JP3992672B2 - 押しボタン錠装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態における押しボタン錠装置の斜視図である。図2、図3は、本発明の実施形態における押しボタン錠装置の分解斜視図である。図4は、本発明のタンブラーと押しボタンを示した分解斜視図である。図5は、本発明のタンブラーを裏側から見た斜視図である。図6は、本発明のタンブラーの横方向からみた模式図である。図7〜図10は、本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。図11は、図1におけるA−A断面図である。図12は、本発明の押しボタン錠装置を用いた郵便受けの斜視図である。
そして、押しボタン錠装置1は、図12に示されるように、郵便受け2の扉90部分に設ける等して使用される。
なお、左右方向(横方向)は、ケース部材8の長手方向であり、押しボタン10が配列している方向でもある。
そして、後述するように、空間35の上側にはタンブラー保持部材15が配置され、下側にはスライド部材13が配置される。さらに、空間35内であって、タンブラー保持部材15とスライド部材13との間にはタンブラー14が配置される。空間35には仕切部39が設けられて、タンブラー14同士の間を仕切部39によって仕切っている。また、図11に示されるように、仕切部39の上側はタンブラー保持部材15と接触して、移動の際にガイドとして機能し、仕切部39の下側はスライド部材13と接触する。したがって、仕切部39は、タンブラー保持部材15及びスライド部材13の移動の際のガイドとして機能する。
そして、図3に示すように、突出部13aの幅は長穴12aの幅より小さい。したがって、突出部13aを長穴12aに挿入した状態では、長穴12aの幅と突出部13aの幅の差の分だけは相対移動が可能であり、これを超えると相対移動ができなくなり、突出部13aの移動によりロック部材12が移動する。
押しボタン挿入部54は表側端部に位置しており、タンブラー挿入穴10bの内径とほぼ同じ長さの幅である。また、押しボタン挿入部54の裏側方向に隣接する位置に保持用凹部53が設けられ、さらに、裏側方向には傾斜部52が設けられている。
棒状部55はばね16が挿入される部分であり、タンブラー14を表側に付勢する。
また、スライド板15bには傾斜部59が設けられている。傾斜部59は、操作部材11の傾斜部11aに接触し、操作部材11の傾斜部11aによって押されることによってスライド板15bが移動する。
まず、ケース本体6に押しボタン10とタンブラー14とを取り付ける。このとき、ばね16をタンブラー14の棒状部55に挿入し、垂直部56をケース本体6のガイド孔37に挿入する。また、タンブラー14の押しボタン挿入部54を押しボタン10のタンブラー挿入穴10bに入れ、押しボタン10をケース本体6の押しボタン用切り欠き36に挿入する。
タンブラー14はこのようにして配置されているので、押しボタン10のタンブラー挿入穴10bとガイド孔37とによってガイドされ、横方向や表裏方向を軸とする回転方向には動きが規制されている。
そして、本発明の実施形態の押しボタン錠装置1では、タンブラー14の第1回転位置は突起51及び垂直部56を上側とした状態であり、(図6(a))タンブラー14の第2回転位置は、突起50を上側とした状態であって、第1回転位置からタンブラー14の対称軸を中心として、180°回転させた位置である(図6(c))。
また、タンブラー保持部材15は、上記したように、保持板15aとスライド板15bとを重ね合わせてケース本体6の上側に配置する。タンブラー保持部材15のスライド板15bの板面と、スライド部材13の板面とが平行となる。このとき、スライド板15bの傾斜部59と操作部材11の傾斜部11aとが当接するようにする。
タンブラー14は、使用状態では、押しボタン10のタンブラー挿入穴10b、ガイド孔37及びガイド孔45によってガイドされて動きが規制されているので、表裏方向にのみ移動が可能である。特に、ガイド孔37及びガイド孔45は、タンブラー14の回転方向の移動も規制している。スライド部材13及びタンブラー保持部材15は、仕切部39と表カバー5との間で挟まれて動きが規制されているので、横方向にのみ移動する。
したがって、スライド部材13及びタンブラー保持部材15の移動方向は、タンブラー14の移動方向に対して垂直である。
具体的には、図2に示されるように、タンブラー保持部材15はばね19によって左側に向かって付勢されている。また、図3に示されるように、ロック部材12はばね60によって左側、すなわち、突出する方向に向かって付勢されている。操作部材11はばね17によって、表側に向かって付勢されている。さらに、図11に示されるように、タンブラー14は、ばね16によって表側に向かって付勢されている。
解錠する場合には、7個の押しボタン10の内、予め設定しておいた番号を押す。そうすると、押しボタン10に対応するタンブラー14がタンブラー保持部材15により保持される。
