JP6544312B2 - 溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被溶接材を溶接する溶接装置に関する。
特許文献1には、アーク溶接を行う溶接装置が開示されている。この溶接装置は、電源部から溶接用の電力が供給される溶接トーチを有している。溶接トーチに電力が供給されると、該溶接トーチと被溶接材との間にアークが発生し、その熱によって被溶接材が溶接される。この溶接装置では、被溶接材の溶接対象に沿って溶接トーチを移動させて溶接を行う。特許文献1に記載の溶接装置には、溶接対象を正確に検出するために、溶接トーチを中心軸として、該溶接トーチの周囲を回転移動するレーザーセンサが設けられている。レーザーセンサは、被溶接材にレーザー光を走査して被溶接材からの反射光を検知することで、溶接対象を検出する。特許文献1に記載の溶接装置では、溶接を行う際に、溶接トーチを中心にレーザー光を回転走査させ、溶接トーチの移動方向前方における溶接対象を検出する。そして、検出した溶接対象に沿って溶接トーチを移動させて溶接を行う。また、この溶接装置では、レーザーセンサによって、溶接トーチの移動方向後方において、被溶接材の溶接状態も検出する。
特開平8‐150476号公報
特許文献1に記載の溶接装置では、溶接を行う溶接トーチとは別に、溶接対象や溶接状態を検出するためのレーザーセンサを備えている。そのため、溶接装置の構成部品が多くなり、溶接装置の小型化やコスト低減を図ることが難しい。
上記課題を解決するための溶接装置は、レーザー光を被溶接材に照射するとともに該レーザー光の照射方向を変更可能な照射部と、前記照射部を移動させる移動部と、前記照射部から照射されたレーザー光の前記被溶接材からの反射光を検知する受光部と、前記照射部及び前記移動部を制御する制御部とを備える溶接装置であって、前記制御部は、前記照射部から照射されるレーザー光の出力を制御する出力制御部と、前記照射部から照射されるレーザー光の照射方向を制御する照射方向制御部と、前記照射部を前記被溶接材の溶接対象に沿って移動させつつ前記照射部から第1出力に設定されたレーザー光を照射することにより、前記被溶接材を溶接する溶接処理を実行する実行部と、前記実行部による前記溶接処理の実行に先立って、前記第1出力よりも弱い第2出力に設定された前記照射部からのレーザー光を前記被溶接材において第1所定方向に走査し、前記受光部によって検知された反射光に基づき前記被溶接材の溶接対象を検出する溶接対象検出部と、前記実行部による前記溶接処理の実行後に、前記第1出力よりも弱い第3出力に設定された前記照射部からのレーザー光を前記被溶接材において第2所定方向に走査し、前記受光部によって検知された反射光に基づき前記被溶接材の溶接状態を検出する溶接状態検出部とを有し、前記実行部は、前記溶接対象検出部によって検出された溶接対象に沿って前記照射部を移動させて前記溶接処理を実行する。
上記構成では、溶接に用いられる照射部を利用して、被溶接材の溶接対象の検出と溶接後の溶接状態の検出とを行う。したがって、上記構成によれば、溶接を行うための装置と、溶接対象や溶接状態を検出するための装置とを分けて溶接装置に具備する必要が無い。そのため、溶接装置の構成の簡素化に貢献でき、ひいては溶接装置の小型化や低コスト化を図ることが可能になる。
溶接装置の一実施形態の構成を示す模式図。 溶接装置の照射部及び受光部の構成を示す模式図。 第1ガルバノミラーを回転させたときの照射方向の変化を示す照射部の模式図。 第2ガルバノミラーを回転させたときの照射方向の変化を示す照射部の模式図。 溶接対象検出部によって制御されるレーザー光の走査態様を示す模式図であって、被溶接材の溶接対象が想定位置にある場合の図。 (a)及び(b)は、被溶接材の溶接対象が想定位置にある場合において、レーザー光を走査したときに受光部が受光する反射光の強度を示すグラフ。 溶接対象検出部によって制御されるレーザー光の走査態様を示す模式図であって、被溶接材の溶接対象が想定位置から平行にずれている場合の図。 (a)及び(b)は、被溶接材の溶接対象が想定位置から平行にずれている場合において、レーザー光を走査したときに受光部が受光する反射光の強度を示すグラフ。 溶接対象検出部によって制御されるレーザー光の走査態様を示す模式図であって、被溶接材の溶接対象が想定位置に対して傾斜してずれている場合の図。 (a)及び(b)は、被溶接材の溶接対象が想定位置に対して傾斜してずれている場合において、レーザー光を走査したときに受光部が受光する反射光の強度を示すグラフ。 レーザー光の走査態様の他の例を示す模式図。 レーザー光の走査態様の他の例を示す模式図。
