は、背面側から見て、電源基板ケース184および発射基板ケース176のそれぞれの一部に重なって配置されている。CRインタフェース部186は、例えばD−sub(D−subminiature)コネクタで構成されたCRユニット接続部186aを有している。CRインタフェース部186は、CRユニット接続部186aを介して払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うようになっている。
同様に、外部と接続の必要がある他の構成(例えば不図示の電源コード)についても、本体104に備えておくことが好ましい。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の下部に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設し、装飾図柄表示装置208の右側に演出可動体224を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
演出可動体224は、本実施例では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<貯留皿の構成>
ここで、本発明に係る貯留皿の構成の一例について説明する。
図4は、図1に示したパチンコ機100の外観斜視図を簡略化して示す図である。図1と同じ構成には同じ参照番号を付してある。
なお、図4においては、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を排出口706から排出させる球排出レバー132の図示を省略している。
パチンコ機100の前面(遊技者側)には、遊技球を貯留可能な上皿126および下皿128を設けている。
上皿126は、例えば、払出装置152によって払出された遊技媒体としての遊技球が流入し、この流入した遊技球を貯留可能なものである。
下皿128は、例えば、球抜ボタン130を操作することで上皿126から排出された遊技球が流入し、また、上皿126が満杯のときに払出装置152によって払出された遊技球が流入し、この流入した遊技球を貯留可能なものである。
上皿126および下皿128が満杯の場合、パチンコ機100は、発射装置110による遊技球の発射を停止する場合があるので、遊技者は、適宜、球排出レバー132を操作して遊技球を排出口706から排出して下皿128が満杯にならないようにするのが望ましい。
以下、本発明に係る貯留皿をパチンコ機100の下皿に適用する場合を例に説明するが、図5から図25を参照して後述する各実施例の貯留皿は、上皿126、下皿128または遊技台に備える如何なる貯留皿にも適用可能なものである。
<<第一の実施例>>
図5は、本発明の第一の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図6は、図5の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿128は、底面704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部700、701、702および703を有して構成される。なお、壁部700、701、702および703は、底面704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面704、壁部700、701、702および703は一体で形成されている。底面704、壁部700、701、702および703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部700と壁部703は、互いに向かい合って形成され、壁部701と壁部702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部700は払出口705を有し、払出口705から払出された遊技球は、底面704、壁部700、701、702および703で囲まれた領域に貯留される。壁部700、701、702および703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部700、701および702の内面はほぼ平面であり、壁部703の内面は、逆S字状の曲面を形成している。なお、壁部700、701、702および703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部700、701、702および703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部700、701、702および703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部700、701、702および703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部700、701、702および703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部703の内面は、面703aと面703bの間に凸部703cを有する。凸部703cは、壁部700の内面である面700aに最も近い。凸部703cと面700aとの距離L1は、遊技球の直径よりも小さい。なお、凸部703cと面700aとの距離L1は、遊技球の直径と等しくてもよいし、遊技球の直径よりも大きくてもよい。
壁部700の払出口705は、壁部703の凸部703cと向かい合わない位置に設けている。なお、壁部700の払出口705は、壁部703の凸部703cと向かい合う位置に設けてもよいし、壁部703の凸部703cと少なくとも一部が向かい合う位置に設けてもよいし、壁部703の凸部703cと全部が向かい合う位置に設けてもよい。
底面704の排出口706は、壁部700の払出口705と壁部703の面703bとの間に設けている。なお、底面704の排出口706は、壁部700の払出口705と壁部703の面703bとの間に設けなくてもよいし、壁部700の払出口705と壁部703の面703bとの間に少なくとも一部を設けてもよい。また、底面704の排出口706は、壁部703の凸部703cと壁部700の面700aとの間に設けていない。なお、底面704の排出口706は、壁部703の凸部703cと壁部700の面700aとの間に設けなくてもよいし、壁部703の凸部703cと壁部700の面700aとの間に少なくとも一部を設けてもよい。
なお、この第一の実施例においては、排出口706と向き合う壁部703の面703bが、排出口706と向き合う位置で排出口706から離れるように凹んでいる。
なお、この第一の実施例においては、壁部703の外面は遊技者側に突出しいる。
なお、この第一の実施例においては、払出口705と向き合う壁部703の面703bが、排出口705と向き合う位置で排出口705から離れるように凹んでいる。
<<第二の実施例>>
図7は、本発明の第二の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図8は、図7の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿1128は、底面1704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部1700、1701、1702および1703を有して構成される。なお、壁部1700、1701、1702および1703は、底面1704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面1704、壁部1700、1701、1702および1703は一体で形成されている。底面1704、壁部1700、1701、1702および1703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部1700と壁部1703は、互いに向かい合って形成され、壁部1701と壁部1702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部1700は払出口1705を有し、払出口1705から払出された遊技球は、底面1704、壁部1700、1701、1702および1703で囲まれた領域に貯留される。壁部1700、1701、1702および1703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部1701、1702および1703の内面はほぼ平面であり、壁部1700の内面は、面の向きが異なる二つの面1700aおよび1700bを有し、面1700aと面1700bが接する箇所で凸部1700cを形成している。なお、壁部1700、1701、1702および1703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部1700、1701、1702および1703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部1700、1701、1702および1703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部1700、1701、1702および1703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部1700、1701、1702および1703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
凸部1700cは、壁部1703の内面である面1703aに最も近い。
壁部1700の払出口1705は、凸部1700cよりも凹んだ(凸部1700cよりも面1703aから離れた)面1700aに設けている。パチンコ機100の内部から払出口1705に通じる通路は、面1700aと垂直になるように形成している。なお、パチンコ機100の内部から払出口1705に通じる通路は、面1703aと垂直になるように設けてもよいし、面1703aと垂直になるように設けてもよいし、面1700bと垂直になるように設けてもよい。
底面1704の排出口1706は、壁部1700の面1700bと壁部1703の面1703aとの間に設けている。なお、底面1704の排出口1706は、その全部を壁部1700の面1700aと壁部1703の面1703aとの間に設けてもよいし、少なくとも一部を壁部1700の面1700aと壁部1703の面1703aとの間に設けてもよい。
また、底面1704の排出口1706は、壁部1700の払出口1705を設けていない面と壁部1703の面1703aとの間に設けている。なお、底面1704の排出口1706は、その全部を壁部1700の払出口1705を設けた面と壁部1703の面1703aとの間に設けてもよいし、少なくとも一部を壁部1700の払出口1705を設けた面と壁部1703の面1703aとの間に設けてもよい。
なお、この第二の実施例においては、払出口1705が設けられた壁部1700が遊技者側に突出している。
なお、この第二の実施例においては、払出口1705が設けられた壁部1700が遊技球を貯留する領域を狭めるように突出している。
なお、この第二の実施例においては、払出口1705は遊技盤200側に設けられている。
<<第三の実施例>>
図9は、本発明の第三の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図10は、図9の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿2128は、底面2704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部2700、2701、2702および2703を有して構成される。なお、壁部2700、2701、2702および2703は、底面2704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面2704、壁部2700、2701、2702および2703は一体で形成されている。底面2704、壁部2700、2701、2702および2703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部2700と壁部2703は、互いに向かい合って形成され、壁部2701と壁部2702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部2700は払出口2705を有し、払出口2705から払出された遊技球は、底面2704、壁部2700、2701、2702および2703で囲まれた領域に貯留される。壁部2700、2701、2702および2703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部2700、2702および2703の内面はほぼ平面であり、壁部2701の内面は、半円柱状に膨らむ曲面を形成している。なお、壁部2700、2701、2702および2703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部2700、2701、2702および2703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部2700、2701、2702および2703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部2700、2701、2702および2703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部2700、2701、2702および2703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部2701の内面は、面2701aと面2701bの間に凸部2701cを有する。凸部2701cは、壁部2702の内面である面2702aに最も近い。面2701aの曲率と面2701bの曲率は同じである。なお、面2701aの曲率と面2701bの曲率は異なってもよい。
払出口2705を設けた壁部2700と、凸部2701cを設けた壁部2701とは、互いに隣り合う壁部である。
底面2704の排出口2706は、壁部2701の凸部2701cと壁部2702の面2702aとの間に設けている。なお、底面2704の排出口2706は、壁部2701の凸部2701cと壁部2702の面2702aとの間に設けなくてもよいし、壁部2701の凸部2701cと壁部2702の面2702aとの間に少なくとも一部を設けてもよい。
なお、この第三の実施例においては、払出口2705が設けられた壁部2700と隣り合う壁部2701が遊技球を貯留する領域を狭めるように突出している。
<<第四の実施例>>
