JP6545599B2 - ダイヤルおよびダイヤル錠 - Google Patents

ダイヤルおよびダイヤル錠 Download PDF

Info

Publication number
JP6545599B2
JP6545599B2 JP2015205659A JP2015205659A JP6545599B2 JP 6545599 B2 JP6545599 B2 JP 6545599B2 JP 2015205659 A JP2015205659 A JP 2015205659A JP 2015205659 A JP2015205659 A JP 2015205659A JP 6545599 B2 JP6545599 B2 JP 6545599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular member
dial
lock
code
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015205659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017078266A (ja
Inventor
健太 中井
健太 中井
Original Assignee
株式会社クローバー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クローバー filed Critical 株式会社クローバー
Priority to JP2015205659A priority Critical patent/JP6545599B2/ja
Priority to TW105100288A priority patent/TWI604118B/zh
Publication of JP2017078266A publication Critical patent/JP2017078266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6545599B2 publication Critical patent/JP6545599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

この発明は、ロッカーの扉などに組み付けられるダイヤル錠に用いられるダイヤルと、そのダイヤルが組み込まれたダイヤル錠とに関する。
従来の典型的なダイヤル錠は、図9に示すように、ダイヤル錠の錠機構が組み込まれた胴体部100に前面プレート101が被せられて構成されている。前面プレート101上には、前記錠機構を施錠、解錠するのに操作される複数個のダイヤル102と、カムプレート103を正逆各方向へ回動するのに操作されるつまみ104とが配置されている。
各ダイヤル102の外周面には複数の符号(図示例の場合、0〜9の10個の数字)が等角度位置に表されており、隣り合う符号間には突条よりなる指懸かり部105が設けられている。つまみ104は、前記錠機構が施錠状態のとき回動操作が規制され、解錠状態のとき回動操作が許容される(例えば、特許文献1参照)。
前記錠機構は、予め決められた解錠符号列を記憶するための記憶機構を備えている。ここで、「解錠符号列」とは、解錠のためのつまみ操作を許容する4個のダイヤル102の符号の並びをいう。例えばロッカー使用者は、ロッカーに荷を出し入れするに際し、ダイヤル操作により解錠符号列を横一列に整列させて錠機構を解錠した後、扉を開くためにつまみ操作を行ってカムプレート103を受け金具106より外す。次に、ロッカーに荷を出し入れした後、扉を閉じるためにつまみ操作を行ってカムプレート103を受け金具106に掛け、その後、ダイヤル操作により解錠符号列を崩して錠機構を施錠する。
前記前面プレート101は、各ダイヤル102が設けられる位置に長方矩形状の窓孔107が形成されている。各ダイヤル102は、窓孔107に3個分の符号が前面プレート101上に突出するように回動操作可能に設けられている。
この種のダイヤル錠には、同図に示す例のように、4個のダイヤル102を横一列に配置した横長タイプの他、4個のダイヤル102を縦一列に配置した縦長タイプがある。縦長タイプのダイヤル錠が例えば貸ロッカーに用いられた場合、各窓孔107に3個の符号が突出した状態で出現するため、隣のロッカー使用者は解錠符号列を盗み見ることが可能である。