溶接装置の一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すように、溶接装置は、レーザー光を照射可能な照射部10と、該照射部10に一端が連結されている移動部30とを有している。照射部10は、被溶接材60にレーザー光を照射する。被溶接材60は、例えばアルミニウムからなる金属の板材であって、第1金属板61と第2金属板62とによって構成されている。第1金属板61と第2金属板62とは一部が重なって当接しており、第1金属板61よりも第2金属板62が照射部側(図1の上方)に位置している。図1に示すように、溶接装置では、移動部30によって照射部10を移動させつつ、該照射部10からレーザー光を照射することにより、被溶接材60を溶接する。すなわち、第1金属板61と第2金属板62とを溶接する。なお、このように溶接を行うときの照射部10の移動方向(図1の左右方向)を第1方向とする。
移動部30は、固定部材20に一端が固定された第1アーム31を有している。第1アーム31の他端には、支持孔31Aが形成されている。支持孔31Aには、第1回動軸32が回動可能に支持されている。第1回動軸32は、第1アクチュエータ33によって回動動作が制御される。第1回動軸32には、第2アーム34の一端が連結されている。第1回動軸32と第2アーム34とは互いに固定されている。そのため、第1アクチュエータ33によって第1回動軸32を回動させると、第2アーム34は該第1回動軸32を中心として他端側を揺動させる。これにより、第1アーム31に対して第2アーム34が揺動する。
また、第2アーム34の他端には、挿通孔34Aが形成されている。挿通孔34Aには、第2回動軸35が回動可能に挿通されている。第2回動軸35は、第2アクチュエータ36によって回動動作が制御される。第2回動軸35には、第3アーム37の一端が連結されている。第2回動軸35と第3アーム37とは互いに固定されている。そのため、第2アクチュエータ36によって第2回動軸35を回動させると、第3アーム37は該第2回動軸35を中心として他端側を揺動させる。これにより、第2アーム34に対して第3アーム37が揺動する。第3アーム37の他端には、照射部10が連結されている。移動部30は、第1回動軸32及び第2回動軸35を回動させて、第2アーム34及び第3アーム37を揺動させることにより、照射部10を移動させる。第1アーム31、第1回動軸32、第1アクチュエータ33、第2アーム34、第2回動軸35、第2アクチュエータ36、及び第3アーム37によって移動部30が構成されている。
図2に示すように、照射部10は、箱状のハウジング11を有している。ハウジング11の内部には、光源12が収容されている。光源12は、図2に一点鎖線の矢印で示すように、図2の下方に向かってレーザー光を出力する。ハウジング11の内部には、ビームサンプラ13も収容されている。ビームサンプラ13は、光源12からみてレーザー光の出力方向前方に配置されている。ビームサンプラ13は、ガラスからなり、板状に形成されている。ビームサンプラ13は、レーザー光の光軸に対して所定角度傾斜して配置されている。ビームサンプラ13の光源12側の面には、反射防止膜が形成されている。これにより、ビームサンプラ13は、光源12から出力されたレーザー光を透過させる一方で、光源12とは反対側から入射する光を反射する。