図11は、本発明の第四の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。
図12は、図11の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。
貯留皿3128は、底面3704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部3700、3701、3702および3703を有して構成される。なお、壁部3700、3701、3702および3703は、底面3704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面3704、壁部3700、3701、3702および3703は一体で形成されている。底面3704、壁部3700、3701、3702および3703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部3700と壁部3703は、互いに向かい合って形成され、壁部3701と壁部3702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部3700は払出口3705を有し、払出口3705から払出された遊技球は、底面3704、壁部3700、3701、3702および3703で囲まれた領域に貯留される。壁部3700、3701、3702および3703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部3700、3702および3703の内面はほぼ平面であり、壁部3701の内面は、上部はほぼ平面であり、下部は半円柱状に膨らむ曲面を形成している。なお、壁部3700、3701、3702および3703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部3700、3701、3702および3703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部3700、3701、3702および3703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部3700、3701、3702および3703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部3700、3701、3702および3703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部3701の内面の上部には平面の面3701dを形成し、その下部には、段差面3701eを有する。段差面3701eの下部においては、内面側に面3701aと面3701bの間に凸部3701cを有する。凸部3701cは、壁部3702の内面である面3702aに最も近い。面3701aの曲率と面3701bの曲率は同じである。なお、面3701aの曲率と面3701bの曲率は異なってもよい。
払出口3705を設けた壁部3700と、凸部3701cを設けた壁部3701とは、互いに隣り合う壁部である。
底面3704の排出口3706は、壁部3701の凸部3701cと壁部3702の面3702aとの間に設けている。なお、底面3704の排出口3706は、壁部3701の凸部3701cと壁部3702の面3702aとの間に設けなくてもよいし、壁部3701の凸部3701cと壁部3702の面3702aとの間に少なくとも一部を設けてもよい。
壁部3701は、段差面3701eのほかにさらに段差面を有していてもよく、この段差面によって内面側にさらに別の面を有していてもよい。この別の面は、面3701dよりも壁部3702の内面である面3702aに近く、凸部3701cよりも壁部3702の内面である面3702aから遠いものであってもよい。
壁部3701の段差面3701eの上部すなわち面3701dと段差面3701eで形成される領域には、遊技球を貯留可能であってもよい。
なお、この第四の実施例においては、壁部3701の一部が遊技球を貯留する領域を狭めるように突出していてもよい。
なお、この第四の実施例においては、底面3704に段差が設けられた状態になっていてもよい。例えば、凸部3701cによって底面3704に段差が生じている。
<<第五の実施例>>
図13は、本発明の第五の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。
図14は、図13の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。
貯留皿4128は、底面4704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部4700、4701、4702および4703を有して構成される。なお、壁部4700、4701、4702および4703は、底面4704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面4704、壁部4700、4701、4702および4703は一体で形成されている。底面4704、壁部4700、4701、4702および4703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部4700と壁部4703は、互いに向かい合って形成され、壁部4701と壁部4702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部4700は払出口4705を有し、払出口4705から払出された遊技球は、底面4704、壁部4700、4701、4702および4703で囲まれた領域に貯留される。壁部4700、4701、4702および4703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部4700、4702および4703の内面はほぼ平面であり、壁部4701の内面は、下部はほぼ平面であり、上部は半円柱状に膨らむ曲面を形成している。なお、壁部4700、4701、4702および4703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部4700、4701、4702および4703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部4700、4701、4702および4703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部4700、4701、4702および4703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部4700、4701、4702および4703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部4701の内面の下部には平面の面4701dを形成し、その上部には、段差面4701eを有する。段差面4701eの上部においては、内面側に面4701aと面4701bの間に凸部4701cを有する。凸部4701cは、壁部4702の内面である面4702aに最も近い。面4701aの曲率と面4701bの曲率は同じである。なお、面4701aの曲率と面4701bの曲率は異なってもよい。
なお、壁部4701の内面の上部において形成された凸部4701cをなす半円柱状に膨らむ曲面部分に、払出口4705とは別に、不図示の払出口を設けてもよい。この半円柱状に膨らむ曲面部分に設けた払出口は、例えば、
(イ)打ち損じの遊技球が通る通路を経てきた遊技球を払出すものであってもよいし、
(ロ)球抜ボタン130が操作されて上皿126から抜かれた遊技球が通る通路を経てきた遊技球を払出すものであってもよいし、
(ハ)払出装置152から払出されたものの上皿126が満杯で上皿126に入りきらない遊技球が通る通路を経てきた遊技球を払出すものであってもよい。
また、この半円柱状に膨らむ曲面部分に設けた払出口は、上記(イ)、(ロ)、(ハ)のうちのいずれか一つであってもよいし、いずれか二つであってもよいし、全てであってもよい。
また、この半円柱状に膨らむ曲面部分に設けた払出口は、上記(イ)、(ロ)、(ハ)のうち、払出口4705からは払出さない遊技球を、払出すものであってもよいし、払出口4705からも払出す遊技球を、払出すものであってもよい。
払出口4705を設けた壁部4700と、凸部4701cを設けた壁部4701とは、互いに隣り合う壁部である。
底面4704の排出口4706は、壁部4701の凸部4701cと壁部4702の面4702aとの間に設けている。なお、底面4704の排出口4706は、壁部4701の凸部4701cと壁部4702の面4702aとの間に設けなくてもよいし、壁部4701の凸部4701cと壁部4702の面4702aとの間に少なくとも一部を設けてもよい。
壁部4701は、段差面4701eのほかにさらに段差面を有していてもよく、この段差面によって内面側にさらに別の面を有していてもよい。この別の面は、面4701dよりも壁部4702の内面である面4702aに近く、凸部4701cよりも壁部4702の内面である面4702aから遠いものであってもよい。
壁部4701の段差面4701eの下部すなわち面4701dと段差面4701eで形成される領域には、遊技球を貯留可能であってもよい。この面4701dと段差面4701eで形成される領域は、壁部4701の一部(凸部4701cの近傍)によって覆われているため、覆われていない領域よりも遊技者から視認しにくい。これにより遊技球の貯留可能な量を少なく見せることができ、遊技者に遊技球の排出を促すことができる場合がある。
なお、この第五の実施例においては、壁部4701の一部が遊技球を貯留する領域を狭めるように突出していてもよい。
なお、この第五の実施例においては、少なくとも底面4704が、壁部4701の突出した部分(凸部4701c)によって覆われるように構成されてもよい。
<<第六の実施例>>
図15は、本発明の第六の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図16は、図15の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿5128は、底面5704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部5700、5701、5702および5703を有して構成される。なお、壁部5700、5701、5702および5703は、底面5704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面5704、壁部5700、5701、5702および5703は一体で形成されている。底面5704、壁部5700、5701、5702および5703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部5700と壁部5703は、互いに向かい合って形成され、壁部5701と壁部5702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部5700は払出口5705を有し、払出口5705から払出された遊技球は、底面5704、壁部5700、5701、5702および5703で囲まれた領域に貯留される。壁部5700、5701、5702および5703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部5700、5701および5702の内面はほぼ平面であり、壁部5703の内面は、逆S字状の曲面を形成している。また、壁部5703の外面は、壁部5703の内面に合わせた形状(例えば、同じ形状)であり、逆S字状の曲面である5703dを形成している。なお、壁部5703の外面は、壁部5703の内面に合わせた形状でなくてもよい。なお、壁部5700、5701、5702および5703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部5700、5701、5702および5703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部5700、5701、5702および5703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部5700、5701、5702および5703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部5700、5701、5702および5703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
なお、壁部の内面における凸部と、壁部の外面における凹部とは、壁部を挟んで相対する位置にあってもよいし、壁部を挟んでずれた位置にあってもよいし、同じ形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。
壁部5703の内面は、面5703aと面5703bの間に凸部5703cを有する。凸部5703cは、壁部5700の内面である面5700aに最も近い。
壁部5700の払出口5705は、壁部5703の凸部5703cと向かい合わない位置に設けている。なお、壁部5700の払出口5705は、壁部5703の凸部5703cと向かい合う位置に設けてもよいし、壁部5703の凸部5703cと少なくとも一部が向かい合う位置に設けてもよいし、壁部5703の凸部5703cと全部が向かい合う位置に設けてもよい。
底面5704の排出口5706は、壁部5700の払出口5705と壁部5703の面5703bとの間に設けている。なお、底面5704の排出口5706は、壁部5700の払出口5705と壁部5703の面5703bとの間に設けなくてもよいし、壁部5700の払出口5705と壁部5703の面5703bとの間に少なくとも一部を設けてもよい。また、底面5704の排出口5706は、壁部5703の凸部5703cと壁部5700の面5700aとの間に設けていない。なお、底面5704の排出口5706は、壁部5703の凸部5703cと壁部5700の面5700aとの間に設けなくてもよいし、壁部5703の凸部5703cと壁部5700の面5700aとの間に少なくとも一部を設けてもよい。
なお、この第六の実施例においては、壁部5703の外面の形状と内面の形状が一致していてもよい。
<<第七の実施例>>
