JP6546568B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本開示の一局面は、簡素かつ軽量な構成のコネクタを提供することを目的としている。
[1.構成]
図1に示すパイプアセンブリ100は、パイプ1、パイプ2及びコネクタ10を有するアセンブリである。パイプ1及びパイプ2、より詳しくはパイプ1の外面及びパイプ2の端部は、コネクタ10によって、T字状に互いに位置するように連結される。なお、各図には、説明の便宜上、コネクタ10を基準として定まる軸であって互いに直交する3つの軸である、X軸、Y軸及びZ軸が図示されている。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)貫通孔313に挿通されたボルト4の軸部42にナット5が締結されると、一対の対向板部31には、C状端部311のそれぞれが互いに近づく向きの外力が加えられる。これと同時に、間隔保持部32の作用により、I状端部312のそれぞれが互いに離れる向きの外力が加えられる。これにより、C状端部311は、隣り合う2つの溝11に挿入されてパイプ1の外面を挟んだ状態で、パイプ1の外面に圧接する。また、I状端部312は、パイプ2の内面に挿入された状態で、パイプ2の内面に圧接する。このような作用が、Z軸方向から見た形状が概略H字形状の単一の部品であるコネクタ本体3と、ボルト4及びナット5とによって実現される。したがって、簡素かつ軽量な構成のコネクタ10を提供することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
パイプ6及びパイプ7は、パイプ1及びパイプ2と同様、アルミニウム製又はアルミニウム合金製のパイプである。ただし、パイプ6及びパイプ7は、パイプ1及びパイプ2と比較すると、溝及び突条を有しない円筒状のパイプである点が異なる。
一対の対向板部81のそれぞれにおける、X軸に沿って間隔保持部82を挟んだ両側のうちC状端部811の側には、上記実施形態の貫通孔313と同様の貫通孔813が設けられている。また、一対の対向板部81のそれぞれは、上記実施形態のリブ314と同様のリブ814を有する。また、I状端部812の外面は、上記実施形態の当接部316と同様の当接部816を有する。
Claims (16)
- 第1の棒状部材の外面と第2の棒状部材の筒状の端部である筒状端部とを連結するためのコネクタであって、
互いに間隔を空けて対向する対向面を有する一対の対向板部と、
前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における中央部同士の間隔を保つ間隔保持部と、
前記一対の対向板部に外力を加えるための付勢機構と、
を備え、
前記一対の対向板部の両側の端部である第1側端部及び第2側端部のうち、前記第1側端部は、前記第1の棒状部材の外面を挟んだ状態で前記第1の棒状部材の外面に圧接することで前記第1の棒状部材に固定されるように構成され、前記第2側端部は、前記第2の棒状部材の前記筒状端部に挿入された状態で前記第2の棒状部材の内面に圧接することで前記第2の棒状部材に固定されるように構成され、
前記付勢機構は、前記一対の対向板部における前記間隔保持部よりも前記第1側端部寄りの部分を互いに近づける向きの前記外力を、前記一対の対向板部に加えるように構成されており、
前記付勢機構は、ボルトと、前記ボルトと螺合可能なナットと、を有し、
前記一対の対向板部はそれぞれ、前記間隔保持部を挟んだ両側のうち前記第1側端部の側に、前記ボルトの軸部を挿通するための貫通孔を有し、
前記ボルトの頭部及び前記ナットのうち少なくとも一方は、多角形状であって、
前記一対の対向板部は、前記棒状部材に対する前記第2側端部の挿入量を規制しかつ前記ボルトの頭部又は前記ナットの回転を規制するためのリブを有する、コネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタであって、
前記間隔保持部の両側の端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における中央部に接続され、
前記一対の対向板部及び前記間隔保持部は、単一の部品として構成されている、コネクタ。 - 第1の棒状部材の外面と第2の棒状部材の筒状の端部である筒状端部とを連結するためのコネクタであって、
互いに間隔を空けて対向する対向面を有する一対の対向板部と、
前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における第1の方向に沿った中央部同士の間隔を保つ間隔保持部と、
前記一対の対向板部に外力を加えるための付勢機構と、
を備え、
前記一対の対向板部の両側の端部である第1側端部及び第2側端部のうち、前記第1側端部は、前記第1の棒状部材の外面を挟んだ状態で前記第1の棒状部材の外面に圧接することで前記第1の棒状部材に固定されるように構成され、前記第2側端部は、前記第2の棒状部材の前記筒状端部に挿入された状態で前記第2の棒状部材の内面に圧接することで前記第2の棒状部材に固定されるように構成され、
前記付勢機構は、前記一対の対向板部における前記間隔保持部よりも前記第1側端部寄りの部分を互いに近づける向きの前記外力を、前記一対の対向板部に加えるように構成されており、
前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った前記間隔保持部の両側の端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における中央部に接続され、
前記一対の対向板部及び前記間隔保持部は、前記第1の方向及び前記第2の方向のいずれにも直交する第3の方向から見た形状が概略H字形状の単一の部品として構成されている、コネクタ。 - 請求項3に記載のコネクタであって、
前記付勢機構は、ボルトと、前記ボルトと螺合可能なナットと、を有し、
前記一対の対向板部はそれぞれ、前記間隔保持部を挟んだ両側のうち前記第1側端部の側に、前記ボルトの軸部を挿通するための貫通孔を有する、コネクタ。 - 請求項4に記載のコネクタであって、
前記ボルトの頭部及び前記ナットのうち少なくとも一方は、多角形状であって、
前記一対の対向板部は、前記棒状部材に対する前記第2側端部の挿入量を規制しかつ前記ボルトの頭部又は前記ナットの回転を規制するためのリブを有する、コネクタ。 - 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記間隔保持部は板状である、コネクタ。 - 請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記第1側端部、前記第2側端部及び前記間隔保持部における、特定の方向に垂直な断面形状は一定である、コネクタ。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記第1側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの先端が互いに対向するように湾曲した板状であって、