ハウジング11の内部には、第1ガルバノミラー14と第2ガルバノミラー15とが収容されている。第1ガルバノミラー14は、光を反射する第1ミラー14Aと、該第1ミラー14Aに固定された第1回転軸14Bと、該第1回転軸14Bを回転させる第1モータ14Cとを有している。第1ガルバノミラー14は、ビームサンプラ13を透過したレーザー光を第2ガルバノミラー15に向けて反射する。また、第2ガルバノミラー15は、光を反射する第2ミラー15Aと、該第2ミラー15Aに固定された第2回転軸15Bと、該第2回転軸15Bを回転させる第2モータ15Cとを有している。第2ガルバノミラー15は、第1ガルバノミラー14によって反射されたレーザー光を、被溶接材60(図2の下方)に向けて反射する。ハウジング11の下端面には、照射孔11Aが形成されており、第2ガルバノミラー15によって反射されたレーザー光は、照射孔11Aを通じてハウジング11の外部に照射される。このように、光源12から出力されたレーザー光は、図2に一点鎖線の矢印で示すように、ビームサンプラ13を透過して第1ガルバノミラー14に入射する。そして、第1ガルバノミラー14によって反射されたレーザー光は、第2ガルバノミラー15に入射し、第2ガルバノミラー15からハウジング11の外部、すなわち被溶接材60に照射される。
第1ガルバノミラー14では、第1モータ14Cの駆動が制御されることにより、第1回転軸14Bを中心として第1ミラー14Aが回転する。これにより、第1ガルバノミラー14におけるレーザー光の反射角度が変化する。第1ガルバノミラー14は、第1回転軸14Bの軸線が、上記第1方向(図2の左右方向)と直交する第2方向(図2の奥行き方向)に延びている。
図3に示すように、第1ガルバノミラー14の第1回転軸14Bを回転させると、照射部10からのレーザー光の照射方向が被溶接材60に対して上記第1方向に沿って変化する。
また、第2ガルバノミラー15では、第2モータ15Cの駆動が制御されることにより、第2回転軸15Bを中心として第2ミラー15Aが回転する。第2ガルバノミラー15は、第2回転軸15Bの軸線が、平面視において、上記第1方向に延びるように配置されている。
図4に示すように、第2ガルバノミラー15の第2回転軸15Bを回転させると、照射部10からのレーザー光の照射方向が被溶接材60に対して上記第2方向に沿って変化する。照射部10では、このように第1ガルバノミラー14及び第2ガルバノミラー15における光の反射角度を変更することにより、該照射部10からのレーザー光の照射方向が変更可能になっている。照射部10は、ハウジング11、光源12、ビームサンプラ13、第1ガルバノミラー14、及び第2ガルバノミラー15によって構成されている。
図2に示すように、溶接装置は、受光部40も有している。受光部40は、照射部10のハウジング11に固定されたケース41を有している。ケース41の内部とハウジング11の内部とは、ケース41及びハウジング11を貫通して延びている連通孔42を通じて連通している。ケース41の内部には、分光レンズ43が配置されている。分光レンズ43には、ビームサンプラ13から反射された光が入射する。図2に二点鎖線の矢印で示すように、照射部10から照射されたレーザー光は、被溶接材60から反射して、その反射光が照射部10に入射する。照射部10に入射した反射光は、第2ガルバノミラー15、及び第1ガルバノミラー14を介して、ビームサンプラ13に入射する。ビームサンプラ13は、上述したように光源12とは反対側から入射する光を反射するため、被溶接材60からの反射光はビームサンプラ13から分光レンズ43に向けて反射される。分光レンズ43は、入射光の光軸に対して傾いて配置されている。分光レンズ43は、レーザー光と同じ波長範囲の光のみを反射し、それ以外の波長の光は透過させる。そのため、ビームサンプラ13から分光レンズ43に入射した光のうちレーザー光と同じ波長範囲の光は、分光レンズ43によって反射されて第1検知部44に入射する。また、ケース41には、反射レンズ45も収容されている。反射レンズ45には、分光レンズ43を透過した光が入射する。反射レンズ45は、入射した光を反射して、第2検知部46に入射させる。第1検知部44及び第2検知部46では、入射した光の強度が検知される。受光部40は、ケース41、分光レンズ43、反射レンズ45、第1検知部44、及び第2検知部46によって構成されている。
溶接装置には、制御部50も設けられている。制御部50には、第1検知部44及び第2検知部46の出力信号が入力される。制御部50には、移動制御部51、出力制御部52、照射方向制御部53、実行部54、溶接対象検出部55、及び溶接状態検出部56が設けられている。