図17は、本発明の第七の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図18は、図17の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿6128は、底面6704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部6700、6701、6702および6703を有して構成される。なお、壁部6700、6701、6702および6703は、底面6704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面6704、壁部6700、6701、6702および6703は一体で形成されている。底面6704、壁部6700、6701、6702および6703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部6700と壁部6703は、互いに向かい合って形成され、壁部6701と壁部6702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部6700は払出口6705を有し、払出口6705から払出された遊技球は、底面6704、壁部6700、6701、6702および6703で囲まれた領域に貯留される。壁部6700、6701、6702および6703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部6701および6702の内面はほぼ平面であり、壁部6700の内面は、面の向きが異なる二つの面6700aおよび6700bを有し、面6700aと面6700bが接する箇所で凸部6700cを形成し、壁部6703の内面は、面の向きが異なる二つの面6703aおよび6703bを有し、面6703aと面6703bが接する箇所で凹部6703cを形成し、壁部6703の外面は、面の向きが異なる二つの面6703dおよび6703eを有し、面6703dと面6703eが接する箇所で凸部6703fを形成している。凸部6700cは、壁部6700において内面側に最も突出している。凹部6703cは、壁部6703において外面側に最も凹んでいる。凸部6703fは、壁部6703において外面側に最も突出している。なお、壁部6700、6701、6702および6703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部6700、6701、6702および6703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部6700、6701、6702および6703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部6700、6701、6702および6703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部6700、6701、6702および6703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
凹部6703cと凸部6700cは、向かい合う位置に形成されている。また、面6703aと面6700aは平行になるように設けられている。また、面6703bと面6700bは平行になるように設けられている。なお、凹部6703cは凸部6700cとずれた位置に形成されていてもよい。また、面6703aと面6700aは平行でなくてもよい。また、面6703bと面6700bは平行でなくてもよい。
また、壁部6703の外面は、壁部6703の内面に合わせた形状である。なお、壁部6703の外面は、壁部6703の内面に合わせた形状でなくてもよい。
本実施例では、面6703a、6700a、6703bおよび6700bのそれぞれは平面であるが、このうちの少なくとも何れか一つの面が曲面であってもよいし、何れか一つのみが曲面であってもよいし、何れか二つのみが曲面であってもよいし、何れか三つのみが曲面であってもよいし、全ての面が曲面であってもよい。また、この曲面は内面側に膨らむものであってもよいし、外面側に膨らむものであってもよい。また、曲面でなくてもよい。
壁部6700の払出口6705は、凸部6700cよりも凹んだ(凸部6700cよりも外面側の)面6700aに設けている。パチンコ機100の内部から払出口6705に通じる通路は、面6700aと垂直になるように形成している。なお、パチンコ機100の内部から払出口6705に通じる通路は、面6703aと垂直になるように設けてもよいし、壁部6701の何れかの面と平行または垂直になるように設けてもよいし、壁部6702の何れかの面と平行または垂直になるように設けてもよいし、壁部6703の何れかの面と平行または垂直になるように設けてもよい。
なお、壁部の内面における凸部と、この壁部と向かい合う壁部の内面における凹部とは、遊技球を貯留する領域を挟んで相対する位置にあってもよいし、遊技球を貯留する領域を挟んでずれた位置にあってもよいし、同じ形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。
底面6704の排出口6706は、壁部6700の面6700bと壁部6703の面6703aとの間に設けている。なお、底面6704の排出口6706は、その全部を壁部6700の面6700aと壁部6703の面6703aとの間に設けてもよいし、少なくとも一部を壁部6700の面6700aと壁部6703の面6703aとの間に設けてもよい。
また、底面6704の排出口6706は、壁部6700の払出口6705を設けている面と壁部6703の面6703aとの間に設けている。なお、底面6704の排出口6706は、その全部を壁部6700の払出口6705を設けない面と壁部6703のいずれかの面との間に設けてもよいし、少なくとも一部を壁部6700の払出口6705を設けない面と壁部6703のいずれかの面との間に設けてもよい
なお、この第七の実施例においては、壁部6700の突出している形状に合わせて、この壁部6700と向かい合う壁部6703を突出している形状にしてもよい。
<<第八の実施例>>
図19は、本発明の第八の実施例に係る貯留皿の斜視図である。
図20は、図19の貯留皿を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
貯留皿7128は、底面7704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部7700、7701、7702および7703を有して構成される。なお、壁部7700、7701、7702および7703は、底面7704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面7704、壁部7700、7701、7702および7703は一体で形成されている。底面7704、壁部7700、7701、7702および7703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部7700と壁部7703は、互いに向かい合って形成され、壁部7701と壁部7702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部7700は払出口7705を有し、払出口7705から払出された遊技球は、底面7704、壁部7700、7701、7702および7703で囲まれた領域に貯留される。壁部7700、7701、7702および7703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部7700、7701および7702の内面はほぼ平面であり、壁部7703の内面は、段差のある複数の面で形成している。なお、壁部7700、7701、7702および7703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部7700、7701、7702および7703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部7700、7701、7702および7703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部7700、7701、7702および7703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部7700、7701、7702および7703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部7703の内面は、最も壁部7701の側に面7703aを有し、面7703aに続いて段差面である面7703dを有し、面7703dに続いて面7703cを有し、面7703cに続いて段差面である面7703eを有し、面7703eに続いて面7703bを有する。面7703bは、壁部7703の内面において、最も壁部7702の側の面である。面7703cは、壁部7700の内面である面7700aに最も近い。
面7703dと面7703cが接する箇所で角部7703fを形成している。また、面7703eと面7703cが接する箇所で角部7703gを形成している。
壁部7700の払出口7705は、壁部7703の面7703cと向かい合う位置に設けている。なお、壁部7700の払出口7705は、壁部7703の面7703cと向かい合わない位置に設けてもよいし、壁部7703の面7703cと少なくとも一部が向かい合う位置に設けてもよいし、壁部7703の面7703cと全部が向かい合う位置に設けてもよい。
底面7704の排出口7706は、壁部7700の面7700aと壁部7703の面7703bとの間に設けている。なお、底面7704の排出口7706は、壁部7700の面7700aと壁部7703の面7703cとの間に設けてもよいし、壁部7700の面7700aと壁部7703の面7703aとの間に設けてもよい。
面7703aの面積は、面7703bの面積と等しい。なお、面7703aの面積は、面7703bの面積よりも小さくてもよく、面7703bの面積よりも大きくてもよい。
面7703aの面積は、面7703cの面積よりも大きい。なお、面7703aの面積は、面7703cの面積と等しくてもよく、面7703cの面積よりも小さくてもよい。
面7703bの面積は、面7703cの面積よりも大きい。なお、面7703bの面積は、面7703cの面積と等しくてもよく、面7703cの面積よりも小さくてもよい。
また、面7703cは、図20(a)の左右方向において壁部7703の中央位置に配置している。なお、面7703cは、図20(a)の左右方向において壁部7703の右寄りに配置してもよいし、壁部7703の左寄りに配置してもよい。
また、面7703aは、面7700aと平行である。なお、面7703aは、面7700aと平行でなくてもよい。
また、面7703bは、面7700aと平行である。なお、面7703bは、面7700aと平行でなくてもよい。
また、面7703cは、面7700aと平行である。なお、面7703cは、面7700aと平行でなくてもよい。
また、面7703aから面7700aまでの距離と、面7703bから面7700aまでの距離は等しい。なお、面7703aから面7700aまでの距離が、面7703bから面7700aまでの距離よりも近くてもよく、面7703bから面7700aまでの距離よりも離れていてもよい。
なお、この第八の実施例においては、壁部7703の一部が遊技球を貯留する領域を狭めるように突出した形状になっている。
<<第九の実施例>>
図21は、本発明の第九の実施例に係る貯留皿を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。
図22は、図21の貯留皿を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。
貯留皿8128は、底面8704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部8700、8701、8702および8703を有して構成される。なお、壁部8700、8701、8702および8703は、底面8704に対して斜めに立ち上がるものであってもよい。底面8704、壁部8700、8701、8702および8703は一体で形成されている。底面8704、壁部8700、8701、8702および8703の何れか一つ又は何れか複数を他と別体で形成してもよい。
壁部8700と壁部8703は、互いに向かい合って形成され、壁部8701と壁部8702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部8700は払出口8705を有し、払出口8705から払出された遊技球は、底面8704、壁部8700、8701、8702および8703で囲まれた領域に貯留される。壁部8700、8701、8702および8703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部8700、8701および8702の内面はほぼ平面であり、壁部8703の内面は、段差のある複数の面で形成している。なお、壁部8700、8701、8702および8703の内面は平面でもよいし、曲面でもよい。また、壁部8700、8701、8702および8703の内面は複数の面で形成するものでもよい。また、壁部8700、8701、8702および8703の内面が曲面である場合、面全体を同一の曲率で形成するものでもよいし、複数の異なる曲率で形成するものでもよい。また、壁部8700、8701、8702および8703の内面が曲面である場合、内面側に膨らむものでもよいし、外面側に膨らむものでもよい。また、壁部8700、8701、8702および8703の内面を複数の面で形成する場合、その複数の面は、全てが平面でもよいし、全てが曲面でもよいし、平面の面と曲面の面が混在するものでもよい。なお、各壁部の外面も同様である。
壁部8703の内面は、最も壁部8701の側に面8703aを有し、面8703aに続いて段差面である面8703dを有し、面8703dに続いて面8703cを有し、面8703cに続いて段差面である面8703eを有し、面8703eに続いて面8703bを有する。面8703bは、壁部8703の内面において、最も壁部7702の側の面である。面8703cは、壁部8700の内面である面8700aに最も近い。
面8703dと面8703cが接する箇所で角部8703fを形成している。また、面8703eと面8703cが接する箇所で角部8703gを形成している。
面8703aは、上部8703aaと比べて下部8703abの方が、面8700aから離れるように斜面を形成している。なお、面8703aは、上部8703aaと比べて下部8703abの方が、面8700aに近づくように斜面を形成してもよい。また、面8703aは平面である。なお、面8703aは曲面であってもよい。
図22(b)に示すように、図22(a)のA−A断面における、面8703aの箇所での壁部8703の壁厚をL2とし、図22(c)に示すように、図22(a)のB−B断面における、面8703aの箇所での壁部8703の壁厚をL3とする。ここでは壁厚L2<壁厚L3である。なお、壁厚L2=壁厚L3でもよく、壁厚L2>壁厚L3でもよい。