上記の問題を解消し得るダイヤルとして、外周面に複数の符号が表された円環状の符号表示板の側面に回動操作のための円板状のダイヤル操作板を一体化した構造のものもある(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のダイヤルは、窓孔の内側に符号表示板の符号が位置し、窓孔からはダイヤル操作板が突出するように配置されるもので、符号は窓孔より突出しないので、隣のロッカー使用者は解錠符号列を盗み見ることができない。
特開2010−163812号公報 特開2000−145216号公報
しかしながら、特許文献2に記載のダイヤルを前記縦長タイプのダイヤル錠に用いたとき、ダイヤル錠の組み付け位置が目の高さより低い場合、ダイヤルを上方から仰ぎ見ることになるため、ダイヤル操作板が視界を遮る結果、ダイヤルの符号が見づらいという問題があり、符号を見るのに腰をかがめるなどの必要がある。
この発明は、上記の問題に着目したなされたもので、ダイヤルを上方から仰ぎ見る場合であっても、符号が見づらいということがなく、符号を見るのに腰をかがめるなどの必要がないダイヤルを提供することを目的とする。
また、この発明が他に目的とするところは、符号を大きく表すことが可能な構成とすることにより、符号が一層見やすいダイヤルを提供することにある。
この発明によるダイヤルは、ダイヤル錠の錠機構を解錠、施錠するためのダイヤルであって、結合される第1、第2の環状部材よりなる。第1の環状部材は外周面に複数の符号が表され、一側面の開口端縁には各符号の表示位置に矩形状の突縁部、隣り合う突縁部間に凹縁部が形成されている。第2の環状部材は、ダイヤル操作板の一側面に第1の環状部材の内面形状に適合する外面形状のボス部が一体形成され、前記ダイヤル操作板の外周には第1の環状部材の前記凹縁部と一致する幅の指懸かり部が複数突設されるとともに、隣り合う指懸かり部間に第1の環状部材の前記突縁部と一致する幅の谷部が形成されている。第1の環状部材の各凹縁部は前記ダイヤル操作板の各指懸かり部に噛み合わせ、第1の環状部材の各突縁部は前記ダイヤル操作板の各谷部に噛み合わせるようにして、第1の環状部材内に第2の環状部材のボス部を嵌合している。
上記した構成のダイヤルでは、第1の環状部材は外周面に複数の符号が表され、第1の環状部材の一側面の開口端縁には各符号の表示位置に矩形状の突縁部を形成し、各突縁部を第2の環状部材のダイヤル操作板の各谷部に噛み合わせるようにしたから、ダイヤルを上方から仰ぎ見る場合であっても、谷部を通して符号が見え、ダイヤル操作板が符号を見づらくするということはない。また、符号が表される第1の環状部材と、ダイヤル操作板を備える第2の環状部材とを別個に製作して結合するので、結合前に第1の環状部材に符号を印刷することができ、しかも、第1の環状部材に符号の印刷に障害となるような突出部分が存在しないので、符号の印刷が容易である。このため、印刷領域を広くとることができ、符号を大きく表すことが可能である。
この発明の好ましい実施態様においては、前記の第1の環状部材の外周面に表される各符号は、前記突縁部にわたって表されている。
この実施態様によると、突縁部にわたって符号が表されているので、符号を一層大きく表すことができ、符号が一層見やすいものとなる。
この発明のさらに好ましい実施態様においては、前記ダイヤル操作板の各指懸かり部は先端に向けて細くなっている。
この実施態様によると、谷部が上拡がりとなるので、ダイヤルを上方から仰ぎ見る場合に、視界が広がり、谷部を通して符号が一層見やすくなる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記の第1の環状部材の内周面と第2の環状部材のボス部の外周面には、前記ボス部を第1の環状部材内へ嵌入することにより抜け止め状態で咬み合う咬合部が設けられている。
この実施態様によると、第1の環状部材内へ第2の環状部材のボス部を嵌入することで第1の環状部材と第2の環状部材とが抜け止め状態で咬み合って一体化されるので、結合作業が容易である。
この発明によるダイヤル錠は、上記したいずれかの態様のダイヤルが前面プレート上に縦一列に複数個配置されたものである。前記前面プレートは、各ダイヤルが配置される位置に窓孔が形成されている。各窓孔は矩形状の窓部と窓部上に長孔部とを有している。各ダイヤルは、前記窓部の内側に第1の環状部材の外周面の符号が位置し、前記長孔部からは第2の環状部材のダイヤル操作板の指懸かり部が突出するように回動自由に設けられている。