移動制御部51は、移動部30の第1アクチュエータ33及び第2アクチュエータ36の駆動を制御する。出力制御部52は、照射部10の光源12を制御して、照射部10から照射されるレーザー光の出力を制御する。照射方向制御部53は、照射部10における第1ガルバノミラー14の第1モータ14C、及び第2ガルバノミラー15の第2モータ15Cの駆動を制御して、照射部10から照射されるレーザー光の照射方向を制御する。
実行部54は、被溶接材60の溶接対象を溶接する溶接処理を実行する。溶接処理では、移動制御部51を制御して、照射部10を被溶接材60の溶接対象に沿って移動させつつ、照射部10を制御して照射部10から溶接対象にレーザー光を照射する。また、実行部54は、出力制御部52を制御して、溶接処理におけるレーザー光の出力を被溶接材60を溶接可能な第1出力となるように制御する。
溶接対象検出部55は、実行部54による溶接処理の実行に先立って、被溶接材60の溶接対象を検出する。溶接対象検出部55は、出力制御部52を制御して、照射部10から照射されるレーザー光の出力を第2出力に設定する。第2出力は、被溶接材60を溶接しない出力である。そのため、第2出力は、溶接処理において設定される第1出力よりも弱い。そして、溶接対象検出部55は、第2出力のレーザー光を被溶接材60において上記第2方向に走査させる。なお、この第2方向が「第1所定方向」に相当する。図1に示すように、第1金属板61と第2金属板62とは、それらの一部が重なっており、第2金属板62の側面が第1金属板61の表面に対して立設することで段差が形成されている。この段差を形成している第2金属板62の側面は、溶接対象であるエッジ部62Aを構成している。照射部10からレーザー光が走査されると、第2金属板62のエッジ部62Aにおいて光が反射し、照射部10に入射する反射光の光量が多くなる。これにより、受光部40によって検知される光の強度が強くなる。このように、溶接対象検出部55は、レーザー光を走査させたときに受光部40によって検知された反射光に基づいて被溶接材60の溶接対象を検出する。
図2に示す溶接状態検出部56は、実行部54による溶接処理の実行後に、被溶接材60の溶接状態を検出する。溶接状態検出部56は、出力制御部52を制御して、照射部10から照射されるレーザー光の出力を第3出力に設定する。第3出力は、被溶接材60を溶接しない出力である。そのため、第3出力は、溶接処理において設定される第1出力よりも弱い。なお、第3出力は、溶接対象検出部55によって設定される上記第2出力と同じ出力であってもよいし、異なる出力であってもよい。そして、溶接状態検出部56は、第3出力のレーザー光を被溶接材60において上記第2方向に走査させる。なお、この第2方向が「第2所定方向」に相当する。溶接処理が行われると、溶接対象には溶接ビードが形成される。レーザー光を溶接ビードに照射したときの反射光に基づけばビード形状の良否を判定することができる。そのため、溶接状態検出部56は、レーザー光を走査させたときに受光部40によって検知された反射光に基づいてビード形状の良否を判定し、被溶接材60の溶接状態を検出する。
次に、溶接装置によって被溶接材60を溶接する際の一連の流れについて説明する。
溶接装置では、溶接処理を実行する際に、移動部30を制御して照射部10を予め設定された初期位置に配置するとともに、照射方向制御部53を制御して第1ガルバノミラー14及び第2ガルバノミラー15の反射角度をそれぞれ初期角度に設定する。この初期位置及び初期角度は、第1金属板61と第2金属板62とを所定の位置に配置して互いに重ねて当接した際に、第2金属板62のエッジ部62Aが配置される想定位置に合わせて設定されており、予め制御装置に記憶されている。また、制御装置には、溶接処理の実行時に照射部10を移動させる際の初期軌道が予め記憶されている。このため、エッジ部62Aの位置が想定位置と同じになっていれば、照射部10を初期位置に設定して初期軌道で移動させつつレーザー光を照射することにより、溶接対象であるエッジ部62Aを溶接することができる。
しかし、第1金属板61と第2金属板62とを配置する際には、第2金属板62の寸法公差などにより、エッジ部62Aの位置が上記想定位置からずれることもある。そのため、本実施形態では、図5に示すように、所定の単位領域毎に区切って被溶接材60の溶接対象に溶接処理を実行するとともに、各単位領域での溶接処理の実行に先立って、該単位領域における溶接対象の位置を検出するようにしている。そして、溶接処理の実行時には、検出された溶接対象に沿って照射部10を移動させるように上記初期起動を補正する。