面8703bは、上部8703baと比べて下部8703bbの方が、面8700aから離れるように斜面を形成している。なお、面8703bは、上部8703baと比べて下部8703bbの方が、面8700aに近づくように斜面を形成してもよい。また、面8703bは平面である。なお、面8703bは曲面であってもよい。
図22(b)に示すように、図22(a)のA−A断面における、面8703bの箇所での壁部8703の壁厚をL4とし、図22(c)に示すように、図22(a)のB−B断面における、面8703bの箇所での壁部8703の壁厚をL5とする。ここでは壁厚L4<壁厚L5である。なお、壁厚L4=壁厚L5でもよく、壁厚L4>壁厚L5でもよい。
なお、壁部8700、8701、8702および8703の内面を形成する全ての面のそれぞれは、底面8704に対して垂直な面であってもよく、底面8704に対して垂直以外の角度を有する斜面であってもよく、平面であってもよく、曲面であってもよい。
壁部8700の払出口8705は、壁部8703の面8703cと向かい合う位置に設けている。なお、壁部8700の払出口8705は、壁部8703の面8703cと向かい合わない位置に設けてもよいし、壁部8703の面8703cと少なくとも一部が向かい合う位置に設けてもよいし、壁部8703の面8703cと全部が向かい合う位置に設けてもよい。
底面8704の排出口8706は、壁部8700の面8700aと壁部8703の面8703bとの間に設けている。なお、底面8704の排出口8706は、壁部8700の面8700aと壁部8703の面8703cとの間に設けてもよいし、壁部8700の面8700aと壁部8703の面8703aとの間に設けてもよい。
面8703aの面積は、面8703bの面積と等しい。なお、面8703aの面積は、面8703bの面積よりも小さくてもよく、面8703bの面積よりも大きくてもよい。
面8703aの面積は、面8703cの面積よりも大きい。なお、面8703aの面積は、面8703cの面積と等しくてもよく、面8703cの面積よりも小さくてもよい。
面8703bの面積は、面8703cの面積よりも大きい。なお、面8703bの面積は、面8703cの面積と等しくてもよく、面8703cの面積よりも小さくてもよい。
また、面8703cは、図21(b)の左右方向において壁部8703の中央位置に配置している。なお、面8703cは、図21(b)の左右方向において壁部8703の右寄りに配置してもよいし、壁部8703の左寄りに配置してもよい。
また、面8703aは、面8700aと平行である。なお、面8703aは、面8700aと平行でなくてもよい。
また、面8703bは、面8700aと平行である。なお、面8703bは、面8700aと平行でなくてもよい。
また、面8703cは、面8700aと平行である。なお、面8703cは、面8700aと平行でなくてもよい。
また、面8703aから面8700aまでの距離と、面8703bから面8700aまでの距離は等しい。なお、面8703aから面8700aまでの距離が、面8703bから面8700aまでの距離よりも近くてもよく、面8703bから面8700aまでの距離よりも離れていてもよい。
図23は、図21(a)に示した貯留皿8128において、図22(a)とは異なる断面方向を示す平面図である。
図23にしめすA−A断面方向、B−B断面方向での断面図を示しながら、本発明の実施例(第九の実施例から第十四の実施例)について以下に説明する。
図24(a)は、図23のA−A断面図である。
図25(b)は、図23のB−B断面図である。
図24(a)、図25(b)に示すように、第九の実施例の貯留皿8128では、壁部8700の面8700aは、平面であり、底面8704に対してほぼ垂直に形成されている。
また、貯留皿8128では、壁部8703の面8703aは、平面であり、底面8704に対して鋭角を形成する斜面(面8703aの上部が下部よりも面8700aに近い斜面)で形成されている。
また、貯留皿8128では、壁部8703の面8703cは、平面であり、底面8704に対してほぼ垂直に形成されている。
なお、この第九の実施例においては、面8703cにより凸部が設けられた壁部8703は斜面で形成されていてもよい。
<<第十の実施例>>
図24(b)は、本発明の第十の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図である。
図24(b)に示すように、第十の実施例の貯留皿9128では、壁部9700の面9700aは、平面であり、底面9704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面9700aと底面9704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿9128では、壁部9703の面9703aは、平面であり、底面9704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面9703aと底面9704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿9128では、壁部9703の面9703cは、平面であり、底面9704に対してほぼ垂直に形成されている。
なお、この第十の実施例においては、壁部9700と底面9704が接する位置や、壁部9703と底面9704が接する位置に、曲面を有していてもよい。
<<第十一の実施例>>
図24(c)は、本発明の第十一の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図である。
図24(c)に示すように、第十一の実施例の貯留皿10128では、壁部10700の面10700aは、中央が外面側に膨らんだ曲面(凹状の曲面)であり、底面10704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面10700aと底面10704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿10128では、壁部10703の面10703aは、中央が外面側に膨らんだ曲面(凹状の曲面)であり、底面10704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面10700aと底面10704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿10128では、壁部10703の面10703cは、平面であり、底面10704に対してほぼ垂直に形成されている。
なお、この第十一の実施例においては、壁部10700や、壁部10703は、曲面を有していてもよい。
<<第十二の実施例>>
図24(d)は、本発明の第十二の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図である。
図24(d)に示すように、第十二の実施例の貯留皿11128では、壁部11700の面11700aは、中央が外面側に膨らんだ曲面(凹状の曲面)であり、底面11704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面11700aと底面11704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿11128では、壁部11703の面11703aは、中央が外面側に膨らんだ曲面(凹状の曲面)であり、底面11704に対してほぼ垂直に形成されている。また、面11700aと底面11704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿11128では、壁部11703の面11703cは、中央が外面側に膨らんだ曲面(凹状の曲面)であり、底面11704に対してほぼ垂直に形成されている。
なお、この第十二の実施例においては、壁部11703の凸部の面11703cも、曲面を有していてもよい。
<<第十三の実施例>>
図25(a)は、本発明の第十三の実施例に係る貯留皿の、図23のA−Aで示す位置での断面図である。
図25(a)に示すように、第十三の実施例の貯留皿12128では、壁部12700の面12700aは、平面であり、底面12704に対して鈍角を形成する斜面(面12700aの上部が下部よりも面12703aから離れている斜面)で形成されている。また、面12700aと底面12704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿12128では、壁部12703の面12703aは、平面であり、底面12704に対して鈍角を形成する斜面(面12703aの上部が下部よりも面12700aから離れている斜面)で形成されている。また、面12703aと底面12704が接する位置には曲面を形成している。
また、貯留皿12128では、壁部12703の面12703cは、平面であり、底面12704に対してほぼ垂直に形成されている。
なお、この第十三の実施例においては、凸部が設けられた壁部12703は斜面と曲面により形成されてもよい。
<<第十四の実施例>>
図25(c)は、本発明の第十四の実施例に係る貯留皿の、図23のB−Bで示す位置での断面図である。
図25(c)に示すように、第十四の実施例の貯留皿13128では、壁部13700の面13700aは、平面であり、底面13704に対してほぼ垂直に形成されている。
また、貯留皿13128では、壁部13703の面13703cは、平面であり、底面13704に対して鋭角を形成する斜面(面13703cの上部が下部よりも面13700aに近い斜面)で形成されている。
なお、この第十四の実施例においては、凸部は斜面を有していてもよい。
なお、この第十四の実施例においては、凸部は底面13704に対し垂直な角度を有していてもよい。
<<第十五の実施例>>
図26は、本発明の第十五の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十五の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。
パチンコ機14100は、図1に示したパチンコ機100と同様の構造であり、詳しい説明は省略する。
パチンコ機14100は、図1の球貯留皿付扉108に相当する球貯留皿付扉14108をその前面に備える。
球貯留皿付扉14108は、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿14126と、上皿14126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿14128と、遊技者の操作によって上皿14126に貯留された遊技球を払出口14705を介して下皿14128へと排出させる球抜ボタン14130と、遊技者の操作によって下皿14128に貯留された遊技球を排出口14706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー(図示省略)と、遊技者の操作によって発射装置110(図1参照)へと案内された遊技球を遊技盤200(図1参照)の遊技領域124(図1参照)へと打ち出す球発射ハンドル134(図1参照)と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン14136と、チャンスボタン14136を発光させるチャンスボタンランプ14138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン14140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン14142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部14144と、を備える。
上皿14126は、上皿ユニット14126aに設けられている。上皿ユニット14126aは、その上面に、チャンスボタン14136、チャンスボタンランプ14138、球貸操作ボタン14140、返却操作ボタン14142、球貸表示部14144および球抜ボタン14130を設けている。
下皿14128は、下皿ユニット14128aに設けられている。下皿14128の排出口14706は底面14704に形成されている。
上皿ユニット14126aと下皿ユニット14128aは、一体的に形成されている。なお、上皿ユニット14126aと下皿ユニット14128aは、別体で形成してもよい。
図26(d)に示すように、下皿ユニット14128aの下皿14128は、底面14704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部14700、14701、14702および14703を有して構成される。底面14704、壁部14700、14701、14702および14703は一体で形成されている。
壁部14700と壁部14703は、互いに向かい合って形成され、壁部14701と壁部14702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部14700は払出口14705を有し、払出口14705から払出された遊技球は、底面14704、壁部14700、14701、14702および14703で囲まれた領域に貯留される。壁部14700、14701、14702および14703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部14700の内面である面14700aは平面である。壁部14703の内面は、曲面である面14703aと、やはり曲面である面14703bとで形成されており、面14703aと面14703bが接する箇所には凸部14703cを形成している。凸部14703cは、壁部14703の内面のうちで、面14700aに最も近い。
壁部14703の外面である面14703dは、壁部14703の内面である面14703aおよび面14703bに対応した形状であり、これにより壁部14703の壁厚は全面に亘ってほぼ一定となっている。
また、上皿ユニット14126aの外面形状は、下皿ユニット14128aの外面形状と一致している(図26(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット14126aの外面には凹部14126bを有し、壁部14703の面14703dと同様の形状になっている。
<<第十六の実施例>>
図27は、本発明の第十六の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十六の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。
パチンコ機15100は、図1に示したパチンコ機100と同様の構造であり、詳しい説明は省略する。
パチンコ機15100は、図1の球貯留皿付扉108に相当する球貯留皿付扉15108をその前面に備える。