この発明によるダイヤル錠においては、複数のダイヤルを上方から仰ぎ見る場合であっても、ダイヤル操作板の谷部を通して符号が見えるので、ダイヤル操作板が符号を見づらくするということがない。
この発明によれば、ダイヤルを上方から仰ぎ見る場合であっても、符号が見づらいということがなく、符号を見るのに腰をかがめる必要がない。また、符号を大きく表すことが可能であり、符号が一層見やすいダイヤルが得られる。
この発明の一実施例であるダイヤル錠の外観を示す斜視図である。 図1のダイヤル錠の外観を示す正面図である。 この発明の一実施例であるダイヤルの外観を示す側面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のダイヤルを分解して示す斜め上方からの斜視図である。 図3のダイヤルを分解して示す斜め下方からの斜視図である。 ダイヤル錠の錠機構に用いられるロックギヤを示す正面図である。 図7のロックギヤの側面図である。 従来のダイヤル錠を示す正面図である。
図1および図2は、この発明のダイヤル4が組み込まれたダイヤル錠1の外観を示している。
図示のダイヤル錠1は、ロッカーの扉などに組み付けられる縦長タイプのダイヤル錠であって、直方体をなす合成樹脂製の胴体部10の中空内部に、図示しないダイヤル錠の錠機構(以下、単に「錠機構」という。)とシリンダ錠30とが組み込まれるとともに、胴体部10の前面の開放部分に合成樹脂製の前面プレート2が嵌め込まれている。
なお、図示のダイヤル錠は、図1および図2に示された向き(縦向き)で扉に組み付けられるもので、前面プレート2の側を前、胴体部10の側を後、円筒状のつまみ3が設けられている側を下、その反対側を上とする。
前面プレート2のつまみ3が配置される位置には、前面プレート2の前面より突出する円筒状の筒壁(図示せず)が一体形成され、つまみ3はこの筒壁上に筒壁を周回ガイドとして回動操作可能に被せられている。前面プレート2の4個のダイヤル4が配置される位置には、前面プレート2の前面よりわずかに盛り上がった帯状の台部21が上下方向に一体形成されている。4個のダイヤル4は前面プレート2の台部21の下方の図示しない作動軸上に正逆各方向に回動自由に支持されている。台部21には4個の窓孔22が上下方向へ等間隔に開設されており、各窓孔22の位置に各ダイヤル4が回動操作可能に配置されている。
胴体部10の内部の4個の窓孔22にわたる位置に前記錠機構が組み込まれている。また、つまみ3が被せられた前記筒壁の内側にシリンダ錠30が組み込まれている。図中、31はシリンダ錠30の内筒32の端面に設けられた鍵の挿入口であり、この挿入口31を備えた内筒32の端面をつまみ3の開口部33に臨ませている。鍵の挿入口31より内筒32内へ鍵(マスターキー)を挿入すると、シリンダ錠30が解錠し、鍵と一体に内筒32を回すと、たとえ錠機構が施錠状態であっても、内筒32と一体にカムプレート11が回動し、扉を開放することが可能である。
解錠符号列は錠機構中の記憶機構12(後述する)に記憶されている。4個のダイヤル4を回動操作して解錠符号列を整列させると、錠機構は解錠状態となり、つまみ3を回動操作してカムプレート11をシリンダ錠30の外筒(図示せず)と一体に回動することができる。カムプレート11は、胴体部10の後面に180度の角度範囲にわたり正逆各方向に回動可能に設けられており、扉が設置される壁面の側に取り付けられた受け金具(図示せず)に係脱する。4個のダイヤル4を回動操作して解錠符号列を崩すと、錠機構は施錠状態となり、つまみ3を回動操作することができなくなる。
前面プレート2に設けられた各窓孔22は、矩形状の窓部23と、窓部23上の直線状の長孔部24とを連続させたものである。窓孔22の窓部23に前面プレート2の内側に位置するダイヤル4に表された符号を臨ませ、また、長孔部24からはダイヤル4に設けられたダイヤル操作板60の指懸かり部61を突出させている。
図3〜図4は、この発明の一実施例であるダイヤル4の構成を示している。図示例のダイヤル4は、合成樹脂製の第1の環状部材5と合成樹脂製の第2の環状部材6とをそれぞれの中心軸c1,c2を一致させて側面同士を結合して一体化したものである。