各単位領域における溶接処理に係る一連の処理の流れについて説明する。
溶接装置ではまず、溶接処理を実行する前に、溶接対象検出部55が、照射部10から被溶接材60に対して第2方向に沿って上記第2出力にて2回レーザー光を走査させる。
図5に示すように、二点鎖線の矢印で示す1回目のレーザー光の走査位置と、一点鎖線で示す2回目のレーザー光の走査位置とは、第1方向(図5の左右方向)に離間している。すなわち、一回目のレーザー光の走査位置と2回目のレーザー光の走査位置とは、溶接処理の実行時における照射部10の移動方向において離間している。また、図5にドットで示すように、各走査におけるレーザー光の走査開始点は、第2方向(図5の上下方向)において同じ位置になるように予め設定されている。そして、走査開始点から所定の速度で所定時間レーザー光を走査させる。この所定時間は、レーザー光がエッジ部62Aを通過するように余裕を持って設定されている。レーザー光がエッジ部62Aに照射されると、エッジ部62Aにおいてレーザー光が反射し、エッジ部62A以外の平面部分にレーザー光が照射されている場合に比して、受光部40によって検出される反射光の強度が強くなる。
図6(a)及び(b)に示すように、受光部40では、2回のレーザー光の走査において、それぞれ反射光の強度が検知される。反射光の強度が最大となるタイミングt0は、レーザー光がエッジ部62Aに照射されたタイミングに相当する。溶接対象検出部55は、レーザー光の走査を開始してからタイミングt0までの時間と、レーザー光の走査速度とに基づいて、走査開始点からエッジ部62Aまでの距離を算出する。なお、図6に示す例では、仮にエッジ部62Aが想定位置にあると仮定したときに反射光の強度が最大となるタイミングtkと、上述したタイミングt0とが同じである。そのため、エッジ部62Aの位置は、上述した想定位置からずれていないと判断できる。この場合には、上記初期軌道に沿って移動させることにより照射部10を溶接対象に沿って移動させることができる。なお、上記タイミングtkは、予め実験やシミュレーションによって求めることができる。こうして溶接対象検出部55がこの単位領域における溶接対象を検出すると、実行部54は、今回の単位領域において検出された溶接対象に沿って、例えば図5の左から右へ照射部10を移動させつつ該照射部10から第1出力に設定されたレーザー光を照射することにより被溶接材60を溶接する。
また、図7に示すように、実線で示す溶接対象が、破線で示す想定位置から平行にずれる場合もある。この場合であっても、図7に示すようにレーザー光を2回走査することで溶接対象を検出することができる。なお、1回目の走査を二点鎖線の矢印で示し、2回目の走査を一点鎖線の矢印で示している。
図8(a)に示すように、この場合には、1回目のレーザー光の走査において反射光の強度が最大となるタイミングt1が、上述したタイミングtkよりも遅くなる。また、図8(b)に示すように、2回目のレーザー光の走査においても反射光の強度が最大となるタイミングt2が、上述したタイミングtkよりも遅くなる。なお、タイミングt1とタイミングt2とはほぼ同じタイミングである。タイミングtkとタイミングt1との差Δta(=t1−tk)、すなわち、タイミングtkとタイミングt2との差Δtb(=t2−tk)は、想定位置からのエッジ部62Aのずれの影響を反映している。そのため、この差Δta及び差Δtbと、レーザー光の走査速度とに基づけば、想定位置からエッジ部62Aがどの程度ずれているのかを検出することができる。こうして溶接対象検出部55がこの単位領域における溶接対象を検出すると、実行部54は、想定位置からのずれに応じて初期軌道を補正する。すなわち、図7に示すように、差Δta,Δtbに相当する距離L1分だけ走査開始点から離間する側に初期軌道を補正する。その後、実行部54は、補正後の初期軌道に沿って、例えば図7の左から右へ照射部10を移動させることにより、照射部10を溶接対象に沿って移動させる。そして、照射部10を移動しつつ該照射部10から第1出力に設定されたレーザー光を照射することにより被溶接材60を溶接する。