球貯留皿付扉15108は、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿15126と、上皿15126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿15128と、遊技者の操作によって上皿15126に貯留された遊技球を払出口15705を介して下皿15128へと排出させる球抜ボタン15130と、遊技者の操作によって下皿15128に貯留された遊技球を排出口15706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー(図示省略)と、遊技者の操作によって発射装置110(図1参照)へと案内された遊技球を遊技盤200(図1参照)の遊技領域124(図1参照)へと打ち出す球発射ハンドル134(図1参照)と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン15136と、チャンスボタン15136を発光させるチャンスボタンランプ15138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン15140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン15142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部15144と、を備える。
上皿15126は、上皿ユニット15126aに設けられている。上皿ユニット15126aは、その上面に、チャンスボタン15136、チャンスボタンランプ15138、球貸操作ボタン15140、返却操作ボタン15142、球貸表示部15144および球抜ボタン15130を設けている。
下皿15128は、下皿ユニット15128aに設けられている。下皿15128の排出口15706は底面15704に形成されている。
上皿ユニット15126aと下皿ユニット15128aは、一体的に形成されている。なお、上皿ユニット15126aと下皿ユニット15128aは、別体で形成してもよい。
図27(d)に示すように、下皿ユニット15128aの下皿15128は、底面15704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部15700、15701、15702および15703を有して構成される。底面15704、壁部15700、15701、15702および15703は一体で形成されている。
壁部15700と壁部15703は、互いに向かい合って形成され、壁部15701と壁部15702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部15700は払出口15705を有し、払出口15705から払出された遊技球は、底面15704、壁部15700、15701、15702および15703で囲まれた領域に貯留される。壁部15700、15701、15702および15703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部15700の内面である面15700aは平面である。壁部15703の内面は、曲面である面15703aと、やはり曲面である面15703bとで形成されており、面15703aと面15703bが接する箇所には凸部15703cを形成している。凸部15703cは、壁部15703の内面のうちで、面15700aに最も近い。
壁部15703の外面である面15703dは、壁部15703の内面である面15703aおよび面15703bに対応していない形状である。壁部15703の壁厚は場所によって異なり、壁が厚い部分と壁が薄い部分とが生じている。
また、上皿ユニット15126aの外面形状は、下皿ユニット15128aの外面形状と一致している(図27(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット15126aの外面である面15126bは、壁部15703の面15703dと同様の形状になっている。
また、上皿ユニット15126aの外面形状は、下皿ユニット15128aの内面形状と一致していない(図27(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット15126aの面15126bの形状は、壁部15703の面15703dと異なる形状になっている。
<<第十七の実施例>>
図28は、本発明の第十七の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十七の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。
パチンコ機16100は、図1に示したパチンコ機100と同様の構造であり、詳しい説明は省略する。
パチンコ機16100は、図1の球貯留皿付扉108に相当する球貯留皿付扉16108をその前面に備える。
球貯留皿付扉16108は、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿16126と、上皿16126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿16128と、遊技者の操作によって上皿16126に貯留された遊技球を払出口16705を介して下皿16128へと排出させる球抜ボタン16130と、遊技者の操作によって下皿16128に貯留された遊技球を排出口16706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー(図示省略)と、遊技者の操作によって発射装置110(図1参照)へと案内された遊技球を遊技盤200(図1参照)の遊技領域124(図1参照)へと打ち出す球発射ハンドル134(図1参照)と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン16136と、チャンスボタン16136を発光させるチャンスボタンランプ16138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン16140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン16142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部16144と、を備える。
上皿16126は、上皿ユニット16126aに設けられている。上皿ユニット16126aは、その上面に、チャンスボタン16136、チャンスボタンランプ16138、球貸操作ボタン16140、返却操作ボタン16142、球貸表示部16144および球抜ボタン16130を設けている。
下皿16128は、下皿ユニット16128aに設けられている。下皿16128の排出口16706は底面16704に形成されている。
上皿ユニット16126aと下皿ユニット16128aは、一体的に形成されている。なお、上皿ユニット16126aと下皿ユニット16128aは、別体で形成してもよい。
図28(d)に示すように、下皿ユニット16128aの下皿16128は、底面16704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部16700、16701、16702および16703を有して構成される。底面16704、壁部16700、16701、16702および16703は一体で形成されている。
壁部16700と壁部16703は、互いに向かい合って形成され、壁部16701と壁部16702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部16700は払出口16705を有し、払出口16705から払出された遊技球は、底面16704、壁部16700、16701、16702および16703で囲まれた領域に貯留される。壁部16700、16701、16702および16703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部16700の内面である面16700aは平面である。壁部16703の内面は、曲面である面16703aと、やはり曲面である面16703bとで形成されており、面16703aと面16703bが接する箇所には凸部16703cを形成している。凸部16703cは、壁部16703の内面のうちで、面16700aに最も近い。
壁部16703の外面である面16703dは、壁部16703の内面である面16703aおよび面16703bに対応した形状であり、これにより壁部16703の壁厚は全面に亘ってほぼ一定となっている。
また、上皿ユニット16126aの外面形状は、下皿ユニット16128aの外面形状と一致していない(図28(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット16126aの外面である面16126bは、壁部16703の面16703dと異なる形状になっている。
<<第十八の実施例>>
図29は、本発明の第十八の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十八の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。
パチンコ機17100は、図1に示したパチンコ機100と同様の構造であり、詳しい説明は省略する。
パチンコ機17100は、図1の球貯留皿付扉108に相当する球貯留皿付扉17108をその前面に備える。
球貯留皿付扉17108は、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿17126と、上皿17126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿17128と、遊技者の操作によって上皿17126に貯留された遊技球を払出口17705を介して下皿17128へと排出させる球抜ボタン17130と、遊技者の操作によって下皿17128に貯留された遊技球を排出口17706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー(図示省略)と、遊技者の操作によって発射装置110(図1参照)へと案内された遊技球を遊技盤200(図1参照)の遊技領域124(図1参照)へと打ち出す球発射ハンドル134(図1参照)と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン17136と、チャンスボタン17136を発光させるチャンスボタンランプ17138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン17140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン17142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部17144と、を備える。
上皿17126は、上皿ユニット17126aに設けられている。上皿ユニット17126aは、その上面に、球貸操作ボタン17140、返却操作ボタン17142、球貸表示部17144および球抜ボタン17130を設けている。
下皿17128は、下皿ユニット17128aに設けられている。下皿ユニット17126aは、底面17704および底面17136aを有する。底面17704の高さと底面17136aの高さは同じである。なお、底面17704の高さは底面17136aの高さよりも高くてもよいし、底面17704の高さは底面17136aの高さよりも低くてもよい。底面17136a上には、チャンスボタン17136およびチャンスボタンランプ17138を配置している。下皿17128の排出口17706は底面17704に形成されている。なお、底面17136a上に、球貸操作ボタン17140、返却操作ボタン17142、球貸表示部17144および球抜ボタン17130のいずれかを配置してもよい。底面17136a上に、チャンスボタン17136、チャンスボタンランプ17138、球貸操作ボタン17140、返却操作ボタン17142、球貸表示部17144および球抜ボタン17130のうちの少なくとも一つを配置してもよいし、これらのうちの一つのみを配置してもよいし、これらの全てを配置してもよい。
上皿ユニット17126aと下皿ユニット17128aは、一体的に形成されている。なお、上皿ユニット17126aと下皿ユニット17128aは、別体で形成してもよい。
図29(d)に示すように、下皿ユニット17128aの下皿17128は、底面17704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部17700、17701、17702および17703を有して構成される。底面17704、壁部17700、17701、17702および17703は一体で形成されている。
壁部17700と壁部17703は、互いに向かい合って形成され、壁部17701と壁部17702は、互いに向かい合って形成されている。
押下していないときのチャンスボタン17136の高さは、壁部17703の高さよりも低い。なお、押下していないときのチャンスボタン17136の高さは、壁部17703の高さと等しくてもよいし、壁部17703の高さよりも高くてもよい。
壁部17700は払出口17705を有し、払出口17705から払出された遊技球は、底面17704、壁部17700、17701、17702および17703で囲まれた領域に貯留される。壁部17700、17701、17702および17703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部17700の内面である面17700aは平面である。壁部17703の内面は、曲面である面17703aと、やはり曲面である面17703bとで形成されており、面17703aと面17703bが接する箇所には凸部17703cを形成している。面17703bは、壁部17703の内面のうちで、面17700aに最も近い。なお、凸部17703cが、壁部17703の内面のうちで、面17700aに最も近くてもよい。面17703bと面17700aとの間の領域は、遊技球が進入可能な広さである。なお、面17703bと面17700aとの間の領域は、遊技球が進入不可能でもよい。
壁部17703の外面である面17703dは、壁部17703の内面である面17703aおよび面17703bに対応した形状であり、これにより壁部17703の壁厚は全面に亘ってほぼ一定となっている。壁部17703の形状は、チャンスボタン17136の操作を妨げないように、操作領域を避けた形状である。