前記第2側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれが互いに間隔を空けて配置された平板状である、コネクタ。 - 円筒状の2つの棒状部材の一方の外面と他方の端部とを連結するためのコネクタであって、
互いに間隔を空けて対向する対向面を有する一対の対向板部と、
前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における第1の方向に沿った中央部同士の間隔を保つ間隔保持部と、
前記一対の対向板部に外力を加えるための付勢機構と、
を備え、
前記棒状部材の外面は、前記棒状部材の中心軸に沿った複数の溝を有し、
前記棒状部材の内面は、前記複数の溝の裏側となる位置に、前記棒状部材の中心軸に沿った複数の突条を有し、
前記第1の方向に沿った前記一対の対向板部の両側の端部である第1側端部及び第2側端部のうち、前記第1側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの先端が互いに対向するように湾曲した板状であって、前記複数の溝に挿入されて前記棒状部材の外面を挟んだ状態で前記棒状部材の外面に圧接することで前記棒状部材に固定されるように構成され、前記第2側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれが互いに間隔を空けて配置された平板状であって、前記棒状部材の端部に挿入された状態で前記複数の突条に圧接することで前記棒状部材に固定されるように構成され、
前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った前記間隔保持部の両側の端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における前記第1の方向に沿った中央部に接続され、
前記間隔保持部は、前記第1の方向及び前記第2の方向のいずれにも直交する第3の方向に沿った交線で前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面と交わる板状であって、
前記一対の対向板部及び前記間隔保持部は、単一の部品として構成され、
前記付勢機構は、前記一対の対向板部における前記間隔保持部よりも前記第1側端部寄りの部分を互いに近づける向きの前記外力を、前記一対の対向板部に加えるように構成されており、
前記付勢機構は、ボルトと、前記ボルトと螺合可能なナットと、を有し、
前記一対の対向板部はそれぞれ、前記間隔保持部を挟んだ両側のうち前記第1側端部の側に、前記ボルトの軸部を挿通するための貫通孔を有し、
前記ボルトの頭部及び前記ナットのうち少なくとも一方は、多角形状であって、
前記一対の対向板部は、前記棒状部材に対する前記第2側端部の挿入量を規制しかつ前記ボルトの頭部又は前記ナットの回転を規制するためのリブを有する、コネクタ。 - 円筒状の2つの棒状部材の一方の外面と他方の端部とを連結するためのコネクタであって、
互いに間隔を空けて対向する対向面を有する一対の対向板部と、
前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における第1の方向に沿った中央部同士の間隔を保つ間隔保持部と、
前記一対の対向板部に外力を加えるための付勢機構と、
を備え、
前記棒状部材の外面は、前記棒状部材の中心軸に沿った複数の溝を有し、
前記棒状部材の内面は、前記複数の溝の裏側となる位置に、前記棒状部材の中心軸に沿った複数の突条を有し、
前記第1の方向に沿った前記一対の対向板部の両側の端部である第1側端部及び第2側端部のうち、前記第1側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの先端が互いに対向するように湾曲した板状であって、前記複数の溝に挿入されて前記棒状部材の外面を挟んだ状態で前記棒状部材の外面に圧接することで前記棒状部材に固定されるように構成され、前記第2側端部は、前記一対の対向板部のそれぞれが互いに間隔を空けて配置された平板状であって、前記棒状部材の端部に挿入された状態で前記複数の突条に圧接することで前記棒状部材に固定されるように構成され、
前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った前記間隔保持部の両側の端部は、前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面における前記第1の方向に沿った中央部に接続され、
前記間隔保持部は、前記第1の方向及び前記第2の方向のいずれにも直交する第3の方向に沿った交線で前記一対の対向板部のそれぞれの前記対向面と交わる板状であって、
前記一対の対向板部及び前記間隔保持部は、前記第3の方向から見た形状が概略H字形状の単一の部品として構成され、
前記付勢機構は、前記一対の対向板部における前記間隔保持部よりも前記第1側端部寄りの部分を互いに近づける向きの前記外力を、前記一対の対向板部に加えるように構成されている、コネクタ。 - 請求項10に記載のコネクタであって、
前記付勢機構は、ボルトと、前記ボルトと螺合可能なナットと、を有し、
前記一対の対向板部はそれぞれ、前記間隔保持部を挟んだ両側のうち前記第1側端部の側に、前記ボルトの軸部を挿通するための貫通孔を有する、コネクタ。 - 請求項11に記載のコネクタであって、
前記ボルトの頭部及び前記ナットのうち少なくとも一方は、多角形状であって、
前記一対の対向板部は、前記棒状部材に対する前記第2側端部の挿入量を規制しかつ前記ボルトの頭部又は前記ナットの回転を規制するためのリブを有する、コネクタ。 - 請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記間隔保持部の板厚は、前記一対の対向板部のそれぞれの板厚よりも薄い、コネクタ。 - 請求項9から請求項13までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記第1側端部、前記第2側端部及び前記間隔保持部における、前記第3の方向に垂直な断面形状は一定である、コネクタ。 - 請求項9から請求項14までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記複数の突条は、前記棒状部材の内面の周方向に沿って等間隔に配置された4つの突条である、コネクタ。 - 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記第1側端部の内面及び前記第2側端部の外面は、凹凸を有する、コネクタ。
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