また、図9に示すように、実線で示す溶接対象が、破線で示す想定位置に対して傾斜してずれる場合もある。この場合であっても、図9に示すようにレーザー光を2回走査することで溶接対象を検出することができる。なお、1回目の走査を二点鎖線の矢印で示し、2回目の走査を一点鎖線の矢印で示している。
図10(a)に示すように、1回目のレーザー光の走査においては、反射光の強度が最大となるタイミングt3が、上述したタイミングtkよりも早くなる。一方で、図10(b)に示すように、2回目のレーザー光の走査においては、反射光の強度が最大となるタイミングt4が、上述したタイミングtkよりも遅くなる。タイミングtkとタイミングt3との差Δtc(=tk−t3)、及びタイミングtkとタイミングt4との差Δtd(=t4−tk)は、想定位置からのエッジ部62Aのずれの影響を反映している。そのため、この差Δtc及び差Δtdと、レーザー光の走査速度とに基づけば、想定位置に対してエッジ部62Aがどのようにずれているのかを検出することができる。こうして溶接対象検出部55がこの単位領域における溶接対象を検出すると、実行部54は、想定位置からのずれに応じて初期軌道を補正する。すなわち、図9に示すように、1回目のレーザー光の走査位置では、差Δtcに相当する距離L2分だけ走査開始点側にずれるように初期起動を補正し、2回目のレーザー光の走査位置では、差Δtdに相当する距離L3分だけ走査開始点から離間する側にずれるように初期起動を補正する。これにより、補正後の初期起動は、想定位置に対して傾斜することになる。そして、この補正後の初期軌道に沿って移動させることで照射部10を溶接対象に沿って移動させる。実行部54は、照射部10を移動させつつ該照射部10から第1出力に設定されたレーザー光を照射することにより被溶接材60を溶接する。
溶接装置は、単位領域において溶接処理を終了すると、次に溶接状態検出部56によって、被溶接材60に対して第2方向に沿って上記第3出力にてレーザー光を1回走査させる。そして、このときに受光部40によって検知された反射光に基づき被溶接材60の溶接状態を検出する。なお、溶接状態を検出する際には、例えば、溶接が良好に行われたときの溶接ビードの形状を予め実験などによって求め、この形状に対して所定の許容幅を持たせた適正形状を予め記憶する。そして、反射光に基づいて検出された溶接ビードの形状が、上記適正形状の範囲内であるか否かに基づいてビード形状の良否を判定し、溶接状態を検出する。
こうして溶接状態を検出すると、次の単位領域における溶接に移行する。以降は、単位領域毎に溶接対象の検出、溶接処理の実行、溶接状態の検出を同様に繰り返し、溶接対象全体を溶接する。
次に本実施形態にかかる溶接装置の作用効果について説明する。
本実施形態では、溶接に用いられる照射部10を利用して、被溶接材60の溶接対象の検出と溶接後の溶接状態の検出とを行う。そのため、溶接を行うための装置と、溶接対象や溶接状態を検出するための装置とを分けて溶接装置に具備する必要が無い。そのため、溶接装置の構成の簡素化に貢献でき、ひいては溶接装置の小型化や低コスト化を図ることが可能になる。
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・照射部10の構成は上記実施形態のものに限られない。例えば、ハウジング11、光源12、ビームサンプラ13、第1ガルバノミラー14、及び第2ガルバノミラー15に加えてまたは代えて、他の部材を備えていてもよい。すなわち、照射部10は、光源12をハウジング11の外部に配置し、光源12から出力されたレーザー光をハウジング11の内部に導出する光ファイバを備えるものであってもよい。こうした構成であっても、レーザー光を被溶接材60に照射するとともに該レーザー光の照射方向を変更可能な照射部10を構成することができる。
・照射部10に集光レンズを備える構成を採用してもよい。この構成では、集光レンズの焦点の位置を被溶接材60の溶接対象に合わせて設定することにより、光源から出力されたレーザー光を集光して溶接を行う。この構成では、出力制御部52は、集光レンズの位置などを可変制御することによって焦点の位置を変更し、集光径を変化させることで照射部10から被溶接材60に照射されるレーザー光のエネルギー密度を制御することも可能である。