また、上皿ユニット17126aの外面形状は、下皿ユニット17128aの外面形状と一致していない(図29(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット17126aの外面である面17126bは、底面17136aの外郭と異なる形状になっている。
また、上皿ユニット17126aの外面形状は、壁部17703の外面形状と一致している(図29(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット17126aの外面には凹部17126bを有し、壁部17703の面17703dと同様の形状になっている。上皿ユニット17126aの外面形状は、チャンスボタン17136の操作を妨げないように、操作領域を避けた形状である。また、上皿ユニット17126aの外面形状は、チャンスボタン17136の視認を妨げないように、遊技者のチャンスボタン17136に向けた視線を避けた形状である。
<<第十九の実施例>>
図30は、本発明の第十九の実施例に係る貯留皿について説明する図であって、(a)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の正面図であり、(b)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿および下皿の近傍を拡大して示す斜視図であり、(c)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の上皿の近傍を拡大して示す平面図であり、(d)は本発明の第十九の実施例に係る貯留皿を備えたパチンコ機の(a)におけるA−A断面図である。
パチンコ機18100は、図1に示したパチンコ機100と同様の構造であり、詳しい説明は省略する。
パチンコ機18100は、図1の球貯留皿付扉108に相当する球貯留皿付扉18108をその前面に備える。
球貯留皿付扉18108は、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置110(図1参照)へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿18126と、上皿18126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿18128と、遊技者の操作によって上皿18126に貯留された遊技球を払出口18705を介して下皿18128へと排出させる球抜ボタン18130と、遊技者の操作によって下皿18128に貯留された遊技球を排出口18706から不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー(図示省略)と、遊技者の操作によって発射装置110(図1参照)へと案内された遊技球を遊技盤200(図1参照)の遊技領域124(図1参照)へと打ち出す球発射ハンドル134(図1参照)と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン18136と、演出装置206(図3参照)の演出態様に応じて例えば発光する装飾手段18138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン18140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン18142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部18144と、を備える。
上皿18126は、上皿ユニット18126aに設けられている。上皿ユニット18126aは、その上面に、チャンスボタン18136、球貸操作ボタン18140、返却操作ボタン18142、球貸表示部18144および球抜ボタン18130を設けている。
下皿18128は、下皿ユニット18128aに設けられている。下皿18128の排出口18706は底面18704に形成されている。
装飾手段18138は、上皿ユニット18126aから下皿ユニット18128aへと亘って設けられている。装飾手段18138の配置位置には、発光しない装飾手段を設けてもよいし、スピーカなどの出音手段を設けてもよいし、遊技者が操作する操作手段(例えば、チャンスボタン18136、球貸操作ボタン18140、返却操作ボタン18142、球貸表示部18144および球抜ボタン18130)を設けてもよいし、演出装置206(図3参照)の演出態様に応じて例えば可動する可動手段を設けてもよい。
上皿ユニット18126aと下皿ユニット18128aは、一体的に形成されている。なお、上皿ユニット18126aと下皿ユニット18128aは、別体で形成してもよい。
図30(d)に示すように、下皿ユニット18128aの下皿18128は、底面18704に対してほぼ垂直に立ちあがり周囲を囲う壁部18700、18701、18702および18703を有して構成される。底面18704、壁部18700、18701、18702および18703は一体で形成されている。
壁部18700と壁部18703は、互いに向かい合って形成され、壁部18701と壁部18702は、互いに向かい合って形成されている。
壁部18700は払出口18705を有し、払出口18705から払出された遊技球は、底面18704、壁部18700、18701、18702および18703で囲まれた領域に貯留される。壁部18700、18701、18702および18703のそれぞれにおいて、遊技球を貯留する領域側の面を内面と呼び、反対側の面を外面と呼ぶ。
壁部18700の内面である面18700aは曲面である。壁部18703の内面は、曲面である面18703aと、装飾手段18138の形状に応じた平面である段差面18703dと、装飾手段18138の形状に応じた曲面である面18703cと、装飾手段18138の形状に応じた平面である段差面18703eと、曲面である面18703bにより形成されている。段差面18703dと面18703cが接する箇所には凸部18703fを形成している。面18703cと段差面18703eが接する箇所には凸部18703gを形成している。凸部18703fおよび凸部18703gは、壁部18703の内面のうちで、面18700aに最も近い。
壁部18703の外面である面18703hは、壁部18703の内面である面18703aおよび面18703bに対応した形状である。壁部18703の壁厚は、面18703aおよび面18703bの位置においてほぼ一定になっている。
また、上皿ユニット18126aの外面形状は、下皿ユニット18128aの外面形状と一致している(図30(c)、(d)参照)。すなわち、上皿ユニット18126aの外面である面18126bは、壁部18703の面18703hと同様の形状になっている。
払出口18705や排出口18706は、装飾手段18138の裏側に設けられており、遊技者から視認しにくい。なお、遊技者から視認しやすい位置に払出口18705や排出口18706を設けてもよい。
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、図31に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010と、を備えた、スロットマシン1000」にも好適である。
スロットマシン1000は、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検出する検出手段1018と、検出手段1018が球を検出した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010を備えていてもよい。
スロットマシン1000には、スロットマシンから払い出された遊技媒体(例えばメダル)を受ける受け皿1028が設けられていてもよい。
<封入式遊技機への適用>
本発明に係る遊技台は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機にも適用可能である。
<付記>
なお、以上説明した本発明は、
1.
遊技媒体を少なくとも貯留可能な貯留皿(例えば、下皿128、1128、2128、3128、4128、5128、6128、7128、8128、9128、10128、11128、12128、13128、14128、15128、16128、17128、18128、受け皿1028)を備えた遊技台であって、
前記貯留皿は、第一の壁部(例えば、壁部703、1700、2701、3701、4701、5703、6700、6703、7703、8703、9703、10703、11703、12703、13703、14703、15703、16703、17703、18703)が少なくとも設けられたものであり、
前記貯留皿は、第二の壁部(例えば、壁部700、1703、2702、3702、4702、5700、6703、6700、7700、8700、9700、10700、11700、12700、13700、14700、15700、16700、17700、18700)が少なくとも設けられたものであり、
前記第一の壁部は、前記第二の壁部と向かい合う位置に少なくとも設けられたものであり、
前記第一の壁部の少なくとも一部(例えば、凸部703c、1700c、2701c、3701c、4701c、5703c、6700c、6703a、6703b、7703c、8703c、9703c、10703c、11703c、12703c、13703c、14703c、15703c、16703c、17703c、18703c)は、前記第二の壁部の方向に少なくとも突出しているものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
貯留皿に特徴を持った遊技台を実現することができる。
また、スペースを有効活用することができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部における第一の位置(例えば、凸部703c、1700c、2701c、3701c、4701c、5703c、6700c、7703c、8703c、9703c、10703c、11703c、12703c、13703c、14703c、15703c、16703c、17703c、18703c)は、該第一の壁部における第二の位置(例えば、面703a、1700a、2701a、3701a、4701a、5703a、6700a、7703a、8703a、9703a、10703a、11703a、12703a、13703a、14703a、15703a、16703a、17703a、18703a)よりも少なくとも前記第二の壁部側の位置であり、
前記第一の位置は、前記第一の壁部における第三の位置(例えば、面703b、1700b、2701b、3701b、4701b、5703b、6700b、7703b、8703b、9703b、10703b、11703b、12703b、13703b、14703b、15703b、16703b、17703b、18703b)よりも少なくとも前記第二の壁部側の位置である、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
スペースを有効活用することができる場合がある。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第一の位置は、第一の面(例えば、面703aおよび703bからなる面、面1700aおよび1703bからなる面、面2701aおよび2703bからなる面、面3701aおよび3703bからなる面、面4701aおよび4703bからなる面、面5703aおよび5703bからなる面、面6700aおよび6703bからなる面、面7703aおよび7703bからなる面、面8703aおよび8703bからなる面、面9703aおよび9703bからなる面、面10703aおよび10703bからなる面、面11703aおよび11703bからなる面、面12703aおよび12703bからなる面、面13703aおよび13703bからなる面、面14703aおよび14703bからなる面、面15703aおよび15703bからなる面、面16703aおよび16703bからなる面、面17703aおよび17703bからなる面、面18703aおよび18703bからなる面)における第二の面(例えば、面700a、1703a、2702a、3702a、4702a、5700a、6703a、7700a、8700a、9700a、10700a、11700a、12700a、13700a、14700a、15700a、16700a、17700a、18700a)の方向に最も突出した位置であってもよい。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第二の位置は、第三の面(例えば、面703a、1700a、2701a、3701a、4701a、5703a、6700a、7703a、8703a、9703a、10703a、11703a、12703a、13703a、14703a、15703a、16703a、17703a、18703a、3701d、4701d)における前記第一の位置よりも遊技者側の位置であってもよい。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第三の位置は、前記第一の面における前記第一の位置よりも遊技者側の位置であってもよい。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第一の位置は、前記第一の面と第三の面(例えば、面703a、1700a、2701a、3701a、4701a、5703a、6700a、7703a、8703a、9703a、10703a、11703a、12703a、13703a、14703a、15703a、16703a、17703a、18703a、3701d、4701d)が接する位置であってもよい。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第二の位置は、前記第一の面における前記第一の位置よりも遊技者側の位置であってもよい。
また本発明は、
2.に記載の遊技台であって、
前記第三の位置は、第三の面(例えば、面703a、1700a、2701a、3701a、4701a、5703a、6700a、7703a、8703a、9703a、10703a、11703a、12703a、13703a、14703a、15703a、16703a、17703a、18703a、3701d、4701d)における前記第一の位置よりも遊技者側の位置であってもよい。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台であって、
前記第二の壁部は、前記第一の壁部の方向に少なくとも突出していないものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
スペースを有効活用することができる場合がある。
また本発明は、
4.