第1の環状部材5は、外周面の等角度位置に符号として0〜9の10個の数字がそれぞれ表されている。なお、符号は必ずしも数字である必要はなく、アルファベットや記号などであってもよい。第1の環状部材5は一定の幅と一定の厚みを有しており、外周面は複数の符号が一列に等間隔で表される符号表示面50となっている。また、内周面は第2の環状部材5の第1のボス部7と嵌合する嵌合面51となっている。第1の環状部材5の一側面、すなわち、第2の環状部材6が嵌め合わせる側の側面の開口端縁には、各符号の表示位置に合わせて矩形状の突縁部52が一体形成されている。この突縁部52によって符号の表示領域が広げられ、各符号は符号表示面50から突縁部52にかけて大きく表されている。そして、隣り合う突縁部52,52間は矩形状の凹縁部53となっている。
第2の環状部材6は、板状のダイヤル操作板60の一側面に第1のボス部7が、他側面に第2のボス部70が、それぞれ一体に形成されている。第1のボス部7は第1の環状部材5の内面形状に適合する外面形状を有している。第1の環状部材5の内周面と第2の環状部材6の第1のボス部7の外周面には、第1のボス部7を第1の環状部材5内へ嵌合することにより抜け止め状態で咬み合う咬合部8a,8bが設けられている。
この実施例では、第1の環状部材5の内周面の対角位置と第2の環状部材6の第1のボス部7の外周面の対角位置とにそれぞれ咬合部8a,8bを形成しているが、咬合部8a,8bの個数は2個に限らず、3個以上であってもよい。
一方の咬合部8aは、第1の環状部材5の内周面に形成される爪板80により構成され、他方の咬合部8bは、第2の環状部材6の第1のボス部7の外周面に形成される2本の突条ガイド82と、突条ガイド82,82間に設けられる係合穴83とで構成されている。爪板80は径方向に弾性を有し、先端に抜止め用の鉤状部81を内向きに備えている。第1の環状部材5内に第2の環状部材6の第1のボス部7を挿入したとき、爪板80が突条ガイド82,82間に案内されて外方へ弾性変形し、その復元力で爪板80の先端の鉤状部81が係合穴83に係合する。
ダイヤル操作板60の外周には、第1の環状部材5の凹縁部53と一致する幅d1の指懸かり部61が等角度間隔に複数突設されており、隣り合う指懸かり部61,61間には第1の環状部材5の突縁部52と一致する幅d2の谷部62がそれぞれ形成されている。図示例のダイヤル操作板60の指懸かり部61は、指が引っ掛かり易くするために、先端に向けて細くなっているが、指懸かり部61の形状はこれに限られるものではない。
第2の環状部材6の第2のボス部70の外周面には、10個の凹面部71が等角度位置に連続して形成され、隣り合う凹面部71,71間は凸面部72となっている。第2のボス部70の外周面の対角位置に、図3に示すように、合成樹脂製の板バネ部材73,73の頭部73aが当接しており、凹面部71、凸面部72、および板バネ部材73,73によりダイヤルの間欠送り機構が構成されている。板バネ部材73,73の頭部73aが凹面部71に当接した状態のとき、ダイヤル4はその角度を保持して定位する。ダイヤル4を回動させて板バネ部材73の頭部73aが凸面部72に乗り上がると、板バネ部材73は外方へ弾性変形しており、その復元力によってダイヤル4を正逆いずれかの方向へ微小角度変位させる。
第2の環状部材6の第1のボス部7の内周面には、図7及び図8に示すロックギヤ9の外周面に形成された突子列90とともに解錠符号の記憶機構12を構成する溝列74が形成されている。溝列74は符号数に一致する数の嵌合溝75を等角度間隔で一周配置してなる。一方、ロックギヤ9の突子列90はいずれの嵌合溝75とも嵌合可能な嵌合突子91を等角度間隔で符号数だけ一周配置してなる。突子列90と溝列74との噛み合い角度位置、すなわち、ロックギヤ9に対するダイヤル4の嵌合角度位置に応じて解錠符号列を構成する符号を10通り記憶することが可能である。
第1の環状部材5と第2の環状部材6とは中心軸c1,c2を一致させて側面同士が一体に結合されるもので、図3に示されるように、第1の環状部材5の各凹縁部53は第2の環状部材6のダイヤル操作板60の各指懸かり部61に噛み合わせ、第1の環状部材5の各突縁部52は第2の環状部材6のダイヤル操作板60の各谷部62に噛み合わせるようにして、第1の環状部材5内へ第2の環状部材6の第1のボス部7を嵌合している。これによって、第1の環状部材5と第2の環状部材6の側面同士が互いに噛み合わせ状態で一体化される。