・移動部30の構成は上記実施形態のものに限られない。例えば、第1アーム31、第1回動軸32、第1アクチュエータ33、第2アーム34、第2回動軸35、第2アクチュエータ36、及び第3アーム37に加えてまたは代えて、他の部材を備えていてもよい。すなわち、第3アーム37の他端に、照射部10を直接連結するのではなく、第3回動軸を介して第4アームを連結し、該第4アームに照射部10を連結する構成を採用してもよい。このようにアームの数は適宜変更が可能である。また、移動部30は、第1アーム31の一端を固定部材20ではなく、可動部材に固定するようにしてもよい。こうした構成であっても、照射部10を移動させる機能は担保できる。
・受光部40の構成は上記実施形態のものに限られない。例えば、ケース41、分光レンズ43、第1検知部44、反射レンズ45、及び第2検知部46に加えてまたは代えて、他の部材を備えていてもよい。すなわち、分光レンズ43及び第1検知部44を省略し、ビームサンプラ13によって反射された光を全て反射レンズ45を介して第2検知部46に入射させるようにしてもよい。また、分光レンズ43及び反射レンズ45を省略し、これらに代えて、ビームサンプラ13からの入射光を複数の波長毎に分光するプリズムを配置することも可能である。こうした構成では、それぞれ分光された光に対応する検知部を備えてもよい。
・溶接対象検出部55において、レーザー光を走査する回数は、2回に限られない。例えば、3回以上であってもよい。また、レーザー光の走査は、直線状に限られない。
例えば、図11に二点鎖線で示すように、レーザー光を回転走査するようにしてもよい。この構成では、図11に一点鎖線の矢印で示すように、走査開始点から走査終了点に向かって第1方向に沿って延びる方向にレーザー光が走査される。この矢印で示す方向が「第1所定方向」に相当する。こうしてレーザー光を回転走査させた場合にも、上記実施形態と同様に、レーザー光が溶接対象に照射されたときに受光部40によって検知される反射光強度が強くなる。回転走査させることによって短時間に複数回溶接対象が検出されるため、受光部40によって検知される反射光にノイズが多くなり、検出が安定しないこともある。そのため、溶接対象検出部55では、受光部40によって検出した検出信号に対して例えばフーリエ変換などの周波数解析を実行し、周波数成分を取り出す。これにより、ノイズの影響を取り除いた反射光の検出信号を算出することができる。溶接対象検出部55には、溶接対象が想定位置にあるときに同様にレーザー光を回転走査したときの反射光の検出信号が予め実験などによって求められて想定信号として記憶されている。この想定信号と算出した検出信号とのずれに基づけば、溶接対象の想定位置からのずれを算出することが可能である。なお、こうしてフーリエ変換を行った場合には、フーリエ変換後の虚数成分に着目することで、溶接対象が想定位置からずれている方向を判定することができる。したがって、こうしてレーザー光を回転走査させることによって、溶接対象を検出することは可能である。
また、図12に二点鎖線で示すように、レーザー光を折れ線状に走査するようにしてもよい。この構成では、図12に一点鎖線の矢印で示すように、走査開始点から走査終了点に向かって第1方向に沿って延びる方向にレーザー光が走査される。この矢印で示す方向が「第1所定方向」に相当する。この構成でも上記と同様に、受光部40によって検出した検出信号に対して周波数解析を実行し、周波数成分を取り出す。これにより、ノイズの影響を取り除いた反射光の検出信号を算出することができる。溶接対象が想定位置にあるときに同様にレーザー光を折れ線状に走査したときの想定信号を予め記憶しておき、この想定信号と算出した検出信号とのずれに基づいて、溶接対象の想定位置からのずれを算出する。
これらの構成においても、検出された溶接対象に基づいて初期軌道を補正することにより、実行部54は、照射部を溶接対象に沿って第1方向に移動させて溶接処理を実行することができる。
・溶接状態検出部56において、レーザー光を走査する回数は、1回に限られない。例えば、2回以上であってもよい。また、溶接状態検出部56では、例えば、溶接対象と交差するようにレーザー光を走査してもよいし、溶接対象に沿って該溶接対象をなぞるようにレーザー光を走査してもよい。