1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部は、遊技者側に少なくとも設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技者側の壁部を凹ませるため、貯留可能な遊技媒体の量を少なく見せ、遊技者に遊技媒体の排出を促すことができる場合がある。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記貯留皿は、遊技媒体を少なくとも払出可能な払出口(例えば、払出口705、5705、6705、7705、8705、9705、10705、11705、12705、13705、14705、15705、16705、17705、18705)が少なくとも設けられたものであり、
前記払出口は、前記第二の壁部に少なくとも設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
払出口の反対側を凹ませ、貯留可能な遊技媒体の量を少なく見せ、遊技者に遊技媒体の排出を促すことができる場合がある。
また本発明は、
5.に記載の遊技台であって、
前記遊技媒体は、遊技球であってもよい。
なお、前記遊技媒体は、メダルであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
上皿(上皿126、14126、15126、16126、17126、18126、上皿ユニット14126a、15126a、16126a、17126a、18126a)を備え、前記貯留皿は、前記上皿よりも下に設けられた下皿であってもよい。
なお、上皿(上皿126、14126、15126、16126、17126、18126、上皿ユニット14126a、15126a、16126a、17126a、18126a)を備え、前記貯留皿は前記上皿であってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の壁部は、前記第一の壁部の方向へ少なくとも凹んでいるものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、前記第一の壁部の方向と反対の方向へ少なくとも凹んでいるものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、少なくとも曲面を有するものであってもよい。
なお、前記第一の壁部は、少なくとも曲面を有するものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部は、遊技球と接触可能な第一の面(例えば、面703aおよび703bからなる面、面1700aおよび1703bからなる面、面2701aおよび2703bからなる面、面3701aおよび3703bからなる面、面4701aおよび4703bからなる面、面5703aおよび5703bからなる面、面6700aおよび6703bからなる面、面7703aおよび7703bからなる面、面8703aおよび8703bからなる面、面9703aおよび9703bからなる面、面10703aおよび10703bからなる面、面11703aおよび11703bからなる面、面12703aおよび12703bからなる面、面13703aおよび13703bからなる面、面14703aおよび14703bからなる面、面15703aおよび15703bからなる面、面16703aおよび16703bからなる面、面17703aおよび17703bからなる面、面18703aおよび18703bからなる面)を有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、遊技球と接触可能な第二の面(例えば、面700a、1703a、2702a、3702a、4702a、5700a、6703a、7700a、8700a、9700a、10700a、11700a、12700a、13700a、14700a、15700a、16700a、17700a、18700a)を有するものであってもよい。
なお、前記第一の面は、前記第二の面と向かい合う位置に少なくとも設けられた面であってもよい。
なお、前記第一の面は、前記第二の面の方向に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第一の面は、前記第二の面の方向と異なる方向(例えば、第二の面と反対の方向、第二の面と異なる面の方向)に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第一の面は、平面であってもよい。
なお、前記第一の面は、曲面であってもよい。
なお、前記第一の面は、前記貯留皿の底面と異なる面であってもよい。
なお、前記第一の壁部は、遊技球と接触可能な前記第三の面を有するものであってもよい。
なお、前記第二の面は、前記第一の面と向かい合う位置に少なくとも設けられた面であってもよい。
なお、前記第二の面は、前記第一の面の方向に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第二の面は、前記第一の面の方向と異なる方向(例えば、第一の面と反対の方向、第一の面と異なる面の方向)に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第二の面は、平面であってもよい。
なお、前記第二の面は、曲面であってもよい。
なお、前記第二の面は、前記貯留皿の底面と異なる面であってもよい。
なお、前記第三の面は、前記第二の面と向かい合う位置に少なくとも設けられた面であってもよい。
なお、前記第三の面は、前記第二の面の方向に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第三の面は、前記第二の面の方向と異なる方向(例えば、第二の面と反対の方向、第二の面と異なる面の方向)に凸となる曲面を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第三の面は、平面であってもよい。
なお、前記第三の面は、曲面であってもよい。
なお、前記第三の面は、前記貯留皿の底面と異なる面であってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部は、角部(凸部1700c、6700c、14703c、15703c、16703c、17703c、角部7703f、7703g、8703f、8703g、9703f、10703f、11703f、12703f、13703f、18703f、18703g)を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第一の壁部は、第一の角部(角部7703f、8703f、9703f、10703f、11703f、12703f、13703f、18703f)と第二の角部(7703g、8703g、18703g)を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第一の壁部は、複数の角部を有するものであってもよい。
なお、前記第一の壁部は、3以上の角部を有するものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の壁部は、角部(凸部6703c)を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、第一の角部と第二の角部を少なくとも有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、複数の角部を有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、3以上の角部を有するものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
角部は、前記第一の壁部(または前記第二の壁部)における複数の面からなるものであってもよい。
なお、前記角部は、前記第一の壁部(または前記第二の壁部)と隣り合う壁部の面と、前記第一の壁部(または前記第二の壁部)の面からなるものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部と前記第二の壁部は、一体的に構成されたものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部と前記第二の壁部は、別体で構成されたものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置208、セグ、ドット、リール1002)を有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、前記表示手段側に設けられたものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技盤を有するものであってもよい。
なお、前記第二の壁部は、前記遊技盤側に設けられたものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
本体と、前記本体に取り付けられた扉体を備えるものであってもよい。
なお、前記貯留皿は、前記扉体に設けられているものであってもよい。
なお、前記貯留皿は、前記本体に設けられているものであってもよい。
なお、前記上皿は、前記扉体に設けられているものであってもよい。
なお、前記下皿は、前記扉体に設けられているものであってもよい。
なお、前記下皿は、前記本体に設けられているものであってもよい。
また本発明は、
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の壁部における前記第二の壁部の方向へ突出した部分の前側に部品が設けられていてもよい。
なお、前記第一の壁部の一部は、前記部品が前側に設けられていない部分よりも視認困難であってもよい。
なお、前記部品が前側に設けられている領域は、前記貯留皿に貯留されている遊技媒体が、前記部品が前側に設けられていない領域よりも視認困難であってもよい。
なお、前記部品は、装飾手段(例えば発光手段)であってもよい。
なお、前記部品は、操作手段(チャンスボタンなどの演出用の操作手段や貸出ボタン、返却ボタン、ストップボタン、スタートスイッチ(レバーも含む)など)であってもよい。
なお、前記部品は、演出手段(可動手段、表示手段など)であってもよい。
<付記2>
なお、以上説明した本発明は、
1.
扉体(例えば、球貯留皿付扉18108)と、
上皿ユニット(例えば、上皿ユニット18126a)と、
下皿ユニット(例えば、下皿ユニット18128a)と、
演出手段(例えば、チャンスボタン18136および装飾手段18138)と、
を備えた遊技台であって、
前記扉体は、前記演出手段が設けられたものであり、
前記扉体は、前記上皿ユニットが設けられたものであり、
前記扉体は、前記下皿ユニットが設けられたものであり、
前記上皿ユニットは、遊技球を貯留可能な領域(以下、「第一の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
前記下皿ユニットは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球を貯留可能な領域(以下、「第二の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
前記下皿ユニットは、該下皿ユニットの底面と対向する位置に上面があるように構成されており、
前記下皿ユニットの第一の壁(例えば、壁部18703)が、該下皿ユニットの第二の壁(例えば、壁部18700)と向かい合う位置にあるように構成されており、
前記第一の壁は、遊技者側に設けられた壁であり、
前記第二の壁は、排出口(例えば、払出口18705)が設けられた壁であり、
前記排出口とは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球が排出される出口のことであり、
前記排出口から排出された遊技球が前記第二の貯留領域へ貯留される場合があるように構成されており、
前記第一の壁のうちの一部(例えば、面18703c)は、該第一の壁のうちの一部以外の前記第一の壁のうちの他部(例えば、面18703a)よりも、前記第二の壁の側に突出しているように構成され、
前記演出手段は、前記第一の壁のうちの一部の手前側であって、少なくとも前記第一の壁のうちの一部と前記第一の壁のうちの他部との段差位置に設けられており、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第二の貯留領域の一部が該演出手段の後ろに設けられているように構成される、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・貯留皿に特徴を持った遊技台を実現することができる。
・また、演出手段が下皿ユニットの一部をオーバーラップしているので下皿ユニットの一部が見にくくなっているが、演出手段のメンテナンスを行う際に下皿ユニットの見にくくなっている領域も一緒に確認させることができるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
・また、演出手段による演出に注目するついでに下皿ユニットを確認した際に、下皿ユニットの一部が見にくくなっていることにより、遊技者が下皿ユニットに手をいれて確認することを促し、下皿ユニットに残っている遊技球を取り逃すことを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成される、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・排出口が見にくくなっているので、遊技者が排出口に手を入れる等のいたずらを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台であって、
前記下皿ユニットは、第二の排出口(例えば、排出口18706)が設けられたユニットであり、
前記排出口とは、第一の排出口のことであり、
前記第二の排出口とは、前記第二の貯留領域へ排出された遊技球を前記下皿ユニットの外へ排出する出口のことであり、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第二の排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成される、
特徴とする遊技台、としたので、
・演出手段の裏側の領域が見にくくなっていても、第二の排出口が演出手段の裏側にあれば、遊技者から見にくい領域にある遊技球を排出しやすいので、遊技球を取り逃すことを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
4.