なお、図7において、92,93は錠機構を構成する凸子摺動溝であり、解錠符号列が整列しているときは、前記作動軸の軸周面に突設された凸子(図示せず)の位置と凸子摺動溝92,93の位置とが揃い、凸子の凸子摺動溝92,93への進入が可能な状態となる。一方、解錠符号列が整列していないとき、前記作動軸の軸周面に突設された凸子(図示せず)の位置と凸子摺動溝92,93の位置とが位置ずれし、凸子の凸子摺動溝92,93への進入が不能な状態となる。なお、上記の錠機構および記憶機構12は公知であり(例えば特許文献1参照)、ここでは詳細な説明を省略する。
上記した構成のダイヤル4では、第1の環状部材5は外周面の等角度位置に0〜9の10個の符号がそれぞれ表され、第2の環状部材6が嵌め合わされる側の側面の開口端縁には各符号の表示位置に矩形状の突縁部52を形成し、各突縁部52を第2の環状部材6のダイヤル操作板60の各谷部62に噛み合わせているので、ダイヤル4を上方から仰ぎ見る場合であっても、谷部62を通して符号が見え、ダイヤル操作板60が符号を見づらくするということはない。したがって、符号を見るのに腰をかがめるなどの必要はない。さらに、ダイヤル操作板60に形成した指懸かり部61は、先端に向けて細くなっているので、谷部62は上拡がりとなって視界が広がり、谷部62を通して符号が一層見やすくなる。
また、符号が表される第1の環状部材5と、ダイヤル操作板60を備える第2の環状部材6とを別個に製作して結合するので、その結合前に第1の環状部材5に符号を印刷することができ、しかも、第1の環状部材5に符号の印刷に障害となるような突出部分が存在しないので、符号の印刷が容易であり、このため、印刷領域を広くとることができ、符号を大きく表すことが可能である。また、符号は突縁部52にわたって表されているので、符号を一層大きく表すことができ、符号が一層見やすいものとなる。
なお、上記の実施例は、4個のダイヤル4を縦並びに設け、その下方につまみ3を配置した構成のものであるが、この発明は、これに限らず、ダイヤル4の数が異なるもの、さらには、ダイヤル4とつまみ3とが横並びに配列されているものなど、種々の態様のものにも実施することができる。
さらに、上記の実施例では、解錠符号列は固定されており、必要が生じたとき、ロッカー提供者が解錠符号列の変更が可能なように胴体部10の裏側に解錠符号列を変更するための操作部(図示せず)が設けられているが、この発明はこれに限らず、ロッカー使用者において解錠符号列を自由に設定できる構成のダイヤル錠にも適用できる。
1 ダイヤル錠
2 前面プレート
4 ダイヤル
5 第1の環状部材
6 第2の環状部材
7 第1のボス部
8a,8b 咬合部
22 窓孔
23 窓部
24 長孔部
52 突縁部
53 凹縁部
60 ダイヤル操作板
61 指懸かり部
62 谷部

Claims (5)

  1. ダイヤル錠の錠機構を解錠、施錠するためのダイヤルであって、結合される第1、第2の環状部材よりなり、第1の環状部材は外周面に複数の符号が表され、一側面の開口端縁には各符号の表示位置に矩形状の突縁部、隣り合う突縁部間に凹縁部が形成されており、第2の環状部材は、ダイヤル操作板の一側面に第1の環状部材の内面形状に適合する外面形状のボス部が一体形成され、前記ダイヤル操作板の外周には第1の環状部材の前記凹縁部と一致する幅の指懸かり部が複数突設されるとともに、隣り合う指懸かり部間に第1の環状部材の前記突縁部と一致する幅の谷部が形成されており、第1の環状部材の各凹縁部は前記ダイヤル操作板の各指懸かり部に噛み合わせ、第1の環状部材の各突縁部は前記ダイヤル操作板の各谷部に噛み合わせるようにして、第1の環状部材内に第2の環状部材のボス部を嵌合してなるダイヤル。
  2. 前記の第1の環状部材の外周面に表される各符号は、前記突縁部にわたって表されている請求項1に記載のダイヤル。
  3. 前記ダイヤル操作板の各指懸かり部は、先端に向けて細くなっている請求項1に記載のダイヤル。
  4. 前記の第1の環状部材の内周面と第2の環状部材のボス部の外周面には、前記ボス部を第1の環状部材内へ嵌入することにより抜け止め状態で咬み合う咬合部が設けられている請求項1に記載のダイヤル。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のダイヤルが前面プレート上に縦一列に複数個配置されたダイヤル錠であって、前記前面プレートは、各ダイヤルが配置される位置に窓孔が形成され、各窓孔は矩形状の窓部と窓部上に長孔部とを有しており、各ダイヤルは、前記窓部の内側に第1の環状部材の外周面の符号が位置し、前記長孔部からは第2の環状部材のダイヤル操作板の指懸かり部が突出するように回動自由に設けられているダイヤル錠。