・溶接対象検出部55が制御するレーザー光の走査方向と、溶接状態検出部56が制御するレーザー光の走査方向とを、それぞれ第2方向とする構成を例示したが、これらの走査方向を第2方向以外にしてもよい。また、溶接対象検出部55が制御するレーザー光の走査方向と、溶接状態検出部56が制御するレーザー光の走査方向とは互いに異なっていてもよい。すなわち、第1所定方向と第2所定方向とは異なる方向であってもよい。
・実行部54は、予め設定された初期軌道に対して補正を行うことで、溶接処理時に溶接対象に沿って照射部10を移動させるようにした。しかし、照射部10を溶接対象に沿って移動させる構成はこの構成に限られない。例えば、走査開始点からエッジ部62Aまでの距離に基づいて単位領域毎に移動軌道を算出し、この移動軌道に沿って照射部10を移動させる。こうした構成であっても、溶接対象に沿って照射部10を移動させることは可能である。
・溶接装置では、被溶接材60へのレーザー光の照射によりプラズマが発生する。上記実施形態において、受光部40においてレーザー光の反射光としてこのプラズマを検知し、溶接処理の実行中における溶接の安定性を確認することも可能である。また、溶接対象検出部55では、受光部40においてプラズマを検知することで溶接対象を検出してもよい。また、溶接状態検出部56では、受光部40においてプラズマを検知することで溶接状態を検出してもよい。
・溶接装置の被溶接材60として、第1金属板61及び第2金属板62を重ねた重ね継手を採用し、第2金属板62のエッジ部62Aを溶接対象として隅肉溶接を行う構成を例示したが、被溶接材は適宜変更が可能である。例えば、T字継手の隅肉溶接や、T字継手及び突合わせ継手の突合わせ溶接を行う溶接装置にも上記実施形態と同様の構成を適用可能である。また、反射光の強度が最大になる点を溶接対象として検出していたが、反射光の強度が最小となる点や、特定の値を閾値とすることにより、溶接対象を検出することも可能である。
10…照射部、11…ハウジング、11A…照射孔、12…光源、13…ビームサンプラ、14…第1ガルバノミラー、14A…第1ミラー、14B…第1回転軸、14C…第1モータ、15…第2ガルバノミラー、15A…第2ミラー、15B…第2回転軸、15C…第2モータ、20…固定部材、30…移動部、31…第1アーム、31A…支持孔、32…第1回動軸、33…第1アクチュエータ、34…第2アーム、34A…挿通孔、35…第2回動軸、36…第2アクチュエータ、37…第3アーム、40…受光部、41…ケース、42…連通孔、43…分光レンズ、44…第1検知部、45…反射レンズ、46…第2検知部、50…制御部、51…移動制御部、52…出力制御部、53…照射方向制御部、54…実行部、55…溶接対象検出部、56…溶接状態検出部、60…被溶接材、61…第1金属板、62…第2金属板、62A…エッジ部。

Claims (1)

  1. レーザー光を被溶接材に照射するとともに該レーザー光の照射方向を変更可能な照射部と、
    前記照射部を移動させる移動部と、
    前記照射部から照射されたレーザー光の前記被溶接材からの反射光を検知する受光部と、
    前記照射部及び前記移動部を制御する制御部と
    を備える溶接装置であって、
    前記制御部は、
    前記照射部から照射されるレーザー光の出力を制御する出力制御部と、
    前記照射部から照射されるレーザー光の照射方向を制御する照射方向制御部と、
    前記照射部を前記被溶接材の溶接対象に沿って移動させつつ前記照射部から第1出力に設定されたレーザー光を照射することにより、前記被溶接材を溶接する溶接処理を実行する実行部と、
    前記実行部による前記溶接処理の実行に先立って、前記第1出力よりも弱い第2出力に設定された前記照射部からのレーザー光を前記被溶接材において第1所定方向に走査し、前記受光部によって検知された反射光に基づき前記被溶接材の溶接対象を検出する溶接対象検出部と、
    前記実行部による前記溶接処理の実行後に、前記第1出力よりも弱い第3出力に設定された前記照射部からのレーザー光を前記被溶接材において第2所定方向に走査し、前記受光部によって検知された反射光に基づき前記被溶接材の溶接状態を検出する溶接状態検出部とを有し、
    前記実行部は、前記溶接対象検出部によって検出された溶接対象に沿って前記照射部を移動させて前記溶接処理を実行する溶接装置。
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