1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段が、前記上皿ユニットと前記下皿ユニットに亘って設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の壁が、前記第一の壁の方向に突出しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技盤と、
第二の演出手段を備え、
前記遊技盤は、前記第二の演出手段(例えば、演出装置206、装飾図柄表示装置208、装飾手段18138)が設けられた盤であり、
前記演出手段とは、演出操作手段(例えば、チャンスボタン18136)のことであり、
前記演出操作手段の操作があることにより、前記第二の演出手段によって行われる演出の態様が変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7.
1.乃至6.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記上皿ユニットが前記下皿ユニットと別体で構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
<付記3>
なお、以上説明した本発明は、
1.
貯留皿(例えば、下皿ユニット18128a)と、
演出手段(例えば、チャンスボタン18136および装飾手段18138)と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段が、前記貯留皿の少なくとも一部よりも手前側に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・貯留皿に特徴を持った遊技台を実現することができる。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記貯留皿の第一の壁(例えば、壁部18703)における第一の部位(例えば、面18703a)が、該第一の壁における第二の部位(例えば、面18703c)よりも、手前側に設けられており、
請求項1に記載の「前記演出手段が、前記貯留皿の少なくとも一部よりも手前側に設けられている、」とは、「前記演出手段は、前記第二の部位の手前側であって、少なくとも前記第二の部位と前記第一の部位との段差位置に設けられている、」ことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台であって、
前記貯留皿とは、下皿ユニット(例えば、下皿ユニット18128a)のことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4.
3.に記載の遊技台であって、
上皿ユニット(例えば、上皿ユニット18126a)と、
を備え、
前記上皿ユニットは、遊技球を貯留可能な領域(以下、「第一の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
前記下皿ユニットは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球を貯留可能な領域(以下、「第二の貯留領域」という。)が設けられたユニットである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
4.に記載の遊技台であって、
前記第一の壁が、前記下皿ユニットの第二の壁(例えば、壁部18700)と向かい合う位置にあるように構成されており、
前記第一の壁は、遊技者側に設けられた壁である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
5.に記載の遊技台であって、
前記第二の壁は、排出口(例えば、払出口18705)が設けられた壁であり、
前記排出口とは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球が排出される出口のことであり、
前記排出口から排出された遊技球が前記第二の貯留領域へ貯留される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7.
6.に記載の遊技台であって、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成される、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
8.
6.に記載の遊技台であって、
前記下皿ユニットは、第二の排出口(例えば、排出口18706)が設けられたユニットであり、
前記排出口とは、第一の排出口のことであり、
前記第二の排出口とは、前記第二の貯留領域へ排出された遊技球を前記下皿ユニットの外へ排出する出口のことであり、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第二の排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成される、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
9.
6.乃至8.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段が、前記上皿ユニットと前記下皿ユニットに亘って設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
10.
6.乃至9.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の壁が、前記第一の壁の方向に突出しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
11.
6.乃至10.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技盤と、
第二の演出手段を備え、
前記遊技盤は、前記第二の演出手段が設けられた盤であり、
前記演出手段とは、演出操作手段のことであり、
前記演出操作手段の操作があることにより、前記第二の演出手段によって行われる演出の態様が変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
12.
6.乃至11.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記上皿ユニットが前記下皿ユニットと別体で構成されている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
13.
1.乃至12.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段は、出音手段を含む、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
14.
1.乃至13.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段は、発光手段を含む、
ことを特徴とする遊技台、とした。
<付記4>
なお、以上説明した本発明は、
1.
演出手段(例えば、チャンスボタン18136および装飾手段18138)と、
上皿ユニット(例えば、上皿ユニット18126a)と、
下皿ユニット(例えば、下皿ユニット18128a)と、
を備えた遊技台であって、
前記下皿ユニットの第一の壁(例えば、壁部18703)における第一の部位(例えば、面18703a)が、該第一の壁における第二の部位(例えば、面18703c)よりも、手前側に設けられており、
前記演出手段は、前記第二の部位の手前側であって、少なくとも前記第二の部位と前記第一の部位との段差位置に設けられており、
前記上皿ユニットは、遊技球を貯留可能な領域(以下、「第一の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
前記下皿ユニットは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球を貯留可能な領域(以下、「第二の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
前記第一の壁が、前記下皿ユニットの第二の壁(例えば、壁部18700)と向かい合う位置にあるように構成されており、
前記第一の壁は、遊技者側に設けられた壁であり、
前記第二の壁は、第一の排出口が設けられた壁であり、
前記第一の排出口とは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球が排出される出口のことであり、
前記第一の排出口から排出された遊技球が前記第二の貯留領域へ貯留される場合があるように構成されており、
前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第一の排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成され
前記下皿ユニットは、第二の排出口(例えば、排出口18706)が設けられたユニットであり、
前記第二の排出口とは、前記下皿ユニットに貯留されている遊技球を前記下皿ユニットの外へ排出する出口のことであり、
前記第二の排出口は、前記第二の部位と前記第一の排出口との間に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・貯留皿に特徴を持った遊技台を実現することができる。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
記第二の排出口は、前記演出手段の後方側に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台であって、
前記演出手段が、前記上皿ユニットと前記下皿ユニットに亘って設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4.
1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の壁は、前記第一の壁の方向に突出しない、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技盤と、
第二の演出手段と、
を備え、
前記遊技盤は、前記第二の演出手段が設けられた盤であり、
前記演出手段とは、演出操作手段のことであり、
前記演出操作手段の操作があることにより、前記第二の演出手段によって行われる演出の態様が変化する、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記上皿ユニットが前記下皿ユニットと別体である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7.
1.乃至6.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段は、出音手段を含む、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
8.
1.乃至7.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出手段は、発光手段を含む、
ことを特徴とする遊技台、とした。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明に係る遊技台は、パチンコ機などに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
102 外枠
104 本体
200 遊技盤

Claims (8)

  1. 演出手段と、
    上皿ユニットと、
    下皿ユニットと、
    を備えた遊技台であって、
    前記下皿ユニットの第一の壁における第一の部位が、該第一の壁における第二の部位よりも、手前側に設けられており、
    前記演出手段は、前記第二の部位の手前側であって、少なくとも前記第二の部位と前記第一の部位との段差位置に設けられており、
    前記上皿ユニットは、遊技球を貯留可能な領域(以下、「第一の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
    前記下皿ユニットは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球を貯留可能な領域(以下、「第二の貯留領域」という。)が設けられたユニットであり、
    前記第一の壁が、前記下皿ユニットの第二の壁と向かい合う位置にあるように構成されており、
    前記第一の壁は、遊技者側に設けられた壁であり、
    前記第二の壁は、第一の排出口が設けられた壁であり、
    前記第一の排出口とは、前記第一の貯留領域に貯留しきれない遊技球が排出される出口のことであり、
    前記第一の排出口から排出された遊技球が前記第二の貯留領域へ貯留される場合があるように構成されており、
    前記演出手段によって前記第二の壁の一部がオーバーラップされることにより、前記第一の排出口が該演出手段の後ろに設けられているように構成され
    前記下皿ユニットは、第二の排出口が設けられたユニットであり、
    前記第二の排出口とは、前記下皿ユニットに貯留されている遊技球を前記下皿ユニットの外へ排出する出口のことであり、
    前記第二の排出口は、前記第二の部位と前記第一の排出口との間に設けられている、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    記第二の排出口は、前記演出手段の後方側に設けられている、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2に記載の遊技台であって、
    前記演出手段が、前記上皿ユニットと前記下皿ユニットに亘って設けられている、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第二の壁は、前記第一の壁の方向に突出しない、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    遊技盤と、
    第二の演出手段と、
    を備え、
    前記遊技盤は、前記第二の演出手段が設けられた盤であり、
    前記演出手段とは、演出操作手段のことであり、
    前記演出操作手段の操作があることにより、前記第二の演出手段によって行われる演出の態様が変化する、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記上皿ユニットが前記下皿ユニットと別体である、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記演出手段は、出音手段を含む、
    ことを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記演出手段は、発光手段を含む、
    ことを特徴とする遊技台。
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