JP2015205659A 2015-10-19 2015-10-19 ダイヤルおよびダイヤル錠 Active JP6545599B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015205659A JP6545599B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 ダイヤルおよびダイヤル錠
TW105100288A TWI604118B (zh) 2015-10-19 2016-01-06 撥號環及撥號鎖

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015205659A JP6545599B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 ダイヤルおよびダイヤル錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017078266A JP2017078266A (ja) 2017-04-27
JP6545599B2 true JP6545599B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58665310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015205659A Active JP6545599B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 ダイヤルおよびダイヤル錠

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6545599B2 (ja)
TW (1) TWI604118B (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
TW201715134A (zh) 2017-05-01
JP2017078266A (ja) 2017-04-27
TWI604118B (zh) 2017-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6799446B1 (en) Combination lock changeable in combination
US6209368B1 (en) Combination lock
CN101328774A (zh) 密码锁
GB2390111A (en) Compound locking device
US20140084032A1 (en) Infant basket having hidden latch means
US8584495B2 (en) Exchangeable cylinder lock assembly
TWM550766U (zh) 轉鈕鎖以及包含此轉鈕鎖的鎖盒
JP6545599B2 (ja) ダイヤルおよびダイヤル錠
JP4383420B2 (ja) 符号錠装置
US7694541B2 (en) Padlock having a preloaded locking member
JP4574688B2 (ja) 符号錠装置
JP4145334B2 (ja) 可変コード型シリンダ錠
US6494068B2 (en) Lock core assembly
KR101501416B1 (ko) 히든 다이얼 번호 자물쇠
TWI555902B (zh) Lock and key
JP6584910B2 (ja) ダイヤル錠
CN102116110A (zh) 排片式圆筒锁及其钥匙
JP4727086B2 (ja) ボタン式ラッチ錠
JP4594997B2 (ja) 符号錠装置
JP6555782B2 (ja) 明り取り窓構成部品と明り取り部材
JP2004316140A (ja) シリンダー錠機構
JP6425962B2 (ja) キャビネット用ハンドル錠のキー及びシリンダ錠のキー
JP3992672B2 (ja) 押しボタン錠装置
JP2010163811A (ja) 符号錠装置
JP3272691B2 (ja) コード可変型シリンダー錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6545599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250