したがって、設定しておいた番号である解錠のために押す押しボタン10だけを押した場合には、タンブラー14は、図6(b)の状態、または、図6(c)の状態となる。
スライド部材13には、図4に示すように、移動規制突起13cが設けられている。そして、タンブラー14の突起50、51が移動規制突起13cの位置に合うと、スライド部材13の横方向の移動を規制する。そして、いずれかのタンブラー14の突起50、51が移動規制突起13cの位置に合うと、スライド部材13は横方向に移動できない。したがって、押しボタン10の番号が1つでも間違っていると、操作部材11は移動することはなく、解錠できない。
そして、図12に示す状態のように、郵便受け2に用いられている場合には、ロック部材12が退入するので、ロック部材12と受け穴91との係合が解け、扉90を開くことが出来る。
したがって、操作部材11を右方向(ロック部材が退入する方向)に操作すると、ロック部材12が退入しつつ、タンブラー保持部材15によるタンブラー14の保持を解除して、押しボタン10のリセットをし、解錠操作と押しボタン10のリセットを操作を連動させることができる。
以下に示す例は、解錠するために押す番号から押してはいけない番号へ変更する場合について説明するが、その逆も同様な方法によって行う。
そして、垂直部56は外部に露出しているので、垂直部56をつまんで、タンブラー14を表裏方向を軸として回転させることにより、図5(b)及び図6(b)の状態である第1回転位置から、図5(c)及び図6(d)の状態である第2回転位置へと変更することができる。
8 ケース部材
10 押しボタン
11 操作部材
11a 傾斜部
12 ロック部材
13 スライド部材
13c 移動規制突起
14 タンブラー
15 タンブラー保持部材
37 ガイド孔
45 ガイド孔
50、51 突起
Claims (6)
- ケース部材と、前記ケース部材の表面側に出退可能に設けられた複数の押しボタンと、前記押しボタンに対応して設けられ、押しボタンの押動操作により移動する複数のタンブラーと、前記タンブラーの位置によって移動を規制されるスライド部材と、押しボタンを押したときの位置でタンブラーを保持するタンブラー保持部材と、前記スライド部材を外部から操作することができる一個の操作部材と、前記スライド部材の移動によって退入するロック部材とを有し、所定の押しボタンを押すと前記スライド部材が移動可能となって、この状態で操作部材を操作すると、ロック部材が退入してロック解除が可能である押しボタン錠装置であって、
前記一個の操作部材は少なくとも2方向へ操作することができ、操作部材を第1の方向に移動させるとタンブラー保持部によるタンブラーの保持を解除することができ、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させるとロック部材を退入させることができ同時にタンブラー保持部材によるタンブラーの保持が解除されることを特徴とする押しボタン錠装置。 - 前記第1の方向は押しボタンの押動方向に平行であり、前記第2の方向は前記ロック部材の退入方向であることを特徴とする請求項1に記載の押しボタン錠装置。
- 前記スライド部材及びタンブラー保持部材は前記第2の方向に移動可能であり、前記押しボタンの配列は直線状であって、その配列方向は前記第2の方向に平行であることを特徴とする請求項2に記載の押しボタン錠装置。
- 前記スライド部材及びタンブラー保持部材は、前記第2の方向に移動可能であり、前記操作部材には傾斜部が設けられて、前記傾斜部はタンブラー保持部材に接触しており、操作部材を第1の方向及び第2の方向のいずれ方向に操作した場合にも、タンブラー保持部材を第2の方向に押すことができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
- 前記タンブラーには突起が設けられて、スライド部材にはタンブラー側に突出した移動規制突起が設けられ、いずれかのタンブラーの突起の位置が前記移動規制突起の位置に合致するとスライド部材の移動を規制することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
- 前記タンブラーは、第1回転位置と、前記第1回転位置から押しボタンの押動方向を軸として回転した第2回転位置とで使用することができ、第1回転位置では、押しボタンを押さない状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第2回転位置では、押しボタンを押してタンブラー保持部材で保持される状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第1回転位置のタンブラーに対応する押しボタンを押した状態で操作部材を他方の方向に移動させるとロック部材を退入させることができることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
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